JPH0417888A - 刺繍データ処理装置 - Google Patents

刺繍データ処理装置

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JPH0417888A
JPH0417888A JP2120874A JP12087490A JPH0417888A JP H0417888 A JPH0417888 A JP H0417888A JP 2120874 A JP2120874 A JP 2120874A JP 12087490 A JP12087490 A JP 12087490A JP H0417888 A JPH0417888 A JP H0417888A
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/08Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data

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  • Computer Hardware Design (AREA)
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  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は刺繍領域を刺繍ミシンによる縫目で埋めるのに
必要な針位置関連データを作成することが可能な刺繍デ
ータ処理装置に関するものであり、特に刺繍領域が複数
本の閉じたアウトラインにより規定される場合に針位置
関連データの作成を良好に行い得る技術に関するもので
ある。
発明の背景 本出願人は先に次のような刺繍データ処理装置を開発し
た。これは、例えば本出願人が出願した特願平1−26
6546号明細書に一実施例として記載されているよう
に、(a)刺繍ミシンによる縫目で埋められるべき刺’
48 領域を規定する閉じたアウトラインを規定するア
ウトラインデータを記憶するアウトラインデータメモリ
と、(b)そのアウトラインデータに基づいて、刺繍領
域を縫目で埋めるのに必要な針位置関連データを作成す
る針位置関連データ作成手段とを含むように構成されて
いる。
発明が解決しようとする課題 刺繍領域は常に1本の閉じたアウトライン(以下、単に
アウトラインという)によって規定されるとは限らず、
例えば第10図に示すように、複数本のアウトラインに
よって規定される場合がある。しかし、上記の開発装置
は、刺繍領域を規定するアウトラインの数が1である場
合に針位置関連データの作成を良好に行い得るように設
計されていたため、刺繍領域を規定するアウトラインの
数が複数である場合には、刺wA領域にとって望ましい
針位置関連データが作成されない可能性があるという問
題があった。
この問題の一解決手法として本出願人は次のようなもの
を案出した。これは、刺繍領域を規定する複数本のアウ
トラインによってそれぞれ規定される複数個の仮想領域
を想定して、■それら仮想領域のうち最も大きな外側仮
想領域を、刺MA ?fl域が埋められるべき縫目の色
(刺繍領域に対して設定される縫目の色であって、以下
、単に設定色という)と同色の縫目で埋めるのに必要な
第1の針位置関連データと、■外側仮想領域の内側に存
在する複数の内側仮想領域をそれぞれ、刺繍が施される
べき被縫製物の色(刺’a ?iJl域の背景色)と同
色の縫目で埋めるのに必要な第2の針位置関連データと
をそれぞれ作成し、その後、第1の針位置関連データに
基づく刺繍を先に、第2の針位置関連データに基づく刺
繍を後に行うものである。この解決手法を用いれば、第
10図に示すように、外側仮想領域600と、それの内
側に存在する4個の内側仮想領域602. 6o4,6
06.6()8とが想定される刺繍領域610について
は、まず、外側仮想領域600が第11図に示すように
設定色と同色の縫目で埋められ、次いで、その縫目の上
から、各内側仮想領域602,604 606.608
が第12図に示すように、刺′tA領域610の背景色
と同色の縫目で埋められるのであり、最終的に、設定色
と同色の縫目のうち肉眼で認識される部分が刺繍領域6
10と一致して、刺=a域610のみを設定色と同色の
縫目で埋める場合と同様な刺繍が実現される。しかし、
この解決手法を用いる場合には、各内側仮想領域602
604.606,608すなわち肉眼で認識されない部
分に対して刺繍が2回行われるため、刺繍終了後にその
部分に不適当な膨らみが生ずるという問題があった。以
上要するに、刺繍領域を規定するアウトラインの数が複
