JP5877136B2 - パーキングブレーキ機構および電動パーキングブレーキ - Google Patents

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Description

本発明は、パーキングブレーキ機構および電動パーキングブレーキに関する。
デュオサーボ型ドラムブレーキは、円筒状のブレーキドラム内に、互いに対向配置した第1ブレーキシューと第2ブレーキシューの一対のブレーキシューを備える。第1ブレーキシューは、ブレーキドラムの前進回転方向入口側が入力部とされると共に、ブレーキドラムの前進回転方向出口側は例えばアジャスタを介して第2ブレーキシューの入口側に連結される。一方、第2ブレーキシューの出口側はバッキングプレート上に装備されたアンカ部に当接させられ、第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューに作用するアンカ反力をアンカ部で受け止めるようになっている。
これにより、第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューを拡開させてブレーキドラムの内周面に押し付けると、第1ブレーキシューに作用するアンカ反力が第2ブレーキシューの入口側に入力して第2ブレーキシューをブレーキドラム内周面に押し付けるように作用するため、第1ブレーキシューと第2ブレーキシューの双方がリーディングシューとして動作し、非常にゲインの高い制動力を得ることができる。
このようなデュオサーボ型ドラムブレーキは、リーディングトレーリング式やツーリーディング式のドラムブレーキ装置と比較して、極めて高い制動力を得ることができるばかりでなく、小型化し易く、ディスクブレーキの内部にパーキングブレーキ機構として組み込まれることがある。
ところが、パーキングブレーキ機構としてのデュオサーボ型ドラムブレーキは、操作前の状態から、シュー拡開機構の拡開力により第1ブレーキシューと第2ブレーキシューのアンカ部側が開拡されると、操作初期において、拡開された第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューは、互いにアンカ部から離れてブレーキドラムの内周面に当接する。この際、ブレーキドラムの内周面からの反力で、第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューがアジャスタ側へ移動する。
操作終了時、第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューは、ブレーキドラムの内周面の曲率に沿って移動し、アンカ部と反対側のブレーキドラムの内周面に当接する。そこで、ブレーキドラムの内周面からは、アンカ部側へ上向きの反力が、第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューに作用する。
この時、第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューは、アンカ部と反対側(一般にアジャスタの側)には拡開機能がないため、ブレーキドラムの内周面に対する密着性が不足する場合がある。
その結果、パーキング制動力発生までに、第2ブレーキシューの出口側がアンカ部に当接する方向に、第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューが微小変位し、パーキング制動力が生じるときにブレーキトルクが低下して所謂緩み現象が発生する場合があった。
このような緩み現象の発生を解消するものとして、電気機械式に操作可能なパーキングブレーキが特許文献1に開示されている。図14に示すように、このパーキングブレーキ501は、「デュオサーボ型」のパーキングブレーキ501として構成されており、電気機械式のアクチュエータ503によって操作可能な空中に支承された拡開ロック(シュー拡開機構)505を有する。この拡開ロック505は、ハウジング510内に設けられた雌ねじスピンドル部品507と第1加圧部材509および第2加圧部材511とを備えており、この雌ねじスピンドル部品507の雌ねじ513が、アクチュエータ503によって回転駆動される。そして、弾性要素(弾性部材)515が、雌ねじスピンドル部品507と第2加圧部材511との間で力の作用方向に設けられている。このパーキングブレーキ501によれば、パーキング制動力が、この拡開ロック505に設けた弾性要素515によって補償され、パーキング制動力が確実に保持される。
