JP2551661B2 - 乗客コンベアの移動手摺外し装置 - Google Patents
乗客コンベアの移動手摺外し装置Info
- Publication number
- JP2551661B2 JP2551661B2 JP1183653A JP18365389A JP2551661B2 JP 2551661 B2 JP2551661 B2 JP 2551661B2 JP 1183653 A JP1183653 A JP 1183653A JP 18365389 A JP18365389 A JP 18365389A JP 2551661 B2 JP2551661 B2 JP 2551661B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving handrail
- guide
- passenger conveyor
- removing device
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は乗客コンベアの移動手摺外し装置に関する。
一般に乗客コンベアは、二つの乗降口間を走行する無
端状に連結された踏段と、その踏段の側部に立設された
ガイドと、このガイドによつて案内され踏段と同一方向
に走行する移動手摺とから構成されている。
端状に連結された踏段と、その踏段の側部に立設された
ガイドと、このガイドによつて案内され踏段と同一方向
に走行する移動手摺とから構成されている。
従来、乗客コンベアの移動手摺を取り外す際には、特
公昭58−30236号公報に記載のように、アームの先端に
固定される湾曲部と、この湾曲部の近傍に備えられる支
点部とを有する乗客コンベアの移動手摺外し装置を利用
していた。作業者は、まず湾曲部を移動手摺の側部の縁
にねじ込み、支点部を支点としてアームを操作し、この
ようなてこの原理によつて、ガイドから移動手摺の側部
の縁を取り外していた。
公昭58−30236号公報に記載のように、アームの先端に
固定される湾曲部と、この湾曲部の近傍に備えられる支
点部とを有する乗客コンベアの移動手摺外し装置を利用
していた。作業者は、まず湾曲部を移動手摺の側部の縁
にねじ込み、支点部を支点としてアームを操作し、この
ようなてこの原理によつて、ガイドから移動手摺の側部
の縁を取り外していた。
従来の乗客コンベアの移動手摺外し装置は上述のよう
に構成したため、移動手摺全体に渡って取り外すには、
装置の湾曲部のねじ込み位置を変えながら、前述した操
作を繰り返えさねばならず、この操作は連続的に行なう
ことはできないので非能率的である。
に構成したため、移動手摺全体に渡って取り外すには、
装置の湾曲部のねじ込み位置を変えながら、前述した操
作を繰り返えさねばならず、この操作は連続的に行なう
ことはできないので非能率的である。
本発明の目的は、移動手摺を能率よく取り外すことが
できる乗客コンベアの移動手摺外し装置を提供するにあ
る。
できる乗客コンベアの移動手摺外し装置を提供するにあ
る。
本発明は上記目的を達成するために、ガイドに沿って
走行可能なベースと、このベースの先端部に固定されて
ガイドと移動手摺間に挿入される先導部と、この先導部
の後方に位置して移動手摺をガイドから離脱させる受け
部とから乗客コンベアの移動手摺外し装置を構成したこ
とを特徴とする。
走行可能なベースと、このベースの先端部に固定されて
ガイドと移動手摺間に挿入される先導部と、この先導部
の後方に位置して移動手摺をガイドから離脱させる受け
部とから乗客コンベアの移動手摺外し装置を構成したこ
とを特徴とする。
本発明による乗客コンベアの移動手摺外し装置は上述
の如く構成したため、一部を外した移動手摺とガイドの
間に、まず先導片を挿入し、ガイドに沿ってベースを走
行可能に係合し、この状態でベースをガイドに沿って走
行させると、この走行と共に移動手摺がガイドから離脱
されて行き、連続的に、かつ能率的に移動手摺をガイド
から取り外すことができる。
の如く構成したため、一部を外した移動手摺とガイドの
間に、まず先導片を挿入し、ガイドに沿ってベースを走
行可能に係合し、この状態でベースをガイドに沿って走
行させると、この走行と共に移動手摺がガイドから離脱
されて行き、連続的に、かつ能率的に移動手摺をガイド
から取り外すことができる。
以下本発明の一実施例を図面から説明する。
第1図は移動手摺外し装置を斜視した図である。ベー
ス1の底部には一対の走行ガイド5が設けられており、
ガイドに沿って走行可能になつている。このベース1の
先端部には先導片2が固定されており、先導部2Aは先細
り状に形成されてガイドと移動手摺間に挿入され、面取
りされた両側部2Bは移動手摺のガイドへの係合力を弱め
て受け部3による離脱を助けている。この受け部3は面
取りされた二つの受け片からなつており、先導片2の後
方に位置して移動手摺をガイドから離脱して行く。さら
に受け部3の後方には一対のハンドル6間に受けローラ
4が設けられている。この受けローラ4は、その外周面
が受け部3より高くなるよう形成されており、離脱後の
移動手摺が滑らかに走行するので、作業者はより小さな
力で作業することができる。
ス1の底部には一対の走行ガイド5が設けられており、
ガイドに沿って走行可能になつている。このベース1の
先端部には先導片2が固定されており、先導部2Aは先細
り状に形成されてガイドと移動手摺間に挿入され、面取
りされた両側部2Bは移動手摺のガイドへの係合力を弱め
て受け部3による離脱を助けている。この受け部3は面
取りされた二つの受け片からなつており、先導片2の後
方に位置して移動手摺をガイドから離脱して行く。さら
に受け部3の後方には一対のハンドル6間に受けローラ
4が設けられている。この受けローラ4は、その外周面
が受け部3より高くなるよう形成されており、離脱後の
