JPH053649Y2 - - Google Patents

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JPH053649Y2
JPH053649Y2 JP225686U JP225686U JPH053649Y2 JP H053649 Y2 JPH053649 Y2 JP H053649Y2 JP 225686 U JP225686 U JP 225686U JP 225686 U JP225686 U JP 225686U JP H053649 Y2 JPH053649 Y2 JP H053649Y2
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JP
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key
lock release
back door
key rotor
glass hatch
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ダブルハツチ式バツクドアを備えた
自動車などの車輌において利用されるロツク解除
装置に関するものである。
(従来の技術) バツクドアとこのバツクドアに設けたガラスハ
ツチのそれぞれのロツク部を、前記バツクドアに
設けた1つのキーシリンダを操作することにより
ロツク解除できる自動車用バツクドアのロツク解
除装置は、実開昭60−124469号公報において開示
されている。この従来例は前記キーシリンダのロ
ータをキーにより所定位置へ回動操作することで
ガラスハツチのロツクを解除でき、前記ロータを
キーにより前記とは逆の方向に所定量回動してプ
ツシユ操作可能位置へ回動操作しておくことで、
プツシユ操作だけでいつでもバツクドアのロツク
を解除できるように構成されている。これによつ
て、開閉頻度の高いバツクドア自身のロツク解除
をプツシユ式のものにでき、荷積みや荷卸しの
際、迅速容易にバツクドアの開閉を行つて荷崩れ
や雨濡れ等を防ぐことができる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし前記従来のものは、ガラスハツチについ
て依然としてキーをいちいち用いてしかロツクを
解除することができない不便がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するため、バツクド
アとこのバツクドアに設けたガラスハツチのそれ
ぞれのロツク部を、前記バツクドアに設けた1つ
のキーシリンダを操作することによりロツク解除
できる車輌用バツクドアのロツク解除装置におい
て、キー操作によりキーロータが、ロツク位置、
バツクドアロツク解除位置及びガラスハツチロツ
ク解除位置の3位置に択一的に回動せしめられ、
これら3位置のそれぞれにおいてキーの挿脱が可
能となると共に、キーロータがバツクドアロツク
解除位置及びガラスハツチロツク解除位置にある
ときその押動操作が可能となり、かつキーロータ
の先端部に形成された押動点が両ロツク解除位置
間では異なるように、前記キーシリンダを形成す
る一方、キーロータがバツクドアロツク解除位置
にあるとき、押動点を介して伝わるキーロータ押
動力によりバツクドアのロツク部をロツク解除す
るロツク解除機構を設けると共に、キーロータが
ガラスハツチロツク解除位置にあるとき、押動点
を介して伝わるキーロータの押動力によりガラス
ハツチのロツク部をロツク解除するロツク解除機
構を設けたことを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、キーロータは、キー操作に
よつてのみロツク位置からバツクドアのロツク解
除位置か、ガラスハツチロツク解除位置かに選択
的に回動させられ、またロツク位置に戻されるこ
とができる。
キーロータは、両ロツク解除位置のいずれにお
いても、キーを抜き取つた状態で安定させられ、
しかもプツシユ操作可能な状態となる。これによ
つてキーロータは選択されたロツク解除位置でプ
ツシユ操作されるとその位置でキーロータ先端の
押動点が対向しているバツクドアのロツク解除機
構又はガラスハツチのロツク解除機構を押動操作
して、バツクドアのロツクかガラスハツチのロツ
クかを解除することができる。このロツク解除
は、キーロータがロツク解除可能な位置にある
間、いつでも何回でもキーなしで行うことができ
る。
(実施例) 図示する本考案の実施例は、自動車1のバツク
ドア2と、このバツクドア2に開閉可能に設けら
れたガラスハツチ3とのロツク部5,6を1つの
キーシリンダ47を操作して択一的に解除操作で
きるように構成されている。
