JPH04163289A - 船体の二重殻構造の組立方法 - Google Patents

船体の二重殻構造の組立方法

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JPH04163289A
JPH04163289A JP2290535A JP29053590A JPH04163289A JP H04163289 A JPH04163289 A JP H04163289A JP 2290535 A JP2290535 A JP 2290535A JP 29053590 A JP29053590 A JP 29053590A JP H04163289 A JPH04163289 A JP H04163289A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、船体を二重殻構造にする場合の組立方法に
関し、狭隘空間での溶接部を単純な形状にして溶接能率
の向上を図るとともに、溶接の自動化も可能とするもの
である。
[従来の技術] 船舶に対する安全性の向」二を目的として船底のみなら
ず船体全体を二重殻構造にする要請が晶まりつつあり、
特に大型油送船の油流出事故による海洋環境汚染の問題
解消に有効と考えられている。
このような船体を二重殻(1■造にする場合、従来の船
底なとの場合には、第4図に示すように、内殻ブロック
1と外殻ブロック2とを形成してこれを上下に連結する
ようにしている。
内殻ブロック1は、内殻3上に船体の船首尾方向りと平
行に補強材としてのロンジステイフナ4を所定の間隔で
溶接することで形成される。
また、外殻ブロック2は、外殻5上に船体の船首尾方向
りと平行に補強材としてのロンジステイフナ6を所定の
間隔で溶接して取(=Iけるとともに、このロンジステ
イフナ6と直交する船の幅方向Bに内殻3と外殻5との
間隔を規制しがっ、補強材となるフロア7をロンジステ
イフナ6を貫通させて所定の間隔で溶接することで形成
される。そして、外殻ブロック2のフロア7の上縁には
、内殻ブロック1のロンジステイフナ4が装着される装
着孔8が形成されている。
これら内殻ブロック1と外殻ブロック2は、外殻ブロッ
ク2上に反転した状態の内殻ブロック1を被せるように
し、内殻ブロック1のロンジステイフナ4を外殻ブロッ
ク2のフロア7の装着孔8に入れるようにした後、フロ
ア7の上縁と内殻3との間および装む孔8の周囲と内殻
ブロック1のロンジステイフナ4との間を溶接して連結
するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の内殻ブロック1と外殻ブロック2の構造は、船体
として要求される防撓性能として船首尾方向りに対する
1強度を重視していることから、補強用のロンジステイ
フナ4,6をいずれも船首尾方向りに配置することが通
當の構造とされている。
このため、内殻ブロック1と外殻ブロック2とを連結し
た後の溶接部9が、第3図に示すように、装着孔8の周
囲の複雑な形状(スロット部)が頻繁に存在することに
なって、内殻3と外殻5の狭隘な空間であることからも
溶接作業が大変で溶接能率も低く、溶接の自動化も困難
となっている。
この発明はかかる従来技術の課題に鑑みてなされたもの
で、狭隘空間での溶接部を単純な形状にして溶接能率の
向上を図るとともに、溶接の自動化も可能とする船体の
二重殻構造の組立方法を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、この発明の船体の二重殻構造
の組立方法は、船体の外殻上に船首尾方向の補強材を取
付けて外殻ブロックを形成する一方、船体の内殻上に船
の幅方向の補強材を取(=Jけて内殻ブロックを形成し
たのち、内殻ブロックを上下反転して外殻ブロックに挿
入し、それぞれの補強材を外殻または内殻に溶接するよ
うにしたことを特徴とするものである。
[作 用] この船体の二重殻構造の組立方法によれば、上記構造の
内殻ブロックと外殻ブロックをそれぞれ別に形成し、内
殻ブロックを反転して外殻ブロックに被せるようにした
後、それぞれの補強材同志を溶接するようにしており、
内外殻ブロックに別けて形成することで容易に溶接作業
ができ、この後連結することで組立が容易にできる。
そして、内外殻ブロックの溶接部が直線状になることか
ら溶接作業が容品となり、自動化も可能となる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図はこの発明の組立方法が適用される船体の二重殻
構造の一実施例にかかる分解斜視図である。
この船体の二重殻構造10では、内殻ブロック11と外
殻ブロック12を組立てて連結することで構成される。
内殻ブロック11は、内殻13上(第1図では、内殻ブ
ロック11を上下反転した状態で示しである。)に船体
の幅方向Bと平行に補強材としてのビーム14が所定の
間隔て溶接してあり、これらビーム14と直交する船首
尾方向りにガーダ15がビーム14を貫通させた状態で
内殻13上に溶接されている。これらガーダ15は内外
殻ブロック11.12の間隔に対応した高さにしてあり
、所定の間隔て補強リブ16が溶接しである。
外殻ブロック12は、外殻17上に船体の船首尾方向り
と平行に補強材としてのロンジステイフナ18が所定の
