JP4933664B2 - 管継手 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば水道管、ガス管というような管と管とを接続するための管継手に関し、詳しくは、管と管との間に嵌め込まれたシールリングを押圧する押輪を備えた管継手に関する。
一方の管の受口内に他方の管の挿口を挿入し、一方の管の受口の内周面と他方の管の挿口との間にシールリングを嵌め込んだ状態で、2本の管を締結する管継手が各種提供されている。例えば、特許文献1には、埋設管路が管軸周りのどの方向からの圧力変動を受けても、いずれかの管が傾動することで、管継手部位における破壊や破損を免れるようにした管継手抜け止め押輪(管継手)についての発明が記載されている。
この管継手抜け止め押輪は、図7に示すように、一方の管110の受口(特許文献1では「管受口」)111と他方の管120の挿口(特許文献1では「管挿口」)121とを接続する際において、他方の管120の挿口121に外装された押輪101や、一方の管110の受口111の内周に予め内装されたシールリング(特許文献1では「ゴム輪」)102などを備えている。
押輪101には、一方の管110の管軸と平行に押ボルト(特許文献1では「加圧ボルト」)103を螺合する複数のボルト穴101a(一つのみ図示)が等間隔に形成されている。押ボルト103の先端部には、円錐体状のテーパ面103aが形成されている。押輪101の内周には、ボルト穴101aに連通する複数の凹部101bが設けられている。この凹部101bは、受口111側が傾斜面101cとされ、反対側が垂直面101dとされている。
そして、凹部101b内には、係止体104が傾動可能に格納されている。係止体104は、他方の管120の挿口121の外周面に食い込む円弧形状の爪部104aと、押ボルト103の先端部に形成されたテーパ面103aで加圧される頭部104bとを備えている。そして、係止体104の頭部104bには、押ボルト103のテーパ面103aの一部曲面が嵌り込む受圧凹部(図示せず)が設けられている。
このような管継手抜け止め押輪は、図7(a)に示すように、一方の管110と他方の管120とを接続した直後において、係止体104が傾斜面101cに沿うように傾斜状態とされ、爪部104aが楔状の傾斜角にて他方の管120の挿口121の外周面に食い込む。
そして、他方の管120が抜け出すと、押ボルト103の締込みによる加圧に応じて、すなわち一方の管110と他方の管120との若干の引抜移動に応じて、図7(b)に示すように、係止体104が傾斜状態から管軸に対して垂直状態に向かって傾動し、垂直方向を越えない範囲において、爪部104aの挿口121への食い込みが深められる。
日本国特許第4372129号公報
特許文献1に開示された管継手抜け止め押輪は、押ボルト103の締込みによって係止体104の爪部104aが挿口121の外周面に食い込むようにされているだけであるため、一方の管110と他方の管120とを解体しようとして、押ボルト103を緩めたところで、係止体104の爪部104aが挿口121から抜けない、すなわち、一方の管110と他方の管120とを解体することができないものとなっている。
また、特許文献1に開示された管継手抜け止め押輪は、係止体104が押輪101の凹部101b内に格納されているだけであるため、2本の管を締結する施工現場までの搬送中に、凹部101b内に格納された係止体104が脱落し、紛失することがある。係止体104が凹部101b内から脱落しないように、係止体104と凹部101bの下向きの面とを両面接着テープなどによって仮固定される場合もある。しかし、仮固定された係止体104は、押ボルト103の締込み動作によって両面接着テープなどが剥離してしまい、脱落防止機能を失うことになり、したがって、組立後の作動確認や管継手の再施工が困難となる。
さらに、特許文献1に開示された管継手抜け止め押輪は、凹部101b内に格納された係止体104の爪部104aが他方の管120に傾斜角をもって食い込むようにするため、係止体104は凹部101bの傾斜面101cに沿った傾斜状態を維持していなければならない。そのため、係止体104と垂直面101dとの間には、比較的厚いスペーサ(図示せず)が介在している。
