JPH0543458A - 乳癌抑制剤 - Google Patents
乳癌抑制剤Info
- Publication number
- JPH0543458A JPH0543458A JP3200757A JP20075791A JPH0543458A JP H0543458 A JPH0543458 A JP H0543458A JP 3200757 A JP3200757 A JP 3200757A JP 20075791 A JP20075791 A JP 20075791A JP H0543458 A JPH0543458 A JP H0543458A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- dioxabicyclo
- octane
- breast cancer
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 全く新しいタイプの乳癌抑制剤を提供する。
【構成】 次の一般式(I):
【化1】
(式中、R1,R2,R3,R4,R5 、及びR6 はそれぞれ独
立に水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、あるいはR
1 とR2 、及び/又はR4 とR5 は一緒になってメチレ
ン基もしくはエチレン基を表し、そしてn,m,lは0
又は1を表す)で表わされるジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン誘導体を有効成分とする乳癌抑制剤。
立に水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、あるいはR
1 とR2 、及び/又はR4 とR5 は一緒になってメチレ
ン基もしくはエチレン基を表し、そしてn,m,lは0
又は1を表す)で表わされるジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン誘導体を有効成分とする乳癌抑制剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジオキサビシクロ〔3.
3.0〕オクタン誘導体を有効成分とする乳癌抑制剤に関
する。
3.0〕オクタン誘導体を有効成分とする乳癌抑制剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】乳癌は欧米では女子の癌の1位を占めて
いたが、日本では従来乳癌が少なかった。しかし、近年
急速に増加し、疫学者によると1990年後半には欧米
と同じく女子の癌の1位になることが予想されている。
乳癌の治療には手術療法、放射線療法、化学療法、内分
泌療法および免疫療法がある。そして、手術の適応があ
れば、まず手術療法を第1に選択するもっとも確実な治
療法であるが、癌が遠隔にまで進展していることが予想
される場合には化学療法、内分泌療法および免疫療法の
全身療法が必要である。
いたが、日本では従来乳癌が少なかった。しかし、近年
急速に増加し、疫学者によると1990年後半には欧米
と同じく女子の癌の1位になることが予想されている。
乳癌の治療には手術療法、放射線療法、化学療法、内分
泌療法および免疫療法がある。そして、手術の適応があ
れば、まず手術療法を第1に選択するもっとも確実な治
療法であるが、癌が遠隔にまで進展していることが予想
される場合には化学療法、内分泌療法および免疫療法の
全身療法が必要である。
【0003】術後に遠隔転移病巣を制圧するために行わ
れる化学療法の薬剤として、マイトマイシンC、シクロ
ホスファミド、フルオロウラシル、メトトレキサート等
を挙げることができる。乳癌治療の中心は手術にある
が、主流をなしてきた定型乳房切断手術も、近年は世界
的な傾向として縮小手術の方向に向かっている。これは
早期の乳癌が集団検診の発達で多くなったことと、術後
の美容的ならびに機能保全を考慮するからである。
れる化学療法の薬剤として、マイトマイシンC、シクロ
ホスファミド、フルオロウラシル、メトトレキサート等
を挙げることができる。乳癌治療の中心は手術にある
が、主流をなしてきた定型乳房切断手術も、近年は世界
的な傾向として縮小手術の方向に向かっている。これは
早期の乳癌が集団検診の発達で多くなったことと、術後
の美容的ならびに機能保全を考慮するからである。
【0004】しかし、乳癌を日常予防する方法は全く知
られておらず、女性にとって恐怖のひとつとなってい
る。そこで、安全性が高く、乳癌を抑制あるいは予防す
る乳癌抑制剤の開発が強く望まれている。
られておらず、女性にとって恐怖のひとつとなってい
る。そこで、安全性が高く、乳癌を抑制あるいは予防す
る乳癌抑制剤の開発が強く望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、新規
な乳癌抑制剤を提供しようとするものである。
な乳癌抑制剤を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的を達成するため種々研究した結果、胡麻種子、胡麻粕
及び胡麻油中より単離した又は合成により得られたジオ
キサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体が、乳癌抑制作
用を有する上に安全性が高いことを見い出し本発明を完
成した。
的を達成するため種々研究した結果、胡麻種子、胡麻粕
及び胡麻油中より単離した又は合成により得られたジオ
キサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体が、乳癌抑制作
用を有する上に安全性が高いことを見い出し本発明を完
