JP4555516B2 - デュアルモードドラムブレーキ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サービスブレーキ時(常用ブレーキ時)にはリーディングトレーリング式ブレーキとして機能し、パーキングブレーキ時にはデュオサーボ式ブレーキとして機能するデュアルモードドラムブレーキの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(a) 車体に一体的に固設されるバッキングプレートと、(b) それぞれ略円弧形状を成し、前記バッキングプレートに外周側への拡開可能に略対称的に配設されるとともに、相対向する一端部がそのバッキングプレートと一体的に設けられたアンカによって支持される一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューと、(c) その一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューの他端部間に位置するように前記バッキングプレートに配設され、その他端部をそれぞれ外側へ離間させることにより、車輪と共に回転するドラムにその第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューを押圧し、リーディングトレーリング式ドラムブレーキとして制動力を発生させる離間装置と、(d) 前記第1ブレーキシューに略沿って配設されるとともに、前記バッキングプレートと略平行な平板形状を成すシューウェブの中間部に、そのバッキングプレートに対して略垂直となる連結中心まわりの相対回動可能に連結されたリアクションプレートと、(e) そのリアクションプレートの一端部と前記第2ブレーキシューとに跨がって配設されるとともに、その第2ブレーキシュー側では、前記バッキングプレートに対して略垂直となる姿勢でシューウェブに配設されたストラット連結ピンに取付穴を介して相対回動可能に連結されている第2ストラット部材と、(f) 前記リアクションプレートと前記ストラット連結ピンとに跨がって配設され、そのリアクションプレートの一端部と前記第2ストラット部材とを互いに押圧して係合状態に保持する位置決めスプリングと、(g) 前記リアクションプレートの前記連結中心を挟んで前記一端部と反対側の他端部、および前記第2ブレーキシューの、一方および他方に係合させられるとともに、互いに係合させられる第1ストラット部材およびパーキングレバーとを有し、(h) そのパーキングレバーが回動させられることにより前記リアクションプレート、第1ストラット部材、および第2ストラット部材が連動して前記一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューを拡開させ、デュオサーボ式ブレーキとして制動力を発生するデュアルモードドラムブレーキが、例えば特開2000−170802号公報等に記載されている。
【0003】
図2は、このようなデュアルモードドラムブレーキの一例を示す図で、(a) は正面図、(b) は(a) における一部を省略したB−B断面図であり、車両の右後輪用のものである。かかる図2において、車体に一体的に固設される略円板形状のバッキングプレート10には、円弧状(三日月形状)を成す一対のブレーキシュー12,14が外周側への拡開可能、すなわち図2の(a) における左右方向の移動可能に略上下方向に配設されている。ブレーキシュー12,14は、バッキングプレート10と略平行なシューウェブ12a,14aと、そのシューウェブ12a,14aの外周側端縁に略垂直、すなわち断面がT字形状を成すように固設されたシューリム12b,14bと、そのシューリム12b,14bの外周面に固設されたライニング12c,14cとを一体的に備えているとともに、シューウェブ12a,14aの中間部分にはそれぞれシューホールドダウン装置16,18が配設され、バッキングプレート10に上記拡開方向への移動可能に押圧されている。一対のシューウェブ12a、14aは、バッキングプレート10から所定寸法だけ離間した略共通の平面内に位置させられる。
【0004】
