JP2995850B2 - 船体の二重殻構造の組立方法 - Google Patents
船体の二重殻構造の組立方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、船体を二重殻構造にする場合の組立方法
に関し、狭隘空間での溶接部を単純な形状にして溶接能
率の向上を図るとともに、溶接の自動化も可能とするも
のである。
に関し、狭隘空間での溶接部を単純な形状にして溶接能
率の向上を図るとともに、溶接の自動化も可能とするも
のである。
[従来の技術] 船舶に対する安全性の向上を目的として船底のみなら
ず船体全体を二重殻構造にする要請が高まりつつあり、
特に大型油送船の油流出事故による海洋環境汚染の問題
解消に有効と考えられている。
ず船体全体を二重殻構造にする要請が高まりつつあり、
特に大型油送船の油流出事故による海洋環境汚染の問題
解消に有効と考えられている。
このような船体を二重殻構造にする場合、従来の船底
などの場合には、第4図に示すように、内殻ブロック1
と外殻ブロック2とを形成してこれを上下に連結するよ
うにしている。
などの場合には、第4図に示すように、内殻ブロック1
と外殻ブロック2とを形成してこれを上下に連結するよ
うにしている。
内殻ブロック1は、内殻3上に船体の船首尾方向Lと
平行に補強材としてのロンジスティフナ4を所定の間隔
で溶接することで形成される。
平行に補強材としてのロンジスティフナ4を所定の間隔
で溶接することで形成される。
また、外殻ブロック2は、外殻5上に船体の船首尾方
向Lと平行に補強材としてのロンジスティフナ6を所定
の間隔で溶接して取付けるとともに、このロンジスティ
フナ6と直交する船の幅方向Bに内殻3と外殻5との間
隔を規制しかつ、補強材となるフロア7をロンジスティ
フナ6を貫通させて所定の間隔で溶接することで形成さ
れる。そして、外殻ブロック2のフロア7の上縁には、
内殻ブロック1のロンジスティフナ4が装着される装着
孔8が形成されている。
向Lと平行に補強材としてのロンジスティフナ6を所定
の間隔で溶接して取付けるとともに、このロンジスティ
フナ6と直交する船の幅方向Bに内殻3と外殻5との間
隔を規制しかつ、補強材となるフロア7をロンジスティ
フナ6を貫通させて所定の間隔で溶接することで形成さ
れる。そして、外殻ブロック2のフロア7の上縁には、
内殻ブロック1のロンジスティフナ4が装着される装着
孔8が形成されている。
これら内殻ブロック1と外殻ブロック2は、外殻ブロ
ック2上に反転した状態の内殻ブロック1を被せるよう
にし、内殻ブロック1のロンジスティフナ4を外殻ブロ
ック2のフロア7の装着孔8に入れるようにした後、フ
ロア7の上縁と内殻3との間および装着孔8の周期と内
殻ブロック1のロンジスティフナ4との間を溶接して連
結するようにしている。
ック2上に反転した状態の内殻ブロック1を被せるよう
にし、内殻ブロック1のロンジスティフナ4を外殻ブロ
ック2のフロア7の装着孔8に入れるようにした後、フ
ロア7の上縁と内殻3との間および装着孔8の周期と内
殻ブロック1のロンジスティフナ4との間を溶接して連
結するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の内殻ブロック1と外殻ブロック2の構造は、船
体として要求される防撓性能として船首尾方向Lに対す
る強度を重視していることから、補強用のロンジスティ
フナ4,6をいずれも船首尾方向Lに配置することが通常
の構造とされている。
体として要求される防撓性能として船首尾方向Lに対す
る強度を重視していることから、補強用のロンジスティ
フナ4,6をいずれも船首尾方向Lに配置することが通常
の構造とされている。
このため、内殻ブロック1と外殻ブロック2とを連結
した後の溶接部9が、第3図に示すように、装着孔8の
周囲の複雑な形状(スロット部)が頻繁に存在すること
になって、内殻3と外殻5の狭隘な空間であることから
も溶接作業が大変で溶接能率も低く、溶接の自動化も困
難となっている。
した後の溶接部9が、第3図に示すように、装着孔8の
周囲の複雑な形状(スロット部)が頻繁に存在すること
