JPH04184937A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPH04184937A
JPH04184937A JP31270190A JP31270190A JPH04184937A JP H04184937 A JPH04184937 A JP H04184937A JP 31270190 A JP31270190 A JP 31270190A JP 31270190 A JP31270190 A JP 31270190A JP H04184937 A JPH04184937 A JP H04184937A
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JP
Japan
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polycrystalline silicon
oxide film
forming
opening
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JP31270190A
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Kazuo Yamaguchi
和夫 山口
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、半導体集積回路装置の製造方法に係わり、
特にバイポーラ型半導体素子の製造方法に関するもので
ある。
(従来の技術) 半導体集積回路装置の用途として、特に高速動作性を必
要とする分野では、一般にECL/CML系のバイポー
ラ型半導体集積回路装置が用いられている。 ECL/
CML系回路においては、消費電力、論理振幅を一定と
した場合、回路を構成する素子、配線の寄生容量および
トランジスタのベース抵抗、利得帯域幅積によって動作
速度が決定される。このうち、寄生容量に関しては、特
に動作速度への寄与が大きいトランジスタのベース・コ
レクタ間の接合容量を低減することが必要であり、この
ためには多結晶シリコンを用いてベース電極を素子領域
の外部に引き出し、ベース面積を縮小することが有効で
ある。また、多結晶シリコン抵抗及び金属配線を厚い分
離酸化膜上に形成して、これらの寄生容量も低減する方
法が一般に採用されている。
一方、ベース抵抗の低減には、不活性ベース層を低抵抗
化して可能な限りエミッタに近接させると共に、エミッ
タを細くしてエミッタ直下の活性ベース層の抵抗を減少
させることが必要である。
また、利得帯域幅積の向上には、エミッタ及びベース接
合を浅接合化すると共にコレクタのエピタキシャル層を
薄くすることが有効である。
これらの事項を実現することを目的として提案された従
来技術として、特開昭63−261746号公報に開示
された製造方法を説明する。
第3図(A)〜(F)は、上記技術の工程断面図を示し
たものである。この第3図では図面が煩雑番こなるのを
避けるため、一部の膜が省略されて描かれている。
第3図(A)は厚い酸化膜による素子分離後、約300
0人の多結晶シリコンを形成し、表面を200λ程度酸
化(図示せず)したのち、1000〜2000人の窒化
膜をベース電極及びコレクタ電極を形成する部分に選択
的に形成した状態を示し、301 !!P−型シリコン
基板、302はシリコン基板301上に形成されたN“
型埋込拡散層、303は埋込拡散層302上に形成され
たN−型エピタキシャル層、304はシリコン基板30
1及び埋込拡散層302上に形成した素子分離酸化膜、
306はエピタキシャル層303及び素子分離酸化膜3
04上に形成した多結晶シリコン、307は多結晶シリ
コン306上に形成した窒化膜である。N−型エピタキ
シャル層303は、素子分離酸化膜304によって、ベ
ース・エミッタ形成領域の第1の島領域303aと、コ
レクタ形成領域の第2の島領域303bに分けられる。
次に、第3図(B)に示すように多結晶シリコン306
を選択酸化し、多結晶シリコン306a、 306b。
306cを形成する。309は多結晶シリコン306の
酸化膜である0次に、コレクタ電極多結晶シリコン30
6c上の窒化膜307を選択的に除去し、コレクタ電極
多結晶シリコン306Cに燐をイオン注入し、熱処理を
行って第2の島領域303bをコレクタ抵抗低減用N+
型領域305とする。その後、ベース電極多結晶シリコ
ン306a、 306bに窒化膜307を介して硼素を
1〜5XIO”01程度にイオン注入を行い、900℃
程度の温度でアニールを行ってベース電極多結晶シリコ
ン306a、 306b中の硼素濃度を均一化する0次
いで、多結晶シリコン酸化膜309のうちエミッタ形成
領域部分309aを選択的に除去し、内壁を酸化して2
00人程0の内壁酸化膜314を形成する。この時、多
結晶シリコン306a、 306bからの拡散によりP
°型の不活性ベース310がエピタキシャル層の第1の
