JP2002168274A - ドラムブレーキ - Google Patents

ドラムブレーキ

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JP2002168274A
JP2002168274A JP2000365087A JP2000365087A JP2002168274A JP 2002168274 A JP2002168274 A JP 2002168274A JP 2000365087 A JP2000365087 A JP 2000365087A JP 2000365087 A JP2000365087 A JP 2000365087A JP 2002168274 A JP2002168274 A JP 2002168274A
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brake
shoe
strut
pair
lever
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JP2000365087A
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English (en)
Inventor
Keiichi Tsurumi
茎一 鶴見
Naochika Mitsuoka
直躬 三岡
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Hosei Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Hosei Brake Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方のブレーキシューに配設されたブレーキ
レバーによりストラットを介して一対のブレーキシュー
を互いに離間させて回転ドラムに押圧する形式のドラム
ブレーキにおいて、ブレーキレバーによるブレーキ作動
時にブレーキシューに偏荷重が作用しないようにする。 【解決手段】 パーキングブレーキレバー100は、ブ
レーキシュー66のシューウェブ20の両面側にそのシ
ューウェブ20と略平行に位置するレバー本体104お
よび曲げ板部108を一体に備えており、それ等のレバ
ー本体104および曲げ板部108がそれぞれ取付軸3
6に取り付けられるとともに、レバー本体104および
曲げ板部108にそれぞれ設けられた一対の係合部11
2が、ブレーキシュー66のシューウェブ20を挟んで
両側でストラット102の当接面122に当接させられ
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドラムブレーキに係
り、特に、一方のブレーキシューに配設されたブレーキ
レバーが回動させられることによりストラットを介して
一対のブレーキシューを互いに離間させて回転ドラムに
押圧する形式のドラムブレーキの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】(a) バッキングプレートに互いに接近離
間可能に配設されるとともに、それぞれそのバッキング
プレートと略平行なシューウェブを備えている一対の第
1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューと、(b) 前
記第1ブレーキシューのシューウェブに、そのシューウ
ェブに対して略垂直な回動軸心まわりに回動可能に配設
されたブレーキレバーと、(c) そのブレーキレバーと前
記第2ブレーキシューのシューウェブとに跨がって配設
されたストラットと、を有し、(d) 前記ブレーキレバー
が前記回動軸心まわりに回動させられることにより、前
記ストラットを介して前記第1ブレーキシューおよび第
2ブレーキシューが互いに離間させられ、回転ドラムに
押圧されて制動力を発生する形式のドラムブレーキが、
例えば車両用のパーキングブレーキなど種々の回転制動
装置に用いられている。
【0003】図7のリーディング・トレーリング型車両
用ドラムブレーキ8は、常用ブレーキおよびパーキング
ブレーキとして用いられるもので、(a) は正面図、(b)
は(a) におけるB−B断面拡大図であり、車輪を回転可
能に支持している車体側部材に固設される略円板形状の
バッキングプレート10には、円弧形状を成す一対のブ
