JPH04176293A - 衛星放送受信装置 - Google Patents

衛星放送受信装置

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JPH04176293A
JPH04176293A JP2302606A JP30260690A JPH04176293A JP H04176293 A JPH04176293 A JP H04176293A JP 2302606 A JP2302606 A JP 2302606A JP 30260690 A JP30260690 A JP 30260690A JP H04176293 A JPH04176293 A JP H04176293A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は衛星放送受信装置に関するものである。
[発明の概要] 本発明の衛星放送受信装置は、スクランブルデコーダに
よってデコード処理をしなければ放送されている映像及
び音声出力を得ることができないスクランブル放送を受
信しているときであって、受信信号の復調処理部におい
て映像信号及び音声信号にスクランブル処理が施されて
いることが検出されたときは、使用者の操作に基づく音
声出力モードの変更ができなくするものであり、すなわ
ち、スフ・ランプル放送受信中であって、しかもスクラ
ンブルデコード手段を介在させないために視聴不可能の
場合は、制御手段が音声出力モード切換操作信号を受付
けないように構成するものである。
[従来の技術] 衛星放送の受信有料化に伴い、衛星放送チャンネルの中
には、映像信号にスクランブル処理を施して放送する放
送番組が出現する。スクランブル処理されて放送される
と、そのチャンネルを単に衛星放送受信装置で受信する
のみてはモニタ画面上に映像は映し出されず、また音声
も通常ミュート処理される。映像及び音声を出力するに
は、衛星放送受信装置で受信した後、受信された信号を
一旦スクランプルデコーダに人力してスクランブル処理
を解除し、そのスクランブルデコーダから出力されるビ
デオ信号(映像信号及びり、R音声信号)をモニタ装置
部に供給するようにしなければならない。(つまり、ス
クランブルデコーダを使用しなければそのチャンネルの
衛星放送を視聴できない) ところで、例えば受信している衛星放送番組が二重音声
で放送されている場合、視聴者はモニタ装置部から出力
される音声を、主音声、副音声、主+副音声のうちから
任意に選択して切り換えることができる。この音声出力
モードの切換操作はりモートコマンター或は本体のパネ
ルスイッチの操作により行なわれることになり、例えば
切換操作キーを抑圧操作する毎に、[主音声出力モート
コ−[副音声出力モード]−[主+副音声出力モード]
−L主音声出力モード]  ・ と切り換わっていき、
同時にモニタ装置部の管面上には第4図に示すように現
在の音声出力モードが例えばチャンネル番号とともに表
示される。
なお、受信されている番組がどのような音声出力モード
を有するかは、第5図に示すように音声信号の1フレー
ム内においてフレーム同期信号ビットに続いて設けられ
ている制御ビット(16ビツト)を読み出すことによっ
て判別さ2″L℃おり、通常、制御ビットの1ビツト目
が伝送モード(AモードとBモード:番組によって選択
されている)の判別に使用され、2〜3ビツト目がテレ
ビ音声の種別の判別(ステレオ、モノラル2ch(=二
重音声)、モノラル1ch)に使用さ乙、さらに4〜5
ビツト目が独立音声の種別の判別(ステレオ、モノラル
2ch、モノラルlch。
音声信号以外)に使用されている。なお、6ビツト目以
降は拡張用とされている。
従ってBSチューナの制御装置部では、この制御ビット
によって判別される音声内容に基づいて受信している放
送の音声出力モード(ステレオ放送であればL+R,L
のみ、Rのみの3モード、二重音声放送であれば主、副
、主+副の3モード)を確認でき、上述したように切換
制御及び管面表示制御を行なうことができる。
なお第5図の音声信号構成において制御ビットに続いて
設けられているレンジビットには音声信号の量子化の際
の圧伸側を示す符合が記されており、また受信された放
送がスクランブル放送であるか否かもこのレンジビット
を読み出すことによって判別される。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上記したようにスクランブルデコーダを備え
なければ番組を視聴することができないようにスクラン
ブル処理された場合でも、音声信号内においてスクラン
ブル処理されるのは音声データが対象であるため、例え
ば制御ビットは通常どおり読み出すことができる。
従って、スクランブル番組が複数の音声出力モードを有
する番組(ステレオ放送、二重音声放送等)であって、
しかもスクランブルデコード手段を有さないためにその
チャンネルを受信したが視聴きない場合であって実際の
音声出力はミュートされていても、制御装置部は、音声
信号の制御ビットから読み出されたデータに基づいて音
声出力モードの制御を行なってしまう。つまり、音声出
力モードのみは前記第4図で説明したように使用者が任
意に切り換えることができる。
このような場合は使用者が音声の確認もできずに音声出
力モードが切り換わることになり不都合である。
