JP3105721U - 荷崩れ防止冶具 - Google Patents

荷崩れ防止冶具 Download PDF

Info

Publication number
JP3105721U
JP3105721U JP2004003219U JP2004003219U JP3105721U JP 3105721 U JP3105721 U JP 3105721U JP 2004003219 U JP2004003219 U JP 2004003219U JP 2004003219 U JP2004003219 U JP 2004003219U JP 3105721 U JP3105721 U JP 3105721U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle
right angles
side wall
along
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004003219U
Other languages
English (en)
Inventor
豊 勝浦
貴博 加藤
宏和 石井
邦彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sapporo Breweries Ltd
Toppan Inc
Original Assignee
Sapporo Breweries Ltd
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sapporo Breweries Ltd, Toppan Inc filed Critical Sapporo Breweries Ltd
Priority to JP2004003219U priority Critical patent/JP3105721U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3105721U publication Critical patent/JP3105721U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pallets (AREA)

Abstract

【課題】包装箱を多数積層して安定した状態で梱包するために使用する荷崩れ防止冶具を提供する。
【解決手段】長手方向中央線11cに沿って互いに直角に折り曲げ可能な連続する2側面部11a,11bを形成する側壁部11と、各側面部の端縁から延び、前記端縁に沿って各側面部に対して直角に折り曲げ可能な2つの底面部12a,12bを有する。前記2つの側面部を前記中央線に沿って互いに直角に折り曲げ、前記2つの底面部を前記端縁に沿って各側面部に対して直角に折り曲げることにより底面付きアングルとされた荷崩れ防止冶具用のアングル10が形成される。各側面部には側壁部11を延長するための延長用アングルを接続するための面ファスナーを有している。このアングル10を、包装箱を積層した積層体の4隅に配置し、側面部にバンドで巻き付けて梱包する。
【選択図】図1

