JPH084454Y2 - 段ボール梱包構造 - Google Patents

段ボール梱包構造

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JPH084454Y2
JPH084454Y2 JP1988150860U JP15086088U JPH084454Y2 JP H084454 Y2 JPH084454 Y2 JP H084454Y2 JP 1988150860 U JP1988150860 U JP 1988150860U JP 15086088 U JP15086088 U JP 15086088U JP H084454 Y2 JPH084454 Y2 JP H084454Y2
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大介 岡崎
節夫 榎本
秀一 米倉
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばコンプレッサのポンプユニット等の
機器部品を梱包輸送するに適用される段ボール梱包構造
に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の段ボール梱包においては、機器部品の
上下方向の圧縮荷重を支えるための支持構造として、木
材、発泡スチロールあるいは段ボールなどからなる中仕
切板を用い、この中仕切板を段ボールの外装箱内に段積
みされた機器部品の上部に載置することにより、機器部
品で上下方向の圧縮荷重を受けるように梱包してなる構
成を有するものがある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の段ボール梱包構造に
あっては、機器部品として、例えばコンプレッサのポン
プユニットを段ボールの外装箱内に複数段に段積みして
梱包する場合、ポンプユニットの本体部であるシリンダ
ブロックの中心部の上下に突出する回転軸部が、隣接す
るポンプユニットの回転軸部と接触したり、あるいは、
仕切板に接触した状態で梱包されると、搬送中における
振動や衝撃などにより回転軸部の精度に狂いが生じ易
い。
また、中仕切板を発泡スチロールや一枚の薄い段ボー
ル等で形成したものでは、充分な圧縮強度が得られず、
機器部品の重さによる圧縮荷重を支えることができず、
しかも、段ボールに切欠いた機器部品の支持面部のカッ
ト面が鋭利であると、機器部品の支持部が傷付き易いば
かりでなく、例えば機器部品が防錆のためにポリエチレ
ン等の被覆材料で被包されている場合、被覆材料が破れ
易く、機器部品の錆発生の原因になるといった問題があ
った。
[考案の目的] 本考案は、上記の事情のもとになされたもので、その
目的とするところは、機器部品をソフトに支持して錆の
発生を確実に防止するとともに、機器部品の本体部から
突出する軸部の精度を維持することができるようにした
段ボール梱包構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した課題を解決するために、本考案は、段ボール
外装箱内に設けた中トレイ内に上段組仕切板と下段組仕
切板とからなる段ボール組仕切板を介して組仕切りされ
た各収納空間部に、本体部の中心部に軸部が上下に突出
する独楽型状の易錆性の機器部品をそれぞれ正倒立交互
に重合させて載置収納し、この組仕切板にて支持された
前記各々の機器部品の本体部の上部に、前記各々の機器
部品の本体部を上方から押える押え板を組み込んでなる
段ボール梱包構造であって、前記各々の機器部品を気化
性の防錆材料で被包し、かつ前記機器部品の本体部を上
段組仕切板と下段組仕切板及び押え板とで支持して、前
記機器部品の本体部から突出する軸部を浮上支持状態で
収納するとともに、前記機器部品の本体部を支持する組
仕切板の支持面部を細かな波形をなすソフトカット面に
形成してなる構成としたものである。
[作用] すなわち、本考案は、上記の構成とすることによっ
て、段ボール外装箱内に設けた中トレイ内に段ボール組
仕切板を介して組仕切りされた各収納空間部に各々の機
器部品を被覆材料で被包し、機器部品の本体部から突出
する軸部を浮上支持状態で収納してなるために、機器部
品の軸部が隣接する他の機器部品の軸部と接触したり、
あるいは、仕切板に接触したりすることがなく、これに
よって、従前のような搬送中における振動や衝撃などに
よる機器部品の軸部の精度の狂いが防止される。
しかも、各々の機器部品が浮上状態で支持される組仕