成した。
【0007】従って本発明は、次の一般式(I):
【0008】
【化2】
【0009】(式中、R1,R2,R3,R4,R5 、及びR6
はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜3のアルキル
基、あるいはR1 とR2 、及び/又はR4 とR5 は一緒
になってメチレン基もしくはエチレン基を表し、そして
n,m,lは0又は1を表す)で表わされるジオキサビ
シクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体を有効成分とする乳癌
抑制剤を提供しようとするものである。
はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜3のアルキル
基、あるいはR1 とR2 、及び/又はR4 とR5 は一緒
になってメチレン基もしくはエチレン基を表し、そして
n,m,lは0又は1を表す)で表わされるジオキサビ
シクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体を有効成分とする乳癌
抑制剤を提供しようとするものである。
【0010】
【具体的な説明】本発明で使用するジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン誘導体としては、セサミン、セサミ
ノール、エピセサミン、エピセサミノール、セサモリ
ン、2−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−6−
(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)−3,7−
ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、2,6−ビス−
(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)−3,7−
ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、又は2−(3,
4−メチレンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ
−4−ヒドロキシフェノキシ)−3,7−ジオキサビシ
クロ〔3.3.0〕オクタン等を挙げることができ、これら
を単独で、または混合して使用することができる。
〔3.3.0〕オクタン誘導体としては、セサミン、セサミ
ノール、エピセサミン、エピセサミノール、セサモリ
ン、2−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−6−
(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)−3,7−
ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、2,6−ビス−
(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)−3,7−
ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、又は2−(3,
4−メチレンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ
−4−ヒドロキシフェノキシ)−3,7−ジオキサビシ
クロ〔3.3.0〕オクタン等を挙げることができ、これら
を単独で、または混合して使用することができる。
【0011】本発明の有効成分である化合物及び該化合
物を主成分とする抽出物を得る方法として次の手順で行
うことができる。まず、本発明の有効成分である化合物
を主成分とする抽出物を胡麻油から得るには、胡麻油と
は実質的に非混和性であり且つ本発明の有効成分である
化合物を抽出・溶解することができる種々の有機溶剤を
用いて抽出・濃縮することで得られる。このような有機
溶剤として、例えばアセトン、メチルエチルケトン、ジ
エチルケトン、メタノール、エタノール等を挙げること
ができる。
物を主成分とする抽出物を得る方法として次の手順で行
うことができる。まず、本発明の有効成分である化合物
を主成分とする抽出物を胡麻油から得るには、胡麻油と
は実質的に非混和性であり且つ本発明の有効成分である
化合物を抽出・溶解することができる種々の有機溶剤を
用いて抽出・濃縮することで得られる。このような有機
溶剤として、例えばアセトン、メチルエチルケトン、ジ
エチルケトン、メタノール、エタノール等を挙げること
ができる。
【0012】本発明の有効成分である化合物を主成分と
する抽出物を得るには、例えば胡麻油と上記の溶剤のい
ずれかとを均一に混合した後、低温において静置し、遠
心分離等の常法に従って相分離を行い、溶剤画分から溶
剤を蒸発除去することにより得られる。さらに具体的に
は、胡麻油を2〜10倍、好ましくは6〜8倍容量のア
セトンに溶かし、−80℃で一晩放置する。その結果油
成分が沈澱となり、濾過により得た濾液から有機溶剤を
留去して、本発明化合物を主成分とする抽出物が得られ
る。
する抽出物を得るには、例えば胡麻油と上記の溶剤のい
ずれかとを均一に混合した後、低温において静置し、遠
心分離等の常法に従って相分離を行い、溶剤画分から溶
剤を蒸発除去することにより得られる。さらに具体的に
は、胡麻油を2〜10倍、好ましくは6〜8倍容量のア
セトンに溶かし、−80℃で一晩放置する。その結果油
成分が沈澱となり、濾過により得た濾液から有機溶剤を
留去して、本発明化合物を主成分とする抽出物が得られ
る。
