JP3949878B2 - 二重船殼構造および二重船殼構造ブロックの建造方法 - Google Patents

二重船殼構造および二重船殼構造ブロックの建造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、船舶の船側並びに船底の二重船殼構造および同二重船殼構造ブロックの建造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】
タンカー等の船舶においては、油流出事故防止等のため、船側並びに船底の構造を二重船殼構造としている。
そして、この二重船殼構造は、内側の縦通隔壁または船底内板(以下内壁とする)と船側外板または船底外板(以下外壁とする)によって二重船殼構造が形成され、内壁および外壁はそれぞれ防撓材によって補強されている。
【0003】
なお、防撓材は、船の長さ方向に縦通するものをロンジあるいは縦通スチフナと呼ばれ、船の横断面において垂直方向に配置されるものをフレームあるいは垂直スチフナ、また、船の幅方向に配置されるものをビームと呼んでいるが、本発明においては便宜上、長さ方向に縦通する防撓材をロンジとし、垂直方向に配置される防撓材と幅方向に配置される防撓材とを総称してフレームとする。
【0004】
また、防撓材としては、板状のフラットバーやL字状のアングル材あるいは、T字状のビルトアップ材等が適宜、必要に応じて使い分けされている。
図19は二重船殼構造の船体の例として、タンカーの横断面を示す。1は船体であり、2は二重殼船側、3は二重殼船底である。
【0005】
図20は二重殼船側2の拡大図であって、外壁4と内壁5が夫々船の長さ方向に縦通する外壁ロンジ6および内壁ロンジ7で防撓されている。従来、船の長さ方向の船体強度を重視していることから、このように長さ方向のロンジで防撓しているのが普通である。
【0006】
また、二重船殼構造の内部には、上部、中間部および下部に強度保持材として、あるいは、交通路として使用するための縦通ガーダ8が設けられる。該縦通ガーダ8には防撓材9が取り付けられている。
図21は縦通ガーダ8の平面図を示すが、必要に応じて交通孔10が設けられている。
【0007】
さらに、船体の横断面の変形を押さえるためと、縦通ロンジ6、7を支持するため、二重船殼構造の横断面においてフロア11が張着されている。
図22はフロアのある断面を示している。フロア11には、垂直および水平方向に防撓材12が取り付けられている。また、必要に応じて交通孔13が設けられている。
【0008】
図23はフロア11の部分拡大図である。フロア11には、外壁と内壁の縦通ロンジ6、7を通すスロットが設けられている。
14は、外壁ロンジ6を通すスロットで、矩形状の開口を設けたオープン型であり、貫通する外壁ロンジ6と接する部分で溶接され、さらに、フロア11にカラープレート15を溶着して設け、該カラープレート15と外壁ロンジ6とが接する部分が溶接される。
【0009】
16は、内壁ロンジ7を通すスロットで、スリット状の開口の中を内壁ロンジ7が貫通するようになっている。この場合も、フロア11と内壁ロンジ7が接する部分で溶接される。
前記オープン型のスロット14の場合は、縦通ロンジ6を挿通するのにフロア11の側方から挿入するか、板上に配置された縦通ロンジ6の上方からフロア11を被せるように載置することで楽に挿通できる。
【0010】
スリット型のスロット16に縦通ロンジ7を挿通させるには、縦通ロンジ7を船の長さ方向にスライドさせながら挿通させるか、あるいは、縦通ロンジ7が溶接された板を設置しておき、スロット16のスリットに縦通ロンジ7が通るように配慮しながら、フロア11を水平方向に移動させて挿通させることになる。
ただし、スリット型のスロット16の場合は、カラープレートを当てがうことなく、フロア11と縦通ロンジ7を直接溶接できると云う特徴がある。
【0011】
