JP2697491B2 - Museスクランブルデコーダ - Google Patents
MuseスクランブルデコーダInfo
- Publication number
- JP2697491B2 JP2697491B2 JP4154271A JP15427192A JP2697491B2 JP 2697491 B2 JP2697491 B2 JP 2697491B2 JP 4154271 A JP4154271 A JP 4154271A JP 15427192 A JP15427192 A JP 15427192A JP 2697491 B2 JP2697491 B2 JP 2697491B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- muse
- output
- audio signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Television Systems (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクランブルされたM
USE信号による有料放送受信の際に用いられるMUS
Eスクランブルデコーダに関する。
USE信号による有料放送受信の際に用いられるMUS
Eスクランブルデコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】最近になって、衛星(BS)放送では、
BS有料放送やMUSE放送等の新方式放送が登場し、
さらに数年後には、スクランブルされたMUSE信号に
より有料放送が行われようとしている。これらの新方式
放送を受信するには、BS有料放送ではBSチューナ及
びスクランブルデコーダ、MUSE信号をNTSC方式
の受信機で受信するにはBSチューナ及びMUSE/N
TSCコンバータ、また、MUSEを使った有料放送に
おいてはBSチューナ,MUSE/NTSCコンバー
タ,MUSEスクランブルデコーダが必要である。
BS有料放送やMUSE放送等の新方式放送が登場し、
さらに数年後には、スクランブルされたMUSE信号に
より有料放送が行われようとしている。これらの新方式
放送を受信するには、BS有料放送ではBSチューナ及
びスクランブルデコーダ、MUSE信号をNTSC方式
の受信機で受信するにはBSチューナ及びMUSE/N
TSCコンバータ、また、MUSEを使った有料放送に
おいてはBSチューナ,MUSE/NTSCコンバー
タ,MUSEスクランブルデコーダが必要である。
【0003】図3は、BSチューナ1,MUSEスクラ
ンブルデコーダ2,MUSE/NTSCコンバータ3の
接続を示すブロック図である。まず、BSチューナ1の
構成及び動作について説明する。図3において、図示せ
ぬパラボラアンテナで受信され1GHz帯のBS−IF
信号に変換された信号は、BSフロントエンド11に入
力され、FM復調されてベースバンド信号となされる。
このベースバンド信号は映像信号処理回路12に入力さ
れてディエンファシス及びディスパーサル除去等が行わ
れ、映像信号に変換されてスイッチ15を介して出力さ
れる。また、BSフロントエンド11より出力されるベ
ースバンド信号は音声信号処理回路13にも入力されて
QPSK復調処理及びPCM復調処理が行われ、さら
に、その出力はD/A変換回路14によりD/A変換さ
れ、音声信号に変換されてスイッチ16及び17を介し
て出力される。
ンブルデコーダ2,MUSE/NTSCコンバータ3の
接続を示すブロック図である。まず、BSチューナ1の
構成及び動作について説明する。図3において、図示せ
ぬパラボラアンテナで受信され1GHz帯のBS−IF
信号に変換された信号は、BSフロントエンド11に入
力され、FM復調されてベースバンド信号となされる。
このベースバンド信号は映像信号処理回路12に入力さ
れてディエンファシス及びディスパーサル除去等が行わ
れ、映像信号に変換されてスイッチ15を介して出力さ
れる。また、BSフロントエンド11より出力されるベ
ースバンド信号は音声信号処理回路13にも入力されて
QPSK復調処理及びPCM復調処理が行われ、さら
に、その出力はD/A変換回路14によりD/A変換さ
れ、音声信号に変換されてスイッチ16及び17を介し
て出力される。
【0004】ところで、スクランブルされたMUSE信
号では音声信号の制御ビット及びレンジビットに有料放
送/無料方法を判別するための判別フラグ(判別情報)
