JP3341149B2 - ドラムブレーキ装置 - Google Patents

ドラムブレーキ装置

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JP3341149B2 JP09403298A JP9403298A JP3341149B2 JP 3341149 B2 JP3341149 B2 JP 3341149B2 JP 09403298 A JP09403298 A JP 09403298A JP 9403298 A JP9403298 A JP 9403298A JP 3341149 B2 JP3341149 B2 JP 3341149B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一のブレーキシ
ューを備え、車両の前・後進とも自己サーボ性を有する
リーディングシューとして作用する後輪用のドラムブレ
ーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平9−324829号公報には、前
・後進共、自己サーボ性を有する単一のブレーキシュー
を具備するドラムブレーキ装置が開示されている。この
ドラムブレーキ装置の一例を図12に基づいて概説する
と、バックプレート上に単一のブレーキシューaを可動
的に装架し、このシューaの上方をアンカーbに当接す
るとともに、下方をシュー間隙調整装置cに係合し、ブ
レーキシューaの中間部にリンクdを回転可能に枢支
し、このリンクdの上方をアンカーbに当接すると共
に、下方をサービスブレーキにより作動する第1のアク
チュエータeに作動的に係合し、ブレーキドラムが一方
向(矢印Aで示す方向)に回転したとき、ブレーキシュ
ーaの上方をアンカーbで支持し、かつブレーキドラム
が反対方向に回転したとき、ブレーキシューaの下方を
シュー間隙調整装置cで支持するよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ドラムブレーキ装置を
設計するに当り、下記の二点に留意する必要がある。 〈イ〉 ホイールシリンダに接続するブレーキパイプ
は、飛石等による破損を防ぐために、路面から出来るだ
け遠ざける位置に配管することが望ましい。 〈ロ〉 後輪が前輪よりも先にロックすると、ハンドル
操作がしずらくて危険であるから、これを回避すること
が肝要である。尚、従来例の如く、ブレーキドラムが何
れの方向に回転した場合にもフローティングシューとし
て作用すると、ブレーキの中心点Oを通ってブレーキシ
ューを横切る方向の水平線Xからブレーキシューを支持
する支持点までの距離が短くなる程、ブレーキの効きが
高くなること、またブレーキの効きに対する関係寸法が
同じであれば、フローティングシューよりもピボットシ
ューの効きが低くなることは、例えば「自動車工学全書
(発行所株式会社山海堂)12巻タイヤ,ブレーキ」に
て周知である。上述した観点から、図12に示したドラ
ムブレーキ装置のホイールシリンダを上方に位置させて
右輪側に適用し、後進時のブレーキ効きの確保およびコ
ントロールケーブルを車両の前方に向って配索しようと
すると、前進時においてブレーキシューを支持するシュ
ー間隙調整装置の配設位置の自由度が小さく、後輪の先
ロック現象を解消する設計が難しい。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、前・後進共、自己サーボ
性を喪失せずに、前・後進のブレーキの効きを近づけて
安定した制動力を発揮できる、ドラムブレーキ装置を提
供することにある。さらに本発明は、ホイールシリンダ
をブレーキ上方側に位置させて飛び石等によるブレーキ
パイプの破損を回避できると共に、コントロールケーブ
ルを車両の前方向に向かって牽引できる、ドラムブレー
キ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
バックプレート上に可動的に装架させた単一のブレーキ
シューの各端を第1のアンカーと第2のアンカーに夫々
当接させて係合し、前記ブレーキシューの中間部にリン
クを回転可能に枢支し、このリンクの一方をサービスブ
レーキにより作動する第1のアクチュエータに作動的に
係合すると共に、他方を支持部材で支持し、前記第1の
アクチュエータの作動力が前記リンクの枢支部を介して
ブレーキシューへ伝達するように構成したドラムブレー
キ装置において、ブレーキの中心点を通って前記ブレー
キシューを横切る方向の水平線から、第1又は第2のア
