JPH01156387A - 耐水性を有する光硬化型接着剤組成物 - Google Patents

耐水性を有する光硬化型接着剤組成物

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JPH01156387A
JPH01156387A JP31566787A JP31566787A JPH01156387A JP H01156387 A JPH01156387 A JP H01156387A JP 31566787 A JP31566787 A JP 31566787A JP 31566787 A JP31566787 A JP 31566787A JP H01156387 A JPH01156387 A JP H01156387A
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meth
acrylate
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water resistance
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、速硬化、高速接着可能で、しかも耐水性かつ
柔軟性を具備した光硬化型接着剤組成物に関する。
(従来の技術) 一般に、光硬化型接着剤は、光(紫外線)を照射するだ
けで短時間に硬化できるという利点があるため、時計等
の精密機械、電気電子部品、アクセサリ−等の分野にお
いて広く利用されている。
しかし、従来の光硬化型接着剤は、接着性を重視するあ
まり、水酸基のついたアルキルアクリレートあるいはテ
トラヒドロフルフリルアクリレートなどを主体に使用し
ていたため、速硬化、高速接着可能であるが、耐水性に
乏しく、耐水性の必要とされる分野(例えば、防水時計
等)での使用が困難であった。したがって、これまでの
光硬化型接着剤は、耐水性を必要としない分野での使用
に局限されざるをえないという不利を有していたもので
ある。一方、この光硬化型接着剤の欠点を解消し、耐水
性を増大せしめるために、官能基数の多いモノマーを使
用して架橋密度を高めようとする試みもなされたが、硬
くかつ伸びが乏しく、脆い接着剤しか得られないという
のが現状であり、速硬化、高速接着可能という光硬化型
接着剤の特性を失うことなく、耐水性かつ柔軟性を付与
することのできる技術の出現が待望されているものであ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記した従来技術の問題点を解消するため研
究を重ねた結果発明されたもので、所定量のウレタン(
メタ)アクリレートに対し、水酸基のついた(メタ)ア
クリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、耐水
性付与樹脂、アクリル酸又はメタクリル酸及び光重合開
始剤をそれぞれ特定量ずつ配合添加することにより、速
硬化、゛高速接着可能で、しかも耐水性かつ柔軟性を具
備した光硬化型接着剤組成物を提供することを目的とす
るものである。
(問題を解決するための手段) 本発明の要旨は、 (a)1分子中に1個以上のアクリロイル基及び/又は
メタクロール基を有するウレタン(メタ)アクリレート
100重量部に対して、 (b)1分子中に水酸基を1個以上有する(メタ)アク
リレート類30〜200重量部、 FC+イソボルニル(メタ)アクリレート30〜200
重量部、 (d)(メタ)アクリレート単量体に可溶な石油系、石
炭系及び/又はロジンエステル系の耐水性付与樹脂30
〜200重量部、 (c)アクリル酸及び/又はメタクリル酸3〜50重量
部、 (f)光重合開始剤0.5〜15重量部、を配合してな
ることを特徴とする耐水性を有する光硬化型接着剤組成
物に存するものである。
本発明において、ウレタン(メタ)アクリレートとはウ
レタンアクリレート及び/又はウレタンメタクリレート
を意味するものである。ウレタン(メタ)アクリレート
を合成する方法としては、ジオールにジイソシアネート
を反応させプレポリマーを作り、次ぎにヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートを反応させてウレタン(メタ
)アクリレートとする方法とか、ジオールに−NGOと