特表2007−518947号公報
上記した従来のパーキングブレーキ501は、ドラムブレーキのトルク低下抑制として拡開ロック505に弾性要素515を設け、第1加圧部材509と第2加圧部材511との距離が拡張しても、弾性要素515の残留拡開力により必要なブレーキトルクを発生させることができる。
しかしながら、上述した拡開ロック505は、リーディングトレーリング式ドラムブレーキのホイールシリンダに類似するボディハウジングであるハウジング510とピストンである第1加圧部材509および第2加圧部材511を備える必要があり、リンクもしくはストラットによりシュー拡開を行う構造への転用が困難であると共に構造が複雑となってコストアップを招く。
また、リンクもしくはストラットによりシュー拡開を行う従来のシュー拡開機構は、モーターギアユニット(MGU)や手動パーキングレバーによりパーキングケーブルが引かれると、リンクもしくはストラットからシューウエブに、シューをブレーキドラムに押しつける力が働くように、この押しつけ力をリンクもしくはストラットからシューウエブに直接伝達している。このため、弾性変形させることのできる部位が極めて少なく、弾性部材の残留拡開力により必要なブレーキトルクを発生させることが困難であった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、デュオサーボ式パーキングブレーキにおいて、リンクもしくはストラットによりシュー拡開を行うシュー拡開機構に対しても、残留拡開力により必要なブレーキトルクを発生させることができる構造を備えたパーキングブレーキ機構および電動パーキングブレーキを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) ブレーキドラムの内周面に沿って配置され、一端側がシュー拡開機構からの入力側とされる第1ブレーキシューと、前記第1ブレーキシューと対向して前記ブレーキドラムの内周面に沿って配置され、他端側が前記第1ブレーキシューの他端側にアジャスタを介して連結される第2ブレーキシューと、バッキングプレートに装備され、前記第1ブレーキシューの一端側及び前記第2ブレーキシューの一端側に当接されるアンカ部と、前記第1ブレーキシューの第1ウエブ上に回転自在に支持され、レバー回転側一端部が前記シュー拡開機構に当接する蓄勢レバーと、前記蓄勢レバーのレバー回転側他端部と前記第1ブレーキシューとの間に配設され、前記蓄勢レバーのレバー回転側他端部を回転方向に弾性付勢して前記第1ブレーキシューに設けられた固定部に当接させる弾性部材と、を備え、前記第1ブレーキシューの一端側と前記シュー拡開機構との間に所定の間隙が設けられることを特徴とするパーキングブレーキ機構。
上記(1)の構成のパーキングブレーキ機構によれば、パーキングブレーキが作動すると、シュー拡開機構からの入力により、第1ブレーキシューと第2ブレーキシューの一端側が拡開されるが、パーキングブレーキの操作初期においては、シュー拡開機構との間に所定の間隙が設けられている第1ブレーキシューの一端側は蓄勢レバーを介して拡開される。そして、ブレーキドラムの内周面からの反力によってシュー拡開機構の拡開力が増加して弾性部材の付勢力よりも大きくなると、蓄勢レバーは弾性部材の付勢力に抗して回転される。更に、シュー拡開機構が第1ブレーキシューの一端側と当接して前記間隙が無くなるまで蓄勢レバーが回転されると、第1ブレーキシューの一端側はシュー拡開機構の拡開力により直接拡開される。この際、第1ブレーキシューの一端側とシュー拡開機構との間には、蓄勢レバーを介して弾性部材の残留拡開力(反発力)が作用している。
そこで、パーキングブレーキの操作終了時、デュオサーボ式ドラムブレーキの自己倍力効果によってパーキング制動力発生までに第1ブレーキシューの一端側と第2ブレーキシューの一端側との距離が拡張しても、蓄勢レバーは弾性部材の残留拡開力により必要なブレーキトルクを発生させることができる。