また特に、例えば二重音声で最終的に副音声が選択され
ていた後にスイッチオフされ又は−旦チヤンネルを切り
換えてモノラル放送を視聴した場合などには、次に二重
音声番組を視聴する際に再び副音声が最初に出力される
ように最終的に選択された音声出力モードを記憶してお
く、いわゆるラストメモリ機能を有する機器が多いが、
このような機器の場合においては、上記のようにスクラ
ンブル放送受信時に使用者が音声の確認ができないまま
音声出力モードを切り換えてしまうと次にスクランブル
処理されていない放送を視聴する場合に視聴者が求めて
いない音声出力モードに切り換わっていることが多(な
り、ラストメモリ機能を有することにより視聴者がモー
ド操作を省略できるという効果が阻害されてしまう。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような問題点にかんがみてなされたもので
あり、受信信号の復調処理部において映像信号及び音声
信号にスクランブル処理が施されていることが検出され
たときは、当該衛星放送受信装置の操作手段からの音声
出力モード切換操作信号に基づく音声出力モード切換動
作制御を行なわないようになされた制御手段を有する衛
星放送受信装置を提供するものであり、また、上記の場
合は、現在の音声出力モードを示す通常の雪面表示を行
なわないようにもする。
[作用] スクランブル放送のため視聴できない場合には音声出力
モードを切換不能とすれば、実際の音声を確認せずに音
声出力モードだけ切り換わることはなく、また、管面表
示を通常の音声出力モードの表示と異なる特殊なものと
すれば、使用者は現在音声出力モードが切換不能である
ことも理解できる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例としてのモニタ装置一体型の
衛星放送受信装置を示すブロック図である。なお、通常
のテレビジョン放送の受信のための構成部分は記載を省
略しである。
1はBSチューナ部であり、衛星放送アンテナ2で受信
されBSコンバータ3で増幅され第1中間周波に変換さ
れた信号から選局及び第2中間周波への変換動作を行な
った後FM復調し、周波数分割多重されている映像信号
と音声PCM副搬送波信号を取り出す。
4は4.5MHzのローパスフィルタであり、FM復調
信号から音声PCM副搬送波信号成分(5,73±0.
5MHz)を取り除き、映像信号成分を抽出する。そし
て、抽出された映像信号成分は映像信号処理増幅部5に
供給されて、デイエンファシス処理、エネルギー拡散信
号除去処理がなされ、送信前と同様のコンポジット映像
信号が取り出される。
6はY/C処理回路部であり、供給されたコンポジット
映像信号をY/C分離して色復調等の各種処理を行なっ
た後マトリックス回路によってR,G、Hの各映像信号
を復調する。復調されたR、G、Bの各映像信号は合成
回路7を介してCRT8に供給され、映像として出力さ
れる。
一方、9は5.73MHzのバンドパスフィルタであす
、FM復調信号から音声PCM副搬送波信号を取り出す
。抽出された音声PCM副搬送波信号は4相DPSK復
調部10においてPCM符合列のデジタル信号に復調さ
れ、さらにPCM復調部11でデインターリーブ、誤り
訂正等のPCM復調処理がされた後、D/A変換器12
によりアナログの音声信号とされる。
得られたアナログ音声信号はアンプ13a。
13bで増幅され、スピーカ14a、14bから音声と
して出力される。
15はシステムコントローラ(CPU)を示し、制御バ
スBを介してBSチューナ1における選局動作とともに
、PCM復調部11に対しては音声出力モードの切換処
理、及びスクランブル放送時のミュート処理等を使用者
の操作及び制御プログラムに基づいてコントロールして
いる。制御用データ、及び制御プログラムはROM17
、或はRAM18に保持される。なお、PCM復調部1
1からは検出される制御ビット、レンジビット等のデー
タの読み込みを行なっており、その読み込みデータに基
づいて復調すべき信号がどのような音声出力モードを有
するか、またスクランブル処理された信号であるか否か
の判別を行なっている。
19は赤外線受光部を示し、使用者の操作によりリモー
トコマンダーRCから出力されるコマンド信号を検出す
る。検出された赤外線コマンド信号は、操作信号発生部
20において電気信号として増幅され、さらにデジタル
コード化されて制御バスBを介してCPU15に人力さ
れる。また、21は外筐体に設けられたパネルボタンで
あり、このパネルボタン21によって操作された場合も
同様に操作情報がCPU15に供給される。
22はキャラクタジェネレータを示し、CPU15の制
御に基づいてCRT8の管面上において映像に重畳して
表示するキャラクタ信号を発生する。発生されたキャラ
クタ信号は合成回路7における高速スイッチング手段に
よって映像信号に重畳される。
以上のように構成された衛星放送受信装置では、CPU
15の制御により、スクランブル放送が受信されている
間は、音声のミュート制御を行なうだけでなく、その放
送が複数の音声出力モードを有する場合であっても使用
者の操作によって音声出力モードを切り換えることがで
きないようにし、さらにキャラクタジェネレータ22を
制御して、例えば前記第4図に示したような通常の音声
出力モードの表示とは異なった管面表示をさせるもので
ある。