ブレーキシュー12,14のシューウェブ12a,14aの相対向する一端部、すなわち図2の(a) における下方側の端部は、バッキングプレート10上に固設されたアンカ20に当接させられるようになっている一方、それ等のシューウェブ12a,14aの他端部すなわち図2の(a) における上方側の端部は、同じくバッキングプレート10上に固設されたホイールシリンダ22の両端部に係合させられている。アンカ20はフローティング式、すなわちシューウェブ12a,14aを離間可能に係止しており、それ等のシューウェブ12a,14a間に配設された引張コイルスプリング24により、常にはシューウェブ12a,14aの一端部がアンカ20に当接させられるようになっている。ホイールシリンダ22は離間装置に相当するもので、フットブレーキなどのサービスブレーキ時の操作に従ってブレーキ油圧が供給されることにより両側へ突き出す一対のピストンを備えており、そのピストンによってアンカ20との当接部を支点として両ブレーキシュー12,14の他端部がそれぞれ外側(図2(a) の左右方向)へ離間させられることにより、車輪と共に回転するドラム26の内周面にライニング12c,14cが押圧されて制動力を発生する。すなわち、サービスブレーキ時にはリーディングトレーリング式ドラムブレーキとして機能するのであり、車両前進時には、ドラム26は図2の(a) において矢印Aで示す右まわり方向へ回転させられ、右側のブレーキシュー12がリーディングシューで左側のブレーキシュー14がトレーリングシューとなる。なお、図2の(a) は車体への配設状態と略同じ姿勢で、ホイールシリンダ22が上方側に位置する姿勢で配置される。
【0005】
上記ブレーキシュー12,14間であって他端部すなわち上端部付近、具体的にはホイールシリンダ22の内側に近接する部分には、そのホイールシリンダ22と略平行すなわちブレーキシュー12,14の拡開方向と略平行となる姿勢で、第1ストラット部材28が架け渡されている。第1ストラット部材28の両端部やシューウェブ12a,14aには、第1ストラット部材28の位置ずれや離脱を防止するために切欠などが設けられている。また、第1ストラット部材28まわりにはリターンスプリング30が配設されているとともに、その両端部は両ブレーキシュー12,14に掛け止められており、ホイールシリンダ22の油圧が低下するとリターンスプリング30の付勢力に従って両ブレーキシュー12,14は互いに接近させられ、第1ストラット部材28の両端部に当接させられて接近位置(待機位置)が規定されるようになっている。第1ストラット部材28はねじによって伸縮可能とされているとともに、シュー間隙自動調節機構32によりブレーキシュー12の移動量の増大に伴って伸長させられ、両ブレーキシュー12,14の待機位置が互いに離間させられることにより、ライニング12c,14cの摩耗に拘らずドラム26との間の隙間が所定の範囲内に維持されるようになっている。
【0006】
ブレーキシュー14には、シューウェブ14aと略平行にバッキングプレート10と反対側に重なるようにリアクションプレート34が配設されているとともに、そのリアクションプレート34は、第1連結ピン35を介して相対回動可能にシューウェブ14aに連結されている。第1連結ピン35の軸心は連結中心(第1連結中心)に相当し、バッキングプレート10に対して略垂直である。リアクションプレート34の上端部はホイールシリンダ22の近傍まで達しているとともに、その上端部には上記第1連結ピン35と略平行、すなわちバッキングプレート10に対して略垂直に第2連結ピン36が配設されている。リアクションプレート34は平板形状を成しているとともに、第2連結ピン36が設けられる上端部より少し下側で前記第1ストラット部材28に対応する部分34aは、シューウェブ14aから離間するように凸形状に浮き上がっており、第1ストラット部材28との干渉が回避されるようになっているが、その他の部分はシューウェブ14aに略面接触させられている。第2連結ピン36には、その軸心である第2連結中心まわりの相対回動可能にパーキングレバー38が連結されている。
【0007】
パーキングレバー38は、ブレーキシュー14のシューウェブ14aと略平行にバッキングプレート10側、すなわちリアクションプレート34と反対側に重なるように配設されており、先端部(第2連結ピン36に係止される側と反対側)はリアクションプレート34の下端部付近まで達しているとともにパーキングブレーキケーブル40が連結されている。前記第2連結ピン36はシューウェブ14aに形成された挿通穴14dを貫通させられているが、挿通穴14dは第2連結ピン36の径よりも十分に大きく、シューウェブ14aに対して第2連結ピン36やリアクションプレート34が前記第1連結ピン35まわりに相対回動することが許容されている。ブレーキシュー14は第1ブレーキシューに相当し、反対側のブレーキシュー12は第2ブレーキシューに相当する。なお、パーキングブレーキケーブル40は、バッキングプレート10の下側すなわちアンカ20側部分であってブレーキシュー12の近傍に設けられた取出穴42から車体側へ取り出されており、車室内等に設けられた図示しないパーキングブレーキ操作レバー、足踏みペダル等のブレーキ操作部材に連結されている。
【0008】