レーキシュー12、14がシューホールドダウン装置1
6、18により互いに接近離間可能に配設されている。
ブレーキシュー12、14は摩擦部材に相当するもの
で、バッキングプレート10の板面と略平行な平板状の
シューウェブ20と、そのシューウェブ20の外周側端
縁にT字状に一体的に固設されたシューリム22と、そ
のシューリム22の外周面に固着されたライニング(摩
擦材)24とを備えてそれぞれ構成されている。上記シ
ューホールドダウン装置16、18は、ブレーキシュー
12、14をバッキングプレート10と略平行な方向の
移動可能にバッキングプレート10に押圧して離脱不能
に取り付けるためのもので、例えばシューウェブ20の
中間部を貫通してバッキングプレート10に係止される
ピンや、そのピンの先端部(頭部)に配設されたカップ
とシューウェブ20との間に設けられた圧縮コイルスプ
リングなどを備えて構成されている。本実施例ではブレ
ーキシュー12がリーディングシューで、ブレーキシュ
ー14がトレーリングシューである。
【0004】一対のブレーキシュー12、14の一端部
(上端部)は、バッキングプレート10に配設されたブ
レーキアクチュエータ26の両端部とそれぞれ係合させ
られて、常用ブレーキの制動時、すなわちブレーキ操作
部材であるブレーキペダルの踏込み操作時には、そのブ
レーキアクチュエータ26によってそれぞれ離間する方
向へ拡開させられ、車輪と一体的に回転する回転ドラム
27に押圧されて制動力を発生する。ブレーキアクチュ
エータ26は、ブレーキペダルの踏込み操作力に応じて
油圧を発生する油圧シリンダなどである。ブレーキアク
チュエータ26の近傍であってバッキングプレート10
の内周側の位置には、ブレーキシュー12、14に跨が
ってリターンスプリング(実施例では引張コイルスプリ
ング)28が張設され、互いに接近する方向へ付勢され
ているとともに、リターンスプリング28の内部を挿通
するようにストラット30が配設され、非制動時にリタ
ーンスプリング28の付勢力に従って接近させられる一
対のブレーキシュー12、14の接近位置が規定される
ようになっている。また、ブレーキシュー12、14の
他端部(下端部)は、バッキングプレート10に固定さ
れたアンカ32にそれぞれ当接させられており、そのア
ンカ32によって制動力が受け止められるようになって
いる。
【0005】一方のブレーキシュー14のシューウェブ
20のバッキングプレート10側の面には、パーキング
ブレーキレバー34がブレーキアクチュエータ26側に
位置する部分においてシューウェブ20に対して略垂直
な取付軸36の軸心まわりに回動可能に取り付けられて
いるとともに、前記ストラット30は、このパーキング
ブレーキレバー34と他方のブレーキシュー12とに跨
がって配設されている。したがって、運転席に設けられ
たパーキングブレーキ操作レバーが操作され、ブレーキ
ケーブル38が引っ張られてパーキングブレーキレバー
34が取付軸36の左まわりに回動させられると、スト
ラット30を介してブレーキシュー12が右方向へ移動
させられ、回転ドラム27に押圧されて制動力を発生す
るとともに、反作用で取付軸36と共にブレーキシュー
14が左方向へ移動させられ、回転ドラム27に押圧さ
れて制動力を発生する。パーキングブレーキレバー34
は、パーキングブレーキの非制動時には前記リターンス
プリング28や、ブレーキケーブル38の周囲に配設さ
れたリターンスプリング39の作用で係合突起34aが
ブレーキシュー14のシューリム22に当接する一定の
待機位置に保持され、ブレーキシュー14はパーキング
ブレーキレバー34を介してストラット30により接近
位置が規定される。
【0006】この例では、上記パーキングブレーキレバ
ー34がブレーキレバーで、ブレーキシュー14のシュ
ーウェブ20と略平行な平板状の金属板材にて構成され
ているとともに、取付軸36の軸心が回動軸心に相当す
る。また、ブレーキシュー14が第1ブレーキシューに
相当し、ブレーキシュー12が第2ブレーキシューに相
当する。
【0007】ストラット30は、パーキングブレーキレ
バー34を介して一方のブレーキシュー14に回転不能
に係合させられた第1ストラット部材40と、他方のブ
レーキシュー12のシューウェブ20に回転不能に係合
させられた第2ストラット部材42と、それ等のストラ
ット部材40、42の間に回転可能に配設されたアジャ