島領域303a内に形成される。この状態を第3図(C
)に示す。
次に、BF!を1〜5X10’コC’l −’程度イオ
ン注入して第1の島領域303a内に第3図(D)に示
すように活性ベース311を形成した後、同第3図(ロ
)に示すように全面に1000人程度0酸化膜と200
0λ程度の多結晶シリコン316をCVDで形成する。
なお、第3図(D)ではCVD酸化膜は図示が省略され
ている。
次に、反応性イオンエツチングを用いて多結晶シリコン
316をエツチングし、さらにCVD酸化膜と酸化膜3
14のエツチングを行い、第3図(E)のようにエミッ
タの開口を行う、この時、多結晶シリコン316とCV
D酸化膜および酸化11314は開口部の側壁のみに残
り、窒化膜307による開口部よりも狭いエミッタ開口
がセルファラインで開口される。又、同時に第3図(E
)のようにコレクタ電極多結晶シリコン306cが露出
する。
次に、全面に3000人程度0多結晶シリコン317を
堆積し、表面を200人程皮酸化したのち砒素をl Q
 ” CI −”程度イオン注入する。
そして、酸化膜(図示せず)と多結晶シリコン317さ
らには窒化膜307を第3図(F)に示すようにエツチ
ングし、熱処理により多結晶シリコン317からの拡散
で活性ベース311中にエミッタ312を形成する。
次に、多結晶シリ:27306a、 306b、 31
7の表面の薄い酸化膜を除去後、白金を蒸着し熱処理を
行って多結晶シリコン表面に白金シリサイド319を形
成する。抵抗上などシリサイド化しない部分には上記薄
い酸化膜を残しておく、酸化膜上に未反応のまま残った
白金は王水によって除去する。その後、全面にCVD酸
化膜320を堆積させる。
最後に、コンタクトホールを開口し、金属電極配線31
8の形成を行う。
以上のような製造方法によれば、多結晶シリコンの選択
酸化頭載にエミッタを形成し、該酸化領域に隣接する残
存多結晶シリコンからの拡散により、高濃度不活性ベー
スを形成するので、高濃度不活性ベースとエミッタとの
藺隔を著しく縮小することができ、また最小設計寸法よ
りも幅の狭いエミッタを形成することができる。又、ベ
ース領域全体の幅は、最小設計寸法の二倍でよいためベ
ース・コレクタ接合容量を低減する事ができる。
又、エミッタ接合のほとんど全てが、低濃度の活性ベー
スとの接合であり、エミツタ幅の縮小と相俟ってエミッ
タ・ベース接合容量も減少される。
また、接合深さは0.3n以下に形成することがモきる
ので、エピタキシャル層を1nまたはそれ以下比mVX
化することができ、キャリアのコレクタ空乏層走行時間
が短縮する。又、上述の接合容量の減少によりコレクタ
時定数、エミッタ時定数が短縮し、これらにより利得帯
域幅積を向上させることができる。従って、トランジス
タのベース抵抗、寄生容量を低減し、利得帯域幅積を向
上させることができるので、著しい高速化を達成するこ
とができるという特長を有している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の製造方法では、パターン形成され
た窒化膜307と、分離酸化膜304で囲まれたエピタ
キシャル島領域303a、 303bとが自己整合化さ
れていないため、窒化膜307のパターン形成に於いて
は、マスク合わせ余裕を確保出来るよう、エピタキシャ
ル島領域303a、 303bを、素子の動作上必要と
される以上に大きく形成しておく必要があった。従うて
、上記の製造方法では、素子面積の縮小に限界があり、
特にベース−コレクタ間の容量C!。及びコレクター基
板間の容量CtSを充分に低減させることは不可能で、
−層の高速化を実現する場合の大きな障害となっていた
更に、エミッタ開口幅は、最小設計寸法で窒化膜307
をエツチング除去した領域の多結晶シリコン306を酸
化して除去した開口部で、CVD法により付着形成させ
た多結晶シリコン膜316の厚さと異方性エツチング量
に依存して最終的に決定される。従って種々の工程に於
ける制御誤差が累積されるため、所期の目的の値にエミ
ッタ開口部を仕上げることは困難であった。その上、多
結晶シリコン膜厚は、後続の工程出の関係で無制限に厚
く形成することはできず、その結果、最小設計寸法に拘
らずエミッタ開口部を縮小することは不可能であった。
従って、これらも−層の高速化を推進する上での大きな
妨げとなっていた。
この発明は上記の点に鑑みなされたもので、従来の問題
点を解決し、より低消費電力で高速動作が可能なバイポ
ーラ型半導体集積回路装置を得ることができる、その製
造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明は、バイポーラ型半導体集積回路装置の製造方
法において、素子分H81域に対し、不活性ベース、活
性ベースおよびエミッタのすべてを自己整合で形成する
ようにしたものである。さらには、エミッタ開口部を、
CVD酸化膜と異方性エツチング技術、あるいはエピタ
キシャル・ラテラル・オーバーグロース(ELO)技術