Description

本考案は荷崩れ防止冶具に係り、特に、複数の直方体形状の包装箱体を積層して輸送する場合に荷崩れを好適に防止することのできる荷崩れ防止冶具に関する。
例えば、工場等で大量に生産される製品は、通常、所定のサイズの包装箱に収容され、その包装箱を、更に大型のダンボール箱に収容して出荷され、その状態で卸売り店や量販店に搬送されることがある。図6は、従来、通常行われていた、製品の搬送方法を示す図で、缶入り飲料のような単位製品(図示せず)、例えば12缶を収容した包装箱1を、例えば、20個大型のダンボール箱2に収容し、これを数個パレット上に積み上げてフォークリフトのような搬送車で操作して、搬送用トラックなどに積載して搬送する。
ところで、このような大型のダンボール箱を利用する場合は、包装箱1のダンボール箱2内への収納作業が比較的容易であり、所定の個数の包装箱1を整列した状態で密に配置でき、荷崩れの心配もない状態で収納、梱包できるという利点がある。しかしながら、一方において、このダンボール箱の利用は、搬送後、包装箱1をダンボール箱2内より取り出す場合の作業性が悪く、また、ダンボール箱の折りたたみ、搬送、保管などの後処理の作業に手間がかかるといった問題がある。
また、包装箱をそのままパレット上に積上げ、積荷の4角をL型のアングルで押え、積荷全体をシートで包む方法が検討されているが、車での搬送時に、特に上下方向の振動により前記アングルが上方に移動してしまい、積荷の下部が前記アングルによる押えから外れてしまい、荷崩れを発生する危険性があった。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので、作業性に優れ、低コストで且つ荷崩れが生じにくい状態で複数の包装箱をまとめて搬送することを可能とする荷崩れ防止冶具を提供することを課題とする。
本考案の上記課題は、本考案の以下の手段により解決される。
本考案の1つの態様は、長手方向中央線に沿って互いに直角に折り曲げ可能な連続する2側面部を形成する側壁部と、
各側面部の端縁から延び、前記端縁に沿って各側面部に対して直角に折り曲げ可能な2つの底面部と、
前記各側面部の外面に固着された結合部を有し、
前記2つの側面部を前記中央線に沿って互いに直角に折り曲げ、前記2つの底面部を前記端縁に沿って各側面部に対して直角に折り曲げることにより底面付きアングルを形成可能としたアングルと、
中央線に沿って互いに直角に折り曲げ可能な2つの側面部と、該側面部の少なくとも一方の端部の内側に前記アングルに設けた結合部と結合するための結合部を有する側壁延長用アングルと、
からなる荷崩れ防止用冶具である。
本考案の他の態様は、長手方向中央線に沿って互いに直角に折り曲げ可能な連続する2側面部を形成する側壁部と、
各側面部の端縁から延び、前記端縁に沿って各側面部に対して直角に折り曲げ可能な2つの底面部と、
前記各側面部の外面に固着された結合部を有し、
前記2つの側面部を前記中央線に沿って互いに直角に折り曲げ、前記2つの底面部を前記端縁に沿って各側面部に対して直角に折り曲げることにより底面付きアングルを形成可能とした荷崩れ防止冶具用アングルである。
本考案の他の態様は、上記の荷崩れ防止冶具用アングルの側壁部を延長するための側壁延長用アングルであって、中央線に沿って互いに直角に折り曲げ可能な2つの側面部と、該側面部の少なくとも一方の端部の内側に前記アングルに設けた結合部と結合するための結合部を有する荷崩れ防止冶具用側壁延長用アングルである。
本考案のアングルと側壁延長部材により形成される荷崩れ防止用冶具を包装箱の積層体の隅部に配置し、これにバンドを巻き付けることにより包装箱を安定した積層した状態で梱包することが可能となる。また、積上げ作業において、パレット上に所定量積上げたところで先ずアングルを積層体の隅部に配置し、更に包装箱を積上げ、積上げ終了時に側壁延長部材を連結するように使用することにより、アングル及び側壁延長部材が包装箱積上げ作業を阻害することが無い。また、梱包状態にある積層体をパレットごとフォークリフトや運搬車等の搬送手段により荷崩れも生じることなく安定して搬送することが可能となる。梱包された包装箱の取り出し作業は、積層体の周囲に巻回されたバンド41を取り外すだけで容易に行うことができ、従来のように、大型ダンボールからの取出し作業に比べ迅速な作業が可能となる。また、梱包のために要する材料の使用量も大幅に低減でき、省資源化にも資することができるとともに、コストを大幅に下げることができる。
以下、図面を参照して、本考案の実施の形態を説明する。
図1は、本考案の実施例に係る荷崩れ防止冶具用アングル(以下、「アングル」という。)10を示し、(a)は組み立て前の状態のアングル10を、(b)は、組み立てた状態のアングル10を示す。
アングル10は全体として略長方形の厚紙からなり、長方形の側壁部11と底面を形成する底面部12とから成る。側壁部12はその長手方向の中央線に沿って形成された折り曲げ部11cにより2つの側壁部11a,11bに区画される。各側壁部11a,11bの一方の端辺11d,11eから夫々長手方向に正方形の底面部12a,12bが連続して延びている。そして、前記端辺11d,11eは折り曲げ部とされ、各底面部12a,12bが、夫々、前記端辺11d,11eに沿って側壁部11a,11bの方向へ折り曲げ可能とされている。
アングル10の各側壁部11a,11bの外側に位置する面の所定位置に面ファスナー13a,13bが夫々固着されている。この面ファスナー13a,13bは後述する側壁延長用アングルを固定するためのもので、アングル10を使用する場合に、アングル10の高さを高くする必要がある場合に使用される。
