JP4597345B2 - ドラムブレーキ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はドラムブレーキに係り、特に、ブレーキシューの他端部を位置決めすることによりブレーキ反力を受け止めるアンカの配設形態に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(a) 略円板形状を成しているとともに、裏側において支持部材に一体的に固設されるバッキングプレートと、(b) 円弧形状を成して前記バッキングプレートの表側に配設され、一端部が外周側へ移動させられることにより回転ドラムに押圧されて制動力を発生するブレーキシューと、(c) そのブレーキシューの他端部と係合させられて位置決めすることにより、そのブレーキシューが前記回転ドラムに押圧されて制動力を発生する際のブレーキ反力を受け止めるアンカと、を有するドラムブレーキが、車両用の常用ブレーキやパーキングブレーキなど種々の回転制動装置に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のドラムブレーキは、アンカがバッキングプレートに固設されており、ブレーキ反力がアンカからバッキングプレートを介して支持部材に伝達されるため、バッキングプレートに対する要求強度が高く、板厚や材質が制約されて軽量化が困難であった。
【0004】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、バッキングプレートに対する要求強度を緩和して薄肉化や材質の変更などで軽量化を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、第1発明は、(a) 略円板形状を成しているとともに、裏側において支持部材に一体的に固設されるバッキングプレートと、(b) 円弧形状を成して前記バッキングプレートの表側に配設され、一端部が外周側へ移動させられることにより回転ドラムに押圧されて制動力を発生するブレーキシューと、(c) そのブレーキシューの他端部と係合させられて位置決めすることにより、そのブレーキシューが前記回転ドラムに押圧されて制動力を発生する際のブレーキ反力を受け止めるアンカと、を有するドラムブレーキにおいて、(d) 前記バッキングプレートと前記支持部材との間に挟まれた状態で、複数の締結装置によってそのバッキングプレートと共にその支持部材に一体的に固設されるキャリアプレートを有し、(e) そのキャリアプレートに一体に設けられて前記バッキングプレートに形成された開口から表側へ突き出す突出部によって前記アンカが構成されていることを特徴とする。
【0006】
第2発明は、第1発明のドラムブレーキにおいて、前記キャリアプレートは、平板状の金属板材を打抜き加工するとともに前記突出部を所定角度で曲げ加工したものであることを特徴とする。
【0007】
【発明の効果】
このようなドラムブレーキにおいては、支持部材に直接固設されるキャリアプレートにアンカが設けられているため、バッキングプレートに対する要求強度が緩和され、そのバッキングプレートを薄肉化したりアルミニウム等の軽金属材料にて構成したりすることが可能で、ドラムブレーキ全体の軽量化を図ることができる。すなわち、ブレーキ反力を受け止めるためにある程度の強度を有するキャリアプレートが必要で、その分だけ重量が重くなるが、ブレーキシューなどが配設されるバッキングプレートに比べて小さくて済むため、それ程強度を必要としなくなったバッキングプレートを薄肉化したり軽金属材料にて構成したりすることにより、キャリアプレートの存在に拘らずドラムブレーキを全体として軽量化できるのである。
【0008】
また、上記キャリアプレートは、バッキングプレートと支持部材との間に挟まれた状態でバッキングプレートと共に支持部材に一体的に固設されるとともに、アンカとして機能する突出部がキャリアプレートに一体に設けられているため、部品点数や組付工数が増加することがない。
【0009】
また、第2発明では、平板状の金属板材を打抜き加工するとともに、アンカとして機能する突出部を所定角度で曲げ加工することによってキャリアプレートが構成されているため、そのキャリアプレートを簡単且つ安価に製造できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、車両用ドラムブレーキに好適に適用されるが、車両用以外の各種の回転制動装置にも適用され得る。車両用ドラムブレーキは、パーキングブレーキ用のドラムブレーキでも、常用ブレーキ用のドラムブレーキでも、或いはその両方の機能を有するドラムブレーキであっても良い。ディスクブレーキにドラムブレーキが内蔵されているドラムインディスクブレーキにも適用され得る。ドラムブレーキとしては、リーディング・トレーリング型、ツー・リーディング型など、種々のタイプのものに適用することが可能で、通常は略対称的に配設される一対のブレーキシューを有して構成される。なお、車両には、自動車だけでなく電車や自動二輪車なども含む。