とCVD酸化膜形成技術を活用して縮小形成するように
したものである。詳細には次のような製造方法とする。
第1のこの発明では、まず、半導体基板上にエピタキシ
ャル層を形成し、該エピタキシャル層の表面に不純物ド
ープの多結晶シリコン、窒化膜および酸化膜の積層膜パ
ターンを形成し、該パターン側壁に酸化膜のサイドウオ
ールを形成する。その積層膜パターンとサイドウオール
で内定して前記エピタキシャル層に素子分離領域を形成
する。
その後、積層膜パターン最上層の酸化膜およびサイドウ
オールを除去する0次いで、積層膜パターン下層の多結
晶シリコン側端部を酸化し、酸化膜に変換する。その後
、積層膜パターン中間層の窒化膜を除去し、さらに多結
晶シリコン側端の酸化膜を除去し、残存した多結晶シリ
コン周囲の表面上に、前記素子分離領域で囲まれたエピ
タキシャル層島領域の露出表面に一部が接してベース電
極としての多結晶シリコンを形成する。その後、不純物
導入の有無によるエツチング速度差を利用して前記積層
膜パターン下層の残存多結晶シリコンを除去し、開口部
を形成する0次いで、前記ベース電極としての多結晶シ
リコンに不純物を導入し、さらに該多結晶シリコンから
の不純物拡散で前記エピタキシャル層島領域内に不活性
ベース領域を形成する。その後、前記開口部部分の前記
島領域に、不純物導入により活性ベースffJ[Jdi
を形成する。
その後、前記開口部の側壁にCVD法と異方性エツチン
グで酸化膜を形成し、開口部を、縮小されたエミッタ開
口部とする。そのエミッタ開口部に多結晶シリコンを形
成し、該多結晶シリコンからの不純物拡散で活性ベース
領域内にエミッタ領域を形成する。
第2のこの発明では、まず半導体基板上にエピタキシャ
ル層を形成し、該エピタキシャル層の表面に窒化膜と酸
化膜の積層膜パターンを形成し、該パターン側壁に酸化
膜のサイドウオールを形成する。その積層膜パターンと
サイドウオールで画定して前記エピタキシャル層に素子
分IIII 領域を形成する0次に表面に多結晶シリコ
ンを生成した後、該多結晶シリコンを前記積層膜パター
ンとサイドウオール部分から除去し、さらに積層膜パタ
ーン上層の酸化膜とサイドウオールを除去することによ
り、前記素子骨M mN域で囲まれたエピタキシャル層
島領域の一部を露出させる。その露出部に、前記積層膜
パターンの下層である窒化膜上にも横方向に成長させて
単結晶シリコンを成長させ、同時に一体に、前記島領域
の周囲に残存している前記多結晶シリコン上に多結晶シ
リコンを成長させる。それら多結晶シリコンと単結晶シ
リコンに不純物を導入し、さらに熱処理を行って前記単
結晶シリコンから前記島領域に不純物を拡散させること
により、島領域内に不活性ベース領域を形成する。前記
熱処理時に多結晶シリコンおよび単結晶シリコン表面に
形成された酸化膜をマスクとして前記積層膜パターン下
層の窒化膜の一部をエツチングし、開口部を形成する。
その開口部部分の前記島領域に、不純物導入により活性
ベース領域を形成する。前記開口部の側壁にCVD法と
異方性エツチングで酸化膜を形成し、開口部を、縮小さ
れたエミッタ開口部とする。そのエミッタ開口部に多結
晶シリコンを形成し、該多結晶シリコンからの不純物拡
散で活性ベース内にエミッタ領域を形成する。
(作 用) 上記この発明においては、素子骨If IJI域に対し
、不活性ベース領域、活性ベース領域およびエミッタ領
域のすべてが自己整合で形成されるため、マスク合わせ
余裕が不要となり、素子面積が大幅に縮小される。また
、CVD酸化膜と異方性エツチング技術、あるいはエピ
タキシャル・ラテラル・オーバーグロース技術とCVD
酸化膜形成技術を活用することにより、エミッタ開口部
は、フォトリソグラフィにより制限を受ける最小寸法以
下の任意の幅に制御良く形成される。
(実施例) 以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の第1の実施例を示す工程断面図であ
る。この第1の実施例を最初に説明する。
第1図(A)はP−型シリコン基板101に「型拡散層
102及びP′″型拡散拡散層103a103bをそれ
ぞれ選択的に形成し、0.5〜inの厚さにN型エピタ
キシャル層104、を成長させ、該N型エピタキシャル
層104の表面に酸化により約1000人の酸化膜10
5を形成し、その上に、気相成長法(以下、CVDと呼
ぶ)を用いて、約5000人の厚さで、l Q ’ ”
 C11−”程度の砒素を含有した多結晶シリコン10
6と、約1000人の酸化膜107 と、約5000人
の窒化膜108と、約5000人の酸化膜109を形成
したものである。
次に、第1図(B)に示すように、公知のフォトリソグ
ラフィ技術により、パターン化された多結晶シリコン1
06a、 106b、 CV D酸化膜107a、 1
07b。
CVD窒化膜108a、 108b及びCVD酸化膜1
09a。
109b (積層膜パターン)を形成し、その上に約5
000人の厚さのCVD酸化膜110を付着させる。
