JP3343744B2 - 緩衝包装材組立体 - Google Patents
緩衝包装材組立体Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
- B65D81/02—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage
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- B65D81/053—Corner, edge or end protectors
- B65D81/055—Protectors contacting three surfaces of the packaged article, e.g. three-sided edge protectors
- B65D81/056—Protectors contacting three surfaces of the packaged article, e.g. three-sided edge protectors the surfaces being generally perpendicular to each other, e.g. three-sided corner protectors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65D2581/052—Materials
- B65D2581/055—Plastic in general, e.g. foamed plastic, molded plastic, extruded plastic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、照明器具等の被包装体
を積み重ねて輸送する際に使用する緩衝包装材組立体に
係り、より詳しくは、被包装体輸送時の荷崩れを防止す
ると共に多種類の被包装体に対応可能で、かつ緩衝包装
材等の再活用が可能な緩衝包装材組立体に関するもので
ある。
を積み重ねて輸送する際に使用する緩衝包装材組立体に
係り、より詳しくは、被包装体輸送時の荷崩れを防止す
ると共に多種類の被包装体に対応可能で、かつ緩衝包装
材等の再活用が可能な緩衝包装材組立体に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】図６は例えば実公昭５６−４０７０３号
公報に開示された従来の緩衝包装材の一例を示す斜視
図、図７はその縦断面図である。１は照明器具の如き平
板状の被包装体の隅角部を支持する緩衝包装材で、発泡
ポリスチレンによって形成され、相互に直交してＬ字状
をなす第１の側壁２及び第２の側壁３と、その上下に設
けられた直角三角形状の上板４及び下板５により構成さ
れている。そして、これらの側壁２，３と上板４及び下
板５によって空間部６、空間入口部６ａ、空間内奥部６
ｂが形成され、空間内奥部６ｂ側には、上板４及び下板
５を互いに接近させる方向に、上板段差部７及び下板段
差部８が、斜面状の上板段部９及び下板段部１０を介し
て形成されされている。
公報に開示された従来の緩衝包装材の一例を示す斜視
図、図７はその縦断面図である。１は照明器具の如き平
板状の被包装体の隅角部を支持する緩衝包装材で、発泡
ポリスチレンによって形成され、相互に直交してＬ字状
をなす第１の側壁２及び第２の側壁３と、その上下に設
けられた直角三角形状の上板４及び下板５により構成さ
れている。そして、これらの側壁２，３と上板４及び下
板５によって空間部６、空間入口部６ａ、空間内奥部６
ｂが形成され、空間内奥部６ｂ側には、上板４及び下板
５を互いに接近させる方向に、上板段差部７及び下板段
差部８が、斜面状の上板段部９及び下板段部１０を介し
て形成されされている。
【０００３】次に上記のように構成した緩衝包装材の作
用を図８を参照して説明する。まず、被包装体１１の隅
角部を、緩衝包装材１の空間部６の空間入口部６ａ側か
ら空間部６内に挿入する。こうすると被包装体１１の隅
角部は、斜面状の上板段部９及び下板段部１０に誘導さ
れて、上板段差部７及び下板段差部８を上下方向に押し
開き、空間内奥部６ｂ内に挿入される。さらに、被包装
体１１の他の隅部も別の緩衝包装材の空間部内に挿入す
