JPH04164948A - 耐光性に優れた高難燃性スチレン系樹脂組成物 - Google Patents

耐光性に優れた高難燃性スチレン系樹脂組成物

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JPH04164948A
JPH04164948A JP29048790A JP29048790A JPH04164948A JP H04164948 A JPH04164948 A JP H04164948A JP 29048790 A JP29048790 A JP 29048790A JP 29048790 A JP29048790 A JP 29048790A JP H04164948 A JPH04164948 A JP H04164948A
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JP
Japan
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flame
retardant
light resistance
flame retardant
styrene resin
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Pending
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JP29048790A
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English (en)
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Tetsuro Toyoshima
哲朗 豊島
Mitsusachi Yada
矢田 光幸
Masao Suzuki
正夫 鈴木
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MONSANT KASEI KK
Mitsubishi Kasei Polytec Co
Original Assignee
MONSANT KASEI KK
Monsanto Kasei Co
Mitsubishi Kasei Polytec Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 〈産業上の利用分野〉 本発明は、耐光性、耐熱性および難燃性に優れたスチレ
ン系樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、本発明は、
スチレン系樹脂と特定の塩素系難燃剤と特定のリン含有
臭素系難燃剤と必要に応じて三酸化アンチモン等の難燃
相乗剤とを含有した耐光性、耐熱性および難燃性に優れ
たスチレン系樹脂組成物に関する。
〈従来の技術〉 近年、スチレン系樹脂組成物の使用分野はますます多岐
にわたっており、その優れた成形性により自動車部品や
電気用品機器、事務機器その他各種機器のハウジング等
に幅広く使用されている。
中でも、難燃性HIPS(ハイインパクトポリスチレン
)樹脂、難燃性ABS樹脂等の難燃化されたスチレン系
熱可塑性樹脂は、難燃材料の使用が法的規制等(UL規
格、C5A規格、IEC規格他)で義務づけられている
用途、例えば米国で使用される事務機器・電子情報処理
機器のハウジング等に適用されている。
これらの事務機器・電子情報処理機器(以下、OA機器
等と表現)は一般には室内で使用され、長年使用した場
合に、機器表面が室内の蛍光灯の光あるいは窓ガラスを
透過してくる太陽光による直接的又は間接的作用を受け
て、変退色することがある。したがって、これらOA機
器等のハウジング用材料としては、難燃性であると同時
に耐光性(耐変退色性)に優れていることが要求されて
いる。
この要求に応えた発明として、特開平2−18437号
および同2−18438号各公報記載のものがある。し
かしながら本発明者らの知る限りでは、これらの発明に
示された組成物の耐光性は優れてはいたものの、前述の
OA機器等のハウジングに要求されている耐光性に十分
応えられるものではなかった。また、同組成物の耐炎性