次に、公知の異方性エツチングにより、第1図(C)に
示すように、CVD酸化膜110をエツチングし、多結
晶シリコン106a、 106b、 CV D酸化膜1
07a、 107b、 CV、D窒化膜108a、 1
08b及びCVD酸化膜109a、 109bの積層膜
の側壁部にのみCVD酸化膜110a、 110b  
110c、 110d (サイドウオール)を残す、こ
のとき、酸化膜105 も選択的にエツチングされ、酸
化膜105a、 105bとなる。
次に、酸化膜105a、 105b、 109a、 1
09b、 110a。
110b ’110c、 110dをエツチングのマス
クとして、例えば5SC1aガスを用いてエツチングを
行い、第1図(D)に示すようにN型エピタキシャル層
104の約半分の厚みに等しい深さまで除去し、富みを
形成する。その後酸化を行うことにより、同第1図(0
) に示すように、約1000人の酸化膜111a。
111b、 1llcを窪みの側壁と底部に形成する。
次に、約3000人の厚さのCVD窒化膜を形成し、異
方性エツチングを行うことにより、第1図(E)に示す
ように、窪みと積層腹部の側壁部に残留したCVD窒化
膜112a、 112b、 112c、 112dを形
成させる。
次に、公知の高圧酸化技術を用いて、富み部に、N型エ
ピタキシャル層104の富み深さの約2倍の膜厚まで、
第1図(F)に示すように酸化膜113a。
113b、 113cを成長させる。これにより、エビ
タキシャル層104 は、各積層膜とそれの側壁を覆う
CVD酸化腰下の第1.第2の島領域104a、 10
4b(ベースとエミッタの形成予定領域114およびコ
レクタ形成予定領域115の各島領域)に分かれる。
その後、燐酸を用いて、酸化膜形成後の複雑な形状を星
する窒化膜112a、 112b、 112c、 11
2dを除去する。この後の状態が前記第1図(F)に示
されている。その後フォトレジストを塗布し、露光と現
像を行うことにより、ベースとエミッタの形成予定領域
114を選択的に覆うように、フォトレジストを残留さ
セ、コレクタ形成予定領域115のフォトレジストを除
去し、エツチングにより、コレクタ形成予定領域115
の酸化膜109b、 110c、 110d。
窒化膜108b、酸化膜107b、多結晶シリコン10
6b、−酸化膜105bを除去する。この場合、露光時
には、厳密なマスク合わせ精度を要求されない。
次に、フォトレジストを剥離後、第1図(G)に示すよ
うに、約15000人のフォトレジスト116を塗布し
、酸素プラズマによるアッシング技術を用いて、酸化膜
109aの表面および酸化膜110a、 110bの上
部を露出させる。
次に、第1図(H)に示すように、公知のエツチング技
術を用いて、露出した酸化膜109a、 110a。
110bを除去し、ベースとエミッタの形成予定領域1
14にCVD窒化膜108a、 CV D酸化膜107
a、多結晶シリコン106a、酸化膜105aの積層膜
を残留させる。
次に、第1図(1)に示すように、約1000℃の水蒸
気雰囲気中にて酸化することにより、多結晶シリコン1
06aの側端部を酸化膜117a、 117bに変換さ
せる。この酸化膜117a、 117bの横方向の酸化
膜厚が、エミッタ開口幅を決定する一要因となっており
、酸化時間により、所期の膜厚に制御する。その後、燐
酸によりCVD窒化膜108aを除去し、更に公知のエ
ツチング技術を用いてCVD酸化膜107a、酸化膜1
05aの一部、酸化膜105cを除去し、第1の島領域
104aの一部表面および第2の島領域104bの全面
を露出させる。
次に、第1図(J)に示すように、約5000人のフォ
トレジスト118を塗布し、アッシング技術を用いるこ
とにより、酸化膜117a、 117b及び多結晶シリ
コン106aの表面を露出させる。その後、公知のエツ
チング技術を用いることにより、選択的に酸化膜117
a、 117bを除去し、更に酸化膜105aの一部も
除去し、第1の島領域104aの露出部を更に広げてお
く、その後、フォトレジスト118は剥離して45 く
 。
次に、第1図(K)に示すように、約6000人の多結
晶シリコン119をCVDにて生成させ、さらにその上
に約10000人のフォトレジスト120を塗布した後
、公知のエツチング技術を用い、フォトレジスト120
と多結晶シリコン119の等速エツチングを行い、約1
0000人の膜厚だけ除去する。そあ結果、多結晶シリ
コン119の表面が多結晶シリコン106aの表面と同
一高さで平坦化される。
次に、第1図(L) に示すように、公知のフォトリン
グラフィ技術を用いて、ベースとエミッタ領域の多結晶
シリコン121a、 121bと、コレクタ領域の多結
晶シリコン122にパターン形成する。コレクタ領域の
多結晶シリコン122は第2の島領域104b上に形成
され、ベースとエミッタ領域の多結晶シリコン121a
、 121bは、多結晶シリコン106aの周囲の基板
表面上に、第1の島領域104aと一部接して形成され
