JPH04159221A - コレステロール及び胆汁酸の代謝阻害剤 - Google Patents

コレステロール及び胆汁酸の代謝阻害剤

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JPH04159221A
JPH04159221A JP2281839A JP28183990A JPH04159221A JP H04159221 A JPH04159221 A JP H04159221A JP 2281839 A JP2281839 A JP 2281839A JP 28183990 A JP28183990 A JP 28183990A JP H04159221 A JPH04159221 A JP H04159221A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ジオキサビシクロ(3,3,0)オクタン誘
導体を有効成分とする発癌抑制剤に関する。
〔従来の技術〕
疫学的には、ヒトの発癌の70〜80%は環境要因によ
るといわれ、その要因の一つに食物がある。
食物と、食道や胃、腸管、肝臓などに発生する癌との関
係が考察され、最近では腸内菌叢が食餌成分や内因性物
質から発癌関連物質を産生し、発癌に密接に関与してい
ることがしだいに明らかにされている。
例えば大腸癌の発癌について言えば、−次胆汁酸である
コール酸やケノデオキシコール酸は肝臓内で主にコレス
テロールから合成され、抱合胆汁酸の形で、胆汁として
胆管を経由して腸内に排泄される。胆汁酸は脂肪の吸収
に重要な役割を演じ、回腸末端からatire tra
nsport *echonismによって吸収される
。抱合胆汁酸は腸内菌によって脱抱合されて遊離胆汁酸
となり、さらに、主として大腸で二次胆汁酸に交換され
る。このようにして生成されたリソコール酸、デオキシ
コール酸、アポコール酸などの胆汁酸代謝産物はいずれ
も発癌促進作用あるいは突然変異原性があるといわれて
いる。すなわち、一般に胆汁酸の生物学的活性として粘
膜細胞障害作用が知られており、特にデオキシコール酸
が強い活性をもっている。発癌のプロモーターは標的組
織のornithine decarboxylase
(ODC)活性を高めることが知られており、デオキシ
コール酸は強い活性を示し、発癌を促進すると考えられ
る。脂肪の多い食物を多量に摂ると胆汁の分泌が促進さ
れ、腸内における胆汁酸濃度が高まり、これが大腸に到
達して腸内菌によって多量の二次胆汁酸に変換されると
すれば、大腸癌の促進に関与することは十分に考えられ
る。
一方、コレステロールは腸内菌によって、コブラスタノ
ール、コブロスタノン、コレスタノール等の中性ステロ
イドに代謝変換される。これらの代謝産物も大腸発癌を
促進することが知られている。従って動物に脂肪の多量
摂取は、腸内菌によるコレステロール代謝産物の増加を
招き、大腸癌の促進に関与すると考えられる。
他の例として、食物のなかでも脂肪、ことに動物性脂肪
の摂取量と乳癌死亡率の間に強い正の相関が認められる
。この現象についてはいろいろな原因が考えられるが、
その一つにコレステロールの腸内菌による代謝産物の癌
原性がある。コレステロール−1−エポキシドへの変異
原が証明され、又糞便中のコレステロール代謝産物に細
胞核障害作用のあることも証明されている。さらに、コ
レステロール摂取量の多い人や、血清コレステロールを
下げるためにコレステロール排泄剤を連用している人に
、大腸癌と軌を−にして乳癌の発生率が高く、コレステ
ロールと発癌との関係を示唆している。しかし、現在ま
でに、腸内菌による一次胆汁酸やコレステロールの代謝
変換を抑制する物質は全く知られていない。
そこで、腸内菌による一次胆汁酸やコレステロールの代
謝変換抑制に基づく新規な発癌抑制剤の開発が強く望ま
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明は、新規な発癌抑制剤を提供しようとす
るものである。
(課題を解決するための手段〕 本発明者等は、上記の目的を達成するため種々研究した
結果、胡麻種子、胡麻粕及び胡麻油中より単離した又は
合成により得られたジオキサビシクロ(3,3,0)オ
クタン誘導体が、腸内菌による一次胆汁酸及びコレステ
ロールの代謝変換抑制能を有する上に安全性が高いこと
を見い出し本発明を完成した。
従って本発明は、次の一般式(I): (式中、R1、R”  、R”  、R4、R’、及び