クラスはUL94V−0と明記されているか、UL94
V−0を満足させる四条性(有炎燃焼時間[UL94 
after f’lame time )の最大か10
秒以下、有炎燃焼時間の合計が50秒以下、無炎燃焼時
間〔υL94 after glow time〕の最
大が30秒以下、12インチ下方に置かれた綿花を発火
させる滴下物がない)のうち、有炎燃焼時間の最大が1
0秒以下、無炎燃焼時間の最大が30秒以下の二条性を
満足せず、従ってUL94V−0にはなり得なかった。
〔発明の概要〕
〈本発明が解決しようとする課題〉 臭素系難燃剤は、塩素系難燃剤に比べて一般的に耐光性
は劣るものの難燃効果が大きく、熱安定性が良好である
。従って、現在市販されている難燃性スチレン系樹脂組
成物の殆どは、その難燃剤として臭素系難燃剤を用いた
ものである。
しかし、臭素系難燃剤を用いた難燃性スチレン系樹脂は
、一般に太陽光あるいは蛍光灯等の紫外線により変退色
しやすい。そこで、現在は、紫外線吸収剤や光安定剤を
単独あるいは併用で添加することにより耐光性を付与し
たり、前出発明にあるように数種類の難燃剤を併用する
ことで耐光性を改良しているのが実状である。しかし、
未だ満足いく耐光性を有する難燃性スチレン系樹脂組成
物を得るに至っていない。
本発明の目的は、耐光性が非常に良好で耐熱性および難
燃性に優れたスチレン系樹脂組成物を提供することであ
る。
く課題を解決するための手段〉 本発明者は、高難燃性で耐光性に優れたスチレン系樹脂
組成物を得るべく鋭意研究した結果、特定の塩素系難燃
剤を使用することで耐光性が大幅に改良でき、しかもそ
の特定の塩素系難燃剤にリン(P)を含有した特定の臭
素化難燃剤を併用することで優れた耐光性を保持したま
ま難燃性が改良できることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明による耐光性に優れた高難燃性スチレ
ン系樹脂組成物は、下記の組成からなること、を特徴す
るものである。
(イ)スチレン系樹脂      100重量部(ロ)
下記化学式(I)で示される化合物3〜30重量部 (ハ)下記化学式(If)で示される化合物3〜25重
量部 (ハ)無機難燃相乗剤     O〜15重量部く効 
果〉 本発明は、塩素系難燃剤(I)とリン含有臭素系難燃剤
(II)とを組合わせることにより、難燃性スチレン系
樹脂の耐光性を向上させかつ難燃性も向上させたもので
ある。また、上記難燃剤を併用することによって、それ
ぞれ単独で使用した場合に比較して優れた性能(難燃性
、耐衝撃性、流動性)を発現しているという特徴がある
本発明の組成物が予期した以上に優れた耐光性を発現す
る理由については、現時点では明らかでない。しかし、
臭素系難燃剤(n)がそれ自身耐光性に優れているもの
であるばかりでなく光安定剤または酸化防止剤としての
働きを一部にはするため、元来耐光性に優れる塩素系難
燃剤(I)と併用してもその優れた耐光性を損わないか
らであろうと考えられる。また、本発明の組成物が予想
外にも難燃性テストにおける無炎燃焼時間を減少させて
UL94V−0の高難燃性が得られる理由については、
臭素系難燃剤(n)に含有されているリン(P)が固相
ての消炎効果を高めているからであろうと考えられる。
[発明の詳細な説明〕 くスチレン系樹脂〉 本発明において用いられるスチレン系樹脂とは、非置換
あるいは核および(または)側鎖置換スチレン(以下、
スチレン系単量体という)を主要樹脂形成単量体とする
重合体を総称するものである。
具体的には、スチレン系単量体自身をあるいはそれと該
単量体と共重合可能な他のビニル単量体の群から選ばれ
る少なくとも1種の単量体とを、必要に応じてゴム状物
質の存在下に重合させて得られるものを意味する。
それらのうち、まずスチレン系単量体とは、具体的には
スチレン、α−メチルスチレンおよびベンゼン核の水素
原子がハロゲン原子や01〜c4なるアルキル基で置換
されたスチレン誘導体などを総称するものであって、そ
のようなスチレン系単量体として代表的なものを例示す
れば、スチレン、0−クロルスチレン、ジプロモスチレ
ン、トリブロモスチレン、p−メチルスチレンおよび2
゜4−ジメチルスチレンなどがある。
一方、前記した共重合可能な他のビニル単量体は、一般
