JPH04143104A - 氷雪路用ラジアルタイヤ - Google Patents
氷雪路用ラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPH04143104A JPH04143104A JP2267885A JP26788590A JPH04143104A JP H04143104 A JPH04143104 A JP H04143104A JP 2267885 A JP2267885 A JP 2267885A JP 26788590 A JP26788590 A JP 26788590A JP H04143104 A JPH04143104 A JP H04143104A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tread
- modulus
- base
- radial tire
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- 230000000704 physical effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/0041—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers
- B60C11/005—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、氷雪路用ラジアルタイヤに係り、より具体的
には、トレッドをベーストレッドとキャップトレッドの
二層構造にし、ベーストレッドは方向によってモジュラ
スが異なるゴム層を配置した氷雪路用ラジアルタイヤに
関する。
には、トレッドをベーストレッドとキャップトレッドの
二層構造にし、ベーストレッドは方向によってモジュラ
スが異なるゴム層を配置した氷雪路用ラジアルタイヤに
関する。
（従来の技術）
従来の氷雪路用タイヤとして、トレッドに低温時でもグ
リップ力の低下しない柔らかいゴム配合のものを使用し
、低温時に氷上及び雪上のグリップ力を付加することに
より、氷雪路用タイヤとしての性能、すなわち、トレッ
ドのパターン溝が雪を踏み固めることにより出来た雪柱
を剪断する際に発生する剪断力（雪の剪断力）、トレッ
ドゴム表面が雪・水路面に付着しようとする粘着摩擦力
（ゴムの粘着摩擦力）、トレッドのブロックエツジやサ
イピングエツジが水路面をひっかく時に発生する摩擦力
（路面掘りおこし摩擦力）を発揮したものがある（従来
例の１）。
リップ力の低下しない柔らかいゴム配合のものを使用し
、低温時に氷上及び雪上のグリップ力を付加することに
より、氷雪路用タイヤとしての性能、すなわち、トレッ
ドのパターン溝が雪を踏み固めることにより出来た雪柱
を剪断する際に発生する剪断力（雪の剪断力）、トレッ
ドゴム表面が雪・水路面に付着しようとする粘着摩擦力
（ゴムの粘着摩擦力）、トレッドのブロックエツジやサ
イピングエツジが水路面をひっかく時に発生する摩擦力
（路面掘りおこし摩擦力）を発揮したものがある（従来
例の１）。
また、所謂スノータイヤが路面掘りおこし摩擦力がない
ことから、トレッド面にスタッド（スパイクピン）を打
込み、このスタッドにより氷上性能を確保したものがあ
る（従来例の２）。
ことから、トレッド面にスタッド（スパイクピン）を打
込み、このスタッドにより氷上性能を確保したものがあ
る（従来例の２）。
（発明が解決しようとする課題）
従来例の１は、氷雪路上の走行には問題は少ないけれど
も、ドライ路面ではトレッドのゴム配合が柔らかいため
に、操縦安定性不良、異常摩耗、早期摩耗等の欠点があ
る。
も、ドライ路面ではトレッドのゴム配合が柔らかいため
に、操縦安定性不良、異常摩耗、早期摩耗等の欠点があ
る。
一方、従来例の２は、騒音、粉塵公害を招くおそれがあ
る。
る。
本発明は、上記問題点に鑑み、トレッドをベーストレッ
ドとキャップトレッドの二層構造で構成し、キャップト
レッドは通常の操安性、耐異常摩耗性、耐早期摩耗性に
ついてバランスのとれたゴム配合とし、ベーストレッド
はタイヤの周方向に対し他の方向よりモジュラスの低い
ゴム配合とすることにより、トラクション力を付加した
スタッドレスの氷雪路用ラジアルタイヤを提供するのが
目的である。
ドとキャップトレッドの二層構造で構成し、キャップト
レッドは通常の操安性、耐異常摩耗性、耐早期摩耗性に
ついてバランスのとれたゴム配合とし、ベーストレッド