になって、内殻3と外殻5の狭隘な空間であることから
も溶接作業が大変で溶接能率も低く、溶接の自動化も困
難となっている。
この発明はかかる従来技術の課題に鑑みてなされたも
ので、狭隘空間での溶接部を単純な形状にして溶接能率
の向上を図るとともに、溶接の自動化も可能とする船体
の二重殻構造の組立方法を提供しようとするものであ
る。
ので、狭隘空間での溶接部を単純な形状にして溶接能率
の向上を図るとともに、溶接の自動化も可能とする船体
の二重殻構造の組立方法を提供しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、この発明の船体の二重殻構
造の組立方法は、船体の外殻上に船首尾方向の内外殻間
の高さより低い外殻防撓用補強材を取付けるとともに、
これら外殻防撓用補強材を貫通させて内外殻間を規制す
る高さの外殻大補強材を取り付けて外殻ブロックを形成
する一方、船体の内殻上に船の幅方向の内外殻間の高さ
より低い内殻防撓用補強材を取付けるとともに、これら
内殻防撓用補強材を貫通させて内外殻間を規制する高さ
の内殻大補強材を取り付けて内殻ブロックを形成した
後、この内殻ブロックを上下反転して前記外殻ブロック
の前記外殻大補強材に予め形成した溝に前記内殻大補強
材を挿入し、これら内外殻大補強材を外殻または内殻に
溶接するようにしたことを特徴とするものである。
造の組立方法は、船体の外殻上に船首尾方向の内外殻間
の高さより低い外殻防撓用補強材を取付けるとともに、
これら外殻防撓用補強材を貫通させて内外殻間を規制す
る高さの外殻大補強材を取り付けて外殻ブロックを形成
する一方、船体の内殻上に船の幅方向の内外殻間の高さ
より低い内殻防撓用補強材を取付けるとともに、これら
内殻防撓用補強材を貫通させて内外殻間を規制する高さ
の内殻大補強材を取り付けて内殻ブロックを形成した
後、この内殻ブロックを上下反転して前記外殻ブロック
の前記外殻大補強材に予め形成した溝に前記内殻大補強
材を挿入し、これら内外殻大補強材を外殻または内殻に
溶接するようにしたことを特徴とするものである。
[作 用] この船体の二重殻構造の組立方法によれば、外殻ブロ
ックを船首尾方向の低い外殻防撓用補強材とこれらを貫
通させた内外殻間を規制する高さの外殻大補強材とを取
り付けて形成し、内殻ブロックを船幅方向の低い内殻防
撓用補強材とこれらを貫通させた内外殻間を規制する高
さの内殻大補強材とを取り付けて別々に形成した後、こ
の内殻ブロックを上下反転して前記外殻ブロックの前記
外殻大補強材に予め形成した溝に前記内殻大補強材を挿
入し、これら外殻大補強材を内殻に、内殻大補強材を外
殻にそれぞれ溶接するようにしており、内外殻ブロック
に別けて形成することで容易に溶接作業ができ、この後
連結することで組立が容易にできる。
ックを船首尾方向の低い外殻防撓用補強材とこれらを貫
通させた内外殻間を規制する高さの外殻大補強材とを取
り付けて形成し、内殻ブロックを船幅方向の低い内殻防
撓用補強材とこれらを貫通させた内外殻間を規制する高
さの内殻大補強材とを取り付けて別々に形成した後、こ
の内殻ブロックを上下反転して前記外殻ブロックの前記
外殻大補強材に予め形成した溝に前記内殻大補強材を挿
入し、これら外殻大補強材を内殻に、内殻大補強材を外
殻にそれぞれ溶接するようにしており、内外殻ブロック
に別けて形成することで容易に溶接作業ができ、この後
連結することで組立が容易にできる。
そして、内外殻をそれぞれ高さの低い内外殻防撓用補
強材で補強した内外殻ブロックであってもその溶接部が
直線状になることから溶接作業が容易となり、自動化も
可能となる。
強材で補強した内外殻ブロックであってもその溶接部が
直線状になることから溶接作業が容易となり、自動化も
可能となる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
する。
第1図はこの発明の組立方法が適用される船体の二重
殻構造の一実施例にかかる分解斜視図である。
殻構造の一実施例にかかる分解斜視図である。
この船体の二重殻構造10では、内殻ブロック11と外殻
ブロック12を組立てて連結することで構成される。