ンカーまでの距離が短い方をピボットアンカーにすると
共に、距離の長い方をフローティングアンカーとしたこ
とを特徴とする、ドラムブレーキ装置である。請求項2
に係る発明は、請求項1に記載のドラムブレーキ装置に
おいて、第1又は第2のアンカーのいずれか一方に、ブ
レーキドラムとブレーキシューの間隙を調整するシュー
間隙調整機構を具備することを特徴とする、ドラムブレ
ーキ装置である。請求項3に係る発明は、請求項1又は
請求項2に記載のドラムブレーキ装置において、ブレー
キシューの拡開量を自動的に感知して調整するシュー間
隙自動調整機構を具備せしめたことを特徴とする、ドラ
ムブレーキ装置である。請求項4に係る発明は、請求項
1〜請求項3のいずれかに記載のドラムブレーキ装置に
おいて、パーキングブレーキにより作動する第2のアク
チュエータを、リンクの一方側が拡開可能に具備せしめ
たことを特徴とする、ドラムブレーキ装置である。請求
項5に係る発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記
載のドラムブレーキ装置において、ブレーキシューに作
用するリンクとの枢支点を支点としたシューリターンス
プリングのモーメントを、前進時におけるブレーキシュ
ーのアンカー側が大なるように設定したことを特徴とす
る、ドラムブレーキ装置である。請求項6に係る発明
は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のドラムブレ
ーキ装置において、リンクの他方を支持する支持部材
が、ブレーキシューを支持するアンカーと共用であるこ
とを特徴とする、ドラムブレーキ装置である。請求項7
に係る発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
ドラムブレーキ装置において、第1のアクチュエータが
片口開放型のホイールシリンダであることを特徴とす
る、ドラムブレーキ装置である。
【0006】
【発明の実施の形態1】以下、図1〜図6に示す右輪側
のドラムブレーキ装置に基づいて本発明の実施の形態に
ついて説明する。
【0007】図1,2において、1はバックプレート
で、その中央穴1aを車軸に遊嵌し、4箇所のボルト穴
1bに図示しないボルトを挿通して車体側に固定され
る。2はバックプレート1に対向し車輪と一体的に回転
するブレーキドラムである(図2および図3に二点鎖線
で示す)。3は単一のブレーキシューで、シューリム4
とシューウェブ5とを断面T字状に接合し、シューリム
4の外周にブレーキドラム2と摩擦係合してこれを制動
するライニング6を固着して構成されている。そして、
公知の板ばね7とシューホールドピン8から成るシュー
ホールド機構9で以てブレーキシュー3がバックプレー
ト1上に装架されている。シューウェブ5の下方(他
方)5aはバックプレート1に固定された第1のアンカ
ーであるアンカー部材10の平面に摺接させて当接する
とともに、上方(一方)5bは第2のアンカーを兼ねた
シュー間隙調整装置14に摺動不能に当接しており、こ
の調整装置14は後述する通り、ブレーキドラム2とブ
レーキシュー3との隙間を調整する機能を有する。
【0008】11はシューウェブ5の表側に重ねて配置
したリンクであって、その下方11aは前記アンカー部
材10に当接している。本例のアンカー部材10は前記
ブレーキシュー3及びリンク11の支持部材として共用
されているが、別個に設置することも可能である。リン
ク11の上方11bはサービスブレーキにより作動する
第1のアクチュエータである片口開放型のホイールシリ
ンダ12のピストン13に係合している。
【0009】リンク11は板ばね7とシューホールドピ
ン8により構成されるシューホールド機構9を介してシ
ューウェブ5に回転可能に枢支されている。図3を基に
リンク11の枢支構造について説明すると、リンク11
の中間部にプレスにてバーリング成形した中空突起11
cが一体成形されており、この中空突起11cがシュー
ウェブ5に穿設された穴5cに回転可能に嵌合されてい
る。シューホールドピン8の頭部8aがバックプレート
1の穴に係止し、シューホールドピン8の掛止部8bが
前記リンク11の中空突起11c及びリンク11に上載
した板ばね7を貫通して板ばね7の上側の板片に係合し
ている。リンク11は板ばね7の弾性力で以てシューウ
ェブ5に弾力的に保持される。
【0010】図1において、シューウェブ5の上方5b
を支持しかつ、ブレーキドラム2とライニング6との隙