が設けられており、デスクランブル機能を持たない機器
のためにこの部分には有料放送時でもスクランブルがか
からないようになっている。このため、MUSEスクラ
ンブルデコーダ2を接続せず、BSチューナ1とMUS
E/NTSCコンバータ3とを接続した場合には、MU
SE/NTSCコンバータ3は判別フラグを検出し、ス
クランブル特有の音声ノイズを回避するために音声ミュ
ートを行うよう構成される。
号では音声信号の制御ビット及びレンジビットに有料放
送/無料方法を判別するための判別フラグ(判別情報)
が設けられており、デスクランブル機能を持たない機器
のためにこの部分には有料放送時でもスクランブルがか
からないようになっている。このため、MUSEスクラ
ンブルデコーダ2を接続せず、BSチューナ1とMUS
E/NTSCコンバータ3とを接続した場合には、MU
SE/NTSCコンバータ3は判別フラグを検出し、ス
クランブル特有の音声ノイズを回避するために音声ミュ
ートを行うよう構成される。
【0005】一方、図3に示すように、BSチューナ
1,MUSEスクランブルデコーダ2,MUSE/NT
SCコンバータ3を接続した場合には、MUSEスクラ
ンブルデコーダ2はBSチューナ1の映像信号処理回路
12から出力されるスクランブルのかかった、映像信号
及び音声信号が時間軸圧縮された検波信号を入力し、そ
の検波信号をデスクランブル処理した後、判別フラグを
有料であることを表す信号(例えば、“1”)から無料
であることを表す信号(例えば、“0”)に差し替えた
上、デスクランブルされた検波信号をMUSE/NTS
Cコンバータ3に供給する。また、MUSEスクランブ
ルデコーダ2より出力されるAFC信号はBSチューナ
1のBSフロントエンド11に入力される。そして、M
USE/NTSCコンバータ3によってNTSC信号と
なされた映像信号及び音声信号はリターン入力としてB
Sチューナ1に入力され、スイッチ15〜17を介して
BSチューナ1より出力される。
1,MUSEスクランブルデコーダ2,MUSE/NT
SCコンバータ3を接続した場合には、MUSEスクラ
ンブルデコーダ2はBSチューナ1の映像信号処理回路
12から出力されるスクランブルのかかった、映像信号
及び音声信号が時間軸圧縮された検波信号を入力し、そ
の検波信号をデスクランブル処理した後、判別フラグを
有料であることを表す信号(例えば、“1”)から無料
であることを表す信号(例えば、“0”)に差し替えた
上、デスクランブルされた検波信号をMUSE/NTS
Cコンバータ3に供給する。また、MUSEスクランブ
ルデコーダ2より出力されるAFC信号はBSチューナ
1のBSフロントエンド11に入力される。そして、M
USE/NTSCコンバータ3によってNTSC信号と
なされた映像信号及び音声信号はリターン入力としてB
Sチューナ1に入力され、スイッチ15〜17を介して
BSチューナ1より出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のMUSEスクランブルデコーダ2を用い、図3
に示すようにBSチューナ1,MUSEスクランブルデ
コーダ2,MUSE/NTSCコンバータ3を接続した
場合には、無料放送時においても、検波信号が必ずMU
SEスクランブルデコーダ2を介して出力するため信号
の品位が低下し、映像信号のS/N劣化や、音声デコー
ドの品位の低下を引き起こすという不具合が生じてしま
う。また、MUSE/NTSCコンバータ3が判別フラ
グを検出して有料放送/無料放送の識別を表示させる場
合には、MUSEスクランブルデコーダ2が判別フラグ
を常に無料であることを表す信号に差し替えてしまうの
で、有料放送時においてもその表示は無料放送の表示に
なってしまうという不具合が生じてしまう。
た従来のMUSEスクランブルデコーダ2を用い、図3
に示すようにBSチューナ1,MUSEスクランブルデ
コーダ2,MUSE/NTSCコンバータ3を接続した
場合には、無料放送時においても、検波信号が必ずMU
SEスクランブルデコーダ2を介して出力するため信号
の品位が低下し、映像信号のS/N劣化や、音声デコー
ドの品位の低下を引き起こすという不具合が生じてしま
う。また、MUSE/NTSCコンバータ3が判別フラ
グを検出して有料放送/無料放送の識別を表示させる場
合には、MUSEスクランブルデコーダ2が判別フラグ
を常に無料であることを表す信号に差し替えてしまうの
で、有料放送時においてもその表示は無料放送の表示に
