JP2790161B2 - 衛星放送受信機 - Google Patents

衛星放送受信機

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JP2790161B2
JP2790161B2 JP5027364A JP2736493A JP2790161B2 JP 2790161 B2 JP2790161 B2 JP 2790161B2 JP 5027364 A JP5027364 A JP 5027364A JP 2736493 A JP2736493 A JP 2736493A JP 2790161 B2 JP2790161 B2 JP 2790161B2
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良視 榎本
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信機(例え
ばTV受像機に内蔵のもの)と他の衛星放送受信機器
(即ち外部機器)とで、MUSE−NTSCコンバータ
等を共用する場合に、その都度各装置間の接続を変更す
ることなく共用できる衛星放送受信機を提供することを
目的としている。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星放送では高品位放送であるM
USE放送のような新方式放送が登場してきたが、これ
を受信、視聴するためには、衛星放送受信機(以下BS
チューナ)の他に、高品位信号を復調する高品位信号復
調機(MUSEコンバータや、高品位信号を復調し標準
方式信号に変換するMUSE−NTSCコンバータ等)
が必要である。
【0003】図2に従来のBSチューナとMUSE−N
TSCコンバータの接続ブロック図を示す。
【0004】BSチューナには、BSアンテナのコンバ
ータからBS−IF信号が供給され、入力されたBS−
IF信号はBSフロントエンド(1) に入力されベースバ
ンド信号に変換される。(ベースバンド信号の信号内容
は検波信号と同一。信号レベルなどが異なるのみ。)
【0005】そのベースバンド信号は映像信号処理回路
(5) と、QPSK復調処理回路(2)に入力される。映像
処理回路(5) は、ベースバンド信号を検波信号に変換す
ると共に、ベースバンド信号から映像信号を周波数分離
し、その映像信号にディエンファシス処理、エネルギー
拡散信号除去処理等を施す(この処理後に観賞可能とな
るのは標準方式信号であるNTSC信号による放送の場
合)。前記検波信号は検波出力端子(8) より出力され、
MUSE−NTSCコンバータに送られる。また前記処
理された映像信号は選択回路(7) に送られる。
【0006】一方、QPSK復調処理回路(2) に入力さ
れたベースバンド信号は、周波数分離されて音声信号が
取り出され、その音声信号はQPSK復調処理後、ビッ
トストリーム信号に変換され、PCM復調処理回路(3)
に送られると共に、ビットストリーム出力端子(21)に送
られる。前記PCM復調処理回路(3) に入力されたビッ
トストリーム信号はPCM復調処理された後、音声選択
(TV音声か独立音声か、主音声か副音声か等の選択)
が行われ出力される。この音声選択は、制御処理回路
(6) に制御されて行われる。
【0007】PCM復調処理回路(3) の出力信号は、D
/A変換及びアナログ処理回路(4)に送られ、D/A変
換及びディエンファシス等の処理を経て選択回路(7) に
送られる。(この処理後に観賞可能となるのは標準方式
信号であるNTSC信号による放送の場合。)PCM復
調処理回路(3) とD/A変換及びアナログ処理回路(4)
とにより、音声信号処理回路を構成する。
【0008】選択回路(7) では、BSチューナ内部で処
理された映像及び音声信号と、MUSE−NTSCコン
バータからリターン入力端子(22)〜(24)を介して入力さ
れる映像及び音声信号(MUSE放送が視聴可能となっ
た信号)を、制御処理回路(6) から出力される切換信号
にて切り換え、その後、映像信号はVideo出力端子
から音声信号はAudio出力端子から出力される。
【0009】またMUSE−NTSCコンバータから出
力されるAFC信号はAFC入力端子(9) から入力され
判別回路(12)とBSフロントエンド(1) に送られる。前