しかし、スペーサによって、係止体104と垂直面101dとが一定距離を保つため、押ボルト103を操作したときに、スペーサが障害となって傾斜面101cに沿った動きが得られず、また、スペーサによって、他方の管120が抜け出したときに、係止体104が凹部101bの十分な傾斜範囲が得られないので、爪部104aが挿口121の外周面に十分に食い込まないことがある。
そこで、本発明は、係止体が押ボルトに押圧されなくなると、他方の管の外周面に食い込んでいた爪部がその外周面から抜け出るようにし、また、搬送中などにおいて、係止体が紛失しないようにし、さらに、他方の管が一方の管から抜け出る方向の外力が作用したときに、係止体が十分な傾動範囲を得られるようにした管継手を提供することを課題とする。
本発明に係る管継手は、受口の開口縁部に外向きのフランジ部を設け、該フランジ部に一定の間隔を空けて複数の締結部を設けた一方の管の受口内に、他方の管の挿口を挿入した際、一方の管の受口の内周面と他方の管の挿口の外周面との間に嵌め込まれたシールリングを一方の管の受口の奥に向かって押圧することで、一方の管と他方の管の間をシールして締結する管継手であって、他方の管の挿口に外装される環状の押輪と、他方の管の外周面に食い込む爪部を有する係止体と、該係止体を前記押輪の内周面から突出させるための押ボルトと、伸縮性を有し、前記係止体を保持する弾性部材とを備え、前記押輪は、前記シールリングの対向面を押し当てる環状の押圧部と、前記一方の管の締結部と対向して締結手段により前記一方の管の締結部に締結される複数の締結部と、該締結部に隣接した作用部とを備え、該作用部は、他方の管に沿う方向の雌ネジを形成した軸状部と、該軸状部と前記押圧部との間で前記雌ネジと連通するように設けられた空間部とを備え、該空間部は、他方の管の外周面に対して垂直に向けられた前記軸状部側の垂直面と、開口側が広く、奥側が狭くなるように前記垂直面に対して傾斜した前記押圧部側の傾斜面とを備えて形成され、前記押ボルトは、前記押輪の雌ネジに螺合する軸部と、該軸部の先端から円錐状に突出して前記空間部内に位置するテーパ部とを有し、前記係止体は、前記空間部内に収納されるものであり、前記押ボルトのテーパ部に当接する頭部を前記爪部と反対側に有し、前記押ボルトが締められて前記押ボルトのテーパ部が前記係止体の頭部を押すことで、前記係止体の爪部が前記空間部から突出するようになっており、前記弾性部材は、前記空間部内で前記係止体が前記空間部の傾斜面に沿った状態となり、かつ、前記係止体の爪部が前記空間部から突出する際も、前記係止体が前記空間部の傾斜面に沿った状態が維持され、かつ、前記押ボルトが緩められて前記係止体が押圧されなくなる、前記係止体が前記空間部内に引っ張られ、前記係止体を前記傾斜面に引き寄せるようにして保持することを特徴としている。
この管継手によれば、要するに、押輪に設けられた作用部の空間部内に係止体が収納され、この係止体が弾性部材によって空間部の傾斜面に沿うように引き寄せられることにより、係止体の爪部が空間部内に退入するだけでなく、管継手の搬送中などに係止体が紛失しないようにすることができる。
そして、係止体は、押ボルトが締められ、押ボルトのテーパ部が係止体の頭部を押すことで、係止体の爪部が空間部から突出し、他方の管の外周面に食い込む。そして、接続された2本の管を解体するときは、押ボルトを緩め、係止体が押圧されなくなることで、係止体が弾性部材によって空間部の奥側に引き寄せられ、食い込んでいた他方の管の挿口から抜け出るようにすることができる。これら一連の動きが傾斜面にそって行われる。
また、前記本発明に係る管継手において、前記弾性部材は、環状弾性部材であり、弾性部材が前記係止体と前記押輪の作用部とに係止されることが好ましい。さらには、前記係止体の両側面には、前記弾性部材を係止させる切欠部が形成され、前記押輪の作用部には、前記弾性部材を係止させる溝が形成されていることが好ましい。
この管継手によれば、弾性部材が環状弾性部材とされることにより、シンプルな弾性部材によって組み立てることができる。そして、弾性部材は、係止体の両側面に形成された切欠部と押輪の作用部とに形成された溝とに係止されることで、外れないようにすることができる。
