JPH06237616A - 対地作業機 - Google Patents
対地作業機Info
- Publication number
- JPH06237616A JPH06237616A JP5025128A JP2512893A JPH06237616A JP H06237616 A JPH06237616 A JP H06237616A JP 5025128 A JP5025128 A JP 5025128A JP 2512893 A JP2512893 A JP 2512893A JP H06237616 A JPH06237616 A JP H06237616A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- switch
- raising
- ground working
- lifting
- Prior art date
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- Transplanting Machines (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業状況等に応じて、対地作業装置のスイッ
チ操作に基づく上昇レベルを変更できるようにする。 【構成】 走行機体1の後部にリフトシリンダ4により
駆動昇降自在に対地作業装置3を連結、この対地作業装
置3を所定位置まで強制上昇させる状態と接地下降させ
る状態とに切り換え自在な昇降操作スイッチを備え、昇
降操作スイッチによる前記対地作業装置3の上昇作動中
に、人為的な他のスイッチ操作に基づいて、対地作業装
置3の上昇作動を停止してその時点での高さを維持させ
るよう制御する。
チ操作に基づく上昇レベルを変更できるようにする。 【構成】 走行機体1の後部にリフトシリンダ4により
駆動昇降自在に対地作業装置3を連結、この対地作業装
置3を所定位置まで強制上昇させる状態と接地下降させ
る状態とに切り換え自在な昇降操作スイッチを備え、昇
降操作スイッチによる前記対地作業装置3の上昇作動中
に、人為的な他のスイッチ操作に基づいて、対地作業装
置3の上昇作動を停止してその時点での高さを維持させ
るよう制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体の後部に駆動
機構により駆動昇降自在に対地作業装置を連結するとと
もに、この対地作業装置を所定位置まで強制上昇させる
状態と接地下降させる状態とに切り換え自在な昇降操作
スイッチを備えてある対地作業機に関する。
機構により駆動昇降自在に対地作業装置を連結するとと
もに、この対地作業装置を所定位置まで強制上昇させる
状態と接地下降させる状態とに切り換え自在な昇降操作
スイッチを備えてある対地作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記対地作業機において、従来では、例
えば本出願人による特願平4−50157号において示
されるように、圃場での畦際旋回の際に前記昇降操作ス
イッチを操作すると、苗植付装置〔対地作業装置〕が最
大上昇位置まで強制上昇するとともに、再度、スイッチ
操作すると接地下降するよう構成されていた。
えば本出願人による特願平4−50157号において示
されるように、圃場での畦際旋回の際に前記昇降操作ス
イッチを操作すると、苗植付装置〔対地作業装置〕が最
大上昇位置まで強制上昇するとともに、再度、スイッチ
操作すると接地下降するよう構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような昇降操
作構造は、従来より行われていた昇降レバーの揺動操作
による昇降操作構造では、圃場における畦際旋回走行の
際に機体の走行速度の低速切り換え操作やハンドル回動
操作等とともに、昇降レバー操作も短時間内で行わねば
ならず、操縦者に対する作業負担が大である欠点がある
ので、畦際旋回時の作業装置の昇降操作を操作が行い易
いスイッチ操作で行えるようにしたものである。ところ
が、上記従来構造では、昇降操作スイッチの上昇側操作
に基づいて作業装置が常に最大上昇位置近くまで上昇す
る構成であり、作業装置が接地状態から最大上昇位置ま
で上昇する時間、及び再度接地下降するための時間等が
所定時間〔例えば数秒〕を要することから、圃場条件や
作業者の熟練度によっては、却って作業能率を低下させ
てしまうおそれがあり、未だ改善の余地があった。尚、
上記不具合を解決する方法として、前記昇降操作スイッ
チによる上昇操作における上昇位置を調節手段によって
任意のレベルに予め調節するよう構成することが考えら