る。その後、フォトレジスト(図示せず)の剥離後、砒
素含有の多結晶シリコン106aと、含有していない多
結晶シリコン121a、 121b。
122のエツチング速度に差があることを利用して塩素
系のガスによってドライ・エツチングし、多結晶シリコ
ン106aのみを除去し、第1図(M)に示すように開
口部129を形成する。
次に、フォトレジストを塗布し、コレクタ領域の多結晶
シリコン122を含む領域を開口し、1〜5X10”C
I+−”程度の燐を多結晶シリコン122にイオン注入
する。続いてフォトレジストを剥離後、約1000℃の
熱処理を行うことで、多結晶シリコン122からの燐拡
散により第1図(M)に示すように、第2の島領域10
4bをN゛型型頭領域104c変換させる。
次に、フォトレジスト剥離後、再度フォトレジストを塗
布し、露光と現像を行って、ベースとエミッタ領域の多
結晶シリコン121a、 122b上を開口し、1〜5
XlO”CI−”程度の硼素を多結晶シリコン121a
、 121bにイオン注入する。続いてフォトレジスト
を剥離後、約900℃の酸素雰囲気で熱処理することに
より、多結晶シリコン121a、 121bからの拡散
により、不活性ベース領域123a、 123bを第1
の島領域104a内に形成する。これら二回の拡散処理
によって、多結晶シリコン121a、 121b、 1
22上には、約2000人の酸化膜130が形成され、
開口部129の第1の島領域104a表面には、約10
00人の酸化膜131が形成される。その後、フォトレ
ジストを塗布し、ベースとエミッタの形成予定領域11
4を開口し、1〜5X10”cm−”程度の硼素をイオ
ン注入する。そして、フォトレジストの剥離後、約80
0℃の熱処理を行うことにより、開口部129部分の第
1の島領域104a内に活性ベース領域124を形成す
る。
次に、約2000人のCVD@化膜を全面に付着形成さ
せる。このCVD酸化膜の膜厚によってもエミツタ幅を
制御することができ、必要に応じて適宜膜厚を変化させ
る。その後、異方性エツチング技術を用いてCVD酸化
膜をエツチングすることにより、開口部129の側壁部
および多結晶シリコン121b、 122の側壁部に残
留したCVD酸化膜125a、 125b、 125c
、 125d、 125eを形成させる。このとき同時
に、活性ベース領域124上に形成されていた酸化膜1
31 も部分的に除去される。そして、開口部129は
縮小されたエミッタの開口部となる。
次に、約3000人の厚さのCVD多結晶シリコン12
6を生成させ、約500人の厚さに表面を酸化した後、
1〜5X10Ithcm−”程度の砒素をイオン注入す
る。この砒素を含有した多結晶シリコン126を、前記
エミッタ開口部を含むエミッタ形成領域に残留させるよ
うに、第1図(0)に示すように、公知のフォトリソグ
ラフィ技術でパターン形成し、900℃前後の温度で熱
処理を行うことにより、多結晶シリコン126からの不
純物拡散で活性ベース領域124内にエミッタ領域12
7を形成する。
最後に、第1図(P)に示すように、エミッタ、ベース
及びコレクタの各多結晶シリコン電極としての多結晶シ
リコン126.121a、 122上の酸化膜132、
130に公知のフォトリソグラフィ技術でコンタクトホ
ールを開口し、約5000人のアルミニウム等の金属を
スパッタ法で付着し、公知のフォトリソグラフィ技術に
よりパターン形成することで金属電極128a、 12
8b、 125cを形成する。この時、多結晶シリコン
電極の抵抗を低減するために、酸化膜除去後に、金属シ
リサイドを形成させ、その上に金属を付着させてもよい
以上でこの発明の第1の実施例に係わる製造工程を終了
する。
第2図は本発明の第2の実施例を示す工程断面図である
0次にこの第2の実施例を説明する。
第2図(^)は、P−型シリコン基板201にN゛型型
数散層202びP9型拡散層203a、 203bをそ
れぞれ選択的に形成し、0.5〜lnの厚さにN型エピ
タキシャル層204を成長させ、該N型エピタキシャル
層204の表面に酸化により約1000人の酸化膜20
5を形成し、その上に、気相成長法(以下、CVDと呼
ぶ)を用いて、約5000人のCVD窒化膜206と、
約5000人のCvDflI化膜207を形成したもの
である。
次に、第2図(B)に示すように、公知のフォトリソグ
ラフィ技術により、パターン化されたCVD窒化膜20
6a、 206b及びCVD酸化膜207a 。
207b (積層膜パターン)を形成し、その上に約5
000人の厚さのCVD酸化膜208を付着させる。
次に、公知の異方性エツチングにより、第2図(C)に
示すように、CVD酸化膜208をエツチングし、CV
D窒化膜206a、 206bとCVD酸化膜207a
、 207bの側壁部にのみCVD酸化9208M 。
208b、 208c、 208d (サイドウオール
)を残す、このとき、酸化膜205の一部もエツチング
され、酸化膜205a、 205bとなる。