R6はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜3のアルキ
ル基、あるいはR1とR1、及び/又はR4とRSは一
緒になってメチレン基もしくはエチレン基を表し、そし
てn、m、fは0又は1を表す)で表わされるジオキサ
ビシクロ(3,3,03オクタン誘導体を有効成分とす
る発癌抑制剤を提供するものである。
〔具体的な説明] 本発明で使用するジオキサビシクロ(3,3,01オク
タン誘導体としては、セサミン、セサミノール、エピセ
サミン、エピセサミノール、セサモリン、2−(3,4
−メチレンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−
4−ヒドロキシフェニル)=3.7−ジオキサビシクロ
(3,3,0)オクタン、2.6−ビス−(3−メトキ
シ−4−ヒドロキシフェニル) −3、7−ジオキサビ
シクロ(3,3,0)オクタン、又は2−(3,4−メ
チレンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−
ヒドロキシフェノキシ) −3、7−ジオキサビシクロ
(3,3,0)オクタン等を挙げることができ、これら
の立体異性体又はラセミ体を単独で、または混合して使
用することができる。
本発明の有効成分及び本発明の有効成分を主成分とする
抽出物を得る方法として次の手順で行うことができる。
まず、本発明の有効成分を主成分とする抽出物を胡麻油
から得るには、胡麻油とは実質的に非混和性であり且つ
本発明の有効成分を抽出・溶解することができる種々の
有機溶剤を用いて抽出・濃縮することで得られる。この
ような有機溶剤として、例えばアセトン、メチルエチル
ケトン、ジエチルケトン、メタノール、エタノール等を
挙げることができる0本発明化合物を主成分とする抽出
物を得るには、例えば胡麻油と上記の溶剤のいずれかと
を均一に混合した後、低温において静置し、遠心分離等
の常法に従って相分離を行い、溶剤画分から溶剤を蒸発
除去することにより得られる。さらに具体的には、胡麻
油を2〜10倍、好ま−しくは6〜8倍容量のアセトン
に溶がし、−80°Cで一晩放置する。その結果油成分
が沈澱となり、濾過により得た濾液から有機溶剤を留去
して、本発明化合物を主成分とする抽出物が得られる。
あるいは、胡麻油を熱メタノール又は熱エタノールで混
合した後、室温において静置し、溶剤画分から溶剤を蒸
発除去することにより得られる。さらに具体的には、胡
麻油を2〜10倍、好ましくは5〜7倍容量の熱メタノ
ール(50°C以上)又は熱エタノール(50℃以上)
で混合し激げしく抽出する。室温に静置あるいは遠心分
離等の常法に従って相分離を行い、溶剤画分から溶剤を
留去して、本発明の有効成分を主成分とする抽出物が得
られる。又超臨界ガス抽出も利用できる。この抽出物よ
り、各々の本発明化合物を得るためには、抽出物をカラ
ムクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー、
再結晶、蒸留、液々交流分配クロマトグラフィー等の常
法に従って処理することにより目的とする化合物を単離
すればよい。さらに具体的には、逆相カラム(5C5゜
)、溶離液にメタノール/水(60: 40)を使って
、上記抽出物を高速液体クロマトグラフィーで分取し、
溶媒を留去した後、得られた結晶をエタノールで再結晶
化することでセサミン、エピセサミン、セサミノール、
エピセサミノール等の各本発明の有効成分が得られる。
用いる胡麻油は精製品でもよく、また胡麻油の製造過程
で脱色工程前のいずれの粗製品でもよくさらに、胡麻種
子あるいは胡麻粕(脱脂胡麻種子、残油骨8〜lO%)
であってもよい。この場合、胡麻種子あるいは胡麻粕を
必要により破砕した後、任意の溶剤、例えば胡麻油から
の抽出について前記した溶剤を用いて常法により抽出す
ることができる。抽出残渣を分離した後、抽出液から蒸
発等により溶剤を除去することにより抽出物が得られる
。このように調製された胡麻種子抽出物、胡麻粕抽出物
あるいは粗製品の胡麻油抽出物からはセサミン、エピセ
サミン、セサミノール、エピセサミノール以外に、セサ
モリン、2− (3,4−メチレンジオキシフェニル)
−6−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)−3
,7−ジオキサビシクロ(3,3,0)オクタン、2.
