JPH0420114Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0420114Y2
JPH0420114Y2 JP225586U JP225586U JPH0420114Y2 JP H0420114 Y2 JPH0420114 Y2 JP H0420114Y2 JP 225586 U JP225586 U JP 225586U JP 225586 U JP225586 U JP 225586U JP H0420114 Y2 JPH0420114 Y2 JP H0420114Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
door
push
passive
key cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP225586U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62113261U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP225586U priority Critical patent/JPH0420114Y2/ja
Publication of JPS62113261U publication Critical patent/JPS62113261U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0420114Y2 publication Critical patent/JPH0420114Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のバツクドア等に利用される
プツシユ式ドアロツク解除装置、詳しくはドアの
外板に装着されたキーシリンダをプツシユ操作し
て、ドアの内板側に保持された受動部材を作動さ
せることによつて、前記ドアのロツクを解除する
ように構成した自動車のプツシユ式ドアロツク解
除装置に関する。
(従来の技術) この種のロツク解除装置としては、実開昭59−
186362号公報に開示されるものや、第4図に示す
ものが知られている。
第4図に示すロツク解除装置は、バツクドアa
の内板d側に受動部材eが枢支され、受動部材e
はバツクドアaの外板fに装着されたキーシリン
ダcのプツシユ操作を直接受けるようキーシリン
ダcの直ぐ後に待機して設けられ、キーシリンダ
cのプツシユ操作を受けたときの回動で、ロツク
部bのロツク解除動作部材hに作用し、ドアラツ
チgとロツク部bの車体側ストライカiとの係合
を解くように構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 自動車は追突された場合や、後退時に後部を何
かにぶつけた場合に、バツクドアaの外板fが第
4図仮想線に示すように内側へ大きくへこまさせ
られる。これと共にキーシリンダc全体が内側へ
変位させられる。するとキーシリンダcはプツシ
ユ操作したと同じように、定位置にある受動部材
eを押動して、これを回動させロツクを解除させ
てしまう。
従つて、追突時などにおいて、バツクドアaが
衝突の勢いや中の荷物の重み等によつて開いてし
まい、荷物が道路上にこぼれ落ちて散乱すると
か、開いたバツクドアaが他の交通の妨げや事故
の原因になつてしまうという問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するために、ドアの
外板に装着されたキーシリンダをプツシユ操作
し、ドアの内板側に保持された受動部材を作動さ
せることによつて、前記ドアのロツクを解除する
ように構成した自動車のプツシユ式ドアロツク解
除装置において、キーシリンダ側にキーシリンダ
のプツシユ操作を受けてプツシユ方向下方に回動
する操作伝達レバーを設けると共に、ドアの内板
側に操作伝達レバーの押動動作を受けて下方に回
動する受動レバーを設け、更にドアの底部に軸方
向が前記プツシユ方向に向くように固定された軸
に回動可能に支持されたロツク解除動作レバーを
設け、前記操作伝達レバーの押動動作面と前記受
動レバーの受動面とがキーシリンダの非プツシユ
時に前記プツシユ方向と平行な面で対向するよう
に構成し、かつ前記受動レバーの前記プツシユ方
向と平行な面での回動が前記ロツク解除動作レバ
ーの前記プツシユ方向に直角な面での回動に変換
されるように構成したことを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、通常時においてキーシリン
ダをプツシユ操作すると、これを受けて操作伝達
レバーはプツシユ方向下方に回動し、その押動動
作面でこれに対向している受動レバーの受動面を
押し、受動レバーを回動させ、次いで受動レバー
の回動によりロツク解除動作レバーが前記プツシ
ユ方向に直角な面で回動して、ドアのロツクを解