にエチレン性不飽和単量体を意味するものであって、従
って(メタ)アクリル化合物をも包含し、また共役ある
いは非共役ジエンをも包含するものである。そのような
ビニル単量体として代表的なものには、(i)アクリロ
ニトリル系単量体、たとえば(メタ)アクリロニトリル
、a−クロロアクリロニトリルもしくはシアン化ビニリ
デン、(I1)メタアクリル酸またはアクリル酸および
それらの各種エステル類、たとえば(メタ)アクリル酸
、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチ
ル、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル
酸2−エチルヘキシルもしくは(メタ)アクリル酸β−
ヒドロキシエチル、ならびに(iff)酢酸ビニル、塩
化ビニル、塩化ビニリデン、ビニルピロリドン、(メタ
)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド、
無水マレイン酸、無水イタコン酸またはN−フェニルマ
レイミドに代表されるマレイミド類、ビニルケトン類お
よびビニルエーテル類など、がある。「(メタ)アクリ
ル」は、アクリルおよびメタクリルを総称するものとす
る。
前記したゴム状物質として代表的なものには、(+)共
役1,3−ジエンの単独または共重合体、たとえばポリ
ブタジェンゴム、スチレン・ブタジェン共重合ゴム、ス
チレンφブタジェンΦスチレンブロック共重合ゴム、ブ
タジェン・アクリロニトリル共重合ゴム、スチレン・イ
ソブチレン・ブタジェン共重合ゴム、ポリイソプレンゴ
ムおよびポリクロロプレンゴム、(H)無定形ポリオレ
フィン、たとえばエチレン・プロピレンターポリマー系
ゴム、(I11)ブチルゴム、(iv)アクリル系ゴム
、その他があって、これらを1種あるいは2種以上組合
せて用いる。このようなゴム状物質の存在下でのスチレ
ン系単量体等の重合は、たとえば、ゴム状物質のラテッ
クス中での乳化重合あるいはゴム状物質を溶存させた該
単量体の重合その他によって行なうことができる。
本発明に従って難燃化すべきこのようなスチレン系樹脂
は、その1種あるいは2種以上の組合せであっても、そ
の他の樹脂、例えばポリカーボネート、ポリブチレンフ
タレート、ポリアミド、ポリフェニレンエーテル樹脂、
との組合せであってもよい。
く難燃化剤〉 本発明において用いられる化学式(I)で示される化合
物(ロ)は塩素系難燃剤であって、たとえば、オキシデ
ンタルケミカル社から粒子形状等の違いにより「デクロ
ランプラス25」、「デクロランプラス30」、「デク
ロランプラス35」等の商品名で販売されているもので
ある。
本発明において用いられる化学式(II)で示される化
合物(ハ)は臭素系難燃剤であって、たとえば、大へ化
学(株)社より販売されている商品名rCR−900J
  [化学武名 トリス(トリブロモネオペンチル)ホ
スフェート〕等かこれに相当する。
本発明の目的とする高難燃性(UL94 V−0、C3
AC22,2No、0.6 V−0)を得るためには、
化学式(I)で示される塩素系難燃剤の量はスチレン系
樹脂100重量部に対して3〜30重量部、好ましくは
5〜25重量部、であり、化学式(II)で示される臭
素系難燃剤の量はスチレン系樹脂100重量部に対して
3〜25重量部、好ましくは3〜15重量部、であり、
かつ二つの難燃剤の合計量がスチレン系樹脂100重量
部に対して好ましくは10〜35重量部、さらに好まし
くは10〜30重量部、である。二つの難燃剤の合計量
か35重量部を超える場合には、樹脂組成物の衝撃強度
か低下あるいは流動性か低下する傾向があって、実用途
に堪えないものとなることがある。また、二つの難燃剤
の合計量が10重量部未満では、十分な高難燃性か得ら
れない傾向がある。
塩素系難燃剤(I)と臭素系難燃剤(n)との添加比率
は、(I)/(II>−90/10〜20780の範囲
が好ましい。(n)の添加比率が10%未満の場合は、
燃焼テストにおける無炎燃焼時間が長くなる傾向があっ
て高難燃性(LIL94 V−Q)が達成されないこと
があり、逆に(n)の添加比率が80%を超える場合は
、燃焼性テストにおいて綿花を発火させる有炎滴下物が