リアクションプレート34の一端部である下端部34bと、ブレーキシュー12の下端部付近との間には、第2ストラット部材44が架け渡されている。第2ストラット部材44は、略同一の平面内に位置するシューウェブ12a、14aと略平行な平板形状の部材で、アンカ20を迂回するように弓形形状を成しており、その一端部は、シューウェブ12aの上面(バッキングプレート10と反対側の面)に略面接触させられているとともに、前記第1連結ピン35や第2連結ピン36と略平行すなわちバッキングプレート10に対して略垂直な姿勢でシューウェブ12aに配設された第3連結ピン46に取付穴44hを介して取り付けられている。第3連結ピン46はストラット連結ピンに相当するもので、取付穴44hから突き出す部分にC形止め輪50がかしめ付けられることにより抜け止めされ、第2ストラット部材44とシューウェブ12aとがその第3連結ピン46の軸心である第3連結中心まわりの相対回動可能に連結されている。
【0009】
第2ストラット部材44の他端部44aおよびリアクションプレート34の下端部34bは係合部に相当し、それぞれシューウェブ14aと略平行でその上面に接する略同一の平面内に位置させられているとともに、位置決めスプリング48により互いに接触するように突き合わされている。他端部44aには円弧形状の凹所が設けられている一方、下端部34bには、その凹所と略同じ曲率で円弧形状の突部が設けられており、上記位置決めスプリング48によってそれ等が嵌合させられることにより、係合状態を維持しつつバッキングプレート10と略平行な平面内で相対回動可能とされている。位置決めスプリング48は、車両走行時の下端部34bと他端部44aとのガタつきによる異音の発生を防止するとともに、パーキングブレーキの解除時にリアクションプレート34を一定の初期位置まで戻すためのもので、シューウェブ14aから離間するようにリアクションプレート34に一体に設けられた掛止部34cと前記第3連結ピン46との間に張設された引張コイルスプリングであり、コイル部48aが第2ストラット部材44と係合させられることにより、その第2ストラット部材44をブレーキシュー14のシューウェブ14aに押圧するようになっている。
【0010】
そして、パーキングブレーキ操作レバー等のブレーキ操作部材がパーキングブレーキ位置へ操作されると、パーキングレバー38は第2連結ピン36を中心としてパーキングブレーキケーブル40を介してブレーキシュー12側(第2連結ピン36の左まわり)へ回動させられ、ブレーキ操作部材がブレーキ解除位置へ戻されると、パーキングレバー38は図示しないリターンスプリングにより原位置まで戻される。上記パーキングブレーキの制動開始時にパーキングレバー38がブレーキシュー12側へ回動させられると、第2連結ピン36の近傍においてパーキングレバー38は前記第1ストラット部材28と係合させられ、その第1ストラット部材28を介してブレーキシュー12が外側(図2の(a) における右方向)へ変位させられるとともに、その反力で第2連結ピン36が外側(図2の(a) における左方向)へ変位させられる。第2連結ピン36が左方向へ変位させられると、リアクションプレート34は第1連結ピン35の左まわりに回動させられ、下端部34bがブレーキシュー12側へ変位させられるため、第2ストラット部材44を介してブレーキシュー12の下端部側が外側(図2の(a) における右方向)へ変位させられるとともに、その反力でリアクションプレート34が第2ストラット部材44との係合位置を支点として図2の(a) における左まわりに回動させられ、第1連結ピン35を介してブレーキシュー14が外側(図2の(a) における左方向)へ変位させられる。
【0011】
すなわち、パーキングブレーキの制動開始時にパーキングレバー38が第2連結ピン36まわりにブレーキシュー12側へ回動させられると、第1ストラット部材28を介してブレーキシュー12の上端部(他端部)が外側へ変位させられるとともに、その反力で第2連結ピン36が外側へ変位させられ、それに伴ってリアクションプレート34が第1連結ピン35を中心に左まわりに回動させられることにより、第2ストラット部材44を介してブレーキシュー12の下端部(一端部)が外側へ変位させられるとともに、その反力でブレーキシュー14が外側へ変位させられ、結局両ブレーキシュー12,14が一対のストラット部材28,44やリアクションプレート34、パーキングレバー38を介して作動的に連結された状態でドラム26に押圧されるのであり、デュオサーボ式に制動力を発生する。なお、デュオサーボ式ブレーキとして機能する場合、アンカ20によって制動力が受け止められるように、第2ストラット部材44の長さ寸法やリアクションプレート34、パーキングレバー38のレバー比などが設定されており、例えば前記矢印Aで示す前進方向のトルクが作用する場合には、左側のブレーキシュー14がプライマリシューとして機能するとともに、右側のブレーキシュー12がセカンダリシューとして機能し、そのブレーキシュー12の一端部がアンカ20に当接させられる。ブレーキシュー14のシューウェブ14aに設けられた前記挿通穴14dは、上記のようにデュオサーボ式ブレーキとして機能する場合に第2連結ピン36と干渉しない大きさに設定されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような構成のデュアルモードドラムブレーキにおいては、第3連結ピン46にC形止め輪50がかしめ付けられることにより、その第3連結ピン46や第2ストラット部材44の離脱が防止されるようになっているため、C形止め輪50を第3連結ピン46にかしめ付けるための面倒な作業が必要であった。