【0013】あるいは、胡麻油を熱メタノール又は熱エ
タノールで混合した後、室温において静置し、溶剤画分
から溶剤を蒸発除去することにより得られる。さらに具
体的には、胡麻油を2〜10倍、好ましくは5〜7倍容
量の熱メタノール(50℃以上)又は熱エタノール(5
0℃以上)で混合し激げしく抽出する。室温に静置ある
いは遠心分離等の常法に従って相分離を行い、溶剤画分
から溶剤を留去して、本発明化合物を主成分とする抽出
物が得られる。又は超臨界ガス抽出も利用できる。
タノールで混合した後、室温において静置し、溶剤画分
から溶剤を蒸発除去することにより得られる。さらに具
体的には、胡麻油を2〜10倍、好ましくは5〜7倍容
量の熱メタノール(50℃以上)又は熱エタノール(5
0℃以上)で混合し激げしく抽出する。室温に静置ある
いは遠心分離等の常法に従って相分離を行い、溶剤画分
から溶剤を留去して、本発明化合物を主成分とする抽出
物が得られる。又は超臨界ガス抽出も利用できる。
【0014】この抽出物より、各々の本発明化合物を得
るためには、抽出物をカラムクロマトグラフィー、高速
液体クロマトグラフィー、再結晶、蒸留、液々交流分配
クロマトグラフィー等の常法に従って処理することによ
り目的とする化合物を単離すればよい。さらに具体的に
は、逆相カラム(5C10) 、溶離液にメタノール/水
(60:40)を使って、上記抽出物を高速液体クロマ
トグラフィーで分取し、溶媒を留去した後、得られた結
晶をエタノールで再結晶化することでセサミン、エピセ
サミン、セサミノール、エピセサミノール等の各本発明
の有効成分である化合物が得られる。
るためには、抽出物をカラムクロマトグラフィー、高速
液体クロマトグラフィー、再結晶、蒸留、液々交流分配
クロマトグラフィー等の常法に従って処理することによ
り目的とする化合物を単離すればよい。さらに具体的に
は、逆相カラム(5C10) 、溶離液にメタノール/水
(60:40)を使って、上記抽出物を高速液体クロマ
トグラフィーで分取し、溶媒を留去した後、得られた結
晶をエタノールで再結晶化することでセサミン、エピセ
サミン、セサミノール、エピセサミノール等の各本発明
の有効成分である化合物が得られる。
【0015】用いる胡麻油は精製品でもよく、また胡麻
油の製造過程で脱色工程前のいずれの粗製品でもよくさ
らに、胡麻種子あるいは胡麻粕(脱脂胡麻種子、残油分
8〜10%)であってもよい。この場合、胡麻種子ある
いは胡麻粕を必要により破砕した後、任意の溶剤、例え
ば胡麻油からの抽出について前記した溶剤を用いて常法
により抽出することができる。抽出残渣を分離した後、
抽出液から蒸発等により溶剤を除去することにより抽出
物が得られる。
油の製造過程で脱色工程前のいずれの粗製品でもよくさ
らに、胡麻種子あるいは胡麻粕(脱脂胡麻種子、残油分
8〜10%)であってもよい。この場合、胡麻種子ある
いは胡麻粕を必要により破砕した後、任意の溶剤、例え
ば胡麻油からの抽出について前記した溶剤を用いて常法
により抽出することができる。抽出残渣を分離した後、
抽出液から蒸発等により溶剤を除去することにより抽出
物が得られる。
【0016】このように調製された胡麻種子抽出物、胡
麻粕抽出物あるいは粗製品の胡麻油抽出物からはセサミ
ン、エピセサミン、セサミノール、エピセサミノール以
外に、セサモリン、2−(3,4−メチレンジオキシフ
ェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニ
ル)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、
2,6−ビス−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニ
ル)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、
又は2−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−6−
(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェノキシ)−3,7
−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタンの各本発明の有
効成分である化合物が同様の手法で得られる。
麻粕抽出物あるいは粗製品の胡麻油抽出物からはセサミ
ン、エピセサミン、セサミノール、エピセサミノール以
外に、セサモリン、2−(3,4−メチレンジオキシフ
ェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニ
ル)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、
2,6−ビス−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニ
ル)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、
又は2−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−6−
(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェノキシ)−3,7
−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタンの各本発明の有
効成分である化合物が同様の手法で得られる。
【0017】なお、細辛から得られるセサミンも胡麻種
子、胡麻粕及び胡麻油より得られるセサミンと同等の効
果を有し、これら光学活性体も本願発明に含まれる。さ
