JPH04198566A

JPH04198566A - 建物ユニットの保管及び施工構造

Info

Publication number: JPH04198566A
Application number: JP33118490A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Shimoyama; 下山　洋; Tsutomu Fujiwara; 藤原　努; Koji Kimura; 木村　功次
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 1990-11-28
Filing date: 1990-11-28
Publication date: 1992-07-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は建物ユニットの保管及び施工構造に関する。

［従来の技術］建物ユニッ）へは、工場て生産され、保管置場に保管さ
れた後、随時建築現場に輸送されて据付けられ、ユニッ
ト建物を構成する。

ここで、建物ユニットは、」二連の保管段階において、
仮雨仕舞のための防水カバーを被覆されるようになって
いる。

［発明か解決しようとする課題］然しなから、建物ユニッ１〜の天井構造体は、例えは特
公昭６１−３９４３号公報に記載の如く、複数の天井大
梁によって外枠を形成し、複数の相互に並列配置される
天井根太のそれぞれを相対する天井大梁間に、該天井根
太の上面レベルか該天井大梁の上面レベルより低レベル
となる状態にて架ｉＪ渡して構成されている。

このため、天井根太の上面は、天井大梁か形成する外枠
内にて陥没し、この陥没部の防水カバー上に雨水の水溜
りを生し易い。水溜りの発生は、防水カバーの破損、雨
もれの原因となって妥当てない。

尚、特開昭５Ｌ２４０７０号公報には、建物ユニッｌ〜
の天井構造体を覆う防水カバーに排水孔を設け、この排
水孔に排水ホースを接続し、防水カバー上に溜ろうとす
る雨水を排水ホースにて排水するものが提案されている
。然しながら、防水カバーの適宜位置に排水孔を設け、
この排水孔に排水ホースを接続する場合には、保管及び
施工作業が煩雑になる。

また、建物ユニットは、複数個を水平方向、−１１下方
向に結合配置せしめられてユニット建物を構成するが、
これらの施工に際しては天井構造体の上部に足場かある
とその作業性を向上できる。

本発明は、単純な構成により、建物ユニットを保管段階
において確実に防水するとともに、施工段階での作業性
を向上することを目的とする。

［課題を解決するための手段］本発明は、柱と床構造体と天井構造体とを枠組して構成
され、天井構造体は、複数の天井大梁によって外枠を形
成し、複数の相互に並列配置される天井根太のそれぞれ
を相対する天井大梁間に、該天井根太の上面レベルか該
天井大梁の上面レベルより低レベルとなる状態にて架け
渡して構成されている建物ユニットの保管及び施工構造
において、天井大梁に囲まれる天井根太の上面に、天井
根太の上面レベルと天井大梁の上面レベルとのレベル差
に相当する厚みをもつ足場板を載架し、該足場板か載架
された天井構造体の上部全面に防水カバーを被着可能と
するものである。

［作用］本発明によれば、下記■〜■の作用かある。

■天井構造体の天井根太上部に足場板を載架し、その上
部全面に防水カバーな被着するたけであるから、構成単
純である。

■足場板は、天井根太の上面レベルと天井大梁の上面レ
ベルとのレベル差に相当する厚みを持つ。従って、天井
大梁か天井根太上面を囲んて形成する陥没部は、足場板
の上面によって平坦化される結果、この足場板上の防水
カバー」１面に水溜りを生ずることがなく、建物ユニッ
トを確実に防水できる。

■防水カバーの下に配設された足場板は、施工時に、作
業員のための安全な足場となり、施工作業性を向」二て
きる。

［実施例］第１図は本発明が適用された建物ユニットを示す模式図
、第２図は第１図の要部断面図、第３図は建物ユニット
を示す斜視図である。

建物ユニッ１へ１０は、第３図に示す如くの軸組式から
なり、４本の角鋼管製柱１１を４隅に配置し、各柱１１
の下端部に設けた溝形状鋼板製連結片１２に床構造体１
３の４隅を接合するとともに、各柱１１の上端部に設け
た溝形状鋼板製連結片１４に天井構造体１５の４隅を接
合することにて、箱形ななす如くに構成されている。

