JP3986784B2 - 梱包装置および緩衝材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、照明器具等の比較的大型の被搬送物を複数搬送する際に用いる梱包装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
第1の従来例として、段ボール製の外装に、段ボール製の緩衝パッドを照明器具等と同梱して搬送するものがある。
【0003】
第2の従来例(例えば、特開平06-286751 )として、固定柱に可動柱を折り畳み可能に連結し、可動柱の支持桟に被搬送物の両端を支持する照明器具搬送用パレットがある。
【0004】
第3の従来例(例えば、特開平08-080984 )として、一対の安定器ボックスを間にして器具本体を背中合わせに重ねて包装容器に収納する包装装置がある。
【0005】
第4の従来例(例えば、特開平06-135475 )として、パレット上に照明器具の両端部を支持する一対の梱包体を備え、梱包体が第1の枠部材と第2の枠部材からなる梱包装置がある。
【0006】
第5の従来例(例えば、実用登録第3033627 )として、側壁を折り畳み可能にしたケースがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような方法では下記のような問題点があった。
【0008】
第1の従来例は、段ボールは使い捨てされる事が多く、大量の納入先では大量のゴミが出ることになる。照明器具等の一種類の製品につき、大量の段ボールが使われ、外装費用が高くなる。さらに外装作業時間および取出作業時間も多くかかる。
【0009】
第2の従来例は、被搬送物を収容しない場合に可動柱を折り畳んだ状態でもまだかさばる。また複数のパレットを積み重ねる場合に、固定柱の上に他のパレットの受け部を載せて行う為、きっちり位置決めするように載せる必要があり、手間がかかる。
【0010】
第3の従来例は、ひとつの箱に一対の被搬送物を積載する場合、積載時及び取り出し時の作業性が悪い。また、多数の被搬送物を搬送する場合、外箱の数が多くなり経済的ではない。
【0011】
第4の従来例は、梱包体が複数の部品の組み合わせから成り立っており、梱包体をうまく組み合わせる必要があり、組立時に作業性が悪い。また、返却時には梱包体を輸送パレット上に載置し、ひとまとめにする際に、何らかの工夫が必要であり、作業性が悪い。
【0012】
第5の従来例は、複数の被搬送物の積載時及び取り出し時の作業性が悪い。また、外箱の折り畳み作業が複雑で作業性が悪い。
【0013】
したがって、この発明の目的は、上記従来の課題を解決することができる、すなわち繰り返し使用でき、外装費用を抑えることができ、パレットに製品をそのまま積載して作業時間を短縮でき、返却時の折り畳んだ状態がコンパクトにでき、積載および取り出し時の作業性がよく、外箱の折り畳み作業が必要でない梱包装置および緩衝材を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の梱包装置は、底部材と、この底部材上に設置される複数の被搬送物の対向両端部を支持するものであって前記複数の被搬送物が縦方向に並ぶように上下に積層可能な複数の緩衝材と、これらの緩衝材を介して前記底部材と反対側に位置する上部材と、前記底部材上の前記積層された緩衝材の外側で前記緩衝材を介して相対向するように立設された略コ字形の一対の板状部材とを備え、前記底部材または前記上部材は周囲に壁が設けられた箱状であり、前記底部材の前記壁は前記被搬送物を支持しない場合に前記緩衝材を前記底部材上に並置可能な高さであり、前記一対の側板は前記底部材の前記壁の内側と積層された前記緩衝材との間に支持され、前記上部材は前記側板の対向方向と交差する方向に一対の相対向するカバーを垂下し、前記カバーは折り込み可能であって前記カバーの下端が前記底部材の側面に面ファスナにより止められ、さらに前記被搬送物を支持しない場合に前記上部材と前記底部材とをベルト掛け固定することを特徴とするものである。
【0015】
請求項1記載の梱包装置によれば、複数の緩衝材が並設可能なため被搬送物を外装に包む必要がなく上部材を取り外した状態では被搬送物の積載取り出しが容易にできるので作業時間を短縮でき、被搬送物を支持しない場合に前記緩衝材を前記底部材上に並置可能としたため、返却時の折り畳んだ状態がコンパクトにでき、積載および取り出し時の作業性がよく、また繰り返し使用できるので外装費用を抑えることができ、外箱の折り畳み作業が必要でない。したがって従来の課題を解決することができる。