はタイヤの周方向に対し他の方向よりモジュラスの低い
ゴム配合とすることにより、トラクション力を付加した
スタッドレスの氷雪路用ラジアルタイヤを提供するのが
目的である。
（課題を解決するための手段）
本発明は、トレッド５を、ベーストレッド５Ｂとキャッ
プトレッド５Ａとの二層構造としたラジアルタイヤにお
いて、前述の目的を達成するために、次の技術的手段を
講じている。
プトレッド５Ａとの二層構造としたラジアルタイヤにお
いて、前述の目的を達成するために、次の技術的手段を
講じている。
すなわち、本発明は、前記トレッド５の総厚をＴ、該ト
レッド５に形成した溝１０の深さをＰＤ、ベーストレッ
ド５Ｂの厚さをＢ、キャップトレッド５Ａの厚さを八と
したとき、 Ｔ−％ＰＤ≧Ｂ≧０．０５ Ｔ とされており、 更に、前記ベーストレッド５Ｂ のゴム物性は、トレ
ッド周方向のモジュラスＭｃがトレッド横方向のモジュ
ラス肚より低いゴム配合とされていることを特徴とする
ものである。
レッド５に形成した溝１０の深さをＰＤ、ベーストレッ
ド５Ｂの厚さをＢ、キャップトレッド５Ａの厚さを八と
したとき、 Ｔ−％ＰＤ≧Ｂ≧０．０５ Ｔ とされており、 更に、前記ベーストレッド５Ｂ のゴム物性は、トレ
ッド周方向のモジュラスＭｃがトレッド横方向のモジュ
ラス肚より低いゴム配合とされていることを特徴とする
ものである。
（作 用）
トラクション発生のメカニズムは、前述したゴムの粘着
摩擦力、路面掘り起こし摩擦力による静りｌ擦力による
が、従来例の１では水路に接するゴムの変形によってト
ラクションを発生させているのに対し、本発明では、水
路に接するキャップトレッド５＾は通常のゴム配合とし
、ベーストレッド５Ｂを変形させることにより摩擦力を
発生する。
摩擦力、路面掘り起こし摩擦力による静りｌ擦力による
が、従来例の１では水路に接するゴムの変形によってト
ラクションを発生させているのに対し、本発明では、水
路に接するキャップトレッド５＾は通常のゴム配合とし
、ベーストレッド５Ｂを変形させることにより摩擦力を
発生する。
この場合、ベーストレッド５Ｂは、トレッド周方向のモ
ジュラストがトレッド横方向のモジュラスＭ、よりも低
いゴム配合とされることによって、雪氷路でのトラクシ
ョンを確保した上で車に装着した場合の横方向安定性が
増大する。
ジュラストがトレッド横方向のモジュラスＭ、よりも低
いゴム配合とされることによって、雪氷路でのトラクシ
ョンを確保した上で車に装着した場合の横方向安定性が
増大する。
また、ヒールアンドトウウェアー（Ｈ／Ｔ）のような偏
摩耗も起こし難く、ドライ路面での性能を確保する。
摩耗も起こし難く、ドライ路面での性能を確保する。
（実施例）
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第１図において、本発明に係る氷雪路用ラジアルタイヤ
ｌは、左右一対のビード部２、サイドウオール部３を備
え、対のショルダ部４をトレッド５で連接することによ
り、断面トロイダル形状とされている。
ｌは、左右一対のビード部２、サイドウオール部３を備
え、対のショルダ部４をトレッド５で連接することによ
り、断面トロイダル形状とされている。
その他、第１図において、６はビードコア、７はビード
コア６に巻上げられたラジアルカーカスコード、８はブ
レーカ層、９はビードフィラーゴムを示している。
コア６に巻上げられたラジアルカーカスコード、８はブ
レーカ層、９はビードフィラーゴムを示している。
前記ブレーカ層８上に配置される総厚Ｔのトレッド５は
、厚さＢとされたベーストレッド５Ｂと厚さＡとされた
キャップトレッド５Ａとの二層構造であり、トレッド５
には、深さＰＤのパターン溝１ｏが形成しである。
、厚さＢとされたベーストレッド５Ｂと厚さＡとされた
キャップトレッド５Ａとの二層構造であり、トレッド５
には、深さＰＤのパターン溝１ｏが形成しである。
キャップトレッド５Ａは、通常のトレンドゴム、すなわ
ち、ＪｒＳＡ 硬度（Ｈｄ）が６４°で、モジュラス
（Ｍ ３００）が３５ ｋｇｆ／ｃ４とされており、ベ
ーストレッド５Ｂは第２図で示す如く、ポリマゴム１０
０ｇに、短繊維（ファイバー） １１を５〜１０ｇ配合
した、すなわち５〜１０ ＰＨＲ配合して押出し成形し
たＦＲＲであって、ＪＩＳＡ 硬度（Ｈｄ）が６４″
で、トレッド周方向Ｃのモジュラス阿、が２７ ｋｇｆ
／ｃ＋１、トレッド横方向りのモジュラスＭ、が３１
ｋｇｆ／ｃｄ、 トレッド径方向Ｒのモジュラスｈが
１３０ｋｇｆ／ｄとされている。
ち、ＪｒＳＡ 硬度（Ｈｄ）が６４°で、モジュラス