間を調整するシュー間隙調整装置14は、ホイールシリ
ンダ12のシリンダボディ12aに螺合するアジャスト
ボルト15と、スリーブ16とから成る。図4を基にシ
ュー間隙調整装置14について詳述すると、前記シリン
ダ12のボディ12aにピストン13と並列に形成した
穴内にめねじ12bが刻設され、アジャストボルト15
の一方のねじ軸部15bが螺合している。アジャストボ
ルト15は中間部に調整用歯輪15aを有する。アジャ
ストボルト15の他方の軸部15cはスリーブ16の盲
穴16aに回転可能に嵌合している。またスリーブ16
の端部には凹状又は凸状の円弧底面(本図では凹状)を
有する切欠溝16bが形成してあって、該切欠溝16b
の円弧底面に対応するシューウェブ5の上方5bの円弧
面が面接触し、かつ後述するブレーキレバー20の中間
部が僅かな隙間を存するように配設されている。上述し
た第1及び第2のアンカー部材10,14のシュー支持
形状から明らかな通り、ブレーキ作動時において、第1
のアンカー部材10側でブレーキシュー3を支持する場
合には、このブレーキシュー3はブレーキドラム2の摺
動面にならって落ち着くからフローティングシューとし
て作用する。第2のアンカー部材14側でブレーキシュ
ー3を支持する場合には、このシュー3はアンカー部材
14の円弧面の中心点を支点に拡開するからピボットシ
ューとして作用する。
【0011】図1において、17は第1のシューリター
ンスプリングで、シューウェブ5の下方5aとアンカー
部材10の一部位との間に張設されている。18は第2
のシューリターンスプリングで、シューウェブ5の上方
5bとホイルシリンダ12をバックプレート1に締着す
るボルト19との間に張設されている。
【0012】第1及び第2のシューリターンスプリング
17,18は、つぎの関係を満たすようにして張設され
る。図6において、第1のシューリターンスプリング1
7の取付荷重をF1 、第2のシューリターンスプリング
18の取付荷重をF2 、ブレーキシュー3のリンク11
との枢支点から第1のシューリターンスプリング17ま
での距離をL1 、ブレーキシュー3のリンク11との枢
支点から第2のシューリターンスプリング18までの距
離をL2 とする。ブレーキドラム2の前進方向が矢印A
方向であって、ブレーキシュー3に作用するモーメント
がF1 ×L1 <F2 ×L2 の関係が成り立つように設定
されている。すなわち、ブレーキシュー3に作用する前
記リンク11との枢支点を支点にした各シューリターン
スプリング17,18によるモーメントは、ブレーキド
ラム2の回転方向Aに対するブレーキシュー3の回出側
が回入側に対して大きくなるように設定されている。こ
れは圧倒的に使用頻度の多い前進時のブレーキドラムの
回転方向Aに対し、ブレーキシュー3の回出側が離れる
のを防止することにより、衝撃荷重が加わらないように
するためである。また、ブレーキレバー20を引き気味
に調整(ブレーキシュー3が少し拡開した状態)した場
合でも、ブレーキシュー3の回出側が第2のアンカー1
4から離れないから、上記と同様の効果を奏する。
【0013】次に、第2のアクチュエータであるパーキ
ングブレーキについて説明する。図1において、20は
シューウェブ5の裏側に重ねて配設されたブレーキレバ
ーであって、その基端部20aがリンク11の上方11
bにピン21で以て回転可能に軸支され、この近傍の中
間部位20bがスリーブ16の切欠溝16b底に僅かに
隙間を存して係合し(図4参照)、自由端部にはU溝2
0cが折曲形成されている。前記U溝20cの近傍でシ
ューリム4の内面に当接している突起は戻り位置を規制
するストッパー部20dである。図5において、22は
遠隔操作用のコントロールケーブルで、そのアウターケ
ーシング23の一端がバックプレート1に取付けられ、
インナーケーブル24の一端に固定されたエンドニップ
ル24aがブレーキレバー20のU溝20cに掛止され
ている。25はインナーケーブル24を囲繞し、アウタ
ーケーシング23とU溝20c部との間に縮設された圧
縮コイルばねで、ブレーキレバー20とインナーケーブ
ル24を押し戻す機能を有している。
【0014】
【ブレーキ作動】〈イ〉サービスブレーキ作動 例えば、フットペダルを踏むとホイールシリンダ12が
加圧され、ピストン13がリンク11の上方11bを押
圧する。リンク11はその下方11aのアンカー部材1
0との当接点を支点に拡開して中空突起11cがブレー
キシュー3を押圧する。そのとき、ブレーキシュー3に
はシューリターンスプリング17および18によるモー