従って、上記パーキングブレーキ機構は、簡単な構造の蓄勢レバー及び弾性部材によって、リンクもしくはストラットによりシュー拡開を行うシュー拡開機構に対しても、弾性部材の残留拡開力により必要なブレーキトルクを発生させることができる。
(2) 上記(1)の構成のパーキングブレーキ機構であって、前記蓄勢レバーが、前記第1ウエブに立設された第1ピンを中心に回転自在に支持され、前記弾性部材が、前記蓄勢レバーのレバー回転側他端部に突設された係合突起と前記第1ウエブに立設された第2ピンとにそれぞれ両端部を係止させるU字状の板ばねにより形成することを特徴とするパーキングブレーキ機構。
上記(2)の構成のパーキングブレーキ機構によれば、第1ピンの位置や、シュー拡開機構と蓄勢レバーのレバー回転側一端部との当接位置、レバー回転側他端部に突設される係合突起の位置を設定することで、蓄勢レバーの適正な伝達比を容易に選定することができ、弾性部材の最適な残留拡開力が得やすくなる。また、弾性部材を簡素な形状で安価な構成とすることができる。
(3) 上記(1)又は(2)の構成のパーキングブレーキ機構を備える電動パーキングブレーキであって、前記バッキングプレートの裏側面には、前記シュー拡開機構に接続されたパーキングケーブルを引っ張り駆動する駆動機構が配設されていることを特徴とする電動パーキングブレーキ。
上記(3)の構成の電動パーキングブレーキによれば、バッキングプレートの裏側面に配設した駆動機構によってパーキングケーブルが引っ張られることによって、電動によりシュー拡開機構が作動可能となる。電動パーキングブレーキにおいても、パーキング制動力が生じるときにブレーキトルクが低下して所謂緩み現象が発生するのを防止できる。
本発明に係るパーキングブレーキ機構および電動パーキングブレーキによれば、デュオサーボ式パーキングブレーキにおいて、リンクもしくはストラットによりシュー拡開を行うシュー拡開機構に対して、残留拡開力により必要なブレーキトルクを発生させることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の第1実施形態に係るパーキングブレーキ機構を構成するドラムブレーキ(クロスプル型)の正面図である。 図1に示したドラムブレーキの要部斜視図である。 図2に示したドラムブレーキを裏側から見た斜視図である。 (a)は図3に示したドラムブレーキのバッキングプレートを省略した斜視図、(b)は(a)を同一面側の異なる方向から見た斜視図である。 図4に示したドラムブレーキの背面図である。 図1に示したドラムブレーキのVI−VI断面矢視図である。 図1に示したドラムブレーキのVII−VII断面矢視図である。 本発明の第2実施形態に係るパーキングブレーキ機構を構成するドラムブレーキ(フォワードプル型)の正面図である。 図8に示したドラムブレーキの底面図である。 図8に示したドラムブレーキの上方向から見た斜視図である。 図8に示したドラムブレーキの下方向から見た斜視図である。 (a)は図10に示したドラムブレーキのバッキングプレートを省略して裏側から見た斜視図、(b)は(a)を同一面側の異なる方向から見た斜視図である。 図12に示したドラムブレーキの背面図である。 (a)は従来のパーキングブレーキの構成の簡略図、(b)は(a)のパーキングブレーキで使用可能である拡開ロックの断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1〜図5に示すように、本発明の第1実施形態に係るパーキングブレーキ機構を構成するドラムブレーキ11は、所謂デュオサーボ式ドラムブレーキと呼ばれるものであり、ディスクブレーキの内部にパーキングブレーキとして組み込まれる。ドラムブレーキ11は、バッキングプレート13が車輪の回転軸心に対して略垂直となる姿勢で車体に一体的に固設される。バッキングプレート13の周囲には、ディスクブレーキ用バックプレート90が設けられている。バッキングプレート13には、それぞれ略円弧形状を成している一対のブレーキシューである第1ブレーキシュー15および第2ブレーキシュー17が左右の外周縁に略沿って配設される。
第1ブレーキシュー15および第2ブレーキシュー17は、それぞれが第1リム19、第1ウエブ21、第2リム23、第2ウエブ25からなる断面T形部材で形成される。第1リム19及び第2リム23の外側には、第1ライニング27及び第2ライニング29が固定される。