底部材の上に立設された板状部材を、積層された緩衝材の外側に配置しているため、板状部材により緩衝材を保護し緩衝材を支持することができる。被搬送物を搬送する状態では梱包装置を複数積み重ねる際に緩衝材にかかる負荷を軽減できる。
積載時または返却時には上部材と底部材とをベルト掛け固定するため、搬送時に型崩れせず搬送容易になる。
底部材または上部材が周囲に壁が設けられた箱状であるため、底部材または上部材に位置する緩衝材を確実に保持することができる。被搬送物を搬送しない場合、緩衝材を底部材上に並置しやすい。
【0018】
請求項記載の梱包装置は、請求項において、前記複数の緩衝材が互いに上下に係合されるものである。
【0019】
請求項記載の梱包装置によれば、請求項と同様な効果のほか、緩衝材を積層したときに緩衝材が崩れにくく、緩衝材の支持が不要または簡単になる。
【0022】
請求項記載の梱包装置は、請求項1において、前記複数の緩衝材が、それぞれ複数の被搬送物を並べてその両端を支持するものである。
【0023】
請求項記載の梱包装置によれば、請求項1と同様な効果のほか、多数の被搬送物を少ない緩衝材で支持することができる。
【0024】
請求項記載の梱包装置は、請求項1において、前記複数の被搬送物が横方向に並び、前記複数の緩衝材は横方向に並設されるものである。
【0025】
請求項記載の梱包装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0026】
請求項記載の梱包装置は、請求項1において、前記被搬送物を支持する前記緩衝材を、前記被搬送物を並べる方向に複数並設するものである。
【0027】
請求項記載の梱包装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0036】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1から図8により説明する。すなわち、この梱包装置は、底部材1と、複数の緩衝材2と、上部材3とを有する。
【0037】
底部材1は、周壁1aの高さが比較的低い箱形であり、外底面を四方差し可能なパレット形をなすように複数の脚4を設けている。周壁1aの高さは1個の緩衝材2の高さの約1から2倍程度としている。底部材1は例えば木製またはプラスチック段ボール製等のパレット形状であり、返却時の収納スペースのみ考えるともっと浅くてもいいが、搬送状態での後述の側板10の傾きを抑える為、これだけの高さ例えば250mm 程度としている。ただし、側板10の傾きを押えられる措置を施せば浅くても良く、例えば緩衝材2が1段分の高さでもよい。
【0038】
複数の緩衝材2は、底部材1上に設置される被搬送物5の対向両端部6を支持するものであって複数の被搬送物5が並ぶ方向に互いに並設可能な構成である。実施の形態では、被搬送物5が例えば照明器具であり、これらを支持する緩衝材2をその並び方向に複数並設する。この場合、複数の緩衝材2が互いに上下に積層されるように、しかも互いに上下に締結すなわち結合ないし係合される、例えば密嵌合するようにしている。また各緩衝材2は、複数の被搬送物5を並べて両端を支持する。具体的には、各緩衝材2は発泡性樹脂製、段ボール製、または紙製等であり、いずれもリサイクル可能な材料を用いる。また底部材1の幅よりも狭く、かつ複数例えば4個の被搬送物5を支持できる長さを有し、断面L字形であり、長手方向の両端部に端壁8を有し、中間部に被搬送物5間を仕切る仕切り部7を有する。また各緩衝材2の上面に係合突起9を設け、下側に係合突起9が嵌合できる凹部13を設けて、図1から図2の状態に複数の緩衝材2を互いにずれないように密嵌合すなわち締結することができる。一方、被搬送物5を支持しない場合には図7に示すように、緩衝材2を底部材1上に並置収納することが可能である。
【0039】
