JPH042082Y2 - - Google Patents

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JPH042082Y2
JPH042082Y2 JP1986115099U JP11509986U JPH042082Y2 JP H042082 Y2 JPH042082 Y2 JP H042082Y2 JP 1986115099 U JP1986115099 U JP 1986115099U JP 11509986 U JP11509986 U JP 11509986U JP H042082 Y2 JPH042082 Y2 JP H042082Y2
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JP
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net
tightening rope
tightening
latching
slip
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JP1986115099U
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English (en)
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JPS62139704U (ja
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  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はタイヤ用滑り止めネツトに関し、詳
しくは本体掛止部と、非伸縮性締付ロープと、伸
縮性バンドとを連結する単一の掛止金具の改良に
関する。
〈従来の技術〉 従来の滑り止めネツトは、実公昭53−1686号公
報に記載されているように、ネツト本体と、締付
ロープと、伸縮性バンドとを、両端にフツク部を
設けると共にその両フツク部の中間にループ部を
設けてなる単一の掛止金具にて連結していたもの
である。
即ち、一端のフツク部にネツト本体をかしめ固
定すると共に、中間のループ部に締め付けロープ
をかしめ固定して掛止金具をネツト本体に備え、
そして他端のフツク部に伸縮性バンドを掛止させ
ていたものである。
しかし、滑り止めネツトはネツト本体の一つに
対して6個や7個の掛止金具を設けるのが普通で
あり、上記従来技術にあつてはネツト本体用のフ
ツク部と締付ロープ用のループ部とを夫々別途に
かしめ固定する必要があるため、かしめ作業だけ
でも大変でネツト組み立て作業の作業能率が悪か
つた。
また、中間のループ部によつて上下のフツク部
が左右にずれて一直線状とならないため、装着時
の伸縮性バンドによる締付力が拡散して弱くなる
という不具合があつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 考案が解決しようとする問題点は、ネツト組み
立て作業能率を上げると共に、締め付け力の向上
を図らしめることである。
〈問題を解決する為の手段〉 本考案が問題を解決する為に講じた技術的手段
は、滑り止めネツト本体外側縁の掛止部に沿つて
設けられる非伸縮性の締付けロープと、該締付ロ
ープに沿つて掛止されるネツト締付用の伸縮性バ
ンドとを所望数の単一の掛止金具で連結した滑り
止めネツトにおいて、上記掛止金具は金具本体の
一端に外側の掛止部と締付ロープとを一カ所にま
とめてかしめ固定する固定部を設けると共に、他
端に伸縮性バンドを掛止する掛止フツク部を設け
たことである。
〈作用〉 以上の構成によれば、一端の固定部にネツト本
体の外側掛止部と締付ロープとを並べて掛止し、
かつかしめ固定すると、ネツト本体の掛止部に沿
つて締付ロープが掛止金具を介して設けられる。
そして、滑り止めネツトをタイヤに装着すると
上記掛止金具他端の掛止フツク部がタイヤ中心寄
りで、上記ネツト本体にかしめ固定されている固
定部と一直線状に位置する。
そして、上記掛止フツク部に伸縮性バンドを掛
止すると、該バンドは一直線状にネツト本体の掛
止部をタイヤ中心へ向けて引つ張る。
〈効果〉 本考案は上記せる如き構成を有し、各掛止金具
の固定部でネツト本体と締付ロープとをまとめて
かしめ固定するものであるため、一つの掛止金具
についてのかしめ作業が上記固定部の一回のかし
め作業で済み、従来のように一つの掛止金具につ
いて最低2回のかしめ作業が必要であつたものに
比べ、かしめ作業が半分でよくネツト組み立て作
業における作業能率が大変良いと共に、労力の軽
減ともなり実用性が高いものである。
また、本考案滑り止めネツトの掛止金具は、ネ
ツト本体と締め付けロープとをかしめ固定する固
定部と、伸縮性バンドを掛止する掛止フツク部と
が一直線状に配されるものとなり、滑り止めネツ
トをタイヤに装着すると、上記掛止フツク部がタ
イヤ中心寄りで、上記ネツト本体にかしめ固定さ
れている固定部と一直線状に位置するため、上記
掛止フツク部に伸縮性バンドを掛止すると、該バ
ンドは一直線状にネツト本体の掛止部をタイヤ中
心へ向けて引つ張ることとなり、締め付け力が向
上する。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第3図に示したAは滑り止めネツトであり、ワ
イヤー、合成繊維、グラスフアイバーなどの高張
力性芯材を内設して成形した帯状の滑り止めネツ
ト本体1の両端側に連結帯2と、この連結帯2を
差し入れる連結部3,3を設けると共に、同本体
1の内外両側縁に所定間隔を置いて夫々内側掛止
部1a……、外側掛止部1b……を形成してあ
る。
そして、上記各掛止部1a……,1b……に沿
つて非伸縮性で且つ所定長さの内側締付けロープ
