JPS6118473A - アルミニウム部材への光輝性メタリツク塗料の塗装方法 - Google Patents

アルミニウム部材への光輝性メタリツク塗料の塗装方法

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JPS6118473A
JPS6118473A JP13855484A JP13855484A JPS6118473A JP S6118473 A JPS6118473 A JP S6118473A JP 13855484 A JP13855484 A JP 13855484A JP 13855484 A JP13855484 A JP 13855484A JP S6118473 A JPS6118473 A JP S6118473A
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JP
Japan
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coating
paint
clear
metallic
coating film
Prior art date
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Pending
Application number
JP13855484A
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English (en)
Inventor
Katsuichi Yuusai
友斉 勝一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アルミニウム部材に光輝性メタリック塗料を
塗装するに適した塗装方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、アルミニウム材料からなる自動車部品、例えばデ
ィスクホイールにおいては、ファツション性の向上と防
錆性の向上を図ることを目的として光輝感の高いメタリ
ック塗料を塗装することが行われている。その際には第
2図の断面図に示すような塗装方法が採られている。
すなわち、アルミニウム材料から作られたディスクホイ
ール51の表面に付着する油、指紋等を脱脂剤を利用し
て除去した後、これを水洗する。
次に、その表面にリン酸ジルコニウム塩系の化成処理剤
によって化成皮膜52を形成し、水洗・乾燥の後、その
表面に高濃度なアルミニウム顔料を含存する光輝性メタ
リック塗料を塗装してメタリック塗i!53を形成する
。その後、メタリック塗11iJ53を加熱、硬化させ
、その表面にクリヤー塗料を塗装してクリヤー塗膜54
を形成し、そのクリヤー塗膜54を加熱・硬化させてい
る。
しかしながら、このような光輝性メタリック塗料の塗装
方法においては、光輝感を強調させるために、メタリッ
ク塗料中のアルミニウム顔料の濃度を12PHH以上に
高くすると、ディスクホイールを形成しているアルミニ
ウム材料が早期に浸食され、その表面に白錆が発生しや
すくなり、外観を低下させる不具合がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の不具合を解消するためになされたもの
で、その目的はアルミニウム部材とメタリック塗膜の間
にクリヤー塗膜を形成することにより、防錆性を向上さ
せることができるアルミニウム部材への光輝性メタリッ
ク塗料の塗装方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
上記の目的を達成するために、本発明に係るアルミニウ
ム部材への光輝性メタリック塗料の塗装方法の構成は、
アルミニウムの表面に光輝性メタリンク塗料を塗装する
にあたり、前記アルミニウムの表面を化成処理した後、
下地塗装としてクリヤー塗料を塗装し、その表面に高濃
度なアルミニウム顔料を含むメタリック塗料をウェット
・オン・ウェットで塗装して加熱・硬化させた後、さら
に、その表面にクリヤー塗料を塗装して加熱・硬化させ
るようにしたものである。
すなわち、第1図の断面図に示すように、1はアルミニ
ウムからなる板材であって、この板材1を、その表面に
付着する油脂、指紋、塵埃等をアルカリ系脱脂剤を利用
して除去した後、これを水洗する。水洗後の板材】の表
面には多くの水滴が付着しているので、これを清浄な空
気または熱風を吹き付けて除去する。その後、リン酸ジ
ルコニウム系の化成処理剤を利用して化成処理皮膜2が
形成される。
次に、その表面に、下地塗装としてアミノ樹脂等を硬化
成分とする熱硬化性アクリル樹脂からなるクリヤー塗料
が塗装され、10μmないし30μmの範囲でクリヤー
塗膜3が形成される。その際の塗装手段としては、エア
スプレー塗装装置、エアレス塗装装置、静電塗装装置等
