JPH04176168A - 半導体メモリ装置の製造方法 - Google Patents

半導体メモリ装置の製造方法

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JPH04176168A
JPH04176168A JP2301127A JP30112790A JPH04176168A JP H04176168 A JPH04176168 A JP H04176168A JP 2301127 A JP2301127 A JP 2301127A JP 30112790 A JP30112790 A JP 30112790A JP H04176168 A JPH04176168 A JP H04176168A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はMIS(Metal 1nsulataor 
Sem1connductor)型ダイナミックランダ
ムアクセスメモリ装置(以下DRAMと略す)の構造お
よび製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、 DRA、Mには、1つのキャ/−、Oシタと1
つのスイッチングトランジスタから構成される1トラン
ジスタ・1キヤi?シタ型のメモリセルが高集積化に適
しているため広く用いられてきている。この種のメモリ
セルでは、ギヤiPシタに蓄えられた電荷の有無によっ
て情報を記憶しているので、ある一定すフレッシュ期間
以上ギヤiRシタが電荷を保持することが不可欠である
。実際には様々なIJ−り電流やアルファ粒子によって
発生する電荷流入などの存在により、ギヤ・ゼシタの電
荷が変化するので、安定なメモリ動作を保証するにはギ
ヤ・ぐシタの静電容量値は一定の臨界値以上必要となる
一方、デバイスの高密度化のために、メモリセルの微細
化は目覚しく、1ビット当りのセル面積は縮小の一途を
辿っており、例えば16メガビツトDRAMでは4〜5
μm % 64メガビットDRAMでは約2μm2と予
想され、何らかの3次元的キャパシタ構造をとるか、あ
るいは誘電率の高いキャパシタ絶縁膜を用いなければ、
臨界容量値の確保が困難である。キャパシタ絶縁膜には
比誘電率7程度の窒化シリコン膜が広く用いられている
が、これよりも誘電率の大きな酸化タンタル等の絶縁膜
は欠陥密度、リーク電流などの観点からいまだ実用化さ
れてない。そこで3次元的キャパシタ構造として例えば
沖電気研究開発、131、Vol、53 、 A 3(
昭61−7−1 )P、75−82に示されるようなメ
モリセルが提案されている。これによれば、ギヤノeシ
タをフィールド酸化膜やスイッチングトランジスタ上に
積み上げるように立体的に形成して、実効的にキャパシ
タ面積を増大させ、大きな静電容量を得ている。このよ
うな構造のセルは一般にスタックトギヤiRシタセルと
呼ばれており、このスタックトギヤ・ぐシタセルの構造
を具体的に第4図の断面図を用いて説明する。同図で、
P型シリコン基板lは選択的に形成された分離用のフィ
ールド酸化膜2によりフィールド領域とアクティブ領域
に分画されており、アクティブ領域にはMOSスイソチ
ングトランノスタが形成されている。
このスイッチングトランジスタはケ゛−1−酸([[3
゜ゲート電極4.ソース・ドレイン拡散層5A。
5Bから構成されている。一方、ギヤ・やシタは不純物
を高濃度に含んだポリシリコンによって形成されたスト
レーゾノード電極6.セルグレート電極8および誘電体
薄膜7から構成されており、前記スイッチングトランジ
スタ上およびフィールド酸化膜2上に形成されているが
、スイッチングトランジスタとは絶縁膜9で分離されて
いる。しかし、ストレージノード電極6とスイッチング
トランジスタのソース・ドレイン51.5B−の一方の
拡散層5Aとはコンタクトホール10で接続されている
。またスイッチングトランジスタの他方の拡散層5Bに
はコンタクトホール11を介してビット線12が接続さ
れている。スイッチングトランジスタのケ゛−ト電極4
はワード線としても働き、ビア1・線12とは直角方向
に延びている。13は層間絶縁膜、14はパッシベーシ
ョン膜である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記構成の装置では、スイッチングトラ
ンジスタとビット線とを接続するだめのコンタクトホー
ルの部分には、キャパシタを形成することができないた
め、キャパシタ面積が大きく制限される。捷た、キャパ
シタを立体的に形成しているものの、この構成では平面
的に形成した場合の高々1.5〜2倍程度しかキャパシ
タ面積が増大せず、セル面積が微小となる64メガビッ
トDRAMにおいては十分なキャパシタ容量が得られな
℃1゜ また、基板中に入射したアルファ粒子によって発生する
キャリアが拡散層を通じてキャパシタへ流入して蓄積情
報を破壊するいわゆるソフトエラーの問題もあった。
(課題を解決するだめの手段) この発明は前述の課題を解決するため、半導体メモIJ
装置において、ビット線を絶縁膜で囲んだ(挾み込む)
うえ、基板中にうめこみ、その上に絶縁膜を隔ててスイ
ッチングトランジスタ領域を形成する柱状の単結晶シリ
コン領域を形成し、その上部および側面部にギヤノJ?
