JP4555517B2 - デュアルモードドラムブレーキ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サービスブレーキ時(常用ブレーキ時)にはリーディングトレーリング式ブレーキとして機能し、パーキングブレーキ時にはデュオサーボ式ブレーキとして機能するデュアルモードドラムブレーキの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(a) 車体に一体的に固設されるバッキングプレートと、(b) それぞれ略円弧形状を成し、前記バッキングプレートに外周側への拡開可能に略対称的に配設されるとともに、相対向する一端部がそのバッキングプレートと一体的に設けられたアンカによって支持される一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューと、(c) その一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューの他端部間に位置するように前記バッキングプレートに配設され、その他端部をそれぞれ外側へ離間させることにより、車輪と共に回転するドラムにその第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューを押圧し、リーディングトレーリング式ドラムブレーキとして制動力を発生させる離間装置と、(d) 前記第1ブレーキシューに略沿って配設されるとともに、前記バッキングプレートと略平行な平板形状を成すシューウェブの中間部に、そのバッキングプレートに対して略垂直となる連結中心まわりの相対回動可能に連結された板状のリアクションプレートと、(e) そのリアクションプレートの一端部と前記第2ブレーキシューとに跨がって配設された板状の第2ストラット部材と、(f) その第2ストラット部材および前記リアクションプレートの端部であって前記第1ブレーキシューのシューウェブと略平行な板状の係合部を、それぞれそのシューウェブの一方の面に接する略同一の平面内で突き合わせた状態に保持する位置決めスプリングと、(g) 前記リアクションプレートの前記連結中心を挟んで前記一端部と反対側の他端部、および前記第2ブレーキシューの、一方および他方に係合させられるとともに、互いに係合させられる第1ストラット部材およびパーキングレバーとを有し、(h) そのパーキングレバーが回動させられることにより前記リアクションプレート、第1ストラット部材、および第2ストラット部材が連動して前記一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューを拡開させ、デュオサーボ式ブレーキとして制動力を発生するデュアルモードドラムブレーキが、例えば特開2000−170802号公報等に記載されている。
【0003】
図3は、このようなデュアルモードドラムブレーキの一例を示す図で、(a) は正面図、(b) は(a) における一部を省略したB−B断面図であり、車両の右後輪用のものである。かかる図3において、車体に一体的に固設される略円板形状のバッキングプレート10には、円弧状(三日月形状)を成す一対のブレーキシュー12,14が外周側への拡開可能、すなわち図3の(a) における左右方向の移動可能に略上下方向に配設されている。ブレーキシュー12,14は、バッキングプレート10と略平行なシューウェブ12a,14aと、そのシューウェブ12a,14aの外周側端縁に略垂直、すなわち断面がT字形状を成すように固設されたシューリム12b,14bと、そのシューリム12b,14bの外周面に固設されたライニング12c,14cとを一体的に備えているとともに、シューウェブ12a,14aの中間部分にはそれぞれシューホールドダウン装置16,18が配設され、バッキングプレート10に上記拡開方向への移動可能に押圧されている。一対のシューウェブ12a、14aは、バッキングプレート10から所定寸法だけ離間した略共通の平面内に位置させられる。
【0004】