次に、酸化II 205a 、 205b 、 207
a 、 207b 、 208a 。
208b、 208c、 208dをエツチングのマス
クとして、例えば5iC1aガースを用いてエツチング
を行い、第2図(D)に示すようにN型エピタキシャル
層204の約半分の厚みに等しい深さまで除去し、窪み
を形成する。その後酸化を行うことにより、同第2図(
D)に示すように、約1000人の酸化膜209a 。
209b、 209cを窪みの側壁と底部に形成する。
次に、約3000人の厚さのCVD窒化膜を形成し、異
方性エツチングを行うことにより、第2図(E)に示す
ように、富みと積層膜部の側壁部に残留CVD窒化膜2
10a、 210b、 210c、 210dを形成さ
せる。
次に、公知の高圧酸化技術を用いて、富み部に、N型エ
ピタキシャル層204の窪み深さの約2倍の膜厚まで、
第2図(F)に示すように酸化膜211a 。
211b、 211cを成長させる。これにより、エピ
タキシャル層204は、各積層膜とそれの側壁を覆うC
VD酸化膜下の第1.第20島領域204a、 204
b(ベースとエミッタの形成予定領域212およびコレ
クタ形成予定領域213の各島領域)に分かれる。
その後、燐酸を用いて、酸化膜形成後の複雑な形状を呈
する窒化膜210a、 210b、 210c、 21
0dを除去する。この後の状態が第2図(F)に・示さ
れている。
次に、フォトレジストを塗布し、露光と現像を行うこと
により、ベースとエミッタの形成予定領域212にフォ
トレジストを残留させ、コレクタ形成予定領域213の
フォトレジストを開口し、エツチングにより第2図(G
)に示すようにコレクタ形成予定領域213の酸化膜2
G7b、 208c、 208d、 205b及び窒化
膜206bを除去する。この場合、露光時には、厳密な
マスク合わせ精度を要求されない。
次に、フォトレジストを剥離後、第2図(H)に示すよ
うに、CVDにより約1000人の厚さの多結晶シリコ
ンを形成し、公知のフォトリソグラフィ技術により、ベ
ースとエミッタの形成予定領域212 とその周辺領域
、ならびにコレクタ形成予定領域213にそれぞれ残留
させる多結晶シリコン214a、 214bをパターン
形成する。その後、フォトレジストの塗布、露光及び現
像を行い、フォトレジストでベースとエミッタの形成予
定領域およびその周辺領域の多結晶シリコン214aを
覆い、1〜5XIO”cm−”程度の燐を、コレクタ形
成予定領域の多結晶シリコン214bにイオン注入する
。そして、フォトレジストの剥離後、約1000℃で熱
処理を行うことで、多結晶シリコン214bからの拡散
により、第2の島領域204bをN゛型型頭領域204
cする。続いて、同様に、コレクタ形成予定領域の多結
晶シリコン214bをフォトレジストで覆い、ベースと
エミッタの形成予定領域およびその周辺領域の多結晶シ
リコン214aに1〜5X10”CI−”程度の硼素を
イオン注入する。
次に、第2図(1)に示すように、約10000人の厚
さのフォトレジスト215を塗布し、さらに酸素プラズ
マによるアッシング技術を用いて同第2図(1) に示
すように、ベースとエミッタの形成予定領域の多結晶シ
リコン214a表面を露出させる。
次に、その露出部からベースとエミッタの形成予定領域
の多結晶シリコン214a、および酸化膜207a、 
208a、 208b、及び酸化膜205aの一部をエ
ツチング除去し、第2図(J)に示すように、第1の島
領域204aの露出部216a、 216bを形成させ
る。
次に、第2図(K)に示すように、窒化膜206a上で
ラテラル・オーバーグロースの性質を有するエピタキシ
ャル成長を行い、露出部216a、 216bに単結晶
シリコン217a、 217bを成長させる。このとき
のエピタキシャル成長条件の一例として、温度:800
〜1000℃、圧カニ 25〜80Torr%5iHt
CZ z流量:0.311/分、HCI流量:11/分
、■、流量:1001/分が推奨される。ラテラル・オ
ーバーグロースの長さは、エピタキシャル成長時間で制
御され、エミツタ幅を決定する重要な要因の一つである
また、このとき、多結晶シリコン214a上には、前記
単結晶シリコン217a、 217bと一体に多結晶シ
リコン218a、 218bが生成され、同様に多結晶
シリコン214b上には多結晶シリコン218cが生成
される。
次に、フォトレジストを塗布し、コレクタ・コンタクト
の多結晶シリコン218cの領域を開口し、1〜5X1
0”CI+−”程度の燐を多結晶シリコン218cにイ
オン注入する。続いてフォトレジストを剥離後、再度フ
ォトレジストを塗布し、多結晶シリコン218cの領域
以外を開口した後、1〜5 Xl0Isc自−2程度の
硼素を単結晶シリコン217a、 217bおよび多結
晶シリコン218a、 218bにイオン注入する。続
いてフォトレジストを剥離後、約900℃の酸素雰囲気
で熱処理することにより、単結晶シリコン217a。
217bからの不純物拡散で第2図(L)に示すように