数である場合には、特別の解決手法を用いても良好な刺
繍縫目を実現する針位置関連データが作成されない場合
があったのである。
これらの事情に鑑み、本発明は刺繍領域を規定するアウ
トラインの数が複数である場合に刺klA Sff域に
とって望ましい針位置関連データを作成し得る刺繍デー
タ処理装置を提供することを課題として為されたもので
ある。
課題を解決するための手段 そして、本発明の要旨は、刺繍データ処理装置を、第1
図に示すように、(a)刺繍ミシンによる縫目で埋めら
れるべき刺繍領域を複数本の閉じたアウトラインの集合
として規定する元アウトラインデータを記憶する元アウ
トラインデータメモリと、(b)その元アウトラインデ
ータを、刺繍領域を1本の閉じたアウトラインとして規
定する変更アウトラインデータに変更する元アウトライ
ンデータ変更手段と、(C)その変更アウトラインデー
タに基づいて、刺繍領域を縫目で埋めるのに必要な針位
置関連データを作成する針位置関連データ作成手段とを
含むものとしたことにある。
なお、針位置関連データは例えば、刺繍ミシンの縫針が
被縫製物を貫く針位置を表す針位置データである。とこ
ろで、針位置関連データ作成手段の中には、刺MA領域
を複数の分割領域に分割してそれる各分割領域を縫目で
埋めるのに必要な針位置関連データを作成する形式も存
在しており、この形式の針位置関連データ作成手段は、
針位置データを針位置関連データとして作成する形式と
することも、各分割領域を規定するデータと各分割領域
が埋められるべき縫目の密度を規定するデータとを針位
置関連データとして作成する形式とすることもできる。
作用 以上のように構成された本発明装置においては、刺’a
8N域を複数本のアウトラインの集合として規定する元
アウトラインデータが、刺繍領域を1本のアウトライン
として規定する変更アウトラインデータに変更され、そ
の変更アウトラインデータに基づいて針位置関連データ
が作成される。複数本のアウトラインと等価である1本
のアウトラインが想定され、その等価アウトラインを用
いて針位置関連データが作成されるのである。
なお、元アウトラインデータ変更手段は例えば、複数本
の元アウトラインのうち適当な2本(例えば、複数本の
元アウトラインのうち互に最も接近している2本)を選
び出し、それら元アウトラインが結合された1本の変更
アウトラインを求めるアウトライン結合を、刺繍領域が
1本の変更アウトラインによって規定される状態となる
で繰り返す形式とすることができる。
発明の効果 このように、本発明に従えば、刺′faa域を規定する
元アウトラインの数が複数である場合には、それら元ア
ウトラインと等価である1本の変更アウトラインを用い
て針位置関連データが作成されるから、刺繍領域にとっ
て望ましい針位置関連データが作成されるという効果が
得られる。
実施例 第2図に本発明の一実施例である刺繍データ処理装置の
ブロック図を示す。図において、CPU(中央処理装置
)1〇二こは、ROM (読み出し専用記憶手段)12
およびRAM(読み書き可能記憶手段)14がハス(共
用信号伝達路)16によって接続されている。CPUl
0にはさらに、補助記憶手段制御回路18.入力制御回
路20および表示制御回路22を介して、それぞれ補助
記憶手段24.入力手段26および表示手段2日か接続
されている。ROM12には第3図に示すフローチャー
トで表されるアウトライン結合用プログラム、およびア
ウトラインデータに基づいて刺繍領域を刺繍ミシンによ
る縫目で埋める針位置データを作成する針位置データ作
成用プログラムを始め、各種制御プログラムが記憶され
ており、CPUl0はこの制御プログラムに基づいてR
AMI4あるいは補助記憶手段24からデータを読み出
しつつ刺繍データの処理を行う。針位置データ作成用プ
ログラムの一例が前記特願平1−266546号明細書
に実施例として記載されているため、このプログラムに
ついての詳細な説明は省略する。
RAM14には第4図に示すように、後述のアウトライ
ンデータメモリ40.最近点対データメモリ42.最短
距離データメモリ44.仮想点データメモリ46.針位
置データメモリ48等が設けられている。
刺繍ミシンによる縫目で埋められるべき複数の刺繍領域
はそれぞれ、各刺繍領域を1本または複数本の閉じた元
アウトライン(以下、単に元アウトラインという)とし
て規定する元アウトラインデータとして前記補助記憶手
段24に予め記憶されている。各元アウトラインは複数
の点の集合によって表現される閉じた折れ線であって、
各元アウトラインデータは点の座標(刺繍ミシンに対し
て設定されているXY座標)を表す点データの集合であ
る。また、それら点データは、各点データにより表され
