JPH04158984A - プロジェクシヨン溶接方法およびその装置 - Google Patents

プロジェクシヨン溶接方法およびその装置

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JPH04158984A JP2282944A JP28294490A JPH04158984A JP H04158984 A JPH04158984 A JP H04158984A JP 2282944 A JP2282944 A JP 2282944A JP 28294490 A JP28294490 A JP 28294490A JP H04158984 A JPH04158984 A JP H04158984A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ）産業上の利用分野 この発明は、自動車用の鋼板部品等に７ランジ付きのボ
ルトのごとき軸状部品をプロジェクション溶接で固着す
るような分野で利用される。特に鋼板部品等を電極上に
載置してから輪状部品を挿入するような形式の場合にお
いて有効に利用されるものである。
（ロ）従来の技術 この発明に正確に対応する従来技術については、私が調
査した範囲では発見されなかったが、私の開発途上で体
験した塊象を第５図〜第８図にしたがって説明する。
鋼板材料で作られた板金部品１に通孔２が明けられ、そ
こにフランジ６を有する軸状部品４（図示のものはボル
ト）を貫通させて、７ランジ６と板金ｍ、！ｉ！＋１と
が溶接されている。溶着部は符号５で示されているが、
フランジ５に設けられた突起６（＠７図＃殖）が通電時
に溶着している。１ｇ５図は、通孔２とボルト４とが同
心になっていて正常な場合であるが、ｉＪ１ｇ６図はボ
ルト４が通孔２０片側にずれて偏心した場合で、異常で
ある。第６図のような偏心を防止するために１！７図の
ような構造が発案された。すなわち、中空のガイドピン
７を！！定電極８０ガイド孔９内に摺動自在にはめ込み
、ガイドピン７の底板１０をばね室１１内に配置したも
ので、底板１０はガイドピン７の直径よ）−大きくされ
ておや、その大径１１１２がばね室１１０上面１３に衡
合するようになって＾る。ばね室１１内に配置し九コイ
ルスプリング１４Ｃ）張力が上記の衝合を果させ、この
状態のときにガイドピン７の上端−が板金部品１０板厚
分だけ固定電極８の上面から突出してｉる０通孔２とガ
イドピン７との間の隙ｒｄ　ｃは精度向上Ｏ′ｆｃめに
できる曵は小さく設定されているのであるが、第７図ｆ
第８図では理解しや丁くするために、大きい隙間として
図示しである。また、同様に精度向上を狙ってボルト４
の直径とガイドピン７の内径との差もできるだけ小さく
設定している。第７図は、−足を極８上に板金部品１が
載置され、ガイドピン７が通孔２を貫通し、ボルト４が
ガイドビンＺ内に挿入された状態でＴｏシ、ここに町動
電ａｉ１５が下降・通電がなされてプロジェクション＋
１［が完了する。
ｅｊ発明が解決しようとする間−点 上述のようにして溶接が終了すると、溶着部５は突起６
やそれに接触している板金部品１０部分がＪ圧されなが
ら溶融するので、溶ａＳＳに近い個所の通孔２０内周部
にＬ１第８図の符号１６で示すような中心＠に向った膨
出Ｓが形成される。したがって、溶接終了後に第５図の
ような一体物を固定電１ｉ８から抜取ろうとしてｔ１膨
出ｓ１６がガイドピンフ０外周面に接触しているか、ま
たは隙＠Ｃがきわめて微小なものとなっているので、ス
ムーズに外れないというｌｌＩ−がある。とくに抜取る
方向がガイドビン７０軸線方向に正価に持上げることが
できれば、隙間Ｃが微小で６っても何とか外すことが可
能であるが、作業者にとっては軸線方向に正確に持上げ
ることは非常に困難なことであｐ、斜方向に持上げたシ
すると、通孔２の内周面がガイドピン７の外周面をこぜ
るような現象となシ、なかなか抜けないことになる。な
お、第８図の膨出ｓ１６も理解しやすぐするために誇張
して図示してあり、実際には隙間Ｃがきわめてわずかで
、膨出ｓ１６も肉眼では見分けがつかないこともあるよ
うなこともある。
に）間−を解決するための手段とその作用本発明は、以
上に述べた関舖点を解決するために発案されたもので、
第１項のものは板金部品等の通孔に貫通する位置決め用
の中空のガイドピンを固定電極に突出した状態で設置し
、このガイドピン内にフランジ付きの軸状部品を挿入し
、可動電極が前記フランジを加圧するのとほぼ同時かま
たは加圧後に前記通孔からガイドピンが強制的に抜出さ
れることを特徴とするプロジェクション溶接方法であり
、第８図のような膨出部が形成される前かまたはその後
にガイドビン七通孔から強制的に抜出すのである。
第２Ｊｊ［）発明は、板金部品等の通孔に貫通する位置
決め用の中空のガイドピンを固定電極に突出し良状態で
設置し、前記ガイドビンは有底構造とされると共にガイ
ドピンの内側最さはガイドピン内に挿入される輪状部品
の長さよりも短く設定しであることを特徴とするプロジ
ェクション溶接装置であ）、可動電ｔｉｉｏ加圧力を輪
状部品からガイドピンに伝え、これによってガイドピン
を強制的に通孔から抜出させるものである。
第３項Ｏ発明は、板金部品等０通孔に貫通する位置決め
用の中空のガイドピンを固定電１ｉＫ突出し良状態で設