ブロック12を組立てて連結することで構成される。
内殻ブロック11は、内殻13上(第1図では、内殻ブロ
ック11を上下反転した状態で示してある。)に船体の幅
方向Bと平行に補強材としてのビーム14が所定の間隔で
溶接してあり、これらビーム14と直交する船首尾方向L
にガーダ15がビーム14を貫通させた状態で内殻13上に溶
接されている。これらガーダ15は内外殻ブロック11,12
の間隔に対応した高さにしてあり、所定の間隔で補強リ
ブ16が溶接してある。
ック11を上下反転した状態で示してある。)に船体の幅
方向Bと平行に補強材としてのビーム14が所定の間隔で
溶接してあり、これらビーム14と直交する船首尾方向L
にガーダ15がビーム14を貫通させた状態で内殻13上に溶
接されている。これらガーダ15は内外殻ブロック11,12
の間隔に対応した高さにしてあり、所定の間隔で補強リ
ブ16が溶接してある。
外殻ブロック12は、外殻17上に船体の船首尾方向Lと
平行に補強材としてのロンジスティフナ18が所定の間隔
で溶接してあり、これらロンジスティフナ18と直交する
船体の幅方向Bにロンジスティフナ18を貫通させてフロ
ア19が溶接されている。そして、これらフロア19は内外
殻ブロック11,12の間隔に対応した高さにしてあり、フ
ロア19の内殻ブロック11のガーダ15に対応する位置にそ
れぞれ溝20が形成され、内外殻ブロック11,12の組立の
際の位置決めガイドとして機能するようになっている。
さらに、それぞれのフロア19には、所定の間隔で補強リ
ブ21が溶接してあり、撓みを防止するようになってい
る。
平行に補強材としてのロンジスティフナ18が所定の間隔
で溶接してあり、これらロンジスティフナ18と直交する
船体の幅方向Bにロンジスティフナ18を貫通させてフロ
ア19が溶接されている。そして、これらフロア19は内外
殻ブロック11,12の間隔に対応した高さにしてあり、フ
ロア19の内殻ブロック11のガーダ15に対応する位置にそ
れぞれ溝20が形成され、内外殻ブロック11,12の組立の
際の位置決めガイドとして機能するようになっている。
さらに、それぞれのフロア19には、所定の間隔で補強リ
ブ21が溶接してあり、撓みを防止するようになってい
る。
このように別々に作られた内殻ブロック11と外殻ブロ
ック12との組立方法について説明する。
ック12との組立方法について説明する。
内殻ブロック11の上下を反転して内殻13が上とな
り、その下側にビーム14及びガーダ15が位置するように
する。
り、その下側にビーム14及びガーダ15が位置するように
する。
内殻ブロック11のガーダ15が外殻ブロック12のフロ
ア19の溝20内に位置するようにし、溝20に沿ってガーダ
15を下降しながら外殻ブロック12に内殻ブロック11を挿
入する。
ア19の溝20内に位置するようにし、溝20に沿ってガーダ
15を下降しながら外殻ブロック12に内殻ブロック11を挿
入する。
外殻ブロック12のフロア19の上端が内殻13に接する
とともに、内殻ブロック11のガーダ15の下端が外殻17に
接するようにして、完全な挿入状態にする。
とともに、内殻ブロック11のガーダ15の下端が外殻17に
接するようにして、完全な挿入状態にする。
完全に装着された後、内外殻ブロック11,12の溶接
部22,23,24を溶接する。
部22,23,24を溶接する。
この場合、内殻13とフロア19の上縁との溶接部22は、
第2図に示すように、ガーダ15間で直線状であり、従来
のスロット部のような複雑な溶接部がなく、内外殻ブロ
ック11,12間のような狭隘な空間でも簡単に溶接するこ
とができ、自動溶接の適用も簡単にできる。
第2図に示すように、ガーダ15間で直線状であり、従来
のスロット部のような複雑な溶接部がなく、内外殻ブロ
ック11,12間のような狭隘な空間でも簡単に溶接するこ
とができ、自動溶接の適用も簡単にできる。
同様に、ガーダ15の下縁と外殻17との溶接部23につい
ても、外殻ブロック12のフロア18間で直線状であり、簡
単に溶接することができ、自動溶接の適用も簡単にでき
る。
