JPH04210089A - ロックミシンの糸通し装置 - Google Patents
ロックミシンの糸通し装置Info
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- JPH04210089A JPH04210089A JP2407401A JP40740190A JPH04210089A JP H04210089 A JPH04210089 A JP H04210089A JP 2407401 A JP2407401 A JP 2407401A JP 40740190 A JP40740190 A JP 40740190A JP H04210089 A JPH04210089 A JP H04210089A
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- JP
- Japan
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- thread
- looper
- pushing protrusion
- lower looper
- eye hole
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims description 19
- 230000037431 insertion Effects 0.000 abstract 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 abstract 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B87/00—Needle- or looper- threading devices
- D05B87/02—Needle- or looper- threading devices with mechanical means for moving thread through needle or looper eye
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B57/00—Loop takers, e.g. loopers
- D05B57/30—Driving-gear for loop takers
- D05B57/34—Driving-gear for loop takers in overedge-stitch sewing machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、ルーパーの目孔内に糸
を通すロックミシンの糸通し装置に関する。 [0002] 【従来の技術】ロックミシンにおいては、ルーパーとし
て例えば下ルーパーが針棒に同期して揺動可能に設けら
れている。この下ルーパーの目孔に糸を通す場合、従来
においては、ビンセットを用いて手作業で行っていた。 [0003]
を通すロックミシンの糸通し装置に関する。 [0002] 【従来の技術】ロックミシンにおいては、ルーパーとし
て例えば下ルーパーが針棒に同期して揺動可能に設けら
れている。この下ルーパーの目孔に糸を通す場合、従来
においては、ビンセットを用いて手作業で行っていた。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、下ルーパーの周辺に他の部品が配置されて
込み入っていると共に、ビンセットを操作して行うので
、かなり熟練を要する作業となり、慣れない人にとって
は糸通しをミスすることが多いという問題点があった。 特に、下ルーバーに通す糸は、太い糸や伸縮性を有する
糸等の特殊な糸を用いることが多いので、糸通しを行う
ことがかなり困難であった。 [0004]これを解消する構成として、特公昭61−
18473号公報に記載された糸通し装置が供されてい
る。この装置は、複雑なリンク機構を有しているため、
ミシン本体のベツド部内に配設することがかなり困難で
あると共に製造コストが高くなり、製品化することがき
わめて難しいという欠点があった。 [0005]そこで、本発明の目的は、ルーパーの目孔
内に糸を確実に且つ容易に通すことができ、しかも簡単
な構成にて実現できるロックミシンの糸通し装置を提供
するにある。 [0006]
来構成では、下ルーパーの周辺に他の部品が配置されて
込み入っていると共に、ビンセットを操作して行うので
、かなり熟練を要する作業となり、慣れない人にとって
は糸通しをミスすることが多いという問題点があった。 特に、下ルーバーに通す糸は、太い糸や伸縮性を有する
