JPH0416015Y2 - - Google Patents

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JPH0416015Y2
JPH0416015Y2 JP1986024310U JP2431086U JPH0416015Y2 JP H0416015 Y2 JPH0416015 Y2 JP H0416015Y2 JP 1986024310 U JP1986024310 U JP 1986024310U JP 2431086 U JP2431086 U JP 2431086U JP H0416015 Y2 JPH0416015 Y2 JP H0416015Y2
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brake
back plate
drum
wheel
snow
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一端は該内拡式リンク機構に連結さ
れ、他端はバツクプレートに設けられた開口部を
貫通して、該バツクプレートを挟んで、前記内拡
式リンク機構と反対側に突出したレバー部材を備
えてなるドラムブレーキ装置に関する。
(従来技術) 一般に内拡式ドラムブレーキ装置は、ブレーキ
シユーを拡張してブレーキドラム内周面に圧接し
てブレーキをかけるが、この内拡手段の一つとし
て該ドラムブレーキ装置には、操作ケーブルを介
してパーキングブレーキレバーの操作により作動
する内拡式リンク機構が設けられている。
従来、実公昭57−29090号公報に開示されてい
るように、内拡式リンク機構の一部材を構成する
レバー部材は操作力に対するブレーキシユーの十
分に内拡効果を得るため、その先端がバツクプレ
ート外側に突出して形成されている。
このように構成されているドラムブレーキ装置
においては、雪上路走行によりホイール内周とブ
レーキドラム及びバツクプレート外周との間に雪
が侵入して固着した場合、この固着した雪魂はホ
イール及びブレーキドラムと一体に回転するの
で、雪魂が制止したバツクプレート外周に突出し
たレバー部材に連続的に衝突しレバー部材が変形
するという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題点に鑑みなされたもの
であり、簡単な構造にして雪上路走行時ホイール
及びブレーキドラムに固着し一体に回転する雪魂
がバツクプレート外周に突出したレバー部材と衝
突するのを防止することのできるドラムブレーキ
装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、ホイールと該ホイールと一体に回転
するブレーキドラムと、該ブレーキドラムを回転
可能に支持する支持部材と、該支持部材に固定さ
れる円板状のバツクプレートと、ブレーキシユー
を拡張して前記ブレーキドラム内周面に圧接する
内拡式リンク機構と、一端は、該内拡式リンク機
構に連結され、他端は前記バツクプレートに設け
られた開口部を貫通して該バツクプレートを挟ん
で前記内拡式リンク機構と反対側に突出したレバ
ー部材を備えてなるドラムブレーキ装置であつ
て、前記支持部材側に、雪かき部を備えた雪かき
用アームを設けるとともに、前記ホイールの周方
向において、少なくとも前記レバー部材の他端側
の先端と重合する位置に前記雪かき部を配置した
ことを特徴とする。
なおここで「雪かき用アーム」とは、雪魂との
連続的な衝突に対する十分な強度を有し他部材と
干渉しないものであればどのようなものでもよく
その形状・数・位置は限定されるものではない。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成されるので、ホイー
ル及びブレーキに固着し一体に回転する雪魂は雪
かき用アームの雪かき部との衝突により除雪され
る。よつて、ブレーキシユーの十分な内拡効果を
る。よつて、ブレーキシユーの十分な内拡効果を
得るためにバツクプレート外周にレバー部材を突
出させても、レバー部材と雪魂との衝突を防止で
きる。
特に、レバー部材の先端と、雪魂との衝突が防
止できるため、レバー部材の変形防止効果が高ま
る。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1,3図に示すように内拡式ドラムブレー
キ装置は、主に支持部材1に固定される円板状の
バツクプレート2とバツクプレート2内側に左右
一対に対向配置された弓形のブレーキシユー3,
3′より成る。ブレーキシユー3,3′は、操作ケ
ーブル(図示外)を介してのパーキングブレーキ
バー(図示外)の操作によるブレーキシユー3,
3′上端中間部に配設された内拡式リンク機構4
の作動によつて、ブレーキシユー3,3′下端に
設けられたアンカー部5を支点として拡張され
る。そしてブレーキシユー3,3′をホイール6