ブレーキシュー12,14のシューウェブ12a,14aの相対向する一端部、すなわち図3の(a) における下方側の端部は、バッキングプレート10上に固設されたアンカ20に当接させられるようになっている一方、それ等のシューウェブ12a,14aの他端部すなわち図3の(a) における上方側の端部は、同じくバッキングプレート10上に固設されたホイールシリンダ22の両端部に係合させられている。アンカ20はフローティング式、すなわちシューウェブ12a,14aを離間可能に係止しており、それ等のシューウェブ12a,14a間に配設された引張コイルスプリング24により、常にはシューウェブ12a,14aの一端部がアンカ20に当接させられるようになっている。ホイールシリンダ22は離間装置に相当するもので、フットブレーキなどのサービスブレーキ時の操作に従ってブレーキ油圧が供給されることにより両側へ突き出す一対のピストンを備えており、そのピストンによってアンカ20との当接部を支点として両ブレーキシュー12,14の他端部がそれぞれ外側(図3(a) の左右方向)へ離間させられることにより、車輪と共に回転するドラム26の内周面にライニング12c,14cが押圧されて制動力を発生する。すなわち、サービスブレーキ時にはリーディングトレーリング式ドラムブレーキとして機能するのであり、車両前進時には、ドラム26は図3の(a) において矢印Aで示す右まわり方向へ回転させられ、右側のブレーキシュー12がリーディングシューで左側のブレーキシュー14がトレーリングシューとなる。なお、図3の(a) は車体への配設状態と略同じ姿勢で、ホイールシリンダ22が上方側に位置する姿勢で配置される。
【0005】
上記ブレーキシュー12,14間であって他端部すなわち上端部付近、具体的にはホイールシリンダ22の内側に近接する部分には、そのホイールシリンダ22と略平行すなわちブレーキシュー12,14の拡開方向と略平行となる姿勢で、第1ストラット部材28が架け渡されている。第1ストラット部材28の両端部やシューウェブ12a,14aには、第1ストラット部材28の位置ずれや離脱を防止するために切欠などが設けられている。また、第1ストラット部材28まわりにはリターンスプリング30が配設されているとともに、その両端部は両ブレーキシュー12,14に掛け止められており、ホイールシリンダ22の油圧が低下するとリターンスプリング30の付勢力に従って両ブレーキシュー12,14は互いに接近させられ、第1ストラット部材28の両端部に当接させられて接近位置(待機位置)が規定されるようになっている。第1ストラット部材28はねじによって伸縮可能とされているとともに、シュー間隙自動調節機構32によりブレーキシュー12の移動量の増大に伴って伸長させられ、両ブレーキシュー12,14の待機位置が互いに離間させられることにより、ライニング12c,14cの摩耗に拘らずドラム26との間の隙間が所定の範囲内に維持されるようになっている。
【0006】
ブレーキシュー14には、シューウェブ14aと略平行にバッキングプレート10と反対側に重なるようにリアクションプレート34が配設されているとともに、そのリアクションプレート34は、第1連結ピン35を介して相対回動可能にシューウェブ14aに連結されている。第1連結ピン35の軸心は連結中心(第1連結中心)に相当し、バッキングプレート10に対して略垂直である。リアクションプレート34の上端部はホイールシリンダ22の近傍まで達しているとともに、その上端部には上記第1連結ピン35と略平行、すなわちバッキングプレート10に対して略垂直に第2連結ピン36が配設されている。リアクションプレート34は平板形状を成しているとともに、第2連結ピン36が設けられる上端部より少し下側で前記第1ストラット部材28に対応する部分34aは、シューウェブ14aから離間するように凸形状に浮き上がっており、第1ストラット部材28との干渉が回避されるようになっているが、その他の部分はシューウェブ14aに略面接触させられている。
【0007】
上記第2連結ピン36には、その軸心である第2連結中心まわりの相対回動可能にパーキングレバー38が連結されている。パーキングレバー38は、ブレーキシュー14のシューウェブ14aと略平行にバッキングプレート10側、すなわちリアクションプレート34と反対側に重なるように配設されており、先端部(第2連結ピン36に係止される側と反対側)はリアクションプレート34の下端部付近まで達しているとともにパーキングブレーキケーブル40が連結されている。前記第2連結ピン36はシューウェブ14aに形成された挿通穴14dを貫通させられているが、挿通穴14dは第2連結ピン36の径よりも十分に大きく、シューウェブ14aに対して第2連結ピン36やリアクションプレート34が前記第1連結ピン35まわりに相対回動することが許容されている。ブレーキシュー14は第1ブレーキシューに相当し、反対側のブレーキシュー12は第2ブレーキシューに相当する。なお、パーキングブレーキケーブル40は、バッキングプレート10の下側すなわちアンカ20側部分であってブレーキシュー12の近傍に設けられた取出穴42から車体側へ取り出されており、車室内等に設けられた図示しないパーキングブレーキ操作レバー、足踏みペダル等のブレーキ操作部材に連結されている。