置し、ガイドピンは牽引機構に連結されていることを特
徴とするプロジェクタ１ン溶接装置で６１、牽引機構が
ガイドピンを強制的に通孔から退出させるものである。
（ホ）実施例 第１図〜第４図Ｏ実施例において、第５図〜篇８図で説
明した部材と同じものについては、同一符号を記入し良
友けで詳細な説明は省略しである。
を九、実施例図面ではボルトとガイドピン内周面とＯ閾
０１１１ｒｌａは拡大的に図示しである。
先ず、第１図および８２図の実施例について脱明すると
、ガイドビン７は底板１０が設けられていることによっ
て有底構造とされてお）、ガイドビン７の内側長さ（中
空孔の長さ）＃′ｉボルト４の長さよりも短く設定して
あシ、その！！は板金部品１の厚さに相当する位の値、
すなわち第１図ＯＪ位に設定しである。なお、固定電極
８は基台１７に圧入さｎている。
１ｓ１図の状態の所へ可動電極１５が降夛て来ると、ガ
イドビン７はボルト４を介して押下げられ、コイルスプ
リング１４は圧縮させられなからばねｍ１１０下方へ変
位して行き、これによってガイドビン７は通孔２から抜
出されるのである。この実施例Ｏ場合は、可動１を砺１
５が７ランジ３を加圧し始めるのと同時にガイドビン７
が通孔２から抜出てゆくのであシ、この抜出が完了する
前には突起６が板金部品１に圧接するので、板金部品１
がずれたりして第６図のような偏心は生じないのでるる
。
なお、第１図のコイルスプリング１４を止めて通気孔１
８（二点鎖巌で図示した）から空気圧を作用させるよう
にしてもよい。
第３ＦｉｌＡＯ実蔦例は、ガイドビン７をエアシリンダ
１９の力で引下げるようにしたもので、エアシリンダＯ
ピストンロッド２０が厚く作られた底板１０にねじ込ま
れて、ナツト２１で緩み止めがなされている。固定電極
８は静止部材２２に固定された強固な支持台２６上に設
置されている。この実施例であれば、可動電極がフラン
ジ５を加圧するのと同時にガイドビン７をエアシリンダ
１９で引下げること賜可能であるし、また、フランジ５
０加圧後（溶着完了後でもよい）に引下げることも可能
である。
第４囮の実施例は、板金部品１は支持台２４上にも載置
されてお）、可動電４１ｉ８全体かエアシリンダ２５で
引下げられることによって、ガイドビン７が通孔２から
抜出される形式で、いわゆる牽引機構の方式である。支
持台２４は固定電ｆｆ１８を包−する工うな環状の部材
でブラケット２６を介して静止部材２２にしつか）と固
定してｂる。固定電極８が１蹄させらｎるときには、ば
ね室の上面１３に大径１１１２が密着し次状態となって
いる。この実施例の場合には、フランジ３が板金部品１
に溶着してからガイドピン７０抜出しがなされるのであ
る０図示していないが、第４図の固定電極を静止状態に
しておき、支持台を上昇させるようにしてもよい。
なお、各実施例ＫｊＰけるエアシリンダには空気ホース
が１ｉ！硫されているが、その図示は省略しである。
（へ）効　果 本発明における溶接方法においては、輪状部品のフラン
ジを可動電極が加圧するのとほぼ同時かまたは加圧後に
通孔からガイドビンを強制的に抜出すものであるから、
作業者が板金部品と輪状部品との一体物をガイドビンか
ら取出すときには、通孔とガイドビンとの嵌合関係が消
滅しているので、従来例で述べたような間−が完全に解
決できる。
さらに、有底のガイドビンをガイドビンの内側長さより
も長い軸状部品で押下げるような構造とすることに１っ
て、可動電極の変位を利用して確実にガイドビンを通孔
から退避させることが可能となる。
また、溶接終了後に固定電極を輪状部品に対して相対的
に変位させる構造とすることによって、強制的な抜出し
を果させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第１図〜第４図が本発明Ｏ実施例であ夛、それぞれ縦断
側面図である。第５図〜第８図は従来例を示すもので第
５図〜第７ＦＩＩＡは縦断側面図、第８図は平面図であ
る。 １−・板金部品、２・・・通孔、７・・・ガイドビン、
８・・・固定電極、５・−・フランジ、４・−・輪状部
品、１０−・・底板、１９，２０．２５・・・牽引機構
。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）板金部品等の通孔に貫通する位置決め用の中空の
    ガイドピンを固定電極に突出した状態で設置し、このガ
    イドピン内にフランジ付きの軸状部品を挿入し、可動電
    極が前記フランジを加圧するのとほぼ同時かまたは加圧
    後に前記通孔からガイドピンが強制的に抜出されること
    を特徴とするプロジェクション溶接方法。
  2. （２）板金部品等の通孔に貫通する位置決め用の中空の
    ガイドピンを固定電極に突出した状態で設置し、前記ガ
    イドピンは有底構造とされると共にガイドピンの内側長
    さはガイドピン内に挿入される軸状部品の長さよりも短
    く設定してあることを特徴とするプロジェクション溶接
    装置。
  3. （３）板金部品等の通孔に貫通する位置決め用の中空の
    ガイドピンを固定電極に突出した状態で設置し、ガイド
    ピンは牽引機構に連結されていることを特徴とするプロ
    ジェクション溶接装置。
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