JPH0879642A - 衛星放送内蔵テレビ受像機 - Google Patents
衛星放送内蔵テレビ受像機Info
- Publication number
- JPH0879642A JPH0879642A JP21030794A JP21030794A JPH0879642A JP H0879642 A JPH0879642 A JP H0879642A JP 21030794 A JP21030794 A JP 21030794A JP 21030794 A JP21030794 A JP 21030794A JP H0879642 A JPH0879642 A JP H0879642A
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- Japan
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- signal
- video signal
- video
- signal output
- output
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 独立音声の受信時に、この独立音声に適した
映像をテレビ画面に表示することができる衛星放送内蔵
テレビ受像機を提供することを目的とする。 【構成】 映像信号処理回路Aは、FM復調器13から
出力されたFM検波信号から映像信号を検出し、衛星放
送の独立音声を選択した場合には、映像信号切換器41
が、独立音声検出回路44から出力された独立音声の選
択検知信号により、FM検波信号から検出した映像信号
の代わりに、キャラクターゼネレータ40からのグラフ
ィック信号に基づく映像信号を出力する。このようにし
て、衛星放送の独立音声を選択した場合には、テレビ画
面にはキャラクターゼネレータ40からのグラフィック
信号に基づく映像を表示する。
映像をテレビ画面に表示することができる衛星放送内蔵
テレビ受像機を提供することを目的とする。 【構成】 映像信号処理回路Aは、FM復調器13から
出力されたFM検波信号から映像信号を検出し、衛星放
送の独立音声を選択した場合には、映像信号切換器41
が、独立音声検出回路44から出力された独立音声の選
択検知信号により、FM検波信号から検出した映像信号
の代わりに、キャラクターゼネレータ40からのグラフ
ィック信号に基づく映像信号を出力する。このようにし
て、衛星放送の独立音声を選択した場合には、テレビ画
面にはキャラクターゼネレータ40からのグラフィック
信号に基づく映像を表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信機を内蔵
した衛星放送内蔵テレビ受像機に関するものである。
した衛星放送内蔵テレビ受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星放送は民間の衛星放送局がサ
ービスを開始しており、映像のみならず独立音声でPC
M音声のサービスも行われている。その結果、衛星放送
受信機の普及もめざましく、衛星放送受信機を内蔵した
衛星放送内蔵テレビ受像機が増えてきている。
ービスを開始しており、映像のみならず独立音声でPC
M音声のサービスも行われている。その結果、衛星放送
受信機の普及もめざましく、衛星放送受信機を内蔵した
衛星放送内蔵テレビ受像機が増えてきている。
【0003】図2は衛星放送内蔵テレビ受像機に内蔵さ
れた従来の衛星放送受信機の構成図である。図2におい
て、10は第1中間周波信号の入力端子である。この入
力端子10には、アンテナで受信された放送衛星からの
12GHz帯の電波がダウンコンバータにより1GHz
帯の信号に周波数変換され、同軸ケーブルで屋内に導か
れた第1中間周波信号が印加される。また、11は選局
回路、12はチャンネルフィルタ、13はFM復調器、
20は4.5MHzローパスフィルタ(以下、4.5M
HzLPFと称す)、21はディエンファシス回路、2
2はエネルギー拡散信号除去回路、23は映像信号増幅
回路、30は5.73MHzバンドパスフィルタ(以
下、5.73MHzBPFと称す)、31はQPSK復
調器、32はPCM復号器、33はD/A変換器、34
はローパスフィルタ(以下、LPFと称す)、50は映
像信号出力端子、51は左音声出力端子、52は右音声
出直端子である。
れた従来の衛星放送受信機の構成図である。図2におい
て、10は第1中間周波信号の入力端子である。この入
力端子10には、アンテナで受信された放送衛星からの
12GHz帯の電波がダウンコンバータにより1GHz
帯の信号に周波数変換され、同軸ケーブルで屋内に導か
れた第1中間周波信号が印加される。また、11は選局
回路、12はチャンネルフィルタ、13はFM復調器、
20は4.5MHzローパスフィルタ(以下、4.5M