認められるようになって、高難燃性(UL94 V−0
)が達成されないことがある。
必要に応じて本発明に用いることのできる無機難燃相乗
剤は、一般にハロゲン含有難燃剤と併用されることによ
り難燃効果を著しく高める働きをするものとして知られ
ているものであって、具体的には二酸化アンチモン、五
酸化アンチモン、硼酸亜鉛、メタ硼酸バリウム、錫酸亜
鉛、錫酸バリウム、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化
鉄等があり、本発明でもこれら、特に三酸化アンチモン
および硼酸亜鉛は、高度の難燃性を有する樹脂組成物を
効率的に得るのに有効である。これら難燃相乗剤は単独
使用あるいは2種類以上を併用することかでき、その添
加量はスチレン系樹脂100重量部に対し0〜15重量
部の範囲であり、好ましくは3〜12重量部、である。
なお上記3成分の他に、必要に応じて一般に使用されて
いる添加剤、例えば塩素化ポリエチレン等の有炎滴下防
止剤、熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤
、帯電防止剤、離型剤、滑剤及び着色剤などを配合する
ことができる。
本発明における組成物は、特別な手段あるいは順序を要
することなく慣用の混線装置、例えば熱ロール、加圧ニ
ーダ−、バンバリーミキサ−1単軸押出機または2軸押
出機、により容易に製造するこができる。
〈実験例〉 下記の実施例及び比較例は、本発明を具体的に述べるた
めのものである。表中の添加割合は、全て重量部を示す
本発明において、難燃性テストは米国におけるアンダー
ライターズ・ラボラトリーズ(UL)で規格化されたサ
ブジェット94号(UL94)に基づき、長さ5インチ
X幅1/2インチX表中に示された厚さの試験片を用い
て実施し、■−0、V−1、y2、B N (Burn
ing)の4段階の難燃性クラスに分類判定した。表中
の有炎燃焼時間は、試験片5本について燃焼性テストを
行なって得られた有炎の燃焼時間の最大及び合計を、無
炎燃焼時間は同テストにおける無炎の燃焼時間の最大を
示した。
加熱変形温度は、J I S  K−7207(荷重1
8、 56kg/cd、1/4′幅の試験片、アニーリ
ング無し)、アイゾツト衝撃強さは、JIS  K−7
110C1/8’幅の試験片、後ノツチ加工、23℃測
定)に基づいて測定を実施した。
耐光性テストは、JIS  K−7102に基づいた試
験方法で行ない、耐光性促進試験機と12ではキセノン
アークフェトメーター(ATLAS社製C135)を用
いてブラックパネル温度63℃、槽内湿度55%の条件
にて実施した。試験後の各試験片の色調の変進色度を表
すために、色差計(スガ試験機(株)製カラーコンピュ
ータ5M−4)による測色を行なって、Lab法による
色差(ΔE)を求めた。八Eの数値が大きくなる程変退
色度が大きいことを意味している。ΔEの数値が3以上
になれば変退色していることが視覚にて容易判定できる
ので、ΔEの数値が3未満であれば優れた耐光性を有し
ていると言えるであろう。
実施例1〜4、比較例1〜4 HIPS樹脂(三菱化成ポリチック(株)製rHT−7
6J )、「デクロランプラス35」、rCR−900
J、1.2−ビス(2,4,6−トリブロモフエノキシ
)エタン、臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂(日
立化成工業(株)製rBR−340J )及び三酸化ア
ンチモンを表1に示した配合割合でブレンドし、シリン
ダー温度220℃の押出機にてペレット化して、難燃H
IPS樹脂組成物を得た。さらに、シリンダー温度20
0℃の射出成形機により、各試験片を作製した。
表1に示した結果から、本発明の難燃性HIPS樹脂組
成物は、耐光性及び難燃性に優れていることかわかる。
特に、本発明の組成物は、比較例の組成物に比べて、無
炎燃焼時間が極端に短くてUL94V−0が達成されて
おり、難燃性の面で優れていることがわかる。また、本
発明の組成物は、耐熱性、耐衝撃性に関しても優れてい
ることがわかる。
実施例5〜8、比較例5〜8 ABS樹脂(モンサント化成(株)製rTFX−710
J)、「デクロランプラス35」、rCR−900J 