さて、このような構成の二重船殼ブロックを建造するには、まず、図24に示すごとく、外壁4に外壁ロンジ6を取り付け、外壁パネル17を形成し(A)、内壁5には内壁ロンジ7を取り付けて内壁パネル18を形成する(B)。
また、図25に示すごとく、縦通ガーダ8に防撓材9を取り付け、縦通ガーダパネル19を形成し(A)、フロア11に防撓材12を取り付け、スロット14、16を設けてフロアパネル20を形成する(B)。
【0012】
次いで、図26に示すごとく、設置した内壁パネル18の内壁ロンジ7が、スロット16のスリットの中を通るようにフロアパネル20を移動し、内壁パネル18の所定の位置に取り付ける(A)。
所定枚数のフロアパネル20を取り付けたあと、内壁パネル18の端部に縦通ガーダパネル19を取り付ける(B)。さらに、同様な工程で形成された同様な構成のものを組み合わせて内壁ブロック21を形成する。
【0013】
そして、図27に示すごとく、上記で形成した内壁ブロック21を反転して、設置されている外壁パネル17上に被せるように載せる。このとき、外壁ロンジ6がフロアパネル20のスロット14内に挿入され、結果的に外壁ロンジ6がスロット14を貫通するように設置され、図28に示すように箱状の二重船殼ブロック22が形成される。
【0014】
このようにして、二重船殼ブロック22が形成されたあと、外壁4とフロア11および縦通ガーダ8とが接する部分が溶接される。
また、スロット14回りで、フロア11と外壁ロンジ6とが接する部分が溶接されるが、このとき、フロア11にカラープレート15が取り付けられて、溶接される。
【0015】
この従来型の建造方法では、内壁ブロック21を反転して外壁パネル17上に被せるため、スロット14はオープン型のスロットとせざるを得ない。
このため、二重船殼ブロック22を形成したあと、該二重船殼ブロック22の2箱状となった各区画内に多数のカラープレート15を運び込み、この狭隘な箱状の各区画内で多箇所の複雑な形状の溶接をしなければならないと云う不都合があった。
【0016】
ところで、図29に示すように、スロット部が頻繁に存在することによる複雑な形状の溶接を、狭隘な区画内で行なわないようにし、二重船殼ブロック形成後の溶接は単純な形状にして、溶接能力の向上を図るとともに、溶接の自動化も可能とするものとした船体の二重船殼構造の組立て方法も提案されている。(特許第2995850号)。
【0017】
つまり、船体の外壁4に、船体の長手方向に向けて外壁ロンジ6を取り付け、該外壁ロンジ6とクロスし、これを挿通するようにして、外壁ロンジ6を支持し、二重殼の間隔を規制するフロア10を取り付けて外壁ブロックを形成する。
一方、船体の内壁5には、船体の幅方向と平行にビーム7′を取り付け、該ビーム7′とクロスし、これを挿通するようにして、ビーム7′を支持し、二重殼の間隔を規制するガーダ8を取り付けて内壁ブロックを形成している。
【0018】
この場合、外壁ロンジ6を挿通するためフロア10に設けるスロットも、ビーム7′を挿通するためガータ8に設けるスロットもスリットタイプのものでよく、夫々外壁ロンジ6およびビーム7′を挿通されたときに、オープンな状態で溶接される。
なお、フロア10にはガーダ8を通す溝20が設けられている。
【0019】
さて、このように構成した内壁ブロックを反転させて、載置された外壁ブロック上に被せる。このとき、フロア10に設けた溝20にガーダ8が通され、ガイドされて被せられる。
このようにして二重船殼ブロックを形成し、内壁5とフロア10との接する部分、外壁4とガーダ8とが接する部分、溝20回りのフロア10とガーダ8とが接する部分が溶接されるようになっている。
【0020】
しかし、この構成では、外壁ブロックに内壁ブロックを被せて二重船殼ブロックを形成したあと、上記溶接を施す際、二重船殼ブロックの外周面については容易に溶接を施すことができるが、フロア10とガーダ8とで囲まれる箱状となった区画内については、交通孔より各区画内に溶接機を持ち込み、狭隘な箱状の区画内で溶接をしなければならないと云う不都合があった。