れるが、このように構成した場合であっても上昇位置が
常に一定レベルになるから、例えば、畦の高さが途中か
ら変化しているような場合等に充分対応できず、その都
度、調節作業を必要とし、作業負担が掛かる弊害があ
る。本発明は上記不具合点を解消することを目的として
いる。
作構造は、従来より行われていた昇降レバーの揺動操作
による昇降操作構造では、圃場における畦際旋回走行の
際に機体の走行速度の低速切り換え操作やハンドル回動
操作等とともに、昇降レバー操作も短時間内で行わねば
ならず、操縦者に対する作業負担が大である欠点がある
ので、畦際旋回時の作業装置の昇降操作を操作が行い易
いスイッチ操作で行えるようにしたものである。ところ
が、上記従来構造では、昇降操作スイッチの上昇側操作
に基づいて作業装置が常に最大上昇位置近くまで上昇す
る構成であり、作業装置が接地状態から最大上昇位置ま
で上昇する時間、及び再度接地下降するための時間等が
所定時間〔例えば数秒〕を要することから、圃場条件や
作業者の熟練度によっては、却って作業能率を低下させ
てしまうおそれがあり、未だ改善の余地があった。尚、
上記不具合を解決する方法として、前記昇降操作スイッ
チによる上昇操作における上昇位置を調節手段によって
任意のレベルに予め調節するよう構成することが考えら
れるが、このように構成した場合であっても上昇位置が
常に一定レベルになるから、例えば、畦の高さが途中か
ら変化しているような場合等に充分対応できず、その都
度、調節作業を必要とし、作業負担が掛かる弊害があ
る。本発明は上記不具合点を解消することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した対地作業機において、前記昇降操作スイッ
チによる前記対地作業装置の上昇作動中に、人為操作に
基づいて、前記対地作業装置の上昇作動を停止してその
時点での高さを維持させる上昇作動停止手段を備えてあ
る点にある。
頭に記載した対地作業機において、前記昇降操作スイッ
チによる前記対地作業装置の上昇作動中に、人為操作に
基づいて、前記対地作業装置の上昇作動を停止してその
時点での高さを維持させる上昇作動停止手段を備えてあ
る点にある。
【0005】
【作用】例えば、圃場での作業走行中において、畦際旋
回する為に接地下降状態にある対地作業装置を上昇させ
る際、昇降操作スイッチを操作すると、対地作業装置が
上昇作動を開始する。そして、その上昇作動中に作業者
が目視判断により最も適切なレベルに至ると、上昇作動
停止手段の人為操作に基づいて、対地作業装置がその位
置で停止してその高さを維持するのである。その後、昇
降操作スイッチの操作等に基づいて対地作業装置を接地
下降させて作業走行を再開することができる。
回する為に接地下降状態にある対地作業装置を上昇させ
る際、昇降操作スイッチを操作すると、対地作業装置が
上昇作動を開始する。そして、その上昇作動中に作業者
が目視判断により最も適切なレベルに至ると、上昇作動
停止手段の人為操作に基づいて、対地作業装置がその位
置で停止してその高さを維持するのである。その後、昇
降操作スイッチの操作等に基づいて対地作業装置を接地
下降させて作業走行を再開することができる。
【0006】
【発明の効果】従って、スイッチ操作に基づく対地作業
装置の上昇レベルを最も適切な高さに設定することがで
きるとともに、この途中停止操作を行わないで予め定ま
る上昇位置〔例えば機械的上昇限界近く〕まで上昇させ
ることもでき、畦際旋回等における操縦操作負担を軽減
させることができるものでありながら、作業者の熟練度
や作業状況の違いに応じて、上昇位置変更の使い分け使
用が可能となり、実用上、便利な対地作業機を提供でき
るに至った。
装置の上昇レベルを最も適切な高さに設定することがで
きるとともに、この途中停止操作を行わないで予め定ま
る上昇位置〔例えば機械的上昇限界近く〕まで上昇させ
ることもでき、畦際旋回等における操縦操作負担を軽減
させることができるものでありながら、作業者の熟練度
や作業状況の違いに応じて、上昇位置変更の使い分け使
用が可能となり、実用上、便利な対地作業機を提供でき
るに至った。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図5
に対地作業機の一例である乗用型田植機を示している。
この田植機は、乗用型走行機体1に後部にリンク機構2
を介して苗植付装置3〔対地作業装置の一例〕をリフト
シリンダ4〔駆動機構の一例〕により駆動昇降自在並び
に前後軸芯周りでローリング自在に連結して、機体を走
行させながら泥面上に苗の植付けを行うよう構成してあ
る。走行機体1には前部にエンジン5を搭載するととも