を適宜利用することができる。
クリヤー塗膜3が形成された板材1は、クリヤー塗膜3
が加熱・硬化されることなく、ウェット・オン・ウェッ
トの状態で、その表面にメタ肝ツク塗料が塗装される。
すなわち、メクリ・ツク塗料は微細な高濃度のアルミ顔
料を、アミノ樹脂等を硬化成分とする熱硬化性アクリル
樹脂に12な0し15PHHの範囲で配合されたもので
あり、このメタリック塗料を従来から一般に利用されて
し)る塗装装置、例えばエアスプレー塗装装置、エアレ
ス塗装装置、静電塗装装置によって、10μmないし3
0μmの範囲でメタリ・ツク塗膜4が形成される。
メタリック塗膜4が形成された板材1は、3分ないし1
0分の範囲でセ・ノテイングされた後、120℃ないし
160℃の範囲に維持された乾燥炉内で20分ないし6
0分の間加熱され、クリヤー塗膜3とメタリック塗膜4
が同時に焼付・硬イヒされる。
つづいて、クリヤー塗膜3とメタリック塗膜4が形成さ
れた板材1は、上塗り塗装としてアミノ樹脂等を硬化成
分とする熱硬化性アクリル樹脂からなるクリヤー塗料が
塗装され、10μmなし)し30μmの範囲でクリヤー
塗膜5が形成される。
その際の塗装手段としては、エアスプレー塗装装置、エ
アレス塗装装置、静電塗装装置等を適宜利用することが
できる。
クリヤー塗膜5が形成された板材1は、3分ないし10
分の範囲でセツティングされた後、120℃ないし16
0℃の範囲に維持された乾燥炉内で20分ないし60分
の間加熱され、クリヤー塗膜5が焼付・硬化される。
これにより、アルミニウム素材からなる板材1に、クリ
ヤー塗膜3、光輝性メタリック塗膜4およびクリヤー塗
膜5が順次形成された板材1が得られた。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本発明に係るアルミニウム部材へ
の光輝性メタリック塗料の塗装方法においては、アルミ
ニウム部材とメタリック塗膜との間にクリヤー塗膜を形
成したから、従来の塗装方法に比較して防錆性を著しく
向上させることができる効果がある。
また、本発明6土おいては、アルミニウム部材の表面に
、クリヤー塗膜、光輝性メタリック塗膜およびクリヤー
塗膜を順次形成したから、塗膜に深みを加味することが
でき、外観を著しく向上させることができる効果がある
以下、本発明に係る塗装方法を実施例によって具体的に
説明するが、本発明においてはこの実施例のみに限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる変更を加え得ることは勿論である。
〔実施例〕
150X70X10111のアルミニウム板からなるテ
ストピースをアルカリ系脱脂剤およびリン酸ジルコニウ
ム塩系化成処理剤を用いて、脱脂処理および化成処理し
て、化成処理皮膜を形成した後、80℃で10分間水切
り乾燥せしめ、下記に示すクリヤー塗料と塗装条件でエ
アスプレー塗装を行い、透明なりリヤー塗膜を形成した
(1)クリヤー塗料 (al  熱硬化性アクリル樹脂を主成分とし、アミノ
樹脂を硬化成分として加えた塗料 (塗料固型分:42重量%) fb)  塗料の粘度 :26秒(フォートカップ#4
/20℃) (C1塗料色:透明 (2)塗装条件 (al  塗 装 機 :エアスプレーガン(デビルビ
スJ G S−572) [b)  塗料吐出量 : 300mj!/m1n(C
1空気圧: 5. Okg/cJ (dl  パターン幅 :30c+n/φ(3)塗装膜
厚   :10μm 得られたテストピースのクリヤー塗膜を加熱・硬化させ
ることなく、ウェット・オン・ウェットの状態で下記に
示す光輝性メタリ7り塗料と塗装条件でエアスプレー塗
装を行い、光輝性メタリック塗膜を形成した。
(1)光輝性メタリック塗料 (a)  熱硬化性アクリル樹脂を主成分として・、微
細なアルミニウム顔料を1.5PHR添加し、さらに、
アミノ樹脂を硬化成分として加えた高濃度なメタリック
塗料 (b)  塗料の粘度 =15秒(フォートカップ#4
/20℃) (C)  塗 料 色 :淡いシルバー色(2)塗装条
件 クリヤー塗料の塗装条件と同じ (3)塗装膜厚   :20μm つづいて、テストピースを室温25度のセツティング室
で10分間放置した後、炉内温度が140℃に設定され
た乾燥炉で、クリヤー塗膜および光輝性メタリック塗膜
を30分間加熱・硬化させた。その後、このテストピー
スの表面に、下記に示すクリヤー塗料と塗装条件でエア
スプレー塗装を行い、透明なりリヤー塗膜を形成した。
(1)クリヤー塗料 (al  熱硬化性アクリル樹脂を主成分とし、アミノ
樹脂を硬化成分として加えた塗料 (塗料固型分:42重量%) (bl  塗料の粘度 :26秒(フォートカップ#4
/20’c) fcl塗料色:透明 (2)塗装条件 前工程で塗装されたクリヤー塗料の塗装条件と同じ (3)塗装膜厚   :10μm 得られたテストピースを室温25度のセツティング室で
