JPS63240895A

JPS63240895A - ル−パ装置

Info

Publication number: JPS63240895A
Application number: JP7694487A
Authority: JP
Inventors: 北沢　増夫; 守人大下
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd
Current assignee: Aisin Corp
Priority date: 1987-03-30
Filing date: 1987-03-30
Publication date: 1988-10-06
Anticipated expiration: 2009-06-15
Also published as: JPH0644958B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明はオーバロックミシンに関し、詳しくは、そのル
ーパ装置に係るものである。

（従来の技術）従来、この種の装置として、実開昭６１−７１９６４号
公報に記載された第６図に示す技術が知られる。図にお
いて、２Ｉは駆動部、２２は図示せぬ縫針の上下往復運
動と同期して揺動する揺動部材、２３は回動レバーであ
る。この回動レバー２３は、前記揺動部材２２に対し回
動可能で、その自由端部には、目孔２４を持つルーパ２
５が固着されている。而して、２６及び２７は夫々糸案
内を示す。

通常、ルーパ機構はミシン機枠に形成された、開閉体で
被覆されており、ルーパへの糸通し手順操作（糸案内２
６，２７、目孔２４に挿通）は非常に厄介であった。従
って、前記回動レバー２３を回動させることにより、前
記ルーパ２５（目孔２４）を開口を通して露出する仮線
水位置２５゜（２４’）へ移動させていた。

（発明が解決しようとする問題点〉しかし、上記技術においては、回動レバーを回動して糸
通しを行う際、便宜上、開閉体の開口した両側、即ち、
二方向部から糸の挿通操作が行われていた。この事は手
間を要すと共に、ルーパの糸案内は開閉体の近傍に位置
するため、操作しにくく大変厄介であった。

また、加えて、ルーパに下糸を挿通するに当り、不用意
に、針に上糸が通された状態下で行うと、針糸のループ
を引掛けたまま、ルーパ目孔に下糸が通されることにな
る恐れがあった。

本発明では、開閉体の開口の片側で筒便／容易に糸通し
操作をなし得べく計ることを、その技術的課題とするも
のである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）上記課題を解決するため、本発明に於いて講じた技術的
手段は、駆動軸に固着した、針の上下運動と同期して揺
動するルーパ台に、第１と第２の糸案内部材を固定し、
前記ルーパ台には、目孔と、ルーパ糸案内溝とを有する
ルーパを、所定角度範囲内で回動可能に取付けた、こと
である。

（作用）ルーパを回動操作すると、該ルーパは第２の糸案内部材
側へ移動する。

そして、ルーパの目礼が前記第２位と案内部材の糸案内
孔に合致する。

この合致した両孔は、前記第１糸案内部材の案内孔をも
含めて、すべてが開口部の片方側に偏倚し露呈せしめら
れる。

（実施例）第１〜５図に基づき本発明の実施例について説明する。

図において、１は駆動軸で、ルーパ台２ゐ（ネジ３によ
り固着される。前記ルーパ台２には、糸案内孔４ａ、５
ａを持つ第１と第２の糸案内部材４及び５の夫々が、ネ
ジ６及び７により固定される。

８はルーパで、目孔９及び糸案内溝１０を有し、カギ孔
１１、長孔１２部分にてガイドピン１３゜１４を介し、
前記ルーパ台２に回動可能に取付けられる。

面シて、１５はバネ部材で、前記ルーパ台２とルーパ８
との間に張架され、この両者間の作動位置を保持する。

また、前記第２の糸案内部材５の糸案内孔５ａは、裁縫
状態時には第１図示のようにルーパ８の糸案内溝１０の
左端部に在る。

次いで、本実施例の作用について述べる。

ルーパへの糸通しに当っては、先ずルーパ８を第１図の
位置から、第３図示位置へ押し下げると、ガイドピン１
３及び１４は、カギ孔１１及び長孔１２の上方へ移動す
る（第４図）。

そこで、ルーパ８をＡ矢示方向へ付勢すると、該ルーパ
８はガイドピン１４を中心に回動し、第５図に示す如く
、ガイドピン１３に副うカギ孔１１のカーブにより、図
示位置に回動変位する。そして、この回動の停止位置（
ガイドピン１３がカギ孔１１のカーブ端面に当接した時
）において、図にみられるようにルーパ８の目孔９が前
記第２の糸案内部材５の糸案内孔５Ａに合致するもので
ある。そして前記第１の糸案内部材４の糸案内孔４ａを
も併せて、合致した第２の糸案内孔５ａ及びルーパの目
孔９のすべてが、機枠開口部の一方側に偏倚され露出状
態となる。

〔発明の効果〕

本発明ルーパ装置では次のような効果をあげ得る。即ち
、（１）糸案内部材の糸案内孔とルーパの目孔とを合致さ
せることができるので、従来側々に両孔に通していた糸
通しが１回で行え、作業手間が短縮できる。

（２）すべての糸道が開口部の片側に露出するため、見
やすくて操作が楽にでき糸が掛は易い。

（３）針に糸を通してからルーパの糸通しを行っても、
針糸ループをルーパが引っかける恐れがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ルーパ装置裁縫状態時の正面図、第２図
は第１図の左側面図で、第３図は右側固視一部断面図、
第４及び５図は糸通し時の作動説明図ならびに第６図は
従来技術の説明図である。１・・・駆動軸、２・・・ルーパ台。４．５・・・糸案内部材。４ａ、５ａ・・・糸案内孔、８・・・ルーパ。９・・・目孔、１０・・・糸案内溝。１１・・・カギ孔。１３．１４・　・・ガイドビン。１５・・・バネ部材。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）針の上下往復運動と同期して揺動するルーパ装置
において、ルーパ台には、第１と第２の糸案内部材が固着されると
共に、目孔と糸案内溝を備えたルーパが所定角度範囲内
で回動を可能に装着され、該ルーパの目礼はその回動終
端位置において前記第２の糸案内部材の糸案内孔と合致
するルーパ装置。
（２）特許請求の範囲第１項記載のルーパの回動終端位
置における目孔は、ルーパ台に固着された第１と第２糸
案内部材夫々の糸案内孔を含め、そのいずれもが機枠開
口部の一方側に偏倚露出せしめられるルーパ装置。