【0008】
リアクションプレート34の一端部である下端部34bと、ブレーキシュー12の下端部付近との間には、第2ストラット部材44が架け渡されている。第2ストラット部材44は、シューウェブ12a、14aと略平行な平板形状の部材で、アンカ20を迂回するように弓形形状を成しており、その一端部は、シューウェブ12aの上面(バッキングプレート10と反対側の面)に略面接触させられているとともに、前記第1連結ピン35や第2連結ピン36と略平行な第3連結ピン46を介して、その第3連結ピン46の軸心である第3連結中心まわりの相対回動可能にシューウェブ12aに連結されている。第2ストラット部材44の他端部44aおよびリアクションプレート34の下端部34bは係合部に相当し、それぞれシューウェブ14aと略平行でその上面に接する略同一の平面内に位置させられているとともに、位置決めスプリング48により互いに接触するように突き合わされている。他端部44aには円弧形状の凹所が設けられている一方、下端部34bには、その凹所と略同じ曲率で円弧形状の突部が設けられており、上記位置決めスプリング48によってそれ等が嵌合させられることにより、係合状態を維持しつつバッキングプレート10と略平行な平面内で相対回動可能とされている。位置決めスプリング48は、車両走行時の下端部34bと他端部44aとのガタつきによる異音の発生を防止するとともに、パーキングブレーキの解除時にリアクションプレート34を一定の初期位置まで戻すためのもので、バッキングプレート10と反対側へ膨出するようにリアクションプレート34に一体に設けられた掛止部34cと前記第3連結ピン46との間に張設された引張コイルスプリングであり、コイル部48aが第2ストラット部材44と係合させられることにより、その第2ストラット部材44をブレーキシュー14のシューウェブ14aに押圧するようになっている。
【0009】
そして、パーキングブレーキ操作レバー等のブレーキ操作部材がパーキングブレーキ位置へ操作されると、パーキングレバー38は第2連結ピン36を中心としてパーキングブレーキケーブル40を介してブレーキシュー12側(第2連結ピン36の左まわり)へ回動させられ、ブレーキ操作部材がブレーキ解除位置へ戻されると、パーキングレバー38は図示しないリターンスプリングにより原位置まで戻される。上記パーキングブレーキの制動開始時にパーキングレバー38がブレーキシュー12側へ回動させられると、第2連結ピン36の近傍においてパーキングレバー38は前記第1ストラット部材28と係合させられ、その第1ストラット部材28を介してブレーキシュー12が外側(図3の(a) における右方向)へ変位させられるとともに、その反力で第2連結ピン36が外側(図3の(a) における左方向)へ変位させられる。第2連結ピン36が左方向へ変位させられると、リアクションプレート34は第1連結ピン35の左まわりに回動させられ、下端部34bがブレーキシュー12側へ変位させられるため、第2ストラット部材44を介してブレーキシュー12の下端部側が外側(図3の(a) における右方向)へ変位させられるとともに、その反力でリアクションプレート34が第2ストラット部材44との係合位置を支点として図3の(a) における左まわりに回動させられ、第1連結ピン35を介してブレーキシュー14が外側(図3の(a) における左方向)へ変位させられる。
【0010】
すなわち、パーキングブレーキの制動開始時にパーキングレバー38が第2連結ピン36まわりにブレーキシュー12側へ回動させられると、第1ストラット部材28を介してブレーキシュー12の上端部(他端部)が外側へ変位させられるとともに、その反力で第2連結ピン36が外側へ変位させられ、それに伴ってリアクションプレート34が第1連結ピン35を中心に左まわりに回動させられることにより、第2ストラット部材44を介してブレーキシュー12の下端部(一端部)が外側へ変位させられるとともに、その反力でブレーキシュー14が外側へ変位させられ、結局両ブレーキシュー12,14が一対のストラット部材28,44やリアクションプレート34、パーキングレバー38を介して作動的に連結された状態でドラム26に押圧されるのであり、デュオサーボ式に制動力を発生する。