る。次に、他の緩衝包装材１ａ，１ｂを先と同様にして
被包装体１１ａ，１１ｂの各隅部に当てがい、ついで、
各被包装体１１，１１ａ，１１ｂを積み重ねてこれらを
ロープ掛け等によって一括固定して上下方向に重なるよ
うにし、その後、被包装体１１，１１ａ，１１ｂを一括
して輸送する。
用を図８を参照して説明する。まず、被包装体１１の隅
角部を、緩衝包装材１の空間部６の空間入口部６ａ側か
ら空間部６内に挿入する。こうすると被包装体１１の隅
角部は、斜面状の上板段部９及び下板段部１０に誘導さ
れて、上板段差部７及び下板段差部８を上下方向に押し
開き、空間内奥部６ｂ内に挿入される。さらに、被包装
体１１の他の隅部も別の緩衝包装材の空間部内に挿入す
る。次に、他の緩衝包装材１ａ，１ｂを先と同様にして
被包装体１１ａ，１１ｂの各隅部に当てがい、ついで、
各被包装体１１，１１ａ，１１ｂを積み重ねてこれらを
ロープ掛け等によって一括固定して上下方向に重なるよ
うにし、その後、被包装体１１，１１ａ，１１ｂを一括
して輸送する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
従来の緩衝包装材によれば、荷役の際あるいは輸送の際
等にわずかな衝撃でも被包装体のずれを生じて荷崩れを
起こすおそれがある。また、厚さ等の異なる被包装体に
対して緩衝包装材の寸法を個々の製品に合わせて製作し
なければならず、コストがかかる。さらに、緩衝包装材
は発泡スチレン製のため表面に静電気が起こりやすくほ
こりが付着しやすいので、製品にほこりが付かないよう
に十分に注意を払わねばならずはなはだ面倒である。そ
のうえ、強度が弱く、破損しやすく、使用後の廃棄処理
等にも問題があり、照明器具等の重量のある被包装体の
端部を保護するには不十分である。
従来の緩衝包装材によれば、荷役の際あるいは輸送の際
等にわずかな衝撃でも被包装体のずれを生じて荷崩れを
起こすおそれがある。また、厚さ等の異なる被包装体に
対して緩衝包装材の寸法を個々の製品に合わせて製作し
なければならず、コストがかかる。さらに、緩衝包装材
は発泡スチレン製のため表面に静電気が起こりやすくほ
こりが付着しやすいので、製品にほこりが付かないよう
に十分に注意を払わねばならずはなはだ面倒である。そ
のうえ、強度が弱く、破損しやすく、使用後の廃棄処理
等にも問題があり、照明器具等の重量のある被包装体の
端部を保護するには不十分である。
【０００５】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、被包装体を輸送する際に荷崩れが発
生せず、多種類の被包装体の輸送に充分対応できてコス
トの低減が可能で、ほこりの付着を防ぎ、使用後も再活
用ができる緩衝包装材組立体を得ることを目的とする。
になされたもので、被包装体を輸送する際に荷崩れが発
生せず、多種類の被包装体の輸送に充分対応できてコス
トの低減が可能で、ほこりの付着を防ぎ、使用後も再活
用ができる緩衝包装材組立体を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる緩衝包装
材組立体は、Ｌ字状に直交した第１及び第２の側壁及び
両側壁の高さ方向のほぼ中間部に両側壁と直交して設け
られた中板を有し、両側壁の上面部及び下面部の対応す
る位置にそれぞれ係合凸部及び係合凹部が設けられた２
個の緩衝包装材と、両端部に両緩衝包装材に設けられた
各係合凸部がそれぞれ挿入される係合孔部を備えたコ字
状の接続板とからなり、両緩衝包装材の各係合凸部を接
続板の各係合孔部にそれぞれ挿入したものである。
材組立体は、Ｌ字状に直交した第１及び第２の側壁及び
両側壁の高さ方向のほぼ中間部に両側壁と直交して設け
られた中板を有し、両側壁の上面部及び下面部の対応す
る位置にそれぞれ係合凸部及び係合凹部が設けられた２
個の緩衝包装材と、両端部に両緩衝包装材に設けられた
各係合凸部がそれぞれ挿入される係合孔部を備えたコ字
状の接続板とからなり、両緩衝包装材の各係合凸部を接
続板の各係合孔部にそれぞれ挿入したものである。
【０００７】また、本発明にかかる緩衝包装材組立体
は、一対の緩衝包装材組立体の各凹状側を対向して配置
すると共に、各緩衝包装材の中板上に被包装体の四隅部
