JPH04173003A - フロントマウント型の乗用芝刈機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、走行機体の前部に、強制駆動装置によって上
下動される昇降リンクを介してモーアを装着してあるフ
ロントマウント型の乗用芝刈機に関する。

〔従来の技術〕

フロントマウント型の乗用芝刈機においては、傾斜角度
の大きい斜面を登るとき、モーアが斜面に突っ掛からな
いようにモーアをできるたけ大きく上昇させて走行する
こととなるか、モーアを上げたまま、下り斜面で急ブレ
ーキをかけた場合、モーアの慣性力か大きい為、機体か
前のめりになることかある。その為、従来ては、降板走
行のとき、前記モーアを下降させて走行するようにして
いた。

〔発明か解決しようとする課題〕

しかし、ゴルフ場のように、起伏の多い作業地等を走行
する場合には、頻繁にモーアを上下動操作しなればなら
ないために操作か煩わしく、往々にしてモーア昇降を怠
りがちであった。

本発明は、下り斜面でのモーア下降操作の忘れや起伏の
多い作業地でのモーア昇降操作の繁雑さを解消すること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成する為の本発明の特徴構成は、前記走行
機体の前傾姿勢を検出して前記昇降リンクの強制駆動装
置を下降側に作動させる手段を設けた点にあり、その作
用、効果は次の通りである。

〔作　用〕

モー了を上昇させての走行時、下り斜面に至って機体か
ある一定以上の前傾姿勢になると、モー了か自動的に下
降される。

〔発明の効果〕

上記構成の結果、下り斜面でのモー了の下降操作の忘れ
かなく、急ブレーキを踏んだ場合の機体の前のめりか抑
制されて安全性か向上する。

又、起伏の多い作業地での走行時には、モー了の上昇側
への操作のみ行なえばよく、操向性も向上する。特に、
機体が水平になれば、モー了か自動的に元の上昇位置に
戻されるよう構成した場合には、登板、降板にかかわら
ず、路上走行時のモー了の上下動操作を行う必要かなく
、操作の煩雑さか解消され、操作性か一層向上する。

〔実施例〕

第３図に示す如く、エンジン（Ｅ）からベルト伝動装置
（１）を介して走行ミッションケース（Ｍ）内のトラン
スミッションに伝動して左右一対の前輪（２）、　（２
）を駆動し、ハンドル（Ｈ）操作に伴って左右一対の後
輪（３）、　（３）をステアリング操作可能に構成して
走行機体（Ａ）を構成し、その走行機体（Ａ）の前部に
昇降リンク（４）を介してモー了（ＭＡ）を装着してフ
ロントマウント型の乗用芝刈機を構成してある。

前記昇降リンク（４）は、強制駆動装置としての電動シ
リンダ（５）によって上下動されるリフトアーム（６）
に、リフトロッド（７）を介して連結され、高さ位置調
節可能に構成されている。

そして、リフトロッド（７）の上端に設けた長孔（７ａ
）を介してモー了（ＭＡ）が地面に追従できるようにな
っている。

前記電動シリンダ（５）は、伸縮筒に内装してある螺軸
を、直流電動モータによって正逆転駆動することにより
伸縮されるようになっている。

前記走行機体（Ａ）には、エンジンキースイッチのＯＮ
・ＯＦＦを検出する検出スイッチ（ＳＷ、）、走行ブレ
ーキのＯＮ・ＯＦＦを検出する検出スイッチ（ＳＷ２）
、機体の前傾姿勢を検出する傾斜角検出センサ（Ｓｌ）
を設けてあり、これら各センサ（ＳＷ、）、　（ＳＷ２
）、　（Ｓ、）と、リフトアーム角を設定するリフトア
ーム角設定装置（１４）並びにリフトアーム角を検出す
るリフト角検出装置としてのポテンショメータ（Ｐ、）
かマイクロコンピュータ利用の制御装置（１５）を介し
て前記電動シリンダ（５）に連係され、機体停車時のエ
ンジン切り操作、又は、平坦地での走行ブレーキ操作に
伴って前記モー了（ＭＡ）を、最下位置に下降操作、並
びに、前記傾斜角検出センサ（Ｓ、）による機体−定以
上の傾斜角検出結果に基いて、前記モー了（ＭＡ）を傾
斜角に応じた高さ位置に上昇可能に構成されている。そ
して、前記機体が一定傾斜角以内の水平姿勢に戻れば、
リフト角設定装置によって設定された元の高さ位置に戻
るようになっている。

又、前記走行機体（Ａ）には、モー了の駆動・駆動停止
を検出する検出スイッチ（ＳＷ３）とエンジン回転速度
を検出する速度検出センサ（ｓ２）を設けてあり、これ
ら各センサ（ＳＷ３）、　（Ｓ２）と、エンジン回転速
度設定装置（１６）か前記制御装置（１５）を介して前
記電動シリンダ（５）と連係されており、前記モー了（
ＭＡ）の過負荷に伴ってエンジンの回転速度か設定され
た回転速度よりも低下すると、そのエンジンの回転速度
の低下量に応した高さ位置、つまり、モー了の過負荷が
解消される位置にモー了を上昇すべく構成してある。

尚、昇降リンクを上下動させる駆動装置としては、電動
シリンダの他、複数型油圧シリンダであってもよい。

又、機体が水平になればモー了か元の高さ位置に自動的
に戻るものを例示したか、下降側のみ自動化をはかり、
上昇側は手動によって上昇させるようにしてもよい。

上記実施例においては、傾斜角センサ（Ｓ、）、制御装
置（１５）によって、走行機体の前傾姿勢を検出して昇
降リンク（４）の強制駆動装置としての電動シリンダ（
５）を下降側に作動させる手段に構成されている。

又、前記モーア（ＭＡ）は、手動・自動選択スイッチ（
図示せず）の切換え操作によって、前記リフト角設定装
置（１４）による手動の昇降、並びに、傾斜角検出セン
サ（Ｓ、）による自動の昇降か行われるようになってい
る。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すか、該記入により本発明は添付図面の構成
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るフロントマウント型の乗用芝刈機の
実施例を示し、第１図は割面系のブロック図、第２図は
フローチャート、第３図は乗用芝刈機の全体側面図、第
４図は割面系のブロック図、第５図はフローチャートで
ある。 （４）・・・・・・昇降リンク、（５）・・・・・・駆
動装置、（Ａ）・・・・・・走行機体、（ＭＡ）・・・
・・・モーア。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行機体（Ａ）の前部に、強制駆動装置（５）によって
   上下動される昇降リンク（４）を介してモーア（ＭＡ）
   を装着してあるフロントマウント型の乗用芝刈機におい
   て、前記走行機体（Ａ）の前傾姿勢を検出して前記昇降
   リンク（４）の強制駆動装置（５）を下降側に作動させ
   る手段を設けてあるフロントマウント型の乗用芝刈機。