なお、デュオサーボ式ブレーキとして機能する場合、アンカ20によって制動力が受け止められるように、第2ストラット部材44の長さ寸法やリアクションプレート34、パーキングレバー38のレバー比などが設定されており、例えば前記矢印Aで示す前進方向のトルクが作用する場合には、左側のブレーキシュー14がプライマリシューとして機能するとともに、右側のブレーキシュー12がセカンダリシューとして機能し、そのブレーキシュー12の一端部がアンカ20に当接させられる。ブレーキシュー14のシューウェブ14aに設けられた前記挿通穴14dは、上記のようにデュオサーボ式ブレーキとして機能する場合に第2連結ピン36と干渉しない大きさに設定されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような構成のデュアルモードドラムブレーキにおいては、第1連結ピン35とリアクションプレート34との間の遊び(ガタ)や第3連結ピン46と第2ストラット部材44との間の遊び(ガタ)により、それ等の係合部(下端部34b、他端部44a)が板厚方向へ変位し、両者の当接が外れる可能性があった。例えば、リアクションプレート34や第2ストラット部材44の取付穴はプレス加工によって形成され、一般にパンチによる抜き開始側(剪断面側)が図3(b) に示すようにシューウェブ14a、12a側となる姿勢で配設されるため、反対側が破断面となって穴径が大きくなり、制動時に下端部34bと他端部44aとを挟圧する方向に押圧力が作用すると、その係合部(下端部34b、他端部44a)がシューウェブ14aから浮き上がる方向のモーメントが発生し、コイル部48aによる押圧作用だけでは浮き上がってしまう可能性があった。また、使用に伴う偏摩耗などでガタが生じるようになり、係合部(下端部34b、他端部44a)がシューウェブ14aから浮き上がって当接が外れ易くなることがある。そして、特に第2ストラット部材44は、第3連結ピン46から他端部44a側と反対方向(図3(b) の右方向)の寸法が短いため、他端部44aが大きく浮き上がって下端部34bの上に乗り上げる可能性がある。
【0012】
このように下端部34bと他端部44aとの当接が外れると制動作用が得られなくなるため、例えば前記特開2000−170802号公報では、ブレーキシュー14に位置ずれ防止用のばね板や位置決めピン等を配設し、両部材をシューウェブ14aに位置決めして浮き上がりを防止するようになっているが、この場合は部品点数が増えて組付工数が多くなり、製造コストが高くなる。
【0013】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、位置決めピンなどの別部品を用いることなく、リアクションプレートと第2ストラット部材との係合部の当接が外れることを防止することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、第1発明は、(a) 車体に一体的に固設されるバッキングプレートと、(b) それぞれ略円弧形状を成し、前記バッキングプレートに外周側への拡開可能に略対称的に配設されるとともに、相対向する一端部がそのバッキングプレートと一体的に設けられたアンカによって支持される一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューと、(c) その一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューの他端部間に位置するように前記バッキングプレートに配設され、その他端部をそれぞれ外側へ離間させることにより、車輪と共に回転するドラムにその第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューを押圧し、リーディングトレーリング式ドラムブレーキとして制動力を発生させる離間装置と、(d) 前記第1ブレーキシューに略沿って配設されるとともに、前記バッキングプレートと略平行な平板形状を成すシューウェブの中間部に、そのバッキングプレートに対して略垂直となる連結中心まわりの相対回動可能に連結された板状のリアクションプレートと、(e) そのリアクションプレートの一端部と前記第2ブレーキシューとに跨がって配設された板状の第2ストラット部材と、(f) その第2ストラット部材および前記リアクションプレートの端部であって前記第1ブレーキシューのシューウェブと略平行な板状の係合部を、それぞれ該シューウェブの一方の面に接する略同一の平面内で突き合わせた状態に保持する位置決めスプリングと、(g) 