を載置して組み合せ体を形成し、この組み合せ体を積層
してロープ等で固定するようにしたものである。
は、一対の緩衝包装材組立体の各凹状側を対向して配置
すると共に、各緩衝包装材の中板上に被包装体の四隅部
を載置して組み合せ体を形成し、この組み合せ体を積層
してロープ等で固定するようにしたものである。
【０００８】さらに、本発明にかかる緩衝包装材組立体
は、緩衝包装材をポリプロピレン製としたものである。
は、緩衝包装材をポリプロピレン製としたものである。
【０００９】
【作用】緩衝包装材の側壁上面部を接続板の下面部にそ
れぞれ当接し、両緩衝包装材の係合凸部を接続板の係合
孔に挿入させて、緩衝包装材組立体を形成しする。次
に、一対の緩衝包装材組立体の凹状側を対向して配置
し、各々の緩衝包装材の中板上に平板体の四隅部を載置
して組み合せ体を形成し、この組み合せ体を積層してロ
ープ等で固定する。
れぞれ当接し、両緩衝包装材の係合凸部を接続板の係合
孔に挿入させて、緩衝包装材組立体を形成しする。次
に、一対の緩衝包装材組立体の凹状側を対向して配置
し、各々の緩衝包装材の中板上に平板体の四隅部を載置
して組み合せ体を形成し、この組み合せ体を積層してロ
ープ等で固定する。
【００１０】
【実施例】図１は本発明実施例の要部を示す斜視図であ
る。１２は照明器具の如き平板状の被包装体の隅角部を
支持するポリプロピレン製の緩衝包装材で、相互に直交
してＬ字状に形成された第１の側壁１３及び第２の側壁
１４と、その高さ方向のほぼ中間部に形成され各側壁１
３及び１４に直交する中板１５により構成されている。
そして中板１５には、第１、第２の側壁１３，１４に平
行に数箇所の切り込みが設けられて複数の切欠部が形成
され、その上面部が被包装体の四隅部の１つを支持す
る。
る。１２は照明器具の如き平板状の被包装体の隅角部を
支持するポリプロピレン製の緩衝包装材で、相互に直交
してＬ字状に形成された第１の側壁１３及び第２の側壁
１４と、その高さ方向のほぼ中間部に形成され各側壁１
３及び１４に直交する中板１５により構成されている。
そして中板１５には、第１、第２の側壁１３，１４に平
行に数箇所の切り込みが設けられて複数の切欠部が形成
され、その上面部が被包装体の四隅部の１つを支持す
る。
【００１１】１６、１７は緩衝包装材１２の第１の側壁
１３及び第２の側壁１４のそれぞれの上面端部付近に設
けられた第１の係合凸部及び第２の係合凸部であり、１
８は第１の側壁１３と第２の側壁１４が交差する上面部
付近に設けられた第３の係合凸部で、その各々は円柱形
状で先端部はテーパー状をなす。１９、２０は緩衝包装
材１２の第１の側壁１３及び第２の側壁１４のそれぞれ
の下面端部付近に設けられた第１の係合凹部及び第２の
係合凹部であり、第１の係合凸部１６及び第２の係合凸
部１７の直下の位置に、第１の係合凸部１６及び第２の
係合凸部１７を嵌合しうる大きさに形成されている。ま
た、２１は第１の側壁１３と第２の側壁１４が交差する
下面部付近に設けられた第３の係合凹部で、第３の係合
凸部１８の直下の位置に第３の係合凸部１８を嵌合しう
る大きさに形成されている。
１３及び第２の側壁１４のそれぞれの上面端部付近に設
けられた第１の係合凸部及び第２の係合凸部であり、１
８は第１の側壁１３と第２の側壁１４が交差する上面部
付近に設けられた第３の係合凸部で、その各々は円柱形
状で先端部はテーパー状をなす。１９、２０は緩衝包装
材１２の第１の側壁１３及び第２の側壁１４のそれぞれ
の下面端部付近に設けられた第１の係合凹部及び第２の
係合凹部であり、第１の係合凸部１６及び第２の係合凸
部１７の直下の位置に、第１の係合凸部１６及び第２の
係合凸部１７を嵌合しうる大きさに形成されている。ま
た、２１は第１の側壁１３と第２の側壁１４が交差する
下面部付近に設けられた第３の係合凹部で、第３の係合
凸部１８の直下の位置に第３の係合凸部１８を嵌合しう
る大きさに形成されている。
【００１２】図２は本発明実施例の他の要部を示す斜視
図である。２２は両端部がＬ字形をなすコ字状の剛性あ
る接続板で、２３，２４，２５は接続板２２のＬ字形を
なす一方の端部付近に設けられた第１、第３、第２の係
合孔部である。そして、第３の係合孔部２５は接続板２
２のＬ字形の折れ曲り位置に設けられ、また第１、第２