第1ブレーキシュー15は、図示しないブレーキドラムの内周面に沿って配置され、ドラム前進回転方向出口側(一端側)がクロスプル型(トグル式)のシュー拡開機構31からの入力側となる。第2ブレーキシュー17の出口側(他端側)は、第1ブレーキシュー15と対向してブレーキドラムの内周面に沿って配置され、第1ブレーキシュー15のドラム前進回転方向入口側(他端側)にアジャスタ33を介して連結される。
シュー拡開機構31は、図6に示すように、一端部において連結ピン35により相対回動可能に連結されたレバー部材37およびケーシング39を備えており、連結ピン35がバッキングプレート13と略平行となる姿勢で配設されている。
レバー部材37は金属板にて構成されており、第2ブレーキシュー17と係合させられる係合部41(凹部)が設けられている。また、レバー部材37の他端部にはケーブル掛止部38が設けられ、パーキングケーブル40の先端に固設された掛止部材が掛止される。
ケーシング39は、2枚の金属板を略U字形状に曲げ加工したもので、その内側にレバー部材37が配設されているとともに、連結ピン35と反対の他端部は互いに密着するように内側へ曲げられて一体的に重ね合わされ、第1ブレーキシュー15と係合させられる係合部41(凹部)が設けられている。また、このケーシング39には、所定形状に曲げ形成された板バネ43が装着される。
バッキングプレート13には、アンカ部45が装備される。アンカ部45は、鋳物の切削加工あるいは鍛造により形成され、バッキングプレート13に固定される。アンカ部45には、第1ブレーキシュー15のドラム前進回転方向出口側(一端側)と第2ブレーキシュー17のドラム前進回転方向入口側(一端側)が当接される。
シュー拡開機構31は、アンカ部45をバッキングプレート13と共に図示しない車両のキャリアなどに一体的に固設する複数のボルト47の頭部に当接して支持されるようになっており、バッキングプレート13には、パーキングケーブル40を挿通させるための挿通穴49が設けられている。ケーブル掛止部38は、バッキングプレート13に対して略垂直な方向において挿通穴49と略一致する部分に位置させられており、パーキングケーブル40を車体側(図6の下側)から挿通穴49内に挿入することにより、ケーブル掛止部38に掛止される。アンカ部45に支持された第1ブレーキシュー15および第2ブレーキシュー17の一端側の間には、図1に示す引張コイルスプリング51が略水平に配設されている。
アジャスタ33は、第1ブレーキシュー15と第2ブレーキシュー17のライニングの摩耗の進行に応じて、これら第1ブレーキシュー15と第2ブレーキシュー17の他端側の間隔を調整する(図7参照)。アジャスタ33は、アジャスタ用スプリング80により先端がアジャスタ上の調整用歯車53に当接された図示せぬアジャスタレバーの動作で、第1ブレーキシュー15と第2ブレーキシュー17の他端側の間隔を自動調整するように構成されている。第1ブレーキシュー15および第2ブレーキシュー17のアジャスタ33側は、アジャスタ用スプリング80によって接近方向に付勢されている。
それぞれの第1ブレーキシュー15および第2ブレーキシュー17は、第1シューホールドダウン装置55および第2シューホールドダウン装置57によって、バッキングプレート13に拡開可能に保持されている。第1シューホールドダウン装置55および第2シューホールドダウン装置57は、バッキングプレート13に支持される貫通ピン59によって、バネ座61および押圧スプリング63を介して第1ブレーキシュー15および第2ブレーキシュー17の浮き上がりを規制しながら弾性支持する。
更に、図5に示すように、第1ブレーキシュー15の第1ウエブ21には、第1ピン65が立設される。第1ウエブ21には、第1ピン65を中心に回転自在に蓄勢レバー67が支持される。蓄勢レバー67は、レバー回転側一端部69がシュー拡開機構31のケーシング39に常に当接される。また、蓄勢レバー67には、第1ピン65を中心とした円弧状のピン貫通穴85が形成される。このピン貫通穴85には、第1シューホールドダウン装置55の貫通ピン59が干渉することなく挿通される。