、三酸化アンチモン及び塩素化ポリエチレンを表2に示
した配合割合でブレンドし、バンバリーミキサ−にて2
00℃で混線、ペレット化して、難燃性ABS樹脂組成
物を得た。
さらに、シリンダー温度220℃の射出成形機により、
各試験片を作製した。
表2に示した結果から、本発明の難燃性ABS樹脂組成
物は、耐光性及び難燃性に優れ、かつ耐熱性、耐衝撃性
に優れていることがわがる。比較例5.7に示すとおり
、「デクロランプラス35」単独使用又はrCR−90
0J単独使用では、それぞれUL94V−0が達成され
ながった。しがし、「デクaう>プラス35JとrCR
−9CICIJとを併用し、rcR−900Jの配合量
を3重量部以上にすれば、無炎燃焼時間が極端に短くな
って、UL94V−0を達成できることが明らかとなっ
た。
実施例9〜11、比較例9〜14 ABS樹脂(モンサンド化成(株)製rTFX−710
J)、「デクロランプラス35」、rCR−900J 
、臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂(日立化成工
業(株)製rBR−340J ) 、’ 1.2−ビス
(2,4,6−)リブロモフエノキシ)エタン、TEA
 (テトラブロモビスフェノールA)、二酸化アンチモ
ンおよび硼酸亜鉛を表3に示した配合割合でブレンドし
、バンバリーミキサ−にて200’Cで混線、ペレット
化して、難燃性ABS樹脂組成物を得た。さらに、シリ
ンダー温度220℃の射出成形機により、各試験片を作
製した。
表3に示した結果から、本発明の難燃性ABS樹脂組成
物は、比較例の組成物に比べ耐光性及び難燃性に優れ、
かつ耐衝撃性に優れていることがわかる。特に、本発明
の組成物は、比較例の組成物に比べ、無炎燃焼時間及び
有炎燃焼時間か大幅に短くてUL94V−0が達成され
ており、難燃性の面で優れていることがわかる。かつ、
耐光性に関しても、本発明の組成物が非常に優れている
ことがわかる。
実施例12、比較例15.16 ABS樹脂(モンサンド化成(株)製rTFX−710
J)、ポリカーボネート樹脂(三菱化成(株)「ツバレ
ックス7025AJ)、「デクロランプラス35」、r
CR−900J 、および三酸化アンチモンを表4に示
した配合割合でブレンドし、シリンダー温度240℃の
押出機にてペレット化して、難燃ABS/PC樹脂組成
物を得た。
さらに、シリンダー温度240℃の射出成形機により、
各種試験片を作製した。
表4に示した結果から、本発明の難燃ABS/PC樹脂
組成物は、比較例に比べ難燃性に優れかつ耐衝撃性に優
れていることかわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記の組成からなることを特徴とする、耐光性に優れた
    高難燃性スチレン系樹脂組成物。(イ)スチレン系樹脂
    100重量部 (ロ)下記化学式( I )で示される化合物3〜30重
    量部 ▲数式、化学式、表等があります▼…( I ) (ハ)下記化学式(II)で示される化合物3〜25重量
    部 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ニ)無機難燃相乗剤0〜15重量部
JP29048790A 1990-10-26 1990-10-26 耐光性に優れた高難燃性スチレン系樹脂組成物 Pending JPH04164948A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05179086A (ja) * 1991-12-26 1993-07-20 Dainippon Ink & Chem Inc 難燃性スチレン系樹脂組成物の製法および難燃性スチ レン系樹脂組成物
JPH07102137A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 難燃性スチレン系樹脂組成物
KR100717926B1 (ko) * 2004-11-17 2007-05-11 주식회사 엘지화학 아크릴레이트-스티렌-아크릴로니트릴 수지 조성물

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