JPS6121134A - 新規アクリル変性シリコ−ン樹脂 - Google Patents

新規アクリル変性シリコ−ン樹脂

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JPS6121134A
JPS6121134A JP14299584A JP14299584A JPS6121134A JP S6121134 A JPS6121134 A JP S6121134A JP 14299584 A JP14299584 A JP 14299584A JP 14299584 A JP14299584 A JP 14299584A JP S6121134 A JPS6121134 A JP S6121134A
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JP
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meth
acrylic
modified silicone
silicone resin
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JP14299584A
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JPS6254815B2 (ja
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Shuichi Takeyama
秀一 武山
Toshinobu Takahashi
敏信 高橋
Shigeo Omote
表 重夫
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は新規なアクリル変性シリコーン樹脂に関し、よ
り詳細には汎用の(メタ)アクリルモノマー、(メタ)
アクリルオリゴマーとの相溶性が良好であり、これらと
ブレンドすることによって、これらの諸性能等をコン1
−ロールすることができるアクリル変性シリコーン樹脂
に関する。
〔従来技術〕
アクリル変性シリコーン樹脂は、耐熱性、耐候性、耐溶
剤性、耐薬品性に優れ、また無機顔料、特に金属とガラ
スおよびガラス同士の接着性に優れた性能を有すること
から、最近注目されつつある。
例えば、水酸基含有ポリオルガノシロキサンに、アクリ
ル酸を反応させたアクリル変性シリコーン樹脂が市販さ
れている。
しかしながら、このアクリル変性シリコーン樹脂は、汎
用のアクリルまたはメタクリル(以下、(メタ)アクリ
ルと略記する)モノマーや(メタ)アクリルオリゴマー
との相溶性が悪く、このアクリル変性シリコーン樹脂に
光増感剤を加え紫外線で硬化させることが可能なものの
、他の(メタ)アクリルモノマーや(メタ)アクリルオ
リゴマーと混合して使用することができない欠点があっ
た。
また、他のアクリル変性シリコーン樹脂としては、特開
昭54−76698号に開示されているように、ケイ素
原子に直結した水酸基、アルコキシ基を有するポリオル
ガノシロキサンと、水酸基を有するエポキシ樹脂とを縮
合反応させ、次いでアクリル酸等を反応させて得られる
ものがある。
しかしながら、この反応は高温、長時間の反応が必要で
あり、かつ溶媒を必要とするため製造効率が極めて悪い
問題点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来の欠点を解消し、汎用の(メ
タ)アクリルモノマー、(メタ)アクリルオリゴマーと
の相溶性が良好であり、これらとブレンドすることによ
って、これらの諸性能等をコントロールすることができ
、かつ容易に製造することができるアクリル変性シリコ
ーン樹脂を提供することにある。
(発明の構成〕 上記目的を達成する本発明は、 素原子であり、R2は01〜C4のアルキレン基、+−
R2−0+  基、または−(0−R2九 基であり、
R8はC6〜C2oの脂肪族基、R4は有機基であり、
nは1以−Fの整数、mは2以上の整数であることを特
徴とするものである。
本発明のアクリル変性シリコーン樹脂は、1分子中に少
なくとも2個の水酸基を有するポリオルガノシロキサン
に、1分子中に少なくとも2個のイソシアネート基を有
する脂肪族イソシアネートを反応させて得られるイソシ
アネート基を有するポリオルガノシロキサンと、水酸基
と(メタ)アクリロイル基をそれぞれ1個以上有する化
合物の反応によって製造することができる。
1分子中に少なくとも2個の水酸基を有する゛ポリオル
ガノシロキサンとしては、例えば下記の一般式で示され
るものを挙げることができる。
ここでR1はアルキル基、アリール基、または水素原子
であり、R2はアルキレン基、またはであり、nは1以
上の整数、mは2以−りの整数である。
1分子中に少なくとも2個のイソシアネート基を有する
脂肪族ジイソシアネートは、一般式0CN−R−NGO