ても、外殻ブロック12のフロア18間で直線状であり、簡
単に溶接することができ、自動溶接の適用も簡単にでき
る。
また、外殻ブロック12のフロア19の溝20を案内とし、
この溝20に沿って内殻ブロック11のガーダ15を滑らせる
ようにすることで、内殻ブロック15を装着する場合の位
置決めが容易であり、従来のスロット部にロジンスティ
フナを下降したり、横方向から挿入する場合に比べ、組
立作業が簡単となるとともに、溝20とガーダ15との溶接
部24も直線状であり、簡単に溶接することができる。
この溝20に沿って内殻ブロック11のガーダ15を滑らせる
ようにすることで、内殻ブロック15を装着する場合の位
置決めが容易であり、従来のスロット部にロジンスティ
フナを下降したり、横方向から挿入する場合に比べ、組
立作業が簡単となるとともに、溝20とガーダ15との溶接
部24も直線状であり、簡単に溶接することができる。
一方、船体の強度上要求される船首尾方向Lの撓み防
止については、船体用鋼板の圧延方向による差が少なく
なっていること及び、内外殻ブロック11,12を組立てた
状態の全体の撓み剛性が所定の撓み強度となれば良く、
内殻ブロック11の補強材の取付方向を船体幅方向Bとし
てビーム14を使用しても何等支障はない。
止については、船体用鋼板の圧延方向による差が少なく
なっていること及び、内外殻ブロック11,12を組立てた
状態の全体の撓み剛性が所定の撓み強度となれば良く、
内殻ブロック11の補強材の取付方向を船体幅方向Bとし
てビーム14を使用しても何等支障はない。
なお、上記実施例では、船体の二重底に適用する場合
で説明したが、船体側壁部分にも同様に適用できるもの
である。
で説明したが、船体側壁部分にも同様に適用できるもの
である。
また、この発明の要旨を変更しない範囲で各構成要素
に変更を加えても良い。
に変更を加えても良い。
[発明の効果] 以上、実施例とともに具体的に説明したようにこの発
明によれば、次のような効果がある。
明によれば、次のような効果がある。
この船体の二重殻構造の組立方法によれば、外殻ブロ
ックを船首尾方向の低い外殻防撓用補強材とこれらを貫
通させた内外殻間を規制する高さの外殻大補強材とを取
り付けて形成し、内殻ブロックを船幅方向の低い内殻防
撓用補強材とこれらを貫通させた内外殻間を規制する高
さの内殻大補強材とを取り付けて別々に形成した後、こ
の内殻ブロックを上下反転して前記外殻ブロックの前記
外殻大補強材に予め形成した溝に前記内殻大補強材を挿
入し、これら外殻大補強材を内殻に、内殻大補強材を外
殻にそれぞれ溶接するようにしたので、内外殻ブロック
に別けて形成することで各ブロックに高低の防撓用補強
材および大補強材を取り付ける溶接作業が容易にでき、
この後連結することで組立が容易にできる。
ックを船首尾方向の低い外殻防撓用補強材とこれらを貫
通させた内外殻間を規制する高さの外殻大補強材とを取
り付けて形成し、内殻ブロックを船幅方向の低い内殻防
撓用補強材とこれらを貫通させた内外殻間を規制する高
さの内殻大補強材とを取り付けて別々に形成した後、こ
の内殻ブロックを上下反転して前記外殻ブロックの前記
外殻大補強材に予め形成した溝に前記内殻大補強材を挿
入し、これら外殻大補強材を内殻に、内殻大補強材を外
殻にそれぞれ溶接するようにしたので、内外殻ブロック
に別けて形成することで各ブロックに高低の防撓用補強
材および大補強材を取り付ける溶接作業が容易にでき、
この後連結することで組立が容易にできる。
そして、内外殻をそれぞれ高さの低い内外殻防撓用補
強材で補強した内外殻ブロックであってもその溶接部が
高さの高い内外大補強材で直線状になることから溶接作
業が容易となり、自動化も可能となる。
強材で補強した内外殻ブロックであってもその溶接部が
高さの高い内外大補強材で直線状になることから溶接作
業が容易となり、自動化も可能となる。
第1図はこの発明の組立方法が適用されるの船体の二重
殻構造の一実施例にかかる分解斜視図である。 第2図はこの発明組立方法による船体の二重殻構造の場
合の溶接部の説明図である。 第3図は従来の溶接部の一部拡大した説明図である。 第4図は従来の船体の二重殻構造の分解斜視図である。 10:船体の二重殻構造、11:内殻ブロック、12:外殻ブロ