る点が元アウトライン上において時計方向に並ぶ順序と
同し順序で記憶されている。
刺繍領域が例えば第5図に示すように、外側元アウトラ
イン50と、それの内側に存在する4本の内側元アウト
ライン(以下、1〜4までの番号lを付して表す)52
,54.56.58とによって規定される場合には、■
外側元アウトライン50の元アウトラインデータが点1
01 (始点)102、・・・、112(v!:点)の
各々の点データの集合、■第1内側元アウトライン52
の元アウトラインデータか点201 (始点)、202
゜・・、207 (終点)の各々の点データの集合、■
第2内側元アウトライン54の元アウトラインデータが
点301 (始点)、302  ・・・ 307(終点
)の各々の点データの集合、■第3内側元アウトライン
56の元アウトラインデータが点401 (始点)、4
02.−=、406 (終点)の各々の点データの集合
、■第4内側元アウトラ1′ン58の元アウトラインデ
ータが点501(始点)、502.  ・・・、506
 (終点)の各々の点データの集合とされる。
前記人力手段26は、CPtJloの作動を制御するた
めにオペレータにより操作される多数のキ一スイツチを
備えたキーボードおよびマウスを含んでいる。前記表示
手段28は、補助記憶手段24から読み出された刺wl
領域を表示するCRTデイスプレィを含んでいる。
次に作動を説明する。
まず、CPLIIOはキーボードの操作により、複数本
の元アウトラインを1本の変更アウトラインに結合する
指令が出されたか否かを判定する。
その指令が出されたと判定すれば、補助記憶手段24に
記憶されている複数の刺′IIa領域全部についての元
アウトラインデータを補助記憶手段24から読み出して
前記アウトラインデータメモリ40に記憶させ、それら
元アウトラインデータに基づいて複数の刺繍領域全部を
表示手段28の画面上に表示させる。オペレータはその
表示結果に従って、複数の刺繍領域のうち今回アウトラ
イン結合を行うことを希望するものをマウスを介して選
択し、CPUl0はマウスの操作によりオペレータによ
り選択された刺繍領域(以下、単に今回の刺繍領域とい
う)について第3図のアウトライン結合用プログラムを
実行する。
本プログラムによるアウトライン結合を概略的に説明す
る。
まず、今回の刺HA 6M域に属する1本の外側光アウ
トライン上の複数の点と、1本または複数本の内側光ア
ウトライン上の複数の点とのうち互に最も接近している
2個の点(以下、これらを真正最近点対という。r真正
Jという言葉を付した意味については後述する)を求め
る。次に、外側光アウトラインと内側光アウトラインの
うち真正最近点対のいずれかが属するもの(以下、今回
の内側光アウトラインという)とを結合する。具体的に
は、外側光アウトラインを、それに今回の内側光アウト
ラインか併合された外側変更アウトラインSこ変更する
とともに、今回の内側光アウトラインを消滅させる。こ
の併合および消滅に伴って、前記アウトラインデータメ
モリ4oにおいて外側光アウトラインの元アウトライン
データを外側変更アウトラインの変更アウトラインデー
タに変更するとともに、今回の内側光アウトラインが外
側光アウトラインに併合された事実を記憶すべく、アウ
トラインデータメモリ40において今回の内側光アウト
ラインの元アウトラインデータを消去する。このように
して外側光アウトラインと今回の内側光アウトラインと
が結合されれば、内側光アウトラインの中に元アウトラ
インデータが未だ消去されていないものが存在するか否
かを判定し、存在すると判定すれば、今回のアウトライ
ン結合において求められた外側変更アウトラインと、内
側光アウトラインのうち未だ内側光アウトラインデータ
が消去されていないものとについて次回のアウトライン
結合を行う。
以上説明した各回のアウトライン結合は内側光アウトラ
イン全部について元アウトラインデータが消去されるま
で繰り返され、その結果、外側光アウトラインと内側光
アウトラインが結合されて1本の変更アウトラインが求
められる。
アウトライン結合を第3図に基づいて詳細に説明する。
本プログラムにおいてはまず、ステップ31(以下、単
にSlで表す。他のステップについても同じ)において
、今回の刺繍領域に対応する元アウトラインデータに基
づいて、刺’74 iI域に属する内側光アウトライン
の数i MAXが求められ、s2において、内側光アウ
トラインの番号iの値が1に設定される。その後、S3
において、第i内側冗アウトラインデータがアウトライ
ンデータメモリ40に存在するか否がが判定される。第
i内側元アウトラインの元アウトラインデータが未だ消
去されていないか否がが判定されるのである。