らに、胡麻油製造過程の副産物からも本発明の有効成分
である化合物を得ることができる。なお、本発明の有効
成分である化合物の精製法及び抽出物を得る方法は、こ
れに限られるものではない。さらに、上記本発明の有効
成分化合物及び本発明化合物を主成分とする抽出物は胡
麻油、胡麻粕、及び胡麻種子から得たものに限定したわ
けではなく、上記本発明の化合物を含む天然物をすべて
使用できるのは明らかであり、例えば五加皮、桐木、白
果樹皮、ヒハツ、細辛等をあげることができる。
子、胡麻粕及び胡麻油より得られるセサミンと同等の効
果を有し、これら光学活性体も本願発明に含まれる。さ
らに、胡麻油製造過程の副産物からも本発明の有効成分
である化合物を得ることができる。なお、本発明の有効
成分である化合物の精製法及び抽出物を得る方法は、こ
れに限られるものではない。さらに、上記本発明の有効
成分化合物及び本発明化合物を主成分とする抽出物は胡
麻油、胡麻粕、及び胡麻種子から得たものに限定したわ
けではなく、上記本発明の化合物を含む天然物をすべて
使用できるのは明らかであり、例えば五加皮、桐木、白
果樹皮、ヒハツ、細辛等をあげることができる。
【0018】また、合成により本発明の有効成分である
化合物を得る方法としては、以下のものが挙げられる。
例えば、セサミン、エピセサミンについては、Berozaら
の方法〔J.Am.Chem.Soc.78,1242(1956)〕で合成するこ
とができる他、ピノレシノール(一般式IにおいてR1
=R4 =H,R2 =R5 =CH3 ,n=m=l=0)
は、Freundenbergらの方法〔Chem.Ber.,86,1157(195
3)〕によってシリンガレシノール(一般式Iにおいて
R1 =R4 =H,R2 =R3 =R5 =R6 =CH3 ,n
=0,m=l=1)はFreundenbergらの方法〔Chem.Be
r.,88,16(1955)〕によって合成することができる。
化合物を得る方法としては、以下のものが挙げられる。
例えば、セサミン、エピセサミンについては、Berozaら
の方法〔J.Am.Chem.Soc.78,1242(1956)〕で合成するこ
とができる他、ピノレシノール(一般式IにおいてR1
=R4 =H,R2 =R5 =CH3 ,n=m=l=0)
は、Freundenbergらの方法〔Chem.Ber.,86,1157(195
3)〕によってシリンガレシノール(一般式Iにおいて
R1 =R4 =H,R2 =R3 =R5 =R6 =CH3 ,n
=0,m=l=1)はFreundenbergらの方法〔Chem.Be
r.,88,16(1955)〕によって合成することができる。
【0019】さらに、本発明の有効成分である化合物
は、配糖体の形で使用することもできる上、これらを単
独で、または適宜組み合わせて乳癌抑制剤とすることも
できる。本発明の乳癌抑制剤は、経口投与することがで
き、又は非経口投与、例えば筋肉内注射、皮下注射、静
脈内注射等により投与することもできる。
は、配糖体の形で使用することもできる上、これらを単
独で、または適宜組み合わせて乳癌抑制剤とすることも
できる。本発明の乳癌抑制剤は、経口投与することがで
き、又は非経口投与、例えば筋肉内注射、皮下注射、静
脈内注射等により投与することもできる。
【0020】投与量は、投与の目的、投与対象者の状態
等により異るが、経口投与の場合一般に1〜100mg/
日、非経口投与の場合は0.1〜20mg/日である。例え
ば、注射剤を調製する場合、医薬品用の可溶化剤を、例
えば、非イオン界面活性剤等を利用することができる。
さらに具体的には、本発明化合物を80倍容量のPOE
(60)硬化ヒマシ油あるいは、POEソルビタンモノ
オレート等の非イオン界面活性剤に加熱溶解させ、生理
食塩水で希釈することで調製することができ、適宜等張
化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤を加えてもよい。さら
に、必要に応じて乳液状製剤、カプセル剤、散剤、顆粒
剤、錠剤等を調製することができる。
等により異るが、経口投与の場合一般に1〜100mg/
日、非経口投与の場合は0.1〜20mg/日である。例え
ば、注射剤を調製する場合、医薬品用の可溶化剤を、例
えば、非イオン界面活性剤等を利用することができる。
さらに具体的には、本発明化合物を80倍容量のPOE
(60)硬化ヒマシ油あるいは、POEソルビタンモノ
オレート等の非イオン界面活性剤に加熱溶解させ、生理
食塩水で希釈することで調製することができ、適宜等張
化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤を加えてもよい。さら
に、必要に応じて乳液状製剤、カプセル剤、散剤、顆粒
剤、錠剤等を調製することができる。
【0021】本発明はまた、ジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン誘導体を食品に添加し、今までに全く例の
ない乳癌予防を目的とした飲食物にすることができる。
本発明の有効成分である化合物は、従来食品中より見出
した化合物又はその類縁化合物であるので安全性の面か
らも優れているのは明らかである。本発明の化合物を添
加する食品の種類は特に限定されない。さらに、本発明
化合物を含有する飲食物において、ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン誘導体の使用量については特に制限
はないが、含有する食品に対して、ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン誘導体1種類又は複数種類を合計0.