で表され、R3は脂肪族基であり、例えばジシクロヘキ
シルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート等が用いられる。
前記ポリオルガノシロキサンとジイソシアネートとは、
下記式で示すように反応し、末端にイソシアネート基を
有するポリオルガノシロキサンが得られる。
R。
一8i −0−R2−OH+0CN−R3−NCOR。
R。
この反応は、触媒として、ジブチルスズジラウレートを
用い、80〜100℃で3〜4時間反応させることによ
り行われる。
反応に際しては、高分子量のイソシアネート基含有ポリ
オルガノシロキサンの生成を回避するために、1分子中
に少なくとも2個の水酸基を有するポリオルガノシロキ
サンと、1分子中に少なくとも2個のイソシアネート基
を有する脂肪族ジイソシアネートを同時に反応容器に仕
込むことが好ましい。
このようにして得られたイソシアネート基含有ポリオル
ガノシロキサンに、1分子中に水酸基と(メタ)アクリ
ロイル基をそれぞれ1個以上含有する化合物を反応させ
る。
ここで1分子中に水酸基と(メタ)アクリロイル基をそ
れぞれ1個以上含有する化合物は、一般式 %式% で表され、へは下記に示すような有機基であり、具体的
には、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ポ
リエチレングリコールモノ (メり)アクリレート、ポ
リエステルジオールモノ(メタ)アクリレート等を挙げ
ることができる。
−CH2−CH2−、−CH2−CH2−CH2−−C
H2(−CH2−CH23−、CH2−、n = 1〜
20Ro””)(、CH3 −CH2−CI(−C=C)I2− 、 R0=H、C
I(3■ OH− 反応の際には、イソシアネート基含有ポリオルガノシロ
キサンに、水酸基と(メタ)アクリロイル基を含有する
化合物を滴下し、反応温度80〜100°Cで3〜4時
間、反応させる。
反応温度が100℃を越えると、(メタ)アクリロイル
基のみが重合してゲル化する。
なお、この反応に重合禁止剤を添加することもできる。
〔発明の効果〕
上記一般式に示したように、本発明のアクリル変性シリ
コーン樹脂は、ウレタン結合を間にはさんで、すくなく
とも2個の(メタ)アクリロイル基を有している。
従って、例えばエチル(メタ)アクリレート、グリシジ
ル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アク
リレート、ベンジル(メタ)7クリレート等の単官能性
アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート
、ネオベンチルグリコールジ(メタ)アクリレ−ト、ト
リメチロールプロパントリ (メタ)アクリレート、テ
トラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート等の
多官能性アクリレート、また各種ウレタンアクリレート
等の汎用(メタ)アクリルモノマー、(メタ)アクリル
オリゴマーとの相溶性が良好であり、自由に混合するこ
とができる。
また、電子線を照射したり、或いは光増感剤を添加して
紫外線を照射して容易に硬化することができる。
従って、硬化物の可撓性、耐候性、其の他の諸性質を目
的に応して適宜、調整することができ、かつコスト低減
にも有利である。
また、比較的低温、かつ短時間で、しかも無溶剤で合成
することができるので、加工性および作業性に優れ、製
造効率を向上させることができる。
〔実施例〕
前述した水酸基含有ポリオルガノシロキサンの一般式(
A)において、R1がC■■3、穐が−CH2−CH2
−であり、両末端に水酸基を有する分子量が1830の
ポリオルガノシロキサン640゜5重量部を、温度計、
攪拌装置を取り付けた11三ロフラスコに仕込み、更に
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート188.1重
量部を加え、すばやく混合した。
その後、80℃に加温し、ジブチルスズジラウレートを
加え、3時間加熱、攪拌してイソシアネート基含有ポリ
オルガノシロキサンを得た。
更に、得られたイソシアネート基含有ポリオルガノシロ
キサンに、2−ヒドロキシエチルアクリレート83.5
重量部を11フラスコに攪拌しながら加えて、80℃に
加温を続けながら、3時間反応させてアクリロイル基を
含有した粘稠なアクリル変性シリコーン樹脂を得た。
この樹脂は室温においてワックス状であった。
このアクリル変性シリコーン樹脂100重量部に、光増
感剤として、■−ヒドロキシシクロへキシルベンゾフェ
ノンを2重量部を加えて混合した後、2枚のガラス板に
挾み、紫外線硬化用マルチメタルランプ(IKw)で1
5J /c+aの光をあてて硬化させ、シートを得た。
このシートを引張速度を毎分10mmとして引張強度を