前記リアクションプレートの前記連結中心を挟んで前記一端部と反対側の他端部、および前記第2ブレーキシューの、一方および他方に係合させられるとともに、互いに係合させられる第1ストラット部材およびパーキングレバーとを有し、(h) そのパーキングレバーが回動させられることにより前記リアクションプレート、第1ストラット部材、および第2ストラット部材が連動して前記一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューを拡開させ、デュオサーボ式ブレーキとして制動力を発生するデュアルモードドラムブレーキにおいて、(i) 前記リアクションプレートが前記第2ストラット部材に突き合わされる係合部には、前記第1ブレーキシューのシューウェブと反対側へ突き出すとともにその第2ストラット部材側へ延び出し、その第2ストラット部材のシューウェブと反対側の面に係合させられることにより、その第2ストラット部材がそのリアクションプレートに対して相対的にそのシューウェブから離間する方向へ変位してそのリアクションプレートとの当接が外れることを防止するストッパ部が一体に設けられていることを特徴とする。
【0016】
【発明の効果】
すなわち、本発明は第2ストラット部材がリアクションプレートの上に乗り上げることによって両者の当接が外れることに着目し、第2ストラット部材が相対的にシューウェブから離間する方向へ変位してリアクションプレートとの当接が外れることを防止するストッパ部を設けることにより、リアクションプレートと第2ストラット部材との係合部の当接が外れて制動作用が得られなくなることを防止するようにしたのであり、別部品を用いて両部材をシューウェブに位置決めする場合に比較して部品点数が少なくなり、構造が簡単で安価に構成される。
【0017】
この場合、リアクションプレートが第2ストラット部材に対して相対的にシューウェブから離間する方向へ変位する可能性があるが、リアクションプレートは、第2ストラット部材と係合させられる係合部と反対側の端部が、第1ストラット部材またはパーキングレバーと係合させられるとともに、中間部分でシューウェブに連結されているため、その姿勢変化が制約され、リアクションプレートが第2ストラット部材に乗り上げて当接が外れる程変位する可能性は殆ど無いのである。
【0018】
また、上記ストッパ部は、リアクションプレートの係合部からシューウェブと反対側へ突き出すとともに第2ストラット部材側へ延び出すように一体に設けられ、その第2ストラット部材のシューウェブと反対側の面に係合させられることにより、第2ストラット部材がリアクションプレートの上に乗り上げて両者の当接が外れることを防止するため、第2ストラット部材については何ら変更する必要がなく、リアクションプレートにストッパ部を設けるだけで良いため、装置が一層簡単で安価に構成されるとともに従来の装置に対しても容易に適用できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な第1の実施形態は、(a) 前記パーキングレバーは、前記第1ブレーキシューに略沿って配設されるとともに、前記リアクションプレートの他端部に前記連結中心(第1連結中心)と略平行な第2連結中心まわりの相対回動可能に連結され、前記パーキングブレーキ時にはパーキングブレーキケーブル等を介してその第2連結中心を中心として前記第2ブレーキシュー側へ回動させられるように構成され、(b) 前記第1ストラット部材は、前記パーキングブレーキ時に前記パーキングレバーが前記第2連結中心を中心として前記第2ブレーキシュー側へ回動させられることにより、その第2ブレーキシューを外側へ変位させるとともに、その反力でその第2連結中心を外側へ変位させるように、そのパーキングレバーと第2ブレーキシューとに跨がって配設され、(c) 前記第2ストラット部材は、前記パーキングブレーキ時に前記第2連結中心が外側へ変位させられて前記リアクションプレートが前記第1連結中心まわりに回動させられることにより、前記第2ブレーキシューを外側へ変位させるとともに、その反力でその第1連結中心と共に前記第1ブレーキシューを外側へ変位させるように構成される。前記図3の従来例は、この第1の実施形態によるものである。
【0020】