に、このエンジン5の動力がベルト式無段変速装置6、
ミッションケース7を介して前後車輪8,9に伝えら
れ、且つ、電動モータ10により入り切り操作される植
付クラッチ11〔作業クラッチの一例〕を介して車速と
同期した出力が苗植付装置3に伝えられるよう伝動系を
構成してある。苗植付装置3は、左右横方向に一定スト
ロークで往復横移動する苗のせ台12、苗のせ台12の
下端部から一株づつ苗を取り出して圃場に植付ける植付
機構13、泥面上に接地追従しながら整地作用を行う複
数の接地フロート14、苗植付装置3の左右両側に備え
られ植付け作業に伴って未植付け領域に走行指標線を描
く出退自在な線引きマーカ15等を備えて成り、線引き
マーカ15は苗植付装置3の上昇操作に連動して自動格
納されるようワイヤ連係され、格納状態で自動的に図示
しないロック機構により保持されるよう構成し、図1に
示すように、ステアリングハンドル16の下側に揺動操
作自在に配備したマーカ操作レバー17の上下切り換え
操作に伴って2点切り換え式マーカスイッチ18が操作
され、電磁ソレノイドSLにより前記ロック機構のロッ
ク状態を選択的に解除し、苗植付装置3の下降に伴って
所望の側の線引きマーカ15が作用姿勢に切り換わるよ
うに構成してある。前記マーカスイッチ18は中立状態
に復帰付勢され、いずれかの方向への操作に基づいて対
応する電磁ソレノイドSLに一定時間通電してロック解
除操作するようにしてある。苗植付装置3の昇降操作
は、機体操縦部の運転座席19の横側に配備した前後揺
動操作式の人為昇降レバー20の操作に基づいて手動操
作できるよう構成してある。人為昇降レバー20の前後
操作量をポテンショメータ型レバーセンサ21により検
出し、その出力をマイクロコンピュータを備えた制御装
置22が設定レベル毎にゾーン判別して、各操作位置に
対応した作動状態になるようリフトシリンダ4に対する
電磁式油圧制御弁Vを切り換え制御するのである。つま
り、この昇降レバー20を「上昇位置」に操作すると苗
植付装置3を強制的に最大位置まで上昇させる。尚、こ
のとき、苗植付装置3が最大上昇位置まで上昇したこと
の検出は、後輪フェンダー23に取付けた上限スイッチ
SW2にリンク機構2が接当して検出するようにしてあ
る。「中立位置」に操作すると、苗植付装置3が現在レ
ベルを保持し、「下降位置」に操作すると苗植付装置3
が泥面上に接地するまで下降する。又、「植付位置」に
操作すると苗植付装置3を接地下降させるとともに、前
記電動モータ10を駆動して植付クラッチ11を入り操
作させ植付け作業状態に設定される。又、ステアリング
ハンドル16の下側には揺動レバー式の昇降操作スイッ
チSW1が備えられ、このスイッチSW1の操作に基づ
いて苗植付装置3を最大上昇位置まで強制上昇させる状
態と接地下降させる状態とに切り換え自在に構成してあ
る。そして、苗植付け深さ即ち、苗植付装置3の対泥面
高さが常に一定に維持されるようリフトシリンダ4を駆
動制御する自動昇降制御手段Aを備えてある。つまり、
後部横軸芯X周りで上下揺動自在に設けられる接地フロ
ート14のうち左右中央に位置する接地フロート14の
前部側の上方に、対地高さの変動に起因する上下揺動量
を検出するポテンショメータ型のフロートセンサ24を
備え、このフロートセンサ24の検出値がポテンショメ
ータ型感度調節器25による設定値と合致するよう制御
装置22によりリフトシリンダ4の電磁式油圧制御弁V
を切り換え制御するのである。尚、この自動昇降制御は
前記昇降レバー20が「植付位置」、「下降位置」ある
いは後述する「自動位置」に設定されたときにのみ作動
する。
に対地作業機の一例である乗用型田植機を示している。
この田植機は、乗用型走行機体1に後部にリンク機構2
を介して苗植付装置3〔対地作業装置の一例〕をリフト
シリンダ4〔駆動機構の一例〕により駆動昇降自在並び
に前後軸芯周りでローリング自在に連結して、機体を走
行させながら泥面上に苗の植付けを行うよう構成してあ
る。走行機体1には前部にエンジン5を搭載するととも
に、このエンジン5の動力がベルト式無段変速装置6、
ミッションケース7を介して前後車輪8,9に伝えら
れ、且つ、電動モータ10により入り切り操作される植
付クラッチ11〔作業クラッチの一例〕を介して車速と
同期した出力が苗植付装置3に伝えられるよう伝動系を
構成してある。苗植付装置3は、左右横方向に一定スト
ロークで往復横移動する苗のせ台12、苗のせ台12の
下端部から一株づつ苗を取り出して圃場に植付ける植付
機構13、泥面上に接地追従しながら整地作用を行う複
数の接地フロート14、苗植付装置3の左右両側に備え
られ植付け作業に伴って未植付け領域に走行指標線を描