除させることができる。
一方、バツクドアの外板に衝突によつてへこま
されるような場合、操作伝達レバーはキーシリン
ダ側に設けられているため、キーシリンダと共に
同体的に内側へ変位させられるだけで、キーシリ
ンダとの相対的な動きはなくキーシリンダによる
押動は一切受けない。これによつえ操作伝達レバ
ーは動作せず、その押動動作部に対向しているだ
けの受動レバーに何らの外力も及ぼさないでキー
シリンダと共に変位することにより、受動部材側
にロツク解除動作を起させることや損傷を与える
と云つたことを回避することができる。
(実施例) 第1図ないし第3図に示す本考案の実施例は、
自動車1のバツクドア2のロツクをキーシリンダ
3のプツシユ操作によつて解除するように構成し
たものである。
バツクドア2は上縁が自動車1の車体にヒンジ
連結された上開き式のもので、自由端側となる下
縁部に水平方向に配したキーシリンダ3が設けら
れている。キーシリンダ3は、適正なキーの挿入
によつて回転可能となるロータ4を有し、ロータ
4をドアロツク解除のための所定回転位置に操作
して初めてプツシユ操作可能なようにされてい
る。
このキーシリンダ3は、バツクドア2の外板5
に固着されている。
自動車1のバツクドア2が設けられる開口1a
の下辺部に、バツクドア2のロツク部6が係合す
るストライカ7が固設されている。ロツク部6は
バツクドア2の下縁に固着のケース8内に装備さ
れ、前記ストライカ7と係合するドアラツチ9を
軸10により枢支して備え、ドアラツチ9が軸1
0まわりに回動することによりストライカ7と係
合しまたその係合を解除するようになつている。
ドアラツチ9にはばね11が働かされ図示しない
カムと協働してドアラツチ9をストライカ7との
係合状態か係合解除状態に安定させ、またバツク
ドア2が閉る際ドアラツチ9はストライカ7との
当接によつてストライカ7に自動的に係合される
ようにしてある。ロツク部6は軸12により枢支
され軸12まわりの回動でドアラツチ9のストラ
イカ7との係合を解除させるロツク解除動作レバ
ー13をも有し、その受動折曲片13aがバツク
ドア2内に位置するようにされている。
バツクドア2の内板14の下縁部内面に設けら
れたブラケツト15には、キーシリンダ3からの
操作を受けてロツク解除動作レバー13を働かせ
る受動レバー(受動部材)16が軸27で枢着さ
れている。受動レバー16はばね28の付勢によ
つてブラケツト15の折曲片15aに当接した水
平姿勢に安定し、作動端16aがロツク解除動作
レバー13の受動折曲片13aの下に臨み、作動
端16aとは反対向きの受動部16bが水平姿勢
で待機している。
キーシリンダ3と共に外板5に取付けられたブ
ラケツト17には、キーシリンダ3のプツシユ操
作を受けて前記受動レバー16に伝達する操作伝
達レバー(操作伝達部材)18が軸19で枢着さ
れている。操作伝達レバー18はベルクランク形
のもので、ばね20により付勢されてブラケツト
17の折曲片17aに当接して安定し、その一端
に位置する受動端18aがキーシリンダ3の後部
に臨んでキーシリンダ3のプツシユ操作を受けら
れるようにしている。操作伝達レバー18の他端
は押動動作部18bとして受動レバー16の受動
部材16bに対し水平方向に相互に無縁な状態で
対向している。
かくして、キーシリンダ3をキー操作により、
プツシユ可能な位置に回動しておき、矢印で示す
A方向にプツシユ操作すると、ロータ4が仮想線
で示すように進出して操作伝達レバー18の受動
端18aをA方向に押動する。これによつて操作
伝達レバー18はばね20に抗し反時計方向に回
動されて、押動動作部18bが下動し、受動レバ
ー16の受動部16bを下向きに押動する。この
とき受動レバー16はばね28に抗し反時計方向
に回動されて、作動端16aでロツク解除動作レ
バー13の受動折曲片13aを押動し、ロツク解
除動作レバー13にロツク解除動作させる。
一方、バツクドア2の外板5が衝突によつて第
2図仮想線で示すように内側にへこまされた場
合、キーシリンダ3および操作伝達レバー18は
取付部が共通しているために同体的に変位させら
れるだけである。従つて操作伝達レバー18は軸
19を中心とした回動を起すことなく移動するだ
けで、水平方向(A方向)には無縁な状態で対向
している受動レバー16の何の作用も及ぼさな
い。このためドアロツクが解除されてしまうこと
はない。
本考案は前記実施例に限定されるものではな
く、種々な態様で実施することができる。例えば
操作伝達レバー18をキーシリンダ3に直接取付
けることもできる。
(考案の効果) 本考案は前記構成、作用を有するので、自動車
が追突されたときなどに、ドアのロツクが解除さ
れ、これに伴つてドアが開くことを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すバツクドアのロ
ツク部の断面図、第2図はそのバツクドアの外板
へこみ時の状態を説明する断面図、第3図は自動