【0021】
また、先に述べた構成のものも同様であるが、外壁4に船体長手方向の外壁ロンジ6を取り付けた二重船殼構造の場合、例えば、図30に示すように氷塊海域において、板状の氷塊が外壁4に衝突する際、外壁がロンジ構造では、外壁ロンジ6を間隔を狭めて配置しているが、氷塊荷重は1本か2本の防撓材(ロンジ6)でサポートされることになるので、このとき場合によっては、外壁4に凹みが生じ、損傷すると云う欠点があった。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、例えば、氷塊海域において、板状の氷塊が船側外壁に衝突する際、防撓材によって確実に船側外壁を保護することができる二重船殻構造を得ることを目的とする。
また、二重船殻構造ブロックの建造にあたって、複雑形状部の溶接を狭隘な空間で行なわないようにし、大部分の溶接を自動溶接機で行なうことができる二重船殻構造ブロックの建造方法を得ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
船舶の二重船殻構造であって、二重船殻構造において、船側内壁には、船の長さ方向に防撓材を配置し、船側外壁には、前記船の長さ方向と直角に垂直方向に防撓材を配置し、前記船側内壁に配置した防撓材は、前記船の横断面において二重船殻内に張着されたフロアを貫通し、該フロアに支持させ、前記船側外壁に配置した防撓材は、前記船の長さ方向において前記二重船殻内に縦通された中間部の縦通ガーダを貫通し、該中間部の縦通ガーダに支持させ、前記船側外壁の防撓材の上端を前記船の長さ方向において前記二重船殻内に縦通された上部の縦通ガーダで支持し、前記船側外壁の防撓材の下端を前記船の長さ方向において前記二重船殻内に縦通された下部の縦通ガーダで支持した。
【0024】
また、船舶の二重船殼構造ブロックの建造方法であって、
外壁に、船の長さ方向と直角に垂直または水平方向に外壁フレームを取り付けて外壁パネルを形成し、
内壁に、船の長さ方向に内壁ロンジを取り付けて内壁パネルを形成し、
【0025】
上部の縦通ガーダに防撓材と、組み立てた際外壁フレームの上端を押さえるブラケットを取り付けて上部の縦通ガーダパネルを形成し、
中間部の縦通ガーダに防撓材を取り付け、外壁フレームが貫通するスロットを設けて中間部の縦通ガーダパネルを形成し、
フロアに防撓材を取り付け、内壁ロンジが貫通するスロットを設けてフロアパネルを形成し、
【0026】
外壁パネルに中間部の縦通ガーダパネルを、外壁フレームがスロットに通るようにして配置し、所定の位置で溶接して固定し、外壁フレームの端部に、組み立てた際外壁フレームの下端を押さえるブラケットを取り付けて外壁ブロックを形成し、
【0027】
内壁パネルに複数枚のフロアパネルを、順次内壁ロンジがスロットに通るようにして配置し、所定の位置で溶接固定し、内壁パネルの中央部に、中間部の縦通ガーダパネルを後から挿入できるように、スリット状のギャップを形成させて内壁ブロックを形成し、
内壁ブロックを反転して、定盤上に載置された外壁ブロックに被せ、両者の接する部分を溶接したあと、端部に上部の縦通ガーダパネルを当てがい溶接して取り付けるようにした。
【0028】
さらに、上記二重船殼構造および二重船殼構造ブロックの建造方法において、縦通ガーダに代えて、ディープロンジを用いたことも特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図に沿って本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明による二重船殼構造を示すタンカーの断面図である。
31は船側外壁であり、32は船側内壁を示す。外壁31の防撓材としては、垂直方向にフレーム33が取り付けられており、内壁32の防撓材としては、船体長手方向に縦通して内壁ロンジ34が取り付けられている。
【0030】