第i内側元アウトラインデータが存在すると判定された
場合には、S4において、今回の刺繍領域の外側アウト
ライン(外側アウトラインについてはそれが外側光アウ
トラインである場合と外側変更アウトラインである場合
とがあるが、以下、それらを単に外側アウトラインと総
称する)上の各点と第i内側元アウトライン上の各点と
の組合せである複数の点対全部について、各点対に属す
る2個の点(外側アウトライン上の一点と、第i内例元
アウトライン上の一点)との距離が求められ、それら点
対のうちそれぞれについて求められた距離が最小である
ものが前記真正最近点対の候補(以下、単に候補最近点
対という)として求められる。本ステップにおいては、
さらに、この候補最近点対に属する2個の点のうち外側
アウトライン上のものがm1nO〔i〕、第i内側元ア
ウトライン上のものがm1nI  (i)として前記最
近点対データメモリ42に記憶される。続いて、S5に
おいて、外側アウトラインと第i内側元アウトラインと
に係る候補最近点対の距離がDNS〔i〕として前記最
短距離データメモリ44に記憶される。これに対して、
第i内側元アウトラインデータが存在しないと判定され
た場合には、S6において、距離が無限大であることを
示すデータがDIS(i)として最短距離データメモリ
44に記憶される。
いずれの場合にもその後、S7において、iの現在値に
1が加算されてiの次回値が求められ、S8において、
iの次回値が内側元アウトラインの数i MAX以下で
あるか否かが判定される。そうてあればS3に戻る。
S3〜S8が第1〜第i MAX内側元アウトラインに
ついてそれぞれ実行された結果、S8の判定結果かNO
となれば、S9において、i MAX個の候補最近点対
のうちそれについて求められた距離か最小であるものが
真正最近点対として求められ、この真正最近点対に属す
る2個の点のいずれかが属する内側元アウトラインを今
回の外側アウトラインに併合されるべき適正内側元アウ
トラインとずべく、この適正内側元アウトラインの番号
i。、1が真正最近点対に属する2個の点のいずれかが
属する内側元アウトラインの番号iとされる。例えば第
5図に示す刺繍領域については、外側光アウトライン5
0上の点103と、第2内側元アウトライン54上の点
303との組合せが真正最近点対とされる。その後、S
IOにおいて、外側アウトラインと第1゜、7内側元ア
ウトラインとが結合された外側変更アウトラインが求め
られ、この外側変更アウトラインの変更アウトラインデ
ータがアウトラインデータメモリ40に、それに現に記
憶されている外側アウトラインのアウトラインデータに
代えて記憶される。外側変更アウトラインデータは、外
側アウトライン(第5図の例については外側光アウトラ
イン50)をそれの始点(同図の例については点101
)から時計方向にたどり、m1no(iopア]として
記憶されている外側結合点(同図の例については点10
3)に達したならば、外側結合点からm1nl(iop
□]として記憶されている内側結合点(同図の例につい
ては点303)へ移行し、その後、第1゜、T内側光ア
ウトライン(同図の例については第2内側元アウトライ
ン52)を反時計方向にたどり、内側結合点に達したな
らば、内側結合点から外側結合点へ移行し、その後、外
側アウトラインをそれの終点(同図の例にっていは点1
12)までたどった場合に通過する複数の点がそれらの
順に並ぶことを示すデータである。
なお、本ステップにおいては、外側アウトラインから第
i。FT内側元アウトラインに向かう行き個結合線(第
5図の例については第6図に示す行き個結合線70〕と
、第1゜Pア内側元アウトラインから外側アラトラ1′
ンに向かう戻り個結合線(第5図の例については第6図
に示す戻り個結合線72)とか−時的に異ならせられる
。ところで、本プログラムの一回の実行終了後に前記針
位置データ作成用プログラムが実行されるのが普通であ
って、二の針位置データ作成用プログラムの実行Sこお
いては、複数本の元アウトラインが結合された1本の変
更アウトライン上の複数の点のうち適当なものが分割点
として選び出され、各分割点を通る直線で刺繍領域が複
数の分割領域に分割された後、それら各分割領域を縫目
で埋める針位置データか作成されるようになっている。
そのため、行き個結合線と戻り個結合線とを互に一致さ
せた場合二こは、刺繍領域を複数の分割領域に分割する
時点で同し座標を表す2個の点データが存在することに
なり、このような状況の下で本コンピュータを作動させ
ると、本コンピュータは、刺繍領域を規定する複数の辺
のうち上記2個の点の各々を挟む2辺がそれら点の間で
互に異なる事実を勘案して作動し得るように設計されて