キーシリンダ47は、第1図、第2図に示すよ
うに、シリンダ部4と、このシリンダ部4に嵌め
込まれキー16の挿入によつて回動操作可能とな
るキーロータ7とからなつていて、バツクドア2
に固着されたシリンダホルダ9にキーシリンダ4
7全体で進退自在なよう嵌め込まれている。シリ
ンダホルダ9の後端内周に嵌着した蓋板10とキ
ーロータ7との間にばね11が働かされ、キーシ
リンダ47が全体で外部へ最大限突出するように
付勢されている。
シリンダ部4とシリンダホルダ9との間には第
2図、第4図に示すような溝12と突起4aとの
嵌り合い部が設けられ、シリンダ部4のシリンダ
ホルダ9に対する進退をガイドすると共に進退範
囲を規制するようにしてある。
キーロータ7は第2図に示すように通常はその
外周面より先端部13aが突出するデイスクタン
ブラー13を持ち、これがキーシリンダ4の内周
面に設けられたタンブラー係止溝14に係入して
いることによつて、シリンダ部4に対する回動が
阻止されるようになつている。デイスクタンブラ
ー13の先端部13aはキー孔15から適正なキ
ー16が挿入されることによつてキーロータ7の
外周面から没し、前記タンブラー係止溝14との
引つ掛かりを解くので、キーロータ7はシリンダ
部4に対し回動可能になり、キー16によつて回
動操作できるようになる。
シリンダ部4のタンブラー係止溝14は、シリ
ンダ部4の内周面の円周方向4等配位置に形成さ
れ、キーロータ7の90°回転位置ごとに、前記デ
イスクタンブラー13と対向しその先端部13a
がキー16の抜取りにより突出したとき受入れて
キーロータ7を回転不能に係止できるようにして
いる。
キーロータ7は、第1図に示すようにキー孔1
5が縦向きとなる回転位置aのときロツク位置、
ロツク位置aから矢印x方向に90°回動した位置
bのときバツクドア2のロツク解除を行うバツク
ドアロツク解除位置、ロツク位置aから矢印y方
向に90°回動した位置cのときガラスハツチ3の
ロツク解除を行うガラスハツチロツク解除位置と
なる。このキーロータ7の各位置a,b,cは、
180°範囲の回動で行えるので、その範囲外への回
動は、第4図に示すキーロータ7外周の突起17
とシリンダ部4の内周の円周方向段部18との係
合によつて規制される。
キーロータ7は、その先端7aが前記シリンダ
部4の蓋板10の透孔10aからシリンダ部4の
後方へ突出している。キーロータ7の外周には軸
線方向の突条7bが形成される一方、蓋板10の
透孔10aの周辺には、キーロータ7が前記バツ
クドアロツク解除位置b及びガラスハツチロツク
解除位置cにあるときの突条7bと遊嵌し、この
突条7bを軸線方向に通過させることができる凹
部10b,10cが形成されている。従つて突条
7bが前記凹部10b,10cに対向するバツク
ドア、ガラスハツチ各ロツク解除位置b,cにあ
るとき、キーロータ7ひいてはキーシリンダ47
のプツシユ操作が可能となり、他の位置ではプツ
シユ操作が阻止されるようになつている。
キーロータ7の先端7aには、バツクドア2の
ロツク部5をロツク解除操作する第1ロツク解除
機構19と、ガラスハツチ3のロツク部6をロツ
ク解除操作する第2ロツク解除機構20とを択一
的に押動操作する操作アーム21が固着されてい
る。第1、第2各ロツク解除機構19,20は、
シリンダホルダ9に固設のブラケツト22に枢軸
23,24を用いて枢着された受動ベルクランク
25,26を有し、それぞれの受動片25a,2
6aがキーロータ7の軸線を狭む両側に待機させ
られている。操作アーム21はキーロータ7がバ
ツクドアロツク解除位置にあるとき、先端の押動
子(押動点)21aを前記第1ロツク解除機構1
9側の受動片25aに対向させ、キーロータ7が
プツシユ操作されると受動片25aを押動して受
動ベルクランク25を介し第1ロツク解除機構1
9を働かせ、バツクドア2のロツクを解除できる
ようにしている。また操作アーム21はキーロー
タ7がガラスハツチロツク解除位置にあるとき、
先端の押動子21aを前記第2ロツク解除機構2
0側の受動片26aに対向させ、キーロータ7が
プツシユ操作されると受動片26aを押動して受
動ベルクランク26を介し第2ロツク解除機構2
0を働かせ、ガラスハツチ3のロツクを解除でき
るようにしている。
27は第1ロツク解除機構19のベルクランク
25に連結された操作ロツド、28は第2ロツク
解除機構20のベルクランク26に連結された操
作ロツドである。
以下作動について説明すれば、キーロータ7が
第1図に仮想線で示すロツク位置aにあれば、プ
ツシユ操作不能であるから、そのままではバツク
ドア2、ガラスハツチ3のどちらをもロツク解除
できない。もつとも、操作アーム21は第1、第
2各ロツク解除機構19,20のどちらの受動片