糸等の特殊な糸を用いることが多いので、糸通しを行う
ことがかなり困難であった。 [0004]これを解消する構成として、特公昭61−
18473号公報に記載された糸通し装置が供されてい
る。この装置は、複雑なリンク機構を有しているため、
ミシン本体のベツド部内に配設することがかなり困難で
あると共に製造コストが高くなり、製品化することがき
わめて難しいという欠点があった。 [0005]そこで、本発明の目的は、ルーパーの目孔
内に糸を確実に且つ容易に通すことができ、しかも簡単
な構成にて実現できるロックミシンの糸通し装置を提供
するにある。 [0006]
【課題を解決するための手段】本発明のロックミシンの
糸通し装置は、上下動可能に設けられ縫針が取付けられ
た針棒及びこの針棒に同期して揺動可能なルーパーを備
えたロックミシンにおいて、前記ルーパーに対して変位
可能に設けられ前記ルーパーに当接する位置決め部を有
する支持部材を備えると共に、この支持部材に変位可能
に設けられ前記支持部材の位置決め部が前記ルーパーに
当接した状態で前記ルーパーの目孔内に進入及び前記目
孔内から後退する糸通し用の糸押し突片を備え、そして
、前記支持部材に設けられ前記糸押し突片により前記ル
ーパーの目孔内に押し込まれた糸を把持する把持部を備
えたところに特徴を有する。 [0007]
糸通し装置は、上下動可能に設けられ縫針が取付けられ
た針棒及びこの針棒に同期して揺動可能なルーパーを備
えたロックミシンにおいて、前記ルーパーに対して変位
可能に設けられ前記ルーパーに当接する位置決め部を有
する支持部材を備えると共に、この支持部材に変位可能
に設けられ前記支持部材の位置決め部が前記ルーパーに
当接した状態で前記ルーパーの目孔内に進入及び前記目
孔内から後退する糸通し用の糸押し突片を備え、そして
、前記支持部材に設けられ前記糸押し突片により前記ル
ーパーの目孔内に押し込まれた糸を把持する把持部を備
えたところに特徴を有する。 [0007]
【作用】上記手段によれば、ルーパーの目孔に糸を通す
場合、支持部材を変位させてその位置決め部をルーパー
に当接させ、この当接状態で糸通し用の糸押し突片を変
位させることにより、該糸押し突片をルーパーの目孔内
に進入させる。このとき、糸押し突片により糸がルーパ
ーの目孔内に押し込まれて通されると共に、押し込まれ
た糸が支持部材の把持部に把持される。この後、糸押し
突片を目孔内から後退させると共に、支持部材を元の位
置に復帰させると、糸通しが完了する。従って、支持部
材をルーパーに当接させ且つ糸押し突片を目孔内に進入
させるだけで、ルーパーの目孔内への糸通しが可能にな
るから、ビンセットを用いる従来に比べて、糸通しを容
易に実行できる。この場合、支持部材を変位可能に設け
ると共に、支持部材に糸押し突片及び把持部を設けるだ
けの簡単な構成であるから、製造コストも安くできる。 [0008]
場合、支持部材を変位させてその位置決め部をルーパー
に当接させ、この当接状態で糸通し用の糸押し突片を変
位させることにより、該糸押し突片をルーパーの目孔内
に進入させる。このとき、糸押し突片により糸がルーパ
ーの目孔内に押し込まれて通されると共に、押し込まれ
た糸が支持部材の把持部に把持される。この後、糸押し
突片を目孔内から後退させると共に、支持部材を元の位
置に復帰させると、糸通しが完了する。従って、支持部
材をルーパーに当接させ且つ糸押し突片を目孔内に進入
させるだけで、ルーパーの目孔内への糸通しが可能にな
るから、ビンセットを用いる従来に比べて、糸通しを容
易に実行できる。この場合、支持部材を変位可能に設け
ると共に、支持部材に糸押し突片及び把持部を設けるだ
けの簡単な構成であるから、製造コストも安くできる。 [0008]
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。 [0009]まず第2図において、ミシン本体1は、ベ
ツド部2及びこのベツド部2の右方部から立上がって左
方に延びるアーム部3から構成されている。アーム部3
の左方部には、針棒4が上下動可能に設けられており、
この針棒4の下端部に2本の縫針5及び6が取付けられ
ている。針棒4は、図示しないミシンモータにより上軸
、クランク機構等(いずれも図示しない)を介して上下
方向に駆動される。 [00101また、ベツド部2内には、下ルーパ−7が
左右方向に揺動可能に設けられている。この下ルーパ−
7は、ミシンモータにより駆動機構8を介して上記針棒
4と同期して揺動駆動され、針糸の捕捉運動を行うよう
に構成されている。また、図示しない上ルーパーが上記
