JPH0417183Y2 - - Google Patents

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JPH0417183Y2
JPH0417183Y2 JP14141187U JP14141187U JPH0417183Y2 JP H0417183 Y2 JPH0417183 Y2 JP H0417183Y2 JP 14141187 U JP14141187 U JP 14141187U JP 14141187 U JP14141187 U JP 14141187U JP H0417183 Y2 JPH0417183 Y2 JP H0417183Y2
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lock
locking
rod
support plate
rack
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はパチンコ機の前枠とガラス窓枠を開閉
するパチンコ機用施錠装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種パチンコ機用施錠装置としては、
実公昭57−8867号公報に見られるように、断面を
L形とする縦長の基枠体の取付板部に錠を取付け
る一方該基枠体の支持板部の両端に前枠開閉用の
係止爪を枢着して該係止爪を錠の一方向への回動
操作でカム機構を介して摺動する連動杆をもつて
連繋するとともに該連動杆と支持板部間に前記錠
の逆方向への回動操作でカム機構を介して摺動さ
れるガラス窓枠用施錠片付の作動杆を介在させた
ものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このようなパチンコ機用施錠装置は
前枠やガラス窓枠の開閉にカムとピン等のカム機
構を用いているため、錠の回転運動を連動杆や作
動杆の直線運動に変換する際にピンやカムに無理
な力が加わつて操作が重くなり勝ちなうえに動き
が滑らかでなくカムやピンが摩擦しやすく、この
ため耐久性に問題があるうえ錠の脱着時にカムや
ピンが邪魔で交換作業や組付作業に手数がかかる
という問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記のような問題点のないパチンコ機
用施錠装置を目的として完成されたもので、断面
をL形とする縦長の基枠体の取付板部に錠を取付
ける一方該基枠体の支持板部の両端に前枠開閉用
の係止爪を枢着して該係止爪を錠の一方向への回
動操作で支持板部に沿つて摺動する連動杆をもつ
て連繋するとともに該連動杆と支持板部間に前記
錠の逆方向への回動操作で摺動されるガラス窓枠
施錠片操作用の作動杆を介在させたパチンコ機用
施錠装置において、前記連動杆が上方の係止爪を
枢着させる上側部材と下方の係止爪を枢着させる
下側部材と該下側部材を上側部材に連繋させる細
幅の連結部材とよりなるものとする一方、前記作
動杆が前記支持板部と上側部材との間に介在され
る作動片付の主部材に細幅の延長端部を続かせた
ものとして該延長端部を前記連動部材の外側に並
列させ、該延長端部と連結部材の対向縁には縦長
切欠を設けて一方の縦長切欠の上端と他方の縦長
切欠の下端に該延長端部と連結部材の表面に添装
されるラツクの裏面の上爪と下爪を係合させ、さ
らに、該ラツクには錠の正逆回動操作で回動する
ピニオンを噛合させたことを特長とするものであ
る。
(作用) このようなパチンコ機用施錠装置は、パチンコ
機の前枠に基枠体の取付板部をもつて取付けてお
き、ガラス窓枠を開ける際にはキーを錠に挿込ん
で一方向に回動させれば、錠の軸端に取付けられ
たピニオンが同方向に回転し、連動杆の中間の連
結部材と作動杆の延長端部の表面に添装されてピ
ニオンに噛合しているラツクは下降することとな
るが、このときラツクの下爪が作動杆の延長端部
に設けた縦長切欠の下端に当接されているためラ
ツクの下降により作動杆は下降し、これに付設さ
れているガラス窓枠施錠片操作用の係合片が施錠
片を押してガラス窓枠を開放することとなり、他
方、前枠を開ける際にはキーを錠に挿込んだうえ
