JPH0417891Y2 - - Google Patents

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JPH0417891Y2
JPH0417891Y2 JP1987070508U JP7050887U JPH0417891Y2 JP H0417891 Y2 JPH0417891 Y2 JP H0417891Y2 JP 1987070508 U JP1987070508 U JP 1987070508U JP 7050887 U JP7050887 U JP 7050887U JP H0417891 Y2 JPH0417891 Y2 JP H0417891Y2
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push
recess
push ring
pipe joint
ring
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【考案の詳細な説明】 此の考案の抜止め管継手は、主として道路の地
下に埋設して使用される流体輸送管接続に使用さ
れる、メカニカル管継手に関する。わが国は経済
の発展と共に益々道路の交通事情も厳しさを増
し、流体輸送管の道路地下埋設配管工事作業は、
色々の面で厳しい制約される環境の中で迅速、且
つ確実に実施することが求められて来た。一方機
械化の出来ない掘削溝の中の配管継手接合する技
能者は、益々不足とあいまつて質的低下は著し
く、かかる諸環境の背景から、特に管継手接合・
接合後管抜止め機能付与作業の容易性・迅速性・
確実性並びに使用中に内外圧・地震等で漏水する
等の事故なく、且つ管が継手から抜出す時に確実
に抜止めが働くことが強く求められて来た。
上記の要望に応じる為に、「管抜止め押輪」(実
開昭63−6293号公報)第5図・第6図、「抜止め
管継手」(実開昭63−6294号公報)第7図・第8
図等が使用されて来たが、共通した実用的問題点
は、管継手接合後管抜止め機能を与える為に、ボ
ルトを締付ける所定の力を係止体に伝えるに押輪
内部に複雑な形状の楔体を複数それぞれ内装を必
要とする繋雑さと、其の楔体内装の為に押輪内部
の各個所に極端な大きな応力が発生し其の為に管
抜出防止機能の働く時に、押輪はしばしば破損し
て来た。
又「管抜止めの押輪」は、上記の他に管継手接
合作業時に最も技能と作業時間を必要とする管外
周と押輪内周との〓間を均等にする作業(同軸接
合作業)が必要であり、此の作業が不確実である
と、押輪の押圧部がゴム輪の側面に均等に接当せ
ず耐圧性が低下する。又各係止体は同一条件で管
の同一円周上に於いて爪部を所要の深さまで初期
の食込み係止することが出来ない等に影響する
等、実用性の大きな課題を解決することが出来な
いで来た。
此の考案は、上記「管抜止め押輪」「抜止め管
継手」の実用上の問題に鑑み、押輪の内部に就い
ては、ボルトの加えるの力の方向を変えるに、複
雑な形状の楔体を内装使用することなく係止体に
伝い、且つ押輪の内部の空洞部を小さく集中応力
の発生せしめないように形成し。該押輪を受口に
ボルト・ナツトで締付け管継手接合時には、ゴム
輪を介して管外周と押輪内周との〓間を均等にな
るように抜止め管継手を構成することを目的とし
たものである。
此の考案の抜止め管継手は、ボルト・ナツトで
受口に押輪を締付ける時に、予め管挿口を内装し
た押輪の環状突部と、該環状突部に対設する管挿
口を内装したゴム輪の側面に形成した環状溝に同
軸嵌合する管継手に於いて、管挿口を内装する押
輪の内周面に複数等間隔に凹部を設け、該凹部に
は、爪部は押輪に内装した管挿口の外周に対設
し、かつ頭部は環状突部を設けた側面の反対側面
から凹部へ連通するように螺挿した押しボルトの
先端に形成した円錐角θ°は50°〜85°の円錐体部に
接当する係止体を内挿する。該係止体と凹部の押
ボルト螺挿側の側面との間に楔を嵌着し構成した
ものである上記凹部の環状突部側の内面は、押輪
の軸に対して押しボルト側に傾斜角θ°は70°〜85°
に形成される。又楔は、軟質材で形成される。さ
らに、係止体と楔とが凹部から脱落を防止する為
に。楔の両面と其の両面に対面する凹部の側面と
係止体の側面に互いに係合する溝・突部等を形成
し、抜止め管継手は構成される。
実施例に就いて図面第1図ないし第4図に基ず
いて説明する。
ボルト・ナツト2bで受口2に押輪5を締付け
る時に。予め管挿口3を内装した押輪5の環状突
部5bが、該環状突部に対設する管挿口3を内装
嵌合着したゴム輪4の側面に形成した環状溝4a
に同軸嵌合する管継手において、管挿口3を内装
する押輪5の内周面に複数均等間隔に凹部5cを
設け、該凹部の環状突部5b側の内面は、押輪5
の軸5eに対してθ°は72°の傾斜面を形成し。上
記凹部5cには、爪部6cは押輪5に内装した管
挿口3の外周に対設し、かつ頭部6aは押輪5の
輪状突部5bを設けた側面の反対側面から凹部5
cへ連通するように螺挿した押しボルト8の先端
に形成した円錐角60°の円錐体部8aに接当し、
かつ、凹部5cの傾斜面に沿つて係止体6を内装
し、該係止体と凹部5cの押しボルト8螺挿側の
側面との間にゴム材の楔7を嵌着し、該楔の両面
にそれぞれ対向する凹部5cの側面と係止体6の
側面には、互いに係合する突部7a,7b、溝5
d,6dを形成し構成した抜止め管継手1。
作用と効果に就いて、 抜止め管継手1接合作業は、ゴム輪4を介し