(メタ)アクリルとを1分子中に有する化合物(例えば
、昭和ロープイア化学側の2−イソシアネートエチルメ
タクリレート)を反応させる方法とかを用いればよい。
上記合成法におけるジオールとしては、ポリプロピレン
グリコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、ビスフェノールA1水添ビスフエノー
ルA1ビスフエノールS1ビスフエノールFにエチレン
オキサイド(EO)やプロピレンオキサイド(P O)
を付加して両末端を−OHにしたものを用いることがで
きる。ジイソシアネートとしては、TDI()リレンジ
イソシアネート)、MDI(ジフェニルメタンジイソシ
アネート)、水添MDI、IPDI (イソホロンジイ
ソシアネート)等を用いることができ、ヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートとしては、2−HEA  (
2−ヒドロキシエチルアクリレート)。
2−HEMA (2−ヒドロキシエチルメタクリレート
)。
2−1(P八(2−ヒドロキシプロピルアクリレート2
−HPM八 (2−ヒドロキシプロピルメタクリレート
) 、 2−HBA  (2−ヒドロキシブチルアクリ
レート)、 2−11BMA (2−ヒドロキシブチル
メタクリレート)等を用いることができる。ウレタン(
メタ)アクリレートとしては、上記した合成法によって
得るほかに、−NGOとメトキシシランを1分子中に有
する化合物(例えば、U.C.C.のY9030 )を
使用し一部分をメトキシシランを導入し、湿気硬化性を
付与させた物を用いることも可能である。ウレタン(メ
タ)アクリレートは本発明の光硬化型接着剤組成物の基
剤として100重量部用いられる。
本発明において、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ートとは、ヒドロキシアルキルアクリレート及び/又は
ヒドロキシアルキルメタクリレートを意味するものであ
る。ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとしては
、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シブチル(メタ)アクリレート等を用いることができる
。ヒトロキシアルキル(メタ)アクリレートは30〜2
00重量部、好ましくは70〜120重量部添加される
もので、30重量部未満では粘度が高くなりかつ接着性
が悪くなってしまい、200重量部を超えると耐水性が
低下してしまうものである。
本発明において、イソボルニル(メタ)アクリレートと
は、イソボルニルアクリレート及び/又はイソボルニル
メタクリレートを意味するものでのある。イソボルニル
(メタ)アクリレートとしては、サートマー社の5R5
06,5R423、共栄社油脂のIB−X、 B−X、
 CI −ムX 7ドハースのQM−589等をあげる
ことができる。イソボルニル(メタ)アクリレートは3
0〜200重量部、好ましくは70〜120重量部添加
されるもので、30重量部未満では粘度が高くなるとと
もに耐水性が低下し、200重量部を超えると物性が硬
くなってしまうものである。
耐水性付与樹脂としては、石油系のものとしてエッソの
エヌコレッツ樹脂、荒用化学のスーパーエステル等、石
炭系としてクマロン樹脂、インデン樹脂など、ロジンエ
ステル系としてロジンニスチル等をあげることができる
。耐水性付与樹脂は30〜200重量部、好ましくは8
0〜100重量部添加′置部るもので、30重量部未満
では耐水性が低下し、200重量部を超えると粘度が高
くなるとともに物性が脆くなってしまうものである。
アクリル酸及び/又はメタクリル酸は3〜50重量部、
好ましくは12〜15重量部添加されるもので、3重量
部未満では接着力が低下し、50重量部を超えると耐水
性が低下してしまう。
光重合開始剤としては、ベンゾイン、ベンゾフェノン、
アセトフェノン、ベンジル、ヘンシルジメチルケタール
、ベンゾインイソプロピルエーテル、2−ヒドロキシ−
2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−(
4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メ
チルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロへキシ
ルフェニルケトン等を用いることができる。光重合開始
剤は0.5〜15重量部、好ましくは7〜10重量部添
加されるもので、0.5重量部未満では硬化が遅くなっ
てしまい、15重量部を超えると製品価格が高くなり経
済性が悪くなるものである。
本発明の光硬化型接着剤組成物は、上記した各成分を必
須成分とするものであるが、この必須成分に必要に応し
て各種の公知成分を配合添加することができるものであ
るが、例えば下記する如き成分を配合添加することがで
きるものである。
紫外線(υν)での表面硬化促進剤として、トリエタノ
ールアミン等の3級アミンや、ペンタエリスリトールテ
トラキス−β−メルカプトプロピオネート等のメルカプ
タンを添加してもよい。
着色剤、充填剤、流れ止め剤、消泡剤などを必要に応じ
て添加してもよい。
光の当たらない影になった部分を硬化させる手段として
、(1)0−ベンゾイックスルフィミド(す・/カリシ
)とN、N−ジエチル−P−1−ルイジンとハイドロパ
ーオキサイドを添加して嫌気硬化性の付与、(2)0−
ベンゾイックスルフィミドとハイドロパーオキサイド又
はアルキルパーオキサイドを添加して変性アミンプライ
マーによる硬化性の付与、(3)イソシアネート基含有
ウレタンプレポリマーを添加して湿気硬化性の付与、(
4)変性シリコンプレポリマー(鐘淵化学のMSポリマ
ー)を添加して湿気硬化性の付与、(5)有機過酸化物
を添加して加熱硬化性の付与、(6)エポキシとエポキ
シの潜在硬化剤を添加して加熱硬化性の付与、(7)有
機過酸化物を添加して加熱硬化性の付与、等の方法を採
用し、各成分を一液型で配合することができる。
(発明の効果) 以上述べた如く、本発明の光硬化型接着剤組成物は、所
定量のウレタン(メタ)アクリレートに対し、水酸基の
ついた(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)ア
クリレート、耐水性付与樹脂、アクリル酸又はメタクリ
ル酸及び光重合開始剤をそれぞれ特定量ずつ配合添加す
ることにより、速硬化、高速接着可能で、しかも耐水性
が良いにもかかわらず柔軟性があるという優れた特性を
付与することができる上にその物性を使用目的にあわせ
て調節することもできるので、従来耐水性を必要としな
い分野に限定されていた光硬化型接着剤の適用範囲を耐
水性が要求される分野にまで拡大することができるとい
う大きな効果を奏するものである。
(実施例) 以下に本発明の実施例を挙げてより具体的に説明する。
合成例1.ウレタンアクリレートの合成ポリテトラメチ
レングリコールの分子量3000の物(三菱化成、PT
MG3000)にイソホロンジイソシアネートをモル比
1:2.1で80〜90°Cで1〜3時間反応させ、次
にヒドロキシプロピルアクリレートを3モル添加して、
同様に80〜90°Cで3〜5時間反応させた物を以下
の実施例におけるウレタンアクリレートとして用いた。
合成例2.ウレタンメタクリレートの合成ポリテトラメ
チレングリコールの分子量3000の物(三菱化成、P
TMG3000)にイソホロンジイソシアネートをモル
比1:2.1で80〜90°Cで1〜3時間反応させ、
次にヒドロキシプロピルメタクリレートを3モル添加し
て、同様に80〜90℃で3〜5時間反応させた物を以
下の実施例におけるウレタンメタクリレートとして用い
た。
実施例1 冷却・加熱ジャケットの付いた攪拌槽の中に100重量
部の合成例1で合成したウレタンメタクリレートと、8
0重量部の2−ヒドロキシプロピルメタクリレートを入
れ、5°0〜70℃に加熱してウレタンメタクリレート
を溶解する。次に、予め同様にして90重量部の耐水性
付与樹脂(スーパーエステルA−75、荒用化学製二石
油系樹脂)を熔解した170重量部のイソボルニルメタ
クリレートを添加し、ついで冷却して内容物を30°C
以下にする。15重量部のアクリル酸、8重量部の光重
合開始剤(イルガキュアー184、チバガイキー社製:
1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン)を添加
して十分攪拌を行い光硬化型接着剤組成物を得た。得ら
れた組成物について、粘度、剪断接着力、耐水性、硬度