はいないため、不適当な分割点が選び出されて刺繍領域
が不適当な分割領域に分割される可能性がある。このよ
うな事情から、外側結合点と内側結合点とがそれぞれ行
き個結合線と戻り個結合線とで互に異ならせられるよう
になっているのである。
行き個結合線は、前記外側結合点(以下、後述の仮想外
側結合点との関係において現実外側結合点という。前記
内−例語合点についても同じ)と現実内側結合点とによ
って規定され、一方、戻り個結合線は之現実外側結合点
の近傍に設定される仮想外側結合点と、現実内側結合点
の近傍に設定される仮想内側結合点とによって規定され
るようになっている。仮想外側結合点は、外側アウトラ
インの、現実外側結合点を挟む2辺のうち現実外側結合
点に対して時計方向の側に位置する1辺上に位置し、か
つ現実外側結合点に近い点とされる。
一方、仮想内側結合点は、第i。FT内側元アウトライ
ンの、現実内側結合点を挟む2辺のうち現実内側結合点
に対して時計方向の側に位置する1辺上に位置し、かつ
現実内側結合点に近い点とされる。例えば第5図の例に
ついては、第6図に示すように、行き個結合線70の現
実外側結合点が点103、現実内側結合点が点30 ’
3とされるのに対し、戻り側結合m72の仮想外側結合
点が点103°、仮想内側結合点が点303°とされる
また、本ステップにおいては、仮想外側結合点と仮想内
側結合点とがそれぞれ現実外側結合点と現実内側結合点
とに関連付けて前記仮想点データメモリ48に記憶され
る。これは、本プログラムの実行終了後に行われる前記
針位置データ作成用プログラムの実行において、1本の
変更アウトラインに基づいて刺繍領域が複数の分割領域
に分割されたならば、それら各分割領域を規定する仮想
点が現実点に復元され、各分割領域を縫目で埋める針位
置データが仮想点を用いることなく作成されるようにす
るためである。
その後、Sllにおいて、第i。門内側元アウトライン
データがアウトラインデータメモリ4゜において消去さ
れる。続いて、S12において、最近点対データメモリ
44も最短距離データメモリ46もS1〜S8の次回の
実行に備えてクリアされ、S13において、アウトライ
ンデータメモリ40に内側元アウトラインデータが存在
するか否かが判定される。存在する場合にはS2に戻る
が、存在しない場合には本プログラムの一回の実行が終
了する。
本プログラムが実行される様子を第5図に示す刺繍領域
、すなわち、外側元アウトライン50゜第1〜第4内側
元アウトライン52.54,56゜58によって規定さ
れるものについてアウトライン結合を行う場合を例にと
って説明する。
本プログラムの実行が開始されれば、まず、S2〜31
3の第1回目の実行により、第6図に示すように、外側
元アウトライン50上の点103と第2内側元アウトラ
イン54上の点303とが真正最近点対として選び出さ
れた後、外側元アウトライン50と第2内側元アウトラ
イン54とを結合すべく、外側元アウトライン50が点
101゜102.103,303,302,301.3
0?、306,305,304,303’103°、1
04,105.  ・・・、112がら成る外側変更ア
ウトライン6oに変更されるとともに、第2内側元アウ
トライン54が消滅させられる。
また、第2回目の実行により、第7図に示すように、外
側変更アウトライン62上の点306と第4内側元アウ
トライン58上の点501とが真正最近点対として選び
出された後、外側変更アウトライン60と第4内側元ア
ウトライン58とを結合すべく、外側変更アウトライン
6oが点1゜1.102,103,303.  ・・・
、306゜501.506,505.  ・・・、50
2,501’、、’306’、305.−−−、303
”  103’、104.  ・・・、112から成る
外側変更アウトライン62に変更されるとともに、第4
内側元アウトライン58が消滅させられる。つまり、今
回の行き個結合線74は現実外側結合点306と現実内
側結合点5o1とによって、戻り個結合線76は仮想外
側結合点306°と仮想内側結合点501°とによって
それぞれ規定されることになるのである。
また、第3回目の実行により、第8図に示すように、外
側変更アウトライン62上の点501と第3内側元アウ
トライン上の点403とが真正最近点対として選び出さ
れた後、外側変更アウトライン62と第3内側元アウト
ライン56とを結合すべく、外側変更アウトライン62
が点101゜102.103,303.  ・・・、3
06,501 403.402,401,406,40
5404.403’、501 ”、506.  ・・・
501° 306’  305.  ・・・、303゜
103° 104  ・・・、112から成る外側変更