6−ビス−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)
 −3、7−ジオキサビシクロ(3,3,0)オクタン
、又は2− (3,4−メチレンジオキシフェニル)−
6−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェノキシ) −
3、7−ジオキサビシクロ(3,3,0)オクタンの各
本発明の化合物が同様の手法で得られる。さらに、胡麻
油製造過程の副産物からも本発明の有効成分を得ること
ができる。
なお、本発明の有効成分の精製法及び抽出物を得る方法
は、これに限られるものではない。さらに、上記本発明
の有効成分及び本発明の有効成分を主成分とする抽出物
は胡麻油、胡麻粕、及び胡麻種子から得たものに限定し
たわけではない。上記本発明の有効成分を含む天然物を
すべて使用できるのは明らかであり、例えば五加皮、桐
木、0果樹皮、箒で、細辛等をあげることができる。
また、合成により本発明の有効成分を得る方法としては
、以下のものが挙げられる。
例えば、セサミン、エピセサミンについては、Bero
zaらの方法(J、^―、Chem、Soc、78 、
1242(1956) )で合成することができる他、
ビルシノール(−数式IにおいてR+ = Ra = 
H、Rt = Rs =Cl3 、n=m=j!=0)
は、Breundenbergらの方法(Chem、B
er、、 86 、1157(1953) )によって
シリンガレシノール〔−数式IにおいてR,=R,=H
、R1=R3=R’ =R” =CH,、n=0 、m
−4!=1)はFreundenbergらの方法[C
hes、Ber、。
88 、16(1955) )によって合成することが
できる。
さらに、本発明の有効成分は、配糖体の形で使用するこ
ともできる上、これらを単独で、または適宜組み合わせ
て発癌抑制剤とすることもできる。
本発明の発癌抑制剤は、経口投与することができ、又は
非経口投与、例えば筋肉内注射、皮下注射、静脈内注射
等により投与することもできる。
投与量は、投与の目的、投与対象者の状態等により異る
が、経口投与の場合一般に1〜100■/日、非経口投
与の場合は0.1〜20g/日である。
例えば、注射剤を調製する場合、医薬品用の可溶化剤を
、例えば、非イオン界面活性剤等を利用することができ
る。さらに具体的には、本発明化合物を80倍容量のP
OB (60)硬化ヒマシ油あるいは、POEソルビタ
ンモノオレート等の非イオン界面活性剤に加熱溶解させ
、生理食塩水で希釈することで調製することができ、適
宜等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤を加えてもよい
。さらに、必要に応じて乳液状製剤、カプセル剤、散剤
、顆粒剤、錠剤等を調製することができる。
本発明の有効成分は、従来の食品中より見出される化合
物又はその類縁化合物であるので安全性の面からも優れ
ているのは明らかである。これはまた、7週令のICR
雄性マウスに対し、セサミン2.14g/day /k
gを2週間連設(経口投与)したところ、何ら異常な症
状は認められなかったことからも明らかである。
次に、実施例により、この発明をさらに具体的に説明す
る。
2施貫1 4週例(139g)の雄ウィスター系ラットを1群6匹
とし、4群に分けた。ひとつのグループは、20%カゼ
イン、lO%コーン油、1%ビタミミノ合物(AIN−
TM)、3.5%ミネラル混合物(AIN−T?l) 
0.2%重酒石酸コリン、0.2%DL−X4オニン、
5%セルロース、15%コーンスターチ及び45%シュ
クロースからなる普通食で飼育した。そして、残りの3
グループはシェフロースを減じて、0.5%コレステロ
ールあるいは0.5%セサミンを加えた飼料で、さらに
0.5%コレステロール及び0.5%セサミンを加えた
飼料で、それぞれ飼育した。3週間後、2日間排泄物を
集め、排泄物中のステロールを分析した。この結果を第
1表に示す。
以下余e コレステロールの代謝変換はセサミン投与により抑制さ
れ、この効果はコレステロール投与群でより強く表われ
た。又、粘膜細胞障害作用の強い二次胆汁酸であるデオ
キシコール酸は、セサミン投与群では検出できなかった
。さらに−次及び二次胆汁酸の総和(酸性スラロイド)
はコレステロール投与により上昇するが、普通食の場合
も含めて、セサミン投与により減少した。
裏隻貫I 4週令(139g)の雄ウィスター系ラットを1群6匹
とし、6群に分けた。ひとつのグループは、20%カゼ
イン、10%コーン油、1%ビタミミノ合物(^IN−
TM)、3.5%ミネラル混合物(^IN−TM)、0
.2%重酒石酸コリン、0.3%DL−メチオニン、5
%セルロース、15%コンスターチ、0.5%コレステ
ロール及び44.5%シュクロースからなるコレステロ
ール食で飼育した。残りの5グループはシュクロースを
減じて、特許出願(特願昭63−53642)明細書の
記載に従って、精製胡麻油より調製したセサミン投与(
化合物A)、粗精製胡麻油より調製したセサモリン(化