なってしまうという不具合が生じてしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、MUSE検波信号が入力
され、この信号に同期をかけて映像信号と音声信号に分
離すると共にAFC信号を出力する信号同期回路と、前
記信号同期回路より出力される映像信号をデコードして
出力する映像信号処理回路と、前記信号同期回路より出
力される音声信号をデコードして出力する音声信号処理
回路と、前記音声信号処理回路より出力される音声信号
に含まれる判別情報により、有料放送か無料放送かを判
別して判別信号を出力する有料/無料判別回路と、前記
判別信号が入力され、有料放送でデスクランブルを許可
された場合に前記映像信号処理回路より出力される映像
信号をデスクランブルして出力する映像信号用のデスク
ランブル回路と、前記判別信号が入力され、有料放送で
デスクランブルを許可された場合に前記音声信号処理回
路より出力される音声信号をデスクランブルして出力す
る音声信号用のデスクランブル回路と、前記音声信号に
含まれる判別情報を、有料放送でデスクランブルを許可
された場合に無料放送であることを表す判別情報に差し
替えて出力する差替回路と、前記差替回路による差し替
えを動作状態とする第1のモードと不動作状態とする第
2のモードとを切り換える切換スイッチと、前記映像信
号用のデスクランブル回路より出力される映像信号及び
前記音声信号用のデスクランブル回路より出力される音
声信号をエンコードすると共に前記差替回路より出力さ
れる判別情報を重畳し、検波信号を出力するエンコード
回路とを有して構成されるMUSEスクランブルデコー
ダを提供するものである。
の技術の課題を解決するため、MUSE検波信号が入力
され、この信号に同期をかけて映像信号と音声信号に分
離すると共にAFC信号を出力する信号同期回路と、前
記信号同期回路より出力される映像信号をデコードして
出力する映像信号処理回路と、前記信号同期回路より出
力される音声信号をデコードして出力する音声信号処理
回路と、前記音声信号処理回路より出力される音声信号
に含まれる判別情報により、有料放送か無料放送かを判
別して判別信号を出力する有料/無料判別回路と、前記
判別信号が入力され、有料放送でデスクランブルを許可
された場合に前記映像信号処理回路より出力される映像
信号をデスクランブルして出力する映像信号用のデスク
ランブル回路と、前記判別信号が入力され、有料放送で
デスクランブルを許可された場合に前記音声信号処理回
路より出力される音声信号をデスクランブルして出力す
る音声信号用のデスクランブル回路と、前記音声信号に
含まれる判別情報を、有料放送でデスクランブルを許可
された場合に無料放送であることを表す判別情報に差し
替えて出力する差替回路と、前記差替回路による差し替
えを動作状態とする第1のモードと不動作状態とする第
2のモードとを切り換える切換スイッチと、前記映像信
号用のデスクランブル回路より出力される映像信号及び
前記音声信号用のデスクランブル回路より出力される音
声信号をエンコードすると共に前記差替回路より出力さ
れる判別情報を重畳し、検波信号を出力するエンコード
回路とを有して構成されるMUSEスクランブルデコー
ダを提供するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明のMUSEスクランブルデコー
ダについて、添付図面を参照して説明する。図1は本発
明のMUSEスクランブルデコーダの構成を示すブロッ
ク図、図2は本発明のMUSEスクランブルデコーダを
用いた場合のBSチューナ,MUSEスクランブルデコ
ーダ,MUSE/NTSCコンバータの接続を示すブロ
ック図である。なお、図2において、図3と同一部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。
ダについて、添付図面を参照して説明する。図1は本発
明のMUSEスクランブルデコーダの構成を示すブロッ
ク図、図2は本発明のMUSEスクランブルデコーダを
用いた場合のBSチューナ,MUSEスクランブルデコ
ーダ,MUSE/NTSCコンバータの接続を示すブロ
ック図である。なお、図2において、図3と同一部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。
【0009】まず、図2を用いて本発明のMUSEスク
ランブルデコーダ4を用いた場合のBSチューナ1,M