シタを形成するようにしたものである。
(作用) 本発明は前述のような構成としたため、キャパシタ部を
ビット線とのコンタクトに彫物されることなく形成でき
、広い面積をとれるので、全体の微小化にもかかわらず
容量の大きいギヤ・ぐシタが得られる。
(実施例) 以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図はこの発明の一実施例のメモリセルを示す平面・ぐ
ターン図、また、第2図は第1図A−A/における断面
図である。これらの図において同一の部位に対しては同
一の符号を付している。
図中51はシリコン基板であるが、本実施例においては
単に機械的に」二層を支持する目的で用いているので電
気的性質は特に問わない。52は基板との電気的分離の
目的で形成された酸化膜であり、その上にビット線とし
て機能するN型不純物を高濃度にドープしたポリシリコ
ンの導電層53が形成されている。さらに、そのビット
線53上には酸化膜54が形成されて、上層と分離され
ているが5一部にはコンタクトホール55が形成され。
ポリシリコンが充てんされていて、上層との電気的接続
をとっている。このコンタクトホール55の直上には柱
状に加工されたシリコン単結晶56が形成されており、
この中にスイッチングトランジスタが形成されている。
この柱状単結晶領域56の側面全面にはゲート酸化膜5
7、およびポリシリコンで形成されたゲート電極58が
、また柱状単結晶領域56の上部と下部にはN″−ソー
ス・ドレイン拡散層62および63がそれぞれ形成され
ている。このスイッチングトランジスタ領域は絶縁膜5
9で包まれており、後述のギヤノPシタと分離されてい
る。柱状単結晶領域56の上部および周囲にはストレー
ジノード電極61.誘電体薄膜64およびセルプレート
電極65から構成されるキャパシタが形成されており、
実効的なキャパシタ面積は非常に大きなものになってい
る。ギヤノクシタのストレージノード電極61と、スイ
ッチングトランジスタのN+拡散層63とは柱状単結晶
領域56の上部にあけられたコンタクト60で接続され
ている。ギヤ・ぐシタのセルグレート電極65は複数の
メモリセルに共通に形成されており、使用時はメモリ装
置の周辺回路より電源電圧の半分程度の一定電圧で印加
される。
さらに、スイッチングトランジスタのゲート電極58は
ワード線としても働き、ビット線53と直角方向に延び
複数のセルをつないでいる。図示はされていないが、ワ
ード線58の抵抗を下げ高速動作をねらう場合にはワー
ド線58と並行してアルミ合金などの金属配線を形成し
、8〜32セル程度毎にワード線と金属配線とのコンタ
クトを設けるようにしてもよい。またこの金属配線は周
辺回路の配線層と兼用することもできる。メモリ装置の
最上層には保護用のパンシベーション膜66が形成され
ている。
メモリセルの基本動作は従来のものと同じであす、ワー
ド線の電圧をハイレベルにすることにより、スイッチン
グトランジスタな導通こせ、キャパシタとビット線を接
続し、書きこみ、読み出し動作を行い、ワード線がロー
レベルになることによりスイッチングトランジスタが非
導通状態になり、キャパシタ電荷を保持し情報を蓄える
次に前述のメモリ装置の理解を深めるために、このメモ
リ装置の製造方法の一例を説明する。なお、以下の説明
中の膜の形成方法、不純物導入方法や数値的条件等は単
なる例示にすぎず、この実′施例がこれら形成方法や数
値的条件によってのみ達成されるものではないことは理
解されたい。第3図(、)〜(g)は製造方法の説明に
供する工程断面図であり、第1図A −A’断面に対応
する。なお、第3図(a)〜fg)においては第1図5
第2図に示した構成成分と同様な構成成分については同
一の符号を付して示しである。
まず、シリコン基板5ノを用意し、その表面に熱酸化に
より基板51全面に酸化膜52を形成し、その上に減圧
CVD法によりポリシリコン53を400nm程度の厚
みで堆積する。ポリシリコン53に導電性をもたせるた
め、リンCP)を高濃度にドー7’−する。さらに、こ
のポリシリコン53をビット線の形状にホトリソグラフ