スタホイール44とを備えている。円板形状のアジャス
タホイール44には、雄ねじが設けられたねじ軸48お
よび円柱形状の嵌合軸50が互いに反対方向へ突き出す
ように中心線上に一体的に設けられており、ねじ軸48
は第1ストラット部材40に設けられたねじ穴に螺合さ
れている一方、嵌合軸50は第2ストラット部材42に
設けられた嵌合穴に相対回転可能に嵌合されている。
【0008】上記アジャスタホイール44は、ブレーキ
シュー12に配設されたアジャストレバー52と共にシ
ュー間隙自動調節機構54を構成しており、そのアジャ
ストレバー52によってアジャスタホイール44が一方
向へ回転させられると、ねじの作用で第1ストラット部
材40がアジャスタホイール44から離間させられてス
トラット30の全長が伸長し、非制動時における一対の
ブレーキシュー12、14の接近位置が離間させられる
ことにより、ライニング24の摩耗に拘らずブレーキシ
ュー12、14と回転ドラム27との間のシュー間隙
(両方の合計)が略一定に維持される。
【0009】アジャストレバー52は、ブレーキシュー
12のシューウェブ20に対して垂直な取付軸56の軸
心まわりに回動可能に、シューウェブ20のバッキング
プレート10側に配設されているとともに、そのブレー
キシュー12との間に設けられた引張コイルスプリング
58によって取付軸56の左まわりへ付勢され、常には
係合部52aが第2ストラット部材42に係合させられ
て、その第2ストラット部材42を第1ストラット部材
40側へ付勢している。これにより、常用ブレーキの制
動時に一対のブレーキシュー12、14が離間させられ
る際には、その離間に伴ってストラット30が反対側の
ブレーキシュー14に追従して移動させられるととも
に、アジャストレバー52は、そのストラット30とブ
レーキシュー12との相対移動に伴って取付軸56まわ
りに回動させられる。アジャストレバー52の回動量
は、ブレーキシュー12、14の離間量すなわち非制動
時におけるシュー間隙に対応し、その回動量が一定量を
越えると先端の爪部52bがアジャスタホイール44に
係合させられ、そのアジャスタホイール44を一方向へ
回転させてストラット30を伸長させる。引張コイルス
プリング58は付勢手段に相当する。
【0010】常用ブレーキの解除時には、リターンスプ
リング28の付勢力に従ってブレーキシュー12と第2
ストラット部材42とが当接するまでストラット30が
右方向へ移動させられるのに伴い、アジャストレバー5
2は引張コイルスプリング58の付勢力に抗して取付軸
56の右まわりに戻り回動させられる。アジャスタホイ
ール44の外周部には、一方向と反対方向へ歯先が傾斜
している鋸歯が全周に設けられており、制動時(ブレー
キシュー12、14の離間時)にはアジャストレバー5
2の爪部52bと係合させられることによりその一方向
へ回転させられるが、制動解除時のアジャストレバー5
2の戻り回動時には、ねじ軸48等の摩擦による回転抵
抗によってアジャスタホイール44の戻り回転が阻止さ
れ、爪部52bが鋸歯を乗り越えるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のドラムブレーキにおいては、図7の(b) から
明らかなように、パーキングブレーキレバー34がブレ
ーキシュー14のシューウェブ20のバッキングプレー
ト10側に配設されているため、ストラット30に対す
る係合位置がストラット30の中心線(厳密には一対の
ブレーキシュー12、14のシューウェブ20の共通平
面)からバッキングプレート10側へオフセットし、パ
ーキングブレーキの作動時に他方のブレーキシュー12
に偏荷重が生じて、バッキングプレート10から離間し
て浮き上がる方向の力が作用したり、パーキングブレー
キレバー34の取付軸36にこじりが生じたりして、ブ
レーキシュー12、14の姿勢が不安定になる。静的な
パーキングブレーキ時やシューホールドダウン装置1
6、18のスプリングが強い場合には問題ないが、動的
なパーキングブレーキ時やシューホールドダウン装置1
6、18を無くしたタイプのドラムブレーキにおいて
は、ブレーキシュー12、14の姿勢が変化したり浮き
上がったりする可能性がある。
【0012】なお、パーキングブレーキレバー34をバ
ッキングプレート10と反対側、すなわち図7(b) にお
いてブレーキシュー14のシューウェブ20の下側に配
