JPH04201393A - Icモジュールおよびそれを用いたicカード - Google Patents
Icモジュールおよびそれを用いたicカードInfo
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- JPH04201393A JPH04201393A JP2330186A JP33018690A JPH04201393A JP H04201393 A JPH04201393 A JP H04201393A JP 2330186 A JP2330186 A JP 2330186A JP 33018690 A JP33018690 A JP 33018690A JP H04201393 A JPH04201393 A JP H04201393A
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 14
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 13
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はICカードに係わり、特にICカードに装着す
るモジュールのICチップに加わる応力を緩和するのに
好適な構造のICモジュールおよびそれを用いたICカ
ードに関する。
るモジュールのICチップに加わる応力を緩和するのに
好適な構造のICモジュールおよびそれを用いたICカ
ードに関する。
従来のICカードに装着するICモジュールは。
例えば特公平2−16233号公報に記載されているご
とく、ガラスエポキシ基板からなる画面プリント基板に
、ICチップをダイボンディングし、ICチップ上の電
極と回路パターンとをワイヤボンディング方式で接続し
た後、エポキシ樹脂によるポツティング時の流れ止め用
に、ガラスエポキシ樹脂などの材質からなるダム枠(ポ
ツティング枠)を設け、エポキシ樹脂を流し込み、いわ
ゆるポツティングすることによりICチップの樹脂封止
が行われていた。
とく、ガラスエポキシ基板からなる画面プリント基板に
、ICチップをダイボンディングし、ICチップ上の電
極と回路パターンとをワイヤボンディング方式で接続し
た後、エポキシ樹脂によるポツティング時の流れ止め用
に、ガラスエポキシ樹脂などの材質からなるダム枠(ポ
ツティング枠)を設け、エポキシ樹脂を流し込み、いわ
ゆるポツティングすることによりICチップの樹脂封止
が行われていた。
しかし、このポツティングによるICチップの樹脂封止
方式は、ICモジュールの厚さを均一に成形することが
難しく、そのためにICカードの装着部への組み込み(
接着)において、カード基材との接着不良が生じたり、
またICカード面と平滑にならない等の問題があった。
方式は、ICモジュールの厚さを均一に成形することが
難しく、そのためにICカードの装着部への組み込み(
接着)において、カード基材との接着不良が生じたり、
またICカード面と平滑にならない等の問題があった。
さらに、上記ICモジュール用基板が剛性のガラスエポ
キシ基板であるため、カードに曲げ等の外力が加わった
場合に、ICモジュール部の剛性によってカードの柔軟
性が阻害され、ICモジュールとカードとの接着部にお
けるカード基材が破損されたり、曲げ応力がそのままI
Cモジュールへ加わり、断線や破損等が生じ易いという
致命的な問題があった。
キシ基板であるため、カードに曲げ等の外力が加わった
場合に、ICモジュール部の剛性によってカードの柔軟
性が阻害され、ICモジュールとカードとの接着部にお
けるカード基材が破損されたり、曲げ応力がそのままI
Cモジュールへ加わり、断線や破損等が生じ易いという
致命的な問題があった。
上述したごとく、従来のICモジュールは、剛性のガラ
スエポキシ基板上にICチップを搭載し。
スエポキシ基板上にICチップを搭載し。
ポツティングにより樹脂封止しているために均一な厚さ
のICモジュールの作製が離しく、そのためカード基材
との接着不良が生じたり、接着部におけるICカード面
との間に段差が生じるなどの問題があり、さらにはIC
モジュール用基板が剛性であるため、ICカードに曲げ
等の外力が加わった場合に、装着されているICモジュ
ールの剛性によってカードとの柔軟性が阻害され、モジ
ュールとカードとの接着部におけるカード基材が破断さ
れたり、あるいは曲げ応力がそのままモジュール内に内
蔵されているICチップに加わり断線や破損が生じるな
どの問題があった。
のICモジュールの作製が離しく、そのためカード基材