このようなCPU15の制御動作は第2図のフローチャ
ートに示される。
前述したように、CPU15はPCM復調復調部上1み
出される制御ビット及びレンジビットのデータを順次読
み込んでおり(Floo、F]、01) 、これらのデ
ータから音声信号の種別(ステレオ、二重音声、モノラ
ル)、及びスクランブル処理されている信号であるか否
かを判別することができる。
そしてスクランブル処理されていない信号であることが
判別されたら、通常時の処理が行なわれるわけであるが
 (F102→F103) 、スクランブル処理がされ
ている信号であることが判別されたら、まずPCM復調
復調部上1して音声出力をミュートする制御信号を供給
する [F102→F 10,41゜なお、ここで音声
ミュートと同時に、キャラクタジェネレータ22を制御
して画面全体を例えばブルー表示するような映像ミュー
ト制御を行なうことが好ましい。
次に、そのスクランブル放送がステレオ放送又は二重音
声放送である場合、つまり音声出力モードが複数存在す
る場合は、操作信号発生部2oから音声出力モードの切
換信号が供給されても音声出力モードの切換操作を行な
わないようにしくF105→F106) 、すなわち使
用者かりモートコマンダーRC或はパネルボタン21の
操作によって音声出力モードを任意に切り換えることが
できないようにする。そしてさらに、キャラクタジェネ
レータ22に対して指令を出し、例えば第3図に示すよ
うに音声出力モードについては“°二重音声゛というよ
うに、゛°主゛°゛副°°゛主/副゛°等の通常の管面
表示と異なった表示を行なわせる(F2O3)。
スクランブル放送受信時にはCPU15によって以上の
ような制御が行なわれることにより、視聴不能時に実際
の音声を確認しないまま音声出力モードが切り換わって
不都合が生しることはなくなり、また、管面表示も通常
と異なるようにすることにより、現在音声出力モードの
切換が不能であることを使用者に知らしめることができ
る。
もちろんスクランブル時の管面表示は”二重音声゛°と
するのではなく、°゛スクランブル視聴不可゛や“音声
切換不能”等のよりメツセージ的な表示としてもよい。
なお、通常このような衛星放送受信装置にも選局された
放送チャンネルがスクランブル処理されているときのた
めに、外部のスクランブルデコーダに対する検波出力端
子及びデジタル制御データ出力(ビットストリーム)端
子が設けられており、スクランブルデコーダと接続可能
とされている。つまり、スクランブルデコーダを接続す
ることによって、スクランブル放送の場合はスクランブ
ルデコード処理のための制御データ及び検波信号がスク
ランブルデコーダに供給され、スクランブル処理が解除
されたビデオ信号(映像信号、L、R音声信号)が得ら
れ、従って通常の衛星放送と同様に視聴できるようにな
るものであるが、このような場合は音声出力モードの切
換は通常どおりに使用者が任意に可能とすることはいう
までもない。
なお、本実施例はモニタ装置と一体型の衛星放送受信装
置で説明したが、本発明はモニタ装置と別体の衛星放送
受信装置においても同様に適用できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の衛星放送受信装置は受信
された信号がスクランブル処理により視聴不能とされて
いる場合は、音声出力モードの切換を使用者が任意に行
なうことができないようにしたため、実際に音声を確認
しないまま音声出力モードが切り換えられてしまうこと
による不都合を解消できるという効果がある。また、同
時に音声出力モードに関する表示を通常と異なるように
することにより、使用者に対して音声出力モードの切換
不能を知らしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の衛星放送受信装置の一実施例のブロッ
ク図、 第2図は本実施例における制御動作の一例を示すフロー
チャート、 第3区は本実施例における管面表示の一例を示す説明図
、 第4図は音声出力モードの切換に伴う管面表示変化の説
明図、 第5図は音声信号の構成図である。 1はBSチューナ、4はローパスフィルタ、5は映像信
号処理増幅部、6はY/C処理部、7は合成回路、9は
バンドパスフィルタ、10は4相DPSK復調部、11
はPCM復調部、12はD/A変換器、15はCPU、
20は操作信号発生部、22はキャラクタジェネレータ
を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受信信号の復調処理部において映像信号及び音声
    信号にスクランブル処理が施されていることが検出され
    たときは、当該衛星放送受信装置の操作手段からの音声
    出力モード切換操作信号に基づく音声出力モード切換動
    作制御を行なわないようになされた制御手段を有するこ
    とを特徴とする衛星放送受信装置。
  2. (2)受信信号の復調処理部において映像信号及び音声
    信号にスクランブル処理が施されていることが検出され
    たときは、通常の音声出力モードの表示を行なわないよ
    うに制御されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の衛星放送受信装置。
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