く出退自在な線引きマーカ15等を備えて成り、線引き
マーカ15は苗植付装置3の上昇操作に連動して自動格
納されるようワイヤ連係され、格納状態で自動的に図示
しないロック機構により保持されるよう構成し、図1に
示すように、ステアリングハンドル16の下側に揺動操
作自在に配備したマーカ操作レバー17の上下切り換え
操作に伴って2点切り換え式マーカスイッチ18が操作
され、電磁ソレノイドSLにより前記ロック機構のロッ
ク状態を選択的に解除し、苗植付装置3の下降に伴って
所望の側の線引きマーカ15が作用姿勢に切り換わるよ
うに構成してある。前記マーカスイッチ18は中立状態
に復帰付勢され、いずれかの方向への操作に基づいて対
応する電磁ソレノイドSLに一定時間通電してロック解
除操作するようにしてある。苗植付装置3の昇降操作
は、機体操縦部の運転座席19の横側に配備した前後揺
動操作式の人為昇降レバー20の操作に基づいて手動操
作できるよう構成してある。人為昇降レバー20の前後
操作量をポテンショメータ型レバーセンサ21により検
出し、その出力をマイクロコンピュータを備えた制御装
置22が設定レベル毎にゾーン判別して、各操作位置に
対応した作動状態になるようリフトシリンダ4に対する
電磁式油圧制御弁Vを切り換え制御するのである。つま
り、この昇降レバー20を「上昇位置」に操作すると苗
植付装置3を強制的に最大位置まで上昇させる。尚、こ
のとき、苗植付装置3が最大上昇位置まで上昇したこと
の検出は、後輪フェンダー23に取付けた上限スイッチ
SW2にリンク機構2が接当して検出するようにしてあ
る。「中立位置」に操作すると、苗植付装置3が現在レ
ベルを保持し、「下降位置」に操作すると苗植付装置3
が泥面上に接地するまで下降する。又、「植付位置」に
操作すると苗植付装置3を接地下降させるとともに、前
記電動モータ10を駆動して植付クラッチ11を入り操
作させ植付け作業状態に設定される。又、ステアリング
ハンドル16の下側には揺動レバー式の昇降操作スイッ
チSW1が備えられ、このスイッチSW1の操作に基づ
いて苗植付装置3を最大上昇位置まで強制上昇させる状
態と接地下降させる状態とに切り換え自在に構成してあ
る。そして、苗植付け深さ即ち、苗植付装置3の対泥面
高さが常に一定に維持されるようリフトシリンダ4を駆
動制御する自動昇降制御手段Aを備えてある。つまり、
後部横軸芯X周りで上下揺動自在に設けられる接地フロ
ート14のうち左右中央に位置する接地フロート14の
前部側の上方に、対地高さの変動に起因する上下揺動量
を検出するポテンショメータ型のフロートセンサ24を
備え、このフロートセンサ24の検出値がポテンショメ
ータ型感度調節器25による設定値と合致するよう制御
装置22によりリフトシリンダ4の電磁式油圧制御弁V
を切り換え制御するのである。尚、この自動昇降制御は
前記昇降レバー20が「植付位置」、「下降位置」ある
いは後述する「自動位置」に設定されたときにのみ作動
する。
【0008】昇降レバー20を前記各操作位置とは異な
る別の「自動位置」に操作可能に構成するとともに、当
該「自動位置」に操作されたときにのみ、前記昇降操作
スイッチSW1による昇降操作を許容する構成としてい
る。詳述すると、図4に示すように、一連に連なる昇降
レバー20の上記各操作位置に対する操作経路のうち
「中立位置」から横外方に延出した経路を介して「自動
位置」にまで操作可能に構成され、この「自動位置」へ
の切り換えも同様にしてレバーセンサ21の検出値のゾ
ーン判別により制御装置22により判断されるようにし
てある。
る別の「自動位置」に操作可能に構成するとともに、当
該「自動位置」に操作されたときにのみ、前記昇降操作
スイッチSW1による昇降操作を許容する構成としてい
る。詳述すると、図4に示すように、一連に連なる昇降
レバー20の上記各操作位置に対する操作経路のうち
「中立位置」から横外方に延出した経路を介して「自動
位置」にまで操作可能に構成され、この「自動位置」へ
の切り換えも同様にしてレバーセンサ21の検出値のゾ
ーン判別により制御装置22により判断されるようにし
てある。
【0009】そして、昇降操作スイッチSW1による苗
植付装置3の上昇作動中に、人為操作に基づいて、苗植
付装置3の上昇作動を停止してその時点での高さを維持
させる上昇作動停止手段Bを備えてある。詳述すると、
昇降操作スイッチSW1の横側近傍に停止スイッチSW
3を備え、この停止スイッチSW3は押し操作に伴って
オン状態とオフ状態とが交互に現出するよう回路構成さ
れている。この停止スイッチSW3の操作状態が制御装
置22により判断され、前記上昇作動停止手段Bが制御
プログラム形式で備えられる制御装置22により次のよ