測定したところ、抗張力は43Kg/cJであり、伸び
は35%であった。
また、ガラス転移点は20℃、JIS^硬度は84度で
あった。
原料の水酸基含有ポリオルガノシロキサンと本発明のア
クリル変性シリコーン樹脂のGPCチャートを第1図に
、水酸基含有ポリオルガノシロキサンの赤外線吸収チャ
ートを第2図Aに、本発明のアクリル変性シリコーン樹
脂のそれを第2図Bに示す。
第1図から明らかなように、カーブA(水酸基含有ポリ
オルガノシロキサン)では1830に分子量のピークが
観察されたのに対して、カーブB(アクリル変性シリコ
ーン樹脂)では2800にピークが観察される。
また、第2図Bからは、3300cmにアミドの吸収が
、1730cmにカルボニルの吸収が認められ、ウレタ
ン結合が形成されていることが確認された。
一方、800cmおよび1400cmに=CH結合の吸
収が認められ、アクリル結合の存在が明らかである。
更に、第2図Bには2300c+n¥寸近のN=C=0
の吸収および3500cni”17) OHの吸収がな
く、原料は総て反応していることが明らかである。
かかる赤外線吸収チャートから、本発明によってアクリ
ル変性シリコーン樹脂が得られたことを確認することが
できる。
また、このアクリル変性シリコーン樹脂50重量部に、
フェノキシエチルアクリレート50重量部、1−ヒドロ
キシシクロへキシルベンゾフェノン2重量部を加えて混
合したところ、良好に相溶し、得られた液を2枚のガラ
ス板に挾み、紫外線硬化用マルチメタルランプ(I K
w)で15J /−の光をあてて硬化させてシートを得
た。
このシートを、引張速度10n+n+/minで引張強
度を測定したところ、抗張力は20Kg/cJ、伸びは
73%であった。
また、このアクリル変性シリコーン樹脂50重量部に、
テトラヒドロフルフリルアクリレート50重量部、モノ
 (2−アクリロイロキシエチル)アシッドホスフェー
ト5重量部、増感剤として1−ヒドロキシシクロへキシ
ルベンゾフェノン2重量部を加え、混合して得られた液
をガラス板(5mn+厚さX中25mm x長さ100
+nm )と鋼板(0,15mm厚さ×巾2511II
11×長さ200mm )の間にはさみ、ガラス板側よ
り同様に15J /a(の紫外線を照射して硬化させた
その後、ガラスと鋼板の接着力を調べるために、ガラス
板と鋼板を別々にクランプし、鋼板側を180度剥離方
向に引き剥がして剥離接着力を測定したところ、5.7
Kg /インチであった。
このことは、本発明によるアクリル変性シリコーン樹脂
は、接着剤、その他の用途に有効に使用できることを示
している。
【図面の簡単な説明】
第1図は原料の水酸基含有ポリオルガノシロキサンと本
発明のアクリル変性シリコーン樹脂のGPCチャートを
示す図、第2図Aは水酸基含有ポリオルガノシロキサン
、第2図Bは本発明のアクリル変性シリコーン樹脂の赤
外線吸収カーブをそれぞれ示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ で表され、式中Aは ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、R_1はメチル基、フェニル基、または水素原
    子であり、R_2はC_1〜C_4のアルキレン基、−
    (R_2−O)−_n基、または−(O−R_2)−_
    n基であり、R_3はC_6〜C_2_0の脂肪族基、
    R_4は分子量28〜1000の有機基であり、nは1
    以上の整数、mは2以上の整数であることを特徴とする
    新規アクリル変性シリコーン樹脂。
JP14299584A 1984-07-10 1984-07-10 新規アクリル変性シリコ−ン樹脂 Granted JPS6121134A (ja)

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JPS6121134A true JPS6121134A (ja) 1986-01-29
JPS6254815B2 JPS6254815B2 (ja) 1987-11-17

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196592U (ja) * 1987-12-17 1989-06-27
JP2002322454A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Toppan Forms Co Ltd 放射線硬化型再剥離性感圧接着剤
JP2003505584A (ja) * 1999-08-02 2003-02-12 コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼーション 生物医学的組成物

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