（Ｍ ３００）が３５ ｋｇｆ／ｃ４とされており、ベ
ーストレッド５Ｂは第２図で示す如く、ポリマゴム１０
０ｇに、短繊維（ファイバー） １１を５〜１０ｇ配合
した、すなわち５〜１０ ＰＨＲ配合して押出し成形し
たＦＲＲであって、ＪＩＳＡ 硬度（Ｈｄ）が６４″
で、トレッド周方向Ｃのモジュラス阿、が２７ ｋｇｆ
／ｃ＋１、トレッド横方向りのモジュラスＭ、が３１
ｋｇｆ／ｃｄ、 トレッド径方向Ｒのモジュラスｈが
１３０ｋｇｆ／ｄとされている。
ここにおいて、Ｍ、 ＜ Ｍ、とすることにより、車に
装着した場合の横方向安定性が増大され、また、６５Ｍ
、とすることにより乗心地性能を向上させることができ
る。
装着した場合の横方向安定性が増大され、また、６５Ｍ
、とすることにより乗心地性能を向上させることができ
る。
また、キャップトレッド５Ａ、ベーストレッド５Ｂは、
Ｔ−１／２ＰＤ≧Ｂ≧０．０５ Ｔ とされており、
Ｔ−′ＡＰＤ≧Ｂとしたのは亀裂発生を防止するため及
び氷雪路性能を確保するためであり、Ｂ≧０゜０５７と
したのは０．０５Ｔ未満では効果が不足するためである
。
Ｔ−１／２ＰＤ≧Ｂ≧０．０５ Ｔ とされており、
Ｔ−′ＡＰＤ≧Ｂとしたのは亀裂発生を防止するため及
び氷雪路性能を確保するためであり、Ｂ≧０゜０５７と
したのは０．０５Ｔ未満では効果が不足するためである
。
なお、押出成形されたベーストレッド５Ｂは、帯状にカ
ットされて使用される。
ットされて使用される。
（発明の効果）
本発明は以上の通りであり、トレッドをベーストレッド
とキャップトレッドとの二層構造とし、ベーストレッド
はトレッド周方向のモジュラスがトレッド横方向のモジ
ュラスよりも低（されていることから、氷雪路用ラジア
ルタイヤであっても、横方向の安定性が増大し、操安性
が向上できる。
とキャップトレッドとの二層構造とし、ベーストレッド
はトレッド周方向のモジュラスがトレッド横方向のモジ
ュラスよりも低（されていることから、氷雪路用ラジア
ルタイヤであっても、横方向の安定性が増大し、操安性
が向上できる。
また、ベーストレッドのゴム配合を方向によってモジュ
ラスの異なるゴムを用い、キャップトレッドには通常の
摩耗、転がり抵抗等でバランスのとれた配合のゴムが使
用できることから、ドライ路面におけるＨ／Ｔ （特に
、ショルダブロック）のような偏摩耗を起こし難く、転
がり抵抗を改善し、耐久性に冨んだスタッドレス氷雪路
用ラジアルタイヤを提供できる。
ラスの異なるゴムを用い、キャップトレッドには通常の
摩耗、転がり抵抗等でバランスのとれた配合のゴムが使
用できることから、ドライ路面におけるＨ／Ｔ （特に
、ショルダブロック）のような偏摩耗を起こし難く、転
がり抵抗を改善し、耐久性に冨んだスタッドレス氷雪路
用ラジアルタイヤを提供できる。
第１図は本発明実施例に係るタイヤの断面図、第２図は
ベーストレッドの斜視図である。 ■・・・タイヤ、５・・・トレッド、５ト・・キャップ
トレッド、５Ｂ・・・ベーストレッド、ｌＯ・・・パタ
ーン溝。 特 許 出 願 人 住友ゴム工業株式会社代理人
弁 理 士 安 １） 敏 雄手続補正書 （自
発） 平成２年１１月２９日 １、事件の表示 平成２年 特 許 願第２６７８８５号２、発明の名称 氷雪路用ラジアルタイヤ ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 住友ゴム工業株式会社 ４、代 理 人 大阪府東大阪市御厨１０１３番ｌ也 系 ！
ベーストレッドの斜視図である。 ■・・・タイヤ、５・・・トレッド、５ト・・キャップ
トレッド、５Ｂ・・・ベーストレッド、ｌＯ・・・パタ
ーン溝。 特 許 出 願 人 住友ゴム工業株式会社代理人
弁 理 士 安 １） 敏 雄手続補正書 （自
発） 平成２年１１月２９日 １、事件の表示 平成２年 特 許 願第２６７８８５号２、発明の名称 氷雪路用ラジアルタイヤ ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 住友ゴム工業株式会社 ４、代 理 人 大阪府東大阪市御厨１０１３番ｌ也 系 ！
Claims (1)
- （１）トレッド（５）を、ベーストレッド（５Ｂ）とキ
ャップトレッド（５Ａ）との二層構造としたラジアルタ
イヤにおいて、 前記トレッド（５）の総厚をＴ、該トレッド（５）に形
成した溝（１０）の深さを（ＰＤ）、ベーストレッド（
５Ｂ）の厚さを（Ｂ）、キャップトレッド（５Ａ）の厚
さを（Ａ）としたとき、 Ｔ−１／２ＰＤ≧Ｂ≧０．０５Ｔ とされており、 更に、前記ベーストレッド（５Ｂ）のゴム物性は、トレ