蓄勢レバー67のレバー回転側他端部71と第1ブレーキシュー15との間には、弾性部材73が配設される。弾性部材73は、蓄勢レバー67のレバー回転側他端部71を回転方向に弾性付勢して第1ブレーキシュー15に設けられた固定部である第1リム19に当接させる。本実施形態において、弾性部材73は、弾性を有する金属材料等からなるU字状の板ばねにより形成される。弾性部材73は、一端部75が蓄勢レバー67のレバー回転側他端部71に突設された係合突起72に係止されると共に、他端部77が第1ウエブ21に立設された第2ピン79に係止される。蓄勢レバー67は、弾性部材73の拡開方向の弾性復元力によって、レバー回転側他端部71が第1リム19方向に圧接される。
また、第1ブレーキシュー15の一端側における第1ウエブ21とシュー拡開機構31のケーシング39との間には、所定の間隙81が設けられる。この間隙81により、操作初期においては、ケーシング39との間に所定の間隙81が設けられている第1ブレーキシュー15の一端側は、蓄勢レバー67を介して拡開される。そして、ブレーキドラムの内周面からの反力によってシュー拡開機構31の拡開力が増加して弾性部材73の付勢力よりも大きくなると、蓄勢レバー67は弾性部材73の付勢力に抗して第1ピン65を中心に回転される。更に、シュー拡開機構31が第1ブレーキシュー15の一端側と当接して間隙81が無くなるまで蓄勢レバー67が回転されると、レバー回転側一端部69と共に第1ブレーキシュー15の一端側はシュー拡開機構31の拡開力により直接拡開される。
これら蓄勢レバー67、第1ピン65、弾性部材73、第2ピン79および間隙81は、本第1実施形態に係るトルク低下抑制機構83を構成している。
次に、上記構成を有するドラムブレーキ11の作用を説明する。
本第1実施形態に係るパーキングブレーキ機構を構成するドラムブレーキ11では、取り付け状態において、第1ブレーキシュー15に回転可能に設けられた蓄勢レバー67と第1ブレーキシュー15との間に配設した弾性部材73により、蓄勢レバー67はレバー回転側他端部71が弾性付勢されて第1ブレーキシュー15の第1リム19に押しつけられ、レバー回転側一端部69がシュー拡開機構31のケーシング39と当接している。この状態で、第1ブレーキシュー15の一端側とシュー拡開機構31のケーシング39との間には所定の間隙81が設けられる。
そして、パーキングブレーキ作動時には、パーキングケーブル40が、車室内の操作部材(操作レバーやスイッチなど)の操作に従ってバッキングプレート13と略直角な作用方向(図6の下方)へ引っ張られる。
すると、レバー部材37が連結ピン35の図6中右まわりに回動させられることにより第2ブレーキシュー17が外側(図6の左方向)へ押し出され、図示しないブレーキドラムの内周面に押圧される。このブレーキドラムからの反力で連結ピン35が図6の右方向へ移動させられると、ケーシング39も右方向へ移動させられる。
ケーシング39は、この移動によって蓄勢レバー67を図6の右方へ押圧する。ケーシング39に押圧された蓄勢レバー67は、第1ピン65及び弾性部材73を介して第1ブレーキシュー15の一端側を拡開する。
パーキングブレーキの操作初期においては、シュー拡開機構31のケーシング39との間に所定の間隙81が設けられている第1ブレーキシュー15の一端側は蓄勢レバー67を介して拡開される。そして、ブレーキドラムの内周面からの反力によってシュー拡開機構31の拡開力が増加して弾性部材73の付勢力よりも大きくなると、蓄勢レバー67は弾性部材73の付勢力に抗して第1ピン65を中心に回転され、レバー回転側他端部71が第1リム19から離れる。
更に、シュー拡開機構31が第1ブレーキシュー15の一端側における第1ウエブ21と当接して間隙81が無くなるまで蓄勢レバー67が回転されると、第1ブレーキシュー15の一端側はシュー拡開機構31の拡開力により直接拡開される。この際、第1ブレーキシュー15の一端側とシュー拡開機構31との間には、蓄勢レバー67を介して弾性部材73の残留拡開力(反発力)が作用している。
そこで、パーキングブレーキの操作終了時、デュオサーボ式ドラムブレーキの自己倍力効果によってパーキング制動力発生までに第1ブレーキシュー15の一端側と第2ブレーキシュー17の一端側との距離が拡張しても、蓄勢レバー67は弾性部材73の残留拡開力により必要なブレーキトルクを発生させることができる。