【0013】
前記特開2000−170802号公報に記載の装置は、上記C形止め輪が省略され、ストラット連結ピンに掛止されている位置決めスプリングによってストラット連結ピンや第2ストラット部材の離脱が防止されるようになっているが、この場合には位置決めスプリングが錆や外力などで破損した場合に、ストラット連結ピンが抜けたり第2ストラット部材が離脱したりする可能性がある。
【0014】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、C形止め輪などの専用の抜け止め部材を用いることなくストラット連結ピンや第2ストラット部材の離脱を防止できるようにすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、第1発明は、(a) 車体に一体的に固設されるバッキングプレートと、(b) それぞれ略円弧形状を成し、前記バッキングプレートに外周側への拡開可能に略対称的に配設されるとともに、相対向する一端部がそのバッキングプレートと一体的に設けられたアンカによって支持される一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューと、(c) その一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューの他端部間に位置するように前記バッキングプレートに配設され、その他端部をそれぞれ外側へ離間させることにより、車輪と共に回転するドラムにその第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューを押圧し、リーディングトレーリング式ドラムブレーキとして制動力を発生させる離間装置と、(d) 前記第1ブレーキシューに略沿って配設されるとともに、前記バッキングプレートと略平行な平板形状を成すシューウェブの中間部に、そのバッキングプレートに対して略垂直となる連結中心まわりの相対回動可能に連結されたリアクションプレートと、(e) そのリアクションプレートの一端部と前記第2ブレーキシューとに跨がって配設されるとともに、その第2ブレーキシュー側では、前記バッキングプレートに対して略垂直となる姿勢でシューウェブに配設されたストラット連結ピンに取付穴を介して相対回動可能に連結されている第2ストラット部材と、(f) 前記リアクションプレートと前記ストラット連結ピンとに跨がって配設され、そのリアクションプレートの一端部と前記第2ストラット部材とを互いに押圧して係合状態に保持する位置決めスプリングと、(g) 前記リアクションプレートの前記連結中心を挟んで前記一端部と反対側の他端部、および前記第2ブレーキシューの、一方および他方に係合させられるとともに、互いに係合させられる第1ストラット部材およびパーキングレバーとを有し、(h) そのパーキングレバーが回動させられることにより前記リアクションプレート、第1ストラット部材、および第2ストラット部材が連動して前記一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューを拡開させ、デュオサーボ式ブレーキとして制動力を発生するデュアルモードドラムブレーキにおいて、(i) 前記ストラット連結ピンは、前記取付穴内を挿通させられる軸部を有し、その取付穴から突き出す先端の外周面に環状の掛止溝が設けられている一方、(j) 前記位置決めスプリングの前記ストラット連結ピン側の掛止部は、その位置決めスプリングが折損してもそのストラット連結ピンに掛止されたまま保持されるように200°以上の角度範囲に亘って前記掛止溝に巻き掛けられていることを特徴とする。
第2発明は、第1発明のデュアルモードドラムブレーキにおいて、前記掛止部の先端は巻き掛け方向と逆方向へくの字状に曲げられていることを特徴とする。
【0016】
【発明の効果】