下ルーパ−7と同期して揺動可能に設けられており、こ
の上ルーパーにより下ルーパー糸の捕捉運動が行われる
ようになっている。 [0011]さて、ベツド部2のうち下ルーパ−7の右
方部位には、取付板9がねじ10によりねじ止めされて
いる。この取付板9の上部には、図1にも示すように、
長孔9aが左右方向に指向して形成されている。上記取
付板9には、支持部材であるスライド部材11が左右方
向に移動可能に設けられている。この場合、スライド部
材11には、図3にも示すように、ねじ12が取付板9
の長孔9aを貫通した状態で固定されている。ねじ12
と取付板9との間には、押さえ板ばね13が介装されて
いる。 [0012] ここで、図3に示すように、スライド部
材11の左端前部には、摘み部11aが設けられている
。 また、スライド部材11の左端後部には、下ルーパー案
内板14が取付けられている。上記スライド部材11の
左端後部のうち下ルーパー案内板14の前側部位には、
破線で示す形状の凹部からなる位置決め部11bが形成
されている。この位置決め部11b内には、図4に示す
ように、下ルーパ−7の先端部7aが嵌合して当接する
ようになっている。 [0013]一方、スライド部材11の左端前側には。 図2及び図3に示すように、溝11cが左右方向に延び
るように形成されている。この溝11c内に板ばね製の
回動部材15が配置されており、この回動部材15は右
端部がスライド部材11に固着されている。これにより
、回動部材15は、右端部を支点として前後方向に回動
可能になっている。回動部材15の後面左端部には、糸
通し用の糸押し突片16が後方に向けて突設されている
。この糸押し突片16は、回動部材15が後方に回動さ
れたとき、スライド部材11の溝11cの左端部に形成
された貫通孔lidを通って後方に突出されるようにな
っている。糸押し突片16の先端部には、糸を押したと
きに糸が外れないようにするために円弧状の凹部が形成
されている。上記回動部材15の前面左方部には、操作
部15aが突設されている。ここで、スライド部材11
の左端後部のうち貫通孔lidの上下部位には、糸案内
溝lieが上下方向に指向して形成されている。また、
下ルーパー案内板14のうち上記糸押し突片16に対応
する部位には、図5に示すように、把持部17が設けら
れている。この把持部17は、後方に突出された2枚の
突片17a及び17bからなり、これら突片17a及び
17bの先端部間に糸を挟んで把持するようになってい
る。 [0014]また、図6に示すように、針棒4に固定さ
れた針棒抱き18には、指針19が取付けられている。 そして、アーム部3の前面部のうち針棒4に対応する部
位には、窓部3aが設けられており、この窓部3aを通
して上記指針19を認識することができる。この指針1
9の位置を確認することにより、針棒4の位置ひいては
針棒4に同期して動く下ルーパ−7の位置を確認するこ
とができる。窓部3aの上部縁部には、下ルーパ−7に
糸を通すことができる位置の範囲を示す目盛り3bが設
けられている。 [0015]尚、図1に示すように、下ルーパ−7の駆
動機構8には、下ルーパ−7に通された糸を下ルーパ−
7に沿って案内するための糸案内部材20が取付けられ
ている。この糸案内部材20には、糸掛は用の操作部材
21が左右方向にスライド可能に設けられている。 [0016]次に、上記構成の作用を説明する。下ルー
パ−7の目孔7bに糸を通す場合、まず、図示しないプ
ーリを回すことにより、下ルーパ−7を最も右へ揺動さ
せた位置(縫針4.5の上死点にほぼ対応した位置)へ
位置させる(図1参照)。この場合、図6に示す指針1
9を目盛り3bに合わせるようにする。そして、スライ
ド部材11の摘み部11aを操作して該スライド部材1
1を図3に示す位置から左方へ移動させ、図4に示すよ
うに、位置決め部11bを下ルーパ−7の先端部7aに
当接させる。これと共に、図1にも示すように、糸22
を下方から操作部材21の左端を介して支持部材の糸案
内溝11e内に収容し、更に上方へ導出しておく。 [0017]この状態で、図4に示すように、回動部材
15の操作部15aを押して該回動部材15を2点鎖線
で示すように後方へ回動させると、糸押し突片16が下
ルーパ−7の目孔7a内に進入すると共に把持部17の
突片17a、17b間に挟まれるようになる。このとき
同時に、糸22が糸押し突片16により押し出されて下
ルーパ−7の目孔7a内に進入すると共に把持部17の
突片17a、17b間に挟まれる。この後、回動部材1
5の操作部15aを押すのをやめると、回動部材15が
自身のばね力により前方へ回動して元の位置へ復帰する