合物B)、又胡麻種子のアセトン抽出物より調製した2
−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−6−(3−
メトキシ−4−ヒドロキシフェニル) −3、7−シオ
キサビシクロ(3,3,0)オクタン(化合物C)、2
.6−ビス−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル
)−3,7−シオキサビシクロ(3,3,0)オクタン
(化合物D)又は2− (3,4−メチレンジオキシフ
ェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェノ
キシ)−3,7−シオキサビシクロ(3,3,0)オク
タン(化合物E)を0.5%加えたそれぞれの飼料で飼
育した。3週間後、2日間排泄物を集め、排泄物中のス
テロールを分析した。
コレステロール食による排泄物中のコレステロールは3
5.0±4.6(■/日)となり、化合物A、B。
C,D及びEを添加した飼料を与えることにより、それ
ぞれ68.4±4.4 、66.3±4.9 、67.
1±5.1゜62.5±4.3及び64.7±3.9に
増加した。さらに、コレステロール食による排泄物中の
コブロスタノールは13.3±1.3となり、化合物A
、B、C,D及びEを添加した飼料を与えることにより
、それぞれ、0.63±0.07 、0.93±0.1
1 、0.84±0.05゜0.79±0.08及び1
.12±0.09に減少した。
m土 本発明の有効成分0.5gを無水ケイ酸20.5 gと
混合し、これにトウモロコシデンプン79gを加え、更
に混合した。この化合物に10%ハイドロキシプロピル
セルロース・エタノール溶液100戚を加え、常法通り
ねつ和し、押し出し、乾燥して顆粒剤を得た。
製剋tL 本発明の有効成分7gを無水ケイ酸20gと混合し、こ
れに微結晶セルロース10g1ステアリン酸マグネシウ
ム3.0g、乳1160gを加え混合し、この混合物を
単発式打錠機にて打錠して径7III11、重量100
■の錠剤を製造した。
製五舅主 本発明の有効成分2.5gを非イオン界面活性剤である
To−10M(日光ケミカルズ)200 gに122°
Cで加熱溶解し、これに60°Cに加温した滅菌生理食
塩水4.79751を加えてよく撹拌し、これを無菌的
にバイアルに分配し、密封して注射剤を製造した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、及
    びR^6はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜3のア
    ルキル基、あるいはR^1とR^2、及び/又はR^4
    とR^5は一緒になってメチレン基もしくはエチレン基
    を表し、そしてn、m、lは0又は1を表す)で表わさ
    れるジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体を
    有効成分とする発癌抑制剤。 2、前記ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導
    体がセサミン、セサミノール、エピセサミン、エピセサ
    ミノール、セサモリン、2−(3,4−メチレンジオキ
    シフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフ
    ェニル)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オ
    クタン、2,6−ビス−(3−メトキシ−4−ヒドロキ
    シフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.0
    〕オクタン、又は2−(3,4−メチレンジオキシフェ
    ニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェノキ
    シ)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタ
    ンであることを特徴とする請求項1記載の発癌抑制剤。
JP28183990A 1990-10-22 1990-10-22 コレステロール及び胆汁酸の代謝阻害剤 Expired - Lifetime JP3183664B2 (ja)

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EP91309685A EP0488513B1 (en) 1990-10-22 1991-10-21 Use of dioxabicyclo [3.3.0]octane derivatives for the manufacture of a medicament for inhibiting the metabolism of cholesterol.
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