述した制御処理回路(6) は判別回路(12)からのAFC信
号有無の情報を解析して、AFC信号が有りの場合(M
USE信号受信時)には、リターン入力側、それ以外で
は内部側を選択回路(7) が選択するように切換信号を出
力する。
【0010】一般的にMUSE−NTSCコンバータ
は、BSチューナから出力される検波信号を入力し、信
号がMUSE信号か否かを判定する。そして、MUSE
信号である時のみ、AFC信号をAFC端子より出力す
ると同時に、検波信号をデコードしMUSE−NTSC
変換した後、映像及び音声出信号を出力端子より出力す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のMUSE−NT
SCコンバータ等の高品位信号復調機は、検波入力端子
とAFC出力端子は各1つしかなく、MUSE−NTS
Cコンバータは接続した1台のBSチューナ(例えばT
V受像機に内蔵のもの)でしか使用できない。よって、
新たにBSチューナ内蔵VTRで受信したMUSE放送
をNTSC信号に変換して録画する場合は、その都度、
MUSE−NTSCコンバータと他の機器との接続を切
り換えなければならないという不具合が生じていた。
【0012】この発明が解決しようとする課題は、MU
SE−NTSCコンバータ等の高品位信号復調機を他の
BS受信機器と共用する場合、その都度接続状態を変更
することなく高品位信号復調機を共用できる衛星放送受
信機とするには、どのような手段を講じればよいかとい
う点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、
【0014】衛星放送アンテナで受信されコンバータで
周波数変換されたIF信号が供給され、FM復調して第
1の検波信号を出力するフロントエンド部と、
【0015】前記第1の検波信号を処理して映像信号を
出力する映像信号処理回路と、
【0016】前記第1の検波信号を処理して音声ビット
ストリーム信号を出力するQPSK復調回路と、
【0017】前記音声ビットストリーム信号を処理して
音声信号を出力する音声信号処理回路と、
【0018】外部機器から第2の検波信号が供給される
検波入力端子と、
【0019】前記第1の検波信号と前記第2の検波信号
とを切り換える検波信号切換回路と、
【0020】前記検波信号切換回路から出力される検波
信号を、前記外部機器と共用する共用外部機器に出力す
る検波出力端子と、
【0021】前記共用外部機器から出力されるAFC信
号を入力するためのAFC入力端子と、
【0022】前記AFC信号を前記外部機器に出力する
AFC出力端子と、
【0023】前記AFC入力端子から入力されるAFC
信号を前記フロントエンド部あるいは前記AFC出力端
子のいずれかに出力するAFC切換回路とを設け、
【0024】前記AFC切換回路は、前記検波信号切換
回路が第2の検波信号を選択した時に前記AFC信号を
前記AFC出力端子に供給することを特徴とする衛星放
送受信機を提供するものである。
【0025】
【実施例】本発明のBSチューナの一実施例とMUSE
−NTSCコンバータ(共用外部機器)との接続状態を
図1に示す。なお、従来例と同一の部分には同一の符号
を付し、その部分の具体的な説明は省略する。
【0026】本実施例では、BSチューナ側に、新たに
検波入力端子(10)と、AFC出力端子(11)とを設ける。
さらに、BSチューナ側に、内部からの検波信号(第1
の検波信号)と外部からの検波信号(第2の検波信号)
との、どちらの検波信号を検波出力端子(8) から出力す
るかを切り換える検波切換回路(13)と、MUSE−NT
SCコンバータからのAFC信号をAFC出力端子(11)
かBSフロントエンド(1) かのどちらに送るかを切り換
えるAFC切換回路(14)を設ける。
【0027】検波切換回路(13)とAFC切換回路(14)と
は、判別回路(12)からのAFC信号有無の情報を解析す
る制御処理回路(6) によって制御される。
【0028】検波入力端子(10)にBSチューナ内蔵VT
R(外部機器)で受信された検波信号を入力し、AFC
出力端子(11)のAFC出力をBSチューナ内蔵VTRに
入力する。また、MUSE−NTSCコンバータから出
力される映像及び音声信号を、BSチューナ内蔵VTR
の入力端子に入力する。
【0029】BSチューナがMUSE放送受信時には、
