JP2572463B2 - 乗客コンベアのハンドレール外し装置 - Google Patents
乗客コンベアのハンドレール外し装置Info
- Publication number
- JP2572463B2 JP2572463B2 JP30317289A JP30317289A JP2572463B2 JP 2572463 B2 JP2572463 B2 JP 2572463B2 JP 30317289 A JP30317289 A JP 30317289A JP 30317289 A JP30317289 A JP 30317289A JP 2572463 B2 JP2572463 B2 JP 2572463B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- guide
- passenger conveyor
- base
- handle
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は乗客コンベアのハンドレール外し装置に関す
る。
る。
[従来の技術] 一般に乗客コンベアは、2つの乗降口間を走行する無
端状に連結された踏段と、その踏段の側部に立設された
ハンドレールガイドと、このハンドレールガイドによつ
て案内された踏段と同一方向に走行するハンドレールと
から構成されている。
端状に連結された踏段と、その踏段の側部に立設された
ハンドレールガイドと、このハンドレールガイドによつ
て案内された踏段と同一方向に走行するハンドレールと
から構成されている。
従来、乗客コンベアのハンドレールを取り外す際に
は、特公昭58−30236号公報に記載のように、アームの
先端に固定される湾曲部と、この湾曲部の近傍の支点部
とを有するハンドレール外し装置を利用していた。作業
者は、まずハンドレールの縁に湾曲部を差し込み、支点
部を支点としてアームを操作し、てこの原理によつて、
ハンドレールガイドからハンドレールを取り外し、この
作業を所定間隔を置いて繰り返すことによりハンドレー
ルの全部を取り外していた。
は、特公昭58−30236号公報に記載のように、アームの
先端に固定される湾曲部と、この湾曲部の近傍の支点部
とを有するハンドレール外し装置を利用していた。作業
者は、まずハンドレールの縁に湾曲部を差し込み、支点
部を支点としてアームを操作し、てこの原理によつて、
ハンドレールガイドからハンドレールを取り外し、この
作業を所定間隔を置いて繰り返すことによりハンドレー
ルの全部を取り外していた。
[発明が解決しようとする課題] 従来の乗客コンベアのハンドレール外し装置は上述の
ように構成されたため、ハンドレール全体に渡つて取り
外すには、アームの先端の湾曲部の差し込み位置を移動
しながら支点部を利用して取り外す操作を繰り返す必要
があり、非連続的な作業となる故、作業効率が悪くなつ
ていた。
ように構成されたため、ハンドレール全体に渡つて取り
外すには、アームの先端の湾曲部の差し込み位置を移動
しながら支点部を利用して取り外す操作を繰り返す必要
があり、非連続的な作業となる故、作業効率が悪くなつ
ていた。
本発明の目的は、簡単な構成でハンドレールを能率良
く取り外すことができる乗客コンベアのハンドレール外
し装置を提供するにある。
く取り外すことができる乗客コンベアのハンドレール外
し装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、乗客コンベアの
ハンドレール外し装置は、ハンドレールガイドに沿つて
案内する走行ガイドを有するベースと、このベースを操
作するハンドルと、このベースの上方側に回転自在に支
持され、かつその上方外周面が上記ハンドルよりも高い
位置に設けられたローラとを備えたことを特徴とする。
ハンドレール外し装置は、ハンドレールガイドに沿つて
案内する走行ガイドを有するベースと、このベースを操
作するハンドルと、このベースの上方側に回転自在に支
持され、かつその上方外周面が上記ハンドルよりも高い
位置に設けられたローラとを備えたことを特徴とする。
[作用] 本発明による乗客コンベアのハンドレール外し装置は
上述の如く構成されたため、一部が外されたハンドレー
ルとハンドレールガイドの間に、ハンドレール外し装置
を介在させ、ハンドレールガイドにベースの走行ガイド
を係合し、ハンドルを操作してハンドレールガイドに沿
つて走行させると、上方に位置するローラによつてハン
ドレールはハンドレールガイドから離脱されて行き、そ
れによつて作業者は、ハンドレールをわずかな力で連続
的にハンドレールガイドから取り外すことができ、作業
効率を著しく向上させることができる。
上述の如く構成されたため、一部が外されたハンドレー
ルとハンドレールガイドの間に、ハンドレール外し装置
を介在させ、ハンドレールガイドにベースの走行ガイド
を係合し、ハンドルを操作してハンドレールガイドに沿
つて走行させると、上方に位置するローラによつてハン
ドレールはハンドレールガイドから離脱されて行き、そ
れによつて作業者は、ハンドレールをわずかな力で連続
的にハンドレールガイドから取り外すことができ、作業
効率を著しく向上させることができる。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面により説明する。
第1図は乗客コンベアのハンドレール外し装置の斜視
図である。ベース1の底部には一対の走行ガイド2が設
けられており、図示しないハンドレールに沿つて走行可
能となつている。このベース1には、一対のハンドル4
と、両ハンドル間に位置するローラ3が設けられてい
る。ここでベース1は、走行ガイド2とローラ3の支持
部とを一体化した状態で形成されており、部品点数を少
なくしたため、作成上非常に優位である。またローラ3
は、その上方外周面がハンドル4より高くなるよう形成
されており、離脱後のハンドレールによつて転動するの
で、ハンドレールは滑らかな走行を得ることができる。
それによつて作業者はより小さな力で作業することがで
きる。
図である。ベース1の底部には一対の走行ガイド2が設
けられており、図示しないハンドレールに沿つて走行可
能となつている。このベース1には、一対のハンドル4
と、両ハンドル間に位置するローラ3が設けられてい
る。ここでベース1は、走行ガイド2とローラ3の支持
部とを一体化した状態で形成されており、部品点数を少
なくしたため、作成上非常に優位である。またローラ3
は、その上方外周面がハンドル4より高くなるよう形成
されており、離脱後のハンドレールによつて転動するの
で、ハンドレールは滑らかな走行を得ることができる。
それによつて作業者はより小さな力で作業することがで
きる。
このような装置による作業について、設置後の側面図
を示す第2図と、この第2図中のI−I断面図とから説
明する。
を示す第2図と、この第2図中のI−I断面図とから説
明する。
まず作業者は、ハンドレール5とハンドレールガイド
6との係合部の一部、例えば、下方乗降口側の傾斜部と
