JPH04159317A - 光ディスク金属製センターハブとポリカーボネート製基板接着用紫外線硬化型接着剤 - Google Patents
光ディスク金属製センターハブとポリカーボネート製基板接着用紫外線硬化型接着剤Info
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- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は紫外線の照射によって硬化させることで接着剤
として用いる樹脂に関する。
として用いる樹脂に関する。
（従来の技術）
光ディスクの金属製センターハブとポリカーボネイト製
基板等を接着する接着剤としてエポキシ樹脂接着剤、シ
アノアクリレート系瞬間接着剤、アクリル変性ＳＧＡ系
接着剤及び紫外線硬化型樹脂接着剤が知られている。
基板等を接着する接着剤としてエポキシ樹脂接着剤、シ
アノアクリレート系瞬間接着剤、アクリル変性ＳＧＡ系
接着剤及び紫外線硬化型樹脂接着剤が知られている。
（発明が解決しようとする課題）
上述した接着剤のうち、エポキシ樹脂接着剤は硬化時間
が長く作業性に劣り、特にポリカーボネイト樹脂に対す
る接着力が弱いため他の接着剤と併用しなければならな
い。
が長く作業性に劣り、特にポリカーボネイト樹脂に対す
る接着力が弱いため他の接着剤と併用しなければならな
い。
シアノアクリレート系瞬間接着剤は作業性においては優
れるものの、耐熱性、耐湿性及び耐候性に劣り、長期間
接着力を維持できない。
れるものの、耐熱性、耐湿性及び耐候性に劣り、長期間
接着力を維持できない。
アクリル変性ＳＧＡ系接着剤は接着力の点では満足でき
るが、二液型のため作業性に劣る。
るが、二液型のため作業性に劣る。
更に従来の紫外線硬化型樹脂接着剤にあっては耐熱性及
び耐湿性に劣るものが多く、金属と樹脂とを接着した場
合に十分な接着強度を発揮できなかった。
び耐湿性に劣るものが多く、金属と樹脂とを接着した場
合に十分な接着強度を発揮できなかった。
（課題を解決するための手段）
上記課題を解決すへく本発明に係る紫外線硬化型樹脂は
、両端または側鎖に１個以上のアクリル基またはメタア
クリル基を有するウレタンアクリルプレポリマーと、ア
クリル単量体及びメタクリル単量体の少なくとも一種か
らなる重合可能な単量体と、光重合開始剤とからなり、
前記重合可能な単量体の少なくとも一部はジメチルアク
リルアミドであるようにした。
、両端または側鎖に１個以上のアクリル基またはメタア
クリル基を有するウレタンアクリルプレポリマーと、ア
クリル単量体及びメタクリル単量体の少なくとも一種か
らなる重合可能な単量体と、光重合開始剤とからなり、
前記重合可能な単量体の少なくとも一部はジメチルアク
リルアミドであるようにした。
ここで、上記のウレタンアクリルプレポリマーは接着剤
硬化物の伸び率を向上させ、耐衝撃性及び接着力を高め
るものであり、添加割合としては１０〜７５ｗｔ％が適
当である。
硬化物の伸び率を向上させ、耐衝撃性及び接着力を高め
るものであり、添加割合としては１０〜７５ｗｔ％が適
当である。
また、ウレタンアクリルプレポリマーは末端に水酸基を
有する一価または多価アルコールとジイソシアネートの
反応物に、水酸基とアクリル基またはメタアクリル基を
有する化合物を反応させて合成する。
有する一価または多価アルコールとジイソシアネートの
反応物に、水酸基とアクリル基またはメタアクリル基を
有する化合物を反応させて合成する。
一価または多価アルコールとしては、ポリプロピレング
リコール、ポリテトラメチレングリコール、スピログリ
コール等が挙げられ、ジイソシアネートとしては、トリ
レンジイソシアネート、イソホロンンイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネート等が挙げられ、更に
水酸基とアクリル基またはメタアクリル基を有する化合
物としては、ヒドロキシエチル（メタ）アクリレート、
ヒドロキシプロピル（メタ）アクリレート、ポリプロピ
レングリコール（メタ）アクリレート等が挙げられる。
リコール、ポリテトラメチレングリコール、スピログリ
コール等が挙げられ、ジイソシアネートとしては、トリ
レンジイソシアネート、イソホロンンイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネート等が挙げられ、更に
水酸基とアクリル基またはメタアクリル基を有する化合
物としては、ヒドロキシエチル（メタ）アクリレート、
ヒドロキシプロピル（メタ）アクリレート、ポリプロピ