との接着不良が生じたり、接着部におけるICカード面
との間に段差が生じるなどの問題があり、さらにはIC
モジュール用基板が剛性であるため、ICカードに曲げ
等の外力が加わった場合に、装着されているICモジュ
ールの剛性によってカードとの柔軟性が阻害され、モジ
ュールとカードとの接着部におけるカード基材が破断さ
れたり、あるいは曲げ応力がそのままモジュール内に内
蔵されているICチップに加わり断線や破損が生じるな
どの問題があった。
本発明の目的は、上記従来技術における問題点を解消す
るものであって、ICモジュール用基板材料として、弾
力性のある可撓性の、例えばポリイミド系樹脂などの合
成樹脂材料からなる基板を用い、ICチップをトランス
ファモールドすることにより均一な厚さのICモジュー
ルを作製すると共に、モールドしたICチップの周囲に
、所定幅の上記ポリイミド系樹脂などの弾力性のある合
成樹脂材料からなる基板を残して、ICチップの周囲に
つば状に張り出した上記基板部を形成したICモジュー
ルとなし、外部から加わる応力を上記基板部によって吸
収できる構造のICモジュールおよびそれを用いた信頼
性の高いICカードを提供することにある。
るものであって、ICモジュール用基板材料として、弾
力性のある可撓性の、例えばポリイミド系樹脂などの合
成樹脂材料からなる基板を用い、ICチップをトランス
ファモールドすることにより均一な厚さのICモジュー
ルを作製すると共に、モールドしたICチップの周囲に
、所定幅の上記ポリイミド系樹脂などの弾力性のある合
成樹脂材料からなる基板を残して、ICチップの周囲に
つば状に張り出した上記基板部を形成したICモジュー
ルとなし、外部から加わる応力を上記基板部によって吸
収できる構造のICモジュールおよびそれを用いた信頼
性の高いICカードを提供することにある。
上記本発明の課題を達成するために、まず、均一な厚さ
のICモジュールの作製は、従来のICチップのポツテ
ィングによる樹脂封止を、ICチップを組み込んだリー
ドフレームをあらかじめモールド金型にセットしておき
、予備加熱して流動性を大きくしたモールド用樹脂をプ
レスを用いて金型内に圧縮注入して成型するトランスフ
ァモールド方式に変更することにより可能となる。また
、従来の剛性のあるガラスエポキシ樹脂よりなるICモ
ジュール用基板を使用しポツティング封止により作製し
たICモジュールは、モジュール全体が剛性となり曲げ
応力に対して逃げ場のない構造であるので、これを改善
するために弾力性のある可撓性の、例えばポリイミド系
樹脂などの合成樹脂材料よりなるICモジュール用基板
を用い、該基板の中央部にICチップをトランスファモ
ールドし、モールドしたICチップの周囲に所定幅の基
板のみがフリーな状態で存在するつば状の基板部を形成
した構造のICモジュールとなし、モジュールに加わる
曲げ応力を上記つば状の基板部で吸収し、ダイレクトに
ICチップに曲げ応力が作用しないICモジュール構造
とするものである。
のICモジュールの作製は、従来のICチップのポツテ
ィングによる樹脂封止を、ICチップを組み込んだリー
ドフレームをあらかじめモールド金型にセットしておき
、予備加熱して流動性を大きくしたモールド用樹脂をプ
レスを用いて金型内に圧縮注入して成型するトランスフ
ァモールド方式に変更することにより可能となる。また
、従来の剛性のあるガラスエポキシ樹脂よりなるICモ
ジュール用基板を使用しポツティング封止により作製し
たICモジュールは、モジュール全体が剛性となり曲げ
応力に対して逃げ場のない構造であるので、これを改善
するために弾力性のある可撓性の、例えばポリイミド系
樹脂などの合成樹脂材料よりなるICモジュール用基板
を用い、該基板の中央部にICチップをトランスファモ
ールドし、モールドしたICチップの周囲に所定幅の基
板のみがフリーな状態で存在するつば状の基板部を形成
した構造のICモジュールとなし、モジュールに加わる
曲げ応力を上記つば状の基板部で吸収し、ダイレクトに
ICチップに曲げ応力が作用しないICモジュール構造
とするものである。
さらに、本発明のICモジュールをICカードに装着す
る場合において、ICモジュールのつば状の基板部とI
Cカードへのモジュール装着部のカード基材とを接着し
、モールドしたICチップ部をフリーな状態とすること
により、ICカードに曲げの外力が作用しても、ICチ
ップに直接曲げ応力が加わることがないので、ICチッ
プの損傷ならびに接着部におけるカード基材の破損など
の問題が生じることなく、信頼性の高いICカードを実