第2の実施形態は、(a) 前記パーキングレバーは、前記第2ブレーキシューに略沿って配設されるとともに、その第2ブレーキシューに前記連結中心(第1連結中心)と略平行な第2連結中心まわりの相対回動可能に連結され、前記パーキングブレーキ時にはパーキングブレーキケーブル等を介してその第2連結中心を中心として前記第1ブレーキシュー側へ回動させられるように構成され、(b) 前記第1ストラット部材は、前記パーキングブレーキ時に前記パーキングレバーが前記第2連結中心を中心として前記第1ブレーキシュー側へ回動させられることにより、前記リアクションプレートの他端部を外側へ変位させるとともに、その反力でその第2連結中心を外側へ変位させるように、そのパーキングレバーとリアクションプレートとに跨がって配設され、(c) 前記第2ストラット部材は、前記パーキングブレーキ時に前記リアクションプレートの他端部が外側へ変位させられて前記第1連結中心まわりに回動させられることにより、前記第2ブレーキシューを外側へ変位させるとともに、その反力でその第1連結中心と共に前記第1ブレーキシューを外側へ変位させるように構成される。
【0021】
なお、上記第1、第2の何れの実施形態においても、第2連結中心は第1連結中心と略平行であるが、本発明の実施に際しては必ずしも第1連結中心と平行である必要はなく、例えばバッキングプレートと平行であっても良い。また、リアクションプレートが配設される第1ブレーキシューは、リーディングシューおよびトレーリングシューの何れであっても差し支えない。
【0022】
リアクションプレートは、第1ブレーキシューのシューウェブのバッキングプレート側に配設しても良いし、シューウェブを挟んでバッキングプレートと反対側に配設することもできるが、パーキングレバーが第1ブレーキシュー側に配設される場合(前記第1の実施形態)には、第1ブレーキシューのシューウェブを挟んでリアクションプレートおよびパーキングレバーを互いに反対側に配設することが望ましい。前記第2の実施形態の場合は、シューウェブの上下(バッキングプレート側か否か)に関して、リアクションプレートおよびパーキングレバーを同じ側に配設することが望ましい。
【0023】
第1ストラット部材および第2ストラット部材は、一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューの拡開方向と略平行となる姿勢、すなわち離間装置とアンカとを結ぶ直線に対して略直角でバッキングプレートと略平行となる姿勢で、且つ互いに略平行となるように配設することが望ましく、離間装置およびアンカの内側部分にそれ等に近接して配設することが望ましい。また、パーキングブレーキ時にデュオサーボ式ブレーキとして機能する場合、アンカによって制動力が受け止められるようにすることが望ましく、第1ストラット部材および第2ストラット部材の長さ寸法や配設形態、リアクションプレートおよびパーキングレバーのレバー比などは、パーキングブレーキ時にセカンダリシューとなる方のブレーキシューの一端部はアンカに当接し、両ブレーキシューの他端部とホイールシリンダとの間にはそれぞれ隙間が生じるように定めることが望ましい。アンカは、バッキングプレートと一体的に配設され、例えばバッキングプレートと共に或いは単独で車体に一体的に固定される。
【0024】
第2ストラット部材の第2ブレーキシュー側の係合形態(支持構造)は、前記図3のように第3連結ピンによって相対回動可能に連結することが望ましいが、スリットを設けてシューウェブと係合させるなど、種々の係合形態を採用できる。
【0025】
一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューの他端部、すなわち離間装置側の端部には、一般に接近位置(待機位置)を規定するリターンスプリングおよびストラット部材が配設されるが、本発明の第1ストラット部材および第2ストラット部材は、その待機位置規定用のストラット部材とは作用が異なる別のものである。但し、前記図3のように第1ストラット部材および第2ストラット部材のうち、ホイールシリンダ側のものを待機位置規定用のストラット部材で兼用することもできる。
【0026】
離間装置としてはホイールシリンダが広く用いられているが、電動モータを利用した電動式の離間装置など、種々の態様を採用できる。パーキングレバーは、例えば運転者のパーキングブレーキ操作の操作力に従って回動させられるように構成されるが、パーキングスイッチの操作に従って作動させられる電動モータなどの駆動源により回動させられるように構成することもできる。
【0027】
リアクションプレートと第2ストラット部材との係合部を互いに接近する方向へ付勢する位置決めスプリングとしては、引張コイルスプリングが好適に用いられるが、捩りコイルスプリングを用いることも可能で、圧縮コイルスプリングを使って付勢することもできる。この位置決めスプリングは、例えば第2ストラット部材とリアクションプレートとに跨がって配設されるが、第2ブレーキシューとリアクションプレートとに跨がって配設しても良い。