図1(b)は、図1(a)の組み立て前の状態のアングル10を組み立てた状態を示す。すなわち、図1(a)の状態のものを、側壁部11(11a,11b)を中央線11cに沿って折り、また、底面部12a,12bを、夫々、端辺11d,11eに沿って折り曲げたもので、荷崩れ防止冶具用の底面付きアングルが形成される。
図2は、図1のアングル10と併せて使用する側壁延長用アングル20を示す。側壁延長用アングル20は、アングル10と同様に厚紙からなり、底面付きアングルの側壁部を延長するための部材であって、中央線21cに沿って互いに直角に折り曲げ可能な2つの側面部21a,21bにより形成される。また、側壁部が折り曲げられたときに内側に位置する面の一方の端部の近傍に面ファスナー23a,23bが固着されている。この面ファスナー23a,23bを夫々、図1のアングルの面ファスナー13a,13bに当節させて固定することにより、アングル10の側壁部11の長さを実質的に長くすることができる。
次に、本考案のアングル10及び側壁延長用アングル20を使用して複数の包装箱を梱包する方法について説明する。
図3は飲料缶を内蔵する多数の包装箱1がパレット30上に複数列、複数段に積層された積層体100を示す。図示のように、包装箱1の積層体100の隅部は図1に示した冶具10が配置されている。配置される最下部の包装箱1の隅部がアングル10の底面部12上に位置するように置かれ、これによりアングル10が起立した状態で固定される。
本実施例のアングル10は積層される包装箱1の3個分の高さより若干高い高さのものが使用されている。なお、他の3箇所の隅部にもアングル10が同様に配置される。したがって、この状態においては、各隅部に位置する下段の3〜4個のみがアングル10により位置決めされていることになる。本例では、パレット30上に更に高い高さまで積層して搬送することを予定している。そこで、図4に示すように、アングル10の側壁部11の長さを延長するように、図2の側壁延長用アングル20が使用される。図2に示される側壁延長用アングル20の面ファスナー23a,23bを、夫々、冶具10の面ファスナー13a,13bに当接、押圧して固定することにより、アングル10の側壁部11の長さを実質的に長くしている。なお、本実施例のように側壁延長用アングル20を着脱可能に構成しておくことにより、アングル10の長さよりも高く荷積みを行なう時、側壁延長用アングル20を取付けずに荷積みを行ない、荷積みを終えた時点で側壁延長用アングル20を取付けるようにすれば、側壁延長用アングル20が荷積み作業の邪魔をすることが無いという利点を有する。
図5は、4隅に配置されたアングル10に固定した側壁延長用アングル20の高さまで、包装箱1を積層して積層体100を形成し、これを更に、搬送可能に梱包した状態を示している。図示のように、包装箱1は略側壁延長用アングル20の上端近くまでパレット30上に積層されている。このパレット上に積層された包装箱が搬送される過程で荷崩れを生じないようにするため、バンド41を4隅のアングル10及び側壁延長用アングル20と包装箱1の積層体100の周囲に巻き付けている。このバンド41はポリエステルとグラスファイバーを混ぜたキャンパス布を使用している。巻き付けたバンド41の端部は接着テープ41aにより止着している。
バンド41を積層体100の周囲に巻き付ける際、積層体の側面にサイドパネル42をあてがって中央部に位置する包装箱1のずれに対する補強を行っている。このサイドパネルの配置は、積層体100の全ての側面に配置する必要はなく、長辺側の側面に配置するだけでもよい。
このように、積層体100の4隅に本考案の冶具10を配置し、バンドを巻き付けることによりキャンパス30上に包装箱1を積層した状態で梱包することが可能となる。このパレット30上の梱包された積層体100は、パレットごとフォークリフトや運搬車等の搬送手段により荷崩れも生じることなく安定して搬送することが可能となる。
卸店や量販店においての包装箱の取り出し作業は、積層体の周囲に巻回されたバンド41を取り外すだけで容易に行うことができ、従来のように、大型ダンボールからの取出し作業に比べ迅速な作業が可能となる。また、梱包のために要する材料の使用量も大幅に低減でき、省資源化にも資することができるとともに、コストを大幅に下げることができる。
なお、図1に示したアングル10は、側壁延長用アングル20を固定するための面ファスナー13を備えているが、この面ファスナーは必ず必要というものでなく、冶具の側壁部の長さを予定される積層体の高さに適合する長さとしておくことでもよい。
なお、上述の実施例では、本考案の荷崩れ防止用冶具を構成するアングル及び側壁延長アングルは厚紙で形成するものを示したが、厚紙によらず、合成樹脂、金属、木材、これらの組み合わせとすることもできる。
本考案の実施例に係る荷崩れ防止冶具用アングルを示し、(a)は組み立て前、(b)は組み立て後の状態を示す。 側壁延長用アングルの構成を示す図である。 荷崩れ防止冶具の使用例を示す図である。 側壁延長用アングルの使用方法を示す図である。 本考案の荷崩れ防止冶具を使用して包装箱の積層体を梱包した状態を示す図である。 従来の包装箱の梱包例を示す図である。
符号の説明
1 包装箱
2 ダンボール箱
10 荷崩れ防止冶具用アングル
11 側壁部
12 底面部
13 面ファスナー
20 側壁延長用アングル
21 側壁部
23 面ファスナー
30 パレット
41 バンド
41a 接着テープ
42 サイドパネル