0001重量%以上、特に、0.001重量%以上が好ま
しい。さらに、ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘
導体を含有する抽出物を使用する場合には、0.0004
重量%以上、特に0.004重量%以上が好ましい。
0〕オクタン誘導体を食品に添加し、今までに全く例の
ない乳癌予防を目的とした飲食物にすることができる。
本発明の有効成分である化合物は、従来食品中より見出
した化合物又はその類縁化合物であるので安全性の面か
らも優れているのは明らかである。本発明の化合物を添
加する食品の種類は特に限定されない。さらに、本発明
化合物を含有する飲食物において、ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン誘導体の使用量については特に制限
はないが、含有する食品に対して、ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン誘導体1種類又は複数種類を合計0.
0001重量%以上、特に、0.001重量%以上が好ま
しい。さらに、ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘
導体を含有する抽出物を使用する場合には、0.0004
重量%以上、特に0.004重量%以上が好ましい。
【0022】
【実施例】次に、実施例により、この発明をさらに具体
的に説明する。実験例1. 5週令の雌ウィスター系ラットを1群15匹と
し、2群に分けた。ひとつのグループは、20%カゼイ
ン、5%コーン油、1%ビタミン混合物(AIN−T
M)、2.5%ミネラル混合物(AIN−TM)、0.2%
重酒石酸コリン、0.3%DL−メチオニン、5%セルロ
ース、15%コンスターチ及び51%シュクロースから
なる普通食で飼育した。そして、残りの1グループはシ
ュクロースを減じて、精製したセサミン及びエピセサミ
ン混合物(セサミン:51.3%、エピセサミン:47.8
%)を0.2%加えたセサミン食で飼育した。
的に説明する。実験例1. 5週令の雌ウィスター系ラットを1群15匹と
し、2群に分けた。ひとつのグループは、20%カゼイ
ン、5%コーン油、1%ビタミン混合物(AIN−T
M)、2.5%ミネラル混合物(AIN−TM)、0.2%
重酒石酸コリン、0.3%DL−メチオニン、5%セルロ
ース、15%コンスターチ及び51%シュクロースから
なる普通食で飼育した。そして、残りの1グループはシ
ュクロースを減じて、精製したセサミン及びエピセサミ
ン混合物(セサミン:51.3%、エピセサミン:47.8
%)を0.2%加えたセサミン食で飼育した。
【0023】飼育1週間目に、乳癌誘発剤(7,12−
ジメチルベンズ(a)アントラセン:DMBA)10mg
をコーン油1mlに溶かしチューブで胃内に投与した。各
群それぞれ普通食及びセサミン食で12週間飼育し、1
週間ごとにアルペーションで癌の数及び腫瘍の大きさを
測定し、経時変化を調べた。腫瘍の大きさはラットの全
腫瘍について式(II)に従って体積を求めその合計を求
めた。
ジメチルベンズ(a)アントラセン:DMBA)10mg
をコーン油1mlに溶かしチューブで胃内に投与した。各
群それぞれ普通食及びセサミン食で12週間飼育し、1
週間ごとにアルペーションで癌の数及び腫瘍の大きさを
測定し、経時変化を調べた。腫瘍の大きさはラットの全
腫瘍について式(II)に従って体積を求めその合計を求
めた。
【0024】 体積(cm3)=1/2×長経(cm)×短経(cm)×高さ(cm) (II) 癌の数及び腫瘍の大きさの経時変化の結果を図1及び図
2に示す。セサミンを与えることにより、乳癌の数及び
腫瘍の大きさを有意に抑制させることができた。
2に示す。セサミンを与えることにより、乳癌の数及び
腫瘍の大きさを有意に抑制させることができた。
【0025】実験例2.5週令の雌ウィスター系ラットを
1群15匹とし、6群に分けた。ひとつのグループは実
験例1で用いた普通食で飼育した。そして、残りの5グ
ループはシュクロースを減じて、すでに出願している特
許(特願昭63−53642)に従って、精製胡麻油よ
り精製したセサミノール(化合物A)、粗精製胡麻油よ
り調製したセサモリン(化合物B)、又胡麻種子のアセ
トン抽出物より調製した2−(3,4−メチレンジオキ
シフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタ
ン(化合物C)、2,6−ビス−(3−メトキシ−4−
ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.
3.0〕オクタン(化合物D)、2−(3,4−メチレン
ジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒドロ
キシフェノキシ)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン(化合物E)を0.2%加えたそれぞれの飼
料で飼育した。
1群15匹とし、6群に分けた。ひとつのグループは実
験例1で用いた普通食で飼育した。そして、残りの5グ
ループはシュクロースを減じて、すでに出願している特
許(特願昭63−53642)に従って、精製胡麻油よ
り精製したセサミノール(化合物A)、粗精製胡麻油よ
り調製したセサモリン(化合物B)、又胡麻種子のアセ
トン抽出物より調製した2−(3,4−メチレンジオキ
シフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタ
ン(化合物C)、2,6−ビス−(3−メトキシ−4−
ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.