設したものもあるが、ストラット30との係合位置がオ
フセットすることに変わりはなく、同様の問題が生じ
る。
【0013】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、一方のブレーキシュ
ーに配設されたブレーキレバーによりストラットを介し
て一対のブレーキシューを互いに離間させて回転ドラム
に押圧する形式のドラムブレーキにおいて、ブレーキレ
バーによるブレーキ作動時にブレーキシューに偏荷重が
作用しないようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、(a) バッキングプレートに互いに接
近離間可能に配設されるとともに、それぞれそのバッキ
ングプレートと略平行なシューウェブを備えている一対
の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューと、
(b) 前記第1ブレーキシューのシューウェブに、そのシ
ューウェブに対して略垂直な回動軸心まわりに回動可能
に配設されたブレーキレバーと、(c) そのブレーキレバ
ーと前記第2ブレーキシューのシューウェブとに跨がっ
て配設されたストラットと、を有し、(d) 前記ブレーキ
レバーが前記回動軸心まわりに回動させられることによ
り、前記ストラットを介して前記第1ブレーキシューお
よび第2ブレーキシューが互いに離間させられ、回転ド
ラムに押圧されて制動力を発生する形式のドラムブレー
キにおいて、(e) 前記ブレーキレバーは、前記第1ブレ
ーキシューのシューウェブを挟んで両側に位置させられ
てそれぞれ前記ストラットに係合させられる一対の係合
部を備えていることを特徴とする。
【0015】第2発明は、第1発明のドラムブレーキに
おいて、(a) 前記一対の係合部は、前記第1ブレーキシ
ューのシューウェブの両面側にそのシューウェブと略平
行に位置する一対の側板に設けられているとともに、
(b) その一対の側板にはそれぞれ前記回動軸心まわりに
回動可能に前記シューウェブに取り付けられる取付部が
設けられていることを特徴とする。
【0016】第3発明は、第2発明のドラムブレーキに
おいて、(a) 前記ブレーキレバーと係合させられる前記
ストラットの一端部には、そのストラットの中心線上に
前記一対の側板の間へ挿入される突出部が設けられ、そ
の突出部とその一対の側板との係合により前記バッキン
グプレートに対して垂直な方向の位置決めが為されると
ともに、その突出部の両側にその一対の側板の前記係合
部と係合させられる一対の当接面が設けられている一
方、(b) そのストラットの他端部には、前記第2ブレー
キシューのシューウェブが挿入される係合溝がそのスト
ラットの中心線上に設けられていることを特徴とする。
【0017】
【発明の効果】このようなドラムブレーキにおいては、
ブレーキレバーに一対の係合部が設けられ、第1ブレー
キシューのシューウェブを挟んで両側でストラットに係
合させられるようになっているため、一対の第1ブレー
キシューおよび第2ブレーキシューのシューウェブの共
通平面を挟んで均等に荷重が加えられるようになる。こ
れにより、動的なブレーキ時やシューホールドダウン装
置を無くしたタイプのドラムブレーキにおいても、ブレ
ーキシューの姿勢変化や浮き上がりが防止される。
【0018】第2発明では、第1ブレーキシューのシュ
ーウェブの両面側にそのシューウェブと略平行に位置す
る一対の側板を備えており、その一対の側板を介して回
動軸心まわりに回動可能にシューウェブに取り付けられ
るようになっているため、ブレーキレバーの姿勢が安定
し、ブレーキ作動時に取付部にこじりが生じることがな
く、第1ブレーキシューの姿勢が更に安定する。また、
一対の側板によってブレーキレバーが支持されるため、
ブレーキレバーの必要強度が低下し、薄板材を採用する
ことにより軽量化を図ることができる。
【0019】第3発明では、ストラットの両端部に設け
られた突出部および係合溝により、第1ブレーキシュー
および第2ブレーキシューのシューウェブの共通平面内
に中心線が位置するように、ストラットが良好に位置決
めされるため、ブレーキ時の作動が一層安定する。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、車両用ドラムブレーキ
に好適に適用されるが、車両用以外の各種の回転制動装
置にも適用され得る。また、運転席に設けられたパーキ
