JPH04178229A - かす上り防止機構付金型とそれを用いたリードフレームの打抜き方法 - Google Patents

かす上り防止機構付金型とそれを用いたリードフレームの打抜き方法

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JPH04178229A
JPH04178229A JP30306690A JP30306690A JPH04178229A JP H04178229 A JPH04178229 A JP H04178229A JP 30306690 A JP30306690 A JP 30306690A JP 30306690 A JP30306690 A JP 30306690A JP H04178229 A JPH04178229 A JP H04178229A
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JP
Japan
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die
mold
punching
lead frame
punch
Prior art date
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Pending
Application number
JP30306690A
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English (en)
Inventor
Motoya Ishida
基哉 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、打抜きプレス金型のダイ形状に関し、かす上
り防止機構付金型とそれを用いたリードフレームの打抜
き方法に関する。
〈従来の技術〉 打抜きプレス金型のダイの内側面は、通常第5図に示す
ようにダイ1の内側1aの全面にわたり一様なテーパ角
(D)が付いている。 2はパンチである。
このテーバによりダイ切刃形状は下方に向かって広くな
るため、打抜きかす(以下、単にかすという)が下に落
ち易くなっている。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記のように、ダイの切刃形状が下に行くほど広(なる
ため、プレス加工時にかすが下に落ちる前に傾くことが
ある。 その際第6図に示すようにかす3がダイ内側面
1aに引っ掛かりかすづまりが発生し易くなる。 3a
はかすづまりの原因となったかすを示す。
一方、プレス金型はグイ切刃の摩耗により、徐々に材料
の切れ味が悪くなる。 これに対しては、ダイの上面を
削り落とすことにより切刃をシャープに保っている。 
そのため、削り量が多くなってくると、ダイにテーパが
付いているためにパンチとダイの隙間がだんだん広くな
り、これがかす上りの原因ともなっている。
かすづまりは金型を破損°させ、かす上りは製品不良お
よび金型の破損の原因となる。
本発明の目的は、打抜きプレス金型のダイの内部でかす
が傾くことを防ぎ、かすづまりを防止し、また、ダイ上
面を削り落としていった際のかす上りを防止したかす上
り防止機横付金型とそれを用いたリードフレームの打抜
き方法を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために本発明の第1の態様によれば
、テーパの付いたダイとパンチとを有する打抜きプレス
金型において、前記ダイの内側面上の少なくとも3か所
に、前記ダイ頂面から底面まで延長する突起を、前記突
起の頂線が前記ダイの内側面の上端から鉛直になるよう
に設けることを特徴とするかす上り防止機横付金型が提
供される。
また、本発明の第2の態様によれば、リードフレームを
打抜く際に生ずる打抜きかすの金型内への下降づまりお
よび金型からの上昇を防止しつつリードフレームを打抜
くにあたり、前記金型を用い、リードフレームを前記金
型上に載置し、パンチでリードフレームを金型内に打抜
くどき、打抜きかすを前記金型の頂線に沿って垂直方向
にほぼ水平な状態を維持しつつ下降させることを特徴と
するリードフレームの打抜き方法が提供される。
以下に本発明の第1の態様をさらに詳細に説明する。
本発明の金型は、ダイの上面に打抜き加工される材料を
置きパンチをその上方から下降させて所望の形状に打抜
くプレス金型であり、打抜き形状は角形、丸形のほか、
例えばリードフレーム等における抜き落し切断などの不
定形を含む。
以下の説明では角形に打抜く場合を代表例として説明す
る。 角形の場合は、かすが傾き易く、またはかすが上
り易いため本発明の効果が、特に期待できる。
第1図は、本発明の金型のダイ1の内側面1aの形状の
1例を示したものである。
ダイ1の内側面1aは、かすが落ち易いようにテーバが
付いている。 この内側面la上の少なくとも3か所(
第1図では4か所の場合を示した)に突起4が設けられ
ている。
前記突起4の数の上限は限定しないがあまり多いとテー
バ効果が弱まるので10か所以下とするのがよい。
前記突起4は、ダイ1の内側面la上のダイ1の頂面か
ら底面まで延長して設ける。
前記突起4の横断面形状は、限定しないが、第1図に示
すような三角形とするのが好ましく、その頂線4aは第
2図に示すようにダイ1の内側面1aの上端から鉛直に
延び、前記内側面1aとテーパ角(D)をなすように設
ける。
また、前記突起4の中の少な(とも2つ(1対)は、前
記内側面1aにおける対向位置に設けるのが好ましい。
ダイにはかすが落ち易いようにテーバが付いているが、
突起4を設けることにより、第3図に示すようにかす3
がダイ1の下の方に押し下げられていっても、突起4に
より少なくとも3本の頂線に沿って垂直方向にほぼ水平
な状態を維持しつつ傾かないで下に落ちて行(ことにな
る。
従って、かすが傾くことによるかすづまりを防止するこ
とができる。
また、ダイ上面の研削が進んだときには、パンチとダイ
の隙間が広(なり、かすが上り易くなるが、少なくとも
3本の頂線がバランスよくかすを点で保持するため、か
す上りを防止することができる(第4図参照)。
つぎに、本発明の第2の態様について詳細に説明する。
リードフレームは、一般に打抜きプレス金型を用いて打
抜き加工される。
リードフレームは微細、かつ複雑形状に加工する必要が
あり、かつ打抜き精度の高いものが望まれている。
本発明の打抜き方法は、上記第1の態様で説明したよう
なかす上り防止機構付金型を用いて所望の形状のリード
フレームに加工するものである。
すなわち、テーバの付いたダイの内側面上の少な(とも
3か所に、ダイの頂面から底面まで延長する突起を設け
る。 ここで、突起の頂線は、前記内側面の上端から鉛
直方向とする。
このような突起を設けることにより、加工時に発生した
かすは傾くことなくダイの下方ヘガイドされ、前記金型
の頂線に沿って垂直方向にほぼ水平な状態を維持しつつ
下降し、かすづまりが防止できる。
また、ダイ上面の研削が進んでパンチとの隙間が広(な
っても突起の頂線は残るため、この頂線によってかすを
バランスよく保持してかす上りを防止し、精度の高いリ
ードフレームを効率よく加工することができる。
〈実施例〉 以下に本発明を実施例に基づき具体的に説明する。
(実施例1) リードフレーム材(幅44mm、厚さ250μmの銅コ
イル)を用い、打抜きプレス金型(ダイ内側面上に断面
三角形の突起を4か所に設け、突起頂線はダイ内側面の
上端から鉛直方向としたもの)にてリード(ビン長さ1
2mm、幅250μm、ピッチ450μm)をプレス加
工した。
50時間連続してプレス加工を行ったが、金型の停止は
発生せず、製品不良もな(、高精度の加工ができた。
〈発明の効果〉 本発明は以上説明したように構成されているので、本発
明によりパンチおよびダイの破損が防止でき、金型のラ
ンニングコストの低減および金型寿命の延長が図れると
いう効果を奏する。
また、本発明の防止機構付金型を用いたリードフレーム
の打抜き方法によれば、かすづまりおよびかす上りによ
る金型停止および製品不良が防止できるため製品の生産
効率および歩留の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の金型のダイを示す要部斜幌図である
。 第2図は、第1図における■−■線での縦断面図である
。 第3図は、本発明の打抜きプレス金型のダイにかすが押
し下げられた状態を示す切欠き斜視図である。 第4図は、本発明の打抜きプレス金型のダイの縦断面斜
視図である。 第5図は、従来の打抜きプレス金型のダイの内側面を説
明するための一部切欠き斜視図である。 第6図は、かすづまりを示す従来の打抜きプレス金型の
縦断面図である。 符号の説明 1・・・グイ、 1a・・・ダイの内側面、 2・・・パンチ、 3・・・かす、 3a、・・傾いてかすづまりの原因となるかす、4・・
・突起、 4a・・・頂線 特許已願人日立電線株式会社 、イ FIG、I FIG、2 FIG、3 a F I G、 4 a   4 FIG、5 a FIG、6