【0028】
リアクションプレートと第2ストラット部材との係合部は、第1ブレーキシューのシューウェブの一方の面上に位置させられる。シューウェブの一方の面上とは、鉛直方向の上方を意味するものではなく、シューウェブと直角な方向から見た平面視においてシューウェブと重なっていることを意味する。
【0029】
リアクションプレートと第2ストラット部材との係合部は、例えば図3のようにプライマリ側のブレーキシューにリアクションプレートが配設される場合、そのリアクションプレート側に円弧形状の突部が設けられ、第2ストラット部材側に凸部と略同じ曲率で円弧形状の凹所が設けられるが、反対にリアクションプレート側に凹所を設けるとともに第2ストラット部材側に突部を設けるようにしても良い。
【0031】
ストッパ部は、曲げ加工や鍛造加工などによりリアクションプレートに一体に設けられる。
【0032】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例では、前記図3のデュアルモードドラムブレーキに本発明が適用された場合について説明する。図3と実質的に同じ部材には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
【0033】
図1は、前記図3に対応する図で、(a) は正面図、(b) は(a) における一部を省略したB−B断面図であり、リアクションプレート34の下端部34bに突起34dが設けられているとともに、位置決めスプリング48の掛止部48bが180°より大きい角度範囲、具体的には200°以上の角度範囲に亘って第3連結ピン46の掛止溝に巻き掛けられるようになっている点が相違する。突起34dは、第2ストラット部材44がリアクションプレート34に対して相対的に前記シューウェブ14aから離間する方向へ変位してリアクションプレート34との当接が外れることを防止するストッパ部に相当するもので、リアクションプレート34の下端部34bからシューウェブ14aと反対側へ突き出すとともに第2ストラット部材44側へ延び出すように一体に設けられ、第2ストラット部材44のシューウェブ14aと反対側の面に係合させられるようになっている。
【0034】
このようにすれば、リアクションプレート34に一体に設けられた突起34dにより、第2ストラット部材44がリアクションプレート34に対して相対的にシューウェブ14aから離間する方向へ変位してリアクションプレート34との当接が外れることが防止されるため、リアクションプレート34の下端部34bと第2ストラット部材44の他端部44aとの当接が外れて制動作用が得られなくなる恐れが無い。その場合に、本実施例ではリアクションプレート34に突起34dを設けるだけで良いため、別部品を用いて下端部34bや他端部44aをシューウェブ14aに位置決めする場合に比較して部品点数が少なくなり、構造が簡単で安価に構成される。特に、本実施例では第2ストラット部材44については何ら変更する必要が無いため、装置が一層簡単で安価に構成されるとともに従来の装置に対しても容易に適用できる。
【0035】
ここで、リアクションプレート34が第2ストラット部材44に対して相対的にシューウェブ14aから離間する方向へ変位する可能性があるが、リアクションプレート34は、その上端部において第2連結ピン36を介してパーキングレバー38に連結されるとともに、中間部分で第1連結ピン35によりシューウェブ14aに連結されているため、その姿勢変化が制約され、リアクションプレート34が第2ストラット部材44に乗り上げて当接が外れる恐れは無い。
【0036】
また、本実施例では位置決めスプリング48の掛止部48bが200°以上の角度範囲に亘って第3連結ピン46の掛止溝に巻き掛けられているため、位置決めスプリング48が錆などで折損しても掛止部48bは第3連結ピン46に掛止されたまま保持され、第3連結ピン46や第2ストラット部材44がブレーキシュー12から脱落する恐れが無いとともに、C型止め輪などで第3連結ピン46の抜け止めを行う場合に比較して部品点数が節減され、この点でも装置が安価に構成される。
【0037】