ングブレーキ操作部材の操作などでブレーキレバーが回
動させられるパーキングブレーキ用のドラムブレーキに
好適に適用されるが、常用ブレーキとして用いることも
可能である。ディスクブレーキにドラムブレーキが内蔵
されているドラムインディスクブレーキにも適用され得
る。ドラムブレーキとしては、リーディング・トレーリ
ング型、ツー・リーディング型など、種々のタイプのも
のに適用することが可能である。なお、車両には、自動
車だけでなく電車や自動二輪車なども含む。
【0021】また、本発明はシューホールドダウン装置
を無くしたタイプのドラムブレーキに好適に適用される
が、シューホールドダウン装置を用いてブレーキシュー
がバッキングプレートに取り付けられているドラムブレ
ーキにも適用できる。
【0022】ブレーキレバーは、例えば金属板材にて構
成され、所定の連結部においてコの字形状に曲げ加工さ
れることにより、シューウェブの両面側に位置する一対
の側板が設けられ、その側板の一部が係合部として機能
するように構成される。ブレーキレバーは、一端部にお
いて取付軸などにより前記回動軸心まわりの回動可能に
シューウェブに取り付けられるとともに、他端部にブレ
ーキケーブルが係止される係止部が設けられて、内側す
なわち第2ブレーキシュー側へ回動させられるように配
設される。
【0023】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1および図2は、本発明が適用され
たリーディング・トレーリング型の車両用ドラムブレー
キ60を示す図で、前記図7の車両用ドラムブレーキ8
と実質的に同じ部分には同一の符号を付して詳しい説明
を省略する。車両用ドラムブレーキ8との相違は、アン
カ62や一対のブレーキシュー64、66の下端部、パ
ーキングブレーキレバー100、ストラット102の左
端部などで、前記シューホールドダウン装置16、18
を備えていない。図1の(a) は正面図で、(b) は(a) に
おけるB−B断面拡大図であり、図2は図1(a) におけ
るII−II断面図である。
【0024】この車両用ドラムブレーキ60は、図2か
ら明らかなようにバッキングプレート10がアクスルハ
ウジングやナックル等の車体側部材68にナット等の締
結装置70により一体的に固設されるようになってい
る。バッキングプレート10には、車輪を支持するアク
スルシャフト等の図示しない支持部材を挿通させる挿通
穴10hが設けられているとともに、車体側部材68と
反対側にはその支持部材を回転可能に支持するベアリン
グ装置72が上記締結装置70により車体側部材68に
一体的に設けられている。そして、そのベアリング装置
72によって軸心まわりに回転可能に支持されている支
持部材には、アクスルハブ74を介して回転ドラム27
が一体的に固設されており、そのアクスルハブ74に図
示しない車輪が着脱可能に取り付けられるようになって
いる。
【0025】本実施例のアンカ62は、単独で示す図3
および図4から明らかなように、アンカ本体部76およ
び取付プレート部78を一体に備えているとともに、軽
金属材料であるアルミニウム或いはアルミニウム合金を
用いて鋳造により一体成形されたアルミ鋳物にて構成さ
れている。図3は斜視図で、図4の(a) は平面図、(b)
は(a) におけるB−B断面図である。
【0026】取付プレート部78は平板状を成している
とともに、前記挿通穴10hと同じ大きさの挿通穴78
hが設けられており、それ等の挿通穴10h、78hが
一致し、バッキングプレート10とベアリング装置72
との間に挟まれた状態で、前記締結装置70により車体
側部材68に一体的に固設されるようになっている。挿
通穴78hの周囲には、締結装置70を挿通させるため
に複数(実施例では4個)の取付穴78tが設けられて
いる。
【0027】アンカ本体部76は、バッキングプレート
10から離間する方向へ略直角に突き出すように設けら
れているとともに、図4(a) に示す平面視において略長
円形状を成しており、前記一対のブレーキシュー64、
66の他端部(図1(a) の下端部)間に位置させられる
ようになっている。アンカ本体部76の両端部には、そ
れぞれバッキングプレート10に対して略垂直でブレー
キシュー64、66のシューウェブ20の板厚寸法より
十分に長い長さ寸法(高さ寸法)の凸型部分円筒面76
fが設けられており、その凸型部分円筒面76fにブレ