ィーおよびドライエツチング技術を用いて加工する。こ
と捷での工程で第3図(a)に示した構造体が得られる
。この図においてはポリシリコン53は紙面横方向が長
手方向になるように加工されている。
次に、第3図(1))に示すように、(a)図の構造体
上にCVD法により酸化膜54を膜厚2μm程度っけ、
この酸化膜54に、後の工程で形成されるスイッチング
トランジスタとの電気的接続をとるだめのコンタク]・
ホール10ノを開孔させる。づらに。
減圧CVD法によりポリシリコン102を全面に堆積さ
せ、コンタクトホール10ノを完全にうめこむ。
つづいて、エッチパックによりポリシリコン102をコ
ンタクトホール101の中のみに残すように加工したの
ち、リンをドープする。さらに、全面を精密研磨により
平滑にする。この際基板が反るのを防ぐため、基板裏面
にもポリシリコンおよび酸化膜(いずれも図示してない
)を形成しておく。
前述のように形成された第1の基板と、別に用意した精
密研磨済のP型シリコン単結晶基板1θ3のそれぞれ精
密研磨された側の表面を接触させ、1100℃程度で加
熱する。こうすることにより両者は主にファンデアワー
ルスカにより強固に接着される。さらに、接着したP型
シリコン基板103を研磨により膜厚1ないし3μm程
度まで薄膜化する。この工程により第3図(C)の構造
体が得られる。この膜厚により、スイッチングトランジ
スタのゲート長と、ギヤノ9シタの実効面積が主に決定
されることに力る。
つづいて基板103を、ホトリソグラフィーおよびドラ
イエツチング技術により、ビット線53とのコンタクト
領域55上に柱状に加工する。熱酸化によりスイッチン
グトランジスタのゲート絶縁膜となる酸化膜57を膜厚
15 nm程度柱状単結晶領域56の周囲に形成する。
ここまでの工程で第3図(d)に示す構造体が得られる
さらに、スイッチングトランジスタのデート電極および
ワード線58を形成するために、減圧CVD法によりポ
リシリコンを全面に堆積させる。
さらにそのポリシリコンに導電性をもたせるため、リン
を高濃度にドープする。隣接する柱状領域とつなぐよう
に形成されるワード線部分(第1図67部)はホトリソ
グラフィーあるい(は電子ビーム露光技術によりレジス
トを・ぐターニングし、そのレノス]・をマスクにして
ポリシリコンをノPターニングする。この際、異方性の
強いトライエツチングを用いることにより柱状領域56
の側面にはサイドウオール状に自己整合的にポリシリコ
ン58が形成される。ここまでの工程で第3図(e)に
示す構造体が得られる。
次に、スイッチングトランジスタとキ4・ノやシタな分
離するだめの層間絶縁膜59を形成する。さらに、キャ
パシタのストレージノード電極とスイッチングトランジ
スタの接続用のコンタクトホール60を開孔するため、
柱状領域56の頂部の絶縁膜59およびゲート酸化膜5
7を除去する。この段階で第3図(f)に示す構造体が
得られる。
つづいて、キャパシタのストレージノード電極6ノとな
るポリシリコンを減圧CVI)法により膜厚200 n
m程度堆積したのち、そのポリシリコンに導電性をもた
せるためリンを高濃度にドープする。
さらに隣接セル間でストレージノード電極61が分離さ
れるように、ポリシリコンをiEターニングする。次に
、ギヤ・ぐシタの誘電体薄膜64として窒化シリコン膜
を減圧CVD法により膜厚10 nm程度堆積させ、リ
ーク電流を減少させる目的で850ないし1000℃の
酸化性雰囲気でアニールを行い窒化膜の表面に薄い酸化
膜(図示せず)を形成する。さらに、全面に、ギヤ・ぐ
シタのプレート電極65と々るポリシリコンをストレー
ジノード電極61と同様な方法で形成する。途中工程に
おける熱処理によってポリシリコンから単結晶、に不純
物が拡散し、N+拡散層62.63が形成される。以上
までの工程で第3図(g)に示す構造体が得られる。
以降の工程については図示はしないが、層間絶縁膜を形
成したのち、周辺回路で使用する金属配線層を形成し、
最後に保護用の・クノシベーション膜をつけ、ウェハプ
ロセスを終了スる。
(発明の効果) 以−ヒ説明した説明からも明らかなように、この発明の