の係合孔部２３，２４は第３の係合孔部２５に対して直
角をなす位置に設けられ、各係合孔部２３，２４，２５
に緩衝包装材１２の第１、第２、第３の係合凸部１６，
１７，１８が嵌合される。２６，２７，２８は接続板２
２のＬ字形をなす他方の端部付近に設けられた第４、第
５、第６の係合孔部である。そして、第６の係合孔部２
８は接続板２２のＬ字状の折れ曲り位置に設けられ、ま
た第４、第５の係合孔部２６，２７は第６の係合孔部２
８に対して直角をなす位置に設けられ、各係合孔部２
６，２７，２８に緩衝包装材１２の第２、第１、第３の
係合凸部１７，１６，１８がそれぞれ嵌合される。
図である。２２は両端部がＬ字形をなすコ字状の剛性あ
る接続板で、２３，２４，２５は接続板２２のＬ字形を
なす一方の端部付近に設けられた第１、第３、第２の係
合孔部である。そして、第３の係合孔部２５は接続板２
２のＬ字形の折れ曲り位置に設けられ、また第１、第２
の係合孔部２３，２４は第３の係合孔部２５に対して直
角をなす位置に設けられ、各係合孔部２３，２４，２５
に緩衝包装材１２の第１、第２、第３の係合凸部１６，
１７，１８が嵌合される。２６，２７，２８は接続板２
２のＬ字形をなす他方の端部付近に設けられた第４、第
５、第６の係合孔部である。そして、第６の係合孔部２
８は接続板２２のＬ字状の折れ曲り位置に設けられ、ま
た第４、第５の係合孔部２６，２７は第６の係合孔部２
８に対して直角をなす位置に設けられ、各係合孔部２
６，２７，２８に緩衝包装材１２の第２、第１、第３の
係合凸部１７，１６，１８がそれぞれ嵌合される。
【００１３】コ字状の接続板２２は、図３に示すように
その両端部のＬ字状をなす部分の各々の下面部に２つの
緩衝包装材１２，１２の各々の上面部が当接され、接続
板２２の両端部付近に設けられた各係合孔部２３〜２５
及び２６〜２８に、各々の緩衝包装材１２，１２の第１
〜第３の係合凸部１６〜１８が嵌合される。こうして、
２個の緩衝包装材１２，１２と１個の接続板２２とによ
って緩衝包装材組立体２９が構成される。
その両端部のＬ字状をなす部分の各々の下面部に２つの
緩衝包装材１２，１２の各々の上面部が当接され、接続
板２２の両端部付近に設けられた各係合孔部２３〜２５
及び２６〜２８に、各々の緩衝包装材１２，１２の第１
〜第３の係合凸部１６〜１８が嵌合される。こうして、
２個の緩衝包装材１２，１２と１個の接続板２２とによ
って緩衝包装材組立体２９が構成される。
【００１４】上記のように構成した本発明の作用を説明
する。まず、接続板２２の両端部に設けられた各係合孔
部２３〜２５及び２６〜２８に２つの緩衝包装材１２，
１２の第１〜第３の係合凸部１６〜１８を嵌合させ、図
３に示す緩衝包装材組立体２９を構成する。次に、図４
に示すように、２つの緩衝包装材組立体２９の凹状側を
対向して配置し、この各凹状側を被包装体３０の長手方
向の両端部に当てがい、組み合せ体３１を形成する。こ
のとき、被包装体３０の底面部の四隅を各々緩衝包装材
１２の中板１５上に載置し、さらに各緩衝包装材組立体
２９，２９を被包装体３０の方向に押し付けて、組み合
せ体３１を形成する。
する。まず、接続板２２の両端部に設けられた各係合孔
部２３〜２５及び２６〜２８に２つの緩衝包装材１２，
１２の第１〜第３の係合凸部１６〜１８を嵌合させ、図
３に示す緩衝包装材組立体２９を構成する。次に、図４
に示すように、２つの緩衝包装材組立体２９の凹状側を
対向して配置し、この各凹状側を被包装体３０の長手方
向の両端部に当てがい、組み合せ体３１を形成する。こ
のとき、被包装体３０の底面部の四隅を各々緩衝包装材
１２の中板１５上に載置し、さらに各緩衝包装材組立体
２９，２９を被包装体３０の方向に押し付けて、組み合
せ体３１を形成する。
【００１５】こうして形成された組み合せ体３１をさら
に複数個作成して、これらを順次、図５に示すように上
方向に積み重ねていく。このとき、下方に位置する組み
合せ体３１の各緩衝包装材組立体２９，２９から上方に
突出した第１〜第３の係合凸部１６〜１８の各々を、上
方に位置する組み合せ体３１の各緩衝包装材組立体２
９，２９の下方に設けられた第１〜第３の係合凹部１９
〜２１の各々に嵌合する。次に、積層した複数の組み合
せ体３１の両端部の上下方向にロープ３２掛けをおこな