この例では、外壁31のフレーム33は、上端を上部の縦通ガーダ35aで支持され、中間部の縦通ガーダ35bを貫通し、下端を下部の縦通ガーダ35cで支持されている。
縦通ガーダ35aおよび35cの取合い部には、夫々ブラケット36a、36cが設けられ、フレーム33の上下端部を支持している。
【0031】
図2に縦通ガーダの平面を示す。(A)は上部の縦通ガーダ35aの平面図、(B)は中間部の縦通ガーダ35bの平面図である。縦通ガーダ35bには、フレーム33を貫通させるためのスリット型スロット37が設けられている。
下部の縦通ガーダ35cを含めて、これ等縦通ガーダの裏面に防撓材38が取り付けられている。39は交通孔である。
【0032】
また、40は船体の横断面、二重船殼内に設けられたフロアである。図3はフロア40がある断面を示しており、図4はフロア40の部分拡大図である。
フロア40には、内壁ロンジ34が貫通するスリット型スロット41が設けられている。フレーム構造とした外壁側にはスロットは設けられない。
なお、42はフロア40の防撓材であり、43は交通孔である。
【0033】
次に、上記の構造の二重船殼ブロックの建造方法について説明する。
まず、図5(A)に示すごとく、外壁31に外壁フレーム33を所定の間隔で溶接して取り付け、外壁パネル44を形成する。
また図5(B)に示すごとく、内壁32に内壁ロンジ34を所定の間隔で溶接して取り付け、内壁パネル45を形成する。
【0034】
次いで、図6に示すごとく上部の縦通ガーダ35aに防撓材38およびブラケット36aを取り付け、交通孔39を設けて縦通ガーダパネル46aを形成し(A)、中間部の縦通ガーダ35bには防撓材38を取り付け、外壁フレーム33が貫通するスリット型スロット37と、交通孔39を設けて縦通ガーダパネル46bを形成する(B)。
また、フロア40に防撓材42を取り付け、内壁ロンジ34が貫通するスリット型スロット41と交通孔43を設けてフロアパネル47を形成する(C)。
【0035】
さて、このようにして構成したパネル類を組み立てるわけであるが、まず、図7に示すごとく、定盤(図示せず)上に載置された外壁パネル44の端部に、中間部の縦通ガーダパネル46bを持ち運び、外壁パネル44の外壁フレーム33を、スロット37のスリットに通しながら、縦通ガーダパネル46bを外壁パネル44に嵌め合わせて行く。
【0036】
縦通ガーダパネル46bを外壁パネル44上所定の位置まで移動させたら、位置決めして、外壁31と縦通ガーダ35bが接する箇所およびスロット37回りで外壁フレーム33と縦通ガーダ35bが接する箇所が溶接され、縦通ガーダパネル46bが取り付けられる。そして、外壁フレーム33の端部にブラケット36cが取り付けられ、外壁ブロック49が形成される(A)。
【0037】
また、定盤上に載置された内壁パネル45の端部にフロアパネル47を持ち運び、内壁パネル45の内壁ロンジ34を、スロット41のスリットに通しながら、フロアパネル47を内壁パネル45に嵌め合わせて行く。所定の位置まで移動させたら、位置決めして、内壁32とフロア40が接する箇所およびスロット41回りで内壁ロンジ34とフロア40が接する箇所が溶接され、フロアパネル47が取り付けられる(B)。同様にして、複数枚のフロアパネル47が内壁パネル45上、所定の位置に取り付けられ、内壁ブロック50が形成される。
【0038】
なお、フロアパネル47は、内壁パネル45の中央部において、縦通ガーダパネル46bを後から挿入できるように、幅方向にスリット状のギャップ48を形成している(C)。
また、縦通ガーダ35a、36bに取り付ける防撓材38は、後からフロアパネル47を被せるときに、フロア40と当たらないように、図示のごとくフロア40と接面する部分は間隔を開けた分割体となっている。
【0039】
さらに、縦通ガーダパネル46bを外壁パネル44上に取付けて外壁ブロック49を形成する際、および内壁パネル45にフロアパネル47を取付けて内壁ブロック50を形成する際、夫々各パネルの溶接は開放された状態で行なわれるので、縦通ガーダ35bに設けるスリット37とフロア40に設けるスリット41をオープン型のスリットとし、カラープレートを用いる溶接としてもよい。
この場合は、前述の通り各パネルは上方から持ち込み、容易に配置される。
【0040】
さて、図8に示すように、内壁ブロック50を反転させ、これを定盤上に設置されている外壁ブロック49の上方から、ギャップ48に縦通ガーダパネル46bが入るように、調整しながら被せていく。そして、図9に示すように、最終的に外壁ブロック49上に、内壁ブロック50を載せてしまうと、フロア40が外壁31に接し、縦通ガーダ35bが内壁32に接し、二重船殼ブロック51が形成される。
【0041】
この状態で、フロア40が外壁31に接する箇所、縦通ガーダ35bが内壁32に接する箇所、およびギャップ48回りで縦通ガーダ35bとフロア40が接する箇所が溶接される。
このとき、二重船殼ブロック51は、中央部において縦通ガーダ35bで仕切られるが、両端(図示左右)は開放された状態であるので、該開放部より作業員が出入りでき、溶接機も搬入することができる。
【0042】
このように、両端が開放された状態で溶接できるので、溶接が容易に行なえ、自動溶接機による溶接が行なえるし、溶接作業が能率よく行なえる。
上記の溶接が完了したら、二重船殼ブロック51の端部に、上部の縦通ガーダパネル46aを当てがい、これを溶接して取り付ける。
この溶接において、縦通ガーダパネル46aの内面の溶接だけは、区画内に入っての溶接となる。
【0043】
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。図10は二重船殼構造を示すタンカーの断面図である。
図1に示す構造と同様に、船側外壁31には、防撓材として垂直方向にフレーム33が取り付けられており、船側内壁32には、防撓材として船体長手方向に縦通して内壁ロンジ34が取り付けられている。
【0044】
この例では、外壁31のフレーム33は、上端を船体長手方向に縦通する幅の深いロンジ(以下ディープロンジとする)52aで支持され、中間部ではディープロンジ52bを貫通し、下端を縦通ガーダ35cで支持されている。
また、ディープロンジ52aおよび縦通ガーダ35cの取合い部には、夫々ブラケット36a、36cが設けられ、フレーム33の上下端を支持している。
【0045】
図11に中間部のディープロンジ52bの平面を示す。ディープロンジ52bには、フレーム33を貫通させるためのスリット型スロット37が設けられ、裏面には防撓材38が取り付けられている。
【0046】
53は、船体の横断面、二重船殼内に設けられたフロア40に取り付けられたブラケットであって、ディープロンジ52bと内壁ロンジ34とに固着されており、ディープロンジ52bの荷重をフロア40に伝達するようになっている。
なお、図示していないが、上部のディープロンジ52aにもブラケット53が固着されている。
【0047】
図12にフロア40がある断面を示している。図13はフロア40の部分拡大図である。
フロア40には、内壁ロンジ34が貫通するスリット型スロット41が設けられている。
【0048】
また、該フロア40は、ディープロンジ52bが存在する中間部で切られておらず、1枚ものである。従って、ディープロンジ52bを通す大型のオープン型スロット54が設けられている。
55は、オープンスロット54に当てがわれたカラープレートである。また、43はフロア40に設けられた交通孔である。
【0049】
この例の構造は以上の通りであって、次にその建造方法について説明する。
まず、図14(A)に示すごとく、図5で説明した例と同様に外壁31に外壁フレーム33を所定の間隔で溶接して取り付け、外壁パネル44を形成する。
また図14(B)に示すごとく、内壁32に内壁ロンジ34を所定の間隔で溶接して取り付け、内壁パネル45を形成する。
【0050】