うな制御が実行される。
植付装置3の上昇作動中に、人為操作に基づいて、苗植
付装置3の上昇作動を停止してその時点での高さを維持
させる上昇作動停止手段Bを備えてある。詳述すると、
昇降操作スイッチSW1の横側近傍に停止スイッチSW
3を備え、この停止スイッチSW3は押し操作に伴って
オン状態とオフ状態とが交互に現出するよう回路構成さ
れている。この停止スイッチSW3の操作状態が制御装
置22により判断され、前記上昇作動停止手段Bが制御
プログラム形式で備えられる制御装置22により次のよ
うな制御が実行される。
【0010】図2、図3に示すように、制御が開始され
ると、レバーセンサ21の検出値をゾーン判別して「自
動位置」に操作されているか否かが判断され〔ステップ
1〕、設定されていれば昇降操作スイッチSW1の操作
に伴って、苗植付装置3が上限位置になければ上昇作動
させ、上限位置にあれば苗植付装置3を下降作動させる
〔ステップ2〜5〕。そして、下降作動が行われている
途中で停止スイッチSW3がオン操作されるとその位置
で停止させてその高さを維持し、停止スイッチSW3の
操作がなければフロートセンサ24の出力変化より接地
フロート14が接地したことが判断されるまで下降して
自動昇降制御モードに移行する〔ステップ6〜9〕。前
記停止モード中に再度、停止スイッチSW3が操作され
オフ状態になると、再度、下降作動が開始され、昇降操
作スイッチSW1が操作されると上昇作動を開始する
〔ステップ10〜13〕。前記ステップ5における上昇
作動中に停止スイッチSW3がオン操作されるとその位
置で停止させてその高さを維持し、停止スイッチSW3
の操作がなければ上限位置に達するまで上昇させて停止
させた後、昇降操作スイッチSW1の操作があるまで上
限位置で停止する〔ステップ14〜17〕。又、停止ス
イッチSW3による停止中に再度、停止スイッチSW3
が操作されると再度、上昇作動を開始する〔ステップ1
8、19〕。このように、昇降操作スイッチSW1によ
る昇降作動中に停止スイッチSW3を操作すると、その
時点で昇降を停止してそのレベルを維持し、再度、停止
スイッチSW3が操作されると停止以前の作動を再開
し、昇降操作スイッチSW1が操作されると停止スイッ
チSW3の動作状態をリセットして、停止以前の作動と
反対側の作動を開始するのである。尚、停止スイッチS
W3による停止モードに設定されているときは、操縦部
パネルに配備した表示ランプLを点灯させて操縦者に昇
降作動停止中であることを認識させるようにしてある。
前記ステップ5,14,15により上昇作動停止手段B
を構成する。
ると、レバーセンサ21の検出値をゾーン判別して「自
動位置」に操作されているか否かが判断され〔ステップ
1〕、設定されていれば昇降操作スイッチSW1の操作
に伴って、苗植付装置3が上限位置になければ上昇作動
させ、上限位置にあれば苗植付装置3を下降作動させる
〔ステップ2〜5〕。そして、下降作動が行われている
途中で停止スイッチSW3がオン操作されるとその位置
で停止させてその高さを維持し、停止スイッチSW3の
操作がなければフロートセンサ24の出力変化より接地
フロート14が接地したことが判断されるまで下降して
自動昇降制御モードに移行する〔ステップ6〜9〕。前
記停止モード中に再度、停止スイッチSW3が操作され
オフ状態になると、再度、下降作動が開始され、昇降操
作スイッチSW1が操作されると上昇作動を開始する
〔ステップ10〜13〕。前記ステップ5における上昇
作動中に停止スイッチSW3がオン操作されるとその位
置で停止させてその高さを維持し、停止スイッチSW3
の操作がなければ上限位置に達するまで上昇させて停止
させた後、昇降操作スイッチSW1の操作があるまで上
限位置で停止する〔ステップ14〜17〕。又、停止ス
イッチSW3による停止中に再度、停止スイッチSW3
が操作されると再度、上昇作動を開始する〔ステップ1
8、19〕。このように、昇降操作スイッチSW1によ
る昇降作動中に停止スイッチSW3を操作すると、その
時点で昇降を停止してそのレベルを維持し、再度、停止
スイッチSW3が操作されると停止以前の作動を再開
し、昇降操作スイッチSW1が操作されると停止スイッ
チSW3の動作状態をリセットして、停止以前の作動と
反対側の作動を開始するのである。尚、停止スイッチS
W3による停止モードに設定されているときは、操縦部
パネルに配備した表示ランプLを点灯させて操縦者に昇
降作動停止中であることを認識させるようにしてある。
前記ステップ5,14,15により上昇作動停止手段B
を構成する。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】制御ブロック図