切板の支持面部を細かな波形をなすソフトカット面に形
成してなるために、機器部品がソフトに支持され、これ
によって、機器部品の傷付きや被覆材料の破れが確実に
防止される。
また、機器部品を気化性の防錆素材からなる被覆材料
で被包してなるために、機器部品の包装内が防錆雰囲気
に維持される。
[実施例] 以下、本発明を図示の一実施例を参照しながら詳細に
説明する。
第1図から第3図は、本発明に係る段ボール梱包構造
を示し、図中(1)は例えばコンプレッサの組立用機器
部品である易錆性を有するポンプユニット(100)が多
数集合梱包された梱包体である。
この梱包体(1)は、例えばフォークリフト車などに
よる積降し作業を簡便にした架台となるパレット(2)
と、このパレット(2)上に複数段(図示の実施例では
3段)に段積み載置した段ボール中トレイ(3)(4)
(5)と、これらの中トレイ(3)(4)(5)全体を
包装する段ボール外装箱(6)とからなり、前記最下段
の中トレイ(3)は、パレット(2)上に一体的に固定
されている そして、上記各々の中トレイ(3)(4)(5)内に
は、アルミシート(7)が敷設されていて、このアルミ
シート(7)と他のアルミシート(8)との合わせ部を
ガムテープ等で貼り合わせることにより、後述する各中
トレイ内に組仕切板を介して載置収納される各々のポン
プユニット(100)全体を外部から湿気が入りにくくな
るように包装してなるものである。
すなわち、上記した最上段の中トレイ(5)を除く下
段及び中段の中トレイ(3)(4)内は、第1の上段組
仕切板(10)と、下段組仕切板(20)とで上下2段に組
仕切りされ、第1の上段組仕切板(10)は、第4図に示
すように、第1の平板状の横仕切板(11)・・・と、こ
の横仕切板(11)・・・に直交して組付けられかつその
交互の立上り対向壁面(15a)(15b)の背丈が異なる第
1のU字状縦仕切板(15)・・・とからなり、前記横仕
切板(11)の下辺部(11a)には、長短二様のスリット
(12)(13)が所定の間隔を存して交互に切設されてい
るとともに、その上辺部(11b)には、後述する中押え
板(30)の棒状押え部材(32)が差し込み嵌合されるテ
ーパ状の切欠部(14)・・・が形成されている。
一方、前記縦仕切板(15)における背丈の高い立上り
壁面(15a)と背丈の低い立上り壁面(15b)には、前記
横仕切板(11)の下辺部(11a)に交互に切設した長ス
リット(12)(13)が差し込み可能に対応するスリット
(16)・・・及び(17)・・・がそれぞれ所定の間隔を
存して切設されている。
すなわち、前記縦仕切板(15)の背丈の高い立上り壁
面(15a)に切設したスリット(16)間には、後述する
ポンプユニット(100)の本体部を形成するシリンダブ
ロック(101)の両側に一体に突出する突起(103)(10
4)の一方が嵌合支持されるテーパ状の切欠支持部(1
8)が形成されているとともに、これら縦仕切板(15)
に前記横仕切板(11)を上方から差し込んで組付けるこ
とにより、前記ポンプユニット(100)が正立状態で浮
上支持可能な収納空間部を組仕切りしているものであ
る。
また、前記下段組仕切板(20)は、第5図に示すよう
に、第2の平板状の横仕切板(21)・・・と、この横仕
切板(21)・・・に直交して組付けられかつその互の立
上り対向壁面(25a)(25b)の背丈が異なる第2のU字
状縦仕切板(25)・・・とからなっている。
さらに、前記横仕切板(21)の下辺部(21a)には、
長短二様のスリット(22)(23)が所定の間隔を存して
交互に切設されている一方、前記縦仕切板(25)の背丈
の高い立上り壁面(25a)と背丈の低い立上り壁面(25
b)には、前記横仕切板(21)の下辺部(21a)に交互に
切設した長スリット(22)(23)が差し込み可能に対応
するスリット(26)・・・及び(27)・・・がそれぞれ
所定の間隔を存して切設されている。
前記縦仕切板(25)の背丈の高い立上り壁面(25a)
に切設したスリット(26)間には、後述するポンプユニ
ット(100)の本体部を形成するシリンダブロック(10
1)の両側に一体に突出する突起(103)(104)の一方
が嵌合支持されるテーパ状の切欠支持部(28)が形成さ
れているとともに、これら縦仕切板(25)に前記横仕切
板(21)を上方から差し込んで組付けることにより、前
記ポンプユニット(100)が倒立状態で浮上支持可能な
収納空間部を組仕切りしているものである。
すなわち、上記した最上段の中トレイ(5)を除く下