レングリコール（メタ）アクリレート等が挙げられる。
またアクリル単量体及びメタクリル単量体の少なくとも
一種からなる重合可能な単量体は接着剤の粘度調整して
作業性を向上させるものであり、添加割合としては２５
〜９０ｗｔ％が適当である。
一種からなる重合可能な単量体は接着剤の粘度調整して
作業性を向上させるものであり、添加割合としては２５
〜９０ｗｔ％が適当である。
この単量体としては、２ヒドロキシエチル（メタ）アク
リレート、２ヒドロキシプロピル（メタ）アクリレート
、テトラヒドロフルフリル（メタ）アクリレート等が挙
げられる。
リレート、２ヒドロキシプロピル（メタ）アクリレート
、テトラヒドロフルフリル（メタ）アクリレート等が挙
げられる。
また、ジメチルアクリルアミドはプラスチック（特にポ
リカーボネイト樹脂）と金属（特にステンレス）に対す
る接着力を向上させるために添加し、その構造は以下の
化学式で示される。
リカーボネイト樹脂）と金属（特にステンレス）に対す
る接着力を向上させるために添加し、その構造は以下の
化学式で示される。
ＯＣＨ。
Ｉ １
ＣＨ，＝ＣＨ−Ｃ−Ｎ
■
では、３．０乃至５０．０ｗｔ％が適当であり、特に１
０．０乃至３５．０ｗｔ％が好ましい。これは３．０ｗ
ｔ％未満であるとプラスチックと金属に対して接着力が
低下し、５０，０ｗｔ％を超えると硬化物の可撓性を失
い、耐水性が低下することによる。
０．０乃至３５．０ｗｔ％が好ましい。これは３．０ｗ
ｔ％未満であるとプラスチックと金属に対して接着力が
低下し、５０，０ｗｔ％を超えると硬化物の可撓性を失
い、耐水性が低下することによる。
更に、光重合開始剤としては２．２ジメトキシ２フエニ
ルアセトフエノン、２，２ジエトキシアセトフエノン、
ベンゾイルアルキルエーテル等が挙げられる。
ルアセトフエノン、２，２ジエトキシアセトフエノン、
ベンゾイルアルキルエーテル等が挙げられる。
（作用）
紫外線ランプ等から放射された紫外線が紫外線硬化型樹
脂に照射されると、紫外線硬化型樹脂中の光重合開始剤
により重合が始り樹脂が硬化する。
脂に照射されると、紫外線硬化型樹脂中の光重合開始剤
により重合が始り樹脂が硬化する。
（実施例）
以下に本発明の実施例をＥ表コ及び具体的数値を挙げて
説明する。
説明する。
ここで、［表１コは紫外線硬化型樹脂の配合割合を示し
たものであり、いずれも本発明に係る紫外線硬化型樹脂
である。
たものであり、いずれも本発明に係る紫外線硬化型樹脂
である。
また［表２コは本発明に係る紫外線硬化型樹脂と他の配
合割合の樹脂との剥離接着力を比較したものであり、［
表３］は本発明に係る紫外線硬化型樹脂と他の配合割合
の樹脂との引張り剪断強度及び引張り強度を比較したも
のであり、［表４］は本発明に係る紫外線硬化型樹脂と
他の配合割合の樹脂更には従来の樹脂の硬化性、作業性
及び耐熱耐湿性を比較したものである。
合割合の樹脂との剥離接着力を比較したものであり、［
表３］は本発明に係る紫外線硬化型樹脂と他の配合割合
の樹脂との引張り剪断強度及び引張り強度を比較したも
のであり、［表４］は本発明に係る紫外線硬化型樹脂と
他の配合割合の樹脂更には従来の樹脂の硬化性、作業性
及び耐熱耐湿性を比較したものである。
尚、［表１］においてウレタンアクリルプレポリマー（
Ａ）、（Ｂ）及び（Ｃ）は以下の方法で合成した。
Ａ）、（Ｂ）及び（Ｃ）は以下の方法で合成した。
ウレタンアクリルプレポリマー（Ａ）
平均分子量２０００のポリプロピレングリコールとトリ
レンジイソシアネートをモル比０５・１．８０°Ｃで２
時間反応させた後、ヒドロキシプロピルアクリレートを
１モル、８０℃で３時間反応させて合成した。
レンジイソシアネートをモル比０５・１．８０°Ｃで２
時間反応させた後、ヒドロキシプロピルアクリレートを
１モル、８０℃で３時間反応させて合成した。
ウレタンアクリルプレポリマー（Ｂ）
平均分子量３０００の末端水酸基を有するポリブタジェ
ンとトリレンジイソシアネートをモル比０５１．８０℃
で２時間反応させた後、ヒドロキシエチルアクリレート
を１モル、８０℃で３時間反応させて合成した。
ンとトリレンジイソシアネートをモル比０５１．８０℃
で２時間反応させた後、ヒドロキシエチルアクリレート
を１モル、８０℃で３時間反応させて合成した。
ウレタンアクリルプレポリマー（Ｃ）
平均分子量２０００のポリメチレングリコールとイソロ
ンジイソシアネートをモル比０．５：１．８０°Ｃで２
時間反応させた後、ヒドロキシエチルアクリレートを１
モル、８０℃で３時間反応させて合成した。
ンジイソシアネートをモル比０．５：１．８０°Ｃで２