HzLPFと称す)、21はディエンファシス回路、2
2はエネルギー拡散信号除去回路、23は映像信号増幅
回路、30は5.73MHzバンドパスフィルタ(以
下、5.73MHzBPFと称す)、31はQPSK復
調器、32はPCM復号器、33はD/A変換器、34
はローパスフィルタ(以下、LPFと称す)、50は映
像信号出力端子、51は左音声出力端子、52は右音声
出直端子である。
【0004】以上のような構成要素からなる従来の衛星
放送受信機の動作を、図2に基づいて以下に説明する。
選局回路11は、多数の第1中間周波信号から1つのチ
ャンネルを選局し、所定の第2中間周波信号に周波数変
換する。選局回路11での周波数変換には、一般に精度
の良いPLLシンセサイザが用いられる。チャンネルフ
ィルタ12は、選局回路11で第2中間周波信号に周波
数変換された1波のみを通過させるバンドパスフィルタ
で、一般的にSAWフィルタなどが用いられる。FM復
調器13は、選局されたFM信号を復調し、FM検波信
号を出力する。このFM検波信号は、4.5MHzLP
F20及び5.73MHzBPF30によって、映像信
号と、音声信号に分離される。
放送受信機の動作を、図2に基づいて以下に説明する。
選局回路11は、多数の第1中間周波信号から1つのチ
ャンネルを選局し、所定の第2中間周波信号に周波数変
換する。選局回路11での周波数変換には、一般に精度
の良いPLLシンセサイザが用いられる。チャンネルフ
ィルタ12は、選局回路11で第2中間周波信号に周波
数変換された1波のみを通過させるバンドパスフィルタ
で、一般的にSAWフィルタなどが用いられる。FM復
調器13は、選局されたFM信号を復調し、FM検波信
号を出力する。このFM検波信号は、4.5MHzLP
F20及び5.73MHzBPF30によって、映像信
号と、音声信号に分離される。
【0005】分離された映像信号は、ディエンファシス
回路21、エネルギー拡散信号除去回路22、映像信号
増幅回路23で構成された映像信号処理回路で信号処理
され、映像信号出力端子50に1VP-P の映像信号が出
力される。
回路21、エネルギー拡散信号除去回路22、映像信号
増幅回路23で構成された映像信号処理回路で信号処理
され、映像信号出力端子50に1VP-P の映像信号が出
力される。
【0006】また、分離された音声信号からは、QPS
K復調器31によって、5.7MHzのサブキャリアに
QPSK変調された音声サブキャリア信号が復調され
る。この音声サブキャリア信号は、互いに直交するI,
Qのベースバンド信号を取り出す役割を果すものであ
る。I,Qのベースバンド信号は、差動変換によりPC
M符号化されたPCM符号化ディジタル信号になる。こ
のPCM符号化ディジタル信号は、PCM復号器32
で、PCM復号処理であるインタリーブやレンジビット
や制御信号の処理が行なわれ、音声の送信モードがAモ
ードの場合には、TV音声か独立音声か選択に応じて出
力される。PCM復号器32から出力されたディジタル
音声信号は、D/A変換器33によってアナログ音声信
号に変換され、LPF34を介して、音声ベースバンド
信号(L,R)として出力端子51、52に出力され
る。この場合は、テレビ画面には受信中のチャンネルの
映像信号を表示する。
K復調器31によって、5.7MHzのサブキャリアに
QPSK変調された音声サブキャリア信号が復調され
る。この音声サブキャリア信号は、互いに直交するI,
Qのベースバンド信号を取り出す役割を果すものであ
る。I,Qのベースバンド信号は、差動変換によりPC
M符号化されたPCM符号化ディジタル信号になる。こ
のPCM符号化ディジタル信号は、PCM復号器32
で、PCM復号処理であるインタリーブやレンジビット
や制御信号の処理が行なわれ、音声の送信モードがAモ
ードの場合には、TV音声か独立音声か選択に応じて出
力される。PCM復号器32から出力されたディジタル
音声信号は、D/A変換器33によってアナログ音声信
号に変換され、LPF34を介して、音声ベースバンド
信号(L,R)として出力端子51、52に出力され
る。この場合は、テレビ画面には受信中のチャンネルの
映像信号を表示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の衛星放送受信機を内蔵した衛星放送内蔵テレ
ビ受像機では、音声の送信モードがAモードのとき、4
チャンネルある音声のうち2チャンネルを使った独立音
声を選択した場合には、テレビの画面に音声とは関係の
ない映像が映るという問題点を有していた。
うな従来の衛星放送受信機を内蔵した衛星放送内蔵テレ
ビ受像機では、音声の送信モードがAモードのとき、4
チャンネルある音声のうち2チャンネルを使った独立音
声を選択した場合には、テレビの画面に音声とは関係の