なお、図1は車両の右側の車輪用のものであるが、左側の車輪のブレーキ装置は略左右反対に構成される。その場合に、図2に示すように右側のブレーキシューに配設されるリアクションプレート50の下端部50bには円弧形状の凹所が設けられる一方、第2ストラット部材52の他端部52aには、その凹所と略同じ曲率で円弧形状の突部が設けられ、図示しない位置決めスプリングによってそれ等が嵌合させられることにより、係合状態を維持しつつ相対回動可能とされるとともに、リアクションプレート50の下端部50bに前記突起34dと同様な突起50dが一体に設けられる。図2では、下端部50bと他端部52aとが離間して示されているが、実際は図1と同様に位置決めスプリングによって当接状態に保持される。
【0038】
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるデュアルモードドラムブレーキを示す図で、(a) は正面図、(b) は(a) におけるB−B断面図でアンカなどを省略した図である。
【図2】図1とは反対側の車輪(左車輪)用のリアクションプレートおよび第2ストラット部材の係合部を説明する図である。
【図3】従来のデュアルモードドラムブレーキの一例を説明する図で、(a) は正面図、(b) は(a) におけるB−B断面図でアンカなどを省略した図である。
【符号の説明】
10:バッキングプレート 12:ブレーキシュー(第2ブレーキシュー)14:ブレーキシュー(第1ブレーキシュー) 12a、14a:シューウェブ 20:アンカ 22:ホイールシリンダ(離間装置) 28:第1ストラット部材 34、50:リアクションプレート 34b、50b:下端部(一端部、係合部) 34d、50d:突起(ストッパ部) 35:第1連結ピン(連結中心) 38:パーキングレバー 44、52:第2ストラット部材 44a、52a:他端部(係合部) 48:位置決めスプリング

Claims (1)

  1. 車体に一体的に固設されるバッキングプレートと、
    それぞれ略円弧形状を成し、前記バッキングプレートに外周側への拡開可能に略対称的に配設されるとともに、相対向する一端部が該バッキングプレートと一体的に設けられたアンカによって支持される一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューと、
    該一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューの他端部間に位置するように前記バッキングプレートに配設され、該他端部をそれぞれ外側へ離間させることにより、車輪と共に回転するドラムに該第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューを押圧し、リーディングトレーリング式ドラムブレーキとして制動力を発生させる離間装置と、
    前記第1ブレーキシューに略沿って配設されるとともに、前記バッキングプレートと略平行な平板形状を成すシューウェブの中間部に、該バッキングプレートに対して略垂直となる連結中心まわりの相対回動可能に連結された板状のリアクションプレートと、
    該リアクションプレートの一端部と前記第2ブレーキシューとに跨がって配設された板状の第2ストラット部材と、
    該第2ストラット部材および前記リアクションプレートの端部であって前記第1ブレーキシューのシューウェブと略平行な板状の係合部を、それぞれ該シューウェブの一方の面に接する略同一の平面内で突き合わせた状態に保持する位置決めスプリングと、
    前記リアクションプレートの前記連結中心を挟んで前記一端部と反対側の他端部、および前記第2ブレーキシューの、一方および他方に係合させられるとともに、互いに係合させられる第1ストラット部材およびパーキングレバーと
    を有し、該パーキングレバーが回動させられることにより前記リアクションプレート、第1ストラット部材、および第2ストラット部材が連動して前記一対の第1ブレーキシューおよび第2ブレーキシューを拡開させ、デュオサーボ式ブレーキとして制動力を発生するデュアルモードドラムブレーキにおいて、
    前記リアクションプレートが前記第2ストラット部材に突き合わされる係合部には、前記第1ブレーキシューのシューウェブと反対側へ突き出すとともに該第2ストラット部材側へ延び出し、該第2ストラット部材の該シューウェブと反対側の面に係合させられることにより、該第2ストラット部材が該リアクションプレートに対して相対的にシューウェブから離間する方向へ変位して該リアクションプレートとの当接が外れることを防止するストッパ部が一体に設けられている
    ことを特徴とするデュアルモードドラムブレーキ。
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