現することができる。
る場合において、ICモジュールのつば状の基板部とI
Cカードへのモジュール装着部のカード基材とを接着し
、モールドしたICチップ部をフリーな状態とすること
により、ICカードに曲げの外力が作用しても、ICチ
ップに直接曲げ応力が加わることがないので、ICチッ
プの損傷ならびに接着部におけるカード基材の破損など
の問題が生じることなく、信頼性の高いICカードを実
現することができる。
以下に本発明の一実施例を挙げ、図面を用いてさらに詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図に示すICモジュール10を、以下に示すトラン
スファモールド方式により作製した。
スファモールド方式により作製した。
ポリイミド系樹脂よりなるICモジュール用基板2上に
、ICチップ1を組み込んで、あらかじめモールド金型
(図示せず)にセットしておき、エポキシ系などの樹脂
を予備加熱して流動性を大きくした状態でプレス(図示
せず)を用いて金型内に圧縮注入してICチップ1部を
樹脂封止3した。樹脂封止3したICチップ1の周囲に
、2〜5m1II幅の基板のつば部5を残して裁断し、
本発明のICモジュール10を作製した6作製したIC
モジュール10の樹脂封止3部は、極めて平坦であり、
厚さがほぼ均一で品質のよいICモジュールが得られた
。
、ICチップ1を組み込んで、あらかじめモールド金型
(図示せず)にセットしておき、エポキシ系などの樹脂
を予備加熱して流動性を大きくした状態でプレス(図示
せず)を用いて金型内に圧縮注入してICチップ1部を
樹脂封止3した。樹脂封止3したICチップ1の周囲に
、2〜5m1II幅の基板のつば部5を残して裁断し、
本発明のICモジュール10を作製した6作製したIC
モジュール10の樹脂封止3部は、極めて平坦であり、
厚さがほぼ均一で品質のよいICモジュールが得られた
。
次に、上記の手順で作製したICモジュール10を、第
3図に示すICカード9のICモジュール装着部に、第
2図に示すごとく、ICモジュール用基板2のつば部5
とカード基材8とを接着して本発明のICカード9を作
製した。
3図に示すICカード9のICモジュール装着部に、第
2図に示すごとく、ICモジュール用基板2のつば部5
とカード基材8とを接着して本発明のICカード9を作
製した。
作製したICカードを、縦(短片)方向または横(長辺
)方向に、ベンディングを繰り返したが、本発明のIC
モジュールはカード基材から剥離されることなく、カー
ド基材の破壊およびICモジュールに内蔵されているI
Cチップの損傷は何ら生じることなく、曲げ応力に対し
て強いICモジュールおよび信頼性の高いICカードが
得られた。
)方向に、ベンディングを繰り返したが、本発明のIC
モジュールはカード基材から剥離されることなく、カー
ド基材の破壊およびICモジュールに内蔵されているI
Cチップの損傷は何ら生じることなく、曲げ応力に対し
て強いICモジュールおよび信頼性の高いICカードが
得られた。
以上詳細に説明したごとく、本発明のICモジュールお
よびそれを用いたICカードは、ICモジュール用基板
として弾力性のある可撓性のポリイミド系の樹脂を用い
、かつICチップ部をトランスファモールドして、その
周囲に上記可撓性の基板を残して基板のつば部を設けで
あるため、ICカードから加わる曲げ応力は上記のつば
部で十分に吸収することができ、工Cチップに加わる応
力を一段と緩和することができ、ICチップの損傷の防
止およびカード基材との接着部の破壊を著しく低減する
ことができる。
よびそれを用いたICカードは、ICモジュール用基板
として弾力性のある可撓性のポリイミド系の樹脂を用い
、かつICチップ部をトランスファモールドして、その
周囲に上記可撓性の基板を残して基板のつば部を設けで
あるため、ICカードから加わる曲げ応力は上記のつば
部で十分に吸収することができ、工Cチップに加わる応
力を一段と緩和することができ、ICチップの損傷の防
止およびカード基材との接着部の破壊を著しく低減する
ことができる。
さらに、ICカードへの装着において、本発明のICモ
ジュールの基板のつば部とカード基材とを接着し、IC
チップのモールド部は接着しない構造とすることにより
、ICチップにかかる曲げ応力の緩和の効果はいっそう
大きくなり信頼性の高いICカードが得られる。
ジュールの基板のつば部とカード基材とを接着し、IC
チップのモールド部は接着しない構造とすることにより
、ICチップにかかる曲げ応力の緩和の効果はいっそう
