JPH04173183A - コンパクトディスク対応またはコンパクトディスク―rom対応の追記型光ディスク - Google Patents

コンパクトディスク対応またはコンパクトディスク―rom対応の追記型光ディスク

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JPH04173183A
JPH04173183A JP2298328A JP29832890A JPH04173183A JP H04173183 A JPH04173183 A JP H04173183A JP 2298328 A JP2298328 A JP 2298328A JP 29832890 A JP29832890 A JP 29832890A JP H04173183 A JPH04173183 A JP H04173183A
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recording
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JP2298328A
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Shuji Miyazaki
修次 宮崎
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、レーザー光による情報の記録、再生を行う光
ディスクに関する。
さらに詳しくはコンパクトディスク(CD)あるいはコ
ンパクトディスク−ROM (CD−ROM)対応の追
記型光ディスクに関する。
(従来の技術) 集光レーザー光による情報記録媒体の中で、オーディオ
等の音楽再生用としてCD、コンピータ用ROMとして
CD−ROMが広(普及している。
このようなCDおよびCD−ROMは、通常ポリカーボ
ネート等の透明基板表面にCD)オーマット信号を有す
るピット列を射出成形時に形成し、その上からアルミニ
ウムまたは金等を蒸着あるい= 3− はスパッタリングにより反射膜として設け、さらに保護
層をコートして作成する。
このようにして作成した光ディスクの基板の裏面から再
生レーザー光(780nm半導体レーザー光)を照射し
て、ピットの凹凸による反射率の変化から各信号を読取
り、情報を再生するものである。
しかし、このようなCDSCD−ROMは再生専用であ
り情報の記録ができないため、追記型光ディスクあるい
は書換え可能な光磁気ディスク等のような編集機能がな
いという不都合さがあった。
一方、編集機能を有する追記型光ディスクあるいは光磁
気ディスクとしては、Te等カルコケナイト系化合物、
希土類金属化合物もしくはシアニン、ナフタロシアニン
等の有機色素等を記録膜としたものが実用化されている
しかしながら、これらの光ディスクは、基板面からの反
射率が30〜4006であり、現在のCDの規格である
基板面の反射率か7006以上には到達しておらず、現
状のままCDあるいはCD−R〜 4− OMの再生装置により信号の再生を行うことはてきない
という問題点がある。
このような問題点を解決するために、シアニン等の記録
膜の上に金等の反射膜を設けて、基板面反射率で709
6以上を確保して780nmでCDフォーマットあるい
はCD−ROMフォーマット信号を記録し、CDまたは
CD−ROMの再生装置で情報を読み出す光ディスクお
よび方法が提案されている。
このような光ディスにおいては、現状記録膜に使用され
ている有機色素はシアニン系色素であった。
しかしながら、一般にシアニン系色素は、光安定性がわ
るいため、CDまたはCD−ROMのようにカートリッ
ジにも挿填もされず、な単板構成で直接太陽光にさらさ
れるような条件下では、記録の信頼性に問題が生ずる可
能性がある。
また、シアニン色素に代えて、化学的、物理的安定性の
優れたフタロンアニン色素を記録膜に使用した場合には
、記録膜の光安定性はシアニン色素よりも向上するが、
逆に熱的にも安定なため、ヒートモードでの記録に対し
て熱的な変化が起こりにくく、入力信号に対応したきれ
いな再生信号が得にくいという欠点も持っている。
このように、安定性に優れ、さらに記録特性も良好なC
DまたはCD−ROM対応の追記型光ディスクは提供さ
れてないのが現状である。
(発明が解決しようとする課題) 従来の追記機能、編集機能を有するCDあるいはCD−
ROMの持つ欠点を解決し、安定性に優れ、さらに記録
特性で、化学的、物理的安定性の優れた色素を記録膜と
して用いる場合に生じやすい記録膜特性の低下を防ぎ、
良好な再生信号が得られる良好なCDあるいはCD−R
OM対応の追記型光ディスク。
〔発明の構成〕
(課題を解決する手段) 第一の発明は、透明基板/記録膜/反射膜からなり、コ
ンパクトディスクフォーマットあるいはコンパクトディ
スク−ROMフォーマント(K号の記録を行う追記型光
ディスクにおいて、記録膜かレーザー光を吸収する1種
以上の色素と、1種以上の一般式[1]で示されるジシ
アノ化合物および/または一般式[2コて示されるイン
