JPH0414652Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0414652Y2 JPH0414652Y2 JP1987071077U JP7107787U JPH0414652Y2 JP H0414652 Y2 JPH0414652 Y2 JP H0414652Y2 JP 1987071077 U JP1987071077 U JP 1987071077U JP 7107787 U JP7107787 U JP 7107787U JP H0414652 Y2 JPH0414652 Y2 JP H0414652Y2
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- Japan
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- support
- band
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は電柱に締付けて腕金を支持する電柱用
腕金取付け金具に関するものである。
腕金取付け金具に関するものである。
従来の技術
例えば、実公昭46−20199号公報所載の通り、
一方の片面において腕金を支持する支持材の他の
一方の片面に防傾材を相対設して支持金具を構成
し、この支持金具の防傾材に、一端においてボル
トとナツトによつて互いに接続した一対のバンド
片の他の一端を緊締ボルトとナツトによつて組付
け電柱に締付けるようにした構造のものがある。
一方の片面において腕金を支持する支持材の他の
一方の片面に防傾材を相対設して支持金具を構成
し、この支持金具の防傾材に、一端においてボル
トとナツトによつて互いに接続した一対のバンド
片の他の一端を緊締ボルトとナツトによつて組付
け電柱に締付けるようにした構造のものがある。
考案が解決しようとする問題点
従来のものは、電柱に取付けた際に、バンド体
裏面が電柱の全周の約3/4に亘り接触するように
して締付けられるので、バンド体と電柱面の接触
面積が広く、このため、腕金を回転させようとす
る水平不均衡荷重が働いても捻回することもなく
強度的には申し分ないのであるが、緊締ボルトを
防傾材の内側より挿入してバンド緊締部に嵌挿
し、その先端にナツトを螺合して締付ける構造の
ため、電柱の所定位置に予め取付けて固定した後
でなければ腕金を装着することが出来ず、よつ
て、2m前後もある長尺の腕金を電柱上で操作す
る危険な作業を余儀なくされるばかりでなく、ボ
ルト、ナツト類の着脱作業が必然的に多くなり、
これらの一部が落下、紛失して工事が遅滞する事
態も起きている。
裏面が電柱の全周の約3/4に亘り接触するように
して締付けられるので、バンド体と電柱面の接触
面積が広く、このため、腕金を回転させようとす
る水平不均衡荷重が働いても捻回することもなく
強度的には申し分ないのであるが、緊締ボルトを
防傾材の内側より挿入してバンド緊締部に嵌挿
し、その先端にナツトを螺合して締付ける構造の
ため、電柱の所定位置に予め取付けて固定した後
でなければ腕金を装着することが出来ず、よつ
て、2m前後もある長尺の腕金を電柱上で操作す
る危険な作業を余儀なくされるばかりでなく、ボ
ルト、ナツト類の着脱作業が必然的に多くなり、
これらの一部が落下、紛失して工事が遅滞する事
態も起きている。
考案の目的
本考案は前記従来の電柱用腕金の取付け金具の
欠点を除去した製品を提供することを目的として
案出したのである。
欠点を除去した製品を提供することを目的として
案出したのである。
目的を達成するための手段
一方の片面において腕金を支持する支持材の他
の一方の片面に防傾材を相対設して支持金具を構
成し、この支持金具の防傾材の上下両端に水平部
片を設け、該上下の水平部片に渡して縦設した連
結杆に、一端において緊締ボルトとナツトによつ
て互いに締め付ける一対のバンド片の他の一端を
回動自在に組付けて構成するものである。
の一方の片面に防傾材を相対設して支持金具を構
成し、この支持金具の防傾材の上下両端に水平部
片を設け、該上下の水平部片に渡して縦設した連
結杆に、一端において緊締ボルトとナツトによつ
て互いに締め付ける一対のバンド片の他の一端を
回動自在に組付けて構成するものである。
実施例
図面は本考案に係る電柱用腕金取付け金具の実
施例を示し、第1図ないし第3図は第一実施例
を、第4図は第二実施例を、そして第5図は第三
実施例をそれぞれ示している。
施例を示し、第1図ないし第3図は第一実施例
を、第4図は第二実施例を、そして第5図は第三
実施例をそれぞれ示している。
各実施例において、Aは支持金具、Bはバンド
体を示し、支持金具Aは金属平板を溝状に屈曲し
て一方の片面1′に腕金Cの係合溝2を設けた支
持材1の他の一方の片面1″に、横方向に傾斜す
る傾斜面3を備え、しかも、該傾斜面3を互いに
対向する側に配した一対の防傾材を4,4を固着
して構成し、この支持金具Aの前記防傾材4の上
下両端を支持材1方向に屈曲して上下の水平部片
5,5′を設け、該水平部片5,5′に連結杆6の
貫通孔7,7′を設けてある。
体を示し、支持金具Aは金属平板を溝状に屈曲し
て一方の片面1′に腕金Cの係合溝2を設けた支