メント差が作用しているため、必ず、上方5b側のアン
カー部材14との当接点を支点に下方5a側が拡開し、
そのライニング6が回転しているブレーキドラム2に摩
擦係合してこれを制動する。上述から明らかな如く、ブ
レーキシュー3に作用する作用力はリンク11の枢支点
から下方11a側の支承点までの距離L3 と、枢支点か
ら作用点までの距離L4 との比、すなわちリンク11の
てこ比(L3 +L4/L3により簡単に変えことがで
きる。(図6参照)
【0015】今、図1において、前進時におけるブレー
キドラム2が矢印A方向に回転しているから、シューウ
ェブ5の上方5bが第2のアンカーであるシュー間隙調
整装置14に支持され自己サーボ性を有するピボットシ
ューとして作用する。従って、シューウェブ5の上方5
bは常時第2のアンカー14に当接しており、ブレーキ
ドラム2の回転方向に対する回出側が離れないから、衝
撃荷重が加わらずに強度上有利であるし、打音が生じる
心配もない。また、ブレーキドラム2が反対方向に回転
している場合には、シューウェブ5の下方5aが第1の
アンカーであるアンカー部材10に支承され、自己サー
ボ性を有するフローティングシューとして作用する。
【0016】ここで、ブレーキパイプの接続作業性等レ
イアウトの面から、図6において、ブレーキの中心点O
とブレーキシュー3を横切る方向の水平線Xから、第2
のアンカーを兼ねたシュー間隙調整装置14までの距離
(L5 )が第1のアンカーであるアンカー部材10まで
の距離(L3 )よりかなり短く設定されてしまう。本発
明はブレーキ中心に近い方の第2のアンカー(シュー間
隙調整装置14)をピボットタイプとし、ブレーキ中心
から遠い方の第1のアンカー(アンカー部材10)をフ
ローティングタイプとしたことにより、前進時と後進時
のブレーキの効きを近付けることを可能とする。これに
より、前進時の効き過ぎを解消すると共に、後進時の効
きを確保できる。
【0017】付け加えると、広く知られている一対のブ
レーキシューを対向して配設するリーディング・トレー
リング形ドラムブレーキ装置(例えば特公平1−583
74号公報)と同等の作用が得られる。
【0018】本発明は上下のアンカータイプを異なせる
ことで、前・後進の効きを近付けることだけでなく、さ
らにホイールシリンダ12をブレーキ上方側に位置させ
て飛び石等によるブレーキパイプの破損を回避すること
ができると共に、コントロールケーブル24を車両の前
方向に向かって牽引できるから配索が簡単である。ま
た、ブレーキシュー3が1本であるから、ペダルおよび
ハンドレバーのストロークをほぼ半減できて操作フィー
リングが向上するし、バックプレート1の右側が空所と
なるから、アンチスキッド装置用のセンサー取付けが容
易になる等の効果を奏する。
【0019】尚、ライニング6とブレーキドラム2との
隙間を調整したいときには、図4に示すプラグ1cを取
り外した後、ブレーキ外部からマイナスドライバー等の
工具を差し込んで、調整用歯輪15aを回転し、アジャ
ストボルト15を螺出・入してやれば、上記の隙間を手
動で調整することができる。
【0020】〈ロ〉パーキングブレーキ作動 例えば、車室内のハンドブレーキレバーを操作すると、
インナーケーブル24が牽引され、ブレーキレバー20
がその中間部位20bのスリーブ16との当接点を支点
に図1における反時計方向に回転させられ、ピン21を
介してリンク11の上方11bを押圧する。その結果、
サービスブレーキ作動と同様に、ブレーキシュー3はそ
の上方5b側を支点に下方5a側が拡開し、そのライニ
ング6がブレーキドラムに摩擦係合する。
【0021】
【発明の実施の形態2】図7〜図9は、シュー間隙自動
調整機能を具備するドラムブレーキ装置に適用した実施
の形態を示す。尚、本実施の形態の説明にあたり、上述
した実施の形態1とほぼ同一の部品については100の
位の符号を付して詳しい説明を省略する。
【0022】101はバックプレート、103はブレー
キシュー、105はシューウェブ、106はライニン
グ、110は第1のアンカーであるアンカー部材、11
1はリンク、112は第1のアクチュエータであるホイ
ールシリンダ、117は第1のシューリターンスプリン
グ、118は第2のシューリターンスプリング、120
は第2のアクチュエータであるブレーキレバーである。
【0023】〈イ〉シュー間隙調整装置 第2のアンカーを兼ねるシュー間隙調整装置114はア
ジャストボルト115とナット部材127から成る。ア
ジャストボルト115は、その一方のねじ軸部115b