ない映像が映るという問題点を有していた。
【0008】本発明は、上記課題に鑑み、衛星放送の独
立音声を受信する場合には、この独立音声に適した他の
映像をテレビ画面に表示することができる衛星放送内蔵
テレビ受像機を提供することを目的とする。
立音声を受信する場合には、この独立音声に適した他の
映像をテレビ画面に表示することができる衛星放送内蔵
テレビ受像機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の衛星放送内蔵テレビ受像機は、放送衛星から
受信した電波を周波数変換して得られた複数チャンネル
の第1中間周波信号から1つのチャンネルを選局し、第
2中間周波信号に周波数変換する選局回路と、前記選局
回路から出力された第2中間周波信号のみを通過させる
チャンネルフィルタと、前記チャンネルフィルタから出
力された信号をFM検波するFM復調器と、前記FM復
調器から出力されたFM検波信号より検出した映像信号
を出力する映像信号処理回路と、前記FM復調器から出
力されたFM検波信号より音声サブキャリア信号を復調
するQPSK復調器と、前記QPSK復調器から出力さ
れた音声サブキャリア信号よりPCM符号化されたディ
ジタル音声信号を復号するPCM復号器と、前記PCM
復号器から出力されたディジタル音声信号をアナログの
アナログ音声信号に変換するD/A変換器と、前記D/
A変換器から出力されたアナログ音声信号より音声帯域
外ノイズを除去するローパスフィルタとを備え、前記映
像信号に基づく映像をテレビ画面に表示するとともに、
ローパスフィルタから出力された信号に基づく音声を出
力する衛星放送内蔵テレビ受像機において、任意のキャ
ラクターに応じたグラフィック信号を出力するキャラク
ターゼネレータを設け、前記映像信号処理回路を、衛星
放送の独立音声を選択した場合には、前記キャラクター
ゼネレータから出力されたグラフィック信号に基づく映
像信号を、前記FM検波信号より検出した映像信号の代
わりに出力するよう構成する。
に本発明の衛星放送内蔵テレビ受像機は、放送衛星から
受信した電波を周波数変換して得られた複数チャンネル
の第1中間周波信号から1つのチャンネルを選局し、第
2中間周波信号に周波数変換する選局回路と、前記選局
回路から出力された第2中間周波信号のみを通過させる
チャンネルフィルタと、前記チャンネルフィルタから出
力された信号をFM検波するFM復調器と、前記FM復
調器から出力されたFM検波信号より検出した映像信号
を出力する映像信号処理回路と、前記FM復調器から出
力されたFM検波信号より音声サブキャリア信号を復調
するQPSK復調器と、前記QPSK復調器から出力さ
れた音声サブキャリア信号よりPCM符号化されたディ
ジタル音声信号を復号するPCM復号器と、前記PCM
復号器から出力されたディジタル音声信号をアナログの
アナログ音声信号に変換するD/A変換器と、前記D/
A変換器から出力されたアナログ音声信号より音声帯域
外ノイズを除去するローパスフィルタとを備え、前記映
像信号に基づく映像をテレビ画面に表示するとともに、
ローパスフィルタから出力された信号に基づく音声を出
力する衛星放送内蔵テレビ受像機において、任意のキャ
ラクターに応じたグラフィック信号を出力するキャラク
ターゼネレータを設け、前記映像信号処理回路を、衛星
放送の独立音声を選択した場合には、前記キャラクター
ゼネレータから出力されたグラフィック信号に基づく映
像信号を、前記FM検波信号より検出した映像信号の代
わりに出力するよう構成する。
【0010】
【作用】上記の構成によると、アンテナからの第1中間
周波信号は選局回路により希望するチャンネルに応じて
所定の第2中間周波信号に変換され、チャンネルフィル
タを通ることにより所定の第2中間周波信号のみがFM
復調器に送られる。FM復調器は、選局された第2中間
周波信号のFM信号を復調して、FM検波信号を出力す
る。
周波信号は選局回路により希望するチャンネルに応じて
所定の第2中間周波信号に変換され、チャンネルフィル
タを通ることにより所定の第2中間周波信号のみがFM
復調器に送られる。FM復調器は、選局された第2中間
周波信号のFM信号を復調して、FM検波信号を出力す
る。
【0011】映像信号処理回路は、FM検波信号から映
像信号を検出し、衛星放送の独立音声を選択した場合に
は、その選択を検知した検知信号により、FM検波信号
から検出した映像信号の代わりに、キャラクターゼネレ
ータからのグラフィック信号に基づく映像信号を出力す
る。
像信号を検出し、衛星放送の独立音声を選択した場合に
は、その選択を検知した検知信号により、FM検波信号
から検出した映像信号の代わりに、キャラクターゼネレ
ータからのグラフィック信号に基づく映像信号を出力す
る。
【0012】このようにして、衛星放送の独立音声を選