また実施の形態では一対の緩衝材2で4列の照明器具を支持しており、かつ緩衝材2を7段設けているので被搬送物2は28台となる。ただし、決まった数ではなく、これより多くても少なくてもよい。また緩衝材2が2段目までは底部材1の周壁1a内に納められる。被搬送物5は段積みされた緩衝材2の間に配置されているが、被搬送物5自体には負荷がかからないようにクリアランスが設けてあり、被搬送物同士が接触しないようになっている。ただし、複数の梱包装置を段積みした際の下段の梱包装置への負荷は積層した緩衝材2で受けても後述の側板で受けてもよい。
【0040】
側板10は底部材1の上に立設された板状部材であり、底部材1の周壁1aの内側で積層された緩衝材2の外側に配置して緩衝材2を保護するとともに緩衝材2を支持している。この側板10は荷崩れ防止できる強度を有する木製、硬ウレタン製、またはプラスチック段ボール製等を用い、略コ字形に形成され、積層された緩衝材2の全高と略同一高さにしてあり、強度アップおよび内側への倒れ込み防止を図っている。また底部材1の周壁により搬送状態での側板10の傾きが抑えられる。側板10を設け、上部材3を被せる前の状態が図3であり、積層された緩衝材2に一対の側板10の間から被搬送物5を積載、取り出ししやすい。この側板10は底部材1と上部材3の間に着脱容易にワンタッチ式に固定され、返却時に廃棄することなく繰り返し使用可能であり、搬送中の上部材3や緩衝材2、被搬送物5のずれを防止することができる。
【0041】
上部材3は、緩衝材2の底部材1と反対側に位置する。上部材3も周囲に壁が設けられた箱状であり、段積み強度を考えると箱形状が好ましい。また木製またはプラスチック段ボール製等が可能である。上部材3は搬送時、返却時とも側板10および緩衝材2を介して底部材1と位置決めされる。上部材3はまた側板10の対向方向と交差する方向に一対の相対向するカバー11を垂下し、これは繊維織込みされたビニル製等であり、被搬送物5を防滴防埃する。上部材3に接続することにより返却時に廃棄防止し、繰り返し使用可能となる。
【0042】
積載時または返却時には上部材3と底部材1とにベルト12を掛けてワンタッチバックルで固定する。
【0043】
またカバー11には、その裾部に合繊製等によるテープに面ファスナ11aを横長に設け、底部材1の側面に縦長に4本ほど設けた固定側の面ファスナ11bに止め、搬送時に風等によりめくれるのを防止するとともに、縦横に交差する接合により多少の位置関係のずれをカバーできる。
【0044】
図3は被搬送物5の梱包過程であるのに対して、図7および図8は被搬送物5がない梱包装置の返却状態である。この場合、上記したように各緩衝材2を底部材1内に並べて収納し、その上に側板10を載せ、ビニル製のカバー11およびベルト12は折り込んで収納し、上部材3を被せる。この場合、返却時もベルト12で上部材21と底部材1を留めることができるようにベルト12の着脱位置を2個所設けるようにすると、搬送時と返却時にともにベルト止めできる。その結果、返却状態では梱包装置が搬送状態の約1/3の高さとなる。さらにこの状態の梱包装置の複数の段積みが可能である。
【0045】
この発明の第2の実施の形態を図9により説明する。すなわち、第1の実施の形態において、側板10を平板により形成し、底部材1の底面の周壁1aの内側近傍に敷き桟15を設け、敷き桟15と周壁1aとの間に側板10を組み込む。これで外側にはまず動かないので両側の側板10で緩衝材2の傾きを抑制できる。
【0046】
この発明の第3の実施の形態を図10により説明する。すなわち、第1の実施の形態において、底部材1は二方指しのパレット形状をなす下駄脚4とし、ベルト12はたすきがけ方式としており、これにより横揺れがかなり軽減される。上部材3には縦方向および横方向にそれぞれ長短のアングル16を設置し、上側に段積みする別の梱包装置の底部材1の脚4に係合して底部材1の横ずれを抑制することができる。
【0047】
この発明の第4の実施の形態を図11により説明する。すなわち、第1の実施の形態において、底部材1の下駄脚4よりも高さの高いキャスタ17を底部材1の両端部の外方に突出して設けている。このためキャスタ17を利用した移動が容易にできるとともに別の同じ梱包装置の段積みが可能である。
【0048】
この発明の第5の実施の形態を図12により説明する。すなわち、第1の実施の形態において、緩衝材2が下面に係合突起9を設け、上側に係合突起9がはまる凹部10は仕切り部7間を利用している。この場合、一番下に位置する緩衝材2は係合突起により安定しなくなるので、そこだけ下部を係合突起を除去してフラットにした緩衝材2を用いるか、底部材1に係合突起9を逃がせる形状の凹部を施すかのどちらかにする。しかし、実際は返却時に緩衝材2がばらばらになる恐れがあるので、底部材1に細工をしたほうが無難である。