段及び中段の中トレイ(3)(4)内を上下2段に組仕
切りする第1の上段組仕切板(10)と下段組仕切板(2
0)とは、第6図に示すように、それぞれ高低二様に形
成して互に横方向に半ピッチずらせて積載し、これら上
下2段に複数組仕切りされた上下各収納空間部に、第7
図に示すように、上下に対応位置する互のポンプユニッ
ト(100)が正倒立交互に重合させて浮上支持状態で載
置収納されるようになっているものである。
ところで、上記した梱包品としての機器部品であるコ
ンプレッサのポンプユニット(100)は、第8図に示す
ように、例えば本体部を形成するシリンダブロック(10
1)と、このシリンダブロック(101)の中心部に挿通さ
せた回転軸部(102)と、前記シリンダブロック(101)
の両側に一体に突出させてなる突起(103)(104)とで
形成され、かつ、前記回転軸部(102)の先端(102a)
をシリンダブロック(101)の上面に僅かに臨ませ、そ
の下端(102b)をシリンダブロック(101)の下面から
長く突出させてなる本体部が大径で独楽型状の特異な形
状をなしているもので,このようなポンプユニット(10
0)は、通常、易錆性を有することから、その全周が被
覆材料としての防錆材料(200)で被包されている。
この防錆材料(200)は、気化性防錆フイルム(201)
を内側に用い、かつその外側に内側の気化性防錆フイル
ム(201)の破れを防止する通常のポリエチレンなどの
保護フィルム(202)を用いて2重に包装してなるとと
もに、その内部にシリカゲルなどの吸湿剤(70)を入れ
て、包装内の湿気、あるいは、フィルムを通して浸入す
る水分を吸収し、これによって、ポンプユニット(10
0)の錆付きを防止するようになっている。
なお、前記した気化性防錆フイルム(201)とは、例
えばポリエチレンフィルムに気化性防錆剤を含浸させる
ことにより、包装内が防錆雰囲気を維持するようになっ
ているもので、この吸湿剤(70)は、第1図及び第7図
に示すように、前記中トレイ(3)(4)内の組仕切板
(10)(20)により組仕切りされた上下各収納空間部に
も入れられるようになっている。
これによって、前記中トレイ(3)(4)内に組仕切
板(10)(20)を介して上下2段に段積み収納されたポ
ンプユニット(100)全体を包装するアルミシート
(7)(8)と相俟って包装内の除湿化を図り、防錆効
果を助長させるようになっている。
また、前記した中トレイ(3)(4)内を組仕切る組
仕切板(10)(20)は、第9図に示すように、前記ポン
プユニット(100)の突起(103)が嵌合支持される縦仕
切板(15)または(25)に形成したテーパ状の切欠支持
部(18)または(28)の切断面(18a)または(28a)が
細かな波形をなすソフトカット面に形成されていて、こ
れによって、ポンプユニット(100)を被包する防錆材
料(200)であるフィルム(201)(202)の破れが防止
されるように保護している。
そして、図中(30)は前記下段及び中段の中トレイ
(3)(4)内に組仕切りされた上段組仕切板(10)の
上部に組み込まれる中押え板で、この中押え板(30)
は、第10図及び第11図に示すように、段ボール基板(3
1)の裏面に発泡ポリウレタン樹脂等のクッション性を
有する発泡合成樹脂からなる棒状押え部材(32)・・・
を所定の間隔で並列配置して接着形成してなるものであ
る。
これら棒状押え部材(32)・・・は、前記上段組仕切
板(10)の横仕切板(11)に切欠き形成した切欠部(1
4)・・・に嵌合され、それらの下面が前記上段組仕切
板(10)に正立状態で浮上支持されたポンプユニット
(100)の本体部であるシリンダブロック(101)を、第
12図に示すように、その中心から外れさせて上方から押
えるようになっているものである。
一方、最上段の中トレイ(5)内は、前記した下段組
仕切板(20)と共に第2の上段組仕切板(40)が組み込
まれて上下2段に組仕切りされ、この第2の上段組仕切
板(40)は、第13図及び第14図に示すように、第3の平
板状の横仕切板(41)・・・と、この横仕切板(41)・
・・に直交して組付けられかつその互の立上り対向壁面
(45a)(45b)の背丈が異なる第3のU字状の縦仕切板
(45)・・・とからなり、前記横仕切板(41)の上辺部
には、広狭二様のスリット(42)(43)が所定の間隔を
存して交互に切設されているとともに、これらのスリッ
ト(42)(43)の切設相当部には、後述する上押え板
(50)の棒状押え部材(52)が差し込み嵌合される凹部