ーキシュー64、66の他端部が係合させられるように
なっている。
【0028】図5の(a) はアンカ62と一方のブレーキ
シュー64との係合部分を示す図で、図1(a) と同じ正
面側から見た断面図で、(b) は同じくアンカ62とブレ
ーキシュー64との係合部分を示すブレーキシュー64
の一部を切り欠いた図で、図1(a) における下方側から
見た断面図である。これ等の図から明らかなように、一
方のブレーキシュー64には、バッキングプレート10
に対して略垂直で上記凸型部分円筒面76fと略同じ長
さ寸法を有する凹型の部分円筒部80がシューウェブ2
0の端部に一体的に設けられ、その部分円筒部80の凹
型部分円筒面80fが凸型部分円筒面76fに略面接触
させられるようになっている。これらの凸型部分円筒面
76f、凹型部分円筒面80fの曲率半径は略等しい
が、製造時点においては、凸型部分円筒面76fの曲率
半径の方が凹型部分円筒面80fの曲率半径より僅かに
大きく、互いに係合させられることにより主として凹型
部分円筒面80fが弾性変形して面接触させられるか、
或いは使用に伴うへたりや摩耗により面接触させられる
ようになっている。また、凸型部分円筒面76f、凹型
部分円筒面80f共、中心線まわりに約180°の角度
範囲で設けられていて、略半円筒形状を成している。な
お、他方のブレーキシュー66の他端部にも、上記部分
円筒部80と同様な部分円筒部82が対称的に設けられ
ており、凹型部分円筒面82fを備えている。
【0029】ブレーキシュー64、66は、何れもシュ
ーウェブ20、シューリム22、およびライニング24
を備えて構成されているが、そのうちのシューウェブ2
0およびシューリム22は、前記部分円筒部80、82
と共に、軽金属材料であるアルミニウム或いはアルミニ
ウム合金を用いて鋳造により一体成形されたアルミ鋳物
にて構成されている。部分円筒部80、82は、シュー
リム22と略同じ高さ寸法で設けられているとともに、
シューウェブ20の両面に設けられた複数のリブ84に
よって補強されている。
【0030】一方、前記凸型部分円筒面76fの上下に
は、ブレーキシュー64、66側へ突き出す一対の鍔部
86が設けられており、前記部分円筒部80、82の両
端と係合させられることによりバッキングプレート10
に対して略垂直な方向の位置決めを行うようになってい
る。また、両ブレーキシュー64、66の下端部間には
引張コイルスプリング88が張設され、部分円筒部8
0、82をアンカ本体部76に押圧するようになってお
り、凸型部分円筒面76fと凹型部分円筒面80f、8
2fとの面接触状態や、鍔部86による部分円筒部8
0、82の位置決めが良好に維持される。これにより、
前記シューホールドダウン装置16、18が必ずしも必
要でなくなるのである。なお、ブレーキシュー64、6
6の一端部すなわち上端部は、リターンスプリング28
の付勢力に従ってブレーキアクチュエータ26との係合
状態が維持され、溝嵌合などによりバッキングプレート
10からの離脱が防止されている。上記引張コイルスプ
リング88は、凸型部分円筒面76fと凹型部分円筒面
80f、82fとの面接触状態を維持する位置決め手段
として機能している。
【0031】また、アンカ62のアンカ本体部76の近
傍、すなわち挿通穴78h側には、アンカ本体部76と
略平行にケーブルガイド部90が設けられている。ケー
ブルガイド部90は、前記ブレーキケーブル38やリタ
ーンスプリング39を位置決めするためのもので、アン
カ本体部76が取付プレート部78から略直角に立ち上
がっている内側コーナー部分によって構成されており、
ブレーキケーブル38やリターンスプリング39がブレ
ーキシュー64、66と干渉しないように両側部程低
く、中央部分程高くなるように設けられている。パーキ
ングブレーキレバー100は、ブレーキシュー66と略
平行に配設されていて、ブレーキケーブル38が係止さ
れる先端係止部104bはアンカ本体部76の近傍まで
達しており、反対側のブレーキシュー64の下端部付近
においてバッキングプレート10の裏側から挿入された
ブレーキケーブル38は、アンカ本体部76と略平行に
配設されて先端係止部104bに係止されている。
【0032】パーキングブレーキレバー100は、本発
明のブレーキレバーに相当するもので、前記取付軸36
の軸心は回動軸心に相当し、ブレーキシュー66は第1