従って、本第1実施形態に係るパーキングブレーキ機構を構成するドラムブレーキ11は、簡単な構造の蓄勢レバー67及び弾性部材73によって、ケーシング39によりシュー拡開を行うシュー拡開機構31に対しても、弾性部材73の残留拡開力により必要なブレーキトルクを発生させることができる。
即ち、この蓄勢レバー67の回転領域では、パーキング制動力が弾性部材73の残留拡開力によって補償され、ドラムブレーキ11のパーキング制動力が確実に保持される。そこで、本第1実施形態のドラムブレーキ11は、パーキング制動力が生じる時に緩みによる制動力の低下が緩和され、パーキング時の停止性能が向上する。
また、本第1実施形態のドラムブレーキ11では、弾性部材73としてU字状の板ばねが用いられる。これにより、第1ブレーキシュー15における第1ウエブ21の上面形状を有効に利用して、円弧形状の第1ブレーキシュー15に沿った形状で、蓄勢レバー67に大きな回転付勢力を付与することのできるへたりの生じにくいサイズの弾性部材73を形成できる。
また、ドラムブレーキ11では、蓄勢レバー67に形成したピン貫通穴85によってシューホールドダウン装置の貫通ピン59を貫通させる。これにより、蓄勢レバー67とシューホールドダウン装置との干渉を回避させ、蓄勢レバー67とシューホールドダウン装置とを重ねて配置することにより、ドラムブレーキ11のコンパクト化を可能としている。
更に、上記第1実施形態に係るドラムブレーキ11は、バッキングプレート13の裏側面89に配設され、シュー拡開機構31に接続されたパーキングケーブル40を引っ張り駆動する駆動機構としてのモータギアユニット(MGU)100(図6参照)を取り付けることで、電動パーキングブレーキとすることができる。
電動パーキングブレーキによれば、バッキングプレート13の裏側面89に配設したモータギアユニット100によってパーキングケーブル40が引っ張られることによって、電動によりシュー拡開機構31が作動可能となる。
従って、本第1実施形態に係るドラムブレーキ11によれば、デュオサーボ式パーキングブレーキにおいて、ケーシング39によりシュー拡開を行うシュー拡開機構31に対して、残留拡開力により必要なブレーキトルクを発生させることができる。また、本実施形態に係る電動パーキングブレーキによれば、ドラムブレーキ11を容易に電動化できる。
次に、本発明の第2実施形態に係るドラムブレーキ111について説明する。
図8〜図13に示すように、本第2実施形態に係るパーキングブレーキ機構を構成するドラムブレーキ111は、上記第1実施形態に係るドラムブレーキ11と同様に、所謂デュオサーボ式ドラムブレーキと呼ばれるものであり、ディスクブレーキの内部にパーキングブレーキとして組み込まれる。なお、上記第1実施形態に示したドラムブレーキ11の構成部材と同等の構成部材には、同一の符号を付し重複する説明は省略する。
本第2実施形態のドラムブレーキ111は、上記第1実施形態に示したドラムブレーキ11に用いられていたクロスプル型のシュー拡開機構31に代えて、フォワードプル型のシュー拡開機構119が用いられている。
図8及び図13に示すように、シュー拡開機構119は、パーキングブレーキレバー101が一方向へ回動させられることにより、第1ブレーキシュー15と第2ブレーキシュー17との一方の隣接端間に跨がって配設されたストラット110を介して機械的に一対の第1ブレーキシュー15および第2ブレーキシュー17を離間させる。アンカ部45に支持された第1ブレーキシュー15および第2ブレーキシュー17の一端側の間には、それぞれ引張コイルスプリング151が配設されている。
パーキングブレーキレバー101は、第2ブレーキシュー17のアンカ部45に近い端部側において第2ウエブ25にピン107を介しドラム軸直角面内で回動可能に枢支されている。パーキングブレーキレバー101の遊端103には、バッキングプレート13に形成したワイヤガイド120を挿通したパーキングケーブル40(図8,9参照)が接続されている。このパーキングケーブル40をパーキングブレーキ操作力により牽引することにより、パーキングブレーキレバー101の遊端103がWで示す方向へ変位される。これにより、パーキングブレーキレバー101は、一方でピン107を介して第2ブレーキシュー17をアジャスタ33との当接点周りに拡開させ、他方でストラット110を介し第1ブレーキシュー15をアジャスタ33との当接点周りに拡開させるフォワードプル型のシュー拡開機構119を構成している。