択した場合には、テレビ画面にはキャラクターゼネレー
タからのグラフィック信号に基づく映像を表示する。
択した場合には、テレビ画面にはキャラクターゼネレー
タからのグラフィック信号に基づく映像を表示する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例の衛星放送内蔵テレ
ビ受像機について、図面を参照しながら説明する。
ビ受像機について、図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は本実施例における衛星放送内蔵テレ
ビ受信機の構成図である。図1において、10は第1中
間周波信号の入力端子である。この入力端子10には、
アンテナで受信された放送衛星からの12GHz帯の電
波が、ダウンコンバータにより1GHz帯に周波数変換
され、同軸ケーブルで屋内に導かれた第1中間周波信号
が印加される。11は選局回路、12はチャンネルフィ
ルタ、13はFM復調器、20は4.5MHzLPF、
21はディエンファシス回路、22はエネルギー拡散信
号除去回路、23は映像信号増幅回路、30は5.73
MHzBPF、31はQPSK復調器、32はPCM復
号器、33はD/A変換器、34はLPF、50は映像
信号出力端子、51は左音声出力端子、52は右音声出
力端子である。以上の構成要素は、図2に示す従来例と
同様のものである。
ビ受信機の構成図である。図1において、10は第1中
間周波信号の入力端子である。この入力端子10には、
アンテナで受信された放送衛星からの12GHz帯の電
波が、ダウンコンバータにより1GHz帯に周波数変換
され、同軸ケーブルで屋内に導かれた第1中間周波信号
が印加される。11は選局回路、12はチャンネルフィ
ルタ、13はFM復調器、20は4.5MHzLPF、
21はディエンファシス回路、22はエネルギー拡散信
号除去回路、23は映像信号増幅回路、30は5.73
MHzBPF、31はQPSK復調器、32はPCM復
号器、33はD/A変換器、34はLPF、50は映像
信号出力端子、51は左音声出力端子、52は右音声出
力端子である。以上の構成要素は、図2に示す従来例と
同様のものである。
【0015】また図1において、40はキャラクターゼ
ネレータ、41は映像信号切換器、42は映像信号処理
器、43は映像信号出力回路、44は独立音声検出回路
である。
ネレータ、41は映像信号切換器、42は映像信号処理
器、43は映像信号出力回路、44は独立音声検出回路
である。
【0016】以上のような構成要素からなる衛星放送内
蔵テレビ受像機の動作を、図1に基づいて以下に説明す
る。選局回路11は、多数の衛星放送の第1中間周波信
号から1つのチャンネルを選局し、所定の第2中間周波
信号に周波数変換する。選局回路11での周波数変換に
は、一般に精度の良いPLLシンセサイザが用いられ
る。チャンネルフィルタ12は、選局回路11で第2中
間周波信号に周波数変換された1波のみを通過させるバ
ンドパスフィルタで、一般的にSAWフィルタなどが用
いられる。FM復調器13は、選局されたFM信号を復
調し、FM検波信号を出力する。このFM検波信号は、
4.5MHzLPF20及び5.73MHzBPF30
によって、映像信号と、音声信号に分離される。
蔵テレビ受像機の動作を、図1に基づいて以下に説明す
る。選局回路11は、多数の衛星放送の第1中間周波信
号から1つのチャンネルを選局し、所定の第2中間周波
信号に周波数変換する。選局回路11での周波数変換に
は、一般に精度の良いPLLシンセサイザが用いられ
る。チャンネルフィルタ12は、選局回路11で第2中
間周波信号に周波数変換された1波のみを通過させるバ
ンドパスフィルタで、一般的にSAWフィルタなどが用
いられる。FM復調器13は、選局されたFM信号を復
調し、FM検波信号を出力する。このFM検波信号は、
4.5MHzLPF20及び5.73MHzBPF30
によって、映像信号と、音声信号に分離される。
【0017】分離された映像信号は、映像信号処理回路
Aを構成するディエンファシス回路21、エネルギー拡
散信号除去回路22、映像信号増幅回路23で信号処理
され、1VP-P の映像信号として映像信号切換器41に
入力される。
Aを構成するディエンファシス回路21、エネルギー拡
散信号除去回路22、映像信号増幅回路23で信号処理
され、1VP-P の映像信号として映像信号切換器41に
入力される。
【0018】また、分離された音声信号からは、QPS
K復調器31によって、5.7MHzのサブキャリアに
QPSK変調された音声サブキャリア信号が復調され
る。この音声サブキャリア信号は、互いに直交するI,
Qのベースバンド信号を取り出す役割を果すものであ
る。I,Qのベースバンド信号は、差動変換によりPC
M符号化されたPCM符号化ディジタル信号になる。こ