【0049】
この発明の第6の実施の形態を図13により説明する。すなわち、第1の実施の形態において、被搬送物5の品種が異なる場合に対応するものである。この場合底部材1および上部材3は第1の実施の形態等と共通であるので、被搬送物5の品種に対応して形状の異なる緩衝材2′を使用する。図中の緩衝材2は第1の実施の形態と同様であり、緩衝材2′が異なる形状になっている。この緩衝材2′は断面L字形の緩衝材受け片2′aおよび仕切り部7が前方に長く受け片2′aの中央に凹溝19を形成している。また突起数が1個少ない。
【0050】
この発明の第7の実施の形態を図14から図16により説明する。すなわち、第1の実施の形態において、緩衝材2が底部材1の両端に位置する端部緩衝材22と、底部材1の中央位置に位置する中央緩衝材23からなる。また被搬送物5は底部材1の幅寸法に近い正方形の照明器具であり、1個の緩衝材で被搬送物5の一端を受けるため、第1の実施の形態のような仕切り部7がないものである。中央緩衝材23は、端部緩衝材22に対向する受け片23aを有する断面逆T形であり、中立板23bの上面に係合突起9を設け、底面に係合突起9が嵌合する凹部10(図示せず)を形成している。
【0051】
図14に示すように、底部材1の長手方向に被搬送物5を複数すなわち一対配置することが可能であり、中央緩衝材23は被搬送物5により動きが抑制される為、位置決めするものはあってもなくても構わない。図では係合突起9および凹部が双方の緩衝材22、23にあるが、端部緩衝材22は側板10と被搬送物5で動きが抑制される為、必ずしも必要ではないが、中央緩衝材23はこの場合側壁がないため、係合突起9および凹部を設けるのが望ましい。ただし、別に壁を設ける場合はその限りではない。
【0052】
このように、中央緩衝材23が配置されるため、中央緩衝材23がないパターンに比べ、緩衝材収納スペースを多く取る必要がある。第1の実施の形態では、緩衝材22、23の一段分の周壁の高さによる収納スペースでもよかったが、本パターンの場合、緩衝材22、23の二段分の周壁の高さによる収納スペースが必要である。
【0053】
この発明の第8の実施の形態を図17から図19により説明する。すなわち、第1の実施の形態において、複数の緩衝材25が底部材1に沿って横方向に並設される並列積みの形態である。実施の形態の緩衝材25は、断面コ字形の縦長形状をなし、底部材1の両側に相対向するように配置し、底部材1の長手方向に緩衝材25を多数並設している。被搬送物5の両側が緩衝材25の凹溝26に嵌合しこれにより被搬送物5が支持される。一方返却状態では緩衝材25を底部材1上に倒して収容することができる。
【0054】
被搬送物5の形状によっては上記のような積載方法も可能であり、緩衝材25のみによる自立で、被梱包物5に負荷をかけないという点では上記他の実施の形態と同じものと言える。
【0055】
上記の実施の形態によれば、つぎのような効果がある。すなわち、繰り返し使えることで、ゴミが出ない。一括無梱包搬送により、外装費用が抑えられる。パレット形の底部材1に被搬送物5をそのまま積載するので、作業時間も短縮される。返却時の折り畳んだ状態がコンパクトである。互いに重ね合わせる際に位置決めを意識する必要がない。積載及び取り出し時の作業性が良い。外箱の折り畳み作業の必要がない。
【0056】
また返却時に緩衝材2等が収納可能な外箱があり、緩衝材が金属製ではないので、返却時状態なら人手で積込み可能であり、底部材1はパレット形状なので、梱包装置との段積みの際、比較的位置決めを必要としない。被搬送物5よりもやわらかい部品で構成されているので被搬送物5に傷をつける恐れがない。被搬送物5を積み込むときは一対の側板10間の横2方向及び上部材3側となる上面が空いているので積込みしやすい。
【0057】
なお、この発明において、底部材1および上部材3は平板状であってもよい。
【0058】
【発明の効果】