間隔で溶接してあり、これらロンジステイフナ18と直
交する船体の幅方向Bにロンジステイフナ18を貫通さ
せてフロア19が溶接されている。そして、これらフロ
ア19は内外殻ブロック11.12の間隔に対応した高
さにしてあり、フロア19の内殻ブロック11のガーダ
15に対応する位置にそれぞれ溝20が形成され、内外
殻ブロック11.12の組立の際の位置決めガイドとし
て機能するようになっている。さらに、それぞれのフロ
ア19には、所定の間隔で補強リブ21が溶接してあり
、撓みを防止するようになっている。
このように別々に作られた内殻ブロック11と= 6 
= 外殻ブロック12との組立方法について説明する。
■ 内殻ブロック11の上下を反転して内殻13が上と
なり、その下側にビーム14及びガーダ15が位置する
ようにする。
■ 内殻ブロック11のガーダ15か外殻ブロック12
のフロア19の溝20内に位置するようにし、溝20に
沿ってガーダ15を下降しながら外殻ブロック12に内
殻ブロック]1を挿入する。
■ 外殻ブロック12のフロア1つの上端か内殻13に
接するとともに、内殻ブロック1]のガーダ15の下端
が外殻17に接するようにして、完全な挿入状態にする
■ 完全に装管された後、内外殻ブロック11゜12の
溶接部22.23.24を溶接する。
この場合、内殻コ3とフロア19の上縁との溶接部22
は、第2図に示すように、ガーダ] 5 IIで直線状
であり、従来のスロット部のような護姉な溶接部かなく
、内外殻ブロック11.1.2間のような狭隘な空間で
も簡単に溶接することができ、自動溶接の適用も簡単に
てきる。
同様に、ガーダコ5の下縁と外殻17との溶接部2Bに
ついても、外殻ブロック12のフロア18間で直線状で
あり、簡単に溶接することかでき、自動溶接の適用も簡
単にてきる。
また、外殻ブロック12のフロア19の溝20を案内と
し、この溝20に沿って内殻ブロック1−1のガーダ1
−5を滑らせるようにすることて、内殻ブロック15を
装着する場合の位置決めが容品てあり、従来のスロット
部にロンジステイフナを下降したり、横方向から挿入す
る場合に比べ、組立作業が簡単となるとともに、溝20
とガーダ15との溶接部24も直線状であり、節単に溶
接することができる。
一方、船体の強度上要求される船首尾方向りの撓み防止
については、船体用鋼板の圧延方向による差が少なくな
っていること及び、内外殻ブロック11.12を組立て
た状態の全体の撓み剛性が所定の撓み強度となれば良く
、内殻ブロック]1の補強材の取(;J方向を船体幅方
向Bとしてビーム14を使用しても同等支障はない。
なお、上記実施例では、船体の二重底に適用する場合で
説明したか、船体側壁部分にも同様に適用できるもので
ある。
また、この発明の要旨を変更しない範囲で各構成要素に
変更を加えても良い。
[発明の効果] 以上、実施例とともに具体的に説明したようにこの発明
によれば、次のような効果がある。
■ この船体の二重殻構造の組立方法によれば、上記構
造の内殻ブロックと外殻ブロックをそれぞれ別に形成し
、内殻ブロックを反転して外殻ブロックに被せるように
した後、それぞれの補強材同志を溶接するようにしたの
で、内外殻ブロックに別けて形成することで各ブロック
の溶接作業か容易にでき、この後連結することで組立が
容易にできる。
そして、内外殻ブロックの溶接部か直線状になることか
ら溶接作業か容易となり、自動化も可能となる。
= 9− 4、図面のIf11tドな説明 第1図はこの発明の組立方法が適用されるの船体の二重
殻構造の一実施例にかかる分解斜視図である。
第2図はこの発明組立方法による船体の二重殻(11シ
造の場合の溶接部の説明図である。
第3図は従来の溶接部の一部拡大した説明図である。
第4図は従来の船体の二重殻構造の分解斜視図である。
10:船体の二重殻構造、11 内殻ブロック、12・
外殻ブロック、1B 内殻、14.ビーム(補強材) 
、1.5 :ガーダ、16・補強リブ、17:外殻、1
8:ロンジステイフナ(補強材)、19:フロア、20
:溝、2コ 補強リブ、22.23.24:溶接部、L
・船首尾方向、B・船体幅方向。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  船体の外殻上に船首尾方向の補強材を取付けて外殻ブ
    ロックを形成する一方、船体の内殻上に船の幅方向の補
    強材を取付けて内殻ブロックを形成したのち、内殻ブロ
    ックを上下反転して外殻ブロックに挿入し、それぞれの
    補強材を外殻または内殻に溶接するようにしたことを特
    徴とする船体の二重殻構造の組立方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100611017B1 (ko) * 2000-06-30 2006-08-09 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 이중선각블럭의 건조방법
CN112550624A (zh) * 2020-12-07 2021-03-26 沪东中华造船(集团)有限公司 一种大跨度甲板分段的吊装方法

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