ック、13:内殻、14:ビーム(補強材)、15:ガーダ、16:
補強リブ、17:外殻、18:ロンジスティフナ(補強材)、
19:フロア、20:溝、21:補強リブ、22,23,24:溶接部、L:
船首尾方向、B:船体幅方向。
殻構造の一実施例にかかる分解斜視図である。 第2図はこの発明組立方法による船体の二重殻構造の場
合の溶接部の説明図である。 第3図は従来の溶接部の一部拡大した説明図である。 第4図は従来の船体の二重殻構造の分解斜視図である。 10:船体の二重殻構造、11:内殻ブロック、12:外殻ブロ
ック、13:内殻、14:ビーム(補強材)、15:ガーダ、16:
補強リブ、17:外殻、18:ロンジスティフナ(補強材)、
19:フロア、20:溝、21:補強リブ、22,23,24:溶接部、L:
船首尾方向、B:船体幅方向。
Claims (1)
- 【請求項1】船体の外殻上に船首尾方向の内外殻間の高
さより低い外殻防撓用補強材を取付けるとともに、これ
ら外殻防撓用補強材を貫通させて内外殻間を規制する高
さの外殻大補強材を取り付けて外殻ブロックを形成する
一方、船体の内殻上に船の幅方向の内外殻間の高さより
低い内殻防撓用補強材を取付けるとともに、これら内殻
防撓用補強材を貫通させて内外殻間を規制する高さの内
殻大補強材を取り付けて内殻ブロックを形成した後、こ
の内殻ブロックを上下反転して前記外殻ブロックの前記
外殻大補強材に予め形成した溝に前記内殻大補強材を挿
入し、これら内外殻大補強材を外殻または内殻に溶接す
るようにしたことを特徴とする船体の二重殻構造の組立
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2290535A JP2995850B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 船体の二重殻構造の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2290535A JP2995850B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 船体の二重殻構造の組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04163289A JPH04163289A (ja) | 1992-06-08 |
JP2995850B2 true JP2995850B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=17757286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2290535A Expired - Fee Related JP2995850B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 船体の二重殻構造の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2995850B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3949878B2 (ja) * | 2000-06-30 | 2007-07-25 | 住友重機械マリンエンジニアリング株式会社 | 二重船殼構造および二重船殼構造ブロックの建造方法 |
CN112550624B (zh) * | 2020-12-07 | 2021-11-02 | 沪东中华造船(集团)有限公司 | 一种大跨度甲板分段的吊装方法 |
-
1990
- 1990-10-26 JP JP2290535A patent/JP2995850B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04163289A (ja) | 1992-06-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |