JPS6140710Y2 - - Google Patents

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JPS6140710Y2
JPS6140710Y2 JP1980076914U JP7691480U JPS6140710Y2 JP S6140710 Y2 JPS6140710 Y2 JP S6140710Y2 JP 1980076914 U JP1980076914 U JP 1980076914U JP 7691480 U JP7691480 U JP 7691480U JP S6140710 Y2 JPS6140710 Y2 JP S6140710Y2
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JP1980076914U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、容器内にステーを固定するために
用いる、ステーブロツクに関するものである。
タンク等の大容量の容器は、その容器壁を堅固
な構造にしないと撓み易い、この撓みは、容器内
に水のような液体を入れたときに著しくなる。こ
のよう撓みを防止するための1つの方法として、
容器の対向壁間または交差壁間をステーで支持す
ることが考えられた。この場合、ステーの端を容
器壁に固定するに際しては、ステーの端を直接容
器壁に固定しないで、容器壁にブロツク状のステ
ー固定具(以下、ステーブロツクという)を固定
し、このステーの端を固定するのが便利である。
このようなステーブロツクとしては、直角四辺形
の小板の3辺に沿い立壁をさしわたしを設けたも
のが提案された。このステーブロツクを用いる際
には、小板が容器壁に固定され、立壁にステーの
端が固定された。このステーブロツクは、立壁を
の数が多いので、1つのステーブロツクに多数の
ステーを固定できるという利点をもつていた。し
かし、このステーブロツクは、立壁が片持ち状態
になるので、容器壁から脱離しやすいので欠点と
された。
そこで、別のステーブロツクとして、小板の一
面に中央部を横切つて延びる立壁を設けたもの
(実開昭53−102112号)が提案された。しさし、
このステーブロツクは、次のような欠点をもつて
いた。すなわち、このステーブロツクの立壁にス
テを固定すると、ステーに強い力(第1図x)が
加えられたとき、立壁基部にずれ応力(第1図
y)と張力(第1図z)とが作用し、その結果、
ずれ応力によつて立壁が小板から引剥がされるこ
とがあつた。また、張力によつて、第1図に示す
ように、立壁2固定部近傍の小板1が浮上るよう
にわん曲した。さらに、容器内液体の波によりス
テーが側方から衝撃を受けたとき、立壁が倒れる
ことがあつた。この考案は、上記の欠点を改善す
るためになされたものである。
すなわち、この考案は、小板の相対向する縁部
を同一側へ折曲し、折曲片間に立壁をさしわた
し、相対向する両側に小板を存在させて立壁に小
板に固定し、立壁のさしわたし方向の両端を折曲
片の側面に接触させ、立壁の少なくとも一方の端
を折曲片に固定し、立壁の両側に支持片を設けて
支持片を立壁と小板とに固定してなる。ステーブ
ロツクである。
この考案に係るステーブロツクを図面に基づい
て説明すると次の通りである。第2図ないし第1
2図は、この考案に係るステーブロツクの一例を
示す斜視図である。第13図ないし第16図は、
この考案に係るステーブロツクの使用状態を示す
一部切欠斜視図である。
第2図において、小板1の相対向する縁部が同
一側へ折曲されている。折曲片11A,11B間
に、立壁2がさしわたされている。立壁2の両側
に、小板1が存在している。立壁2のさしわたし
方向の両端は、折曲片11A,11Bの側面に接
触している。立壁2の少なくとも一方の端は、折
曲片(図では11A)に、例えば溶接のような手
段で固定されている。また、立壁2の両側に支持
片4が設けられ、支持片4が立壁2と小板1とに
固定されている。このように構成されたものが、
この考案に係るステーブロツクaである。
上記のステーブロツクaは、鉄、ステンレス等
の金属、または強靭な合成樹脂で作られる。小板
1は、折曲片を除く全体が片板状であるか、ま
た、は平板状部分を含むことが望ましい。立壁2
は、小板1に溶接されるか、または初めから小板
1と一体に成形される。はた、立壁2は、小板面
から直立しており、その高さは、折曲片11
aA,11Bの高と等しいか、またはこれにより
高くされる。立壁2と折曲片11A,11Bと
は、互いに直交する方向に延びることが望まし
い。図示したように、小板1と立壁2には、ボル
ト挿通孔12,21を穿設することができる。小
板1のボルト挿通孔12は、少なくとも4個が、
折曲片11A,11Bに挟まれて位置することが
望ましい。
第2図に示したのは、この考案に係るステーブ
ロツクの基体的な実施態様である。この考案に
は、このほか、これに若干の変更を加えたものも
含まれる。なお、以下の図面の説明では、先行す
る図面と同り部分の説明は省略する。また、溶接
の図示を省略する。
第3図に示すこの考案に係るステーブロツクで
は、立壁2の高さが折曲片11A,11Bの高さ
と等しくされている。
第4図に示すこの考案に係るステーブロツクc
では、小板1のボルト挿通孔にボルト3が挿通さ
れ、頭部が小板1に溶接されている。
第5図に示すこの考案に係るステーブロツクd
では、小板1が六角形とされている。
第6図に示すこの考案に係るステーブロツクe
では、小板1として円形板が用いられ、その対向
縁部が折曲片11A,11Bとされている。
第7図に示すこの考案に係るステーブロツクf
では、立壁2の両側に直角三角形状の支持片4が
設けられ、支持片4の直角を挟む2辺の先端部分
が、それぞれ小板1および立壁2に溶接される。
第8図に示すここの考案に係るステーブロツク
gでは、支持片4の高さが立壁2の高さと等しく
され、支持片4にもボルト挿通孔41が穿設され
ている。
第9図に示すこの考案に係るステーブロツクh
では、支持片4が立壁2と同形とされ、しかもそ
れらが一体に成形されている。このステーブロツ
クeは、ステーの固形以外に、鎖線で示すよう
に、パイプで作られた柱の固定に用いることがで
きる。
第10図に示すこの考案に係るステーブロツク
iでは、小板1がくの字状折曲板から作られてい
る。このステーブロツクiは、上面が傾斜した単
位板(図に一部切欠して鎖線で示す)を並べて容
器壁を組立てたとき、単位板の継目上に当接され
る。
第11図に示すこの考案に係るステーブロツク
jでは、直角四辺形の小板1の3辺に沿う縁部が
折曲されて、折曲片11A,11Bおよび11C
が形成されている。
第12図に示すこの考案に係るステーブロツク
kでは、直角四辺形の小板1の4辺全部に沿う縁
部が折曲されて、折曲片11A,11,11Cお
よび11Dが形成されている。
この考案に係るステーブロツクは、次のように
使用される。第13図において、容器壁が単位板
p,qおよびrから組立てられている。単位板P
は、直角四辺形の基板5の周縁に基板に対して直
立する直立接合縁6を設けたものである。単位板
qは、単位板Pにおいて、基板5を速直立接合縁
6の突出側へ窪ませたものである。単位板rは、
単位板pにおいて、基板5を直立接合縁6の突出
側と逆側へ膨出させたものである。これらの単位
板は、鉄または強化合成樹脂で作られる。単位板
p,qおよびrは、直立接合縁6を外側に向け、
直立接合縁6同志を当接し、間にパツキン(図示
省略)を挟んでボルトで固定することにより、接
続される。
側壁および底壁の内面に、この考案に係るステ
ーブロツクcが固定されている。ステーブロツク
cは、少なくとも2個の単位板が接続されている
継目上に位置している。ステーブロツクcを固定
するに際しては、小板1が基板5に当接され、当
接面間にパツキンまたは充填材(図示省略)が挿
入され、基板の裏側に補強板7が当接され、これ
らがボルトを用いて緊締されている。対向側壁
間、または側壁と底壁間にステー8がさしわたさ
れ、ステー8の端がステーブロツクcの立壁2に
固定されている。
第14図では、仕切壁を備えた容器が、単位板
p,qおよびrから組立てられている。側壁と底
壁の内面、および仕切壁の一面に、この考案に係
るステーブロツクfが、第13図の場合と同様に
固定されている。側壁と底壁間、側壁と仕切壁
間、および仕切壁と底壁間にステー8がさしわた
され、ステー8の端がステーブロツクfの立壁2
に固定されている。
上記の容器では、容器壁が何れも単位板から組
立てられていたが、容器壁が1枚の板で作られて
いてもよい。なお、単位板から容器壁を組立てる
際には、少なくとも1つの容器壁を1種類の単位
板から組立てるのが普通である。
第15図では、容器の底が板sから組立てられ
ている。単位板sは、第13図の単位板pにおい
て、基板5と直立接合縁6との間に傾斜接合縁9
を設けたものである。底上に、この考案に係るス
テーブロツクhが、第13図の場合と同様に固定
されている。固定に際しては、途中に鍔を付設し
た両ねじボルト31が用いられている。両ねじボ
ルト31の下端は、架台10に固定されている。
ステーブロツクhの立壁2には、ステー8および
L字状折曲板22の1片が固定され、折曲板22
の他片は立壁2の上端より高い位置で水平方向に
突出している。突出した他片上に、下端に鍔82
を備えた柱81が固定されている。
第16図では、容器の底が単位板rから組立て
られている。底上に、この考案に係るステーブロ
ツクhが、第13図の場合と同様に固定されてい
る。固定に際しては、両ねじボルト31が用いら
れている。ステーブロツクhの立壁2の上端に
は、平板23が溶接されている。平板23上に、
下端に鍔82を備えた柱81が固定されている。
この考案に係るステーブロツクは、立壁の両側
に小板が存在しているので、立壁の両側で小板を
容器壁に固定することができる。それ故、立壁が
片持ち状態にならず、強固に固定される。また、
小板の相対向する縁部を同一側へ折曲し、折曲片
間に立壁をさしわたしたので、立壁に固定したス
テーが大きな力で引かれ、その結果立壁基部に張
力が作用し、小板の立壁固定部が浮上るようにわ
ん曲しようとしても、折曲片がリブとして働き、
小板のわん曲が防がれる。さらに、立壁のさしわ
たし方向の両端を折曲片の側面に接触させたの
で、ステーが大きな力で引かれた結果、立壁基部
にずれ応力が作用しても、折曲片によつて立壁の
ずれが防がれる。それ故、ずれ応力による立壁の
剥離が防がれる。また、立壁の少なくとも一方の
端を折曲片に固定したので、ステーが側方から波
による衝撃を受けても、立壁が倒れることがな
い。その上に、立壁の両側に支持片を設けて支持
片を立壁と小板とに固定したのでステーが立壁を
大きな力で引張つても、立壁がずれたり倒れたり
ちぎられたりすることがない。上記のように、こ
の考案のステーブロツクは、数多くのすぐれた利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、公知のステーブロツクがわん曲した
状態を示す一部切欠斜視図、第2図ないし第12
図は、この考案のステーブロツクの一例を示す斜
視図、第13図ないし第16図は、この考案のス
テーブロツクの使用状態を示す一部切欠斜視図で
ある。 各図において、aないしkはこの考案のステー
ブロツク、pないしsは単位板、xはステーに作
用する力、yはずれ応力、zは張力、1は小板、
2は立壁、3はボルト、4は支持片、5は基板、
6は直立接合縁、7は補強板、8はステー、9は
傾斜接合縁、10は架台、11Aないし11Dは
折曲片、12および21はボルト挿通孔、22は
折曲板、23は平板、331は両ねじボルト、4
1はボルト挿通孔、81は柱、82は鍔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小板の相対向する縁部を同一側へ折曲し、折曲
    片間に立壁をさしわたし、立壁に小板を存在させ
    て立壁を小板に固定し、立壁のさしわたし方向の
    両端を折曲片の側面に接触させ、立壁の少なくと
    も一方の端を折曲片に固定し、立壁の両側に支持
    片を設けて支持片を立壁と小板とに固定してな
    る、ステーブロツク。
JP1980076914U 1980-06-02 1980-06-02 Expired JPS6140710Y2 (ja)

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JPS571191U JPS571191U (ja) 1982-01-06
JPS6140710Y2 true JPS6140710Y2 (ja) 1986-11-20

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