25a,26aにも対向していないから、たとえ
キーロータ7がプツシユ操作可能であつても、バ
ツクドア2やガラスハツチ3のロツク解除は行え
ない。
キーロータ7のキー孔15にキー16を第1図
仮想線で示すように挿入し、第1図実線で示すよ
うにバツクドアロツク解除位置bに回動させた
後、キー16を抜取ると、キーロータ7はその位
置bに係止されて安定する。この位置でキーロー
タ7はシリンダ部4と共にプツシユ操作可能であ
り、かつ、第1図、第2図に実線で示すように前
記操作アーム21の押動子21aは第1ロツク解
除機構19側の受動片25aに対向している。こ
れによりキーロータ7をプツシユすると、操作ア
ーム21の押動子21a、ベルクランク25を介
し第1ロツク解除機構19を作動させ、バツクド
ア2のロツクを解除することがきる。
キーロータ7を同じようにキー16で操作し
て、第1図に示すガラスハツチロツク解除位置c
に回動操作させた後、キー16を抜取ると、キー
ロータ7はその位置cに係止されて安定する。こ
の位置でキーロータ7はプツシユ操作可能であ
り、かつ第2図に仮想線で示すように操作アーム
21の押動子21aは第2ロツク解除機構20側
の受動片26aに対向している。これによりキー
ロータ7をプツシユすると、作動アーム21の押
動子21a、ベルクランク26を介し第2ロツク
解除機構20を作動させ、ガラスハツチ3のロツ
クを解除することができる。
キーロータ7がバツクドアロツク解除位置bや
ガラスハツチロツク解除位置cに位置させられ、
キー16の抜取りによつてその位置に係止させら
れている間、単にプツシユ操作するだけで、その
位置に応じたバツクドア2ないしガラスハツチ3
をいつでもキーなしにロツク解除することができ
る。
本考案は、前記実施例に限定されるものではな
く種々の態様で実施することができる。
(考案の効果) 本考案は前記構成および作用を有するので、バ
ツクドアおよびガラスハツチのロツクを1つのキ
ーシリンダを操作することにより択一的に解除で
き、またキーロータをキーによりバツクドアロツ
ク解除位置又はガラスハツチロツク解除位置に設
定すると、キーなしに単なるプツシユ操作だけで
いつでもまた何回でも繰返しバツクドアまたはガ
ラスハツチのロツクを解除することができ便利で
あるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すキーシリンダと
ロツク解除機構との関係を示す斜視図、第2図は
その要部の縦断平面図、第3図は第2図の−
線に沿つて横断した横断背面図、第4図は第2図
の−線に沿つて横断した横断正面図、第5図
は自動車のバツクドア部を示す斜視図である。 2……バツクドア、3……ガラスハツチ、5,
6……ロツク部、7……キーロータ、16……キ
ー、19……ロツク解除機構、20……ロツク解
除機構、21a……押動点、47……キーシリン
ダ、a……ロツク位置、b……バツクドアロツク
解除位置、c……ガラスハツチロツク解除位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツクドアとこのバツクドアに設けたガラスハ
    ツチのそれぞれのロツク部を、前記バツクドアに
    設けた1つのキーシリンダを操作することにより
    ロツク解除できる車輌用バツクドアのロツク解除
    装置において、キー操作によりキーロータが、ロ
    ツク位置、バツクドアロツク解除位置及びガラス
    ハツチロツク解除位置の3位置に択一的に回動せ
    しめられ、これら3位置のそれぞれにおいてキー
    の挿脱が可能となると共に、キーロータがバツク
    ドアロツク解除位置及びガラスハツチロツク解除
    位置にあるときその押動操作が可能となり、かつ
    キーロータの先端部に形成された押動点が両ロツ
    ク解除位置間では異なるように、前記キーシリン
    ダを形成する一方、キーロータがバツクドアロツ
    ク解除位置にあるとき、押動点を介して伝わるキ
    ーロータ押動力によりバツクドアのロツク部をロ
    ツク解除するロツク解除機構を設けると共に、キ
    ーロータがガラスハツチロツク解除位置にあると
    き、押動点を介して伝わるキーロータの押動力に
    よりガラスハツチのロツク部をロツク解除するロ
    ツク解除機構を設けたことを特徴とする車輌用バ
    ツクドアのロツク解除装置。
JP225686U 1986-01-10 1986-01-10 Expired - Lifetime JPH053649Y2 (ja)

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