USEスクランブルデコーダ4,MUSE/NTSCコ
ンバータ5の接続について説明する。図2において、B
Sチューナ1より出力された検波信号はMUSE/NT
SCコンバータ5のスイッチ51の一方の端子及び後に
詳述するにMUSEスクランブルデコーダ4に入力され
る。MUSEスクランブルデコーダ4より出力されるデ
スクランブルされた検波信号はスイッチ51のもう一方
の端子に入力される。このスイッチ51より入力される
検波信号が選択的に信号変換回路33に入力される。ま
た、MUSEスクランブルデコーダ4より出力されるA
FC信号はMUSE/NTSCコンバータ5のスイッチ
52の一方の端子に入力される。MUSE信号をNTS
C信号に変換する回路である信号変換回路53より出力
されるAFC信号はスイッチ52のもう一方の端子に入
力され、そのスイッチ52に入力されるAFC信号が選
択的にBSチューナ1に入力される。さらに、信号変換
回路53によってNTSC信号となされた映像信号及び
音声信号がリターン入力としてBSチューナ1に入力さ
れる。スイッチ51,52の切換は信号変換回路53よ
り出力される有料/無料判別信号によりなされる。
ランブルデコーダ4を用いた場合のBSチューナ1,M
USEスクランブルデコーダ4,MUSE/NTSCコ
ンバータ5の接続について説明する。図2において、B
Sチューナ1より出力された検波信号はMUSE/NT
SCコンバータ5のスイッチ51の一方の端子及び後に
詳述するにMUSEスクランブルデコーダ4に入力され
る。MUSEスクランブルデコーダ4より出力されるデ
スクランブルされた検波信号はスイッチ51のもう一方
の端子に入力される。このスイッチ51より入力される
検波信号が選択的に信号変換回路33に入力される。ま
た、MUSEスクランブルデコーダ4より出力されるA
FC信号はMUSE/NTSCコンバータ5のスイッチ
52の一方の端子に入力される。MUSE信号をNTS
C信号に変換する回路である信号変換回路53より出力
されるAFC信号はスイッチ52のもう一方の端子に入
力され、そのスイッチ52に入力されるAFC信号が選
択的にBSチューナ1に入力される。さらに、信号変換
回路53によってNTSC信号となされた映像信号及び
音声信号がリターン入力としてBSチューナ1に入力さ
れる。スイッチ51,52の切換は信号変換回路53よ
り出力される有料/無料判別信号によりなされる。
【0010】次に、図1を用いて本発明のMUSEスク
ランブルデコーダ4の具体的構成及び動作について説明
する。図1において、BSチューナ1より出力されたデ
スクランブル前の検波信号は信号同期回路41に入力さ
れて同期がかけられ、映像信号と音声信号に分離され、
また、信号同期回路41はAFC信号を出力する。信号
同期回路41より出力された映像信号は映像信号処理回
路42によりデコード処理されて出力される。さらに、
信号同期回路41より出力された音声信号は音声信号処
理回路43によりデコード処理されて出力される。そし
て、映像信号処理回路42より出力される映像信号は映
像信号用のデスクランブル回路47に入力され、音声信
号処理回路43より出力される音声信号は音声信号用の
デスクランブル回路48に入力される。デスクランブル
回路47,48は有料放送であればデスクランブル処理
を行ってエンコード回路49に出力し、無料放送であれ
ばデスクランブル処理を行わずエンコード回路49に出
力する。また、音声信号処理回路43より出力される音
声信号はIDコード等の管理を行うセキュリティ回路4
6に入力され、セキュリティ回路46はデスクランブル
回路47,48のデスクランブルを許可する信号を出力
する。
ランブルデコーダ4の具体的構成及び動作について説明
する。図1において、BSチューナ1より出力されたデ
スクランブル前の検波信号は信号同期回路41に入力さ
れて同期がかけられ、映像信号と音声信号に分離され、
また、信号同期回路41はAFC信号を出力する。信号
同期回路41より出力された映像信号は映像信号処理回
路42によりデコード処理されて出力される。さらに、
信号同期回路41より出力された音声信号は音声信号処
理回路43によりデコード処理されて出力される。そし
て、映像信号処理回路42より出力される映像信号は映
像信号用のデスクランブル回路47に入力され、音声信
号処理回路43より出力される音声信号は音声信号用の
デスクランブル回路48に入力される。デスクランブル
回路47,48は有料放送であればデスクランブル処理