Claims (6)

  1. 長手方向中央線に沿って互いに直角に折り曲げ可能な連続する2側面部を形成する側壁部と、
    各側面部の端縁から延び、前記端縁に沿って各側面部に対して直角に折り曲げ可能な2つの底面部と、
    前記各側面部の外面に固着された結合部を有し、
    前記2つの側面部を前記中央線に沿って互いに直角に折り曲げ、前記2つの底面部を前記端縁に沿って各側面部に対して直角に折り曲げることにより底面付きアングルを形成可能としたアングルと、
    中央線に沿って互いに直角に折り曲げ可能な2つの側面部と、該側面部の少なくとも一方の端部の内側に前記アングルに設けた結合部と結合するための結合部を有する側壁延長用アングルと、
    からなる荷崩れ防止用冶具。
  2. 長手方向中央線に沿って互いに直角に折り曲げ可能な連続する2側面部を形成する側壁部と、
    各側面部の端縁から延び、前記端縁に沿って各側面部に対して直角に折り曲げ可能な2つの底面部と、
    前記各側面部の外面に固着された結合部を有し、
    前記2つの側面部を前記中央線に沿って互いに直角に折り曲げ、前記2つの底面部を前記端縁に沿って各側面部に対して直角に折り曲げることにより底面付きアングルを形成可能とした荷崩れ防止冶具用アングル。
  3. 請求項2に記載された荷崩れ防止冶具用アングルの側壁部を延長するための側壁延長用アングルであって、中央線に沿って互いに直角に折り曲げ可能な2つの側面部と、該側面部の少なくとも一方の端部の内側に前記アングルに設けた結合部と結合するための結合部を有する荷崩れ防止冶具用側壁延長用アングル。
  4. 前記結合部が面ファスナーであることを特徴とする請求項1に記載の荷崩れ防止用冶具。
  5. 前記結合部が面ファスナーであることを特徴とする請求項2に記載の荷崩れ防止冶具用アングル。
  6. 前記結合部が面ファスナーであることを特徴とする請求項3に記載の荷崩れ防止冶具用側壁延長用アングル。
JP2004003219U 2004-06-04 2004-06-04 荷崩れ防止冶具 Expired - Lifetime JP3105721U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004003219U JP3105721U (ja) 2004-06-04 2004-06-04 荷崩れ防止冶具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004003219U JP3105721U (ja) 2004-06-04 2004-06-04 荷崩れ防止冶具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3105721U true JP3105721U (ja) 2004-11-25

Family

ID=43259073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004003219U Expired - Lifetime JP3105721U (ja) 2004-06-04 2004-06-04 荷崩れ防止冶具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3105721U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7849663B2 (en) Corrugated shipping container system
JP4814222B2 (ja) プラットホーム
US3073500A (en) Container
CN101253098A (zh) 具有自锁角片折叠底折片的八角形散装箱
US9682795B1 (en) Box container and display
US11866226B2 (en) Pallet and container kit
WO2011114391A1 (ja) 梱包ユニットとその積載方法及び積載構造
US8469258B2 (en) Reinforced cross-laminated bulk container
CN110902087A (zh) 一种在瓦楞纸板上使用纸作为加固筋的包装箱
US5267663A (en) Collapsible shipping container
CA2795773C (en) Reinforced cross-laminated bulk container
US3069059A (en) Container and support therefor
US2718996A (en) Container and closure therefor
US11130611B2 (en) Self-contained continuous carton system with self erecting stacking shoulders
US20200047942A1 (en) Container with multipiece body
JP3105721U (ja) 荷崩れ防止冶具
KR100976392B1 (ko) 포장 박스 및 그의 제조방법
JP2009292485A (ja) 荷役用パレット
JP2019123535A (ja) 梱包箱と梱包方法
JPH0320284Y2 (ja)
JPS6119045Y2 (ja)
JP2005239168A (ja) 梱包容器
US20110086750A1 (en) Corrugated shipping container system with overlaping side panels having a width at least slightly less than the width of four side wall panels
TW202136143A (zh) 包裝容器、包裝方法及金屬箔之運送方法
JP2015217942A (ja) 箱容器

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070915

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 6