移動手摺が滑らかに走行するので、作業者はより小さな
力で作業することができる。
この移動手摺取り外し作業について、第2図と第3図
から説明する。
から説明する。
まず作業者は、移動手摺8の一部である下方乗降口側
の傾斜部と水平部との境近傍を別器具で取り外す。そこ
から移動手摺外し装置の先導部2Aをガイド7と移動手摺
8の間に挿入し、ベース1の走行ガイド5をガイド7に
係合させる。作業者はハンドル6を持って図中矢印で示
すように上方乗降口に向って走行させる。それによつ
て、先導部2Aが挿入された先導片2両端部2Bは移動手摺
8の両端部を広げて行き、受け部3が離脱させて行く。
そして、第2図中のI−I断面から進行方向を望む第3
図に示すように、広げられた移動手摺8の両側部は受け
ローラ4の外周上付近で復元されてそのまま外されて行
く。
の傾斜部と水平部との境近傍を別器具で取り外す。そこ
から移動手摺外し装置の先導部2Aをガイド7と移動手摺
8の間に挿入し、ベース1の走行ガイド5をガイド7に
係合させる。作業者はハンドル6を持って図中矢印で示
すように上方乗降口に向って走行させる。それによつ
て、先導部2Aが挿入された先導片2両端部2Bは移動手摺
8の両端部を広げて行き、受け部3が離脱させて行く。
そして、第2図中のI−I断面から進行方向を望む第3
図に示すように、広げられた移動手摺8の両側部は受け
ローラ4の外周上付近で復元されてそのまま外されて行
く。
このように、まず移動手摺8の一部を取り外し、この
箇所に移動手摺し装置を挿入して走行させることによ
り、作業員の小さな力で、連続的かつ能率的に移動手摺
8を取り外すことができる。
箇所に移動手摺し装置を挿入して走行させることによ
り、作業員の小さな力で、連続的かつ能率的に移動手摺
8を取り外すことができる。
なお、当実施例では、先導片2に先導部2Aと両側部2B
を形成し、受け部3を二つの受け片で形成したが、それ
ぞれを単一部材としてもよいし、別個に構成してもよ
い。
を形成し、受け部3を二つの受け片で形成したが、それ
ぞれを単一部材としてもよいし、別個に構成してもよ
い。
以上説明したように本発明は、ガイドへ走行可能に係合
させたベースに、先導部と受け部を設けたため、このよ
うにして構成された移動手摺外し装置を移動手摺の長手
方向に走行させるだけで移動手摺を連続的に取り外すこ
とが可能となり、この作業を能率よく行なうことができ
る。
させたベースに、先導部と受け部を設けたため、このよ
うにして構成された移動手摺外し装置を移動手摺の長手
方向に走行させるだけで移動手摺を連続的に取り外すこ
とが可能となり、この作業を能率よく行なうことができ
る。
第1図は本発明の一実施例による乗客コンベアの移動手
摺外し装置の斜視図、第2図はその移動手摺外し装置を
装着させた側面図、第3図は第2図のI−I断面図であ
る。 1……ベース、2A……先導部、3……受け部。
摺外し装置の斜視図、第2図はその移動手摺外し装置を
装着させた側面図、第3図は第2図のI−I断面図であ
る。 1……ベース、2A……先導部、3……受け部。
Claims (1)
- 【請求項1】無端状に連結された踏段の側部に立設され
たガイドに沿って上記踏段と同一方向に走行する移動手
摺を取り外す乗客コンベアの移動手摺外し装置におい
て、上記ガイドに沿って走行可能なベースと、このベー
スの先端部に固定されて上記ガイドと上記移動手摺間に
挿入される先導部と、この先導部の後方に位置して上記
移動手摺を上記ガイドから離脱させる受け部とから構成
したことを特徴とする乗客コンベアの移動手摺外し装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1183653A JP2551661B2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 乗客コンベアの移動手摺外し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1183653A JP2551661B2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 乗客コンベアの移動手摺外し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0351293A JPH0351293A (ja) | 1991-03-05 |
JP2551661B2 true JP2551661B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=16139569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1183653A Expired - Lifetime JP2551661B2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 乗客コンベアの移動手摺外し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551661B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100723445B1 (ko) * | 2005-10-24 | 2007-05-31 | 티센크루프 동양엘리베이터 주식회사 | 승객 이송 장치 |
-
1989
- 1989-07-18 JP JP1183653A patent/JP2551661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0351293A (ja) | 1991-03-05 |
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