ドレニン化合物を含有することを特徴とするコンパクト
ディスク対応またはコンパクトディスク−ROM対応の
追記型光ディスク。
一般式[1] %式%[2] [式中、環へはベンゼン環、ナフタレン環、ピリジン環
、ピラジン環、またはキノサリン環を表す。
置換基Xは、置換基を有していてもよいアルキル基、置
換基を有していてもよいアリール基、置換基を有してい
てもよい複素環残基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、スルホン酸基、−OR’、−3R”、−COOR”
、 R’         R’ −N−R5、−3O2N−R7、−303R8、−N=
NR”、または−N=CHR”を表す。
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、Ra 、
 R9、RIQ、 R1−1R12、R”、R11、R
15、およびR16は、互に同一であっても異なってい
てもよく、水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を
有していてもよいアシル基、置換基を有していてもよい
シクロアルキル基、またはポリエーテル基を表し、また
は、RsとR7とで、R10とR”とで、あるいはR”
とR”とて、4〜7員環を形成していてもよく、これら
の4〜7員環は、さらに窒素原子なとのへテロ原子を含
む複素環てあってもよい。
nは、それぞれ独立に0〜6の整数であり、置換基Xの
個数を表す。コ 第二の発明は、透明基板/記録膜/反射膜からなり、コ
ンパクトディスクフォーマットあるいはコンパクトディ
スク−ROMフォーマット信号の記録を行う追記型光デ
ィスクにおいて、記録膜がレーザー光を吸収する1種以
上の色素と、1種以上の一般式[1]で示されるジシア
ノ化合物および/または一般式[2コて示されるインド
レニン化合物と金属化合物を含有することを特徴とする
コンパクトディスク対応またはコンパクトディスク−R
OM対応の追記型光ディスク。
このように、記録膜層がレーザー光を吸収する色素成分
とジシアノ化合物および/またはインドレニン化合物が
十分均一に含有されていると、色素成分にレーザー光が
吸収されるに共って、発生する熱エネルギーによりジシ
アノ化合物および/またはインドレニン化合物か縮合し
、近赤外領域に吸収を有するフタロシアニン化合物が生
成する。
この反応にともなう化学的、物理的変化により記録感度
が向上すると共に生成したフタロシアニン化合物は、半
導体レーサーの発振波長領域に吸収を持つため、記録部
分と未記録部分との反射率の差、すなわち記録信号の変
調度が増大し、良好な再生信号が得られるようになる。
このようなジシアノ化合物、あるいはインドレニン化合
物のフタロンアニン化合物への縮合反応は、金属塩の存
在により促進されるため、ジシアノ化合物および/ある
いはインドレニン化合物と金属化合物を同時に添加した
方が、記録感度は向上できる。
本発明の具体的な構成について、以下の詳細に説明する
本発明の記録膜層に用いられるレーサー光を吸収する色
素としては、770〜810nmの波長範囲に大きな吸
収を持つ色素、具体的にはシアニン色素、クロコニック
色素、スクアリリウム色素、ビリリウム色素、テトラヒ
ドロコリン色素、ナフトコリン色素、ナフトキノン色素
、アントラキノン色素、ジチオール金属錯体等の使用も
可能である。
これらの中で、化学的、物理的に安定であり、近赤外領
域に光学感度を有しているという面からフタロシアニン
色素、ナフタロシアニン色素または含窒素フタロシアニ
ン同構体、含窒素ナツタロンアニン同構体の中から選ば
れた色素により構成されたものが最適である。
フタロシアニン色素、ナフタロシアニン色素または含窒
素フタロシアニン同構体、含窒素ナフタロシアニン同構
体には、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有
してもよいアリール基、置換基を有してもよい芳香族複
素環残基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基
を有してもよいアルキルチオ基、置換基を有してもよい
アリーロキシ基、置換基を有しても′よいアリールチオ
基、置換基を有してもよいアミノ基、置換基を有しても
よいアゾ基、置換基を有してもよいスルホン酸アミド基
、置換基を有してもよいカルボン酸アミll− ド基等の有機置換基が導入されていてもよい。
また中心元素としては、フタロシアニンとキレートを形
成する水素および各種の金属があげられる。
具体的にはH,Na5Li、Cu、Fe、Co、Ni、
Zn、Mn、Pb、S i、Ge、Sn、Mg、A1、
Ga、In、Ti=:01V=O等である。
また、AI、Ga、In、St、GeまたはSnなとの
場合には、軸方向置換基として置換基を有してもよいシ
ロキシ基(例えば、トリメチルシロキシ基、トリエトキ
シシロキシ基、ジメチルtert−ブチルシロキシ基等
)、置換基を有してもよいゲルモキシ基(例えばトリメ