3.0〕オクタン(化合物D)、2−(3,4−メチレン
ジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒドロ
キシフェノキシ)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン(化合物E)を0.2%加えたそれぞれの飼
料で飼育した。
【0026】実験例1と同様の手順で、飼育1週間目
に、乳癌誘発剤を胃内に投与した。12週間後、乳癌の
数及び腫瘍の大きさを測定した。乳癌誘発剤により、普
通食群の乳癌の累積数が69であったのに対して、化合
物A,B,C,D及びEを添加した飼料を与えることに
より、それぞれ46,48,52,55及び49に改善
した。さらに、普通食群の腫瘍の大きさが16.20(cm3
/ラット)であったのに対して、化合物A,B,C,D
及びEを添加した飼料を与えることにより、それぞれ1
3.72,14.11,14.39,14.03及び13.98に
改善した。
に、乳癌誘発剤を胃内に投与した。12週間後、乳癌の
数及び腫瘍の大きさを測定した。乳癌誘発剤により、普
通食群の乳癌の累積数が69であったのに対して、化合
物A,B,C,D及びEを添加した飼料を与えることに
より、それぞれ46,48,52,55及び49に改善
した。さらに、普通食群の腫瘍の大きさが16.20(cm3
/ラット)であったのに対して、化合物A,B,C,D
及びEを添加した飼料を与えることにより、それぞれ1
3.72,14.11,14.39,14.03及び13.98に
改善した。
【0027】実施例1.バター製造工程の攪動操作(チャ
ーニング)でバターミルクが除かれた、バター脂肪10
0gに実験例1で使用したセサミンとエピセサミンの混
合物を2.4g加えて練圧操作(ワーキング)を行い均等
な組織として本発明組成物含有乳癌予防バターを得た。
ーニング)でバターミルクが除かれた、バター脂肪10
0gに実験例1で使用したセサミンとエピセサミンの混
合物を2.4g加えて練圧操作(ワーキング)を行い均等
な組織として本発明組成物含有乳癌予防バターを得た。
【0028】実施例2.本発明化合物0.5gを無水ケイ酸
20.5gと混合し、これにトウモロコシデンプン79g
を加え、更に混合した。この化合物に10%ハイドロキ
シプロピルセルロース・エタノール溶液100mlを加
え、常法通り捏和し、押し出し、乾燥して顆粒剤を得
た。
20.5gと混合し、これにトウモロコシデンプン79g
を加え、更に混合した。この化合物に10%ハイドロキ
シプロピルセルロース・エタノール溶液100mlを加
え、常法通り捏和し、押し出し、乾燥して顆粒剤を得
た。
【0029】実施例3.本発明化合物7gを無水ケイ酸2
0gと混合し、これに微結晶セルロース10g、ステア
リン酸マグネシウム3.0g、乳糖60gを加え混合し、
この混合物を単発式打錠機にて打錠して径7mm、重量1
00mgの錠剤を製造した。
0gと混合し、これに微結晶セルロース10g、ステア
リン酸マグネシウム3.0g、乳糖60gを加え混合し、
この混合物を単発式打錠機にて打錠して径7mm、重量1
00mgの錠剤を製造した。
【0030】実施例4.本発明化合物2.5gを非イオン界
面活性剤であるTO−10M(日光ケミカルズ)200
gに122℃で加熱溶解し、これに60℃に加温した滅
菌生理食塩水4.7975lを加えてよく攪拌し、これを
無菌的にバイアルに分配し、密封して注射剤を製造し
た。
面活性剤であるTO−10M(日光ケミカルズ)200
gに122℃で加熱溶解し、これに60℃に加温した滅
菌生理食塩水4.7975lを加えてよく攪拌し、これを
無菌的にバイアルに分配し、密封して注射剤を製造し
た。
【図1】図1はセサミン投与群及びコントロール群のラ
ットの癌の数の経時変化を比較したものである。
ットの癌の数の経時変化を比較したものである。
【図2】図2はセサミン投与群及びコントロール群のラ
ットの癌の大きさの経時変化を比較したものである。
ットの癌の大きさの経時変化を比較したものである。
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 (式中、R1,R2,R3,R4,R5 、及びR6 はそれぞれ独
立に水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、あるいはR
1 とR2 、及び/又はR4 とR5 は一緒になってメチレ
ン基もしくはエチレン基を表し、そしてn,m,lは0
又は1を表す)で表わされるジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン誘導体を有効成分とする乳癌抑制剤。
立に水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、あるいはR
1 とR2 、及び/又はR4 とR5 は一緒になってメチレ
ン基もしくはエチレン基を表し、そしてn,m,lは0
又は1を表す)で表わされるジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン誘導体を有効成分とする乳癌抑制剤。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【化2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】本発明はまた、ジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン誘導体を食品に添加し、今までに全く例の
ない乳癌予防を目的とした飲食物にすることができる。
本発明の有効成分である化合物は、従来食品中より見出
した化合物又はその類縁化合物であるので安全性の面か
らも優れているのは明らかである。これはまた、7週令
のICR雄性マウスに対し、セサミン2.14g/day /
kgを2週間連投(経口投与)したところ、何ら異常な症
状は認められなかったことからも明らかである。本発明
の化合物を添加する食品の種類は特に限定されない。さ
らに、本発明化合物を添加した飲食物において、ジオキ
サビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体の使用量について
は特に制限はないが、添加する食品に対して、ジオキサ
ビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体1種類又は複数種類
を合計0.0001重量%以上、特に、0.001重量%以
上が好ましい。さらに、ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オ
クタン誘導体を含有する抽出物を使用する場合には、0.