がシリンダボディ112aに穿設した盲穴112cに嵌
合し、他方の圧潰部分115cに形成された切欠溝11
5dはシューウェブ105とリンク111とブレーキレ
バー120を受容している。切欠溝115dの溝底面が
本例では凸状の円弧底面を呈し、これに対応するように
形成されたシューウェブ105の上方105bの円弧面
が面接触して、前述した実施の形態1と同様に、ブレー
キドラムが矢印A方向に回転するとブレーキシュー10
3はピボットシューとして作用する。また、ナット部材
127はアジャストボルト115のねじ軸部115bに
螺合し、その右側面がシリンダボディ112aの盲穴1
12cの開口端面に当接することによりブレーキシュー
103の戻り位置を規制している。ナット部材127の
外周には細かな鋸歯状の歯127aが一体形成されてい
る。シリンダボディ112aとブレーキシュー103と
の間には第2のシューリターンスプリング118が張設
されている。
【0024】上述した構成におけるブレーキ作動とシュ
ー間隙手動調整作用は、既述した通りであるので説明を
省略する。
【0025】〈ロ〉シュー間隙自動調整装置 130はブレーキレバー120のバックプレート1側に
配設された略Y字形を呈するアジャストレバーで、その
第1の腕130aの端部の穴130bがリンク111に
ブレーキレバー120を軸支したピン121に回転可能
に枢支されている。アジャストレバー130の中間部1
30cがアジャストボルト115の切欠溝115dの段
付面115eに係合するとともに、第2の腕130dが
ナット部材127の歯127aに係合している。132
はアジャストレバー130の第3の腕130eとブレー
キレバー120との間に張設されたアジャストスプリン
グで、図7において、アジャストレバー130にピン1
21を支点として反時計方向の付勢力を与えている。
【0026】〈ハ〉シュー間隙の自動調整作用 サービスブレーキを作動してアンカー部材110を支点
にリンク111が拡開すると、ピン121も一緒に移動
する。このとき、アジャストレバー130の中間部13
0cがアジャストスプリング132の付勢力により段付
面115eに押圧されているから、第7図において、第
2の腕130dが反時計方向に回転する。
【0027】今、ライニング106が摩耗してリンク1
11の拡開量が増大すると、アジャストレバー130の
第2の腕130dの回転量が鋸歯状の歯127aの歯間
ピッチを超えて、ナット部材127を回転せしめ、この
ナット部材127からアジャストボルト115を螺出
し、ブレーキドラムとライニング106との隙間が常に
一定となるように自動的に調整される。
【0028】また、パーキングブレーキ作動時には、ブ
レーキレバー120の作用力により、シュー間隙調整装
置114のスラスト力が増大し、これに打ち勝つだけの
アジャストスプリング132力が付勢されていないか
ら、間隙調整作用は行われない。
【0029】
【発明の実施の形態3】図10及び図11に基づいて他
の実施の形態について説明する。尚、本実施の形態3の
説明に当たっては、既述した実施の形態と同一の部品に
ついては200の位の符号を付してその詳しい説明を省
略する。
【0030】〈イ〉全体の構成 前述した実施の形態1又は2に対する相違点は、図10
において、ブレーキドラムとブレーキシュー203との
隙間を調整するシュー間隙調整機能が下方の第1のアン
カー210に具備され、この部分に上記の隙間を自動的
に調整するシュー間隙自動調整が付設されていることで
ある。一方、上方に位置する第2のアンカー214は段
付きのピン状を呈し、その小径軸部214aがシリンダ
ボディ212aに圧入され、大径軸部214bに形成さ
れた切欠溝の凹状の円弧底面がシューウェブ205を支
持するように構成されている。
【0031】〈ロ〉シュー間隙自動調整装置 図11に拡大して示すように、シュー間隙調整装置はバ
ックプレート201にボルト等で固着したアンカーブロ
ック210aと、これに一方のおねじ軸部が螺合するア
ジャストボルト215と、該ボルト215の他方軸部に
回転可能に嵌合するスリーブ216から成る。アジャス
トボルト215は、中間部に調整用歯輪215aを一体
的に有する。また、スリーブ216の端部に形成した切
欠溝216c底の平面にシューウェブ205及びリンク
211の端面が夫々当接して摺動可能に支持されてい
る。
【0032】アジャストレバー230はそのだるま穴2
30bがシューウェブ205の下方端の近傍に立設した
ピン231に回転可能に枢支され、その中間部230c