チルシロキシ基、トリエトキシシロキシ基等)、置換基
を有してもよいホスフィノキシ基(例えば、ジメチルホ
スフィノキシ基、ジフェニルホスフィノキシ基等)、置
換基を有してもよいフオスフィニルオキン基(例えば、
ジフェニルフォスフイニルオキシ基)、置換基を有して
もよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリーロキ
シ基等の有機置換基を導入することができる。
本発明に用いられるジシアノ化合物は、一般にフタロシ
アニン系化合物の原料となるものでよい。
また、インドレニン化合物は、場合によっては硝酸塩あ
るいは金属塩として使用することもできる。
本発明に用いられるジシアノ化合物および/またはイン
ドレニン化合物の添加量については、特に制限はないが
、半導体レーザー光を吸収する色素に対してlO〜15
0重量96が好ましい。
また、ジンアノ化合物および/またはインドレニン化合
物と共に用いる金属塩としては、Cu、Fe、Co、N
i、Zn、Mn、Pb、S i、、Ge、Sn、Mg、
AI、Ga、In、Ti、V、等の無機塩、有機金属錯
塩で、好ましくは、有機金属錯塩である。
有機金属錯塩としては、上記金属のアセチルアセトン錯
塩、サリチルアミン錯塩、サリチルアルデヒド錯塩、エ
チレンジアミン四酢酸塩、グリシンキレート、グリシン
アミドキレート、を挙げることができる。
用いる量は、金属塩をジシアノ化合物および/またはイ
ンドレニン化合物に対してモル比で0.25〜0.5の
割合で添加するのが最適である。
このような記録膜の成膜方法としてウェットプロセス、
例えばスピンコード法、デイツプ法あるいはロールコー
ト法)法によって可能である。
記録膜材料(色素およびポリマーもしくはオリゴマー)
が汎用の有機溶剤、例えばアルコール系、ケトン系、セ
ロソルブ系、ハロゲン化炭化水素系、フロン系、溶剤等
に可溶な場合は、生産性等からスピンコード法によって
成膜する方法が望ましい。
アルコール系溶剤としては、メチルアルコール、エチル
アルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、n−ブチルアルコール等、ケトン系溶剤としては
、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、ンクロヘキサノン等、セルソルブ系溶剤としては
、エチルセルソルブ等、ハロゲン化炭化水素系溶剤とし
ては、クロロホルム、ジクロロエタン等、フロン系溶剤
としては、テトラフロロプロパツール、等が適応される
また、このように塗布により記録膜を成膜する場合には
、必要に応じて高分子バインダーを混合に成膜性を向上
させる方法もある。
高分子バインダーとしてはアクリル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビ
ニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂等が挙げられるが、これ
に限られるものではない。
高分子バインダーの混合比としては、特に制限はないが
、色素に対して10重量%以下が好ましい。
また、本発明の記録膜の厚さには、特に制限はなく、最
適な膜厚も化合物系によって異なるが500〜3000
人が好ましく、さらに1000〜2500人が最適膜厚
範囲である。
反射膜素材としては、金、銀、銅、白金、アルミニウム
、コバルト、スズ等の金属、MgO1ZnO1SnO等
の金属酸化物、S iN4、AIN、TiN等の窒化物
等が挙げられるが、絶対反射率が高く安定性に優れてい
る点から金が最適である。
また、場合によっては有機系の高反射膜を使用すること
もできる。
このような反射膜の成膜方法としては、ドライプロセス
例えば真空蒸着法、スパッタリング法か最も好ましいが
これに限られるものではない。
さらに、反射膜の上に化学的劣化(例えば酸化、吸水等
)および物理的劣化(例えば傷、けずれ等)を防ぐ目的
で膜を保護するためのオーバーコート層を設けてもよい
オーバーコート材としては、紫外線(UV)硬化型樹脂
による方法が、一般的であるがこれに限られるものでは
ない。
ディスク形態は、記録後CDあるいはCD−ROMとし
て機能する必要があるため、CDあるいはCD−ROM
の規格(レッドブック)およびR−CDの規格(オレン
ジブック)に準拠していることが好ましい。
また、本発明に用いられるディスク基板としては信号の
書込や読み出しを行うための光の透過率が好ましくは8
5%以上であり、かつ光学異方性の小さいもんが望まし
い。
例えば、ガラス、またはアクリル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニ
ル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポ
リオレフィン系樹脂(ポリ−4−メチルペンテン等)、
ポリエーテルスルホン樹脂などの熱可塑性樹脂やエポキ
シ樹脂、アリル樹脂等の熱硬化性樹脂からなる基板が挙