【図2】制御フローチャート
【図3】制御フローチャート
【図4】昇降レバーの操作経路を示す図
【図5】田植機の側面図
1 走行機体 3 対地作業装置 4 駆動機構 B 上昇作動停止手段 SW1 昇降操作スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 走行機体(1)の後部に駆動機構(4)
により駆動昇降自在に対地作業装置(3)を連結すると
ともに、この対地作業装置(3)を所定位置まで強制上
昇させる状態と接地下降させる状態とに切り換え自在な
昇降操作スイッチ(SW1)を備えてある対地作業機で
あって、前記昇降操作スイッチ(SW1)による前記対
地作業装置(3)の上昇作動中に、人為操作に基づい
て、前記対地作業装置(3)の上昇作動を停止してその
時点での高さを維持させる上昇作動停止手段(B)を備
えてある対地作業機。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02512893A JP3332445B2 (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 対地作業機 |
TW082110421A TW248517B (en) | 1993-02-15 | 1993-12-09 | Ground work machine |
KR1019930031567A KR970001428B1 (ko) | 1993-02-15 | 1993-12-30 | 대지 작업기 |
JP2000033028A JP3335977B2 (ja) | 1993-02-15 | 2000-02-10 | 対地作業機 |
JP2000034771A JP3357022B2 (ja) | 1993-02-15 | 2000-02-14 | 乗用型田植機 |
JP2000034772A JP3786814B2 (ja) | 1993-02-15 | 2000-02-14 | 乗用型植付機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02512893A JP3332445B2 (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 対地作業機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000033028A Division JP3335977B2 (ja) | 1993-02-15 | 2000-02-10 | 対地作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06237616A true JPH06237616A (ja) | 1994-08-30 |
JP3332445B2 JP3332445B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=12157319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02512893A Expired - Fee Related JP3332445B2 (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 対地作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3332445B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005333825A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Yanmar Co Ltd | 田植機 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP02512893A patent/JP3332445B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005333825A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Yanmar Co Ltd | 田植機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP3332445B2 (ja) | 2002-10-07 |
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