。これにより、糸押し突片16が下ルーパ−7の目孔7
a内から後退する。このとき、糸22は、把持部17に
把持されたままとなる。そして、スライド部材11を右
方へ移動させて元の位置へ復帰させると、糸22が把持
部17に把持されたまま右方へ引き出される。これによ
り、糸通しが完了する。この後、操作部材21を左方へ
移動させて、図2に示すように、糸22を糸案内部材2
0に掛ける。 [0018]このような構成の本実施例によれば、スラ
イド部材11を下ルーパ−7に当接させ且つ糸押し突片
16を目孔7a内に進入させるだけで、下ルーパ−7の
目孔7b内への糸通しが可能になるから、ビンセットを
用いる従来に比べて、糸通しを容易に実行できる。この
場合、スライド部材11を変位可能に設けると共に、ス
ライド部材11に糸押し突片16及び把持部17を設け
るだけの簡単な構成であるから、その製造も容易でコス
トも安くできる。 [0019]また、スライド部材11の位置決め部11
bを下ルーパ−7の先端部7aに当接させる場合、下ル
ーパ−7を最も右へ揺動させた位置即ち下ルーパ−7が
その位置の前後でほとんど水平に左右揺動する位置にお
いて行うようにしたので、位置決め部11bと下ルーパ
−7とが当接可能な範囲即ち糸通しが可能な範囲が広く
なり、下ルーパ−7の位置を設定する操作が簡単になる
。更に、上記下ルーパ−7の位置は、プーリを回転させ
たときに下ルーパ−7の揺動量が最も少なくなる位置で
あるので、プーリの回転角度の設定範囲が広くなり、下
ルーパ−7の位置設定操作がより一層簡単になる。 [00201尚、上記実施例では、スライド部材11を
元の位置に復帰させる・場合1手繰作するように構成し
たが、これに代えて、図示しないばね等によりスライド
部材を右方に向けて付勢するように構成しても良い。 [00211
しながら説明する。 [0009]まず第2図において、ミシン本体1は、ベ
ツド部2及びこのベツド部2の右方部から立上がって左
方に延びるアーム部3から構成されている。アーム部3
の左方部には、針棒4が上下動可能に設けられており、
この針棒4の下端部に2本の縫針5及び6が取付けられ
ている。針棒4は、図示しないミシンモータにより上軸
、クランク機構等(いずれも図示しない)を介して上下
方向に駆動される。 [00101また、ベツド部2内には、下ルーパ−7が
左右方向に揺動可能に設けられている。この下ルーパ−
7は、ミシンモータにより駆動機構8を介して上記針棒
4と同期して揺動駆動され、針糸の捕捉運動を行うよう
に構成されている。また、図示しない上ルーパーが上記
下ルーパ−7と同期して揺動可能に設けられており、こ
の上ルーパーにより下ルーパー糸の捕捉運動が行われる
ようになっている。 [0011]さて、ベツド部2のうち下ルーパ−7の右
方部位には、取付板9がねじ10によりねじ止めされて
いる。この取付板9の上部には、図1にも示すように、
長孔9aが左右方向に指向して形成されている。上記取
付板9には、支持部材であるスライド部材11が左右方
向に移動可能に設けられている。この場合、スライド部
材11には、図3にも示すように、ねじ12が取付板9
の長孔9aを貫通した状態で固定されている。ねじ12
と取付板9との間には、押さえ板ばね13が介装されて
いる。 [0012] ここで、図3に示すように、スライド部
材11の左端前部には、摘み部11aが設けられている
。 また、スライド部材11の左端後部には、下ルーパー案
内板14が取付けられている。上記スライド部材11の
左端後部のうち下ルーパー案内板14の前側部位には、
破線で示す形状の凹部からなる位置決め部11bが形成
されている。この位置決め部11b内には、図4に示す
ように、下ルーパ−7の先端部7aが嵌合して当接する
ようになっている。 [0013]一方、スライド部材11の左端前側には。 図2及び図3に示すように、溝11cが左右方向に延び
るように形成されている。この溝11c内に板ばね製の
回動部材15が配置されており、この回動部材15は右
端部がスライド部材11に固着されている。これにより
、回動部材15は、右端部を支点として前後方向に回動
可能になっている。回動部材15の後面左端部には、糸
通し用の糸押し突片16が後方に向けて突設されている
。この糸押し突片16は、回動部材15が後方に回動さ
れたとき、スライド部材11の溝11cの左端部に形成
された貫通孔lidを通って後方に突出されるようにな
っている。糸押し突片16の先端部には、糸を押したと
きに糸が外れないようにするために円弧状の凹部が形成
されている。上記回動部材15の前面左方部には、操作