と共に回転するブレーキドラム7に内側から圧接
してホイール6の回転を止める構造となつてい
る。内拡式リンク機構4は第2図に示すように、
ブレーキシユー3,3′間にバツクプレート2上
を摺動するように延在するストラツトリンク8と
ストラツトリンク8の左端に枢着されると共にブ
レーキシユー3に係合されたベルクランク9とス
トラツトリンク8の右端に枢着されると共にブレ
ーキシユー3′に係合されたベルクランク形のレ
バー部材10より成る。レバー部材10の一端1
0aは、前記ブレーキシユー3′の基部3a′に連
結され、他端10bはバツクプレート2の開口部
を貫通しその先端10cはバツクプレート外側に
延長して突出し操作ケーブル(図示外)を介して
パーキングブレーキレバー(図示外)に連結され
ている。
11は、バツクプレート2の外周縁部に略半径
方向に突出して設けられた雪かき用アームであ
る。雪かき用アーム11は、その突出部分の長さ
がレバー部材10の他端10bの先端10cの突
出部分の長さより大きくなるように突出度が設定
されている。また、雪魂との衝突力に対する十分
の強度を有し、バツクプレート2の直角方向にも
有効な雪かき効果を得るように略L字状にし、雪
かき部11aを形成している。
この雪かき部11aは、ホイール6の回転方向
に対して、略垂直な面を有している。すなわち、
雪かき部11aは、ホイール6の周方向におい
て、前記レバー部材10の他端10bの先端10
cと重合する位置となるように設定している。
次に実施例の作用について説明する。雪上路走
行の際、雪がホイール6内周とブレーキドラム7
及びバツクプレート2外周との間へ侵入して固着
する。しかしながら、固着したホイール6とブレ
ーキドラム7と一体に回転する雪魂12は、回転
しないバツクプレート2上に設けられた雪かき用
アーム11の雪かき部11aに衝突し除雪され
る。
以上のようにして、雪かき用アーム11による
除雪効果により従来の雪魂12とシーバー部材1
0の他端10bの先端10cとの連続的な衝突が
防止でき、よつてレバー部材10の他端10bが
変形するという問題が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すドラムブレ
ーキ装置の概略正面図、第2図は、ドラムブレー
キ装置の内拡リンク機構の詳細平面図、第3図
は、ドラムブレーキ装置の概略側面図である。 3,3′……ブレーキシユー、6……ホイール、
7……ブレーキドラム、4……内拡式リンク機
構、2……バツクプレート、10……レバー部
材、11……雪かき用アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホイール6と該ホイール6と一体に回転するブ
    レーキドラム7と、該ブレーキドラム7を回転可
    能に支持する支持部材1と、該支持部材1に固定
    される円板状のバツクプレート2と、ブレーキシ
    ユー3,3′を拡張して前記ブレーキドラム7内
    周面に圧接する内拡式リンク機構4と、一端10
    aは該内拡式リンク機構4に連結され、他端10
    bは前記バツクプレート2に設けられた開口部を
    貫通して該バツクプレート2を挟んで前記内拡式
    リンク機構4と反対側に突出したレバー部材10
    を備えてなるドラムブレーキ装置であつて、前記
    支持部材1側に、雪かき部11aを備えた雪かき
    用アーム11を設けるとともに、前記ホイール6
    の周周方向において、少なくとも前記レバー部材
    10の他端10bの先端10cと重合する位置に
    前記雪かき部11aを配置したことを特徴とする
    ドラムブレーキ配置。
JP1986024310U 1986-02-20 1986-02-20 Expired JPH0416015Y2 (ja)

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JPS62136634U JPS62136634U (ja) 1987-08-28
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JP4648366B2 (ja) * 2007-07-24 2011-03-09 本田技研工業株式会社 車両用ディスクブレーキ装置
WO2020004524A1 (ja) * 2018-06-29 2020-01-02 株式会社アドヴィックス ブレーキ装置
JP7229810B2 (ja) * 2018-06-29 2023-02-28 株式会社アドヴィックス ブレーキ装置
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JPS62136634U (ja) 1987-08-28

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