がスリーブ216の溝底に当接して係合され、その先端
230dがアジャストボルト215の調整用歯輪215
aに係合している。また、本実施例の第1のシューリタ
ーンスプリング217は、アジャストレバー230とア
ンカーブロック210aに立設したピンとの間に張設さ
れ、ブレーキシュー203に戻し力を作用させるだけで
なく、アジャストレバー230にピン231を支点とし
て時計方向の付勢力を与えるばね機能を兼ねている。
尚、第1のアクチュエーターであるホイールシリンダ2
12や第2のアクチュエーターであるブレーキレバー2
20の構成およびシューリターンスプリング217と2
18によりブレーキシュー203に作用するモーメント
などは、前述した実施の形態1および2と同じにつき、
その説明を省略する。また、サービスブレーキ作動およ
びパーキングブレーキ作動についても同様であるから、
その説明は省略する。
【0033】〈ハ〉シュー間隙の自動調整作用 サービス及びパーキングブレーキ作動時、第1のシュー
リターンスプリング217と第2のシューリターンスプ
リング218とによるモーメント差によりブレーキシュ
ー203の第1のアンカー210側が拡開する。このと
き、アジャストレバー230がスリーブ216との当接
点を支点に時計方向に回転する。今、ライニング206
が摩耗して、アジャストレバー230の回転量が調整用
歯輪215aの歯間ピッチを超えると、アジャストボル
ト215を回転せしめて、ブレーキドラムとライニング
206との隙間を自動的に調整して常に一定に保つ。
【0034】
【発明の実施の形態4】本発明は上述した実施の形態に
限定されるものでは決して無く、例えばシューウェブに
対するリンクとブレーキレバーの配設位置を上下逆にし
たり、また、アジャストスプリング力を大きく設定して
やれば、パーキングブレーキ作動時にシュー間隙自動調
整作用をおこなわせることもできる等、幾多の変更が可
能であることは当技術分野に習熟したものには理解され
るであろう。
【0035】
【発明の効果】本発明は次のような効果を得ることがで
きる。 〈イ〉 単一ブレーキシューの上下両端を支持する各ア
ンカーのブレーキ中心に近い方をピボットタイプとし、
ブレーキ中心から遠い方をフローティングタイプとする
ことで、前進時と後進時のブレーキの効きを近付けるこ
とができるから、後進時の効きを確保しつつ、前進時の
効き過ぎを回避できる。 〈ロ〉 一対のアンカーのタイプを変えるだけで済むか
ら、設計上のレイアウトが極めて容易である。 〈ハ〉 前・後進のブレーキの効きを近付けることだけ
でなく、さらにホイールシリンダをブレーキ上方側に位
置させて飛び石等によるブレーキパイプの破損を回避す
ることができると共に、コントロールケーブルを車両の
前方向に向かって牽引できるから配索が簡単である。 〈ニ〉 ブレーキシューが1本であるから、ペダルやハ
ンドレバーのストロークをほぼ半減できて操作フィーリ
ングが向上する。 〈ホ〉 バックプレートのブレーキシューと対向する側
に広い空所を確保できるから、アンチスキッド装置用セ
ンサーの装着が容易である。 〈ヘ〉 使用頻度が圧倒的に多く、しかも高速・高減速
で使われる前進時において、ブレーキシューのアンカー
を常に当接させるように設計しておくことにより、アン
カー部に衝撃荷重が加わらないから強度上有利である。
また、ブレーキシューがアンカーに衝突して発生する打
音も起きないから、ドライバーに不快感を与えることも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るドラムブレーキ
装置の平面図
【図2】 図1におけるII−IIの断面図
【図3】 図1におけるIII −III の断面図
【図4】 図1におけるIV−IVの断面図
【図5】 図1におけるV−V の断面図
【図6】 ブレーキシューに作用するモーメントを説明
するためのモデル図
【図7】 本発明の実施の形態2に係るドラムブレーキ
装置の平面図
【図8】 アジャストレバーの平面図
【図9】 図7におけるIX−IXの断面図
【図10】 本発明の実施の形態3に係るドラムブレー
キ装置の平面図
【図11】 図10におけるドラムブレーキ装置の下部
の拡大平面図
【図12】 本発明が前提とするドラムブレーキ装置の
平面図
【符号の説明】
1,101,201………………………バックプレート 2……………………………………………ブレーキドラム 3,103,203………………………ブレーキシュー 4……………………………………………シューリム 5,105,205………………………シューウェブ 6,106,206………………………ライニング 9……………………………………………シューホールド