4a及び外側締付けロープ4bを設け、同ロープ
4aを内側の各掛止部1a……に略C字形状のか
しめ部材5でかしめ固定し、且つ締付ロープ4b
を外側の各掛止部1b……に掛止金具6にて固定
する。
掛止金具6は、第4図にて示す如く帯状の鋼板
からなる掛止金具本体6′の両端を夫々フツク状
に折曲して略C字形状に形成してなり、その一端
をネツト本体1の掛止部1bと字外側締付けロー
プ4bとをまとめてかしめ固定する固定部6aと
すると共に、同金具本体6′の他端をゴムバンド
7を掛止する掛止フツク部6bとしているもの
で、その先端6cを内側に折曲してある。
従つて、上記固定部6aは掛止フツク部6bに
比して長尺状であり、外側の各掛止部1bに裏側
から掛止すると共に、締付ロープ4bの所定位置
を並べて一緒に掛止した後、押し潰して掛止部1
bと締付ロープ4bとをまとめてかしめ固定する
ものである。
これによつて、両締付ロープ4a,4bは各掛
止部1a及び1bに沿つてずれることなく固定さ
れるものである。
上記した内側の締付ロープ4aは、同ロープ4
aの両端を連結した際に、タイヤCに巻回した滑
り止めネツトAの内側を十分に締付ける程度の長
さにするものである。
また、外側の締付ロープ4bは、滑り止めネツ
トAの外側を前記締付ロープ4aで締付けた状態
にて、締付ロープ4bの両端を引き寄せて滑り止
めネツトAの外側縁を中心に絞り込み、同ロープ
4bの両端同士を人手により無理なく連結できる
程度の長さにするものである。
次に、上記した滑り止めネツトAの装着方法を
第1図及び第2図に基づいて説明する。
まず、滑り止めネツトAをタイヤC回りに巻回
し、連結帯2を連結部3,3に差し入れて同ネツ
トAの両端を連結すると共に、内側締付けロープ
4aの両端を引き寄せて連結して、滑り止めネツ
トAの内側縁を締付け、次いで、外側締付けロー
プ4bの両端を引き込んで連結する。そして、同
ネツト外側の各掛止金具8に輪状のゴムバンド7
を掛止めし、滑り止めネツト本体1の外側縁をタ
イヤ中心へ向けて締め付ける。
これにより、内外側締付けロープ4a,4bが
緊張し、滑り止めネツト本体1がタイヤ面に対し
て密着する。
上記した装着状態において締付ロープ4bは緩
く張られているが、走行中、滑り止めネツト本体
1が遠心力によつて外周方向へ広がるに連れて緊
張し、内側の締付ロープ4aと共に、上記滑り止
めネツト本体1の内外両側縁部を保持し、同ネツ
ト本体1の広がりを防止するものである。
而して、上述した滑り止めネツトAは、必要な
金具類の大幅な削減が可能であり、これに伴つ
て、製造が簡単になると共に、タイヤへの装着を
容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した滑り止めネツトをタ
イヤに装着した状態を示す縦断面図、第2図は同
装着状態を示す正面図、第3図は滑り止めネツト
の正面図、第4図は外側の掛止金具を示す斜視図
である。 図中、A……タイヤ用滑り止めネツト、1……
滑り止めネツト本体、1a……掛止部(内側)、
1b……掛止部(外側)、4a……内側締付ロー
プ、4b……外側締付ロープ、6……掛止金具、
6a……固定部、6b……掛止フツク部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 滑り止めネツト本体外側縁の掛止部に沿つて設
    けられる非伸縮性の締付けロープと、該締付ロー
    プに沿つて掛止されるネツト締付用の伸縮性バン
    ドとを所望数の単一の掛止金具で連結した滑り止
    めネツトにおいて、上記掛止金具は金具本体の一
    端に外側の掛止部と締付ロープとを一カ所にまと
    めてかしめ固定する固定部を設けると共に、他端
    に伸縮性バンドを掛止する掛止フツク部を設けた
    ことを特徴とするタイヤ用滑り止めネツト。
JP1986115099U 1986-07-25 1986-07-25 Expired JPH042082Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986115099U JPH042082Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

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JP1986115099U JPH042082Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

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Publication Number Publication Date
JPS62139704U JPS62139704U (ja) 1987-09-03
JPH042082Y2 true JPH042082Y2 (ja) 1992-01-24

Family

ID=30998445

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531686U (ja) * 1976-06-25 1978-01-09
JPS5729406B2 (ja) * 1974-04-10 1982-06-22

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914248Y2 (ja) * 1980-07-29 1984-04-26 二村 鉦治 タイヤの滑止め装置
JPH0140724Y2 (ja) * 1981-04-06 1989-12-05

Patent Citations (2)

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