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テーパの付いたダイとパンチとを有する打抜きプ
    レス金型において、 前記ダイの内側面上の少なくとも3か所に、前記ダイ頂
    面から底面まで延長する突起を、前記突起の頂線が前記
    ダイの内側面の上端から鉛直になるように設けることを
    特徴とするかす上り防止機構付金型。
  2. (2)リードフレームを打抜く際に生ずる打抜きかすの
    金型内への下降づまりおよび金型からの上昇を防止しつ
    つリードフレームを打抜くにあたり、 請求項1に記載の金型を用い、リードフレームを前記金
    型上に載置し、パンチでリードフレームを金型内に打抜
    くとき、 打抜きかすを前記金型の頂線に沿って垂直方向にほぼ水
    平な状態を維持しつつ下降させることを特徴とするリー
    ドフレームの打抜き方法。
JP30306690A 1990-11-08 1990-11-08 かす上り防止機構付金型とそれを用いたリードフレームの打抜き方法 Pending JPH04178229A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06142785A (ja) * 1992-10-28 1994-05-24 Makoto Honma 打抜プレス装置におけるカス上がり防止手段
JP2002160025A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Mitsui High Tec Inc プレス金型装置
CN105598268A (zh) * 2016-01-27 2016-05-25 太仓旺美模具有限公司 一种电脑弹片连续冲压成型工艺
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JP2020116606A (ja) * 2019-01-23 2020-08-06 株式会社ハルツ 金型のダイ

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