機構 10,110………………………………アンカー部材
(第1のアンカー) 11,111,211……………………リンク 12,112,212……………………第1のアクチュ
エータであるホイールシリンダ 14,114………………………………シュー間隙調整
装置(第2のアンカー) 15,115,215………
……………アジャストボルト 16,216………………………………スリーブ 17,117,217……………………第1のシューリ
ターンスプリング 18,118,218……………………第2のシューリ
ターンスプリング 20,120,220……………………第2のアクチュ
エータであるブレーキレバー 22…………………………………………コントロールケ
ーブル 127………………………………………ナット部材 130,230……………………………アジャストレバ
ー 132………………………………………アジャストスプ
リング 210………………………………………第1のアンカー 214………………………………………第2のアンカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 51/16 F16D 65/09 F16D 65/56

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックプレート上に可動的に装架させた
    単一のブレーキシューの各端を第1のアンカーと第2の
    アンカーに夫々当接させて係合し、前記ブレーキシュー
    の中間部にリンクを回転可能に枢支し、このリンクの一
    方をサービスブレーキにより作動する第1のアクチュエ
    ータに作動的に係合すると共に、他方を支持部材で支持
    し、前記第1のアクチュエータの作動力が前記リンクの
    枢支部を介してブレーキシューへ伝達するように構成し
    たドラムブレーキ装置において、 ブレーキの中心点を通って前記ブレーキシューを横切る
    方向の水平線から、第1又は第2のアンカーまでの距離
    が短い方をピボットアンカーにすると共に、距離の長い
    方をフローティングアンカーとしたことを特徴とする、 ドラムブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドラムブレーキ装置に
    おいて、第1又は第2のアンカーのいずれか一方に、ブ
    レーキドラムとブレーキシューの間隙を調整するシュー
    間隙調整機構を具備することを特徴とする、ドラムブレ
    ーキ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のドラムブ
    レーキ装置において、ブレーキシューの拡開量を自動的
    に感知して調整するシュー間隙自動調整機構を具備せし
    めたことを特徴とする、ドラムブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    ドラムブレーキ装置において、パーキングブレーキによ
    り作動する第2のアクチュエータを、リンクの一方側が
    拡開可能に具備せしめたことを特徴とする、ドラムブレ
    ーキ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    ドラムブレーキ装置において、ブレーキシューに作用す
    るリンクとの枢支点を支点としたシューリターンスプリ
    ングのモーメントを、前進時におけるブレーキシューの
    アンカー側が大なるように設定したことを特徴とする、
    ドラムブレーキ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    ドラムブレーキ装置において、リンクの他方を支持する
    支持部材が、ブレーキシューを支持するアンカーと共用
    であることを特徴とする、ドラムブレーキ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
    ドラムブレーキ装置において、第1のアクチュエータが
    片口開放型のホイールシリンダであることを特徴とす
    る、ドラムブレーキ装置。
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