のPCM符号化ディジタル信号は、PCM復号器32
で、PCM復号処理であるインタリーブやレンジビット
や制御信号の処理が行なわれ、音声の送信モードがAモ
ードの場合には、TV音声か独立音声か選択に応じて出
力される。PCM復号器32から出力されたディジタル
音声信号は、D/A変換器33によってアナログ音声信
号に変換され、LPF34を介して、音声ベースバンド
信号(L,R)として出力端子51、52に出力され
る。
K復調器31によって、5.7MHzのサブキャリアに
QPSK変調された音声サブキャリア信号が復調され
る。この音声サブキャリア信号は、互いに直交するI,
Qのベースバンド信号を取り出す役割を果すものであ
る。I,Qのベースバンド信号は、差動変換によりPC
M符号化されたPCM符号化ディジタル信号になる。こ
のPCM符号化ディジタル信号は、PCM復号器32
で、PCM復号処理であるインタリーブやレンジビット
や制御信号の処理が行なわれ、音声の送信モードがAモ
ードの場合には、TV音声か独立音声か選択に応じて出
力される。PCM復号器32から出力されたディジタル
音声信号は、D/A変換器33によってアナログ音声信
号に変換され、LPF34を介して、音声ベースバンド
信号(L,R)として出力端子51、52に出力され
る。
【0019】また、映像信号処理回路Aにおいて、キャ
ラクターゼネレータ40から出力されたグラフィック信
号は、映像信号切換器41を経て映像信号処理器42に
入り、ここで必要な処理をされて映像信号出力回路43
に入る。ここで、独立音声時には独立音声検出回路44
によりテレビ画面が表示される。
ラクターゼネレータ40から出力されたグラフィック信
号は、映像信号切換器41を経て映像信号処理器42に
入り、ここで必要な処理をされて映像信号出力回路43
に入る。ここで、独立音声時には独立音声検出回路44
によりテレビ画面が表示される。
【0020】さらに、映像信号処理回路Aにおいて、独
立音声検出回路44では、衛星放送の独立放送を受信し
た場合には、キャラクターゼネレータ40を動作可能な
ように制御する。また、映像信号切換器41は、独立音
声検出回路44の出力に基づいて、衛星放送によって受
信した映像信号かキャラクターゼネレータ40から出力
されたグラフィック信号かを切替える。
立音声検出回路44では、衛星放送の独立放送を受信し
た場合には、キャラクターゼネレータ40を動作可能な
ように制御する。また、映像信号切換器41は、独立音
声検出回路44の出力に基づいて、衛星放送によって受
信した映像信号かキャラクターゼネレータ40から出力
されたグラフィック信号かを切替える。
【0021】この構成において、衛星放送を受信し、音
声の送信モードがAモードのとき、4チャンネルある音
声のうち2チャンネルを使った独立音声を選択した場合
は、映像信号切換器41は、独立音声検出回路44の出
力に基づいて、キャラクターゼネレータ40から出力さ
れたグラフィック信号を選択して出力する。
声の送信モードがAモードのとき、4チャンネルある音
声のうち2チャンネルを使った独立音声を選択した場合
は、映像信号切換器41は、独立音声検出回路44の出
力に基づいて、キャラクターゼネレータ40から出力さ
れたグラフィック信号を選択して出力する。
【0022】以上の動作により、衛星放送の独立音声を
受信する場合には、キャラクターゼネレータからのグラ
フィック信号に基づく映像を受像し、その音声放送に最
もふさわしい映像をテレビ画面に映し出すことができ、
BGV(バックグランドビデオ)としての効果を出すこ
とができる。
受信する場合には、キャラクターゼネレータからのグラ
フィック信号に基づく映像を受像し、その音声放送に最
もふさわしい映像をテレビ画面に映し出すことができ、
BGV(バックグランドビデオ)としての効果を出すこ
とができる。
【0023】もちろん、音声出力レベルに合わせてグラ
フィック信号を変調することも可能である。これによ
り、さらにBGV効果を増すことができる。
フィック信号を変調することも可能である。これによ
り、さらにBGV効果を増すことができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、映像信号
処理回路は、FM検波信号から映像信号を検出し、衛星
放送の独立音声を選択した場合には、その選択を検知し
た検知信号により、FM検波信号から検出した映像信号
の代わりに、キャラクターゼネレータからのグラフィッ
ク信号に基づく映像信号を出力することができる。
処理回路は、FM検波信号から映像信号を検出し、衛星
放送の独立音声を選択した場合には、その選択を検知し
た検知信号により、FM検波信号から検出した映像信号
の代わりに、キャラクターゼネレータからのグラフィッ
ク信号に基づく映像信号を出力することができる。