このようなデュアルモードドラムブレーキにおいては、位置決めスプリングの掛止部が、位置決めスプリングが折損してもストラット連結ピンに掛止されたまま保持されるように200°以上の角度範囲に亘ってストラット連結ピンの掛止溝に巻き掛けられているため、位置決めスプリングが錆や外力などで折損しても掛止部はストラット連結ピンに掛止されたまま保持され、ストラット連結ピンや第2ストラット部材が第2ブレーキシューから脱落する恐れが無い。また、C形止め輪などの専用の抜け止め部材が不要で部品点数が節減されるとともに、それ等の面倒な組み付け作業が不要となって装置が安価に構成される。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な第1の実施形態は、(a) 前記パーキングレバーは、前記第1ブレーキシューに略沿って配設されるとともに、前記リアクションプレートの他端部に前記連結中心(第1連結中心)と略平行な第2連結中心まわりの相対回動可能に連結され、前記パーキングブレーキ時にはパーキングブレーキケーブル等を介してその第2連結中心を中心として前記第2ブレーキシュー側へ回動させられるように構成され、(b) 前記第1ストラット部材は、前記パーキングブレーキ時に前記パーキングレバーが前記第2連結中心を中心として前記第2ブレーキシュー側へ回動させられることにより、その第2ブレーキシューを外側へ変位させるとともに、その反力でその第2連結中心を外側へ変位させるように、そのパーキングレバーと第2ブレーキシューとに跨がって配設され、(c) 前記第2ストラット部材は、前記パーキングブレーキ時に前記第2連結中心が外側へ変位させられて前記リアクションプレートが前記第1連結中心まわりに回動させられることにより、前記第2ブレーキシューを外側へ変位させるとともに、その反力でその第1連結中心と共に前記第1ブレーキシューを外側へ変位させるように構成される。前記図2の従来例は、この第1の実施形態によるものである。
【0018】
第2の実施形態は、(a) 前記パーキングレバーは、前記第2ブレーキシューに略沿って配設されるとともに、その第2ブレーキシューに前記連結中心(第1連結中心)と略平行な第2連結中心まわりの相対回動可能に連結され、前記パーキングブレーキ時にはパーキングブレーキケーブル等を介してその第2連結中心を中心として前記第1ブレーキシュー側へ回動させられるように構成され、(b) 前記第1ストラット部材は、前記パーキングブレーキ時に前記パーキングレバーが前記第2連結中心を中心として前記第1ブレーキシュー側へ回動させられることにより、前記リアクションプレートの他端部を外側へ変位させるとともに、その反力でその第2連結中心を外側へ変位させるように、そのパーキングレバーとリアクションプレートとに跨がって配設され、(c) 前記第2ストラット部材は、前記パーキングブレーキ時に前記リアクションプレートの他端部が外側へ変位させられて前記第1連結中心まわりに回動させられることにより、前記第2ブレーキシューを外側へ変位させるとともに、その反力でその第1連結中心と共に前記第1ブレーキシューを外側へ変位させるように構成される。
【0019】
なお、上記第1、第2の何れの実施形態においても、第2連結中心は第1連結中心と略平行であるが、本発明の実施に際しては必ずしも第1連結中心と平行である必要はなく、例えばバッキングプレートと平行であっても良い。また、リアクションプレートが配設される第1ブレーキシューは、リーディングシューおよびトレーリングシューの何れであっても差し支えない。
【0020】
リアクションプレートは、第1ブレーキシューのシューウェブのバッキングプレート側に配設しても良いし、シューウェブを挟んでバッキングプレートと反対側に配設することもできるが、パーキングレバーが第1ブレーキシュー側に配設される場合(前記第1の実施形態)には、第1ブレーキシューのシューウェブを挟んでリアクションプレートおよびパーキングレバーを互いに反対側に配設することが望ましい。前記第2の実施形態の場合は、シューウェブの上下(バッキングプレート側か否か)に関して、リアクションプレートおよびパーキングレバーを同じ側に配設することが望ましい。
【0021】
第1ストラット部材および第2ストラット部材は、一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューの拡開方向と略平行となる姿勢、すなわち離間装置とアンカとを結ぶ直線に対して略直角でバッキングプレートと略平行となる姿勢で、且つ互いに略平行となるように配設することが望ましく、離間装置およびアンカの内側部分にそれ等に近接して配設することが望ましい。また、パーキングブレーキ時にデュオサーボ式ブレーキとして機能する場合、アンカによって制動力が受け止められるようにすることが望ましく、第1ストラット部材および第2ストラット部材の長さ寸法や配設形態、リアクションプレートおよびパーキングレバーのレバー比などは、パーキングブレーキ時にセカンダリシューとなる方のブレーキシューの一端部はアンカに当接し、両ブレーキシューの他端部とホイールシリンダとの間にはそれぞれ隙間が生じるように定めることが望ましい。アンカは、バッキングプレートと一体的に配設され、例えばバッキングプレートと共に或いは単独で車体に一体的に固定される。