を行ってエンコード回路49に出力し、無料放送であれ
ばデスクランブル処理を行わずエンコード回路49に出
力する。また、音声信号処理回路43より出力される音
声信号はIDコード等の管理を行うセキュリティ回路4
6に入力され、セキュリティ回路46はデスクランブル
回路47,48のデスクランブルを許可する信号を出力
する。
【0011】ここで、デスクランブル回路47,48に
よってデスクランブル処理を行うか、行わずスルーとす
るかは有料/無料判別回路4により決定する。即ち、音
声信号処理回路43より出力される音声信号は有料/無
料判別回路44に入力され、有料/無料判別回路4は前
述のように判別フラグにより有料放送/無料放送の判別
を行って判別信号を出力する。さらに、判別フラグは有
料/無料判別回路44より出力されて差替回路45に入
力される。この差替回路45は有料放送でデスクランブ
ルを許可された場合に判別フラグを無料であることを表
す信号に差し替える。差替回路45には切換スイッチ4
5aが設けられており、この切換スイッチ45aの切換
により、差替回路45による差し替えを動作状態とする
第1のモードと不動作状態(即ち、スルー状態)とする
第2のモードとを切り換えるよう構成されている。そし
て、エンコード回路49は、デスクランブル回路47,
48より出力される映像信号及び音声信号を再度MUS
E信号にエンコードし、差替回路45より出力される判
別フラグを重畳してデスクランブルされたMUSE信号
の検波信号として出力する。
よってデスクランブル処理を行うか、行わずスルーとす
るかは有料/無料判別回路4により決定する。即ち、音
声信号処理回路43より出力される音声信号は有料/無
料判別回路44に入力され、有料/無料判別回路4は前
述のように判別フラグにより有料放送/無料放送の判別
を行って判別信号を出力する。さらに、判別フラグは有
料/無料判別回路44より出力されて差替回路45に入
力される。この差替回路45は有料放送でデスクランブ
ルを許可された場合に判別フラグを無料であることを表
す信号に差し替える。差替回路45には切換スイッチ4
5aが設けられており、この切換スイッチ45aの切換
により、差替回路45による差し替えを動作状態とする
第1のモードと不動作状態(即ち、スルー状態)とする
第2のモードとを切り換えるよう構成されている。そし
て、エンコード回路49は、デスクランブル回路47,
48より出力される映像信号及び音声信号を再度MUS
E信号にエンコードし、差替回路45より出力される判
別フラグを重畳してデスクランブルされたMUSE信号
の検波信号として出力する。
【0012】このように構成することにより、本発明の
MUSEスクランブルデコーダ4を図3に示すようなM
USE/NTSCコンバータ3に接続する際には、差替
回路45の切換スイッチ45aにより第1のモードとす
ることにより、MUSE/NTSCコンバータ3の基本
動作を確保することができる。さらに、図2に示すよう
な判別フラグを検出してBSチューナ1より出力される
検波信号とMUSEスクランブルデコーダ4より出力さ
れる検波信号とを切り換えるよう構成したMUSE/N
TSCコンバータ5に接続する際には、差替回路45の
切換スイッチ45aにより第2のモード、即ち、スルー
の状態とすることにより、無料放送の場合はBSチュー
ナ1から出力される検波信号を直接MUSE/NTSC
コンバータ5に入力することができる。従って、信号の
品位の低下を抑えることができると共に有料放送/無料
放送の識別表示を正確に行うことができる。
MUSEスクランブルデコーダ4を図3に示すようなM
USE/NTSCコンバータ3に接続する際には、差替
回路45の切換スイッチ45aにより第1のモードとす
ることにより、MUSE/NTSCコンバータ3の基本
動作を確保することができる。さらに、図2に示すよう
な判別フラグを検出してBSチューナ1より出力される
検波信号とMUSEスクランブルデコーダ4より出力さ
れる検波信号とを切り換えるよう構成したMUSE/N
TSCコンバータ5に接続する際には、差替回路45の
切換スイッチ45aにより第2のモード、即ち、スルー
の状態とすることにより、無料放送の場合はBSチュー
ナ1から出力される検波信号を直接MUSE/NTSC
コンバータ5に入力することができる。従って、信号の
品位の低下を抑えることができると共に有料放送/無料