10分間放置した後、炉内温度が160度に設定された
乾燥炉で、クリヤー塗膜を20分間加熱・硬化させ、ク
リヤー塗膜、光輝性メタリック塗膜およびクリヤー塗膜
が順次形成されたナス1−ピースを得た。
〔比較例〕
実施例と同様なテストピースを用い、しかも、実施例と
同様な塗装工程に従い、テストピースと光輝性メタリン
ク塗膜との間に形成されているクリヤー塗膜の形成を除
き、全て実施例と同様にして塗装を行い、光輝性メタリ
ック塗膜およびクリヤー塗膜が順次形成されたテストピ
ースを得た。
上記、実施例および比較例で得られたテストピ−スにつ
いて、塩水噴霧試験を行ったので、その試験結果を第1
表に示す。
第  1  表 塩水噴霧試験方法 (1)試験装置 塩水噴霧試験装置(J I S−1−2371)(2)
試験方法 実施例および比較例の各テストピースの表面にナイフに
よってクロスカットを入れ、塩水噴霧試験装置に連続放
置 (3)判定 24時間毎にテストピースを塩水噴霧試験装置から取り
出し、肉眼観察によって、白錆の発生した時間をもって
終了とする。
第1表から明らかなように、本発明に相当する実施例に
おいては、1000時間経過した後においてもクロスカ
ット部に白錆が発生した形跡はなかったが、従来の塗装
方法に相当する比較例においては、240時間を経過し
た時点でクロスカット部に白錆が発生した。これにより
、本発明に係る塗装方法が優れていることが判明した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るアルミニウム部材への光輝性メタ
リック塗料の塗装方法を説明する断面図である。 第2図は従来のアルミニウム部材への光輝性メタリック
塗料の塗装方法を説明する断面図である。 1−−−−−−−アルミニウムからなる板部材2−・−
・化成処理皮膜 3−−−−−−クリヤー塗膜 4・−・−光輝性メタリック塗膜 5・−・−クリヤー塗膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルミニウムの表面に光輝性メタリック塗料を塗装する
    にあたり、前記アルミニウムの表面を化成処理した後、
    下地塗装としてクリヤー塗料を塗装し、その表面に高濃
    度なアルミニウム顔料を含むメタリック塗料をウェット
    ・オン・ウェットで塗装して加熱・硬化させた後、さら
    に、その表面にクリヤー塗料を塗装して加熱・硬化させ
    ることを特徴とするアルミニウム部材への光輝性メタリ
    ック塗料の塗装方法。
JP13855484A 1984-07-04 1984-07-04 アルミニウム部材への光輝性メタリツク塗料の塗装方法 Pending JPS6118473A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13855484A JPS6118473A (ja) 1984-07-04 1984-07-04 アルミニウム部材への光輝性メタリツク塗料の塗装方法

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JP13855484A JPS6118473A (ja) 1984-07-04 1984-07-04 アルミニウム部材への光輝性メタリツク塗料の塗装方法

Publications (1)

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JPS6118473A true JPS6118473A (ja) 1986-01-27

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ID=15224853

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JP13855484A Pending JPS6118473A (ja) 1984-07-04 1984-07-04 アルミニウム部材への光輝性メタリツク塗料の塗装方法

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JP (1) JPS6118473A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5168821A (en) * 1990-12-07 1992-12-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing machine having a threading device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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