活性ベース領域219a、 219bを第1の島領域2
04a内に形成する。この時、多結晶シリコン218a
、 218b。
218c、 214a、 214bおよび単結晶シリコ
ン217a。
217bの表面には約1000人の酸化il! 220
a 、 220b 。
220cが形成される。そして、この酸化膜220a 
220b、 220cをマスクに、第1の島領域204
a上に残存している窒化膜206aの一部を異方性エツ
チングし、開口部222を形成する。続いてフォトレジ
ストを塗布し、前記開口部222部分を開口し、1〜5
×”013C1”程度の硼素をイオン注入し、約800
°Cでの熱処理を行うことにより、前記開口部222部
分の第1の島領域204a内に活性ベース領域226を
形成する0次に、開口部222の内壁を含む全面に約2
000人のCVD酸化膜221を付着形成させる。
このCVD酸化膜221の膜厚によってもエミツタ幅を
制御することができ、必要に応じて適宜膜厚を変化させ
る。
次に、第2図(M)に示すように、異方性エッチ “ン
グ技術を用いてCVD酸化M221をエツチングし、該
CVD酸化膜221を前記開口部222の側壁部に残す
ことにより、この開口部222を、縮小されたエミッタ
開口部とする。この時、酸化膜205aの一部もエツチ
ングされ、エミッタ開口部の活性ベース領域226表面
が露出する。
次に、約3000人の厚さのCVD多結晶シリコン22
3を生成させ、約500人の厚さに表面を酸化した後、
1〜5X10”C11−”程度の砒素をイオン注入する
。この砒素を含有した多結晶シリコン223を、前記エ
ミッタ開口部を含むエミッタ形成領域に残留させるよう
に、第2図(N)に示すように、公知のフォトリソグラ
フィ技術でパターン形成し、900℃前後の温度で熱処
理を行うことにより、多結晶シリコン223からの不純
物拡散で活性ベース領域226内にエミッタ224を形
成する。
最後に、第2図(0)に示すように、エミッタ、ベース
及びコレクタの各多結晶シリコン電極としての多結晶シ
リコン223.218a、 218c上の酸性膜227
、220a、 220cに公知のフォトリソグラフィ技
術でコンタクトホールを開口し、約5ooo人のアルミ
ニウム等の金属をスパッタ法で付着し、パターン形成す
ることで金属電極225a、 225b、 225cを
形成する。この時、多結晶シリコン電極の抵抗を低減す
る赳めに、酸化膜除去後に、金属シリサイドを形成させ
、その上に金属を付着させてもよい。
以上でこの発明の第2の実施例に係わる製造工程を終了
する。
なお、以上述べた2つの製造工程に於いて、酸化膜分離
を用いずに、深い溝にシリコン等を充填する、所謂トレ
ンチ分離を用いる方法を採用したり、トランジスタ以外
にダイオード、抵抗、キャパシタ等を付加することは、
この発明の趣旨を同等変更するものではない事は明らか
である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、この発明によれば、素子分
lit 81域に対し、不活性ベース領域、活性ベース
領域及びエミッタ領域のすべてが自己整合で形成される
ため、マスク合わせ余裕が不要となり、従来例と同一の
設計基準に於いても之バイポーラ素子面積を大幅に縮小
することが可能となり、コレクター基板間の接合容量C
□及びベース−コレクタ間の接合容量Ctcを低減でき
る。そして、cys及びCtCの低減により、従来例に
比べ、バイポーラ型半導体集積回路装置の低消費電力化
と高速化を図ることができる。
また、CVD酸化膜と異方性エツチング技術、あるいは
エピタキシャル・ラテラル・オーバーグロース技術とC
VD酸化膜形成技術を活用してエミッタ開口部を縮小形
成したので、該エミッタ開口部をフォトリソグラフィに
より制限を受ける最小寸法以下の任意の幅に制御良く形
成することができ、素子の一層の高速化を達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の半導体集積回路装置の製造方法の第
1の実施例を示す工程断面図、第2図はこの発明の第2
の実施例の工程断面図、第3図は従来の製造方法の工程
断面図である。 101・・・P−型シリコン基板、104・・・N型エ
ピタキシ中ル層、104a・・・第1の島領域、106
a・・・多結晶シリコン、108a −CV D窒化膜
、109a ・・・CV D酸化膜、110a、 11
0b・= CV D酸化膜、113a、 113b”・
酸化膜、117a、 117b−・・酸化膜、121a
、 121b”・多結晶シリコン、123a、 123
b・・・不活性ベース領域、124・・・活性ベース領
域、125a、 125b−CV D l化膜、126
・・・多結晶シリコン、127・・・エミッタ領域、1
29−・・開口部、201・・・P−シリコン基板、2
04・・・N型エピタキシ中ル層、206a・・・CV
D窒化膜、207a−CV D酸化膜、208a、 2
08b・CV D酸化膜、211a、 211b・・・