時間反応させた後、ヒドロキシエチルアクリレートを１
モル、８０℃で３時間反応させて合成した。
尚、実施例にあっては互いに接着する部材として光ディ
スクのステンレス製ハブとポリカーボネイト製基板を示
したが、本発明に係る紫外線硬化型接着剤は金属と樹脂
との接着に広く応用し得るものである。
スクのステンレス製ハブとポリカーボネイト製基板を示
したが、本発明に係る紫外線硬化型接着剤は金属と樹脂
との接着に広く応用し得るものである。
（効果）
以上に説明したように本発明に係る紫外線硬化型接着剤
は、金属と樹脂との接着に用し・た場合、接着強度、耐
熱性、耐湿性及び耐候性に優れ、更に紫外線の照射によ
り短時間のうちに硬化するため作業性にも優れる。
は、金属と樹脂との接着に用し・た場合、接着強度、耐
熱性、耐湿性及び耐候性に優れ、更に紫外線の照射によ
り短時間のうちに硬化するため作業性にも優れる。
特 許 出 願 人 日本ビクター株式会社同
ケミチック 株式会社 代 理 人 弁理士 下 １） 容 −
即問 弁理士 小 山 有
ケミチック 株式会社 代 理 人 弁理士 下 １） 容 −
即問 弁理士 小 山 有
Claims (2)
- （１）両端または側鎖に１個以上のアクリル基またはメ
タアクリル基を有するウレタンアクリルプレポリマーと
、アクリル単量体及びメタクリル単量体の少なくとも一
種からなる重合可能な単量体と、光重合開始剤とからな
り、前記重合可能な単量体の少なくとも一部はジメチル
アクリルアミドであることを特徴とする紫外線硬化型樹
脂。 - （２）前記ジメチルアクリルアミドの添加割合は３．０
乃至５０．０ｗｔ％であることを特徴とする請求項１に
記載の紫外線硬化型樹脂。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2285370A JP2585856B2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 光ディスク金属製センタ―ハブとポリカ―ボネ―ト製基板接着用紫外線硬化型接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2285370A JP2585856B2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 光ディスク金属製センタ―ハブとポリカ―ボネ―ト製基板接着用紫外線硬化型接着剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04159317A true JPH04159317A (ja) | 1992-06-02 |
| JP2585856B2 JP2585856B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=17690670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2285370A Expired - Lifetime JP2585856B2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 光ディスク金属製センタ―ハブとポリカ―ボネ―ト製基板接着用紫外線硬化型接着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2585856B2 (ja) |
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| EP0835917A4 (en) * | 1996-04-25 | 1998-06-10 | Nippon Kayaku Kk | UV CURABLE ADHESIVE COMPOSITION AND ITEM |
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| WO2013125357A1 (ja) * | 2012-02-22 | 2013-08-29 | 日東電工株式会社 | 複合フィルムおよび仮固定シート |
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- 1990-10-23 JP JP2285370A patent/JP2585856B2/ja not_active Expired - Lifetime
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