持材1の他の一方の片面1″に、横方向に傾斜す
る傾斜面3を備え、しかも、該傾斜面3を互いに
対向する側に配した一対の防傾材を4,4を固着
して構成し、この支持金具Aの前記防傾材4の上
下両端を支持材1方向に屈曲して上下の水平部片
5,5′を設け、該水平部片5,5′に連結杆6の
貫通孔7,7′を設けてある。
バンド体Bは一対のバンド片8,8の一端に設
けた緊締受片9,9に一方から緊締ボルト10を
貫通させ、他の一方から突出するボルト先端1
0′にナツト11を螺合させ、バンド片8,8の
他の一端を屈曲して設けた連結環部12,12を
防傾材4の上下の水平部片5,5′間に介在させ
て貫通孔7,7′と一致させ、上水平部片5の貫
通孔7から前記連結杆6を順次貫通させ、下水平
部片5′の貫通孔7′から突出する連結杆6の先端
にナツト13を螺合して支持金具Aに組付けたも
のである。
けた緊締受片9,9に一方から緊締ボルト10を
貫通させ、他の一方から突出するボルト先端1
0′にナツト11を螺合させ、バンド片8,8の
他の一端を屈曲して設けた連結環部12,12を
防傾材4の上下の水平部片5,5′間に介在させ
て貫通孔7,7′と一致させ、上水平部片5の貫
通孔7から前記連結杆6を順次貫通させ、下水平
部片5′の貫通孔7′から突出する連結杆6の先端
にナツト13を螺合して支持金具Aに組付けたも
のである。
図示14はスペーサ、15は電線支持金具を示
している。
している。
しかして、支持金具にAバンド体Bのバンド片
8,8を前記の通り連結杆8およびナツト13に
よつて回動自在に組付けておき、支持金具Aの支
持材1の一方の片面1′に設けた係合溝2に腕金
Cを係合して該腕金Cに水平状に支持取付け後、
各バンド片8,8に設けた緊締受片9,9に緊締
ボルト10を渡してボルト先端10′にナツト1
1を螺合して電柱に締付けるのである。
8,8を前記の通り連結杆8およびナツト13に
よつて回動自在に組付けておき、支持金具Aの支
持材1の一方の片面1′に設けた係合溝2に腕金
Cを係合して該腕金Cに水平状に支持取付け後、
各バンド片8,8に設けた緊締受片9,9に緊締
ボルト10を渡してボルト先端10′にナツト1
1を螺合して電柱に締付けるのである。
[第一実施例]
第1図ないし第3図で示すものは支持金具Aの
支持材1に設けた係合溝2の両端を支持材1の他
の一方の片面1″方向にさらに屈曲してナツト2
0の係合溝21を設け、他の一方の片面1″側か
ら貫通させた組付けボルト22に前記ナツト20
螺合して組付けボルト22を支持材1に組付け、
ナツト20より突出する先端20′を腕金Cに貫
通させてナツト23を螺合して腕金Cを組付け支
持するようにしたものである。図示30は座金を
示す。
支持材1に設けた係合溝2の両端を支持材1の他
の一方の片面1″方向にさらに屈曲してナツト2
0の係合溝21を設け、他の一方の片面1″側か
ら貫通させた組付けボルト22に前記ナツト20
螺合して組付けボルト22を支持材1に組付け、
ナツト20より突出する先端20′を腕金Cに貫
通させてナツト23を螺合して腕金Cを組付け支
持するようにしたものである。図示30は座金を
示す。
[第二実施例]
第4図で示す第二実施例は、バンド体Bを構成
するバンド体8を一対の部片8,8″で構成し、
緊締受片9を備えた一方のバンド部片8′に設け
た一対の透孔24,24を適宜選択して、他の一
方のバンド部片8″側から貫通させた接続ボルト
25とこれに螺合したナツト26によつて各バン
ド部片8′,8″を互いに接続してバンド片8と成
し、前記の透孔24を適宜選択することによつて
電柱径に対応させるようにしたものである。
するバンド体8を一対の部片8,8″で構成し、
緊締受片9を備えた一方のバンド部片8′に設け
た一対の透孔24,24を適宜選択して、他の一
方のバンド部片8″側から貫通させた接続ボルト
25とこれに螺合したナツト26によつて各バン
ド部片8′,8″を互いに接続してバンド片8と成
し、前記の透孔24を適宜選択することによつて
電柱径に対応させるようにしたものである。
透孔24は数を増加させる程電柱径への対応が
良向になる。
良向になる。
[第三実施例]
第5図で示す第三実施例のものは、支持材1に
設けた係合溝2を支持材1の中央部に設けて、支
持材1の上下両端の部片27,27′をコ形の組
付けボルト22の受片と成し、係合溝2に係合し
た腕金Cの外側から組付けボルト22を当てて該
ボルト22の両端22′,22′を支持材部片2
7,27′に貫通させ、部片27,27′より突出
する端部22′,22′にナツト20を螺合して腕
金Cを水平状に締付け支持するようにしたもので
ある。
設けた係合溝2を支持材1の中央部に設けて、支
持材1の上下両端の部片27,27′をコ形の組
付けボルト22の受片と成し、係合溝2に係合し
た腕金Cの外側から組付けボルト22を当てて該
ボルト22の両端22′,22′を支持材部片2
7,27′に貫通させ、部片27,27′より突出
する端部22′,22′にナツト20を螺合して腕
金Cを水平状に締付け支持するようにしたもので
ある。
[他実施例]
第一実施例又は第二実施例のものと第三実施例
のものを組合わせても良い。
のものを組合わせても良い。
また、各実施例の腕金Cが方形筒状で構成して