0004重量%以上、特に0.004重量%以上が好まし
い。
0〕オクタン誘導体を食品に添加し、今までに全く例の
ない乳癌予防を目的とした飲食物にすることができる。
本発明の有効成分である化合物は、従来食品中より見出
した化合物又はその類縁化合物であるので安全性の面か
らも優れているのは明らかである。これはまた、7週令
のICR雄性マウスに対し、セサミン2.14g/day /
kgを2週間連投(経口投与)したところ、何ら異常な症
状は認められなかったことからも明らかである。本発明
の化合物を添加する食品の種類は特に限定されない。さ
らに、本発明化合物を添加した飲食物において、ジオキ
サビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体の使用量について
は特に制限はないが、添加する食品に対して、ジオキサ
ビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体1種類又は複数種類
を合計0.0001重量%以上、特に、0.001重量%以
上が好ましい。さらに、ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オ
クタン誘導体を含有する抽出物を使用する場合には、0.
0004重量%以上、特に0.004重量%以上が好まし
い。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】実施例2.本発明化合物0.5gを無水ケイ酸
20.5gと混合し、これにトウモロコシデンプン79g
を加え、更に混合した。この化合物に10%ハイドロキ
シプロピルセルロース・エタノール溶液100mlを加
え、常法通り涅和し、押し出し、乾燥して顆粒剤を得
た。
20.5gと混合し、これにトウモロコシデンプン79g
を加え、更に混合した。この化合物に10%ハイドロキ
シプロピルセルロース・エタノール溶液100mlを加
え、常法通り涅和し、押し出し、乾燥して顆粒剤を得
た。
Claims (2)
- 【請求項1】 次の一般式(I): 【化1】 (式中、R1,R2,R3,R4,R5 、及びR6 はそれぞれ独
立に水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、あるいはR
1 とR2 、及び/又はR4 とR5 は一緒になってメチレ
ン基もしくはエチレン基を表し、そしてn,m,lは0
又は1を表す)で表わされるジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン誘導体を有効成分とする乳癌抑制剤。 - 【請求項2】 前記ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタ
ン誘導体がセサミン、セサミノール、エピセサミン、エ
ピセサミノール、セサモリン、2−(3,4−メチレン
ジオキシエフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒド
ロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン、2,6−ビス−(3−メトキシ−4−ヒ
ドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン、又は2−(3,4−メチレンジオキシフ
ェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェノ
キシ)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン
であることを特徴とする請求項1記載の乳癌抑制剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3200757A JPH0543458A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 乳癌抑制剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3200757A JPH0543458A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 乳癌抑制剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543458A true JPH0543458A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16429674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3200757A Pending JPH0543458A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 乳癌抑制剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543458A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004041295A1 (en) * | 2002-10-29 | 2004-05-21 | Council Of Scientific And Industrial Research | New alpha-glucosidase inhibitors from a natural source |
US7081260B2 (en) * | 2002-10-29 | 2006-07-25 | Council Of Scientific And Industrial Research | α-Glucosidase inhibitors from a natural source |
KR100715502B1 (ko) * | 2000-08-25 | 2007-05-08 | 하홍주 | 평면광원 구조 |
WO2007114013A1 (ja) | 2006-03-31 | 2007-10-11 | Suntory Limited | リグナン類化合物含有組成物 |
WO2008044550A1 (fr) | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Suntory Limited | Émulsion de type huile/eau/huile contenant un composé de lignane, et composition la contenant |