部15aが突設されている。ここで、スライド部材11
の左端後部のうち貫通孔lidの上下部位には、糸案内
溝lieが上下方向に指向して形成されている。また、
下ルーパー案内板14のうち上記糸押し突片16に対応
する部位には、図5に示すように、把持部17が設けら
れている。この把持部17は、後方に突出された2枚の
突片17a及び17bからなり、これら突片17a及び
17bの先端部間に糸を挟んで把持するようになってい
る。 [0014]また、図6に示すように、針棒4に固定さ
れた針棒抱き18には、指針19が取付けられている。 そして、アーム部3の前面部のうち針棒4に対応する部
位には、窓部3aが設けられており、この窓部3aを通
して上記指針19を認識することができる。この指針1
9の位置を確認することにより、針棒4の位置ひいては
針棒4に同期して動く下ルーパ−7の位置を確認するこ
とができる。窓部3aの上部縁部には、下ルーパ−7に
糸を通すことができる位置の範囲を示す目盛り3bが設
けられている。 [0015]尚、図1に示すように、下ルーパ−7の駆
動機構8には、下ルーパ−7に通された糸を下ルーパ−
7に沿って案内するための糸案内部材20が取付けられ
ている。この糸案内部材20には、糸掛は用の操作部材
21が左右方向にスライド可能に設けられている。 [0016]次に、上記構成の作用を説明する。下ルー
パ−7の目孔7bに糸を通す場合、まず、図示しないプ
ーリを回すことにより、下ルーパ−7を最も右へ揺動さ
せた位置(縫針4.5の上死点にほぼ対応した位置)へ
位置させる(図1参照)。この場合、図6に示す指針1
9を目盛り3bに合わせるようにする。そして、スライ
ド部材11の摘み部11aを操作して該スライド部材1
1を図3に示す位置から左方へ移動させ、図4に示すよ
うに、位置決め部11bを下ルーパ−7の先端部7aに
当接させる。これと共に、図1にも示すように、糸22
を下方から操作部材21の左端を介して支持部材の糸案
内溝11e内に収容し、更に上方へ導出しておく。 [0017]この状態で、図4に示すように、回動部材
15の操作部15aを押して該回動部材15を2点鎖線
で示すように後方へ回動させると、糸押し突片16が下
ルーパ−7の目孔7a内に進入すると共に把持部17の
突片17a、17b間に挟まれるようになる。このとき
同時に、糸22が糸押し突片16により押し出されて下
ルーパ−7の目孔7a内に進入すると共に把持部17の
突片17a、17b間に挟まれる。この後、回動部材1
5の操作部15aを押すのをやめると、回動部材15が
自身のばね力により前方へ回動して元の位置へ復帰する
。これにより、糸押し突片16が下ルーパ−7の目孔7
a内から後退する。このとき、糸22は、把持部17に
把持されたままとなる。そして、スライド部材11を右
方へ移動させて元の位置へ復帰させると、糸22が把持
部17に把持されたまま右方へ引き出される。これによ
り、糸通しが完了する。この後、操作部材21を左方へ
移動させて、図2に示すように、糸22を糸案内部材2
0に掛ける。 [0018]このような構成の本実施例によれば、スラ
イド部材11を下ルーパ−7に当接させ且つ糸押し突片
16を目孔7a内に進入させるだけで、下ルーパ−7の
目孔7b内への糸通しが可能になるから、ビンセットを
用いる従来に比べて、糸通しを容易に実行できる。この
場合、スライド部材11を変位可能に設けると共に、ス
ライド部材11に糸押し突片16及び把持部17を設け
るだけの簡単な構成であるから、その製造も容易でコス
トも安くできる。 [0019]また、スライド部材11の位置決め部11
bを下ルーパ−7の先端部7aに当接させる場合、下ル
ーパ−7を最も右へ揺動させた位置即ち下ルーパ−7が
その位置の前後でほとんど水平に左右揺動する位置にお
いて行うようにしたので、位置決め部11bと下ルーパ
−7とが当接可能な範囲即ち糸通しが可能な範囲が広く
なり、下ルーパ−7の位置を設定する操作が簡単になる
。更に、上記下ルーパ−7の位置は、プーリを回転させ
たときに下ルーパ−7の揺動量が最も少なくなる位置で
あるので、プーリの回転角度の設定範囲が広くなり、下
ルーパ−7の位置設定操作がより一層簡単になる。 [00201尚、上記実施例では、スライド部材11を
元の位置に復帰させる・場合1手繰作するように構成し
たが、これに代えて、図示しないばね等によりスライド
部材を右方に向けて付勢するように構成しても良い。 [00211
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなように
、ルーパーに対して変位可能に設けられルーパーに当接