ッド周方向のモジュラス（Ｍ＿Ｃ）がトレッド横方向の
モジュラス（Ｍ＿Ｌ）より低いゴム配合とされているこ
とを特徴とする氷雪路用ラジアタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2267885A JP2889350B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 氷雪路用ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2267885A JP2889350B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 氷雪路用ラジアルタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04143104A true JPH04143104A (ja) | 1992-05-18 |
| JP2889350B2 JP2889350B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=17450983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2267885A Expired - Fee Related JP2889350B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 氷雪路用ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2889350B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0604108A1 (en) * | 1992-12-14 | 1994-06-29 | Sumitomo Rubber Industries Ltd. | Radial Tyres |
| JPH06200076A (ja) * | 1992-10-08 | 1994-07-19 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ |
| JP2011037395A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP2013057041A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | スタッドレスタイヤ用ベーストレッドゴム組成物及びスタッドレスタイヤ |
-
1990
- 1990-10-04 JP JP2267885A patent/JP2889350B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06200076A (ja) * | 1992-10-08 | 1994-07-19 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ |
| EP0604108A1 (en) * | 1992-12-14 | 1994-06-29 | Sumitomo Rubber Industries Ltd. | Radial Tyres |
| US5526859A (en) * | 1992-12-14 | 1996-06-18 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Radial tires including short fibers |
| JP2011037395A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP2013057041A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | スタッドレスタイヤ用ベーストレッドゴム組成物及びスタッドレスタイヤ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2889350B2 (ja) | 1999-05-10 |
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Legal Events
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