車のバツクドア部を示す斜視図、第4図は従来例
を示すバツクドアのロツク部の断面図である。 2……ドア、3……キーシリンダ、5……外
板、6……ロツク部、12……軸、13……ロツ
ク解除動作レバー、14……内板、16……受動
レバー、16b……受動部、18……操作伝達レ
バー、18b……押動動作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアの外板に装着されたキーシリンダをプツシ
    ユ操作し、ドアの内板側に保持された受動部材を
    作動させることによつて、前記ドアのロツクを解
    除するように構成した自動車のプツシユ式ドアロ
    ツク解除装置において、キーシリンダ側にキーシ
    リンダのプツシユ操作を受けてプツシユ方向下方
    に回動する操作伝達レバーを設けると共に、ドア
    の内板側に操作伝達レバーの押動動作を受けて下
    方に回動する受動レバーを設け、更にドアの底部
    に軸方向が前記プツシユ方向を向くように固定さ
    れた軸に回動可能に支持されたロツク解除動作レ
    バーを設け、前記操作伝達レバーの押動動作面と
    前記受動レバーの受動面とがキーシリンダの非プ
    ツシユ時に前記プツシユ方向と平行な面で対向す
    るように構成し、かつ前記受動レバーの前記プツ
    シユ方向と平行な面での回動が前記ロツク解除動
    作レバーの前記プツシユ方向に直角な面での回動
    に変換されるように構成したことを特徴とする自
    動車のプツシユ式ドアロツク解除装置。
JP225586U 1986-01-10 1986-01-10 Expired JPH0420114Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP225586U JPH0420114Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP225586U JPH0420114Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62113261U JPS62113261U (ja) 1987-07-18
JPH0420114Y2 true JPH0420114Y2 (ja) 1992-05-08

Family

ID=30780924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP225586U Expired JPH0420114Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0420114Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS582842U (ja) * 1981-06-26 1983-01-10 日本電気株式会社 電磁リレ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS582842U (ja) * 1981-06-26 1983-01-10 日本電気株式会社 電磁リレ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62113261U (ja) 1987-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0420114Y2 (ja)
JPH11324452A (ja) 自動車ドアロック
JPH0218203Y2 (ja)
JP3357507B2 (ja) 車両のドアロック機構
JP3229754B2 (ja) デッドロック機構付ドアロックアクチュエータ
JPH0617960Y2 (ja) 自動車用ロック装置
JP4042076B2 (ja) 車両用ドアロック構造
JPH059401Y2 (ja)
JP2559617Y2 (ja) 自動車用バックドアのロック装置
JPS5835815Y2 (ja) スライドドアのリモ−トコントロ−ル装置
JPH053649Y2 (ja)
JP2544032Y2 (ja) 自動車用シートのインタロック装置
JPH0420684A (ja) 自動車用ドアロック装置
JPS5838123Y2 (ja) 自動車テ−ルゲ−トのキ−レスロツク装置
JPH058196Y2 (ja)
JPS5831960Y2 (ja) ドアロツク装置
JPH0515010Y2 (ja)
JPH0715770Y2 (ja) 自動車用ドアロックの施解錠検出装置
JPS6244047Y2 (ja)
JPH0346136Y2 (ja)
JPH0551750B2 (ja)
JP2002242507A (ja) アクチュエータ、及びこれを備えるロック装置
JPH0336679Y2 (ja)
JPH0810144Y2 (ja) ドアロック装置
JPH0343330Y2 (ja)