次いで、図15に示すごとく上部のディープロンジ52aにブラケット36aを取り付け、ディープロンジパネル56aを形成し(A)、中間部のディープロンジ52bには防撓材38を取り付け、外壁フレーム33が貫通するスリット型スロット37を設けてディープロンジパネル56bを形成する(B)。
また、フロア40に防撓材42およびブラケット53を取り付け、内壁ロンジ34が貫通するスリット型スロット41と、ディープロンジ52bが貫通するオープン型スロット54と、交通孔43を設けてフロアパネル57を形成する(C)。
【0051】
そして、図16に示すごとく、定盤(図示せず)上に載置された外壁パネル44の端部にディープロンジパネル56bを持ち運び、外壁パネル44の外壁フレーム33を、スロット37のスリットに通しながら、ディープロンジパネル56bを外壁パネル44に嵌め合わせて行く。
【0052】
ディープロンジパネル56bを外壁パネル44上、所定の位置まで移動させたら、位置決めして、外壁31とディープロンジ52bが接する箇所およびスロット37回りで外壁フレーム33とディープロンジ52bが接する箇所が溶接され、ディープロンジパネル56bが取り付けられる。
【0053】
そして、外壁フレーム33の端部にブラケット36cが取り付けられ、外壁ブロック58が形成される(A)。
なお、この場合も、外壁パネル44に対するディープロンジパネル56bの取り付けは、開放された状態で溶接されるので、ディープロンジ52bに設けるスリット37をオープン型とし、カラープレートを用いる溶接としてもよい。
【0054】
また、定盤上に載置された内壁パネル45の端部にフロアパネル57を持ち運び、内壁パネル45の内壁ロンジ34を、スロット41のスリットに通しながら、フロアパネル57を内壁パネル45に嵌め合わせて行く。
所定の位置まで移動させたら、位置決めし、内壁32とフロア40が接する箇所およびスロット41回りで内壁ロンジ34とフロア40が接する箇所、さらに、ブラケット53が内壁ロンジ34に接する箇所が溶接され、フロアパネル57が取り付けられる(B)。
【0055】
さらに、同様にして、複数枚のフロアパネル57が内壁パネル45上、所定の位置に取り付けられ、内壁ブロック59が形成れるが、このとき内壁パネル45の中央部において、ディープロンジパネル56bを後から挿入できるように、オープン型スロット54が上方に開口した状態になっている(C)。
なお、前述と同様に、フロア40に設けるスリット41をオープン型とすることができる。
【0056】
さて、図17に示すように、内壁ブロック59を反転させ、これを定盤上に設置されている外壁ブロック58の上方から、オープンスロット54にディープロンジパネル56bが入るように、調整しながら被せていく。そして、図18に示すように、最終的に外壁ブロック58上に、内壁ブロック59を載せてしまうと、フロア40が外壁31に接着し、ディープロンジ52bがオープンスロット54内に挿入され、ブラケット53に接し、二重船殼ブロック60が形成される。
【0057】
この状態で、フロア40と外壁31が接する箇所、ブラケット53がディープロンジ52bと接する箇所、およびオープンスロット54回りでフロア40とディープロンジ52bとが接する箇所が溶接される。
この場合、オープンスロット54部分には、二重船殼ブロック60が形成された後からカラープレート55が当てがわれて溶接されることになる。
【0058】
二重船殼ブロック60は、中央でディープロンジ52bで仕切られるが、両端(図示左右)は開放された状態であるので、該開放部より作業員が出入りでき、溶接機も搬入することができる。
このように、両端が開放された状態で溶接できるので、区画内部の自動溶接が行なえるし、溶接作業が能率よく行なえる。
【0059】
なお、この例においては、ブラケット53をディープロンジ52bに溶接する場合でも、内壁ブロック60を反転させており、ディープロンジ52b上にブラケット53を下向きで溶接できるので、上向きの溶接作業がなくなり、溶接精度および作業の安全性が高い完全下向きの溶接作業として行なえる。