ブレーキシューに相当し、ブレーキシュー64は第2ブ
レーキシューに相当する。図6は、パーキングブレーキ
レバー100を単独で示す図で、(a) は図1の(a) に対
応する正面図、(b) は(a) の右方向から見た側面図であ
り、このパーキングブレーキレバー100は金属板材に
て構成されているとともに、レバー本体104と、2箇
所の連結部106でコの字形状に曲げ加工されることに
よりシューウェブ20を挟んでレバー本体104と反対
側に位置させられる曲げ板部108と、を一体に備えて
いる。レバー本体104および曲げ板部108は、互い
に略平行な一対の側板に相当し、それ等がブレーキシュ
ー66のシューウェブ20と略平行になり、且つ、レバ
ー本体104がバッキングプレート10側に位置させら
れるとともに曲げ板部108が反対側に位置する姿勢
で、前記取付軸36を介してシューウェブ20に取り付
けられている。レバー本体104および曲げ板部108
には、それぞれ取付穴110および係合部112が設け
られており、取付部としての取付穴110を介して取付
軸36に取り付けられるとともに、2箇所の連結部10
6の間に位置する係合部112がそれぞれストラット1
02の端部に係合させられるようになっている。また、
レバー本体104には、前記パーキングブレーキレバー
34の係合突起34a、先端係止部34bと同様の機能
を果たす係合突起104a、先端係止部104bが設け
られている。
【0033】一方、上記パーキングブレーキレバー10
0が係合させられるストラット102の第1ストラット
部材40には、図1(b) から明らかなように、ストラッ
ト102の中心線上に前記レバー本体104と曲げ板部
108との間へ挿入される突出部120が設けられ、そ
の突出部120とレバー本体104、曲げ板部108と
の係合によりバッキングプレート10に対して垂直な方
向の位置決めが為されるとともに、突出部120の両側
に一対の当接面122が設けられて前記係合部112と
係合させられるようになっている。第2ストラット部材
42には、同じくストラット102の中心線上に係合溝
124が設けられ、ブレーキシュー64のシューウェブ
20が挿入されて係合させられるようになっており、上
記突出部120および係合溝124により、ブレーキシ
ュー64、66のシューウェブ20の共通平面内に中心
線が略位置するようにストラット102が位置決めされ
る。突出部120および係合溝124は、それぞれ中心
線と直角に交差する方向、すなわち図1(b) の紙面の表
裏方向に、ストラット部材40、42の全幅に亘って設
けられており、それ等のストラット部材40、42の中
心線まわりの回転が阻止されている。なお、バッキング
プレート10と平行な方向、具体的には図1(a) におけ
る上下方向の位置決めは、従来と同様にブレーキシュー
64、66のシューウェブ20に設けられた係合溝との
係合によって行われる。
【0034】このような車両用ドラムブレーキ60にお
いては、パーキングブレーキレバー100に一対の係合
部112が設けられ、ブレーキシュー66のシューウェ
ブ20を挟んで両側でストラット102の当接面122
に当接させられるようになっているため、一対のブレー
キシュー64、66のシューウェブ20の共通平面を挟
んで均等に荷重が加えられるようになる。これにより、
動的なブレーキ時や本実施例のようにシューホールドダ
ウン装置を無くしたタイプのドラムブレーキ60におい
ても、ブレーキシュー64、66の姿勢変化や浮き上が
りが防止される。
【0035】また、ブレーキシュー66のシューウェブ
20の両面側にそのシューウェブ20と略平行に位置す
るレバー本体104および曲げ板部108を一体に備え
ており、それ等のレバー本体104および曲げ板部10
8に設けられた取付穴110を介して取付軸36の軸心
まわりに回動可能にシューウェブ20に取り付けられる
ようになっているため、パーキングブレーキレバー10
0の姿勢が安定し、ブレーキ作動時に取付軸36にこじ
りが生じることがなく、ブレーキシュー66の姿勢が更
に安定する。また、レバー本体104および曲げ板部1
08によってパーキングブレーキレバー100が支持さ
れるため、パーキングブレーキレバー100の必要強度
が低下し、薄板材を採用することによって軽量化を図る
ことができる。
【0036】また、ストラット102の両端部に設けら
れた突出部120および係合溝124により、ブレーキ