アウトライン64に変更されるとともに、第3内側元ア
ウトライン56が消滅させられる。つまり、今回の行き
個結合線78は現実外側結合点501と現実内側結合点
403とによって、戻り個結合線80は仮想外側結合点
501“と仮想内側結合点403°とによってそれぞれ
規定されることになるのである。
また、第4回目の実行ムこより、第9図に示すように、
外側変更アウトライン64上の点111と第1内側元ア
ウトライン52上の点207とが真正最近点対として選
び出された後、外側変更アウトライン64と第1内側元
アウトライン52とを結合すべく、外側変更アウトライ
ン64が点101.102,103,303.  ・・
・、306゜501.403.  ・・・、403“、
501°。
・・・、501’、306° ・・・ 303゜103
’、104.  ・・・、111,207,206、・
・・、201,207° 111“ 112から成る外
側変更アウトライン66に変更されるとともに、第1内
側元アウトライン52が消滅させられる。つまり、今回
の行き個結合線82は現実外側結合点111と現実内側
結合点207とによって、戻り個結合線84は仮想外側
結合点111’と仮想内側結合点207“とによってそ
れぞれ規定されることになるのである。
以上の4回の実行により、5本の元アウトライン50〜
58が1本の変更アウトライン66に変更される。
以上のようにして一回のアウトライン結合が終了すれば
、CPUl0はキーボードの操作により今回の刺Wh 
6I域について針位置データを作成する指令が出された
か否かを判定し、出されたと判定すれば前記針位置デー
タ作成用プログラムを実行する。この針位置データ作成
用プログラムの実行においては、刺繍領域の複数の分割
領域への分割が終了した時点で、仮想点データメモリ4
8に記憶されている仮想点データに基づいて仮想点を現
実点に復元する処理が行われ、その後、各分割領域につ
いての針位置データが作成される。作成された針位置デ
ータは前記針位置データメモリ48に記憶される。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
アウトラインデータメモリ40が元アウトラインデータ
を記憶する元アウトラインデータメモリとしても変更ア
ウトラインデータを記憶する変更アウトラインデータメ
モリとしても機能している。また、コンピュータの、第
3図のプログラムを実行する部分が元アウトラインデー
タ変更手段を構成し、前記針位置データ作成用プログラ
ムを実行する部分が針位置関連データ作成手段を構成し
ている。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明し
たが、その他にも当業者の知識に基づいて種々の変形、
改良を施した態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を概念的に示すブロック図である
。第2図は本発明の一実施例である刺繍データ処理装置
を示すプロ、り図である。第3図は第2I21における
ROMに記憶されている制御プログラムのうち本発明に
関連の深い部分のみを取り出じで示すフローチャートで
ある。第4図は第2図におけるRAMの構成を概念的に
示す図である。第5図〜第9図はそれぞれ、第3図のフ
ローチャートを説明するために用いたいくつかの刺繍領
域を示す図である。第10図〜第12図はそれぞれ、複
数本の閉じたアウトラインによって規定される刺繍領域
が、本発明の完成に先立って本出願人が開発した刺繍デ
ータ処理装置により作成された針位置関連データに基づ
く縫目で埋められる様子を説明するための図である。 40ニアウドラインデータメモリ 48:針位置データメモリ 50:外側光アウトライン 52.54.56.58 :第1〜第4内側元アウトラ
イン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 刺繍ミシンによる縫目で埋められるべき刺繍領域を複数
    本の閉じたアウトラインの集合として規定する元アウト
    ラインデータを記憶する元アウトラインデータメモリと
    、 その元アウトラインデータを、前記刺繍領域を1本の閉
    じたアウトラインとして規定する変更アウトラインデー
    タに変更する元アウトラインデータ変更手段と、 その変更アウトラインデータに基づいて、前記刺繍領域
    を縫目で埋めるのに必要な針位置関連データを作成する
    針位置関連データ作成手段とを含むことを特徴とする刺
    繍データ処理装置。
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