US8685455B2 (en) | 2005-03-31 | 2014-04-01 | Suntory Holdings Limited | Oil-in-water emulsions containing lignan-class compounds and compositions containing the same |
CN103800505A (zh) * | 2014-02-28 | 2014-05-21 | 张真 | 一种治疗乳腺癌的中药组合物及其制备方法和应用 |
CN105250321A (zh) * | 2015-10-12 | 2016-01-20 | 安徽医科大学 | 刺五加甙e作为肿瘤多药耐药逆转剂的用途 |
US20180333433A1 (en) * | 2017-05-18 | 2018-11-22 | King Saud University | Synthesis of silver nanoparticles using sesame oil cake |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP3200757A patent/JPH0543458A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100715502B1 (ko) * | 2000-08-25 | 2007-05-08 | 하홍주 | 평면광원 구조 |
WO2004041295A1 (en) * | 2002-10-29 | 2004-05-21 | Council Of Scientific And Industrial Research | New alpha-glucosidase inhibitors from a natural source |
US7081260B2 (en) * | 2002-10-29 | 2006-07-25 | Council Of Scientific And Industrial Research | α-Glucosidase inhibitors from a natural source |
US8685455B2 (en) | 2005-03-31 | 2014-04-01 | Suntory Holdings Limited | Oil-in-water emulsions containing lignan-class compounds and compositions containing the same |
WO2007114013A1 (ja) | 2006-03-31 | 2007-10-11 | Suntory Limited | リグナン類化合物含有組成物 |
WO2008044550A1 (fr) | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Suntory Limited | Émulsion de type huile/eau/huile contenant un composé de lignane, et composition la contenant |
CN103800505A (zh) * | 2014-02-28 | 2014-05-21 | 张真 | 一种治疗乳腺癌的中药组合物及其制备方法和应用 |
CN105250321A (zh) * | 2015-10-12 | 2016-01-20 | 安徽医科大学 | 刺五加甙e作为肿瘤多药耐药逆转剂的用途 |
US20180333433A1 (en) * | 2017-05-18 | 2018-11-22 | King Saud University | Synthesis of silver nanoparticles using sesame oil cake |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3283274B2 (ja) | 新規組成物 | |
JP3183664B2 (ja) | コレステロール及び胆汁酸の代謝阻害剤 | |
KR100399671B1 (ko) | 고혈압증또는이에기인하는의학적증상의예방또는개선제 | |
WO2009006590A9 (en) | Docetaxel process and polymorphs | |
JPH0692399B2 (ja) | フラバノリグナンとリン脂質との錯体、その製造方法並びに肝臓病治療用薬学的組成物 | |
JPH0543458A (ja) | 乳癌抑制剤 | |
JPH0551388A (ja) | 過酸化脂質生成抑制剤 | |
JPH049331A (ja) | 肝機能改善剤 | |
JPH0353866A (ja) | リグナン類含有飲食物 | |
JP5666760B2 (ja) | リグナン類化合物含有組成物 | |
JPWO2005074906A1 (ja) | 治療剤 | |
JP5122147B2 (ja) | 抗酸化作用を有する2−(2−メチルプロパノイル)フロログルシノール−1,5−ジ−O−β−D−グルコピラノシド | |
JPH04145021A (ja) | コレステロール降下剤 | |
KR101471677B1 (ko) | 리그난류 화합물 함유 조성물 | |
JP5122148B2 (ja) | 抗酸化作用を有する2−アシルフロログルシノール−4,6−ジ−C−β−D−グルコピラノシド | |
KR100627643B1 (ko) | 제 2 형 당뇨병 치료 또는 예방용 약제학적 조성물 | |
JP2002316940A (ja) | 大腸癌予防剤 | |
KR101054943B1 (ko) | 쿠딩차 추출물로부터 항산화 활성을 갖는 페놀릭 화합물 및이를 유효성분으로 포함하는 기능성식품 | |
KR20070108291A (ko) | 알레르기 증상의 예방 또는 개선 작용을 갖는 음식물 및당해 음식물의 제조방법 | |
JP2006028086A (ja) | クエルセチン3−o−(6−o−マロニル)グルコシドを有効成分として含む医薬組成物およびクエルセチンマロニルグルコシドを含有する食品 | |
EP0182491B1 (en) | Azulene derivatives and their pharmaceutical use | |
JP2019163234A (ja) | キサンチンオキシダーゼ阻害剤及びその製造方法 | |
JP5915985B2 (ja) | 肝障害予防剤 | |
JPH04159225A (ja) | アセチルコリンエステラーゼ阻害剤 | |
KR20160138759A (ko) | 탄자와익산(tanzawaic acid) 유도체를 유효성분으로 함유하는 염증성 질환 예방 또는 치료용 조성물 |