う。このとき、図５に示すように、ロープ３２を係合凸
部の間（例えば１７，１８，１６，１８）に掛けると、
ロープ３２が横方向にずれて外れることはない。なお接
続板２２は、その長手方向の長さ（第３の係合孔２５と
第６の係合孔２８とを結ぶ方向の長さ）を変えたものを
複数種類製造しておけば、被包装体３０の幅が異なる場
合に対応できる。上記のようにして組み合せ体３１を一
括固定し被包装体３０を搬入したあと、残材である緩衝
包装材組立体２９を緩衝包装材１２と接続板２２とに分
離し、コンパクトにして回収、収納する。
に複数個作成して、これらを順次、図５に示すように上
方向に積み重ねていく。このとき、下方に位置する組み
合せ体３１の各緩衝包装材組立体２９，２９から上方に
突出した第１〜第３の係合凸部１６〜１８の各々を、上
方に位置する組み合せ体３１の各緩衝包装材組立体２
９，２９の下方に設けられた第１〜第３の係合凹部１９
〜２１の各々に嵌合する。次に、積層した複数の組み合
せ体３１の両端部の上下方向にロープ３２掛けをおこな
う。このとき、図５に示すように、ロープ３２を係合凸
部の間（例えば１７，１８，１６，１８）に掛けると、
ロープ３２が横方向にずれて外れることはない。なお接
続板２２は、その長手方向の長さ（第３の係合孔２５と
第６の係合孔２８とを結ぶ方向の長さ）を変えたものを
複数種類製造しておけば、被包装体３０の幅が異なる場
合に対応できる。上記のようにして組み合せ体３１を一
括固定し被包装体３０を搬入したあと、残材である緩衝
包装材組立体２９を緩衝包装材１２と接続板２２とに分
離し、コンパクトにして回収、収納する。
【００１６】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は緩衝包装材に設けた係合凸部と係合凹部が接続板を介
して嵌合しているため、荷役中あるいは輸送中に生じた
衝撃や振動によって緩衝包装材組立体がずれたり外れた
りすることがなく、荷崩れの発生を防止することができ
る。また、被包装体の幅寸法が異なったときでも、接続
板の長手方向の寸法を被包装体の幅寸法に対応させて変
更することにより、平板体の幅寸法違いに対応できる。
は緩衝包装材に設けた係合凸部と係合凹部が接続板を介
して嵌合しているため、荷役中あるいは輸送中に生じた
衝撃や振動によって緩衝包装材組立体がずれたり外れた
りすることがなく、荷崩れの発生を防止することができ
る。また、被包装体の幅寸法が異なったときでも、接続
板の長手方向の寸法を被包装体の幅寸法に対応させて変
更することにより、平板体の幅寸法違いに対応できる。
【００１７】さらに、緩衝包装材はポリプロピレン製な
ので、発泡スチレン製等の緩衝材に比べて緩衝性に優
れ、このため被包装体を輸送中に衝撃や振動によって損
傷することがなく、また静電気によるほこりの付着が防
止される。さらに組み合せ体を使用した後、緩衝包装材
組立体の接続板と緩衝包装材とを個々に分離することが
できるので、コンパクトに回収し、再使用することがで
きる。
ので、発泡スチレン製等の緩衝材に比べて緩衝性に優
れ、このため被包装体を輸送中に衝撃や振動によって損
傷することがなく、また静電気によるほこりの付着が防
止される。さらに組み合せ体を使用した後、緩衝包装材
組立体の接続板と緩衝包装材とを個々に分離することが
できるので、コンパクトに回収し、再使用することがで
きる。
【図１】本発明実施例の要部を示す斜視図である。
【図２】本発明実施例の他の要部を示す斜視図である。
【図３】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図４】本発明実施例の作用説明図である。
【図５】本発明実施例の作用説明図である。
【図６】従来の緩衝包装材の一例を示す斜視図である。
【図７】図６の縦断面図である。
【図８】従来の緩衝包装材の一例を示す作用説明図であ
る。
る。
１２ 緩衝包装材 １３ 第１の側壁 １４ 第２の側壁 １５ 中板 １６，１７，１８ 係合凸部 １９，２０，２１ 係合凹部 ２２ 接続板 ２３〜２８ 係合孔部 ２９ 緩衝包装材組立体 ３０ 被包装体 ３１ 組み合せ体 ３２ ロープ