前記とは逆方向に回動させれば、錠の軸端に取付
けられたピニオンも逆方向に回動し、ピニオンに
噛合しているラツクは上昇することとなるが、こ
のときラツクの上爪は連結部材の縦長切欠の上端
と当接しているため、連結部材に連結される連動
杆の上側部材と下側部材は共に上昇し、その上下
端と基枠体の支持板部の両端に枢着されている係
止爪は枢動して前枠を開放することとなる。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明すれば、1はパチンコ機の前枠に取付けられ
る断面L形をした縦長の基枠体であり、該基枠体
1の取付板部1aの中間部に設けた錠取付孔には
前枠およびガラス窓枠を開放操作する錠2が挿し
込まれてその基部に張設された縦長の取付部の上
下位置においてビス止めされている。なお、この
ビス間隔は後記するピニオン12の径より大きく
とつてある。3a,3bは基枠体1の支持板部1
bの上下端に枢着される前枠開閉用の係止爪であ
り、該係止爪3a,3bには後記する連結部材5
とともに連動杆4を構成する同形の上側部材4a
と下側部材4bの端部が枢着されている。5は上
側部材4aと下側部材4bとを連結して連動杆4
を構成する連結部材であり、該連結部材5は上側
部材4aや下側部材4bに比べ幅が約1/2と細
幅のもので、その中間部の外縁には縦長切欠6が
形成されている。7は上方の延長端部7bを前記
連結部材5に並列させて上側部材4aと支持板部
1b間に主部材7aを介在させたガラス窓枠施錠
用の作動杆であり、該作動杆7の上側部材4aの
上端にはガラス窓枠施錠片8と係合する作動片9
が設けられるとともに前記作動杆7の下方部には
前記縦長切欠6と対応する縦長切欠10が形成さ
れていて該縦長切欠10の略中央部に前記縦長切
欠6の下端が位置するように配置してある。11
は下面に上爪11aと下爪11bを突設したラツ
クであり、該ラツク11は延長端部7bと連結部
材5の表面を跨ぐように添装されていて上爪11
aは連結部材5に形成された縦長切欠6の上端と
係合し、下爪11bは作動杆7に形成された縦長
切欠10の下端と係合している。12は前記ラツ
ク11と噛合するピニオンであつて、該ピニオン
12は錠2の軸端に取付けられていて前記した取
付板部1aの中間部の錠取付孔に挿し込まれてビ
ス止めされている錠2のビスを外したうえ押し込
めば、錠2とともに抜き出されるようになつてい
る。そして、この錠2に挿込んだキーを正逆回動
することによりピニオン12は正逆回動してラツ
ク11を上下動させ、ラツク11の上下動により
上爪11aあるいは下爪11bがいずれかの縦長
切欠に係合し、第5図あるいは第6図に示すよう
に、作動杆7あるいは連動杆4を作動させて前枠
19あるいはガラス窓枠15を開放するものであ
る。13は作動杆7の外側に縦長に形成された切
欠であり、該切欠13は支持板部1bの中間の凹
段部1cに形成した突起1dと係合して作動杆7
の上下動を規制するものである。14はピニオン
12の側面に添着される円板であり、該円板14
のストツパ部14aは通常は作動杆7の切欠13
間に介在されていて外部から不正にガラス窓枠1
5を開こうとして作動杆7を強制的に下降させた
とき第7図に示すように、切欠13の上端がスト
ツパ部14aに当接して作動杆7の下降を防ぎ、
ガラス窓枠15の不正開放を防止するものであ
る。なお、図中16は作動杆7を上方に付勢する
ばね、17は連動杆4を下方に付勢するばね、1
8は連動杆4を長孔20にそつてガイドするピン
である。
このように構成されたものは、パチンコ機の前
枠に基枠体1のの取付板部1aをもつて取付けて
おき、ガラス窓枠15を開ける際にはキーを錠2
に挿込んで一方向に回動させれば、錠2の軸端に
取付けられたピニオン12が同方向に回転し、連
動杆4の中間の連結部材5と作動杆7の延長端部
7bの表面に添装されてピニオン12に噛合して
いるラツク11は下降することとなるが、このと
きラツク11の下爪11bが作動杆7の延長端部
7bに設けた縦長切欠10の下端に当接されてい
るためラツク11の下降により作動杆7は下降
し、これに付設されているガラス窓枠施錠片操作
用の作動片9が施錠片8を押してガラス窓枠15