【0025】そのため、衛星放送の独立音声を選択した
場合には、その音声に最も適した映像をテレビ画面に写
し出すことができる。
場合には、その音声に最も適した映像をテレビ画面に写
し出すことができる。
【図1】本発明の実施例の衛星放送内蔵テレビ受像機の
構成図
構成図
【図2】従来の衛星放送受信機の構成図
23 映像信号増幅回路 40 キャラクターゼネレータ 41 映像信号切換器 42 映像信号処理器 43 映像信号出力回路 44 独立音声検出回路
Claims (1)
- 【請求項1】 放送衛星から受信した電波を周波数変換
して得られた複数チャンネルの第1中間周波信号から1
つのチャンネルを選局し、第2中間周波信号に周波数変
換する選局回路と、前記選局回路から出力された第2中
間周波信号のみを通過させるチャンネルフィルタと、前
記チャンネルフィルタから出力された信号をFM検波す
るFM復調器と、前記FM復調器から出力されたFM検
波信号より検出した映像信号を出力する映像信号処理回
路と、前記FM復調器から出力されたFM検波信号より
音声サブキャリア信号を復調するQPSK復調器と、前
記QPSK復調器から出力された音声サブキャリア信号
よりPCM符号化されたディジタル音声信号を復号する
PCM復号器と、前記PCM復号器から出力されたディ
ジタル音声信号をアナログのアナログ音声信号に変換す
るD/A変換器と、前記D/A変換器から出力されたア
ナログ音声信号より音声帯域外ノイズを除去するローパ
スフィルタとを備え、前記映像信号に基づく映像をテレ
ビ画面に表示するとともに、ローパスフィルタから出力
された信号に基づく音声を出力する衛星放送内蔵テレビ
受像機において、任意のキャラクターに応じたグラフィ
ック信号を出力するキャラクターゼネレータを設け、前
記映像信号処理回路を、衛星放送の独立音声を選択した
場合には、前記キャラクターゼネレータから出力された
グラフィック信号に基づく映像信号を、前記FM検波信
号より検出した映像信号の代わりに出力するよう構成し
た衛星放送内蔵テレビ受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21030794A JPH0879642A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 衛星放送内蔵テレビ受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21030794A JPH0879642A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 衛星放送内蔵テレビ受像機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0879642A true JPH0879642A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16587248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21030794A Pending JPH0879642A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 衛星放送内蔵テレビ受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0879642A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007151156A (ja) * | 1997-06-06 | 2007-06-14 | Thomson Consumer Electronics Inc | 第1および第2の形式のプログラムを処理するための装置並びに方法 |
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1994
- 1994-09-05 JP JP21030794A patent/JPH0879642A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007151156A (ja) * | 1997-06-06 | 2007-06-14 | Thomson Consumer Electronics Inc | 第1および第2の形式のプログラムを処理するための装置並びに方法 |
JP4596485B2 (ja) * | 1997-06-06 | 2010-12-08 | トムソン コンシユーマ エレクトロニクス インコーポレイテツド | 第1および第2の形式のプログラムを処理するための装置並びに方法 |
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