する位置決め部を有する支持部材を備えると共に、この
支持部材に変位可能に設けられ支持部材の位置決め部が
ルーパーに当接した状態でルーパーの目孔内に進入及び
目孔内から後退する糸通し用の糸押し突片を備え、そし
て、支持部材に設けられ糸押し突片によりルーパーの目
孔内に押し込まれた糸を把持する把持部を備える構成と
したので、ルーパーの目孔内に糸を確実に且つ容易に通
すことができ、また、これを簡単な構成にて実現するこ
とができるという優れた効果を奏する。
、ルーパーに対して変位可能に設けられルーパーに当接
する位置決め部を有する支持部材を備えると共に、この
支持部材に変位可能に設けられ支持部材の位置決め部が
ルーパーに当接した状態でルーパーの目孔内に進入及び
目孔内から後退する糸通し用の糸押し突片を備え、そし
て、支持部材に設けられ糸押し突片によりルーパーの目
孔内に押し込まれた糸を把持する把持部を備える構成と
したので、ルーパーの目孔内に糸を確実に且つ容易に通
すことができ、また、これを簡単な構成にて実現するこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す正面図
【図2】糸を通
した状態を示す正面図
した状態を示す正面図
【図3】下ルーパー及びスライド部材等の上面図
【図4
】下ルーパーにスライド部材が当接した状態を示す上面
図
】下ルーパーにスライド部材が当接した状態を示す上面
図
【図5】把持部の斜視図
【図6】アーム部の正面図
1はミシン本体、3はアーム部、4は針棒、5は縫針、
6は縫針、7は下ルーパ−,11はスライド部材(支持
部材)、llbは位置決め部、16は糸押し突片、17
は把持部、22は糸を示す。
6は縫針、7は下ルーパ−,11はスライド部材(支持
部材)、llbは位置決め部、16は糸押し突片、17
は把持部、22は糸を示す。
【図2】
Claims (1)
- 【請求項1】上下動可能に設けられ縫針が取付けられた
針棒及びこの針棒に同期して揺動可能なルーパーを備え
たロックミシンにおいて、前記ルーパーに対して変位可
能に設けられ前記ルーパーに当接する位置決め部を有す
る支持部材と、この支持部材に変位可能に設けられ前記
支持部材の位置決め部が前記ルーパーに当接した状態で
前記ルーパーの目孔内に進入及び前記目孔内から後退す
る糸通し用の糸押し突片と、前記支持部材に設けられ前
記糸押し突片により前記ルーパーの目孔内に押し込まれ
た糸を把持する把持部とを備えたことを特徴とするロッ
クミシンの糸通し装置。
Priority Applications (3)
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JP2407401A JPH04210089A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | ロックミシンの糸通し装置 |
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JP2407401A JPH04210089A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | ロックミシンの糸通し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04210089A true JPH04210089A (ja) | 1992-07-31 |
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Family Applications (1)
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JP2407401A Pending JPH04210089A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | ロックミシンの糸通し装置 |
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- 1991-11-15 US US07/793,026 patent/US5168821A/en not_active Expired - Lifetime
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US5168821A (en) | 1992-12-08 |
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