げられる。これらの中で、成形のしやすさ、案内溝等の
信号の付与のしやすさなとから熱可塑性樹脂からなるも
のが好ましく、さらに光学特性や機械特性およびコスト
からみてアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂からなる
ものが特に好ましい。
また、案内溝なとの付与は熱可塑性樹脂を成形(射出成
形、圧縮成形)する際にスタンパ−なとを用いて付与す
るか、またはフォトポリマー樹脂を用いるいわゆる2P
法による方法が好ましい。
以下に、実施例により本発明を具体的に説明するが、本
発明は以下の実施例に限られるものてはない。
[実施例]コ 深さ800人、ピッチ1.6μmのらせん状案内溝を有
する厚さ]、2mm、外径120mm、内径15mmの
ポリカーボネート樹脂基板上に、化合物(a)および化
合物(b)で示されるフタロシアニン化合物と化合物(
C)で示されるジシアノ化合物とアルミニウムアセチル
アセトナート(AIacac)を化合物(a):化合物
(b):化合物(c):Alacac−=IO: 1 
: 5 : lの比率で混合したものを、エトキシエタ
ノールに50mg/mlの濃度で溶解し、0.2μmの
メンブランフィルタ−によりろ過をおこなった塗液を、
スピンコーターを用いて膜厚1800人に成膜した。
次に、このようにして得た塗布膜の上に金を膜厚800
人で真空蒸着により成膜した。
さらに、この上にUV硬化型樹脂により保護層を設けて
光ディスクを作成した。
この光ディスクを用い、波長780nmの半導体レーザ
ーを使用して、線速]、3m/secで6゜0mWの記
録パワーで、EFM−CDフォーマット信号を記録した
ところ記録が可能であった。
記録されたピット列は、長さ0.9〜3.3μm、間隔
0.9〜3.3であった。
次に、この信号をCDプレーヤーにより、線速1.3m
/sec、再生レーザーパワー0.5mWで、再生を行
ったところ得られた信号は良好であり、市販のCDプレ
ーヤーに十分かかるレベルであった。
[実施例2] 深さ800人、ピッチ1.6μmのらせん状案内溝を有
する厚さ1.2mm、外径120mm、内径15mmの
ポリオレフィン樹脂基板上に化合物(d)および化合物
(e)で示されるフタロシアニン化合物と化合物(f)
で示されるジシアノ化合物とマンガンアセチルアセトナ
−) (Mn(III)acac)を、化合物(d):
化合物(e):化合物(f)+Mn(III)acac
=20 : 1 : 10:2の比率で混合したものを
I、  2−ジクロル= 19− エタンに40mg/mlの濃度で溶解し0.2μmのメ
ンブランフィルタ−によりろ過をおこなった塗液をスピ
ンコーターを用いて膜厚2200人に成膜した。
次に、このようにして得た塗布膜の上に金を膜厚800
人で真空蒸着により成膜した。
さらに、この上にUV硬化型樹脂により保護層を設けて
光ディスクを作成した。
この光ディスクを用い、波長780nmの半導体レーザ
ーを使用して、線速1.3m/secで5゜5mWの記
録パワーでEFM−CDフォーマット信号を記録したと
ころ記録が可能であった。
記録されたピット列は、長さ0.9〜3.3μm、間隔
0.9〜3.3μmであった。
次に、この信号をCDプレーヤーにより、線速1.3m
m/sec、再生レーザーパワー0.5mWで再生を行
ったところ得られた信号は、良好であり、市販のCDプ
レーヤーに十分かかるレベルであった。
[実施例3] 深さ800人、ピッチ1.6μmのらせん状案内溝を有
する厚さ1.2mm、外径120mm、内径15mmの
ポリオレフィン樹脂基板上に化合物(g)および化合物
(h)で示されるフタロシアニン化合物と化合物(i)
で示されるインドレニン化合物とジルコニウムアセチル
アセトナート(Zracac)を、化合物(g):化合
物(h):化合物(i):Zracac=10:1 :
5:2の比率で融合したものを、イソプロピルアルコー
ルに40mg/mlの濃度で溶解し0.2μmのメンブ
ランフィルタ−によりろ過をおこなった塗液をスピンコ
ーターを用いて膜厚2000人に成膜した。
次に、このようにして得た塗布膜の上に金を膜厚800
人で真空蒸着により成膜した。
さらに、この上にUV硬化型樹脂により保護層を設けて
光ディスクを作成した。
この光ディスクを用い、波長780nmの半導体レーザ
ーを使用して、線速1.3m/secで5゜5mWの記
録パワーでEFM−CDフォーマット信号を記録したと
ころ記録が可能であった。
記録されたピット列は、長さ0.9〜3.3μm、間隔
0.9〜3.3μmであった。
次に、この信号をCDプレーヤーにより、線速1.3m
m/s e c、再生レーザーパワー0.5 m Wで
再生を行ったところ得られた信号は、良好であり、市販
のCDプレーヤーに十分、かかるレベルであった。
[実施例4] 深さ800人、ピッチ1.6μmのらせん状案内溝を有
する厚さ1.2mm、外径120mm、内径15mmの
ポリオレフィン樹脂基板上に化合物(j)および化合物
(k)で示されるフタロシアニン化合物と化合物(1)
で示されるインドレニン化合物を、化合物(j):化合