及び伸びをそれぞれ測定し、第1表に示した。それぞれ
の物性は接着剤として極めて良好であることが確認でき
た。各物性の測定方法は以下の方法を採用した。
粘度: J I SK6833に準拠して測定した。
剪断接着カニ J I SK6850に準拠して測定し
た。耐水性:剪断接着力の試験片を40℃の温水中に1
0日間浸漬したのち取出し、20℃の恒温室で1時間放
冷し、剪断接着力試験と同様に剪断強度を測定する。
硬度:2枚の100μmポリエステルフィルムの間に3
1m厚さで紫外線(U V)硬化接着剤を入れ、80W
/cmの高圧水銀灯の直下10cmの位置で5秒間紫外
線を照射して硬化させた試験片を使用し、ショアー硬度
計り型で測定する。
伸び:硬度の場合と同様にしてえた試験片を幅IQmの
短冊型に切って毎分50Mで引っ張り切断時の伸びを測
定する。
実施例2 イソボルニルメタクリレートをイソボルニルアクリレー
トとした以外は実施例1と同様にして接着剤組成物を得
た。得られた組成物について実施例1と同様にして各物
性を測定し接着剤として極めて良好であることを確認し
た。
実施例3 合成例2で合成したウレタンメタクリレートを使う以外
は実施例1と同様にして接着剤組成物を得た。得られた
組成物について実施例1と同様にして各物性を測定し接
着剤として極めて良好であることを確認した。
実施例4 合成例2で合成したウレタンメタクリレートを使う以外
は実施例2と同様にして接着剤組成物を得た。得られた
組成物について実施例1と同様にして各物性を測定し接
着剤として極めて良好であることを確認した。
実施例5 実施例1において、2−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ートを2−ヒドロキシブチルアクリレートとした以外は
同様にして接着剤組成物を得た。
得られた組成物について実施例1と同様にして各物性を
測定し接着剤として極めて良好であることを確認した。
実施例6 実施例2において、2−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ートを2−ヒドロキシブチルアクリレートとした以外は
同様にして接着剤組成物を得た。
得られた組成物について実施例1と同様にして各物性を
測定し接着剤として極めて良好であることを確認した。
実施例7 実施例1において、アクリル酸をメタクリル酸とした以
外は同様にして接着剤組成物を得た。得られた組成物に
ついて実施例1と同様にして各物性を測定し接着剤とし
て極めて良好であることを確認した。
実施例8 実施例2において、アクリル酸をメタクリル酸とした以
外は同様にして接着剤組成物を得た。得られた組成物に
ついて実施例1と同様にして各物性を測定し接着剤とし
て極めて良好であることを確認した。
比較例1 上記実施例1において、イソボルニルメタクリレート、
アクリル酸、耐水性付与樹脂を除いた接着剤組成物を得
た。得られた組成物について、実施例1と同様の物性の
測定を行ない、第2表に示した。それぞれの物性は接着
剤として良好でないものであることが確認できた。
比較例2 上記実施例1において、2−ヒドロキシプロピルメタク
リレート、アクリル酸、耐水性付与樹脂を除いた接着剤
組成物を得た。得られた組成物について、実施例1と同
様の物性の測定を行ない、第2表に示した。それぞれの
物性は接着剤として良好でないものであることが確認で
きた。
比較例3 上記実施例1において、アクリル酸、耐水性付与樹脂を
除いた接着剤組成物を得た。得られた組成物について、
実施例1と同様の物性の測定を行ない、第2表に示した
。それぞれの物性は接着剤として良好でないものである
ことが確認できた。
比較例4 上記実施例2において、アクリル酸、耐水性付与樹脂を
除いた接着剤組成物を得た。得られた組成物について、
実施例1と同様の物性の測定を行ない、第2表に示した
。それぞれの物性は接着剤として良好でないものである
ことが確認できた。
比較例5 上記実施例1において、耐水性付与樹脂を除いた接着剤
組成物を得た。得られた組成物について、実施例1と同
様の物性の測定を行ない、第2表に示した。それぞれの
物性は接着剤として良好でないものであることが確認で
きた。
比較例6 上記実施例1において、イソボルニルメタクリレート、
耐水性付与樹脂を除いた接着剤組成物を得た。得られた