放送の識別表示を正確に行うことができる。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のM
USEスクランブルデコーダは、有料放送でデスクラン
ブルを許可された場合に判別フラグ(判別情報)を無料
であることを表す信号に差し替える第1のモードと差し
替えることなくそのまま出力する第2のモードを切り換
えるよう構成したので、判別フラグを検出してBSチュ
ーナより出力される検波信号と本発明のMUSEスクラ
ンブルデコーダより出力される検波信号とを切り換える
よう構成されていないMUSE/NTSCコンバータに
接続する際には、そのMUSE/NTSCコンバータの
基本動作を確保することができ、判別フラグを検出して
BSチューナより出力される検波信号と本発明のMUS
Eスクランブルデコーダより出力される検波信号とを切
り換えるよう構成したMUSE/NTSCコンバータに
接続する際には、無料放送時にはBSチューナから出力
される検波信号を直接MUSE/NTSCコンバータに
入力することができるので、信号の品位の低下を抑える
ことができると共に、有料放送/無料放送の識別表示を
行う場合には、その表示を正確に行うことができるとい
う特徴を有する。
USEスクランブルデコーダは、有料放送でデスクラン
ブルを許可された場合に判別フラグ(判別情報)を無料
であることを表す信号に差し替える第1のモードと差し
替えることなくそのまま出力する第2のモードを切り換
えるよう構成したので、判別フラグを検出してBSチュ
ーナより出力される検波信号と本発明のMUSEスクラ
ンブルデコーダより出力される検波信号とを切り換える
よう構成されていないMUSE/NTSCコンバータに
接続する際には、そのMUSE/NTSCコンバータの
基本動作を確保することができ、判別フラグを検出して
BSチューナより出力される検波信号と本発明のMUS
Eスクランブルデコーダより出力される検波信号とを切
り換えるよう構成したMUSE/NTSCコンバータに
接続する際には、無料放送時にはBSチューナから出力
される検波信号を直接MUSE/NTSCコンバータに
入力することができるので、信号の品位の低下を抑える
ことができると共に、有料放送/無料放送の識別表示を
行う場合には、その表示を正確に行うことができるとい
う特徴を有する。
【図1】本発明のMUSEスクランブルデコーダの一実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【図2】BSチューナ,本発明のMUSEスクランブル
デコーダ,MUSE/NTSCコンバータの接続を示す
ブロック図である。
デコーダ,MUSE/NTSCコンバータの接続を示す
ブロック図である。
【図3】BSチューナ,従来のMUSEスクランブルデ
コーダ,MUSE/NTSCコンバータの接続を示すブ
ロック図である。
コーダ,MUSE/NTSCコンバータの接続を示すブ
ロック図である。
4 MUSEスクランブルデコーダ 41 信号同期回路 42 映像信号処理回路 43 音声信号処理回路 44 有料/無料判別回路 45 差替回路 45a 切換スイッチ 46 セキュリティ回路 47,48 デスクランブル回路 49 エンコード信号
Claims (1)
- 【請求項1】MUSE検波信号が入力され、この信号に
同期をかけて映像信号と音声信号に分離すると共にAF
C信号を出力する信号同期回路と、 前記信号同期回路より出力される映像信号をデコードし
て出力する映像信号処理回路と、 前記信号同期回路より出力される音声信号をデコードし
て出力する音声信号処理回路と、 前記音声信号処理回路より出力される音声信号に含まれ
る判別情報により、有料放送か無料放送かを判別して判
別信号を出力する有料/無料判別回路と、 前記判別信号が入力され、有料放送でデスクランブルを
許可された場合に前記映像信号処理回路より出力される
映像信号をデスクランブルして出力する映像信号用のデ
スクランブル回路と、 前記判別信号が入力され、有料放送でデスクランブルを
許可された場合に前記音声信号処理回路より出力される
音声信号をデスクランブルして出力する音声信号用のデ
スクランブル回路と、 前記音声信号に含まれる判別情報を、有料放送でデスク
ランブルを許可された場合に無料放送であることを表す
判別情報に差し替えて出力する差替回路と、 前記差替回路による差し替えを動作状態とする第1のモ
ードと不動作状態とする第2のモードとを切り換える切
換スイッチと、 前記映像信号用のデスクランブル回路より出力される映