検波切換回路(13)を内部側に切り換え、BSチューナか
らの検波信号を検波出力端子(8) より出力すると共に、
MUSE−NTSCコンバータからのAFC信号を、A
FC切換回路(14)にてBSフロントエンド(1) と判別回
路(12)とに出力することにより、BSチューナ側で受信
したMUSE放送の視聴が可能となる。
【0030】一方、BSチューナがMUSE放送以外の
放送を受信している時や、BSチューナの電源がOFF
の時、あるいは任意設定にて強制的にMUSE放送(B
Sチューナ内蔵VTR側で受信されたMUSE放送)を
録画したいときには、検波切換回路(13)を検波入力端子
(10)側に切り換え、BSチューナ内蔵VTRからの検波
信号を検波出力端子(8) から出力する。さらに、AFC
切換回路(14)をAFC出力端子(11)側に切り換えて、M
USE−NTSCコンバータからのAFC信号をAFC
出力端子(11)からBSチューナ内蔵VTRに出力する。
これによって、接続状態を変更することなく、BSチュ
ーナ内蔵VTRで受信したMUSE放送をMUSE−N
TSCコンバータを介して、録画することが可能とな
る。
【0031】なお、BSチューナ内蔵VTR側で受信し
たNTSC放送の検波信号をBSチューナ内部で処理す
るようにしてもよい。この場合、BSチューナ内蔵VT
R側からの検波信号を映像信号処理回路(5) と、QPS
K処理回路(2) とに供給する。
【0032】
【発明の効果】以上の通り、本発明になる衛星放送受信
機は、従来のように衛星放送受信機で受信した高品位信
号放送(例えばMUSE放送)を視聴する時と、この衛
星放送受信機の動作とは独立して外部機器(例えばBS
チューナ内蔵VTR)で受信した高品位信号放送(例え
ばMUSE放送)を視聴、録画する場合に、その都度、
衛星放送受信機と外部機器とで共用する共用外部機器
(例えばMUSE−NTSCコンバータ)の接続状態を
変更する必要がなくなると共に、自動的に各機器間の信
号を切り換えているため使用する際に接続状態をチェッ
クする必要がなくなり、使い勝手が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例とMUSE−NTSCコンバ
ータ(共用外部機器)との接続状態を示す図である。
【図2】従来のBSチューナとMUSE−NTSCコン
バータとの接続状態を示す図である。
【符号の説明】
1 BSフロントエンド 2 QPSK復調処理回路 3 PCM復調処理回路 4 D/A変換及びアナログ処理回路 5 映像処理回路 6 制御処理回路 7 選択回路 8 検波出力端子 9 AFC入力端子 10 検波入力端子 11 AFC出力端子 12 判別回路 13 検波切換回路 14 AFC切換回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衛星放送アンテナで受信されコンバータで
    周波数変換されたIF信号が供給され、FM復調して第
    1の検波信号を出力するフロントエンド部と、 前記第1の検波信号を処理して映像信号を出力する映像
    信号処理回路と、 前記第1の検波信号を処理して音声ビットストリーム信
    号を出力するQPSK復調回路と、 前記音声ビットストリーム信号を処理して音声信号を出
    力する音声信号処理回路と、 外部機器から第2の検波信号が供給される検波入力端子
    と、 前記第1の検波信号と前記第2の検波信号とを切り換え
    る検波信号切換回路と、 前記検波信号切換回路から出力される検波信号を、前記
    外部機器と共用する共用外部機器に出力する検波出力端
    子と、 前記共用外部機器から出力されるAFC信号を入力する
    ためのAFC入力端子と、 前記AFC信号を前記外部機器に出力するAFC出力端
    子と、 前記AFC入力端子から入力されるAFC信号を前記フ
    ロントエンド部あるいは前記AFC出力端子のいずれか
    に出力するAFC切換回路とを設け、 前記AFC切換回路は、前記検波信号切換回路が第2の
    検波信号を選択した時に前記AFC信号を前記AFC出
    力端子に供給することを特徴とする衛星放送受信機。
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