物(k):化合物(1)=10:I:10の比率で混合
したものを、イソプロピルアルコールに40mg/ml
の濃度で溶解し0,2μmのメンブランフィルタ−によ
りろ過をおこなった塗液をスピンコーターを用いて膜厚
2000人に成膜した。
次に、このようにして得た塗布膜の上に金を膜厚800
人で真空蒸着により成膜した。
さらに、この上にUV硬化型樹脂により保護層を設けて
光ディスクを作成した。
この光ディスクを用い、波長780nmの半導体レーザ
ーを使用して、線速1.3m/secて5゜5mWの記
録パワーてE F M T=c Dフォーマット信号を
語録したところ記録が可能であった。
記録されたビット列は、長さ0.9〜3.3μm、間隔
0.9〜3.3μmであった。
次に、この信号をCDプレーヤーにより、線速1.3m
m/sec、再生レーザーパワー0.5mWで再生を行
ったところ得られた信号は、良好であり、市販のCDプ
レーヤーに十分かかるレベルであった。(以下、余白) 化合物(c) 化合物(f) 化合物(1) uNI (発明の効果) 本発明の構成により光ディスクを作成することにより、
追記機能、編集機能を有するCDあるいはCD−ROM
対応の追記型光ディスクを提供することができる。
さらに記録膜に色素とジシアノ化合物および/またはイ
ンドレニン化合物を用いることにより、記録感度の高い
良好な特性をCDまたはCD−ROM対応の追記型光デ
ィスクが得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、透明基板/記録膜/反射膜からなり、コンパクトデ
    ィスクフォーマットあるいはコンパクトディスク−RO
    Mフォーマット信号の記録を行う追記型光ディスクにお
    いて、記録膜がレーザー光を吸収する1種以上の色素と
    、1種以上の一般式[1]で示されるジシアノ化合物お
    よび/または一般式[2]で示されるインドレニン化合
    物を含有することを特徴とするコンパクトディスク対応
    またはコンパクトディスク−ROM対応の追記型光ディ
    スク。 一般式[1] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[2] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、環Aはベンゼン環、ナフタレン環、ピリジン環
    、ピラジン環、またはキノサリン環を表す。 置換基Xは、置換基を有していてもよいアルキル基、置
    換基を有していてもよいアリール基、置換基を有してい
    てもよい複素環残基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
    基、スルホン酸基、−OR^1、−SR^2、−COO
    R^3、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、−SO_3R^8、 −SO_2R^9、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼、−NHCOR^1
    ^1、 −N=NR^1^5、または−N=CHR^1^6を表
    す。R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、R^6
    、R^7、R^8、R^9、R^1^0、R^1^1、
    R^1^2、R^1^3、R^1^4、R^1^5、お
    よびR^1^6は、互に同一であっても異なっていても
    よく、水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基
    、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有し
    ていてもよいアシル基、置換基を有していてもよいシク
    ロアルキル基、またはポリエーテル基を表し、または、
    R^6とR^7とで、R^1^0とR^1^1とで、あ
    るいはR^1^2とR^1^3とで、4〜7員環を形成
    していてもよく、これらの4〜7員環は、さらに窒素原
    子などのヘテロ原子を含む複素環であってもよい。 nは、それぞれ独立に0〜6の整数であり、置換基Xの
    個数を表す。] 2、透明基板/記録膜/反射膜からなり、コンパクトデ
    ィスクフォーマットあるいはコンパクトディスク−RO
    Mフォーマット信号の記録を行う追記型光ディスクにお
    いて、記録膜がレーザー光を吸収する1種以上の色素と
    、1種以上の一般式[1]で示されるジシアノ化合物お
    よび/または一般式[2]で示されるインドレニン化合
    物と金属化合物を含有することを特徴とするコンパクト
    ディスク対応またはコンパクトディスク−ROM対応の
    追記型光ディスク。
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