JPH04166479A - 走行体の離脱方法 - Google Patents

走行体の離脱方法

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JPH04166479A
JPH04166479A JP2291105A JP29110590A JPH04166479A JP H04166479 A JPH04166479 A JP H04166479A JP 2291105 A JP2291105 A JP 2291105A JP 29110590 A JP29110590 A JP 29110590A JP H04166479 A JPH04166479 A JP H04166479A
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magnetic attraction
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茂男 広瀬
Toshio Kojima
寿夫 小島
Yoshinari Toyama
外山 良成
Kengo Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気吸着車輪を備えた走行体の離脱方法に関す
るものである。
[従来の技術] 例えは磁性体である鋼板により構成したタンク壁面等の
溶接検査を行うために、走行体に種々の機器を搭載した
壁面移動ロボットが用いられるか、該壁面移動ロボット
は、壁面を自由に移動するため、壁面に吸着して転動し
得る磁気吸着車輪を備えている。
この壁面移動ロボットで所定の作業を行なったのち、壁
面移動ロボットを壁面から撤去するときには、壁面に吸
着している前記磁気吸着車輪を壁面から引き離す必要が
ある。
第5図に走行体として壁面移動ロボットlが示されてお
り、該壁面移動ロボットlは、台車2の両側に台車2前
後方向へ所定の間隔を置き、かつ台車2前後方向へ転動
可能に設けた磁気吸着車輪3を備え、この磁気吸着車輪
3により磁性体である壁面4へ吸着して自由に移動でき
るように形成されている。
壁面移動ロボット1を壁面4から離脱させる場合には、
作業員が台車2と前記壁面4との間のクリアランスSに
、L字状に曲げた梃子枠5を、その先端5aか移動ロボ
ットlの台車2下面に当たり、かつ梃子枠5の屈曲部5
bが壁面4に当たるように挿入し、前記梃子枠5の先端
5aか屈曲部5bを中心に壁面4から離れる方向へ動く
よう、梃子枠5を人力でこじることによって、磁気吸着
車輪3を壁面4から引き離し、他の作業員が台車2を手
で保持しつつ引張って壁面移動ロボット1を壁面4から
離脱させている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述の壁面移動ロボット1を壁面4から
離脱させる方法では、全ての作業を人力に頼っているた
め、磁気吸着車輪3の吸着力が増加するのに伴い、離脱
作業が困難となり作業の危険性が増大するという問題が
ある。
本発明は上述の実情に鑑み、走行体を壁面から容易且つ
安全に離脱させるようにすることを目的としてなしたも
のである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、磁性体の面に、一端か該磁性体の面に連なり
他端が磁性体の面から離れる傾斜面を備えたくさび状の
非磁性離脱治具をセットし、磁気吸着車輪を備えた走行
体の前記磁気吸着車輪を前記非磁性離脱治具の傾斜面に
沿い磁性体の面から離れる方向へ転動させ、磁気吸着車
輪が前記磁性体の面から所定距離離れたら走行体を前記
非磁性離脱治具から離脱させる構成としている。
〔作   用〕
従って、本発明では、磁性体の面上の任意の場所に傾斜
面を備えた非磁性離脱治具をセットし、しかる後、前記
傾斜面上へ走行体の磁気吸着車輪を導いて傾斜面に沿い
磁性体の面から離れる方向へ前記磁気吸着車輪を転動さ
せ、磁気吸着車輪を磁性体の面から所定の距離たけ離し
、磁気吸着車輪の磁性体に対する吸着力を弱める。
このため、走行体を磁性体から容易且つ安全に離脱させ
ることかできる。
[実 施 例コ 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する
なお、各実施例中、第5図に示すものと同一のものには
同一の符号か付しである。
第1図および第2図は本発明の第1の実施例である。
本実施例においては、磁気吸着車輪3の幅よりも広い所
定の幅と磁気吸着車輪3の壁面移動ロボットl長手方向
車輪間隔よりも短い長さとを存し、かつ、鋭角状に形成
された一端部6bから所定の高さhを有する他端部6c
まで昇り勾配の傾斜面6aとなるくさび状の離脱治具6
を、非磁性体(例えばアルミニューム、ステンレス等)
により形成する。そして、該離脱治具6の高さhは、磁
気吸着車輪3が離脱治具6の傾斜面6aに乗った際に、
磁気吸着車輪3の壁面4に対する磁力(吸着力)が減少
して作業員が壁面移動ロボットlを壁面4から離脱させ
るに何等支障の生じない高さとする。
前記離脱治具6を壁面4に着脱自在に取り付けるため、
離脱治具6の所定の高さhを有する他端、部6c近くの
幅方向両側に、マグネットホルダ7を小ネジ8により固