像信号及び前記音声信号用のデスクランブル回路より出
力される音声信号をエンコードすると共に前記差替回路
より出力される判別情報を重畳し、検波信号を出力する
エンコード回路とを有して構成されるMUSEスクラン
ブルデコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4154271A JP2697491B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | Museスクランブルデコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4154271A JP2697491B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | Museスクランブルデコーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05328352A JPH05328352A (ja) | 1993-12-10 |
JP2697491B2 true JP2697491B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=15580520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4154271A Expired - Lifetime JP2697491B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | Museスクランブルデコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2697491B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP4154271A patent/JP2697491B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05328352A (ja) | 1993-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2697491B2 (ja) | Museスクランブルデコーダ | |
JP3279557B2 (ja) | 放送受信機 | |
US5414456A (en) | Signal receiving apparatus with automatically activated scrambled signal decoder | |
JPH0969987A (ja) | テレビジョン信号受信機 | |
JPH07240913A (ja) | スクランブル信号受信装置 | |
JP2616611B2 (ja) | 衛星放送受信機 | |
JP2790161B2 (ja) | 衛星放送受信機 | |
JP2536729Y2 (ja) | 衛星受信機 | |
JP2594816Y2 (ja) | 衛星放送受信機 | |
KR100258922B1 (ko) | 디코더 스위칭 장치 및 그 제어방법 | |
JPH06141326A (ja) | 衛星放送受信機、スクランブルデコーダ、及び衛星放送受信システム | |
JP2577432Y2 (ja) | 衛星受信装置 | |
KR0144987B1 (ko) | 비디오 및 오디오 신호 루프 장치 | |
JPH0595552A (ja) | スクランブル信号の受信装置 | |
JPH06268936A (ja) | 衛星放送受信機能内蔵テレビジョン受像機 | |
JP2669960B2 (ja) | 衛星放送受信信号切り換え装置 | |
JPH08256328A (ja) | デコーダー内蔵機器の衛星放送受信システム | |
JPH04355585A (ja) | Muse信号切換装置 | |
JPH06153165A (ja) | 衛星放送受信機 | |
JPH07288803A (ja) | 衛星放送信号受信装置及び受信方法 | |
JPH04348680A (ja) | 衛星放送受信機能付カラーテレビ受信機 | |
JPH04267690A (ja) | Muse信号切換装置 | |
JPH0565178U (ja) | 衛星受信装置 | |
JPH04114279U (ja) | テレビ受像機 | |
JPH08336086A (ja) | 衛星放送受信機 |