【0022】
一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューの他端部、すなわち離間装置側の端部には、一般に接近位置(待機位置)を規定するリターンスプリングおよびストラット部材が配設されるが、本発明の第1ストラット部材および第2ストラット部材は、その待機位置規定用のストラット部材とは作用が異なる別のものである。但し、前記図2のように第1ストラット部材および第2ストラット部材のうち、ホイールシリンダ側のものを待機位置規定用のストラット部材で兼用することもできる。
【0023】
離間装置としてはホイールシリンダが広く用いられているが、電動モータを利用した電動式の離間装置など、種々の態様を採用できる。パーキングレバーは、例えば運転者のパーキングブレーキ操作の操作力に従って回動させられるように構成されるが、パーキングスイッチの操作に従って作動させられる電動モータなどの駆動源により回動させられるように構成することもできる。
【0024】
リアクションプレートと第2ストラット部材との係合部を互いに接近する方向へ付勢する位置決めスプリングとしては、引張コイルスプリングが好適に用いられるが、捩りコイルスプリングを用いることも可能で、圧縮コイルスプリングを使って付勢することもできる。
【0025】
リアクションプレートと第2ストラット部材との係合形態は適宜設定することが可能で、前記図2の従来例のように両者の側端面を単に突き合わせるだけでも良いが、両者の当接状態が外れることを防止するため、係合部分を略90°折り曲げたり別途位置決め部材を設けたりしても良いなど、種々の態様が可能である。
【0026】
ストラット連結ピンは、第2ブレーキシューのシューウェブに溶接や圧入などで一体的に固設されるものでも良いが、シューウェブに設けられた挿通穴および第2ストラット部材の取付穴を挿通する軸部と、挿通穴よりも大径の頭部とを有し、軸部が挿通穴および取付穴を挿通するとともに頭部がシューウェブに当接した状態で、取付穴から突き出す軸部の先端の掛止溝に位置決めスプリングを掛止することにより、ストラット連結ピンの抜け止めおよび第2ストラット部材の脱落を防止するものでも良い。
【0027】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例では、前記図2のデュアルモードドラムブレーキに本発明が適用された場合について説明する。図2と実質的に同じ部材には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
【0028】
図1は、前記図2に対応する図で、(a) は正面図、(b) は(a) における一部を省略したB−B断面図であり、ストラット連結ピンとして機能する第3連結ピン60は、シューウェブ12aに設けられた挿通穴12ahおよび第2ストラット部材44の取付穴44hを挿通する軸部60bと、挿通穴12ahよりも大径の頭部60aとを有し、軸部60bが挿通穴12ahを挿通するとともに頭部60aがシューウェブ12aの裏面に当接した状態で、その軸部60bに設けられたセレーション状の凹凸によりシューウェブ12aに一体的に圧入固定されている。挿通穴12ahおよび取付穴44hは、略同じ大きさである。そして、第2ストラット部材44は、取付穴44h内を上記軸部60bが挿通するように、一対のブレーキシュー12、14に跨がって配設され、その取付穴44hから突き出す軸部60bの先端に設けられた環状の掛止溝60cに位置決めスプリング62の掛止部62bが掛止されることにより、第3連結ピン60から抜け出すことが阻止されている。位置決めスプリング62は、基本的に前記位置決めスプリング48と同様に構成されており、コイル部62aを有するとともにリアクションプレート34の掛止部34cと第3連結ピン60とに跨がって張設されている引張コイルスプリングであるが、第3連結ピン60側の掛止部62bは、位置決めスプリング62が折損しても第3連結ピン60に掛止されたまま保持されるように200°以上の角度範囲に亘って掛止溝60cに巻き掛けられるようになっている。また、この掛止部62bの先端は、巻き掛け方向と逆方向へくの字状に曲げられている。
【0029】
このようなデュアルモードドラムブレーキにおいては、位置決めスプリング62の掛止部62bが、位置決めスプリング62が折損しても第3連結ピン60に掛止されたまま保持されるように200°以上の角度範囲に亘って第3連結ピン60の掛止溝60cに巻き掛けられているため、位置決めスプリング62が錆や外力などで折損しても掛止部62bは第3連結ピン60に掛止されたまま保持され、第2ストラット部材44が軸部60bから抜け出してブレーキシュー12から脱落する恐れが無い。また、C形止め輪などの専用の抜け止め部材が不要で部品点数が節減されるとともに、それ等の面倒な組み付け作業が不要となって装置が安価に構成される。
