JPH0417451Y2 - - Google Patents

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JPH0417451Y2
JPH0417451Y2 JP8867386U JP8867386U JPH0417451Y2 JP H0417451 Y2 JPH0417451 Y2 JP H0417451Y2 JP 8867386 U JP8867386 U JP 8867386U JP 8867386 U JP8867386 U JP 8867386U JP H0417451 Y2 JPH0417451 Y2 JP H0417451Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は直方函体の梱包装置、特に磁気デイ
スク記憶装置等の精密機器を輸送する際に用いら
れる直方函体の梱包構造の改良に関するものであ
る。
[従来の技術] 例えば磁気デイスク記憶装置(以下記憶装置と
略す)は、精密機器であるため、破損、故障を防
止する必要からその輸送に際しては、充分な緩衝
性を有するクツシヨン部材を用いると共に、記憶
装置の防振構造形態を保つ包装形態を考慮しつつ
物流費用を低減させる必要がある。
第4図、第5図は従来の梱包装置を表わす斜視
図で、1は精密機器であつて、この図では記憶装
置を示している。この記憶装置1は輸送時に底面
1aが符号A方向を保持している場合に防振機能
を発揮するような防振構造になつている。2は下
側ダンボール箱、3は上側ダンボール箱、4は一
対の下側クツシヨン材で、前記記憶装置1を装着
するための凹部5が形成されている。6は一対の
上側クツシヨン材で、前記記憶装置1の上部を装
着する凹部7が形成されている。50は内部に下
側クツシヨン材4及び上側クツシヨン材6が各一
対づつ介装され、この各クツシヨン材4,6を介
して中心部に記憶装置1が格納された直方函体で
あり、記憶装置1の底面1aを下方とした場合は
横倒れをし易い不安定な状態をしている。8は直
方函体50を載置するための、木製または紙製の
パレツト、9はパレツト8に直方函体50を固定
するためのバンド、10はダンボール箱2,3を
密封して固定するための接着式のテープである。
次に記憶装置1を梱包する梱包作業について説
明すると、第5図に示すように、下側ダンボール
箱2、上側ダンボール箱3および各クツシヨン材
4,6を用意しておき、第5図に示す符号イ,
ロ,ハ,ニ,ホ,ヘの順番で記憶装置1を各クツ
シヨン材4,6とともにダンボール箱2,3内に
収納した後、第4図に示すようにテープ10で上
側ダンボール箱3の蓋を密閉して直方函体50と
し、最後にこの直方函体50をパレツト8にバン
ド9で固定して梱包を完了する。したがつて記憶
装置1の底面1aを符号A方向に保持させる梱包
装置になつている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のような従来の梱包装置では、直方函体5
0の横倒れ防止のためにパレツト8を用いている
ので、パレツト8の製作費用がかかり、また全体
の嵩が大きくなるため輸送時の積載効率の低下を
来して物流費用が増大するなどの問題点があつ
た。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、上記パレツトを不要として、
積載効率を上げることができるとともに、磁気デ
イスク記憶装置等の精密機器の防振構造形態をも
保つことができる梱包装置を得ることを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る梱包装置は、少なくとも一対の
側面三角形状のボツクス状支持部材を、直方函体
の長手方向に対して直角方向でかつ異なる方向の
両側方にそれぞれ張り出し、固定板を、当該支持
部材の各三角形状の底辺部に、互いに内側に折曲
可能に延設し、この折曲された固定板を直方函体
に定着したものである。
[作用] この考案においては、直方函体が長手方向に対
して直角方向の側方に転倒しようとしても、上記
側方に張り出して設けられた側面三角形状をもつ
支持部材が直方函体の転倒を防止するとともに、
精密機器の防振構造形態を保持する。
[実施例] 以下この考案の一実施例を図面を参照しながら
説明する。第1図、第2図は本考案の梱包装置を
示す斜視図であつて、それぞれ第4図、第5図相
当図、第3図は支持部材13を示す詳細斜視図で
ある。図において、11は上側ダンボール箱3の
長手方向端面、12は同じく長手方向側面、13
は直方函体50に少なくとも一対設けられて、直
方函体50を支持して転倒を防止するための支持
部材である。この少なくとも一対の支持部材13
は直方函体50の長手方向に対して直角方向でか
つ異なる方向の両側方にそれぞれ張り出して設け
られている。また、この支持部材13は、第3図
にその詳細を示すように、三角形状をなす対向す
る側面14と、この両側面14を折曲可能に接続
し、上部にバンド通し孔15aが穿設されている
傾斜面15と、三角形状の各側面14の底辺部1
4aにそれぞれ延設されて互いに内側に折曲可能
な固定板16と、傾斜板15に折曲可能に延設さ
れている水平板17とにより構成され、ボツクス
状をなしている。この実施例では一対の支持部材
13を直方函体50の長手方向の両端面11近傍
にそれぞれ配設することにより、各支持部材13
が直方函体50の対角位置に配置された場合を示
している。18は、各固定板16を符号チの方向
に折曲した後、この折曲された固定板16を直方