また、前記本発明に係る管継手において、前記係止体は、前記空間部の垂直面と対向する正面に、前記弾性部材を嵌め込む溝が形成されていることが好ましい。
この管継手によれば、前記空間部の垂直面と対向する係止体の正面に、前記弾性部材を嵌め込む溝が形成されていることにより、係止体が空間部の傾斜面に沿った傾斜姿勢から垂直面に沿った直立姿勢となったときに、係止体の正面と垂直面との間に弾性部材が介在しないことから、係止体が他方の管の挿口に対して完全に垂直な姿勢までを傾動範囲とすることができる。
本発明によれば、押輪に設けられた空間部内に係止体が収納され、この係止体が弾性部材によって空間部内に引き寄せられるようにした管継手が提供されることにより、係止体が紛失しないようにすることができ、また、他方の管が一方の管から抜け出ようとするときに、垂直な姿勢までを傾動範囲とすることができる。
本発明に係る管継手の一実施形態を示す一部分解斜視図である。 本発明に係る管継手を構成している押輪の一実施形態を示し、(a)は正面側から見た斜視図、(b)は背面側から見た斜視図である。 本発明に係る管継手を構成している押輪の一実施形態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。 本発明に係る管継手によって2本の管を接続した締結前の状態の一実施形態を示す断面側面図である。 本発明に係る管継手によって2本の管を接続した締結後の状態の一実施形態を示す断面側面図である。 本発明に係る管継手によって締結された2本の管に離間する方向の力が加えられたときの状態の一実施形態を示す断面側面図である。 従来の管継手(管継手抜け止め押輪)の一例を示し、(a)は締結時の断面側面図、(b)は管が抜出し始めの断面側面図である。
本発明に係る管継手の一実施形態について図1ないし図6を参照しながら説明する。この管継手は、一方の管(以下、「第1の管」という。)110の受口111内に他方の管(以下、「第2の管」という。)120の挿口を挿入し、第1の管110の受口111の内周面と第2の管120の挿口121の外周面との間に嵌め込まれたシールリング102を、第1の受口111の奥に向かって加圧することで、第1の管110と第2の管120とをシールした状態に締結するものである。
第1の管110は、図4ないし図6に示すように、受口111の開口縁部に外向きのフランジ部112を設け、このフランジ部112に一定の間隔を空けて締結部113を設けたものとされている。締結部113は、通常、締結手段である締結ボルト130を螺合するための雌ネジを形成したものとされているが、単なる貫通穴とし、ナットによって締結ボルト130を締め付けるようにしてもよい。このような締結部113は、一対ずつ、複数対設けられる(一つのみ図示する。)。
そして、管継手は、図1及び図4ないし図6に示すように、第2の管120の挿口121に外装される押輪10と、第2の管120の外周面に食い込む爪部21を有する係止体20と、この係止体20を押輪10の内周面から突出させるための押ボルト30と、係止体20を保持する弾性部材40とを備えている。
弾性部材40は、例えば伸縮するOリングのような弾性環状部材が使用される。
押輪10は、図2及び図3に示すように、シールリング102の対向面を押し当てる環状の押圧部11を背面側(第1の管110の受口111と対向する側)に設け、前記第1の管110の締結部113と対向する締結部12を複数設け、この締結部12に隣接して作用部13を設けたものとされている。第1の管110が複数対の締結部113を設けたものであると、押輪10の締結部12も一対ずつ複数対(図面では3対)設けられる。この押輪10の締結部12は、貫通穴とされ、この貫通穴に締結ボルト130が挿通される。
そして、前記作用部13は、一対の締結部12の間に設けられる。この作用部13は、第2の管120に沿う方向に雌ネジ13aを形成した軸状部13bと、雌ネジ13aの奥側端を間隔を空けて覆い、かつ、前記押圧部11に連続する支持部13cと、軸状部13bと前記押圧部11との間で前記雌ネジ13aと連通するように設けられた空間部13dとを備えている。