シュー64、66のシューウェブ20の共通平面内に中
心線が位置するように、ストラット102が良好に位置
決めされるため、パーキングブレーキ時の作動が一層安
定する。
【0037】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加
えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるリーディング・トレー
リング型車両用ドラムブレーキを説明する図で、(a) は
正面図、(b) は(a) のB−B断面拡大図である。
【図2】図1の(a) におけるII−II断面図である。
【図3】図1の車両用ドラムブレーキのアンカを単独で
示す斜視図である。
【図4】図3のアンカを示す図で、(a) は平面図、(b)
は(a) のB−B断面図である。
【図5】図1のドラムブレーキにおけるアンカとブレー
キシューとの係合部分を示す断面図である。
【図6】図1のドラムブレーキのパーキングブレーキレ
バーを単独で示す図で、(a) は正面図、(b) は右側面図
である。
【図7】従来のリーディング・トレーリング型車両用ド
ラムブレーキの一例を説明する図で、(a) は正面図、
(b) は(a) のB−B断面拡大図である。
【符号の説明】
10:バッキングプレート 20:シューウェブ
27:回転ドラム 60:車両用ドラムブレーキ 64:ブレーキシュー
(第2ブレーキシュー) 66:ブレーキシュー(第1ブレーキシュー) 10
0:パーキングブレーキレバー(ブレーキレバー)
102:ストラット 104:レバー本体(側板)
108:曲げ板部(側板) 110:取付穴(取付
部) 112:係合部 120:突出部 12
2:当接面 124:係合溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッキングプレートに互いに接近離間可
    能に配設されるとともに、それぞれ該バッキングプレー
    トと略平行なシューウェブを備えている一対の第1ブレ
    ーキシューおよび第2ブレーキシューと、 前記第1ブレーキシューのシューウェブに、該シューウ
    ェブに対して略垂直な回動軸心まわりに回動可能に配設
    されたブレーキレバーと、 該ブレーキレバーと前記第2ブレーキシューのシューウ
    ェブとに跨がって配設されたストラットと、 を有し、前記ブレーキレバーが前記回動軸心まわりに回
    動させられることにより、前記ストラットを介して前記
    第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューが互いに
    離間させられ、回転ドラムに押圧されて制動力を発生す
    る形式のドラムブレーキにおいて、 前記ブレーキレバーは、前記第1ブレーキシューのシュ
    ーウェブを挟んで両側に位置させられてそれぞれ前記ス
    トラットに係合させられる一対の係合部を備えているこ
    とを特徴とするドラムブレーキ。
  2. 【請求項2】 前記一対の係合部は、前記第1ブレーキ
    シューのシューウェブの両面側に該シューウェブと略平
    行に位置する一対の側板に設けられているとともに、該
    一対の側板にはそれぞれ前記回動軸心まわりに回動可能
    に前記シューウェブに取り付けられる取付部が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のドラムブレー
    キ。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキレバーと係合させられる前
    記ストラットの一端部には、該ストラットの中心線上に
    前記一対の側板の間へ挿入される突出部が設けられ、該
    突出部と該一対の側板との係合により前記バッキングプ
    レートに対して垂直な方向の位置決めが為されるととも
    に、該突出部の両側に該一対の側板の前記係合部と係合
    させられる一対の当接面が設けられている一方、 該ストラットの他端部には、前記第2ブレーキシューの
    シューウェブが挿入される係合溝が該ストラットの中心
    線上に設けられていることを特徴とする請求項2に記載
    のドラムブレーキ。
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