を開放することとなる。他方、前枠19を開ける
際にはキーを錠2に挿込んだうえ前記とは逆方向
に回動させれば、錠2の軸端に取付けられたピニ
オン12も逆方向に回動し、ピニオン12に噛合
しているラツク11は上昇することとなるが、こ
のときラツク11の上爪11aは連結部材5の縦
長切欠6の上端と当接しているため、連結部材5
に連結される連動杆4の上側部材4aと下側部材
4bは共に上昇し、その上下端と基枠体1の支持
板部1bの両端に枢着さている係止爪3a,3a
は枢動して前枠19を開放する。
(考案の効果) 本考案は前記説明から明らかなように、錠の軸
端に取付けられたピニオンと該ピニオンに噛合す
るラツクの下面に上爪および下爪を突設し、該上
爪に係合する縦長切欠を中間の連動部材に形成し
た連動杆と、下爪に係合する縦長切欠を形成した
作動杆とを介して係止爪および作動片を作動する
ようにしたから、1個のピニオンとラツクで連動
杆および作動杆を別々に上下動することができ、
特に、錠の回転運動を連動杆や作動杆の直線運動
に変換する機構としてピニオンとラツクを用いた
ため、連動杆や作動杆に無理な力が加わることが
なくて操作が軽いうえに動きが滑らかとなり、ピ
ニオンやラツクに摩耗が少ないので長期耐用が可
能となる外にも、錠の固定を解けばピニオンはラ
ツクとの噛合方向に直交する方向に錠とともにス
ライドされるのでカム機構に比べて錠の交換作業
や組付作業も容易である等種々の利点を有するも
ので、従来のこの種パチンコ機用施錠装置の問題
点を解決したものとして実用的価値極めて大なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は同じく一部切欠背面図、第3図は同じく要部の
一部切欠斜視図、第4図は同じく要部の一部切欠
側面図、第5図はパチンコ機に取付けて使用した
状態を示す要部の一部切欠背面図、第6図は同じ
く態様を異にして示す要部の一部切欠背面図、第
7図は同じく態様を異にして示す要部の一部切欠
背面図である。 1……基枠体、1a……取付板部、1b……支
持板部、2……錠、3a,3b……係止爪、4…
…連動杆、4a……上側部材、4b……下側部
材、5……連結部材、6……縦長切欠、7……作
動杆、9……作動片、10……縦長切欠、11…
…ラツク、11a……上爪、11b……下爪、1
2……ピニオン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面をL形とする縦長の基枠体1の取付板部1
    aに錠2を取付ける一方該基枠体1の支持板部1
    bの両端に前枠開閉用の係止爪3a,3bを枢着
    して該係止爪3a,3bを錠2の一方向への回動
    操作で支持板部1bに沿つて摺動する連動杆4を
    もつて連繋するとともに該連動杆4と支持板部1
    b間に前記錠2の逆方向への回動操作で摺動され
    るガラス窓枠施錠片操作用の作動杆7を介在させ
    たパチンコ機用施錠装置において、前記連動杆4
    が上方の係止爪3aを枢着させる上側部材4aと
    下方の係止爪3bを枢着させる下側部材4bと該
    下側部材4bを上側部材4aに連繋させる細幅の
    連結部材5とよりなるものとする一方、前記作動
    杆7が前記支持板部1bと上側部材4aとの間に
    介在される作動片9付の主部材7aに細幅の延長
    端部7bを続かせたものとして該延長端部7bを
    前記連動部材5の外側に並列させ、該延長端部7
    bと連結部材5の対向縁には縦長切欠6,10を
    設けて一方の縦長切欠6の上端と他方の縦長切欠
    10の下端に該延長端部7bと連結部材5の表面
    に添装されるラツク11の裏面の上爪11aと下
    爪11bを係合させ、さらに、該ラツク11には
    錠2の正逆回転操作で回動するピニオン12を噛
    合させたことを特徴とするパチンコ機用施錠装
    置。
JP14141187U 1987-09-16 1987-09-16 Expired JPH0417183Y2 (ja)

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