函体50に定着させるためのバンドであり、これ
により支持部材13を直方函体50に固設してい
る。
次に記憶装置1を梱包する梱包作業について説
明すると、ダンボール箱2,3内への記憶装置1
及びクツシヨン材4,6の収納及びテープ10で
の密閉作業は前記従来技術における説明と同様な
作業を行なう。この作業終了後、該直方函体50
の長手方向各側面12に一対の支持部材13を符
号トの如く取付ける。なお、この時水平板17は
直方函体50の上面20に配設される。この場
合、予め一対の固定板16を符号チの如く互いに
内側に折曲して重ね合せた後テープ等で固定する
ことにより支持部材13をボツクス形状としてお
く必要がある。
次いで、バンド18を傾斜面15のバンド通し
孔15aに挿通させつつ直方函体50に捲着する
ことにより、上記折曲された固定板16を直方函
体50に定着させる。すると、三角形状のボツク
ス状をなす一対の支持部材13が直方函体50の
各側面12から側方にそれぞれ突出して配設され
ることになる。
なお、上記実施例では、支持部材13を直方函
体50の長手方向の両端面11近傍にそれぞれ配
設した場合を示したが、長手方向の側面12であ
ればどの場所であつてもよく、また横倒し防止用
に三角形状の側面14を設けたが、この側面14
は半円形、四角形などどんな形状でもよい。
さらに、上記実施例では、支持部材13を構成
する三角形状の各側面14の底辺部14aでそれ
ぞれ折曲された一対の固定板16を直方函体50
に定着する手段としてバンド18を用いた場合を
示したが、このバンド18の代りに各固定板16
を互いに接着剤等により接着するとともに、直方
函体50の側面12にも接着することにより定着
させてもよい。
上記実施例では以上の構成により、梱包完了後
の直方函体50を符号B,C方向に回転して、ダ
ンボール箱3の側面12が下方を向くように載置
しようとしても、直方函体50の安定が悪くなる
ため、直方函体50の底面は符号A方向に載置さ
れる。すなわち、従来必要であつたパレツト8を
用いなくても記憶装置1の防振構造形態が保持で
きることとなり、パレツト8の製作費用の低減
と、輸送時の積載効率の向上が実現されて、物流
費用の低減が実現できる。また、支持部材13、
ダンボール箱2と3は、プラスチツク製、木製、
紙製などどんな材料でもよいし、また支持部材1
3とダンボール箱2と3とが一体化していてもよ
く、さらに、支持部材13を構成する水平板17
があれば強度的には増大するが、この水平板17
はなくてもよい。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、精密機器の
防振構造形態を保持するためのパレツトが不要に
なり、輸送時の積載効率の向上が実現できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれこの考案の一実施例
を示す斜視図、第3図は同じく支持部材13の構
成を示す詳細斜視図、第4図、第5図はそれぞれ
従来の梱包装置を表わす斜視図である。 図において、11は端面、13は支持部材、1
4は側面、14aは底辺部、16は固定板、50
は直方函体。なお、各図中、同一符号は同一又は
相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 直方函体の長手方向に対して直角方向でかつ
    異なる方向の両側方に、側面三角形状にそれぞ
    れ張り出したボツクス状の支持部材を少なくと
    も一対設けるとともに、当該支持部材にはその
    各三角形状の底辺部に互いに内側に折曲可能な
    固定板を延設し、この折曲された固定板を直方
    函体に定着したことを特徴とする直方函体の梱
    包装置。 (2) 上記支持部材は、直方函体の長手方向の両端
    面近傍にそれぞれ配設したことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の直方函体の
    梱包装置。
JP8867386U 1986-06-11 1986-06-11 Expired JPH0417451Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8867386U JPH0417451Y2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8867386U JPH0417451Y2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62200524U JPS62200524U (ja) 1987-12-21
JPH0417451Y2 true JPH0417451Y2 (ja) 1992-04-20

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ID=30946974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8867386U Expired JPH0417451Y2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11

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JPS62200524U (ja) 1987-12-21

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