軸状部13bは、押圧部11と対向しない正面側に設けられる。また、空間部13dは、第2の管120の外周面に垂直に向けられた軸状部13側の垂直面13eと、支持部13cを傾斜させた内面の傾斜面13fとによって傾斜されている。この空間部13dは、開口側(第2の管120の外周面と対向する部分)が広く、奥側(雌ネジ13aに連続する部分)が狭くなるように形成されている。
そして、支持部13cの中心には、図2(b)、図3(c)に示すように、開口部13gが設けられ、開口部13g内に係止部13hが突設されている。この係止部13hの背面側(第1の管110のフランジ部112と対向する側)には、全幅に亘って溝13iが形成されている。開口部13gが設けられることにより、Oリングのような弾性部材40を係止部13hに係止することができ、この弾性部材40が係止部13hの溝13iに嵌められることで、弾性部材40が係止部13hから外れないようにされている。
そして、押ボルト30は、図1に示すように、押輪10の雌ネジ13aに螺合する雄ネジを形成した軸部31と、この軸部31の先端から円錐状に突出して空間部13d内に位置するテーパ部32と、軸部31の基端に設けられた頭部33とを有している。
そして、係止体20は、図1に示すように、空間部13d内に収納される小片状のもので、第2の管120の外周面に食い込む爪部21の反対側に押ボルト30のテーパ部32に当接する頭部22を有している。頭部22は、押ボルト30のテーパ部32が面で当たるようにするため、円弧状の窪み部22aを設けたものとされている。ただし、窪み部22aは、必須でなく、平坦状としてもよい。また、爪部21は、第2の管120の外周面に沿う円弧状に形成され、さらに、先細りのナイフエッジ形状とされている。
このような係止体20は、弾性部材40によって、空間部13dの傾斜面13fに沿うように支持部13cに保持され、押ボルト30のテーパ部32が頭部22を押すことで、爪部21が空間部13dから突出するようにされている。また、係止体20の両側面には、Oリングのような弾性部材40を係止するための切欠部23が形成されている。さらに、係止体20の正面(軸状部13bと対向する面)には、Oリングのような弾性部材40を嵌め込む溝24が形成されている。弾性部材40が溝24に嵌め込まれることによって、係止体20の正面に弾性部材40が突出しないようにすることができる。
この管継手は、以上のように構成され、次に、締結方法及び使用態様について図4ないし図6を参照しながら説明する。なお、この管継手は、係止体20が弾性部材40によって押輪10の係止部13hに保持されているため、搬送中などにおいて、係止体20を紛失しないものとなっている。
管継手は、図4に示すように、第1の管110の受口111内に第2の管120の挿口121が挿入され、第1の管110の受口111の内周面と第2の管120の挿口121の外周面との間にシールリング102を嵌め込んだ状態において、第1の管110の締結部113に押輪10の貫通穴から締結ボルト130が締め付けられただけの締結前には、押ボルト30が緩められ、係止体20が弾性部材40によって空間部13dの傾斜面13fに沿うように傾斜姿勢とされている。
このとき、係止体20の爪部21は、空間部13d内に退入した状態となっている。ただし、押輪10の押圧部11は、シールリング102の対向面に当たった状態となっている。
そして、管継手を締結するため、押ボルト30を締めると、図5に示すように、押ボルト30のテーパ部32が係止体20の頭部22に当たり、係止体20を第2の管120の外周面の方に押す。すると、係止体20の爪部21が第2の管120の外周面に食い込むことで、管継手の締結が完了する。このときも、係止体20は、空間部13dの傾斜面13fに沿った傾斜姿勢となっている。
そして、地震などによって第1の管110と第2の管120とが離間する方向の外力が加えられると、図6に示すように、係止体20の爪部21が第2の管120の外周面に食い込んでいることから、弾性部材40が伸びた状態となり、係止体20が空間部13dの垂直面13eに沿う直立姿勢となる。このとき、係止体20の正面に形成された溝24内に弾性部材40が嵌め込まれているため、弾性部材40が邪魔となることなく、係止体20が垂直面13eに密着する状態となる。ただし、外力の大きさなどによって、係止体20は、垂直面13eに密着することなく、ほぼ起立した傾斜状態となっていていてもよい。