定する。そして、壁面4に接する前記マグネットホルダ
7の下面と離脱治具6下面とが略同−面となるよう形成
する。
壁面移動ロボットlを壁面4から離脱させるに際しては
、先ず2台の離脱治具6を、壁面4の任意の位置にマグ
ネットホルダ7を吸着させることにより、壁面移動ロボ
ット1の左右の磁気吸着車輪3の幅方向間隔にあわせ、
所定の間隔を置き互いに平行にセットする。
その後、壁面移動ロボット1を走行させて離脱治具6を
一端部6b側へ誘導し、壁面移動ロボット1の前面の磁
気吸着車輪3を離脱治具6の一端部6b側から傾斜面6
aへ乗り上げ、さらに所定高さhを有する他端部6c側
へ転動させると、該磁気吸着車輪3が壁面4から所定の
距離を隔てるようになり、磁気吸着車輪3の壁面4に対
する吸着力が弱まるので、作業員が壁面移動ロボット1
の台車2を手で持ち引張ることにより離脱治具6に乗り
上げている磁気吸着車輪を壁面4から離脱させる。
そして、台車2の前面を人力で保持しなから、壁面移動
ロボット1を前進させることにより、壁面移動ロボット
1の後方の磁気吸着車輪3を離脱治具6の一端部6b側
から傾斜面6aへ乗り上げ、さらに所定高さhを有する
他端部6C側へ転動させ、前述の壁面移動ロボット1前
面の磁気吸着車輪3と同様に、壁面移動ロボッ)lの後
方の磁気吸着車輪3を壁面4から離脱させる。
従って、壁面移動ロボット1を容易且つ安全に壁面4か
ら離脱させることができる。
第3図および第4図は本発明の第2の実施例であり、本
実施例では、傾斜面9aと該傾斜面9aに連なり、かつ
所定の高さhて、上面か下面に平行して延びる延長部分
9bを有し、かつ、延長部分9bを磁気吸着車輪3の壁
面移動ロボット1長手方向車輪間隔よりも長くした離脱
治具9を、非磁性体(例えは、アルミニューム、ステン
レス等)により形成する。
前記離脱治具9を壁面4に着脱自在に取り付けるため、
前記延長部分9bの幅方向両側に、離脱治具9長手方向
へ所定の間隔を置いて複数のマクネットホルタ7を小ネ
ジ8て固定する。
壁面移動ロボット1を壁面4から離脱させる場合には、
2台の離脱治具9を、壁面4の任意の位置にマグネット
ホルダ7を吸着させることにより、壁面移動ロボットl
の左右の磁気吸着車輪3の幅方向間隔にあわせ、所定の
間隔を置き互いに平行にセットする。
その後、壁面移動ロボットlを走行させて離脱治具9の
傾斜面9a側端部へ誘導し、壁面移動ロボット1の磁気
吸着車輪3を前記傾斜面9a側端部から傾斜面9aへ乗
り上げ、さらに所定高さhを有する延長部分9bへ転動
させると、壁面移動ロボット1の前後の全磁気吸着車輪
3か離脱治具9の延長部分9b上に乗り、壁面4から所
定の距離を隔てるようになり、磁気吸着車輪3の壁面4
に対する吸着力が弱まるので、壁面移動ロボット1を容
易且つ安全に壁面4から離脱させることかできる。
なお、本発明の実施例では、2台の離脱治具を所定の間
隔を置き平行にセットした場合について説明したが、磁
気吸着車輪か有する磁力の強さによっては、1台の離脱
治具のみでも壁面移動ロボットを壁面から離脱させるこ
とかできること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論である
[発明の効果] 以上説明したように本発明の走行体の離脱方法によれば
、下記のごとき種々の優れた効果を奏し得る。
■ 磁性体面上に傾斜面を備えた非磁性離脱治具をセッ
トし、走行体の磁気吸着車輪を前記傾斜面に沿い転動さ
せることにより、磁気吸着車輪が磁性体面から次第に離
れるようにしたので、従来の梃子棒で走行体をこしあげ
る方法に比べ、僅かな力で容易に、磁気吸着車輪を磁性
体面から離脱させることができる。
(It)  従って、磁性体面から走行体を離脱させる
作業を、小人数で安全に行うことかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の走行体の離脱方法の第1の実施例の側
面図、第2図は第1図の■−■矢視図、第3図は本発明
の走行体の離脱方法の第2の実施例の側面図、第4図は
第3図のIV−IV矢視図、第5図は従来の走行体の離
脱方法の一例の側面図である。 図中、lは壁面移動ロボット(走行体)、3は磁気吸着
車輪、4は壁面(磁性体’) 、6.9は離脱治具(非
磁性離脱治具) 、fia、9aは傾斜面を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)磁性体の面に、一端が該磁性体の面に連なり他端が
    磁性体の面から離れる傾斜面を備えたくさび状の非磁性
    離脱治具をセットし、磁気吸着車輪を備えた走行体の前
    記磁気吸着車輪を前記非磁性離脱治具の傾斜面に沿い磁
    性体の面から離れる方向へ転動させ、磁気吸着車輪が前
    記磁性体の面から所定距離離れたら走行体を前記非磁性
    離脱治具から離脱させることを特徴とする走行体の離脱
    方法。
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CN112089298A (zh) * 2020-10-22 2020-12-18 徐军明 一种改进型的拉动窗帘
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