【0060】
上記の溶接が完了したら、二重船殼ブロック60の端部に、ディープロンジパネル56aを当てがい、これを溶接して取り付ける。
この溶接において、ディープロンジパネル56aの内面の溶接だけは、区画内に入っての溶接となる。
【0061】
【発明の効果】
本発明は、二重船殻構造において、船側外壁と船側内壁から形成される二重船殻を上述の構成としたので、構造面においては、氷塊海域において、板状の氷塊が船側外壁に衝突しても、氷塊荷重は船側外壁に垂直に設けた多数の防撓材(外壁フレーム)によってサポートされるので、より確実に船側外壁を保護できる。
【0062】
また、二重船殼構造ブロックの建造にあたっては、複雑な形状の溶接はオープンな状態で行なえ、そして、大部分の溶接を自動溶接機で行ない得るようになったことと、また、上向きの溶接作業を排除し得たので、溶接効率および溶接作業の安全性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による二重船殼構造の断面図。
【図2】同縦通ガーダの平面図。
【図3】同フロアがある断面図。
【図4】同フロアの部分拡大図。
【図5】同外壁パネルと内壁パネルを示す図。
【図6】同縦通ガーダパネルとフロアパネルを示す図。
【図7】同外壁ブロックと内壁ブロックを示す図。
【図8】同内壁ブロックを反転して外壁ブロックに被せている状態を示す図。
【図9】同二重船殼ブロックの斜視図。
【図10】本発明の他の実施例による二重船殼構造の断面図。
【図11】同ディープロンジの平面図。
【図12】同フロアがある断面図。
【図13】同フロアの部分拡大図。
【図14】同外壁パネルと内壁パネルを示す図。
【図15】同ディープロンジパネルとフロアパネルを示す図。
【図16】同外壁ブロックと内壁ブロックを示す図。
【図17】同内壁ブロックを反転して外壁ブロックに被せている状態を示す図。
【図18】同二重船殼ブロックの斜視図。
【図19】タンカーの横断面図。
【図20】従来型の二重船殼構造の断面図。
【図21】同縦通ガーダの平面図。
【図22】同フロアがある断面図。
【図23】同フロアの部分拡大図。
【図24】同外壁パネルと内壁パネルを示す図。
【図25】同ディープロンジパネルとフロアパネルを示す図。
【図26】同外壁ブロックと内壁ブロックを示す図。
【図27】同内壁ブロックを反転して外壁ブロックに被せている状態を示す図。
【図28】同二重船殼ブロックの斜視図。
【図29】従来型の他の二重船殼ブロックの組み立て状態を示す図。
【図30】同横断面の部分拡大図。
【符号の説明】
1 船体 2 二重殼船側
3 二重殼船底 4 外壁
5 内壁 6 外壁ロンジ
7 内壁ロンジ 8 縦通ガーダ
9 防撓材 10 交通孔
11 フロア 12 防撓材
13 交通孔 14 スロット
15 カラープレート 16 スロット
17 外壁パネル 18 内壁パネル
19 縦通ガーダパネル 20 フロアパネル
21 内壁ブロック 22 二重船殼ブロック
31 外壁 32 内壁
33 外壁フレーム 34 内壁ロンジ
35 縦通ガーダ 36 ブラケット
37 スロット 38 防撓材
39 交通孔 40 フロア
41 スロット 42 防撓材
43 交通孔 44 外壁パネル
45 内壁パネル 46 縦通ガーダパネル
47 フロアパネル 48 ギャップ
49 外壁ブロック 50 内壁ブロック
51 二重船殼ブロック 52 ディープロンジ
53 ブラケット 54 スロット
55 カラープレート 56 ディープロンジパネル
57 フロアパネル 58 外壁ブロック
59 内壁ブロック 60 二重船殼ブロック

Claims (4)