【0011】
バッキングプレートの材質としては、例えばアルミニウムやアルミニウムを主成分とする合金などの軽金属材料の板材が好適に用いられるが、従来と同様に鋼板などを使用することも可能で、その場合は従来よりも板厚が薄い薄板材を採用することができる。バッキングプレートには、ブレーキシューの他に、油圧シリンダ等のブレーキアクチュエータや、ブレーキシューの接近位置を規定するストラット、リターンスプリング、或いはパーキングブレーキレバーなどが配設され、それ等を保持できる程度の強度が要求される。
【0012】
キャリアプレートは、第2発明のように平板状の金属板材を打抜き加工するとともに突出部を所定角度で曲げ加工して構成することが望ましいが、断面がL字形状の鋳造品などを採用することもできる。突出部の曲げ角度(所定角度)は、例えば略直角であるが、アンカとして使用できるものであれば45°程度などで傾斜していても良い。材質や板厚は、ブレーキ反力を受け止めることができる範囲で適宜定められる。
【0013】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1のリーディング・トレーリング型車両用ドラムブレーキ8は、常用ブレーキおよびパーキングブレーキとして用いられるもので、(a) は正面図、(b) は(a) におけるB−B断面拡大図である。また、図2は図1におけるII−II断面を示す図で、図3は図1における III− III断面を示す図である。略円板形状のバッキングプレート10は、図2に明らかに示されているように、その裏側においてアクスルハウジングやナックル等の車体側部材60にナット等の締結装置62により一体的に固設されており、車輪を支持するアクスルシャフト等の回転部材を挿通させる挿通穴10hが設けられているとともに、車体側部材60と反対の表側には、その回転部材を回転可能に支持するベアリング装置64が上記締結装置62によりバッキングプレート10と共に車体側部材60に一体的に固設されている。そして、そのベアリング装置64によって軸心まわりの回転可能に支持されている回転部材には、アクスルハブ66を介して回転ドラム68が一体的に固設されており、そのアクスルハブ66に図示しない車輪が着脱可能に取り付けられるようになっている。上記車体側部材60は支持部材に相当する。なお、図1(a) では、ベアリング装置64などが省略されている。
【0014】
上記バッキングプレート10には、円弧形状を成す一対のブレーキシュー12、14がシューホールドダウン装置16、18により略対称的に且つ互いに左右方向への拡開可能に取り付けられている。ブレーキシュー12、14は摩擦部材に相当するもので、バッキングプレート10の板面と略平行な平板状のシューウェブ20と、そのシューウェブ20の外周側端縁にT字状に一体的に固設されたシューリム22と、そのシューリム22の外周面に固着されたライニング(摩擦材)24とを備えてそれぞれ構成されている。シューホールドダウン装置16、18は、ブレーキシュー12、14をバッキングプレート10と略平行な方向の移動可能にバッキングプレート10に押圧して離脱不能に取り付けるためのもので、例えばシューウェブ20の中間部を貫通してバッキングプレート10に係止されるピンや、そのピンの先端部(頭部)に配設されたカップとシューウェブ20との間に設けられた圧縮コイルスプリングなどを備えて構成されている。本実施例では、前記回転ドラム68は前進走行時に図1(a) において右まわりに回転させられるようになっており、右側のブレーキシュー12がリーディングシューで、左側のブレーキシュー14がトレーリングシューである。
【0015】
一対のブレーキシュー12、14の一端部(上端部)は、バッキングプレート10に配設されたブレーキアクチュエータ26の両端部とそれぞれ係合させられて、常用ブレーキの制動時、すなわちブレーキ操作部材であるブレーキペダルの踏込み操作時には、そのブレーキアクチュエータ26によってそれぞれ離間する方向へ拡開させられ、車輪と一体的に回転する回転ドラム68に押圧されて制動力を発生する。ブレーキアクチュエータ26は、ブレーキペダルの踏込み操作力に応じて油圧を発生する油圧シリンダなどで、この時の反力がバッキングプレート10に作用しないように、例えば一対のブレーキシュー12、14にそれぞれ係合させられた一対の出力部材(ピストンなど)を相対的に離間させるように構成されている。
【0016】
ブレーキアクチュエータ26の近傍であってバッキングプレート10の内周側の位置には、ブレーキシュー12、14に跨がってリターンスプリング(実施例では引張コイルスプリング)28が略水平に張設され、互いに接近する方向へ付勢されているとともに、リターンスプリング28と略平行にストラット30が配設され、非制動時にリターンスプリング28の付勢力に従って接近させられる一対のブレーキシュー12、14の接近位置が規定されるようになっている。また、ブレーキシュー12、14の他端部(下端部)は、それ等の間に設けられたアンカ32に当接させられるようになっており、そのアンカ32によってブレーキ反力が受け止められるようになっている。ブレーキシュー12、14の下端部に跨がって引張コイルスプリング33が張設され、アンカ32との係合状態が維持されるようになっている。