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭50−120877（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−58370（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭50−120876（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−7790（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−188884（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−142469（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 81/113 B65D 57/00
Claims (3)
- 【請求項１】 Ｌ字状に直交した第１及び第２の側壁及
び該両側壁の高さ方向のほぼ中間部に該両側壁と直交し
て設けられた中板を有し、前記両側壁の上面部及び下面
部の対応する位置にそれぞれ係合凸部及び係合凹部が設
けられた２個の緩衝包装材と、 両端部に前記両緩衝包装材に設けられた各係合凸部がそ
れぞれ挿入される係合孔部を備えたコ字状の接続板とか
らなり、 前記両緩衝包装材の各係合凸部を前記接続板の各係合孔
部にそれぞれ挿入したことを特徴とする緩衝包装材組立
体。 - 【請求項２】 Ｌ字状に直交した第１及び第２の側壁及
び該両側壁の高さ方向のほぼ中間部に該両側壁と直交し
て設けられた中板を有し、前記両側壁の上面部及び下面
部の対応する位置にそれぞれ係合凸部及び係合凹部が設
けられた２個の緩衝包装材の前記係合凸部を、コ字状の
接続板の両端部に設けた係合孔部にそれぞれ挿入してな
る一対の緩衝包装材組立体を有し、該緩衝包装材組立体
の各凹状側を対向配置して各々の緩衝包装材の中板上に
被包装体の四隅部を載置して組み合せ体を形成し、該組
み合せ体を積層してロープ等で固定するようにしたこと
を特徴とする緩衝包装材組立体。 - 【請求項３】 緩衝包装材がポリプロピレン製であるこ
とを特徴とする請求項１または２記載の緩衝包装材組立
体。
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|---|---|---|---|
| JP11807793A JP3343744B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 緩衝包装材組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11807793A JP3343744B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 緩衝包装材組立体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06329175A JPH06329175A (ja) | 1994-11-29 |
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ID=14727434
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11807793A Expired - Fee Related JP3343744B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 緩衝包装材組立体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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-
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- 1993-05-20 JP JP11807793A patent/JP3343744B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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