水平部との境近傍を別器具で取り外す。ハンドレールガ
イド6とそこから外されたハンドレール5との間にハン
ドレール外し装置を介在させ、走行ガイド2をハンドレ
ールガイド6に係合させる。その後、作業者はハンドル
4を持ち図中矢印で示すように上方乗降口に向って移動
させる。移動に伴い、ローラ3によつてハンドレール5
が持ち上げられ、そのときハンドレール5は第3図に示
すようにその両側部が弾性変形して押し広げられ連続的
にハンドレールガイド6から外れて行く。広げられたハ
ンドレール5の両側部はローラ3の上方外周面近傍で復
元する。このような作業を上方乗降口付近まで行ない、
ハンドレール5を取り外す。この作業は、簡単な構成の
装置を作業者がわずかな力で走行させるだけで、連続的
にハンドレール5を取り外すことができるため作業効率
を著しく向上させることができる。
6との係合部の一部、例えば、下方乗降口側の傾斜部と
水平部との境近傍を別器具で取り外す。ハンドレールガ
イド6とそこから外されたハンドレール5との間にハン
ドレール外し装置を介在させ、走行ガイド2をハンドレ
ールガイド6に係合させる。その後、作業者はハンドル
4を持ち図中矢印で示すように上方乗降口に向って移動
させる。移動に伴い、ローラ3によつてハンドレール5
が持ち上げられ、そのときハンドレール5は第3図に示
すようにその両側部が弾性変形して押し広げられ連続的
にハンドレールガイド6から外れて行く。広げられたハ
ンドレール5の両側部はローラ3の上方外周面近傍で復
元する。このような作業を上方乗降口付近まで行ない、
ハンドレール5を取り外す。この作業は、簡単な構成の
装置を作業者がわずかな力で走行させるだけで、連続的
にハンドレール5を取り外すことができるため作業効率
を著しく向上させることができる。
なお、本実施例で、ベース1と走行ガイド2およびロ
ーラ3の支持部とを一体化した構成にしたが、それぞれ
を単一部材として構成した方が良い場合にはそれでもよ
い。
ーラ3の支持部とを一体化した構成にしたが、それぞれ
を単一部材として構成した方が良い場合にはそれでもよ
い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、走行ガイドを有するベ
ースと、その操作を行なうハンドルと、ベースに回転自
在に支持され、その外周面がハンドルより高い位置に設
置されたローラとからハンドレール外し装置を構成した
ため、この装置をハンドレールとハンドレールガイドの
間に介在させて走行させるだけで、転動するローラ上を
走行するハンドレールを連続的に外すことが可能とな
り、しかも簡単な構成であることに加えて、作業員もわ
ずかな力でハンドレールを外すことができる。
ースと、その操作を行なうハンドルと、ベースに回転自
在に支持され、その外周面がハンドルより高い位置に設
置されたローラとからハンドレール外し装置を構成した
ため、この装置をハンドレールとハンドレールガイドの
間に介在させて走行させるだけで、転動するローラ上を
走行するハンドレールを連続的に外すことが可能とな
り、しかも簡単な構成であることに加えて、作業員もわ
ずかな力でハンドレールを外すことができる。
第1図は本発明の一実施例による乗客コンベアのハンド
レール外し装置の斜視図、第2図は第1図に示すハンド
レール外し装置を装着した乗客コンベアの側面図、第3
図は第2図のI−I断面図である。 1……ベース、2……走行ガイド、3……ローラ、4…
…ハンドル。
レール外し装置の斜視図、第2図は第1図に示すハンド
レール外し装置を装着した乗客コンベアの側面図、第3
図は第2図のI−I断面図である。 1……ベース、2……走行ガイド、3……ローラ、4…
…ハンドル。
Claims (1)
- 【請求項1】無端状に連結された踏段の側部に立設され
たハンドレールガイドに沿つて上記踏段と同一方向に走
行するハンドレールを、上記ハンドレールガイドから取
り外す乗客コンベアのハンドレール外し装置において、
上記ハンドレールガイドに沿つて案内する走行ガイドを
有するベースと、このベースを操作するハンドルと、こ
のベースの上方側に回転自在に支持され、かつその上方
外周面が上記ハンドルよりも高い位置に設けられたロー
ラとを備えたことを特徴とする乗客コンベアのハンドレ
ール外し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30317289A JP2572463B2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 乗客コンベアのハンドレール外し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30317289A JP2572463B2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 乗客コンベアのハンドレール外し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03166194A JPH03166194A (ja) | 1991-07-18 |
JP2572463B2 true JP2572463B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=17917757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30317289A Expired - Lifetime JP2572463B2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 乗客コンベアのハンドレール外し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572463B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017202726A1 (de) | 2016-02-29 | 2017-08-31 | Mabuchi Motor Co., Ltd. | Stromversorgungsteil und Motor |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP30317289A patent/JP2572463B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017202726A1 (de) | 2016-02-29 | 2017-08-31 | Mabuchi Motor Co., Ltd. | Stromversorgungsteil und Motor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03166194A (ja) | 1991-07-18 |
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