【0017】
一方のブレーキシュー14のシューウェブ20のバッキングプレート10側の面には、パーキングブレーキレバー34が、ブレーキアクチュエータ26側に位置する部分においてシューウェブ20に対して略垂直な取付軸36の軸心まわりに回動可能に取り付けられているとともに、前記ストラット30は、このパーキングブレーキレバー34と他方のブレーキシュー12とに跨がって配設されている。したがって、運転席に設けられたパーキングブレーキ操作レバーが操作され、ブレーキケーブル38が引っ張られてパーキングブレーキレバー34が取付軸36の左まわりに回動させられると、ストラット30を介してブレーキシュー12が右方向へ移動させられ、回転ドラム68に押圧されて制動力を発生するとともに、反作用で取付軸36と共にブレーキシュー14が左方向へ移動させられ、回転ドラム68に押圧されて制動力を発生する。パーキングブレーキレバー34は、パーキングブレーキの非制動時には前記リターンスプリング28や、ブレーキケーブル38の周囲に配設されたリターンスプリング39の作用で係合突起34aがブレーキシュー14のシューリム22に当接する一定の待機位置に保持され、ブレーキシュー14はパーキングブレーキレバー34を介してストラット30により接近位置が規定される。
【0018】
図3から明らかなように、ストラット30は、パーキングブレーキレバー34を介して一方のブレーキシュー14に回転不能に係合させられた第1ストラット部材40と、他方のブレーキシュー12のシューウェブ20に回転不能に係合させられた第2ストラット部材42と、それ等のストラット部材40、42の間に回転可能に配設されたアジャスタホイール44とを備えている。円板形状のアジャスタホイール44には、雄ねじが設けられたねじ軸48および円柱形状の嵌合軸50が互いに反対方向へ突き出すように中心線上に一体的に設けられており、ねじ軸48は第1ストラット部材40に設けられたねじ穴に螺合されている一方、嵌合軸50は第2ストラット部材42に設けられた嵌合穴に相対回転可能に嵌合されている。
【0019】
上記アジャスタホイール44は、ブレーキシュー12に配設されたアジャストレバー52と共にシュー間隙自動調節機構54を構成しており、そのアジャストレバー52によってアジャスタホイール44が一方向(調節方向)へ回転させられると、ねじの作用で第1ストラット部材40がアジャスタホイール44から離間させられてストラット30の全長が伸長し、非制動時における一対のブレーキシュー12、14の接近位置が離間させられることにより、ライニング24の摩耗に拘らずブレーキシュー12、14と回転ドラム68との間のシュー間隙(両方の合計)が略一定に維持される。
【0020】
アジャストレバー52は、ブレーキシュー12のシューウェブ20に対して垂直な取付軸56の軸心まわりに回動可能に、シューウェブ20のバッキングプレート10側に配設されているとともに、そのブレーキシュー12との間に設けられた引張コイルスプリング58によって取付軸56の左まわりへ付勢され、常には係合部52aが第2ストラット部材42に係合させられて、その第2ストラット部材42を第1ストラット部材40側へ付勢している。これにより、常用ブレーキの制動時に一対のブレーキシュー12、14が拡開させられる際には、その拡開に伴ってストラット30がブレーキシュー14に追従して移動させられるとともに、アジャストレバー52は、そのストラット30とブレーキシュー12との相対移動に伴って取付軸56まわりに回動させられる。アジャストレバー52の回動量は、ブレーキシュー12、14の拡開量すなわち非制動時におけるシュー間隙に対応し、その回動量が一定量を越えると先端の爪部52bがアジャスタホイール44に係合させられ、そのアジャスタホイール44を調節方向へ回転させてストラット30を伸長させる。引張コイルスプリング58は付勢手段に相当する。
【0021】
常用ブレーキの解除時には、リターンスプリング28の付勢力に従ってブレーキシュー12と第2ストラット部材42とが当接するまでストラット30が右方向へ移動させられるのに伴い、アジャストレバー52は引張コイルスプリング58の付勢力に抗して取付軸56の右まわりに戻り回動させられる。アジャスタホイール44の外周部には、調節方向と反対方向へ歯先が傾斜している鋸歯が全周に設けられており、制動時(ブレーキシュー12、14の拡開時)にはアジャストレバー52の爪部52bと係合させられることによりその調節方向へ回転させられるが、制動解除時のアジャストレバー52の戻り回動時には、ねじ軸48等の摩擦による回転抵抗によってアジャスタホイール44の戻り回転が阻止され、爪部52bが鋸歯を乗り越えるようになっている。
【0022】