組成物について、実施例1と同様の物性の測定を行ない
、第2表に示した。それぞれの物性は接着剤として良好
でないものであることが確認できた。
比較例7 上記実施例2において、耐水性付与樹脂を除いた接着剤
組成物を得た。得られた組成物について、実施例1と同
様の物性の測定を行ない、第2表に示した。それぞれの
物性は接着剤として良好でないものであることが確認で
きた。
比較例8 上記実施例1において、2−ヒドロキシプロピルメタク
リレートの添加量を20重量部とした以外は上記実施例
1と同様にして接着剤組成物を得た。得られた組成物に
ついて、実施例1と同様の物性の測定を行ない、第2表
に示した。それぞれの物性は接着剤として良好でないも
のであることが確認できた。
比較例9 上記実施例1において、イソボルニルメタクリレートの
添加量を20重量部とした以外は上記実施例1と同様に
して接着剤組成物を得た。得られた組成物について、実
施例1と同様の物性の測定を行ない、第2表に示した。
それぞれの物性は接着剤として良好でないものであるこ
とが確認できた。
比較例10 上記実施例1において、アクリル酸の添加量を3重量部
とした以外は上記実施例1と同様にして接着剤組成物を
得た。得られた組成物について、実施例1と同様の物性
の測定を行ない、第2表に示した。それぞれの物性は接
着剤として良好でないものであることが確認できた。
比較例11 上記実施例1において、耐水性付与樹脂の添加量を20
重量部とした以外は上記実施例1と同様にして接着剤組
成物を得た。得られた組成物について、実施例1と同様
の物性の測定を行ない、第2表に示した。それぞれの物
性は接着剤として良好でないものであることが確認でき
た。
比較例12 上記実施例1において、2−ヒドロキシプロビルメタク
リレートの添加量を250重量部とした以外は上記実施
例1と同様にして接着剤組成物を得た。得られた組成物
について、実施例1と同様の物性の測定を行ない、第2
表に示した。それぞれの物性は接着剤として良好でない
ものであることが確認できた。
比較例13 上記実施例1において、イソボルニルメタクリレートの
添加量を250重量部とした以外は上記実施例1と同様
にして接着剤組成物を得た。得られた組成物について、
実施例1と同様の物性の測定を行ない、第2表に示した
。それぞれの物性は接着剤として良好でないものである
ことが確認できた。
比較例14 上記実施例1において、アクリル酸の添加量を60重量
部とした以外は上記実施例1と同様にして接着剤組成物
を得た。得られた組成物について、実施例1と同様の物
性の測定を行ない、第2表に示した。それぞれの物性は
接着剤として良好でないものであることが確認できた。
比較例15 上記実施例1において、耐水性付与樹脂の添加量を30
0重量部とした以外は上記実施例1と同様にして接着剤
組成物を得た。得られた組成物について、実施例1と同
様の物性の測定を行ない、第2表に示した。それぞれの
物性は接着剤として良好でないものであることが確認で
きた。
第1表 注)第1表において、■:粘度CP/20’C1■:剪
断接着力kg f / cn!、■:耐水性kgf/c
o!、■:硬度、■:伸び%である。
第2表 注)第2表において、■:粘度CP/20℃、■:剪断
接着力kg f / c己、■:耐水性kg f / 
cれ■:硬度、■:伸び%である。
特許出願人  セメダイン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)1分子中に1個以上のアクリロイル基及び
    /又はメタクロール基を有するウレタン(メタ)アクリ
    レート100重量部に対して、 (b)1分子中に水酸基を1個以上有する(メタ)アク
    リレート類30〜200重量部、 (c)イソボルニル(メタ)アクリレート30〜200
    重量部、 (d)(メタ)アクリレート単量体に可溶な石油系、石
    炭系及び/又はロジンエステル系の耐水性付与樹脂30
    〜200重量部、 (e)アクリル酸及び/又はメタクリル酸3〜50重量
    部、 (f)光重合開始剤0.5〜15重量部、 を配合してなることを特徴とする耐水性を有する光硬化
    型接着剤組成物。
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