(44)・・・が形成されている。
一方、前記縦仕切板(45)の背丈の高い立上り壁面(45
a)と、背丈の低い立上り壁面(45b)間には、その底面
(45c)に連続してスリット(46)がU字状に切設され
ていて、これらのスリット(46)には、前記横仕切板
(41)の上辺部(41a)に切設したスリット(42)(4
3)間の上辺部(41a)が差し込み可能に対応するように
なっている。
また、前記縦仕切板(45)の立上り壁面(45a)に
は、前記ポンプユニット(100)のシリンダブロック(1
01)の突起(103)が嵌合支持される切断面を微細な波
形にしたテーパ状の切欠支持部(47)が形成され、か
つ、その底面部(45c)には、前記ポンプユニット(10
0)の正立状態における回転軸部(102)の下端(102b)
が遊嵌状態で差し込み可能な透孔(48)が穿設され、こ
れら縦仕切板(45)に前記横仕切板(41)を下方から差
し込んで組付けることにより、前記ポンプユニット(10
0)が正立状態で浮上支持可能な収納空間部を組仕切り
しているものである。
さらに、図中(49)は組付け後の縦仕切板(45)の背
丈の高い内壁面(45a)側に添設される補強仕切板で、
その下辺部には、前記横仕切板(41)の広幅スリット
(42)に上方から差し込み可能にしたスリット(49a)
が切設され、この補強仕切板(49)の組付けと、前記縦
仕切板(45)への横仕切板(41)の下方からの差し込み
組付けにより、全体強度を高めるとともに、外部荷重が
各々のポンプユニット(100)に加わらないようになっ
ている。
すなわち、上記した最上段の中トレイ(5)内を上下
2段に組仕切りする第2の上段組仕切板(40)は、第1
の上段組仕切板(10)と同様に下段組仕切板(20)とそ
れぞれ高低二様に形成して互に横方向に半ピッチずらせ
て積載し、これら上下2段に複数組仕切りされた上下各
収納空間部に、上下に対応位置する互のポンプユニット
(100)が正倒立交互に重合させて浮上支持状態で載置
収納されるようになっているものである。
さらに、図中(50)は前記最上段の中トレイ(5)内
に組仕切りされた上段組仕切板(40)の上部に組み込ま
れる上押え板で、この上押え板(50)は、第15図及び第
16図に示すように、段ボール基板(51)の上面中央部に
段ボール補強板(52)を接着し、かつその裏面に段ボー
ルで折り込み形成してなる一対の棒状押え部材(53)
(54)を互いに等幅で等間隔をなすように並列配置して
接着するとともに、これらの棒状押え部材(53)(54)
の下面には、ウレタンフォームからなるクッシヨン材
(55)が接着されている。
これら棒状押え部材(53)(54)は、前記上段組仕切
板(40)の横仕切板(41)に形成した凹部(44)・・・
に嵌合されるようになっていて、それらの下面のクッシ
ョン材(55)が前記上段組仕切板(40)に正立状態で浮
上支持されたポンプユニット(100)の本体部であるシ
リンダブロック(101)を、第17図に示すように、その
中心から外れさせて上方から押えるようになっているも
のである。
なお、図中(56)は前記上押え板(50)を形成する段
ボール基板(51)を部分的に切り起こしてなるスペーサ
片で、前記棒状押え部材(53)(54)の間隔維持を図る
ようになっている。
また、図中(60)は前記上押え板(50)の上部に配置
される天板、(80)は前記外装箱(6)を結束するバン
ドである。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案は、段ボール
外装箱内に設けた中トレイ内に段ボール組仕切板を介し
て組仕切りされた各収納空間部に、易錆性の機器部品を
それぞれ載置収納し、この組仕切板にて支持された前記
各々の機器部品の上部に、前記各々の機器部品の本体部
を上方から押える押え板を組み込んでなる段ボール梱包
構造において、前記各々の機器部品を被覆材料で被包し
て、前記機器部品の本体部から突出する軸部を浮上支持
状態で収納するとともに、前記組仕切板の支持面部を細
かな波形をなすソフトカット面に形成してなる構成とし
たことから、機器部品の軸部が隣接する他の機器部品の
軸部と接触したり、あるいは、仕切板に接触したりする
ことがなく、これによって、従前のような搬送中におけ
る振動や衝撃などによる機器部品の軸部の精度の狂いを
防止することができる。
しかも、各々の機器部品が浮上状態で支持される組仕
切板の支持面部を細かな波形をなすソフトカット面に形
成してなるために、機器部品をソフトに支持することが