そして、図示しないが、第1の管110と第2の管120とを解体する時は、押ボルト30を緩める。すると、係止体20は、頭部22が押ボルト30のテーパ部32に押されないことから、弾性部材40に引っ張られ、爪部21が第2の管120の外周面から抜ける。したがって、この管継手は、容易に第2の管120から外すことができるものとなっている。
なお、本発明は、前記実施の形態に限定することなく、種々変更することができる。例えば、弾性部材40は、環状弾性部材に替え、引張バネとすることができる。この場合、支持部13cには開口部13gを設けず、引張バネの端部を係止する係止部13hを設ける。また、係止体20の正面には、弾性部材40を嵌め込むための溝24を必ずしも形成しなくてもよい。また、締結手段130は、締結ボルト以外の適宜手段に代替してもよい。
10………押輪
11………押圧部
12………締結部
13………作用部
13a……雌ネジ
13b……軸状部
13d……空間部
13e……垂直面
13f……傾斜面
13i……溝
20………係止体
21………爪部
22………頭部
23………切欠部
24………溝
30………押ボルト
31………軸部
32………テーパ部
40………弾性部材
110……一方の管(第1の管)
111……受口
112……フランジ部
113……締結部
120……他方の管(第2の管)
121……挿口
130……締結手段(締結ボルト)

Claims (4)

  1. 受口の開口縁部に外向きのフランジ部を設け、該フランジ部に一定の間隔を空けて複数の締結部を設けた一方の管の受口内に、他方の管の挿口を挿入した際、一方の管の受口の内周面と他方の管の挿口の外周面との間に嵌め込まれたシールリングを一方の管の受口の奥に向かって押圧することで、一方の管と他方の管の間をシールして締結する管継手であって、
    他方の管の挿口に外装される環状の押輪と、他方の管の外周面に食い込む爪部を有する係止体と、該係止体を前記押輪の内周面から突出させるための押ボルトと、伸縮性を有し、前記係止体を保持する弾性部材とを備え、
    前記押輪は、前記シールリングの対向面を押し当てる環状の押圧部と、前記一方の管の締結部と対向して締結手段により前記一方の管の締結部に締結される複数の締結部と、該締結部に隣接した作用部とを備え、
    該作用部は、他方の管に沿う方向の雌ネジを形成した軸状部と、該軸状部と前記押圧部との間で前記雌ネジと連通するように設けられた空間部とを備え、該空間部は、他方の管の外周面に対して垂直に向けられた前記軸状部側の垂直面と、開口側が広く、奥側が狭くなるように前記垂直面に対して傾斜した前記押圧部側の傾斜面とを備えて形成され、
    前記押ボルトは、前記押輪の雌ネジに螺合する軸部と、該軸部の先端から円錐状に突出して前記空間部内に位置するテーパ部とを有し、
    前記係止体は、前記空間部内に収納されるものであり、前記押ボルトのテーパ部に当接する頭部を前記爪部と反対側に有し、前記押ボルトが締められて前記押ボルトのテーパ部が前記係止体の頭部を押すことで、前記係止体の爪部が前記空間部から突出するようになっており、
    前記弾性部材は、前記空間部内で前記係止体が前記空間部の傾斜面に沿った状態となり、かつ、前記係止体の爪部が前記空間部から突出する際も、前記係止体が前記空間部の傾斜面に沿った状態が維持され、かつ、前記押ボルトが緩められて前記係止体が押圧されなくなる、前記係止体が前記空間部内に引っ張られ、前記係止体を前記傾斜面に引き寄せるようにして保持することを特徴とする管継手。
  2. 前記弾性部材は、環状弾性部材であり、弾性部材が前記係止体と前記押輪の作用部とに係止されることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. 記係止体の両側面には、前記弾性部材を係止させる切欠部が形成され、前記押輪の作用部には、前記弾性部材を係止させる溝が形成されていることを特徴とする請求項に記載の管継手。
  4. 前記係止体は、前記空間部の垂直面と対向する正面に、前記弾性部材を嵌め込む溝が形成されていることを特徴とする請求項に記載の管継手。
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