て予め管挿口3を内装した押輪5を受口2にボル
ト・ナツト5aで所定の力まで締付け作業が続く
と、先ずゴム輪4は管挿口3に懸垂状態の押輪5
に押されて受口2内に嵌着し動かなくなるので、
押輪5の環状突部5bはゴム輪4の環状溝4aの
縁に案内され押輪5の内周は管頂を離れ、やがて
押輪5の環状突部5bはゴム輪4の環状溝4aに
嵌着するから、押輪5とゴム輪4とは同軸にな
る。又ゴム輪4は最初から管挿口3に嵌着してい
るから同軸であるから、抜止め管継手1は接合さ
れた時には、管挿口3と挿輪5とは自ずから同軸
状態になるから、管挿口3外周と押輪5内周との
〓間は均等となる。
従つて此の考案の抜止め管継手1は、従来の抜
止め管継手等の接合作業時最も熟練と作業時間を
必要とする、管挿口3外周と押輪5内周との〓間
調整作業が全く不要となり、管接合作業の短縮を
確実に可能にし、同軸接合可能により抜止め管
継手1の耐圧・耐震を確実に向上させる。又常
に同軸接合が可能で有る為に、各係止体6が管挿
口3の同一外周に力学的同一条件で均等に係止作
用が働くから、管挿口3外周に凹みを発生させる
こなく係止体6の爪部6を所要の深さに初期の食
込みを確実にする。抜止め管継手1使用した管
路に地震や内外圧等で管挿口3が管継手1から抜
出す場合には、爪部6bは管挿口3と共に係止体
6の頭部6aを軸に回動的に移動し管挿口3に対
して2次の所要の食込み(剪断抵抗力を増す)が
進み、やがて係止体6は凹部5cの垂直面に接当
し回動的動きは止まることによつて、管抜出しを
確実に防止することが出来る。押しボルト8の
所定の力を係止体6に伝いるに複雑な形状の楔体
が不要となり、押しボルト8先端の円錐体部8a
が直接係止体6の頭部6aを介して爪部6cに直
接所定の力を伝いることによつて、押輪5の各内
部に集中応力の発生する空洞部を無くし、強度的
に問題になつて来た押輪5の強度を著しく高め併
せて部品減少による経済的改善することが出来
る。
上記考案の抜止め管継手は、前記此れ迄の抜止
め管継手の関係する実用的諸問題をことごとく解
決することの出来る、極めて顕著な効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、押輪正面の1部と其の1部横断面を
示す。第2図は、第1図を含めた抜止め押輪の縦
断面を示す。第3図イは、係止体の正面を示す。
第3図ロは、イの側面を示す。第4図イは楔の正
面を示す。第4図ロは、イの側面を示す第5図
は、実開昭63−6293号公報管抜止め押輪の正面の
1部を示す。第6図は、第5図を含めた管抜止め
押輪の縦断面を示す。第7図は、実開昭63−6294
号公報抜止め管継手の正面の1部を示す。第8図
は、第7図の抜止め管継手を含めたの縦断面図を
示す。 1……抜止め管継手、2……受口、2a……受
口フランジ、3……管挿口、4……ゴム輪、4a
……環状溝、5……押輪、5a……ボルト・ナツ
ト、5b……環状突部、5c……凹部、5d……
溝部、5e……軸、6……係止体、6a……頭
部、6b……胴部、6c……爪部、6d……溝、
7……楔、7a……爪、7b……突部、8……押
しボルト、8a……円錐体部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ボルト・ナツトで受口に押輪を締付け時、管
    挿口を内装した押輪の環状突部が互いに対設す
    る上記管挿口を予め内装嵌着したゴム輪の環状
    溝に同軸嵌合する管継手において、 管挿口を内装する押輪の内周面に凹部を設
    け、該凹部には、爪部は押輪に内装した管挿口
    の外周に対向し、頭部は押輪の環状突部を設け
    た側面の反対側面から凹部へ連通するように螺
    挿した押しボルトの先端に形成した円錐体部に
    接当するところの係止体を内装し、該係止体と
    凹部の押しボルト螺挿側の側面との間に楔を嵌
    着し、構成した抜止め管継手。 2 凹部の環状突部側の内面は、押輪の軸に対し
    て押しボルト螺着側への傾斜角θ°は70°〜85°に
    形成した登録請求範囲第1項記載の抜け止め管
    継手。 3 押しボルト円錐体部の円錐角θ°は、50°〜85°
    に形成した登録請求範囲第1項又は第2項記載
    の抜止め管継手。 4 楔は弾性体の材料で形成される登録請求の範
    囲第1項又は第2項又は第3項記載の抜止め管
    継手。 5 楔両面と該楔両面にそれぞれ対向する凹部の
    側面と係止体の側面に互いに係合する溝、突部
    を形成した登録請求の範囲第4項記載の抜止め
    管継手。
JP1987070508U 1987-05-12 1987-05-12 Expired JPH0417891Y2 (ja)

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JPS63178687U JPS63178687U (ja) 1988-11-18
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JPS5612468U (ja) * 1979-07-05 1981-02-02
JPS636294B2 (ja) * 1981-11-14 1988-02-09 Tokyo Shibaura Electric Co

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