  1. 二重船殻構造において、船側内壁には、船の長さ方向に防撓材を配置し、船側外壁には、前記船の長さ方向と直角に垂直方向に防撓材を配置し、前記船側内壁に配置した防撓材は、前記船の横断面において二重船殻内に張着されたフロアを貫通し、該フロアに支持させ、前記船側外壁に配置した防撓材は、前記船の長さ方向において前記二重船殻内に縦通された中間部の縦通ガーダを貫通し、該中間部の縦通ガーダに支持させ、前記船側外壁の防撓材の上端を前記船の長さ方向において前記二重船殻内に縦通された上部の縦通ガーダで支持し、前記船側外壁の防撓材の下端を前記船の長さ方向において前記二重船殻内に縦通された下部の縦通ガーダで支持したことを特徴とする二重船殻構造
  2. 前記船側外壁に配置した防撓材を、前記船の長さ方向において前記二重船殻内に縦通された中間部のディープロンジを貫通させ、該中間部のディープロンジに支持させ、該防撓材の上端を前記船の長さ方向において前記二重船殻内に縦通された上部のディープロンジで支持するとともに、該防撓材の下端を前記船の長さ方向において前記二重船殻内に縦通された縦通ガーダで支持した請求項1記載の二重船殻構造。
  3. 外壁に、船の長さ方向と直角に垂直または水平方向に外壁フレームを取り付けて外壁パネルを形成し、
    内壁に、前記船の長さ方向に内壁ロンジを取り付けて内壁パネルを形成し、
    上部の縦通ガーダに防撓材と、組み立てた際前記外壁フレームの上端を押さえるブラケットを取り付けて上部の縦通ガーダパネルを形成し、
    中間部の縦通ガーダに防撓材を取り付け、前記外壁フレームが貫通するスロットを設けて中間部の縦通ガーダパネルを形成し、
    フロアに防撓材を取り付け、前記内壁ロンジが貫通するスロットを設けてフロアパネルを形成し、
    前記中間部の縦通ガーダパネルを前記外壁パネル上に、前記外壁フレームが前記スロットに通るようにして配置し、所定の位置で溶接して固定し、前記外壁フレームの端部に、組み立てた際前記外壁フレームの下端を押さえるブラケットを取り付けて外壁ブロックを形成し、
    前記内壁パネルに複数枚の前記フロアパネルを、順次前記内壁ロンジが前記スロットに通るようにして配置し、所定の位置で溶接固定し、前記内壁パネルの中央部に、前記中間部の縦通ガーダパネルを後から挿入できるように、スリット状のギャップを形成させて内壁ブロックを形成し、
    該内壁ブロックを反転して、定盤上に載置された前記外壁ブロックに被せ、両者の接する部分を溶接したあと、端部に前記上部の縦通ガーダパネルを当てがい溶接して取り付けることを特徴とする二重船殻構造ブロックの建造方法。
  4. 外壁に、船の長さ方向と直角に垂直または水平方向に外壁フレームを取り付けて外壁パネルを形成し、
    内壁に、前記船の長さ方向に内壁ロンジを取り付けて内壁パネルを形成し、
    上部のディープロンジに組み立てた際前記外壁フレームの上端を押さえるブラケットを取り付けて上部のディープロンジパネルを形成し、
    中間部のディープロンジに防撓材を取り付け、前記外壁フレームが貫通するスロットを設けて中間部のディープロンジパネルを形成し、
    フロアに前記防撓材と組み立てた際前記中間部のディープロンジの荷重を受けるブラケットを取り付け、前記内壁ロンジが貫通するスロットと、前記中間部のディープロンジが貫通するオープンスロットを設けてフロアパネルを形成し、
    前記中間部のディープロンジパネルを前記外壁パネル上に、前記外壁フレームが前記スロットに通るようにして配置し、所定の位置で溶接して固定し、前記外壁フレームの端部に、組み立てた際前記外壁フレームの下端を押さえるブラケットを取り付けて外壁ブロックを形成し、
    前記内壁パネルに複数枚の前記フロアパネルを、順次前記内壁ロンジが前記スロットに通るようにして配置し、所定の位置で溶接固定して内壁ブロックを形成し、
    前記内壁ブロックを反転して、定盤上に載置された前記外壁ブロックに被せ、両者の接する部分を溶接したあと、端部に前記上部のディープロンジパネルを当てがい溶接して取り付けることを特徴とする二重船殻構造ブロックの建造方法。
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