酸化膜、214a・・・多結晶シリコン、216a、 
216b−・・露出部、217a、 217b=単結晶
シリコン、218a、 218b・・・多結晶シリコン
、219a、 219b−・・不活性ベースlI域、2
20a、 220b・・・酸化膜、221 ・・・CV
D@化膜、222・・・開口部、223・・・多結晶シ
リコン、224 ・・・エミッタ領域、226・・・活
性ベース領域。 本発明の第1の実施例の工程断面図 第1図 本発明の第1の実施例の工程断面図 第fQii1 本発明の第1の実施例の工程断面図 第1rllJ 本発明の第1の実施例の工程断面図 第1図 本発明の第2の実施例の工程断面図 第2図 本発明の第2の実施例の工程断面口 笛りM 本発明の第2の実施例の工程断面図 第2因 本発明の第2の実施例の工程断面図 第2図 本発明の第2の実施例の工程断面図 第2図 従来方法の工程断面図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上にエピタキシャル層を形成し、該エ
    ピタキシャル層の表面に不純物ドープの多結晶シリコン
    、窒化膜および酸化膜の積層膜パターンを形成し、該パ
    ターン側壁に酸化膜のサイドウォールを形成する工程と
    、 その積層膜パターンとサイドウォールで画定して前記エ
    ピタキシャル層に素子分離領域を形成する工程と、 その後、積層膜パターン最上層の酸化膜およびサイドウ
    ォールを除去する工程と、 次いで、積層膜パターン下層の多結晶シリコン側端部を
    酸化し、酸化膜に変換する工程と、その後、積層膜パタ
    ーン中間層の窒化膜を除去し、さらに多結晶シリコン側
    端の酸化膜を除去し、残存した多結晶シリコン周囲の表
    面上に、前記素子分離領域で囲まれたエピタキシャル層
    島領域の露出表面に一部が接してベース電極としての多
    結晶シリコンを形成する工程と、 その後、不純物導入の有無によるエッチング速度差を利
    用して前記積層膜パターン下層の残存多結晶シリコンを
    除去し、開口部を形成する工程と、次いで、前記ベース
    電極としての多結晶シリコンに不純物を導入し、さらに
    該多結晶シリコンからの不純物拡散で前記エピタキシャ
    ル層島領域内に不活性ベース領域を形成する工程と、 その後、前記開口部部分の前記島領域に、不純物導入に
    より活性ベース領域を形成する工程と、その後、前記開
    口部の側壁にCVD法と異方性エッチングで酸化膜を形
    成し、開口部を、縮小されたエミッタ開口部とする工程
    と、 そのエミッタ開口部に多結晶シリコンを形成し、該多結
    晶シリコンからの不純物拡散で活性ベース領域内にエミ
    ッタ領域を形成する工程とを具備してなる半導体集積回
    路装置の製造方法。
  2. (2)半導体基板上にエピタキシャル層を形成し、該エ
    ピタキシャル層の表面に窒化膜と酸化膜の積層膜パター
    ンを形成し、該パターン側壁に酸化膜のサイドウォール
    を形成する工程と、 その積層膜パターンとサイドウォールで画定して前記エ
    ピタキシャル層に素子分離領域を形成する工程と、 表面に多結晶シリコンを生成した後、該多結晶シリコン
    を前記積層膜パターンとサイドウォール部分から除去し
    、さらに積層膜パターン上層の酸化膜とサイドウォール
    を除去することにより、前記素子分離領域で囲まれたエ
    ピタキシャル層島領域の一部を露出させる工程と、 その露出部に、前記積層膜パターンの下層である窒化膜
    上にも横方向に成長させて単結晶シリコンを成長させ、
    同時に一体に、前記島領域の周囲に残存している前記多
    結晶シリコン上に多結晶シリコンを成長させる工程と、 それら多結晶シリコンと単結晶シリコンに不純物を導入
    し、さらに熱処理を行って前記単結晶シリコンから前記
    島領域に不純物を拡散させることにより、島領域内に不
    活性ベース領域を形成する工程と、 前記熱処理時に多結晶シリコンおよび単結晶シリコン表
    面に形成された酸化膜をマスクとして前記積層膜パター
    ン下層の窒化膜の一部をエッチングして、開口部を形成
    する工程と、 その開口部部分の前記島領域に、不純物導入により活性
    ベース領域を形成する工程と、 前記開口部の側壁にCVD法と異方性エッチングで酸化
    膜を形成し、開口部を、縮小されたエミッタ開口部とす
    る工程と、 そのエミッタ開口部に多結晶シリコンを形成し、該多結
    晶シリコンからの不純物拡散で活性ベース内にエミッタ
    領域を形成する工程とを具備してなる半導体集積回路装
    置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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