【0030】
なお、上記実施例では第3連結ピン60の軸部60bに凹凸が設けられ、シューウェブ12aに圧入固定されるようになっているが、溶接などでシューウェブ12aに一体的に固設するようにしても良い。また、軸部60bは単に挿通穴12ahおよび取付穴44h内を挿通させられるだけで、位置決めスプリング62の掛止部62bが掛止溝60cに掛止されることにより、第3連結ピン60が抜け止めされる場合であっても良い。
【0031】
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるデュアルモードドラムブレーキを示す図で、(a) は正面図、(b) は(a) におけるB−B断面図でアンカなどを省略した図である。
【図2】従来のデュアルモードドラムブレーキの一例を説明する図で、(a) は正面図、(b) は(a) におけるB−B断面図でアンカなどを省略した図である。
【符号の説明】
10:バッキングプレート 12:ブレーキシュー(第2ブレーキシュー)14:ブレーキシュー(第1ブレーキシュー) 12a、14a:シューウェブ 20:アンカ 22:ホイールシリンダ(離間装置) 28:第1ストラット部材 34:リアクションプレート 34b:下端部(一端部、係合部) 35:第1連結ピン(連結中心) 38:パーキングレバー 44:第2ストラット部材 44a:他端部(係合部) 60:第3連結ピン(ストラット連結ピン) 60b:軸部 60c:掛止溝 62:位置決めスプリング 62b:掛止部

Claims (2)

  1. 車体に一体的に固設されるバッキングプレートと、
    それぞれ略円弧形状を成し、前記バッキングプレートに外周側への拡開可能に略対称的に配設されるとともに、相対向する一端部が該バッキングプレートと一体的に設けられたアンカによって支持される一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューと、
    該一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューの他端部間に位置するように前記バッキングプレートに配設され、該他端部をそれぞれ外側へ離間させることにより、車輪と共に回転するドラムに該第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューを押圧し、リーディングトレーリング式ドラムブレーキとして制動力を発生させる離間装置と、
    前記第1ブレーキシューに略沿って配設されるとともに、前記バッキングプレートと略平行な平板形状を成すシューウェブの中間部に、該バッキングプレートに対して略垂直となる連結中心まわりの相対回動可能に連結されたリアクションプレートと、
    該リアクションプレートの一端部と前記第2ブレーキシューとに跨がって配設されるとともに、該第2ブレーキシュー側では、前記バッキングプレートに対して略垂直となる姿勢でシューウェブに配設されたストラット連結ピンに取付穴を介して相対回動可能に連結されている第2ストラット部材と、
    前記リアクションプレートと前記ストラット連結ピンとに跨がって配設され、該リアクションプレートの一端部と前記第2ストラット部材とを互いに押圧して係合状態に保持する位置決めスプリングと、
    前記リアクションプレートの前記連結中心を挟んで前記一端部と反対側の他端部、および前記第2ブレーキシューの、一方および他方に係合させられるとともに、互いに係合させられる第1ストラット部材およびパーキングレバーと
    を有し、該パーキングレバーが回動させられることにより前記リアクションプレート、第1ストラット部材、および第2ストラット部材が連動して前記一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューを拡開させ、デュオサーボ式ブレーキとして制動力を発生するデュアルモードドラムブレーキにおいて、
    前記ストラット連結ピンは、前記取付穴内を挿通させられる軸部を有し、該取付穴から突き出す先端の外周面に環状の掛止溝が設けられている一方、
    前記位置決めスプリングの前記ストラット連結ピン側の掛止部は、該位置決めスプリングが折損しても該ストラット連結ピンに掛止されたまま保持されるように200°以上の角度範囲に亘って前記掛止溝に巻き掛けられている
    ことを特徴とするデュアルモードドラムブレーキ。
  2. 前記掛止部の先端は巻き掛け方向と逆方向へくの字状に曲げられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のデュアルモードドラムブレーキ。
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