ストラット110は、一端部側(図13の右端側)が第1シュー係合部113とされ、第1ブレーキシュー15の第1ウエブ21に係合される。また、ストラット110は、他端部側(図13の左端側)が第2シュー係合部115とされ、第2ブレーキシュー17の第2ウエブ25に係合される。
更に、図8及び図13示すように、第1ブレーキシュー15の第1ウエブ21には、第1ピン65が立設される。第1ウエブ21には、第1ピン65を中心に回転自在に蓄勢レバー67が支持される。蓄勢レバー67は、レバー回転側一端部69がストラット110の第1シュー係合部113に常に当接される。
蓄勢レバー67のレバー回転側他端部71と第1ブレーキシュー15との間には、弾性部材73が配設される。弾性部材73は、蓄勢レバー67のレバー回転側他端部71を回転方向に弾性付勢して第1ブレーキシュー15に設けられた固定部である第1リム19に当接させる。
また、第1ブレーキシュー15の一端側における第1ウエブ21とシュー拡開機構119のストラット110との間には、所定の間隙81が設けられる。この間隙81により、操作初期においては、ストラット110の第1シュー係合部113との間に所定の間隙81が設けられている第1ブレーキシュー15の一端側は、蓄勢レバー67を介して拡開される。そして、ブレーキドラムの内周面からの反力によってシュー拡開機構119の拡開力が増加して弾性部材73の付勢力よりも大きくなると、蓄勢レバー67は弾性部材73の付勢力に抗して第1ピン65を中心に回転される。更に、シュー拡開機構119が第1ブレーキシュー15の一端側と当接して間隙81が無くなるまで蓄勢レバー67が回転されると、レバー回転側一端部69と共に第1ブレーキシュー15の一端側はシュー拡開機構119の拡開力により直接拡開される。
次に、上記構成を有するドラムブレーキ111の作用を説明する。
本第2実施形態に係るドラムブレーキ111では、取り付け状態において、第1ブレーキシュー15に回転可能に設けられた蓄勢レバー67と第1ブレーキシュー15との間に配設した弾性部材73により、蓄勢レバー67はレバー回転側他端部71が弾性付勢されて第1ブレーキシュー15の第1リム19に押しつけられ、レバー回転側一端部69がシュー拡開機構119のストラット110の第1シュー係合部113と当接している。この状態で、第1ブレーキシュー15の一端側とシュー拡開機構119のストラット110の第1シュー係合部113との間には所定の間隙81が設けられる。
そして、パーキングブレーキ作動時には、パーキングケーブル40が、車室内の操作部材(操作レバーやスイッチなど)の操作に従ってバッキングプレート13と略平行な作用方向(図8の左方)へ引っ張られる。
すると、パーキングブレーキレバー101がピン107の図13中左まわりに回動させられることにより第2ブレーキシュー17が外側(図13の左方向)へ押し出され、図示しないブレーキドラムの内周面に押圧される。このブレーキドラムからの反力でストラット110が図13の右方向へ移動させられる。
ストラット110は、この移動によって蓄勢レバー67を図13の右方へ押圧する。ストラット110に押圧された蓄勢レバー67は、第1ピン65及び弾性部材73を介して第1ブレーキシュー15の一端側を拡開する。
パーキングブレーキの操作初期においては、シュー拡開機構119のストラット110の第1シュー係合部113との間に所定の間隙81が設けられている第1ブレーキシュー15の一端側は蓄勢レバー67を介して拡開される。そして、ブレーキドラムの内周面からの反力によってシュー拡開機構119の拡開力が増加して弾性部材73の付勢力よりも大きくなると、蓄勢レバー67は弾性部材73の付勢力に抗して第1ピン65を中心に回転され、レバー回転側他端部71が第1リム19から離れる。
更に、シュー拡開機構119が第1ブレーキシュー15の一端側における第1ウエブ21と当接して間隙81が無くなるまで蓄勢レバー67が回転されると、第1ブレーキシュー15の一端側はシュー拡開機構119の拡開力により直接拡開される。この際、第1ブレーキシュー15の一端側とシュー拡開機構119との間には、蓄勢レバー67を介して弾性部材73の残留拡開力(反発力)が作用している。