床構造体１３は、４本の溝形鋼製床大梁１６を上記連結
片１２の内側に重ね合わせる如くに嵌合、溶接して外枠
を形成している。また、床構造体１３は、複数の相互に
並列配置される床小梁１７のそれぞれを相対する床大梁
１６．１６間に架け渡し、各床小梁１７の両端部に設け
た溝形状鋼板製連結片（不図示）を上記対応する床大梁
１６のそれぞれに溶接している。更に、床構造体１３は
、複数の相互に並列配置される木製床根太１８のそれぞ
れな各床小梁１７の上面部に直交載架し、各床根太１８
をそれら床小梁１７の上面部に接着剤または釘打ちにて
固定し、各床根太１８の上部に床板（不図示）を接着剤
または釘打ちにて固定する。

天井構造体１５は、４本の溝形鋼製天井大梁２１を上記
連結片１４の内側に重ね合わせる如くに嵌合、溶接して
外枠を形成している。また、天井構造体１５は、複数の
相互に並列配置される木製天井根太２２のそれぞれを、
相対する天井大梁２１．２１間に架け渡し、各天井根太
２２をそれら天井大梁２１に接着剤または釘打ちにて固
定する。更に、天井構造体１５は、各天井根太２２の下
部に天井板２３を接着剤または釘打ちにて固定する。

このとき、天井構造体１５にあっては、天井根太２２を
相対する天井大梁２１．２１間に架け渡すに際し、天井
根太２２の上面レベルか天井大梁２１の上面レベルより
低レベルとなるように設定されている。

然るに、本発明にあっては、天井構造体１５において、
天井大梁２１に囲まれる天井根太２２の上面に、天井根
太２２の」−面レベルと天井大梁２１の上面レベルとの
レベル差に相当する厚みをもつ複数の構造用合板製足場
板３１を載架している。

また、本発明にあっては、建物ユニット１０の保管段階
において、上記足場板３１が載架された天井構造体１５
の上部全面を含むユニット１０の全体に防水カバー４１
を被着可能としている。

尚、建物ユニット１０は、施工段階において、保管置場
から建築現場に輸送されて据付けられ、ユニット建物を
構成する。このとき、作業員は、天井構造体１５の上部
に載架された足場板３１の存在により、安全に作業てき
る。

次に、上記実施例の作用について説明する。

■天井構造体１５の天井根太２２上部に足場板３１を載
架し、その上部全面に防水カバー４１を被着するものて
あり、構成単純である。

■足場板３１は、天井根太２２の上面レベルと天井大梁
２１の上面レベルとのレベル差に相当する厚みを持つ。

従って、天井大梁２１か天井根太２２の上面を囲んて形
成する陥没部は、足場板３１の上面によって平坦化され
る結果、この足場板３１上の防水カバ−４１上面に水溜
りを生ずることかなく、建物ユニット１０を確実に防水
てきる。

■防水カバー４１の下に配設された足場板３１は、施工
時に、作業員のための安全な足場となり施工作業性を向
上てきる。

［発明の効果コ以上のように本発明によれば、単純な構成により、建物
ユニットを保管段階において確実に防水するとともに、
施工段階での作業性を向上することがてきる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用された建物ユニットを示す模式図
、第２図は第１図の要部断面図、第３図は建物ユニット
を示す斜視図である。１０・・・建物ユニット、１１・・・柱、１３・・・床構造体、１５・・・天井構造体、２１・・・天井大梁、２２・・・天井根太、３１・・・足場板、４１・・・防水カバー。特許出願人　積水化学工業株式会社代表者　廣　１）　馨

Claims

【特許請求の範囲】

（１）柱と床構造体と天井構造体とを枠組して構成され
、天井構造体は、複数の天井大梁によって外枠を形成し
、複数の相互に並列配置される天井根太のそれぞれを相
対する天井大梁間に、該天井根太の上面レベルが該天井
大梁の上面レベルより低レベルとなる状態にて架け渡し
て構成されている建物ユニットの保管及び施工構造にお
いて、天井大梁に囲まれる天井根太の上面に、天井根太
の上面レベルと天井大梁の上面レベルとのレベル差に相
当する厚みをもつ足場板を載架し、該足場板が載架され
た天井構造体の上部全面に防水カバーを被着可能とする
ことを特徴とする建物ユニットの保管及び施工構造。