請求項1記載の梱包装置によれば、複数の緩衝材が並設可能なため被搬送物を外装に包む必要がなく上部材を取り外した状態では被搬送物の積載取り出しが容易にできるので作業時間を短縮でき、被搬送物を支持しない場合に前記緩衝材を前記底部材上に並置可能としたため、返却時の折り畳んだ状態がコンパクトにでき、積載および取り出し時の作業性がよく、また繰り返し使用できるので外装費用を抑えることができ、外箱の折り畳み作業が必要でない。したがって従来の課題を解決することができる。
底部材の上に立設された板状部材を、積層された緩衝材の外側に配置しているため、板状部材により緩衝材を保護し緩衝材を支持することができる。被搬送物を搬送する状態では梱包装置を複数積み重ねる際に緩衝材にかかる負荷を軽減できる。
積載時または返却時には上部材と底部材とをベルト掛け固定するため、搬送時に型崩れせず搬送容易になる。
底部材または上部材が周囲に壁が設けられた箱状であるため、底部材または上部材に位置する緩衝材を確実に保持することができる。被搬送物を搬送しない場合、緩衝材を底部材上に並置しやすい。
【0060】
請求項記載の梱包装置によれば、請求項と同様な効果のほか、緩衝材を積層したときに緩衝材が崩れにくく、緩衝材の支持が不要または簡単になる。
【0062】
請求項記載の梱包装置によれば、請求項1と同様な効果のほか、多数の被搬送物を少ない緩衝材で支持することができる。
【0063】
請求項記載の梱包装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0064】
請求項記載の梱包装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の分解斜視図である。
【図2】緩衝材を積み上げた状態の斜視図である。
【図3】被搬送物を収納した状態の斜視図である。
【図4】梱包した状態の斜視図である。
【図5】底部材から側壁を分解した状態の斜視図である。
【図6】一対の緩衝材を示し、その一方を凹部を見せるため水平にした斜視図である。
【図7】返却状態の分解斜視図である。
【図8】返却状態の斜視図である。
【図9】(a)は第2の実施の形態の側板を示す斜視図、(b)はその部分拡大断面図である。
【図10】第3の実施の形態の斜視図である。
【図11】第4の実施の形態の斜視図である。
【図12】第5の実施の形態における緩衝材の斜視図である。
【図13】第6の実施の形態における緩衝材の斜視図である。
【図14】第7の実施の形態の上部材を外した分解斜視図である。
【図15】被搬送物を入れる前の斜視図である。
【図16】その分解斜視図である。
【図17】第8の実施の形態の斜視図である。
【図18】被搬送物を入れる前の斜視図である。
【図19】その分解斜視図である。
【符号の説明】
1 底部材
2 緩衝材
3 上部材
4 脚
5 被搬送物
6 対向両端部
7 仕切り部
9 係合突起
10 側板
13 凹部

Claims (5)

  1. 底部材と、この底部材上に設置される複数の被搬送物の対向両端部を支持するものであって前記複数の被搬送物が縦方向に並ぶように上下に積層可能な複数の緩衝材と、これらの緩衝材を介して前記底部材と反対側に位置する上部材と、前記底部材上の前記積層された緩衝材の外側で前記緩衝材を介して相対向するように立設された略コ字形の一対の板状部材とを備え、前記底部材または前記上部材は周囲に壁が設けられた箱状であり、前記底部材の前記壁は前記被搬送物を支持しない場合に前記緩衝材を前記底部材上に並置可能な高さであり、前記一対の側板は前記底部材の前記壁の内側と積層された前記緩衝材との間に支持され、前記上部材は前記側板の対向方向と交差する方向に一対の相対向するカバーを垂下し、前記カバーは折り込み可能であって前記カバーの下端が前記底部材の側面に面ファスナにより止められ、さらに前記被搬送物を支持しない場合に前記上部材と前記底部材とをベルト掛け固定することを特徴とする梱包装置。
  2. 前記複数の緩衝材は互いに上下に係合される請求項1記載の梱包装置。
  3. 前記複数の緩衝材は、それぞれ複数の被搬送物を並べてその両端を支持する請求項1記載の梱包装置。
  4. 前記複数の被搬送物は横方向に並び、前記複数の緩衝材は横方向に並設される請求項1記載の梱包装置。
  5. 前記被搬送物を支持する前記緩衝材を、前記被搬送物を並べる方向に複数並設する請求項1記載の梱包装置。
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