大きくなり信頼性の高いICカードが得られる。
第1図は本発明の実施例において例示したICモジュー
ルの構成を示す模式図、第2図は第1図に示すICモジ
ュールをICカードに装着する場合の接着構造の一例を
示す模式図、第3図は第1図に示すICモジュールをI
Cカードに装着した場合の外観の一例を示す平面図であ
る。 1・・・ICチップ 2・・・ICモジュール用基板
ルの構成を示す模式図、第2図は第1図に示すICモジ
ュールをICカードに装着する場合の接着構造の一例を
示す模式図、第3図は第1図に示すICモジュールをI
Cカードに装着した場合の外観の一例を示す平面図であ
る。 1・・・ICチップ 2・・・ICモジュール用基板
Claims (3)
- 1.ICカードに装着するICモジュールにおいて、該
ICモジュールの基板を、弾性のある合成樹脂材料より
なる基板となし、該基板上にICチップを組み込みトラ
ンスファモールドによって上記ICチップ部を樹脂封止
し、該樹脂封止したICチップの周囲に、曲げ応力を吸
収する機能を有する所定幅のつば状の上記基板部を形成
してなることを特徴とするICモジュール。 - 2.請求の範囲第1項において、弾性のある合成樹脂材
料がポリイミド系樹脂であることを特徴とするICモジ
ュール。 - 3.特許請求の範囲第1項または第2項記載のICモジ
ュールを用い、ICカードに装着するカード基材との接
着部における構造を、上記ICモジュールの樹脂封止さ
れたICチップの周囲に設けられているつば状の基板部
と、上記カード基材のICモジュール装着部でカード基
材と接着してなることを特徴とするICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2330186A JPH04201393A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | Icモジュールおよびそれを用いたicカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2330186A JPH04201393A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | Icモジュールおよびそれを用いたicカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04201393A true JPH04201393A (ja) | 1992-07-22 |
Family
ID=18229795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2330186A Pending JPH04201393A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | Icモジュールおよびそれを用いたicカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04201393A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002123810A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 防湿耐水性仕様非接触データキャリア |
JP2019219982A (ja) * | 2018-06-21 | 2019-12-26 | 株式会社三好製作所 | Icタグ、icタグ一体型樹脂成型品およびその製造方法 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2330186A patent/JPH04201393A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002123810A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 防湿耐水性仕様非接触データキャリア |
JP4620237B2 (ja) * | 2000-10-18 | 2011-01-26 | 大日本印刷株式会社 | 防湿耐水性仕様非接触データキャリア |
JP2019219982A (ja) * | 2018-06-21 | 2019-12-26 | 株式会社三好製作所 | Icタグ、icタグ一体型樹脂成型品およびその製造方法 |
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