あるが該形態に限る必要はない。従つて、係合溝
2は図示の構造に限定する必要はないし、係合溝
2は必ずしも支持材1に設ける必要はない。
あるが該形態に限る必要はない。従つて、係合溝
2は図示の構造に限定する必要はないし、係合溝
2は必ずしも支持材1に設ける必要はない。
考案の効果
本考案は上述の如くバンド体が腕金支持金具に
回動自在に接続されているので、地上において支
持装置に予め腕金を取付け一体化しておいてから
柱上に吊り上げ、所定位置でバンド片を左右に大
きく開くことにより電柱に容易に装着することが
できるので装柱作業性が飛躍的に向上すると共に
危険な柱上作業もなくなり、更にはボルト、ナツ
ト類の着脱操作も最小限となつて脱落・紛失によ
る工事の遅滞も招かずに済み、尚かつ、公知の技
術と同等の水平捻回耐力も得られる等、実用効果
大なるものがある。
回動自在に接続されているので、地上において支
持装置に予め腕金を取付け一体化しておいてから
柱上に吊り上げ、所定位置でバンド片を左右に大
きく開くことにより電柱に容易に装着することが
できるので装柱作業性が飛躍的に向上すると共に
危険な柱上作業もなくなり、更にはボルト、ナツ
ト類の着脱操作も最小限となつて脱落・紛失によ
る工事の遅滞も招かずに済み、尚かつ、公知の技
術と同等の水平捻回耐力も得られる等、実用効果
大なるものがある。
図面は本考案に係る電柱用腕金取付け金具の実
施例を示し、第1図ないし第3図は第一実施例
で、第1図は斜視図、第2図は一部の側面図、第
3図はバンド片を開いた状態の斜視図、第4図は
第二実施例の斜視図、第5図は第三実施例の斜視
図である。 A……支持金具、B……バンド耐、C……腕
金、1……支持材、4……防傾材、5……上水平
部片、5′……下水平部片、6……連結杆、8…
…バンド片、10……緊締ボルト、11……ナツ
ト。
施例を示し、第1図ないし第3図は第一実施例
で、第1図は斜視図、第2図は一部の側面図、第
3図はバンド片を開いた状態の斜視図、第4図は
第二実施例の斜視図、第5図は第三実施例の斜視
図である。 A……支持金具、B……バンド耐、C……腕
金、1……支持材、4……防傾材、5……上水平
部片、5′……下水平部片、6……連結杆、8…
…バンド片、10……緊締ボルト、11……ナツ
ト。
Claims (1)
- 一方の片面において腕金を支持する支持材の他
の一方の片面に防傾材を相対設して支持金具を構
成し、この支持金具の防傾材の上下両端に水平部
片を設け、該上下の水平部片に渡して縦設した連
結杆に、一端において緊締ボルトとナツトによつ
て互いに締付ける一対のバンド片の他の一端を回
動自在に組付けた電柱用腕金取付け金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987071077U JPH0414652Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987071077U JPH0414652Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63178605U JPS63178605U (ja) | 1988-11-18 |
JPH0414652Y2 true JPH0414652Y2 (ja) | 1992-04-02 |
Family
ID=30913311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987071077U Expired JPH0414652Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0414652Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0733546Y2 (ja) * | 1990-10-02 | 1995-07-31 | 日東工業株式会社 | ポール用取付金具 |
JP2560485Y2 (ja) * | 1993-05-19 | 1998-01-21 | イワブチ株式会社 | 装柱装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5977605A (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-04 | Sansui Electric Co | 読取りクロツク生成方式 |
-
1987
- 1987-05-13 JP JP1987071077U patent/JPH0414652Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5977605A (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-04 | Sansui Electric Co | 読取りクロツク生成方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63178605U (ja) | 1988-11-18 |
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