そこで、パーキングブレーキの操作終了時、デュオサーボ式ドラムブレーキの自己倍力効果によってパーキング制動力発生までに第1ブレーキシュー15の一端側と第2ブレーキシュー17の一端側との距離が拡張しても、蓄勢レバー67は弾性部材73の残留拡開力により必要なブレーキトルクを発生させることができる。
従って、本第2実施形態に係るパーキングブレーキ機構を構成するドラムブレーキ111は、簡単な構造の蓄勢レバー67及び弾性部材73によって、パーキングブレーキレバー101及びストラット110によりシュー拡開を行うシュー拡開機構119に対しても、弾性部材73の残留拡開力により必要なブレーキトルクを発生させることができる。
即ち、この蓄勢レバー67の回転領域では、パーキング制動力が弾性部材73の残留拡開力によって補償され、ドラムブレーキ111のパーキング制動力が確実に保持される。そこで、本第2実施形態のドラムブレーキ111は、パーキング制動力が生じる時に緩みによる制動力の低下が緩和され、パーキング時の停止性能が向上する。
また、本第2実施形態に係るドラムブレーキ111は、バッキングプレート13の裏側面89に配設され、シュー拡開機構119に接続されたパーキングケーブル40を引っ張り駆動する駆動機構としてのモータギアユニット(MGU)100(図9参照)を取り付けることで、電動パーキングブレーキとすることができる。
電動パーキングブレーキによれば、バッキングプレート13の裏側面89に配設したモータギアユニット100によってパーキングケーブル40が引っ張られることによって、電動によりシュー拡開機構119が作動可能となる。従って、ドラムブレーキ111を容易に電動化できる。
上述したように、本発明のパーキングブレーキ機構を構成するドラムブレーキ11,111は、パーキングケーブルの引き方向等が異なるクロスプル型のシュー拡開機構31及びフォワードプル型のシュー拡開機構119の構成違いを問わず、良好なパーキングブレーキ機構を構成ることができる。また、電動パーキングブレーキ化も容易である。
11…ドラムブレーキ
13…バッキングプレート
15…第1ブレーキシュー
17…第2ブレーキシュー
19…第1リム(固定部)
21…第1ウエブ
23…第2リム
25…第2ウエブ
31…シュー拡開機構
65…第1ピン
67…蓄勢レバー
69…レバー回転側一端部
71…レバー回転側他端部
72…係合突起
73…弾性部材
79…第2ピン
81…間隙

Claims (3)

  1. ブレーキドラムの内周面に沿って配置され、一端側がシュー拡開機構からの入力側とされる第1ブレーキシューと、前記第1ブレーキシューと対向して前記ブレーキドラムの内周面に沿って配置され、他端側が前記第1ブレーキシューの他端側にアジャスタを介して連結される第2ブレーキシューと、バッキングプレートに装備され、前記第1ブレーキシューの一端側及び前記第2ブレーキシューの一端側に当接されるアンカ部と、前記第1ブレーキシューの第1ウエブ上に回転自在に支持され、レバー回転側一端部が前記シュー拡開機構に当接する蓄勢レバーと、
    前記蓄勢レバーのレバー回転側他端部と前記第1ブレーキシューとの間に配設され、前記蓄勢レバーのレバー回転側他端部を回転方向に弾性付勢して前記第1ブレーキシューに設けられた固定部に当接させる弾性部材と、を備え、
    前記第1ブレーキシューの一端側と前記シュー拡開機構との間に所定の間隙が設けられることを特徴とするパーキングブレーキ機構。
  2. 請求項1に記載のパーキングブレーキ機構であって、
    前記蓄勢レバーが、前記第1ウエブに立設された第1ピンを中心に回転自在に支持され、
    前記弾性部材が、前記蓄勢レバーのレバー回転側他端部に突設された係合突起と前記第1ウエブに立設された第2ピンとにそれぞれ両端部を係止させるU字状の板ばねにより形成することを特徴とするパーキングブレーキ機構。
  3. 請求項1又は2に記載のパーキングブレーキ機構を備える電動パーキングブレーキであって、前記バッキングプレートの裏側面には、前記シュー拡開機構に接続されたパーキングケーブルを引っ張り駆動する駆動機構が配設されていることを特徴とする電動パーキングブレーキ。
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