一方、バッキングプレート10と前記車体側部材60との間には、図2から明らかなようにキャリアプレート70が配設されている。キャリアプレート70は、平坦な取付部72と、バッキングプレート10に形成された矩形の開口10aから表側へ突き出して前記アンカ32として機能する突出部とを一体に備えており、取付部72に形成された挿通穴72hが前記挿通穴10hと一致するとともに、その取付部72がバッキングプレート10と車体側部材60との間に挟まれた状態で、複数の締結装置62により車体側部材60に一体的に固設されている。キャリアプレート70は、平板状の金属板材を打抜き加工するとともにアンカ32として機能する突出部を略直角に曲げ加工したもので、前記ブレーキシュー12、14との係合部位には、図1(b) に示すように、それ等のシューウェブ20が嵌め入れられる係合溝74が設けられており、常には前記引張コイルスプリング33によってそれ等の係合状態が維持される。また、バッキングプレート10の開口10aにはグロメット76が取り付けられ、アンカ32との間の隙間をシールしている。
【0023】
このような本実施例の車両用ドラムブレーキ8においては、車体側部材60に直接固設されるキャリアプレート70にアンカ32が設けられているため、バッキングプレート10に対する要求強度が緩和され、そのバッキングプレート10を薄肉化したりアルミニウム等の軽金属材料にて構成したりすることが可能で、ドラムブレーキ全体の軽量化を図ることができる。すなわち、ブレーキ反力を受け止めるためにある程度の強度を有するキャリアプレート70が必要で、その分だけ重量が重くなるが、ブレーキシュー12、14などが配設されるバッキングプレート10に比べて小さいため、それ程強度を必要としなくなったバッキングプレート10を薄肉化したり軽金属材料にて構成したりすることにより、キャリアプレート70の存在に拘らず車両用ドラムブレーキ8を全体として軽量化できるのである。
【0024】
また、上記キャリアプレート70は、バッキングプレート10と車体側部材60との間に挟まれた状態で締結装置62によりバッキングプレート10と共に車体側部材60に一体的に固設されるとともに、アンカ32として機能する突出部がキャリアプレート70に一体に設けられているため、部品点数や組付工数が増加することがない。
【0025】
また、本実施例では平板状の金属板材を打抜き加工するとともに、アンカ32として機能する突出部を略直角に曲げ加工することによってキャリアプレート70が構成されているため、そのキャリアプレート70を簡単且つ安価に製造できる。
【0026】
なお、締結装置62によって車体側部材60に組み付ける前の状態では、バッキングプレート10に対してキャリアプレート70が離脱可能であるため、例えば一対のブレーキシュー12、14のシューウェブ20がアンカ32の係合溝74から離脱しないように、それ等のブレーキシュー12、14に跨がって位置決め治具を取り付けるなどして、キャリアプレート70が離脱しないように車両用ドラムブレーキ8をアッセンブリ化した状態で自動車メーカーへの運搬などを行うことが望ましい。
【0027】
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるリーディング・トレーリング型車両用ドラムブレーキを説明する図で、(a) は正面図、(b) は(a) におけるB−B断面を示す図である。
【図2】図1の(a) におけるII−II断面を示す図である。
【図3】図1の(a) における III− III断面を示す図である。
【符号の説明】
8:車両用ドラムブレーキ 10:バッキングプレート 10a:開口 12、14:ブレーキシュー 32:アンカ 60:車体側部材(支持部材) 62:締結装置 68:回転ドラム 70:キャリアプレート

Claims (2)

  1. 略円板形状を成しているとともに、裏側において支持部材に一体的に固設されるバッキングプレートと、
    円弧形状を成して前記バッキングプレートの表側に配設され、一端部が外周側へ移動させられることにより回転ドラムに押圧されて制動力を発生するブレーキシューと、
    該ブレーキシューの他端部と係合させられて位置決めすることにより、該ブレーキシューが前記回転ドラムに押圧されて制動力を発生する際のブレーキ反力を受け止めるアンカと、
    を有するドラムブレーキにおいて、
    前記バッキングプレートと前記支持部材との間に挟まれた状態で、複数の締結装置によって該バッキングプレートと共に該支持部材に一体的に固設されるキャリアプレートを有し、
    該キャリアプレートに一体に設けられて前記バッキングプレートに形成された開口から表側へ突き出す突出部によって前記アンカが構成されている
    ことを特徴とするドラムブレーキ。
  2. 前記キャリアプレートは、平板状の金属板材を打抜き加工するとともに前記突出部を所定角度で曲げ加工したものである
    ことを特徴とする請求項1に記載のドラムブレーキ。
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