メモリ装置によればビット線をスイッチングトランジス
タよりも下の絶縁膜中にうめこみ、さらにスイッチング
トランジスタを柱状に加工し7た単結晶シリコン中に縦
に形成し、その外周部にキャパシタを配置するような構
造にした。従って。
ビット線とスイッチングトラン・ゾスタの接H,用コン
タクトホールがスイッチングトランジスタの直下に配置
できるため、ギヤ・やシタの占有面積を最大にとること
ができる。さらに、柱状領域外周全域をキャパシタとし
て利用できるため、ギヤ・ぐシタ容量を大幅に増大させ
ることが可能となる。
また、スイッチングトランジスタのチャネルが縦方向に
形成されているため、セル面積を縮小していっても、チ
ャネル長を短縮する必要がない。
従って、チャネル長短縮にともない発生する。パンチス
ルーやしきい値電圧の低下によるリーク電流増大といっ
た問題がない。さらに、柱状単結晶の側面−周にゲート
電極が形成されているため、ソース・ドレイン間には、
チャネル以外の寄生的な電流パスが存在しない。従って
、スイッチングトランジスタの非導通時のリーク電流が
激減するので、リフレッシュサイクルを長くすることが
できる。
さらに、ビット線、スイッチングトランジスタおよびキ
ャパシタが基板より電気的に完全分離されているので基
板中に入射したアルファ粒子によって発生するキャリア
がメモリセルに流入しなくなり、ソフトエラーに極めて
強い信頼性の高いメモリ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の平面図、第2図は第1図のA
 −A′#r面図、第3図は本発明の実施例の工程断面
図5第4図は従来のスタックトギヤ・ぐシタセルの構造
図である。 5ノ・・・シリコン基板、52.54・・・酸化膜、5
3・・・ポリシリコン(ビット線)、SS・・コンタク
トホール、56・・・シリコン単結晶領域、57・・ゲ
ート酸化膜、、58・・・ゲート電極、59・・・絶縁
膜、60・・コンタクト部、61・・ストレージノード
電極、62 、6.3・・・ソース・ドレイン、64・
・・誘電体膜、 t; s・・セルプレー1・電極、6
6・・・iP ノシベーション膜。 特許出願人 沖電気工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1トランジスタ、1キャパシタのメモリセルから
    成るDRAMの構造として、 (a)絶縁膜に挾まれたビット線としての導電層と、 (b)該ビット線の層上に前記絶縁膜を隔てて形成され
    た柱状のスイッチングトランジスタ領域と、 (c)前記ビット線の層と前記スイッチングトランジス
    タ領域とを接続するコンタクト部と、 (d)前記スイッチングトランジスタ領域の側面を覆う
    ように形成されたゲート絶縁膜およびゲート電極と、 (e)前記スイッチングトランジスタ領域の頂部に接続
    されるように、前記スイッチングトランジスタ領域、ゲ
    ート絶縁膜の外周にキャパシタのストレージノード電極
    、キャパシタ誘電体膜が形成されており、その上に複数
    のメモリセルにまたがって形成されたセルプレート電極
    、 とから構成されることを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. (2)半導体メモリ装置の製造に当たって、 (a)半導体基板上に導電層を絶縁膜で挾み込むように
    形成する工程と。 (b)前記絶縁膜のうち前記導電層の上にある絶縁膜に
    コンタクトホールを形成する工程と、 (c)前記コンタクトホール上に柱状の単結晶半導体領
    域を形成する工程と、 (d)前記単結晶半導体領域の側面にそれを覆うように
    ゲート酸化膜およびゲート電極を形成する工程と、 (e)前記単結晶半導体領域の頂部に接続され、かつ該
    領域の側面に延在するようにスタックトキャパシタ部を
    形成する工程、 とを含むことを特徴とする半導体メモリ装置の製造方法
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