でき、これによって、機器部品の傷付きや被覆材料の破
れを確実に防止することができ、機器部品の防錆効果を
高めることができる。
また、機器部品を気化性の防錆素材からなる被覆材料
で被包してなるために、機器部品の包装内を防錆雰囲気
に維持することができ、これによって、機器部品の防錆
効果を一段と助長させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る段ボール梱包構造の一実施例を示
す要部縦断面図、 第2図は同じく梱包状態を示す外観図、 第3図は同じく分解斜視図、 第4図は同じく最上段の中トレイを除く上段組仕切板の
組付状態を示す説明図、 第5図は同じく下段組仕切板の組付状態を示す説明図、 第6図は同じく上段組仕切板と下段組仕切板の積載状態
を示す説明図、 第7図は第3図A部及びB部における機器部品の正倒立
支持状態を示す説明図、 第8図は同じく機器部品及び防錆材料による被包状態を
示す説明図、 第9図は同じく機器部品の支持部分のソフトカット状態
を示す説明図、 第10図及び第11図は同じく中押え板の説明図、 第12図は同じく中押え板による上段組仕切板に収納され
た機器部品の支持状態を示す説明図、 第13図及び第14図は同じく最上段の中トレイ内の上段組
仕切板の組付状態を示す説明図、 第15図及び第16図は同じく上押え板の説明図、 第17図は同じく上押え板による最上段の上段組仕切板に
収納された機器部品の支持状態を示す説明図である。 [符号の説明] (1)……梱包体、(3)(4)(5)……中トレイ、
(6)……外装箱、(10)……組仕切板、(15)……縦
仕切板、(18)……切欠支持部、(18a)……切断面
(ソフトカット面)、(20)……組仕切板、(25)……
縦仕切板、(28)……切欠支持部、(28a)……切断面
(ソフトカット面)、(40)……組仕切板、(47)……
切欠支持部、(30)(50)……押え板、(100)……機
器部品(ポンプユニット)、(101)……本体部(シリ
ンダムブロック)、(102)……軸部(回転軸部)、(1
03)(104)……支持部(突起)、(200)……被覆材料
(気化性の防錆フィルム)。
フロントページの続き (72)考案者 岡崎 大介 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 榎本 節夫 埼玉県入間市大字狭山ケ原11―7 本州ア ツギ段ボール株式会社内 (72)考案者 米倉 秀一 埼玉県入間市大字狭山ケ原11―7 本州ア ツギ段ボール株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−11316(JP,U) 実開 昭63−34082(JP,U) 実開 昭63−26594(JP,U) 実開 昭57−196670(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】段ボール外装箱内に設けた中トレイ内に上
    段組仕切板と下段組仕切板とからなる段ボール組仕切板
    を介して組仕切りされた各収納空間部に、本体部の中心
    部に軸部が上下に突出する独楽型状の易錆性の機器部品
    をそれぞれ正倒立交互に重合させて載置収納し、この組
    仕切板にて支持された前記各々の機器部品の本体部の上
    部に、前記各々の機器部品の本体部を上方から押える押
    え板を組み込んでなる段ボール梱包構造であって、前記
    各々の機器部品を気化性の防錆材料で被包し、かつ前記
    機器部品の本体部を上段組仕切板と下段組仕切板及び押
    え板とで支持して、前記機器部品の本体部から突出する
    軸部を浮上支持状態で収納するとともに、前記機器部品
    の本体部を支持する組仕切板の支持面部を細かな波形を
    なすソフトカット面に形成したことを特徴とする段ボー
    ル梱包構造。
JP1988150860U 1988-11-18 1988-11-18 段ボール梱包構造 Expired - Lifetime JPH084454Y2 (ja)

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JPH0420737Y2 (ja) * 1986-07-07 1992-05-12
JPS6326594U (ja) * 1986-08-01 1988-02-22

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